JPS6231633A - 種袋自動給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、数千、飲方種類の植装を製品毎に積重ねスト
ックしておき、顧客の注文に応じて必要な種類・数量を
自動的に給送することを次々に行う種袋自動給送装置に
関する。

〈従来技術〉 花店、種店、園芸店で売られているほぼ葉書穴の植装、
すなわち野菜や花などの種を封入した袋は、種の種類と
して約３万と多い、その上、同じ種でも封入する量に違
いがあるので１種袋は製品数ではさらに数倍となる。そ
して、最盛期において注文の多い植装の数は一千種以上
に上り、また１日にさばく注文量の中でたったの一袋だ
けの注文がある品種も数多くある。

従来、この植装を全国の花店、種店、園芸店に供給する
会社では、桝目状の整理棚に数千、飲方種類の植装を製
品毎にｖ１重ねストックしておき、数多くの人手を用意
して、顧客のさまざまな注文に応じて必要な種類・数量
の植装を、整理棚から選び出して袋詰め出荷している。

このため、人件費が膨大でスペースも多く要しており１
機械化・自動化が問題となっている。

〈発明の目的〉 本発明は、上述した点に鑑み案出したもので、数千、飲
方種類の植装を製品毎に積重ねストックしておき、顧客
の注文に応じて必要な種類・数量を自動的に給送する種
袋自動給送装置を提供するものである。

〈発明の構成〉 本発明の種袋自動給送装置は、 周壁の一側に植装出口を有するとともに、底壁に所要の
切欠きを有するストックケースを横並びに複数配列して
なるストックケース列と、回転接触式種袋送出具を各ス
トックケースに対応してストックケース列の下側に一連
に具備し１回転駆動源の回転をクラッチにより選択的に
伝達して対応するストックケース内の一番下の植装にス
トックケース底壁の切欠きを通して接触し、接触抵抗に
より該植装を上記植装出口から所要突出させる積装送出
手段と、上記積装送出手段の回転駆動源または別の回転
駆動源により回転する下ロールとこれに連れ回りするよ
うに乗りかつ上方に逃げ得る上ロールとを上記各ストッ
クケースの植装出口の直前に一連に具備し、下ロールと
上ロールとで上記植装出口から突出される植装を挟み込
み引き出す積装引出手段と、からなることを特徴とする
ものである。

上記積装送出手段は１回転接触式種袋送出具が、ストッ
クケース列に共通させて設けた第一の共通回転軸にフリ
ー回転するように各ストックケースに対応させて取付け
た回転部材と、回転部材の先端に取付けたゴム部材とか
らなり、またクラッチが、第一の共通回転軸に各ストッ
クケースに対応させて装着されかつそれぞれ対応する回
転部材に第一の共通回転軸の回転を伝達できるように設
けられ１回転部材が回転されるとゴム部材がストックケ
ース底壁の切欠きを通してケース内へ入り込み一番下の
植装を上記植装出口から積装引出手段に挟まれる位置ま
で送り出すようになっていることが好ましい。

また、上記積装引出手段は、上記積装送出手段の回転駆
動源または別の回転駆動源により回転する第二の共通回
転軸がストックケース列に共通させて設けられ、該第二
の共通回転軸に下ロールが固定され、両端を一対の立軸
により水平を保ったまま上下方向に案内されかつバネで
下方に付勢された水平浮動軸に上ロールがフリー回転す
るように各ストックケースに対応させて取付けられてい
ることが好ましい。

〈実施例〉 以下１本発明の種袋自動給送装置の実施例を植装ととも
に図面を参照して説明する。

先ず、植装について説明する。一般に植装は、第２図（
ａ）、（ｂ）または第３図（ａ）、（ｂ）に示すへんぺ
いで矩形状である。第２図（ａ）、（ｂ）の植装Ｆは二
枚の種袋用紙を重ねて三方を閉じ、種を入れてから残り
の一方を閉じてなり、一般に種が小さくかつ量が少く嵩
ぼらない場合に用いられる。第３図（ａ）、（ｂ）の種
袋Ｆは一枚の種袋用紙を中折りして三方を閉じ１種を入
れてから残りの一方を閉じてなり、これは種が大きいか
小さくても量が多く嵩ぼる場合に用いられる。なお、説
明に都合上、閉じ合わせ部を耳、種を収容し厚みのある
部分を胴部と称する。

