JPS6232025A - 熱収縮チユ−ブの延伸方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は被覆物に裁断して使用するチューブの熱収縮
による長さ方向の定寸性を向上させる熱収縮チューブの
延伸方法に関するものである。

従来の技術 従来はメモリー特性を有するゴムまたはプラスチックチ
ューブを円形のダイ或は延伸管に挿入しながら周知の方
法で延伸冷却して熱収縮チューブを製造していた。

しかし、従来の方法ではチューブの延伸方向が軸方向お
よび長ざ方向に殆ど規制がな（、加熱時の温度ムラ肉厚
の不均一あるいは延伸空気による冷却等延伸条件の不安
定要因が重なり収縮時に長と方向で５％から１５％位伸
縮するのが常であった。

この発明はこのような欠点を解決しようとするものであ
る。

問題点を解決するための手段 この発明は円形ダイ或は延伸管の代わりにチューブ素材
の外径に相当する短径の楕円径の延伸ダイ（含む管状）
を使用し、延伸開始直前にチューブの上下方向の伸びを
接触抵抗で規制しダイの長さ方向に延伸が進むようにし
たものである。

作用 このようにすると長さ方向の延伸が１％以内に押えられ
定寸性の高い熱収縮チューブが得られるのである。

実施例 実施の一例を示すに、第１．２図は、従来の延伸ダイ１
とチューブ２の構成の正面図および側面図である。

延伸ダイはチューブ径（外径）に対し延伸倍率に応じて
１．５〜２．０倍の内径である。被延伸チューブは延伸
温度に到達後チューブ内面に内圧（空気）がかけられ（
第１図ａ、ｂ、ｃに示すような状態）で延伸が進むにし
たがって長さ方向にもフリーで拡張される。

第３図はこの発明の一例でチューブ元径（外径）に相当
する短径の楕円形を有する延伸ダイ１とチューブ２の構
成である。この場合、チューブ１の延伸はチューブ１の
内圧開始と同時に短径部内壁に押圧が働き長さ方向の拡
張に対して抵抗が加わるので拘束力のない長径方向（第
３図にａ、ｂ、ｃ　　に示すような状態）へと延伸が進
むのである。第４図は従来のバッチ延伸の場合における
長さ方向の沖８ｖＩ値、第５図はこの発明の延伸の場合
における長さ方向の伸縮値を示したものである。

発明の効果 この発明は以上のように構成されており、長さ方向の伸
縮のバラツキを低減させ伸縮ムラの殆どない高質の熱収
縮チューブを実現し得たことに顕箸な効果を有している
。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、従来の延伸ダイとチューブの４
成を示すａ帖正面図および側面図 第３図はこの発明の一実施例を示す正面図、第４（４お
上び第５図は従来とこの発明の長さ方向の伸縮値をしめ
ずグラフである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ゴムまたはプラスチックチューブをサイジングダイスお
   よびサイジングパイプに挿入しながら延伸する装置に於
   いて、チュブの延伸軸方向を規制するためにダイ形状を
   楕円形にしたことを特徴とする熱収縮チューブの延伸方
   法。