JPS6232347A - 材料の非破壊劣化試験方法 - Google Patents

材料の非破壊劣化試験方法

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JPS6232347A
JPS6232347A JP60172820A JP17282085A JPS6232347A JP S6232347 A JPS6232347 A JP S6232347A JP 60172820 A JP60172820 A JP 60172820A JP 17282085 A JP17282085 A JP 17282085A JP S6232347 A JPS6232347 A JP S6232347A
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ray
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radiation
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Isamu Taguchi
勇 田口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 縛 3、発明の詳な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種の材料を破壊することなく放射線断層測
定を行うことにより、諸材料の劣化個所とその程度を測
定する非破壊検査に関する。
〔従来の技術〕
金属、セラミックス、有機高分子など、すべての材料に
ついて、劣化の問題はそれらの材料を使用する場合の大
きな問題であることば言うまでもない、劣化の原因はこ
れまた数多くある。たとえば、長年月使用による劣化、
使用環境による劣化2応力による劣化、熱による劣化、
材料が不純であったための劣化など数多い。これらの劣
化は材料がその機能を失なうことを意味し、気がつかな
い場合には物的2人的事故にも通じ、問題は大きい。
従ってこのような材料の劣化の程度を定量的に調査し、
その場所を検出しさらには材料の余命を推定する試験方
法が要望されるが、現状では残念ながら良法がない。一
般には材料から試験材を切り出し、光学W4微鏡やX線
マイクロアナライザーなどの分析機器を使用して劣化を
徴査する破壊検査法が行なわているが、試験材の切り出
し、研磨などに長時間を要し、かつ高度の熟練度を必要
とする場合が多く、また、劣化の程度を定量的に数値化
するなどには適さないことが多い。また、材料によって
はこうした切り出しや研磨に適しないものもある。また
、この方法はパその場″(オンライン)での試験にはま
ったく適さない。
最近X線の透過試験により、劣化の程度を調査しようと
する試みも行なわれているが、X線の通過経路のすべて
の劣化の程度が足し合されたような形で求められるで1
表面だけが劣化した材料や内部の一部だけが劣化した材
料の調査には、劣化検出の程度が低く、かつ材料内のど
こが劣化しているか場所の特定ができない。
一方、放射線(X線)撮影装置とコンピューターとを組
合わせて、人体の横断面を測定する所謂コンピューター
断面撮影法(CT法: ComputerizedT 
omographic S canner)が開発され
、従来1111ができなかった人体内部組織に対しても
鮮明な映像が得られるために、医療分野において広く活
用されている。
本発明者は、CT法の工学的応用について長年月研究を
重ね、すでに無機物よりなる試料の任意横断面に放射線
を透過する試験方法について発明し、特願昭55−14
3719号(特開昭57−67846号)として特許出
願した。この工学的応用の一連の研究において、さらに
、劣化した材料の測定を実施したところ、劣化の程度を
きわめて定量的に求めることができ、かつその劣化箇所
が容易にわかるということを見出し、本発明に至ったも
のである。
〔発明の目的〕
本発明は無機、有機の工業用材料の劣化の程度を定量的
に求め、かつ、劣化の場所を明らかにする非破壊試験方
法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、試験しようとする材料(以下被験材料という
)の横断面に対し、細束の放射線を、多数の方向から順
次照射し、そ扛ぞれの照射における材料の透過放射線の
強度を検出し、該検出結果から横断面の個々の個所にお
ける放射線吸収の程度を定量的に求め、次の(1)式に
より材料の劣化個所と程度とを測定することを特徴とす
る材料の非破壊劣化試験方法である。
D =−X K            ・・・(1)
It。
但し、Dは劣化の程度、Itは劣化した材料の透過放射
線強度、ItOは劣化していない材料の透過放射線強度
、には定数例えばに=100゜以下図面を参照して本発
明方法について説明する。
