JPS6232579Y2 - - Google Patents

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JPS6232579Y2
JPS6232579Y2 JP17139382U JP17139382U JPS6232579Y2 JP S6232579 Y2 JPS6232579 Y2 JP S6232579Y2 JP 17139382 U JP17139382 U JP 17139382U JP 17139382 U JP17139382 U JP 17139382U JP S6232579 Y2 JPS6232579 Y2 JP S6232579Y2
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JP17139382U
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JPS5974809U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、フイルタプレスの改良に関するも
のである。
フイルタプレスにおける板間の締付け手段と
しては、一般に油圧シリンダが用いられている。
ところが、最近では、過能力の向上のために、
より高圧による圧搾と、板のより多室化が要請
されている。したがつて、一個の油圧シリンダで
もつて、上記要請に応え、高圧搾に堪えうる締付
圧と、より多室化された板間を開閉しうるスト
ロークとを得ようとすれば、どうしても、油圧シ
リンダの径とストローグが過大になる。
この考案の一つの目的は、このような問題点を
解消して、より長い板間の開閉ストロークと、
より高い締付圧を与えうる、板間の開閉機構と
締付機構とを備えた、フイルタプレスを提供する
ことにある。
また、フイルタプレスの過面積は、多くの場
合、使用目的によつて決定され、ユーザーの要処
理量によつて決定される。ところが、フイルタプ
レスのメーカー側からすれば、過面積が異なる
多段階の機種を用意することは、量産に適しない
ので、コスト高になる。しかしながら、フイルタ
プレスは、板数を変えれば過面積を比較的容
易に変更できる利点をもつている。この考案の他
の一つの目的は、上記要請に応えて、板の枚数
を変えた場合においても、何らの問題を生ずるこ
となく、フイルタプレスに長大な板の開閉スト
ロークと高に圧搾圧を与えうる、板間の開閉機
構の締付機構とをもつたフイルタプレスを提供す
ることにある。
すなわち、この考案に係るフイルタプレスは、
自走装置を有する台車付きの一対の移動機枠を、
両者が互に近づく前進方向と両者が互に遠ざかる
後退方向に移動自在になして夫々配設し、上記の
一対の移動機枠間に、各移動機枠に夫々軸支され
た転子により支承せしめて一対の平行なタイロツ
ドを架け渡し、この一対のタイロツドと一対の移
動機枠間に位置せしめて、一方の移動機枠に固定
された締付ヘツドと、上記タイロツドの上に接動
する支持装置を介して前後方向に移動自在に支持
された多数の板と、上記タイロツドの上に接動
する支持装置を介して前後方向に移動自在に支持
された締付ヘツドであつて油圧シリンダを介して
他方の移動機枠に連結された締付ヘツドとを配設
し、前後方向に並んだ上記各締付ヘツドと板と
の間を、夫々ルーズな連結装置でもつて開閉自在
に連結し、前記一対のタイロツドの長手方向にお
ける中間位を、所定の位置に立設された一対以上
の支持機枠にて支持し、前記一対の移動機枠に
夫々、進退駆動装置を配設し、前記タイロツドの
適所と各移動機枠との間に、前記油圧シリンダを
縮少し各板間を閉じた状態において移動機枠の
後退を阻止するための、係脱自在な係止装置を、
夫々設けてあること、を特徴としてなるものであ
る。
以下実施例について本考案をより詳細に説明す
ると、第1〜第3図において、1,2は、前後方
向に敷設された2条のレール3,3上を走行する
台車4,4付きの移動機枠で、この移動機枠1,
2は、台車4,4上のモータ5,5を夫々正転又
は逆転すると、レール3,3に沿つて、その上を
両者が互に近づく前進方向と、両者が互に遠ざか
る後退方向とに、移動するようになつている。ま
た、これら一対の移動機枠1,2間には、これら
の移動機枠1,2に夫夫形成した孔11,11,
21,21を貫通する、一対の平行なタイロツド
6,6が架け渡されており、このタイロツド6,
6は、前記孔11,11,21,21の位置にお
いて移動機枠1,2に軸支された転子13,1
3,23,23でもつて、転接支承されている。
上記のように構成された移動機枠1,2間に
は、多数の板7…が、前記一対のタイロツド
6,6により、前進方向及び後退方向に移動自在
に支承されている。すなわち、各板7…は、左
右に突設した一対の支持腕71,71を介してタ