次に、種袋自動給送装置について第１図、第４図、第５
図、第６図、第７図、第８図及び第９図を参照して説明
する。

第１図は種袋自動給送装置の全体概略図であり、Ａ群と
Ｂ群及び０群とＤ群がそれぞれ向い合った四つのストッ
クケース群があり、各ストックケース群は、ストックケ
ースｌを横列に多数並べてなる三段配置のストックケー
ス列からなり、ストックケース群ＡとＢのストックケー
スｌにストックされた種袋及びストックケース群ＣとＤ
のストックケースｌにストックされた種袋は、各ストッ
クケース１に対応して設けられた種袋送出手段２と種袋
引出手段３により、それぞれ第一ベルトコンベヤ４ａま
たは４ｂの上に供給され、シュート５ａ、５ｂを通って
、パケットコンベヤ６の所要上流位置のパケット６ａに
落下し、６ｎの位置でプリンター８でプリントされ切り
落される納品書・請求書などの書類と合流し、さらに第
二ベルトコンベヤ７の上に供給され、第二ベルトコンベ
ヤ７の端において人手により該二つの種袋と納品書・請
求書などの書類が照合され、袋詰めされる。

以下、詳細に説明すると、 第４図は、三段のストックケース列の対応する段がそれ
ぞれ向い合った二つのストックケース群の要部斜視図を
示し、第５図は、該要部を拡大した一部斜視図を示して
いる。さらに、第６図は、ストックケース１に第２図で
示した薄い種袋Ｆｌ。

Ｆ２．　・・・を積重ね収容した縦断側面図を示し、第
７図はそれを前から見た正面図を示し、第８図はストッ
クケース１に第３図で示した厚い種袋Ｆｌ、Ｆ２．・・
・を精重ね収容した縦断側面図を示し、第９図はそれを
前から見た正面図を示している。

第６図及び第８図から分かるように、ストックケースｌ
は、前側壁１１と左右側壁１２．１３と後側壁１４と底
壁Ｉ５とを有してなる水平断面が種袋より若干大きな矩
形であり、底壁１５は、前側が低くなるように約５度傾
斜し、前側壁１１及び後側壁１３は、互いに平行かつ後
方に約１５度倒れていて１種袋Ｆｌ、Ｆ２．−・・を少
しずつずれて積重なるように収容しており、一番下の種
袋に加わる二番目以降の種袋の荷重を小さく抑えられて
一番下の種袋と二番目の種袋との密着力が種袋送出手段
２の送り出し力に比して十分に小さくなるようにされて
いる。そして、ストックケース１は、前側壁１１に植装
出口を備えており、底壁１５には切欠き１８が開けられ
、後側壁１３には上端から下端に及んで幅広なスリット
１９が開けられている０種袋出口は、前側１ｉ１１の下
端に一致して切り開いた開口１６の上部を開口ｍ！Ｉｉ
板１７がＷＲ整自在に塞いでなり、切欠き１８は、下方
に設けられる種袋送出手段２のゴム体２２がストックケ
ース内の一番下の種袋Ｆｌを送り出すために該ゴム体２
２がストックケース内への入り込むのを補償しており、
スリット１９は、上下にわたり幅広く確保され、ケース
後方から種袋のストック状態が見えるようにして、スト
ックの手直しやストック残の確認ができるように補償し
ている。

側壁１１，１２．１３の上端は、それぞれ外方に折り曲
げられ１種袋の積重ね収容し易くする案内機能を持って
いる。そうして、底壁１５には左右に豪め込みレール１
１１，１１１が固定され、底壁１５の前端を各ストック
ケースｌを載せるように対応している一対の載置板１１
２．１１２の後端に載せて前方に滑らせるようにすると
、嵌め込みレール１１１，１１１が一対の載置板１１２
，１１２に嵌合してストッパ１１３に当接し、もって、
ストックケースｌが一対の載置板１１２．１１２に浮き
上がり不能に位置決め載置されるようになっている。

種袋送出手段２は、第５図〜第９図から分かるように、
各段のストックケース列の下側に設けられた第一の共通
回転軸２３と、各ストックケース群毎に設けられ各スト
ックケース群の上中下段の三木の第一の共通回転軸２３
を回転するモータ２６と、各ストックケースｌに対応し
て設けられたクラッチ２４と、各クラッチ２４に対応し
て第一の共通回転軸２３に対してフリー回転するように
取付けられクラッチ２４のオンにより回転する回転円盤
２１と、該回転円盤２１の円周の一側に６設されたゴム
体（種袋送出・具）２２と、回転円盤２１を定位置に位
置決めする位置決め手段２５とからなる。タイミングベ
ルト２７．２７はモータ２６の出力軸２８ａの回転を三
本の第一の共通回転軸２３に伝達している。そして。

