JPS6231241Y2 - - Google Patents

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JPS6231241Y2
JPS6231241Y2 JP5302882U JP5302882U JPS6231241Y2 JP S6231241 Y2 JPS6231241 Y2 JP S6231241Y2 JP 5302882 U JP5302882 U JP 5302882U JP 5302882 U JP5302882 U JP 5302882U JP S6231241 Y2 JPS6231241 Y2 JP S6231241Y2
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JP
Japan
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tube
rotating
grinding wheel
polishing
remote control
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JP5302882U
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JPS58157551U (ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス管や水道管など、管の内面を研
摩する際に使用する研摩装置に関する。
鋼管あるいは鋳鉄管などを内面側から修理を行
なう際には、接着剤や塗料等の塗布面、あるいは
溶接予定部等を研摩して錆その他の汚れを取り除
く必要がある。そこで従来は作業員が管内に入り
込み、ハンドグラインダ等の工具を用いて手作業
で研摩作業を行なつているが、狭く暗い管内での
手作業は多大な労力を要しかつ作業に長時間必要
としているため、研摩作業の機械化による労力軽
減と高能率化が要望されていた。
本考案は上記事情にもとづきなされたものでそ
の目的とするところは、管内面の研摩作業の機械
化により、作業員の労力の軽減と作業の高能率化
が図れ、しかも研摩部材の交換を容易に行なうこ
とのできる管内面の研摩装置を提供することにあ
る。
すなわち本考案は、走行台車と、この走行台車
に設けられかつ研摩すべき管の軸まわり方向に回
転駆動される旋回体と、この旋回体に取付けられ
かつ管内面に対し接離する方向に回動自在とした
揺動アームと、この揺動アームを一定の中立点を
境として管内面に近付く方向と管内面から離れる
方向に付勢するスプリングと、上記揺動アームに
取付けられモータによつて回転駆動される研摩部
材と、一端部に回動操作用のハンドルを備えると
ともに他端部には上記研摩部材を回転軸に固定す
るナツトに嵌合可能なソケツト部を備えた遠隔操
作管と、この遠隔操作管内に挿通され、一端部に
ハンドルを有するとともに他端部には上記研摩部
材の回転軸に着脱自在に嵌合する係止部を備えた
回り止めロツドとを具備した管内面の研摩装置で
ある。
以下本考案の一実施例について図面を参照して
説明する。図中1は走行台車であつて、この走行
台車1はその前後に車輪2,3を備えていて、研
摩すべき管Aの内部を走行できるようになつてい
る。
そして上記走行台車1上に摺動体4が設けられ
ている。この摺動体4は、操作機構5によつて走
行台車1に対して前後方向、すなわち管Aの軸線
方向に摺動できるようになつている。上記操作機
械5は、本実施例の場合、リードスクリユー6を
用いたねじ送り機構を採用し、上記リードスクリ
ユー6をハンドル7によつて回転させることによ
り、摺動体4を移動できるように構成されてい
る。8は防護網である。
また、上記摺動体4には旋回体支持体10が取
着されており、この旋回体支持体10によつて旋
回体11が上記管Aの軸まわり方向に回転自在に
支持されている。この旋回体11は、軸受12に
よつて上記旋回体支持体10に支持される旋回軸
13と、この旋回軸13に固定された旋回体本体
14と、この旋回体本体14に枢軸15によつて
回動自在に取付けられた揺動アーム16などから
構成されている。そして上記揺動アーム16に設
けたピン17と、旋回軸13側の部材18に固定
したピン19との間に引つ張りばね20が張設さ
れている。従つて第5図A,Bに示したように、
揺動アーム16は一定の中立点を境として、f1
たはf2のいずれかの方向に付勢されるようになつ
ている。また、上記引つ張りばね20とほぼ平行
に、リバウンドを防止する為の緩衝器21が設け
られている。
また、上記枢軸15と同一軸線C2上に上記揺
動アーム16を回動させる操作部22が設けられ
ている。この操作部22はクランク状の動力伝達
部23を介して揺動アーム16と一体に回動する
ようになつている。この操作部22は、例えば方