第1図は本発明方法の説明図で、■はX線管。
2は試料台、3は検出器でこれらはX線検査室16内に
収容しである。2′は試料台上に載置した被験材料であ
る。4は試料台2を回転および直線運動させる作動を司
る試料台コントローラ、5はX線管1の作動を制御する
X線コントローラで、これらはシステムコントロール6
を介してコンピュータ11に接続する。7はデータ収集
ユニットでその一方は検出器3と接続し、他方はコンピ
ュータ11に接続する。8はディスプレイ、9は該ディ
スプレイ8と接続するカメラである。10はセレクタチ
ャネルである。12はメモリ、13は高速再構成ユニッ
ト、14はディスク、15はフロンピーディスクで、こ
れらはいずれもコンピュータ11に接続する。また、1
7はDMAバス、18はI10バス、19はセレクタパ
スである。
第2図にX線検査室16の詳細を示す。第2図で、20
はX線管1から放射されるX線ビーム。
21はX線管側コリメータ、22はリファレンス検出器
、23は被験材料、2′はトラバース線、24はコリメ
ータフレーム、25は検出器側コリメータである。
本発明方法により、材料の劣化試験を行うには。
被験材料2’  (直径50+s以下、高さ100mm
程度)を試料台2上に載置し、X線管lから120〜4
20KVの高圧X線を被験材料2′に照射する。すなわ
ち、第2図に示すようにX線管1から被験材料21 に
対して6′のファン状のX線ビーム2oを照射すると、
該X線ビームはX線源側コリメータ21を通過し、さら
に被験材料2′ を透過し、検出器側コリメータ21を
通過し、検出器3に−達し、透過したX線の強度が検出
される。なお、この装置は第二世代方式であるので、X
線の強度の検出は被験材料2′ がトラバース線23に
沿って直線運動している最中に行われる。この一工程の
X線強度の検出が終了すると被験材料2′ を6°回転
させ、さらに前記の同様の操作によりX線強度を検出す
る。この工程を30回繰返すと被験材料2′の半周にわ
たって透過X線の強度が測定される6なお、この場合の
X線ビームはコリメータにより0.511I+e X 
O,5mmの角状に絞られている。また、透過X線の強
度の測定に要する時間は材料の種類にもよるが概ね10
分以内である。
このようにして測定された透過X線強度のデータを前記
(1)式に適用して劣化の程度りを求める。
さらに、このデータは第3a、b、eおよびd図に示す
ような方法によって断面像に構成される。
第3a図および第3b図は、上下に貫通した孔26を設
けた直径50mmの円柱状の被験材料2′の。
斜線で示す横断面の測定を行う場合で、第3c図はその
横断面へのX線照射態様を示す横断面図である。第3c
図に示すようにX線27を照射して得られた透過X線強
度のデータ28をもとに、第3d図に示すように最も一
般的な断面像再構成法であるフィルタート・バック・プ
ロジェクション(F 1ltered B ack P
 rojection)法によって断面像を再構成する
。この方法は、第3c図に示すような一方向からの透過
X線強度のデータをそのままコンピュータ11のメモリ
12上にバックプロジェクションするのではなく、再構
成された断面像が、偽像などのない鮮明で正確なものに
なるように電気的なフィルター処理を行った後、バック
プロジェクションするのである。すなわち前記の240
方向からのデータ28をトラバース速度で補正し、さら
にリファレンス検出器22で測定したX線量の経時変化
により補正を加え一対数変換した後、コンピュータ11
のメモリ12上に透過してきた方向に逆投影を行い、鮮
明で正確な画像を再構成する。この断面像はディスプレ
イ8に示されるがこれは24o x 240あるいは5
12X512などの画素における濃淡の集ったものであ
る。すなわち上記の数多くの微小部分における放射線の
透過したものの強度の集合体である。被験材料が劣化す
ると放射線が放射された場合の透過の程度が異る(一般
に透過し易くなる)ので劣化の場所、程度を知ることが
できる。
ここで劣化の程度を正確に表わすには、劣化していない
最初の材料の放射線の透過の程度を予め測定しておく。
すなわち劣化していない材料を透過した放射線の強度を
ItOとし、劣化したと思われる材料を透過した騒射線
の強度をItとするると劣化の程度りは百分率で、(2
)式で得られる。
■し D = −X 100       ・・・(2)It
O この場合、予めItgを求めておく必要があるが1通常
装置が安定していればItoの値はほぼ一定である。こ
の値の測定は通常、水か空気でOレベルを、目的とする
材料よりすこし放射線を透過しにくい物質で100レベ
ルをあわせて測定すればよい。
例えばコンクリートなどの測定の場合、アルミニウム、
鉄などの測定の場合、鋼などの測定の場合で100レベ
ルをあわせればよい。以上のD値は容易に放射線断層測
定においては画面上の数多くの画素(240X 240
