JPS6232705Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6232705Y2
JPS6232705Y2 JP11293182U JP11293182U JPS6232705Y2 JP S6232705 Y2 JPS6232705 Y2 JP S6232705Y2 JP 11293182 U JP11293182 U JP 11293182U JP 11293182 U JP11293182 U JP 11293182U JP S6232705 Y2 JPS6232705 Y2 JP S6232705Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tip
cylindrical body
insertion hole
electrode
electrode tip
Prior art date
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Application number
JP11293182U
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JPS5920978U (ja
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Landscapes

  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電極チツプを偏心させつゝ保持する
ことが簡単にでき、その先端を所定角度の傾斜状
に研摩するにも良好にできる電極チツプ保持治工
具に関する。
近時、構造物の内、外表面に被覆ステンレス材
の両立上り部(継手部)をシーム溶接(抵抗溶
接)して水密且つ気密に施工する被覆金属外囲体
が盛んに研究、開発されている。その長尺の直線
状の両立上り部をシーム溶接するのに、主にその
前作業工程としてその両立上り部を仮止めとして
スポツト溶接を行つている。また、そのシーム溶
接の不完全箇所が生じた場合に、その補修用等と
しても使用している。その手動用スポツト溶接機
は第5図に示すようにコンパクトに製作され、重
量も最小限にして取扱性を勝れたものにしてい
る。ところが、その手動用スポツト溶接機の電極
チツプaは、溶接時に一定圧で加圧しつゝ行うた
め(抵抗溶接)、高発熱を伴い、相当に摩滅の激
しいものであり、一定圧に保つためには、電極チ
ツプaをその都度送り調整すると共に、その電極
チツプaの先端の先鋭状部を切削研摩等をしなけ
ればならなかつたが、これをするのに偏心させて
切削することから極めて両倒であつた欠点もあつ
た。即ち、電極チツプaの本体部は、通電性を良
好にするため等から、直径約10mm内外とし、その
最も先端部は直径約4mmになるように先鋭状に切
削しているが、これが、その最も先端部の直径約
4mmの一部が本体(直径約10mm内外)の外周に内
接するように切削するため、極めて面倒であつ
た。さらに、その最も先端部は、操作しやすさ等
から約15度乃至約30度の角度傾斜状に形成してお
り、この相互端が確実に面接触するように傾斜状
に研摩することも必要であつた。
そこで本考案は、筒状本体の内周部を丸棒状の
電極チツプの挿入孔として適宜偏心させて形成
し、その筒状本体の一側面を適宜の角度の傾斜面
として形成し、その筒状本体の外周面から挿入孔
まで達するスリ割溝を形成したことにより、電極
チツプを偏心させつゝ保持することが簡単にで
き、その先端を傾斜状に研摩するにも良好にでき
前記の欠点等を解消したものである。
その構造を図面にて説明する。
1は筒状本体であつて、外周は直正円形に形成
され、その内周部は、電極チツプaの外径に相当
する挿入孔2として形成されている。その外周の
軸心O1とその挿入孔2の中心O2とは偏心量eの
値に偏心形成されている。即ち、実際にはその電
極チツプaの半径と略同等の値の偏心量eが設け
られている。さらに、具体的には、電極チツプa
の半径よりその先端部の半径を引いた値として構
成されている。3は傾斜面で、その筒状本体1の
一側(第1図において手前側)が、正面からみて
適宜の角度(垂直面より約15度乃至約30度)傾斜
形成されている。4はスリ割溝で、その筒状本体
1の外周面から挿入孔2まで達するように設けら
れている。5は鍔部で、その傾斜面3側に筒状本
体1より大径に必要に応じて形成されている。図
中Aは手動用スポツト溶接機、6はチツプホルダ
ー、7はL形リンク、8は連結杆、9は揺動ハン
ドル、10は固定ハンドル、11は加圧調整バ
ネ、12は取手、13はヤスリである。
次に作用効果について説明する。
本考案においては、筒状本体1の内周部を丸棒
状の電極チツプaの挿入孔2として適宜偏心させ
て形成し、その筒状本体1の一側面を適宜の角度
の傾斜面3として形成し、その筒状本体1の外周
面から挿入孔2まで達するスリ割溝4を形成した
ことにより、第1に電極チツプaを偏心させつゝ
保持することが簡単にでき、第2にその電極チツ
プaの最先端部を傾斜状に研摩するにも良好にで
きる等の作用効果を奏する。
該作用効果を詳述すると、従来では、その電極
チツプaの先端の先鋭状部を切削研摩等するのに
偏心させて切削するのが極めて面倒であつたが、
本考案では、偏心量eが一定しているために、こ
の治工具で保持しつゝチヤツク等でスリ割溝4を
窄めるようにして確実に固定して切削すると、そ
の電極チツプaの先端の先鋭状部を円錐状に精度
の高い加工することが極めて簡単にできるし、ま
た、その先鋭状部の最先端部の傾斜状端面の研摩
もその傾斜面3に沿つてヤスリ13等で行うこと
で簡単に一定角度の傾斜形成が簡単にできる。
また、本考案は、簡単な構成、形状であり、コ
ンパクトであるため、取扱性も勝れ、安価に製作
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は該本考案の斜視図、第2図は本考案の断
面図、第3図は電極チツプを保持した本考案の正
面図、第4図は電極チツプを保持して研摩する状
態の本考案の一部正面図、第5図はその加工済み
電極チツプを取付けた手動用スポツト溶接機であ
る。 1……筒状本体、2……挿入孔、3……傾斜
面、4……スリ割溝、a……電極チツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状本体の内周部を丸棒状の電極チツプの挿入
    孔として適宜偏心させて形成し、その筒状本体の
    一側面を適宜の角度の傾斜面として形成し、その
    筒状本体の外周面から挿入孔まで達するスリ割溝
    を形成したことを特徴とした電極チツプ保持治工
    具。
JP11293182U 1982-07-27 1982-07-27 電極チツプ保持治工具 Granted JPS5920978U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11293182U JPS5920978U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 電極チツプ保持治工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11293182U JPS5920978U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 電極チツプ保持治工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5920978U JPS5920978U (ja) 1984-02-08
JPS6232705Y2 true JPS6232705Y2 (ja) 1987-08-21

Family

ID=30261615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11293182U Granted JPS5920978U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 電極チツプ保持治工具

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JP (1) JPS5920978U (ja)

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JPS5920978U (ja) 1984-02-08

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