形あるいはボルトの頭のような形状に形成してあ
る。
そして上記旋回体11は旋回機構25によつて
回転されるようになつている。この旋回機構25
は、上記走行台車1に取付けられた旋回体駆動用
モータ26と、このモータの出力軸に取着された
駆動スプロケツト27と、上記旋回軸13に固定
された被動スプロケツト28と、これらスプロケ
ツト27,28間に張り渡されたチエーン29な
どによつて構成されている。従つてモータ26を
回転させれば、その回転力はスプロケツト27→
チエーン29→スプロケツト28と伝達され、旋
回軸13が回転される。
また、上記旋回体11の揺動アーム16に研摩
部材の一例としての砥石車31が設けられてい
る。この砥石車31は、回転軸32の一端部32
aにナツト32bによつて固定されている。この
一端部32aは、前記した旋回アーム回動用の操
作部22と同じ形状、例えば方形あるいはボルト
の頭のような形状としてある。
そして上記回転軸32にはプーリ33が固定さ
れているとともに、このプーリ33と中間プーリ
34に駆動用ベルト35が張り渡されている。な
お上記中間プーリ34は、前記枢軸15と同軸に
設けられている。そして上記中間プーリ34はベ
ルト36を介して駆動用プーリ37に連動するよ
うになつている。この駆動用プーリ37は、前記
旋回軸13の内部に同心状に挿通する砥石車駆動
軸38に取着されている。この砥石車駆動軸38
は、カツプリング39を介して砥石車回転用モー
タ40の出力軸に連結されている。従つてモータ
40が回転すると、その回転力は砥石車駆動軸3
8に伝わり、各プーリ33,34,37とベルト
35,36を介して駆動軸32が回転され、砥石
車31が一体に回転駆動されるものである。すな
わち、これらモータ40とプーリ33,34,3
7とベルト35,36、駆動軸32等によつて、
砥石車31を回転させるための回転機構41を構
成している。
なお、第3図中の45は第1のバランサであつ
て、このバランサ45は、砥石車31や駆動軸3
2、プーリ33等の重量と釣合いをとるようにな
つている。また、旋回軸13を中心として揺動ア
ーム16の反対側には第2のバランサ46(第1
図参照)が取着されていて、旋回体11全体の重
量バランスをとるようになつている。また、第2
図において47はスイツチボツクスを示す。
また、走行台車1を管Aに固定するための台車
固定機構50が設けられている。この台車固定機
構50は、走行台車1の下部側を支持する一対の
下部アーム51,51と、走行台車1の上部側を
固定する上部アーム52とからなる。そして上記
下部アーム51,51はそれぞれ枢軸53,53
を中心として第2図の矢印f3方向にそれぞれ回動
できるようになつており、各下部アーム51,5
1が互いに開いた状態において管Aの底壁を支持
できるようになつている。一方、上部アーム52
はリードスクリユーを用いたねじ送り機構を採用
し、ハンドル54を回転させることによつて昇降
し、管Aの天井壁に接離できるようになつてい
る。55はアームのベースである。
また、上記モータ40の上部には遠隔操作管6
0と、この遠隔操作管60に挿通される回り止め
ロツド61が設けられている。上記遠隔操作管6
0は、その一端に回動操作用のハンドル62を固
定してあるとともに、他端には前記した研摩部材
固定用ナツト32bに着脱自在に嵌合するソケツ
ト部63を設けてある。
一方、回り止めロツド61の一端部にはハンド
ル65が設けられており、また他端部には、前記
した回転軸の端部32aと、揺動アーム回動用の
操作部22に着脱自在にかつ回転不能に嵌合する
係止部66を設けてある。
また上記遠隔操作管60は、モータ40に固定
したガイド70によつて所定の位置に保持される
ようになつている。このガイド70には複数の仕
切り板71によつて2箇所以上の位置決め部72
…が設けられていて、そのうちのいずれか1箇所
に遠隔操作管60を係止し得るようになつてい
る。
以上のように構成された研摩装置は、たとえば
管Aを内面側から補修する際などにおいて管内面
の錆その他の付着物を除去するために使用する。
まず管A内に本実施例装置を入れ、車輪2,3に
よつて走行させつつ目的箇所まで移動させる。こ
のとき旋回体11の揺動アーム16は第5図Bに
示す位置、すなわち第3図に想像線Pで示す位置
まで回動退避させておく。したがつて、走行中に
砥石車31が管内面に接触することを防止でき
る。
そして目的の箇所まで移動させたら、下部アー
ム51,51を拡げるとともに上部アーム52を
伸ばして管Aの内面に密着させ、管Aの中心軸線
上に旋回軸13の中心C(第1図参照)が位置す
るように走行台車1を固定する。また、回り止め
ロツド61を用いて枢軸15の操作部22を回わ
すことにより、揺動アーム16を第5図Aに示す
方向に回動させ、引つ張りばね20の弾発力によ
