JPS6232310Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232310Y2 JPS6232310Y2 JP7321678U JP7321678U JPS6232310Y2 JP S6232310 Y2 JPS6232310 Y2 JP S6232310Y2 JP 7321678 U JP7321678 U JP 7321678U JP 7321678 U JP7321678 U JP 7321678U JP S6232310 Y2 JPS6232310 Y2 JP S6232310Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shakuhachi
- blowing
- hole
- insertion part
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 20
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 18
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 241000218691 Cupressaceae Species 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Stringed Musical Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
尺八、その他の縦笛を吹奏することはそれ等の
楽器に吹奏用の呼気を吹込み吹鳴させること自体
初心者には困難な事項であり、まして吹奏を行う
ことは不可能事に属するというも過言ではなく、
そのために尺八、その他縦笛等の練習を嫌怠する
風は数えるに遑あらずという状態であつたが、本
考案はかかる欠点を払拭し、初心者と雖も、確実
に吹鳴音を発生させることの可能な尺八等吹奏補
助器を得ることを目的とする。
楽器に吹奏用の呼気を吹込み吹鳴させること自体
初心者には困難な事項であり、まして吹奏を行う
ことは不可能事に属するというも過言ではなく、
そのために尺八、その他縦笛等の練習を嫌怠する
風は数えるに遑あらずという状態であつたが、本
考案はかかる欠点を払拭し、初心者と雖も、確実
に吹鳴音を発生させることの可能な尺八等吹奏補
助器を得ることを目的とする。
本考案は尺八の縦設孔に対する栓状本体の一側
面に挿込部を突設し、また、栓状本体に於ける挿
込部に接した上方位置に吹奏用呼気を送気するに
適する貫通孔を上記一側面から他側面へ透設し、
上記貫通孔に接する挿込部の表壁面と尺八等の縦
設孔内壁面間に吹鳴音を発生させるに適当な呼気
を通過させる間隙部を存在させた尺八等吹奏補助
器であつて、その実施例を説明すれば次の通りで
ある。
面に挿込部を突設し、また、栓状本体に於ける挿
込部に接した上方位置に吹奏用呼気を送気するに
適する貫通孔を上記一側面から他側面へ透設し、
上記貫通孔に接する挿込部の表壁面と尺八等の縦
設孔内壁面間に吹鳴音を発生させるに適当な呼気
を通過させる間隙部を存在させた尺八等吹奏補助
器であつて、その実施例を説明すれば次の通りで
ある。
１は尺八等の縦設孔に対する栓状本体、２はそ
の一側面に突設した挿込部で、通常、若干、ない
し、ある適度の弾力性を具有させる。例えば、キ
ルク管の如きを以て形成する。３は栓状本体１に
於ける挿込部２に接した上方位置に吹奏用呼気を
送気するに適する機能を有する状態を以て設けた
貫通孔であつて、通常、横に細長い断面四角状の
孔であり、吹き口（上記他側面）から送出口（同
一側面）へ上壁面と底壁面間の間隙を漸減させ、
これによつて呼気の圧力を増大させる状態に形成
する。送出口は挿込部２上に開口する。栓状本体
１は横幅より縦幅を十分の差が存する程度に大き
くなり、かつ、吹き口側は上下壁面を各内方へ弧
状に削り取る。４は尺八を示し、５はその縦設孔
である。上述したところにより挿込部２を縦設孔
５に嵌着した際、挿込部２の表壁面と縦設孔５間
には貫通孔３の送出口より送出された呼気が縦設
孔５中に進入し、ないし、尺八等の管状本体に穿
設した指孔との開閉関係により吹鳴音を発生させ
るに適当な呼気を通過させる間隙部５ａを存在さ
せる。この間隙部に代わり挿込部２の表壁面に凹
溝５ｂを設け、これと貫通孔３の送出口とを連通
させてもよく、また、この凹溝に代り挿込部２を
無空のものとなしこれに縦設孔５との連通孔を設
けてこれと貫通孔３とを連通させてもよく、ある
いは、挿込部２を図示のように管状のものとしそ
の管状内へ適宜貫通孔３を開口させることも妨げ
ない。後二様の場合は間隙部５ａを必ずしも必要
とせず、かつ、貫通孔３、及び、連通孔は吹鳴音
発生の目的を充足するため偏在、屈曲を行う場合
もある。なお、挿込部２は、通常、栓状本体１の
一側面から他側面に亘つて嵌挿定着し、栓状本体
１に対する固着性を確実になし、また、その工作
もなし易からしめるようにする。挿込部２の縦設
孔５に嵌挿する長さも適当の長さに調整し、ない
し、螺着、押出し、押入れ等の手段により調整可
能にすることがあることは勿論である。本考案は
尺八に対して使用することを主眼するも、必ずし
もこれに限局されることなく縦笛一般に使用し得
るものであつて、両者を包含させて尺八等とした
ものである。本考案吹奏補助器はプラスチツク材
（主として然り。）、木材、その他の適性資材を以
て造る。
の一側面に突設した挿込部で、通常、若干、ない
し、ある適度の弾力性を具有させる。例えば、キ
ルク管の如きを以て形成する。３は栓状本体１に
於ける挿込部２に接した上方位置に吹奏用呼気を
送気するに適する機能を有する状態を以て設けた
貫通孔であつて、通常、横に細長い断面四角状の
孔であり、吹き口（上記他側面）から送出口（同
一側面）へ上壁面と底壁面間の間隙を漸減させ、