,512 X 512等)すべてについて得られる。D
値で表わした画面は劣化を二次元的に示し、場所を示す
、さらにコンピュータをっかえば、すべての画素の平均
値も得られる。これはその材料の変化の程度を定量的に
示す。
なお1本装置はCTスキャナーの第2世代の方式の説明
であったが、CTスキャナーには現在第4世代までが知
られており、また、試料が回転したり動いたりする方式
のものや、試料は回転したり動いたすせずに、放射線管
と検出器が回転したり動いたりする方式のものなど種々
あり、本発明をこれらに限定するものではない、また、
本装置は420KVのX線を使用しているが、放射線と
してさらに高圧のX線、コバルト60などのγ線、カル
ホルニウム25などの中性子線なども十分に使用される
ものである。なお、X線を使用する場合には、結果をよ
り正確にするために、鉄、クロム。
亜鉛などの金属フィルターを透過させて単色化すること
も大いに効果がある。また、試料も径50■■の円筒に
限定するものではなく、たとえば、 6MVのX線を使
用すれば径60cmの鉄鋼試料内の断層像測定もきわめ
て容易に行なわれる。
なお、本発明の方法は、」1記の装置に限定されるもの
ではない、放射線を用いた断層測定装置であれば使用で
きるので、材料が有機物のような場合には120KV程
度の人体用CTスキャナーを使用できるが、勿論上記の
装置を有機物材料の場合に適用してもよい。
〔実施例1〕 北九州から出土した鉄斧(1世紀頃製造されたものと見
られる)の劣化状態を本発明の方法で測定した。この鉄
斧(20X45X88mm)をビー力(径49m)に入
れ、まわりを約100メツシユの鉄粉で埋め、第1図に
示したX線断層測定装置にかけて測定した。θレベルは
空気、100レベルはステンレスm (SUS304)
どした。結果を第4図に示す。この試料は周辺が長年月
のために風化していたが、中味は劣化しておらず、金属
鉄31が残っていた。
第4図で斜線の部分32は風化している部分であり、斜
線の部分はD値で190へ−210(平均値201)で
あった(この部分は特殊で最初の試料が別にと九ないの
で、It、oは第4図の金属鉄の真中での測定値とした
)。この試料には多数のクランク33も認めらj]、八
〇またその後の詳細な検S・を結果によれば、斜線の部
分は金属鉄が酸化されて酸化鉄となっていることがわか
った8 〔実施例2〕 高炉羽目付近において9年間使用したカーボンレンガを
、高炉を休止し解体するどきに羽口伺近から3種類(A
、B、C)を試料として採取した。
試料Aは鉄皮側から10−5試料Bは鉄皮側から401
、試料Cは鉄皮側から80−の場所からとった。
採取したカーボンレンガはそ扛ぞれ断面IQX10cm
畏さ20c+mのものであり、大きすぎて、第1図のX
線断層測定装置内に人か、ることができなかった。
しかし、X線装置の構成は人体の場合と同じであったの
で、通常の医療用の断層測定装置を使用して検討した。
θレベルは空気、100レベルは未使用の同種類のカー
ボンレンガとした、結果を第5,6図に示す。第5図は
試料Bの劣化状態を示す。この試料においては外面37
から劣化が進んでおり、クラック36の部分の先端にお
いては劣化はカーボンレンガ内部に深く進行しているこ
とがわかる(35)、34は劣化していない部分である
。第5図で斜線の部分がとくに劣化している部分であり
、D値で200〜310(平均値250)であった。
Itoは未使用の同種のカーボンレンガで測定した。第
5図の結果から全画素のD値の平均値を求め、試料の採
取箇所(鉄皮側からの距離、L3)との関係でプロット
した結果を第6図に示す。第6図の結果によれば、鉄皮
側ではほとんど劣化していないが、鉄皮からはなれて溶
鉄側になるにつれて劣化が進んでいることがわかる。一
般にD値が300を越えたカーボンレンガは劣化が進み
すぎ。
はとんど強度がなく、全くその用をなしていない。
鉄皮側から801の位置で採取した試料Cはほとんどそ
の状態に近(、レンガとしての余命はほとんどなかった
と云える。
〔実施例3〕 台湾における機橋構造杭などとして重防食鋼管杭がよく
使用されている。この重防食鋼管杭はポリエチレン被覆
によって防食性(耐海水性、耐候性など)を出している
。このポリエチレン被覆の劣化はとりもなおさず防食性
の低下となり、重要な問題である。このポリエチレン被
覆は、鋼管にショツトブラストしたのち加熱し、プライ
マーを塗布し、接着剤を被覆し、つづいてポリエチレン
樹脂を被覆して検査して仕上げる。従ってポリエチレン
が熱によってどのように劣化するか調べることが重要で
あり、オーブンを用いた劣化試験というのが一般に行な
わわ、でいるが、定量的な劣化の評価法が現在ない、そ
こで本発明の方法で劣化の評価を試みた。測定装置とし
ては第1図に示したX線断層測定装置を用いたが、とく
にわずかな劣化も感度高く検出するためにX線源口と試
料管に鉄フィルタ(10ms+厚さ)をつけてX線を単
