JPH039323Y2 - - Google Patents

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JPH039323Y2
JPH039323Y2 JP1985006449U JP644985U JPH039323Y2 JP H039323 Y2 JPH039323 Y2 JP H039323Y2 JP 1985006449 U JP1985006449 U JP 1985006449U JP 644985 U JP644985 U JP 644985U JP H039323 Y2 JPH039323 Y2 JP H039323Y2
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JP
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electrolytic capacitor
case
sealing body
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本考案は一方を開放とした有底状のケース内に
封口体と共にコンデンサ素子を組込み、封口体の
位置するケースの周側部に絞り加工を施し、絞り
加工部を形成してなる電解コンデンサに関するも
のである。
『従来例』 従来、第3図に示すようにアルミニウム材など
による一方を開放とした有底状の金属ケース1内
にアルミニウムコンデンサ素子2をゴム封口体3
と共に組込んだ電解コンデンサ4においては、ケ
ース1の開放端にカール加工を施すことによりカ
ール加工部5を形成すると共に、封口体3の位置
するケース1の側部に一条の凹部の絞り加工を施
すことにより絞り加工部6を形成することにより
封口のための強度を得ている。
『考案が解決しようとする問題点』 ところで、このようなカール加工部5および絞
り加工部6を形成するには電解コンデンサ4の形
状、つまりケース1の形状が円筒形である場合に
は電解コンデンサ4を回転させ、またカール加工
を施すための治具であつて自由回転する上駒(図
示省略)をケース1の開放端に当接させる一方、
絞り加工を施すための治具であつて同様に自由回
転する横駒(図示省略)を封口体3の位置するケ
ース1の側部に当接することによつて形成してい
た。しかしながら、扁平筒形のケース1内に扁平
形のコンデンサ素子2を扁平形の封口体3と共に
組込んだ扁平形の電解コンデンサ4においては、
同電解コンデンサ4を回動させたとしても、ケー
ス1の外周が同一の円軌道を形成しないために、
ケース1の外周に自由回転する横駒を精度良く均
一に接触させることが非常に困難となり、良好な
る絞り加工を施すことができないものであり、封
口に際しての充分なる絞り加工部6を形成するこ
とができないものであつた。また、ケース1の直
径が極めて小さい、例えば、2〜3mmの円筒形の
電解コンデンサ4においても、ケース1の直径が
非常に小さいために回転するケース1と自由回転
する横駒との接点が小さく、同様に良好なる絞り
加工を施すことができないものであり、封口に際
しての充分なる絞り加工部6を形成することがで
きないものであつた。
しかるに、本考案は扁平形の電解コンデンサで
あつても、また直径の極めて小さい円筒形の電解
コンデンサであつても封口に際しての充分なる強
度を得ることができる新たな形状に絞り加工部を
有する電解コンデンサを提供するものである。
『問題点を解決するための手段』 具体的には、従来例で示した一条の凹部の絞り
加工部に代えて、絞り加工部は、ケースの外周面
を一点集中が可能な丸点状にスポツト押圧してな
る複数個の凹陥部により形成した電解コンデンサ
を提供するものである。
『実施例』 以下、本考案に係る電解コンデンサの実施例を
第1図A,Bにもとづいて説明する。説明に先立
つて、従来例と同一の箇所については同一の符号
を付し、その詳細な説明は省略し、改良した箇所
のみを説明する。
第1図A,Bは第1の実施例である直径が2〜
3mm程度の極めて小さい円筒形の電解コンデンサ
41を示すもので、また第2図A,Bは第2の実
施例である扁平形の電解コンデンサ42を示すも
のである。
両電解コンデンサ41および42において、封
口体3が配置されている位置に対応するケース1
の周側部には、その外周面を一点集中が可能な丸
点状にスポツト押圧して設けられた複数個の凹陥
部からなる絞り加工部61が形成されてる。
このような一点集中が可能な丸点状にスポツト
押圧して設けられた複数個の凹陥部からなる絞り
加工部61の形状は、本考案には直接関係しない
が、例えば電解コンデンサ4を低速または断続的
に回動させ、細棒(図示省略)をケース1に押圧
することによつて作製される。
『効果』 以上にて述べたように、本考案に係る電解コン
デンサにおいては一方を開放とした有底状のケー
ス内に封口体と共にコンデンサ素子を組込み、封
口体の位置するケースの周側部には、その外周面
を一点集中が可能な丸点状にスポツト押圧して設
けられた複数個の凹陥部により絞り加工部を形成
するようにしたため、ケースの外周が同一の円軌
道を形成しない扁平形の電解コンデンサや、加工
部接点が微小である直径が2〜3mm程度の極めて
小さい円筒形の電解コンデンサに対しても単に細
棒の先端部を一点に集中させて押圧するなどの簡
単な加工処理を施すことで必要にして十分な封口
強度を備える絞り加工部を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本考案に係る電解コンデンサの
第1の実施例を示す部分断面正面図およびその右
側面図、第2図A,Bは本考案に係る電解コンデ
ンサの第2の実施例を示す部分断面正面図および
その右側面図、第3図は従来例を示す部分断面正
面図である。 図中、1……ケース、2……コンデンサ素子、
3……封口体、4,41,42……電解コンデン
サ、5……カール加工部、6,61……絞り加工
部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方を開放とした有底状のケース内に封口体
    と共にコンデンサ素子を組込み、封口体が位置
    するケースの周側部に絞り加工を施し、絞り加
    工部を形成してなる電解コンデンサにおいて、 該絞り加工部は、ケースの外周面を一点集中
    が可能な丸点状にスポツト押圧してなる複数個
    の凹陥部により形成したことを特徴とする電解
    コンデンサ。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、電解コ
    ンデンサの形状をその直径が2〜3mm程度であ
    る小径円筒形としたことを特徴とする電解コン
    デンサ。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)において、電解コ
    ンデンサの形状を扁平筒形としたことを特徴と
    する電解コンデンサ。
JP1985006449U 1985-01-21 1985-01-21 Expired JPH039323Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139157U (ja) * 1974-09-19 1976-03-24

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