JPS6231536Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6231536Y2
JPS6231536Y2 JP2346582U JP2346582U JPS6231536Y2 JP S6231536 Y2 JPS6231536 Y2 JP S6231536Y2 JP 2346582 U JP2346582 U JP 2346582U JP 2346582 U JP2346582 U JP 2346582U JP S6231536 Y2 JPS6231536 Y2 JP S6231536Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
support
floor
rotating shaft
termite
Prior art date
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JP2346582U
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JPS58126325U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、建物のスラブ上に床板を水平に敷
設するための支持具における防蟻構造に関するも
のである。
スラブ上に床板を水平に敷設するための支持具
として、床板の下部に、支承枠と回転軸とからな
る支持具を取付け、回転軸を回転して床板の高低
を調整する水平床敷きの考案は同出願人が数多く
出願している。そして、この支持具は床板を床ス
ラブに対し、点接触の状態で支持しており、しか
も合成樹脂製であるから、従来の大引きや根太を
介しての床下地構造に比べ、防腐、防虫対策は完
全に近いものであつたが、床板自体を支持してい
る支持具の表面をシロアリが這い上がり、上部の
床板が食害されることまで防止するには至らなか
つた。
この考案は、前述支持具に、中央部に挿入孔を
有する水平板の周縁の外側斜め下方に傾斜板を一
体に形成し、その内面を平滑に仕上げてある防蟻
板を装着して、スラブ面から支持具の表面を這い
上がるシロアリを該防蟻板の内面で阻止し、これ
より上部の床板には絶体に這い上がることのでき
ない防蟻構造を得ることを目的とするものであ
る。
この考案を図示した実施例に基き説明すると、
床板に直接取付けられる支承枠1は円筒2の内部
に雌ネジ3を有し、外設した支承板4によつて保
持されている。回転軸5は円筒の下部に底板6を
設け、上部には前記雌ネジ3にネジ込まれる雄ネ
ジ7を設けてある。防蟻板8は水平板9の周縁の
外側斜め下方に傾斜板10を一体に形成してあ
り、かつ内面11は平滑に仕上げてある。また水
平板9の中央部には挿入孔12を明けてあり、回
転軸5に挿入可能としてある。締付リング13は
内部に雌ネジを有し、回転軸の雄ネジ7にネジ込
まれるようにしてある。
つぎに、このような支持具を床板14の下部に
取付けて、床スラブ15上に敷設した状態を説明
すると(第2図参照)、床板14には貫通孔16
が明けられており、その下部に支承枠1がビスに
より固定されている。回転軸5は底板6を下側に
して支承枠の雌ネジ3にネジ込まれている。そし
て、防蟻板8は回転軸5に、中央部の挿入孔12
を介して挿入され、締付リング13で締付け固定
してある。この防蟻板8は、床板14の水平調整
のための回転軸の回転後、支承枠の円筒2下部と
締付リング13間に密着して固定されるものであ
り、従来の支持具にも簡単に取付けることができ
る。
この防蟻板は、金属あるいは合成樹脂で形成さ
れ、平面視円形、矩形、または多角形状であつ
て、好ましくは水平板の大きさを、中心の挿入孔
より周囲5〜7cmとし、また周縁に設けた傾斜板
は3cmの幅に形成すれば、前述蟻返しの効果と、
また支持具の回転軸から傾斜板の先端までの距離
が5〜9cmぐらいになり、シロアリが空中蟻道と
呼ばれる架橋をしても届かず、完全に阻止でき
る。
以上、説明した如く、この考案の床板支持具の
防蟻構造は、水平板の中央部に回転軸の挿入可能
な挿入孔を有し、該水平板の周縁の外側斜め下方
に傾斜板を一体に形成し、かつ内面を平滑に仕上
げてある防蟻板を装着してなる構造であるから、
支持具への取付け固定が容易であり、そして床ス
ラブ面より這い上がるシロアリも、防蟻板の水平
板部と傾斜板部とにより、しかも該内面を平滑に
してあるから、これ以上上側へは伝這する虞れが
なく、完全に防蟻対策を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の床板支持具を示す分解正面
図、第2図はこの考案の床板支持具の防蟻構造の
断面図である。 1……支承枠、5……回転軸、8……防蟻板、
9……水平板、10……傾斜板、11……内面、
12……挿入孔、14……床板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床板の下部に、雌ネジを有する支承枠と該支承
    枠の雌ネジに装着されて回転自在となしたる雄ネ
    ジを設けた回転軸とからなる支持具を取付け、床
    スラブ上に敷設して前記回転軸の回転により、水
    平に調整された床を構成するための床板支持具に
    おいて、中央に挿入孔を有する水平板の周縁の外
    側斜め下方に、傾斜板を一体に形成した内面の平
    滑な防蟻板を、前記回転軸へ挿入して装着したこ
    とを特徴とする床板支持具の防蟻構造。
JP2346582U 1982-02-19 1982-02-19 床板支持具の防蟻構造 Granted JPS58126325U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2346582U JPS58126325U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 床板支持具の防蟻構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2346582U JPS58126325U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 床板支持具の防蟻構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58126325U JPS58126325U (ja) 1983-08-27
JPS6231536Y2 true JPS6231536Y2 (ja) 1987-08-13

Family

ID=30035503

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2346582U Granted JPS58126325U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 床板支持具の防蟻構造

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JP (1) JPS58126325U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047309Y2 (ja) * 1985-08-09 1992-02-26
JPH0527625Y2 (ja) * 1986-03-10 1993-07-14
JPH0430271Y2 (ja) * 1986-03-10 1992-07-22
JPH0526188Y2 (ja) * 1987-06-10 1993-07-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58126325U (ja) 1983-08-27

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