モータ２６は、当該ストックケース群のいずれか少くと
も一つのストックケースより種袋を給送する必要が生じ
た場合に駆動するようになっている。

種袋を給送する必要を生じた一または二以上のクラッチ
２４は、同時にオンするようになっており。

第１図、第６図、第８図に示す光電管スイッチ２７が給
送すべき種袋の個数をカウントするとオフに復帰するよ
うになっている。このため、回転円盤２１に６設された
ゴム体２２は１回転円盤２１に伴いストックケースｌの
底壁１５に開いている切欠き１８を通して該ストックケ
ースｌ内に入り込み、一番下の種袋Ｆｌを若干持ち上げ
つつ接触抵抗により種袋引出手段３に挟まれるところま
で送り出すようになっている。

種袋引出手段３は、第５図〜第９図から分かるように、
各ストックケース１毎に、左右一対の下ロール３１に左
右一対の上ロール３２が乗るように対応している。下ロ
ール３１と上ロール３２は、送り摩擦力を保有するため
に外周にゴム層を有して形成されている。一対の上ロー
ル３２は、一対の下ロール３１に連れ回りするように各
ストックケース毎に設けられる浮動軸３５に取付けられ
該浮動軸３５の両端を下に引っ張っているバネ３８．３
８で下ロール３１に対して転圧が加えられかつ上方に逃
げられるようになっている。全ての各一対の下ロール３
１は、各ストックケース群の上―中・下段のストックケ
ース列にそれぞれ対応して設けられた三木の第二の共通
回転軸３３に対して間隔調整自在に固定され、該三本の
第二の共通回転軸３３が、タイミングベルト３４を介し
て対応する各段の第一の共通回転軸２３と連結されてい
て、ストックケース群毎に設けられた上記モータ２６を
共通の駆動源として回転されるようになっている。なお
、別のモータを備えても良い、そして、ロール上端はス
トックケース１の底壁１５にほぼ一致している。水平浮
動軸３５は、両端が一対の立軸３７，３７に嵌合して水
平を保ったまま上下方向に案内されかつ上記したバネ３
Ｅｉ、３Ｂで下方に引かれている。しかして、種袋引出
手段３は、選択的に稼動する種袋送出手段２により種袋
が送り出されてくると、それを挟み巻き込むように引出
し、第一ベルトコンベヤ４ａまたは４ｂ上に落下させる
。

種袋引出手段３は、第６図に示す如く、ストックケース
１に第２図で示した薄い種袋Ｆｌ、Ｆ２．・争−を積重
ね収容した場合には、第７図に示す如く、それぞれ一対
の下ロール３１と上ロール３２の間隔は大きく調整され
種袋の左右の耳を挟んで引き出すようになっており、か
つ、ストックケース１の開口調整板１７は、下端両隅の
垂下形状のストッパ部１７ａ、１７ｂが下から二番目の
種袋Ｆ２の胴部を逃げ左右の耳の前端に当接し二番目の
種袋Ｆ２が一番目の種袋Ｆｌとともに出ることがないよ
うに抑えている。また２種袋引出手段３は、第８図に示
す如く、ストックケースｌに第３図で示した厚い種袋Ｆ
ｌ、Ｆ２．・・・を積重ね収容した場合には、第９図に
示す如く、それぞれ一対の下ロール３１と上ロール３２
の間隔は小さく調整され、種袋の左右の所要中程（胴部
）を巻き込んで引き出すようになっており、かつ、スト
ックケース１の開口調整板１７は、天地逆にして使用さ
れ、すなわち、ストー／パ部１７ａ、１７ｂが上に来る
ように取付けられ両隅がカットされ平滑な板下端で下か
ら二番目の種袋Ｆ２の胴部前端を出ないように抑えてい
る。