イロツド6,6上に接動自在に支承されている。
また、一方の移動機枠2には、締付ヘツド8が固
設されており、他の移動機枠1には、前記タイロ
ツド6,6の上を接動する支持腕91,91を介
して前進及び後退方向に移動自在に支持された締
付ヘツド9が、ストロークの短い高圧の油圧シリ
ンダ14を介して連結されている。そして、これ
らの前進及び後退方向について一連に並んだ、締
付ヘツド8,9と各板7…との間は、リンク7
2,72でもつてルーズに、すなわち各板間7
間を開閉自在に連結されている。
また、前記一対のタイロツド6,6の長手方向
のほゞ中間位置には、その両側方位に配して、一
対の支持機枠10,10を立設してあり、各支持
機枠10,10でもつてそれぞれタイロツド6,
6を支持せしめ、もつて、これらのタイロツド
6,6の長大化からくるたわみを防止してある。
そして、上記タイロツド6,6の適所と、各移
動機枠1,2との間には、夫々、前記油圧シリン
ダ14を縮少し各板7…間を閉じた状態におい
て、各移動機枠1,2の後退を夫々阻止するため
の、係脱自在な係止装置15,15が設けられて
いるのであるが、この実施例の係止装置15,1
5は、上記の状態において移動機枠1,2の直後
に位置されるタイロツド6,6の部位に配して、
夫々穿設した係止孔15a…と、移動機枠1,2
の後面に設けられて、前記係止孔15a…に係脱
自在に係合する、係止金物15b…とでもつて、
構成されていて、実施例の係止金物15b…は、
移動機枠1,2に取りつけられた油圧シリンダ1
5c,15cのピストンロツド15d…に連結さ
れており、油圧シリンダ15c,15cを伸縮操
作すると、係止金物15b…が、係止孔15a…
に係脱されるようになつている。すなわち、上記
状態において、油圧シリンダ15c,15cを伸
長すると係止金物15b…が係止孔15a…に突
入し、係止孔15a…に係合した係止金物15b
…によつて、移動機枠1,2の後退方向への移動
が、タイロツド6,6を介して阻止されるように
なつているのである。なお、15e…は係止金物
15b…を摺動自在に支持している支持金物であ
り、15a′…は、位置を変えてタイロツド6,6
にあけた係止孔である。
次に、作用について説明すると、この考案にし
たがつたフイルタプレスは、上記のような構成で
あるから、閉じられた状態(第1図)の各板7
…間を開くには、先ず油圧シリンダ14を縮小し
て、各板7…間の締付状態を解除した上で、各
係止金物15b…を係止孔15a…から外し、し
かる後、モータ5を逆転して移動機枠1,2を後
退させるとよい。そうすると、締付ヘツド8,9
が後退して、締付ヘツド8,9間の各板7…間
が、夫々、リンク72,72によつて許容された
一定の間隔に開かれる。
上記のようにして開かれた各板7間を閉じる
には、上記とは反対の操作を行えばよく、各板
7…間は、先ず移動機枠1,2を大きく前進させ
ると、閉じ、係止孔15a…が移動機枠1,2の
後面に露出される。次に、この状態において、各
油圧シリンダ15cを伸長して各係止孔15a…
に各係止金物15b…を係合させる。しかる後油
圧シリンダ15c,15cを伸長すると、各移動
機枠1,2が、タイロツド6,6の係止孔15a
…に係合した係止金物15b…によつて、夫々相
対的な後退を阻止されているから、締付ヘツド
8,9間において、油圧シリンダ14の高圧力が
各板7…間に作用され、各板7…間は、強力
に締付けられた状態に保たれる。
なお、上記実施例においては、支持機枠10,
10を一対設けてある例を示したが、この支持機
枠10,10は一対に限られるものではなく、
板7…の枚数が増え、タイロツド6,6の長さが
より長大化した場合には、二対あるいは三対等適
当数を適当位置に立設すればよく、また上記実施
例においては、前記タイロツド6,6を一対とな
したが、他の実施例においては二対のタイロツド
を上下に配して設けてもよい。更にまた、上記実
施例においては、各板間を閉じた状態におい
て、移動機枠の後退阻止するための係脱自在な係
止装置を、タイロツド6に穿設した係止孔15a
と、それに抜き挿しされる係止金物15bでもつ
て構成してある例を示したが、他の実施例におい
ては、上記係止孔15aに替えて、対のタイロツ
ド6,6の互に向い合つている内面に係止片(図
示せず)を穿設しておき、それに、前記係止金物
15b同様の係止金物(図示せず)を係脱させる
ように構成してもよいこと、も言うまでもない。
以上、この考案に係るフイルタプレスを実施例
について説明したが、上記せる如く、この考案の
フイルタプレスによれば、長いストロークを必要
とする各板間の単なる開閉動作は、一対の移動
機枠を互に前進方向あるいは後退方向に自走させ
ることによつてこれを行わせることができるの
で、板間の開閉に要する雑サイクルタイムを大
きく短縮することができる。
また、各板間を閉じた状態において、高圧脱