これによつて呼気の圧力を増大させる状態に形成
する。送出口は挿込部２上に開口する。栓状本体
１は横幅より縦幅を十分の差が存する程度に大き
くなり、かつ、吹き口側は上下壁面を各内方へ弧
状に削り取る。４は尺八を示し、５はその縦設孔
である。上述したところにより挿込部２を縦設孔
５に嵌着した際、挿込部２の表壁面と縦設孔５間
には貫通孔３の送出口より送出された呼気が縦設
孔５中に進入し、ないし、尺八等の管状本体に穿
設した指孔との開閉関係により吹鳴音を発生させ
るに適当な呼気を通過させる間隙部５ａを存在さ
せる。この間隙部に代わり挿込部２の表壁面に凹
溝５ｂを設け、これと貫通孔３の送出口とを連通
させてもよく、また、この凹溝に代り挿込部２を
無空のものとなしこれに縦設孔５との連通孔を設
けてこれと貫通孔３とを連通させてもよく、ある
いは、挿込部２を図示のように管状のものとしそ
の管状内へ適宜貫通孔３を開口させることも妨げ
ない。後二様の場合は間隙部５ａを必ずしも必要
とせず、かつ、貫通孔３、及び、連通孔は吹鳴音
発生の目的を充足するため偏在、屈曲を行う場合
もある。なお、挿込部２は、通常、栓状本体１の
一側面から他側面に亘つて嵌挿定着し、栓状本体
１に対する固着性を確実になし、また、その工作
もなし易からしめるようにする。挿込部２の縦設
孔５に嵌挿する長さも適当の長さに調整し、ない
し、螺着、押出し、押入れ等の手段により調整可
能にすることがあることは勿論である。本考案は
尺八に対して使用することを主眼するも、必ずし
もこれに限局されることなく縦笛一般に使用し得
るものであつて、両者を包含させて尺八等とした
ものである。本考案吹奏補助器はプラスチツク材
（主として然り。）、木材、その他の適性資材を以
て造る。
本考案の作用を上記実施例に依拠して説明する
に、尺八等の縦設孔５に本考案に於ける挿込部２
を抜脱しない状態に嵌着し、貫通孔３の吹き口に
吹奏者の口を当接し、呼気を貫通孔３に送入すれ
ば、予め設計してある呼気送入適性に合致し、尺
八等から吹鳴音が発生し、他は尺八等吹奏の一般
手段により、それ等の吹奏を行うことができる。
使用後挿込部２を引抜けば本考案吹奏補助器と尺
八等とは分離する。なお、本考案吹奏補助器の吹
き口側を銜えて呼気を貫通孔３へ送る吹奏手段を
必ずしも妨げない。
に、尺八等の縦設孔５に本考案に於ける挿込部２
を抜脱しない状態に嵌着し、貫通孔３の吹き口に
吹奏者の口を当接し、呼気を貫通孔３に送入すれ
ば、予め設計してある呼気送入適性に合致し、尺
八等から吹鳴音が発生し、他は尺八等吹奏の一般
手段により、それ等の吹奏を行うことができる。
使用後挿込部２を引抜けば本考案吹奏補助器と尺
八等とは分離する。なお、本考案吹奏補助器の吹
き口側を銜えて呼気を貫通孔３へ送る吹奏手段を
必ずしも妨げない。
本考案は上述の通りであるから、初心者がこれ
を使用すれば、尺八等が先ず吹鳴音を発生させる
ことが困難であるにも拘わらず、これをたやすく
発生させ得て、然る上に尺八等の指孔を開閉させ
れば吹奏の巧拙は別として兎に角吹奏が容易に実
現し得て尺八等に対する初心者の練習興味を著し
く喚起し得る効果がある。
を使用すれば、尺八等が先ず吹鳴音を発生させる
ことが困難であるにも拘わらず、これをたやすく
発生させ得て、然る上に尺八等の指孔を開閉させ
れば吹奏の巧拙は別として兎に角吹奏が容易に実
現し得て尺八等に対する初心者の練習興味を著し
く喚起し得る効果がある。
図は本考案実施の一例を示すものであつて、第
１図は本考案尺八等吹奏補助器の正面図、第２図
は同平面図、第３図は同一部切断側面図、第４図
は同別例を示す一部切断側面図である。図中主要
部は実用新案登録請求の範囲記載事項の相互補足
関係に存する。
１図は本考案尺八等吹奏補助器の正面図、第２図
は同平面図、第３図は同一部切断側面図、第４図
は同別例を示す一部切断側面図である。図中主要
部は実用新案登録請求の範囲記載事項の相互補足
関係に存する。
Claims (1)
- 本文に詳記するように尺八の縦設孔に対する栓
状本体の一側面に挿込部を突設し、また、栓状本
体に於ける挿込部に接した上方位置に吹奏用呼気
を送気するに適する貫通孔を上記一側面から他側
面へ透設し、上記貫通孔に接する挿込部の表壁面
と尺八等の縦設孔内壁面間に吹鳴音を発生させる
に適当な呼気を通過させる間隙部を存在させた尺
八等吹奏補助器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7321678U JPS6232310Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7321678U JPS6232310Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54174323U JPS54174323U (ja) | 1979-12-08 |
| JPS6232310Y2 true JPS6232310Y2 (ja) | 1987-08-18 |
Family
ID=28985633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7321678U Expired JPS6232310Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6232310Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-30 JP JP7321678U patent/JPS6232310Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54174323U (ja) | 1979-12-08 |
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