第一ベルトコンベヤ４ａ、４ｂは、三段のストックケー
ス列がそれぞれ向き合ったストックケース群ＡとＢの間
の下側及びＣとＤの間の下側に設けられている。該第−
ベルトコンベヤ４ａ、４ｂは、対応するストックケース
群ＡとＢまたはＣとＤの種袋送出手段２及び種袋引出手
段３の作動停止後に一定時間作動し、ストックケース列
より少し大きい長さだけ種袋の搬送を行う。シュー）５
ａ。

５ｂはそれぞれ第一ベルトコンベヤ４ａ、４ｂの搬送端
に設けられ、シュー）５ａ、５ｂの下端は、その下に設
置されたパケットコンベヤ６の所要上流位置のパケット
６ａに対応している。パケットコンベヤ６は、第一ベル
トコンベヤ４ａ、４ｂの作動停止後にパケット−個分の
ピッチずつ歩道作動する。第二ベルトコンベヤ７は、パ
ケットコンベヤ６の搬送端の下側にはこれと直交する方
向に設置され、パケットコンベヤ６の作動停止後に一定
時間行われ、種袋をコンベア端まで搬送する。プリンタ
ー８は、パケットコンベヤ６の所要下流位置のバケツ）
６ｎの上側にあり、納品書・請求書などの書類をプリン
トしてパケット６ｎに切離し投下次ゐ作用を説明する。

今、各群の各ストックケース１にはそれぞれ異なる種袋
がストックしであるものとする。そして、各地の顧客か
ら郵送されてきた注文伝票に記載された注文内容、すな
わち、注文者の氏名・住所、種袋の品番・数量をパーソ
ナルコンピューターで入力する。すると、本装置におい
て注文伝票に記載された様々な品番・数量の種袋が同時
選択的にストックケース群Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄの中から第一
ベルトコンベヤ４ａ、４ｂ上に給送され、シュー）５ａ
、５ｂを通り、パケットコンベヤ６のパケット６ａにひ
と塊りとなって集められ、さらにプリンター８でプリン
トされた納品書・請求書などの書類が投下され、第二ベ
ルトコンベヤ７上に移送され人手により種袋と書類が照
合され、袋詰めされるものである。

例えば、パーソナルコンピューターで注文内容に従って
。

Ａ群の下段の第ｍ番地のストックケース１にストックさ
れた種袋を１０袋と、Ａ群の中段の第ｎ番地のストック
ケース１にストックされた種袋を２袋と、Ｂ群の下段の
第０番地のストックケース１にストックされた種袋を５
袋と、Ｄ群の上段の第ｑ番地のストックケース１にスト
ックされた種袋を３袋をそれぞれ入カレます。

こうして、パーソナルコンピューターでの入力があると
、Ａ、Ｂ、Ｄ群が選択されたことになるとともに、上記
各段・各番地も同時に選択されたことになる。すると、
Ａ群のモータ２Ｂは１０袋分の給送が完了するまで、Ｂ
群のモータ２Ｂは５袋分の給送が完了するまで、及びＤ
群のモータ２Ｂは３袋分の給送が完了するまで、それぞ
れ所定時間回転する。このため、これに伴って、Ａ、Ｂ
、Ｄ群の全ての共通軸２３．３３が回転することになり
、もってＡ、Ｂ、Ｄ群の全ての下ロール３１が回転する
ことになるが、種袋送出手段２は、上記各段争各番地の
クラッチ２４のみが同時にＯＮになり、従って選択的に
回転を行い１種袋の送出を行うことになる。

すなわち、Ａ群の下段の第ｍ番地の種袋送出手段２が１
０回転、中段の第ｎ番地の２回転、Ｂ群の下段の第０番
地の種袋送出手段２が５回転、及びＤ群の上段の第ｑ番
地の種袋送出手段２が３回転する。こうして、それぞれ
の回転を完了すると、上記選択された各クラッチ２４は
ＯＦＦに復帰する。

上記から分かるように、同じ群において、二以上の番地
が選択された場合、その群のモータ２Ｂは最も多い給送
個数に合わせて所要回転することになる。

しかして、Ａ、Ｂ、Ｄ群のそれぞれの当該番地のストッ
クケース１にストックされた一番下の種袋が、種袋送出
手段２のゴム体２２が一回転する毎にその接触抵抗によ
り、種袋引出手段３に挟まれるところまで送り出され、
すると引続き、種袋引出手段３の下ロール３１と上ロー
ル３２が種袋の左右の耳（薄い種袋の場合）、または胴
部（厚い種袋の場合）を挟んで引出すことになる。