水を可能ならしめるために各板間に加えなけれ
ばならない高い締付圧を、締付ヘツドと移動機枠
間に配設された、ストロークの短い油圧シリンダ
でもつて各板間に作用せしめうる。したがつて
この点では、高圧搾を低コストで得られる。
また、各板間の開閉用に、ストロークの長い
油圧シリンダを用いていないので、各板間を開
いたときにおいて前度の機枠から大きく前又は後
に突出するものがない。したがつてこの点では、
その設置に要する据付面積をそれだけ小さくでき
る。
また、この考案のフイルタプレスは、タイロツ
ドの長さ方向における、移動機枠との間の、移動
機枠の後退阻止用の係止装置の位置を変えるだけ
で、その締付け用の油圧シリンダの長さは、これ
を変更することなく、板の枚数を任意に変える
ことができ、したがつて、フイルタプレスの使用
条件に応じてフイルタプレスの過面積を容易に
変更できるものである。
しかも、この考案のフイルタプレスは、一対の
タイロツドが、その長手方向の中間位を、支持機
枠にて支持されているので、板の枚数が増大
し、タイロツドに過大な荷重が作用することに、
なつても、タイロツド自体を強大化することなく
その荷重を支承せしめて、一対の締付ヘツド間
に、長い板間の開閉ストロークを確保できるの
である。なお、そのために設けられている前記支
持機枠は、単にタイロツドを支持するものであつ
て、タイロツドが支持機枠によつて支持されてい
る部位においても、板は自由にタイロツド上を
接動できるものであるから、前記支持機枠の存在
は、それによつて板の枚数が制限されるもので
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るフイルタプレスの一実
施例を示した一部切欠側面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は部分平面図である。 1,2……移動機枠、4……台車、6……タイ
ロツド、7……板、8,9……締付ヘツド、1
0……支持機枠、13……転子、14……油圧シ
リンダ、15……係止装置、72……連結装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自走装置を有する台車付きの一対の移動機枠
    を、両者が互に近づく前進方向と両者が互に遠ざ
    かる後退方向に移動自在になして夫々配設し、上
    記の一対の移動機枠間に、各移動機枠に夫々軸支
    された転子により支承せしめて一対の平行なタイ
    ロツドを架け渡し、この一対のタイロツドと一対
    の移動機枠間に位置せしめて、一方の移動機枠に
    固定された締付ヘツドと、上記タイロツドの上に
    接動する支持装置を介して前後方向に移動自在に
    支持された多数の板と、上記タイロツドの上に
    接動する支持装置を介して前後方向に移動自在に
    支持された締付ヘツドであつて油圧シリンダを介
    して他方の移動機枠に連結された締付ヘツドとを
    配設し、前後方向に並んだ上記各締付ヘツドと
    板との間を、夫々ルーズな連結装置でもつて開閉
    自在に連結し、前記一対のタイロツドの長手方向
    における中間位を、所定の位置に立設された一対
    以上の支持機枠にて支持し、前記一対の移動機枠
    に、夫々、進退駆動装置を配設し、前記タイロツ
    ドの適所と各移動機枠との間に、前記油圧シリン
    ダを縮少し各板間を閉じた状態において移動機
    枠の後退を阻止するための、係脱自在な係止装置
    を、夫々設けてあること、を特徴としてなるフイ
    ルタプレス。
JP17139382U 1982-11-11 1982-11-11 フイルタプレス Granted JPS5974809U (ja)

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JP17139382U JPS5974809U (ja) 1982-11-11 1982-11-11 フイルタプレス

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JP17139382U JPS5974809U (ja) 1982-11-11 1982-11-11 フイルタプレス

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Publication Number Publication Date
JPS5974809U JPS5974809U (ja) 1984-05-21
JPS6232579Y2 true JPS6232579Y2 (ja) 1987-08-20

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