色化して測定した。ioo℃で2000.4000.6
000.8000゜10000時間オーブン劣化試験を
した試料(4X4cm。
厚さ4 m )を劣化試験しない試料1個とともにたば
ねて、ビーカーに入れ、固定して測定した。測定はOレ
ベルを空気、100レベルをアルミニウムとして行なっ
た。結果を第7図に示した。この場合は一つの試料内で
は劣化はほぼ均一に進行し、表面からというような進行
の仕方はしていなかったので、測定断面(4X40m)
のD値の平均値を求めて、100℃でのオーブン熱処理
時間に対してプロットし、第7図をつくった。加熱時間
が長くなるにつれて劣化はますます進行することがわか
る。
ポリエチレンの樹脂試料の熱劣化についてさらに詳細に
調べると、 D =(I t/ I to )X 10
0が115を越えるときわめてもろくなり、ひびが入っ
て被覆の役には立たないことがわかった。第7図から予
測すると、この試験をttooo〜12000時間する
とD値は115を越えると予測され、この時間で実際試
験した試料は予測どおり強度がなく、役に立たなかった
なお本発明方法によれば、被覆鋼管を直接測定し被覆物
の劣化状態をその場で調べることも当然可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、従来困難であっ
た、非破壊、非接触で、材料の劣化の強度と劣化場所と
を調へることができ、その効果はばかり知れない。劣化
の程度を正確、迅速、非破壊、非接触で知ることができ
ることは、材料や構造物の余命をも正確に予測すること
になり、適用範囲はきわめて広い。また、本発明の試験
法はその特徴から構造物をとりこわすことなくその劣化
の状態を知り、余命を予測することもできる点で画期的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を一態様で実施する装置構成を示
すブロック図である。第2図は第1図に示すX線断層撮
影装置のコリメータ部を詳細に示す断面図である。第3
a図は被験材の測定横断面を示す斜視図、第3b図は該
横断面を拡大して示す平面図、第3c図は該横断面と照
射X線の方向を示す平面図、第3d図は第3c図に示す
態様でX線を照射して得たデータと、それを処理してメ
モリ上に処理データを逆投影して記憶したデータ分布と
の関係を示す平面図である。 第4図は古代鉄斧の劣化状態を示す、測定データで再現
された横断面図、第5図は高炉に使用したカーボンレン
ガ(試料B)の平均劣化状態を示す、測定データで再現
された横断面図、第6図は前記のカーボンレンガの鉄皮
側からの距離と平均劣化状態(D)の平均値との関係を
示すグラフ、第7図は有機高分子材料であるポリエチレ
ン樹脂の、100℃の熱処理時間(Hr)と平均劣化状
態(D)の平均値との関係を示すグラフである。 1:X線       2:試料台 3:検出器      4:試料台コンl−ローラ5:
X線コントローラ 6:システムコンソール 7:データ収集ユニット 8:ディスプレイ   9:カメラ 10:セレクタチャンネル 11:コンピュータ   12:メモリ13:高速再構
成ユニット 14:ディスク 15:フロッピーディスク 1.6:)l検査室    17:DMAバス18 :
 I10バス     19:セレクタパス20:XA
Sビーls     21 : XM*:1リメータ2
2:リファレンス検出器 23:トラバース線   24:コリメータフレーム2
5:検出器側フレーム 26:孔 27:X線       28:透過X線データ29:
フィルタ後X線データ 30:メモリ31:劣化していない部分32:劣化部分
     33:クラツク34:劣化していない部分 35:劣化部分     36:クラツク37:外面 第2■ 東3aワ 〒3Cゾ 0゜ 第3b■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 試験しようとする材料の横断面に対して、細束の放射線
    を多数の方向から順次照射し、それぞれの照射における
    材料の透過放射線の強度を検出し、該検出結果から横断
    面の個々の個所における放射線吸収の程度を定量的に求
    め、下記(1)式から材料の劣化個所と程度を測定する
    ことを特徴とする材料の非破壊劣化試験方法: D=It/It_0×K・・・(1) 但し、Dは劣化の程度、Itは劣化した材料の透過放射
    線強度、It_0は劣化していない材料の透過放射線強
    度、Kは定数。
JP60172820A 1985-08-06 1985-08-06 材料の非破壊劣化試験方法 Pending JPS6232347A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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