従って、Ａ群の下段の第ｍ番地の種袋が１０袋、及び中
段の第ｎ番地の積装２袋と、Ｂ群の下段の第０番地の種
袋が５袋が図において右の第一ベルトコンベヤ４ａ上に
落下するとともに、Ｄ群の上段の第ｑ番地の種袋が３袋
が図において左の第一ベルトコンベヤ４ｂ上に落下する
。　こうして、一つの注文伝票に対応した種袋が第一ベ
ルトコンベヤ４ａ、４ｂへ同時選択的に落下すると、該
第−ベルトコンベヤ４ａ、４ｂがそれぞれ作動し、種袋
を搬送端にあるシュート５ａ、５ｂを通してパケットコ
ンベヤ６のバケツ）６ａに落下し、その後。

第一ベルトコンベヤ４ａ、４ｂは停止する。

続いて、パケットコンベヤ６がパケット−個分のピッチ
だけ歩進し、パケット６ｂがシュート５ａの下に位置す
る。こうして、次々に注文伝票ごとに′種袋の給送処理
が行われる。

パケット６ａがプリンター８の下に至ると対応する納品
書・請求書などの書類がプリントされカットされ、パケ
ット６ａに対応する書類の投下が行われ、さらにコンベ
ヤ端に至り転倒すると該パケット６に収容されていた種
袋が第二ベルトコンベヤ７上に落下される。すると、第
二ベルトコンベヤ７が少しの時間作動し、種袋をコンベ
ア端まで移送する。しかして、第二ベルトコンベヤ７の
端において人手により注文単位の種袋と納品書・請求書
などの書類が照合され、袋詰めされる。

〈発明の効果〉 以上の説明から分かるように１本発明の種袋自動給送装
置は、 種袋送出手段として、クラッチにより選択的に回転する
回転接触式種袋送出具を各ストックケースに対応してス
トックケース列の下側に一連に具備したことにより、ス
トックケース内の一番下の種袋にストックケース底壁の
切欠きを通して接触し、接触抵抗により該種袋を上記種
袋出口から所要突出させるとともに、積装引出手段とし
て、種袋送出手段の回転駆動源または別の回転駆動源に
より回転する下ロールとこれに連れ回りするように乗り
かつ上方に逃げ得る上ロールとを上記各ストックケース
の種袋出口の直前に一連に具備したことにより、下ロー
ルと上ロールとで上記種袋出口から突出される種袋を挟
み込み引き出すように構成したので、 ストックケース列に種袋を製品毎に積重ねストックして
おき、顧客の注文に応じて必要な種類・数量を所要番地
のストックケースからほとんど同時選択的に取出して集
められる。

また、所望番地の種袋送出手段を同時選択的に駆動し、
ストックケースにストックされた一番下の種袋を種袋送
出手段で若干送り出してから１種袋引出手段で強制的に
引出せる構造であるから、個々の注文伝票の注文内容が
多種多様であり、また種袋の種類及び数量が数千、致方
といかに多くても１種袋の給送を同時選択的に確実に行
えて高速集積することができる。

もって、機械化・省力化−省スペース化が実現される。

また、本発明の種袋自動給送装置の第一実施態様として
、 ストックケース列に共通させて第一の共通回転軸を設け
これにフリー回転するように回転部材を取付けその先端
にゴム部材を取付け、またクラッチを第一の共通回転軸
に各ストックケースに対応させて装着して回転部材に回
転を伝達できるように設けて、ゴム部材がストックケー
ス底壁の切欠きを通してケース内へ入り込み一番下の種
袋を上記種袋出口から積装引出手段に挟まれる位置まで
送り出させ、もって種袋送出手段を構成した場合には。

実際上、ストックケースの幅が１０センチメートル弱で
またケースの配列ピッチが１０センチメートル弱ときわ
めて小さい種袋送出手段の設置スペースに対して、該種
袋送出手段の設置が十分に確保される。

また、本発明の種袋自動給送装置の第一実施態様として
、 ストックケー２列に共通させて設けた第二の共通回転軸
に下ロールが固定され、一対の立軸により両端を上下方
向に案内されかつバネで下方に付勢された水平浮動軸に
上ロールをフリー回転するように取付けて、積装引出手
段を構成した場合には、 各ストックケース毎に独立して上ロールが種袋の厚さに
応じて上方に逃げ、しかもこの上ロールの逃げは調整の
必要がなく、もって、上ロール厚さが千差万別・多種多
用である種袋を収容するストックケースに対しても全て
に共通に対応でき、種袋引出手段の構造が堅固であり動
作が確実となり、メンテナンスにおいて大変有効である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、種袋自動給送装置の全体概念図を示す。 第２図（ａ）は種袋の斜視図であり、第２図（ｂ）は第
２図（ａ）における■ｂ−ｎｂ断面図である。 第３図（ａ）は異なる種袋の斜視図であり、第３図（ｂ
）は第３図（ａ）におけるＩＩＩｂ−ｍｂ断面図である
。 第４図は、ストックケース群と種袋送出手段と種袋引出
手段を含む要部斜視図を示し、第５図は、該要部を拡大
した一部斜視図を示している。 第６図は、ストックケースに第２図で示した薄い種袋を
積重ね収容した縦断側面図を示し、第７図はそれを前か
ら見た正面図を示し、第８図はストックケースに第３図
で示した厚い種袋を積重ね収容した縦断側面図を示し、
第９図はそれを前から見た正面図を示している。 Ｆ、Ｆｌ、Ｆ２．、、、　　・・・種袋、ｌ・・−スト
ックケース、 １１．１２，１３，１４　・−・周壁、１５・祷・底壁
、 １Ｂ−−・開口、 １７・−・開口調整板 １８・・・切欠き、 １８・拳・スリット、 ２・・・種袋送出手段、 ２１・・・回転円盤、 ２２・・・種袋送出具としてのゴム体、２３・・・第一
の共通回転軸。 ２４・−・クラッチ、 ２６１１φ・モータ、 °３・・・種袋引出手段、 ３１−・・下ロール、 ３２１・上ロール、 ３３・・・第二の共通回転軸、 ３５・・・浮動軸、 ３８．３１１１　　・１１１１バネ、 ３７．３７−−・立軸。 特許出願人　　三共技研工業株式会社 タキイ種苗株式会社 第２図 （ｂ） 第３図 （（Ｌ＞　ｆＮト　　（ｂ） 手続補正書Ｃ′ｊ５幻 ｂｌ 昭和号啼年２月２０　日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）周壁の一側に種袋出口を有するとともに、底壁に所
   要の切欠きを有するストックケースを横並びに複数配列
   してなるストックケース列と、回転接触式種袋送出具を
   各ストックケースに対応してストックケース列の下側に
   一連に具備し、回転駆動源の回転をクラッチにより選択
   的に伝達して対応するストックケース内の一番下の種袋
   にストックケース底壁の切欠きを通して接触し、接触抵
   抗により該種袋を上記種袋出口から所要突出させる種袋
   送出手段と、上記種袋送出手段の回転駆動源または別の
   回転駆動源により回転する下ロールとこれに連れ回りす
   るように乗りかつ上方に逃げ得る上ロールとを上記各ス
   トックケースの種袋出口の直前に一連に具備し、下ロー
   ルと上ロールとで上記種袋出口から突出される種袋を挟
   み込み引き出す種袋引出手段とからなることを特徴とす
   る種袋自動給送装置。 ２）上記種袋送出手段は、回転接触式種袋送出具が、ス
   トックケース列に共通させて設けた第一の共通回転軸に
   フリー回転するように各ストックケースに対応させて取
   付けた回転部材と、回転部材の先端に取付けたゴム部材
   とからなり、またクラッチが、第一の共通回転軸に各ス
   トックケースに対応させて装着されかつそれぞれ対応す
   る回転部材に第一の共通回転軸の回転を伝達できるよう
   に設けられ、回転部材が回転されるとゴム部材がストッ
   クケース底壁の切欠きを通してケース内へ入り込み一番
   下の種袋を上記種袋出口から種袋引出手段に挟まれる位
   置まで送り出すようになっている特許請求の範囲第１項
   記載の種袋自動給送装置。 ３）上記種袋引出手段は、上記種袋送出手段の回転駆動
   源または別の回転駆動源により回転する第二の共通回転
   軸がストックケース列に共通させて設けられ、該第二の
   共通回転軸に下ロールが固定され、両端を一対の立軸に
   より水平を保ったまま上下方向に案内されかつバネで下
   方に付勢された水平浮動軸に上ロールがフリー回転する
   ように各ストックケースに対応させて取付けられてなる
   特許請求の範囲第２項記載の種袋自動給送装置。