つて砥石車31を管Aの内面に摺接させる。また
上記回り止めロツド61の係止部66を上記操作
部22から外した状態にしておく。
そして砥石車回転用のモータ40を駆動し、砥
石車31を回転させつつ、旋回用のモータ26を
駆動させると、旋回軸13が回転し、旋回体11
が管Aの周方向に旋回する。したがつて砥石車3
1は自転しつつ管Aの内面に沿つて公転し、管内
面を全周にわたつて研摩することができる。ま
た、ハンドル7を回わしてリードスクリユー6を
回転させ、摺動体4を管軸方向に移動させること
により砥石車31を管軸方向に移動できるから、
走行台車1を管Aに固定したまま管軸方向に広い
範囲を研摩できるものである。
しかも上記実施例の砥石車31は、ばね20の
弾発力によつて管の内面に弾発的に押圧されるも
のであるから、管内面に多少の凹凸があつてもこ
れを吸収できるとともに、砥石車31が摩耗して
小さくなつても所定の圧力で常に管内面に正しく
押圧できるため、研摩効果が優れておりかつ砥石
車31の摩耗による交換頻度を少なくできるとい
う利点がある。
そして砥石車31の交換を行なうには、遠隔操
作ロツド60のソケツト部63を砥石車のナツト
32bに嵌合させるとともに、回り止めロツド6
1の係止部66を回転軸32の端部32aに嵌合
させて回り止めをなした状態で、ハンドル62を
回転させ、ナツト32bを回転させる。このとき
回転軸32は回り止めロツド61によつて固定さ
れているから、ナツトと一体に回転してしまうこ
とはなく、確実にナツト32bを取り外すことが
できる。以上のようにしてナツト32bを外した
のち、砥石車31を取り外し、新たなものと交換
後、上記とは逆の手順でナツト32bの締め付け
を行なうことができる。
また本実施例によれば、研摩時以外には第5図
Bに示すように揺動アーム16を回動させて砥石
車31を第3図のP位置まで退避させることがで
きるため、走行の際の邪魔にならず、円滑な移動
が可能である。この場合、回り止めロツド61を
用い揺動アーム16の操作部22を回転させるこ
とによつて、揺動アーム16を簡単に動かすこと
ができる。
なお上記実施例では回り止めロツド61を用い
て揺動アームの操作部22を回動させるようにし
たが、遠隔操作管60のソケツト部63を用いて
上記操作部22を回動させるようにしてもよい。
この場合、操作部22の形状をソケツト部63に
嵌合し得る形状とすることは勿論である。
また、砥石車31の代りにワイヤーブラジ、バ
フその他の研摩部材を用いてもよく、要するに研
摩の程度や目的等に応じて最適の研摩部材を使用
すればよい。
また本実施例は上記のごとく構成したが、本考
案の実施に際しては本考案の要旨を逸脱しない範
囲で走行台車や旋回体、研摩部材、揺動アーム、
スプリング、遠隔操作管、回り止めロツド等の具
体的構成や形状等の態様を種々に変形して実施で
きるのは勿論である。
本考案は前記のごとく構成されるものであり、
走行台車と、この走行台車に設けられかつ研摩す
べき管の軸まわり方向に回転駆動される旋回体
と、この旋回体に取付けられかつ管内面に対して
接離する方向に回動自在とした揺動アームと、こ
の揺動アームに取付けられモータによつて回転駆
動される研摩部材とを備えたから、研摩部材を回
転させつつ管の軸まわり方向に旋回させることに
より管内面をその全周にわたつて自動的に研摩す
ることができ、従来の手作業に比較して研摩に要
する労力を大幅に軽減できる。
更に本考案によれば、上記揺動アームを一定の
中立点を境として管内面に近付く方向と管内面か
ら離れる方向に付勢するスプリングを備え、研摩
装置を管内に出し入れする際には揺動アームに取
付けられた研摩部材を内側に退避させた状態にし
ておくことができるから、研摩部材が邪魔になら
ず研摩装置を円滑に移動させることができる。
そして遠隔操作管とこの内部に挿通される回り
止めロツドを備えているから、上記揺動アームを
回動操作する際には、遠隔操作管のソケツト部ま
たは回り止めロツドの先端を揺動アーム回動用の
操作部に嵌合させ遠隔操作によつて揺動アームを
容易に動かすことができる。しかも研摩部材を交
換する際には、回り止めロツドによつて研摩部材
の回転軸を固定した状態で遠隔操作管をナツトと
一体に回転させることにより、遠隔位置からナツ
トを簡単に取外すことができ、研摩部材の交換が
容易に行なえるなど、大きな実用上の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は研摩
装置の側面図、第2図は背面図、第3図は正面
図、第4図は旋回体部分の断面図、第5図A,B
はそれぞれ揺動アームの動作を示す概略図、第6
図は遠隔操作管のガイドの正面図、第7図は遠隔
操作管と回り止めロツドの先端部の断面図であ
る。 1……走行台車、11……旋回体、16……揺
動アーム、20……スプリング(引つ張りば
ね)、31……砥石車、(研摩部材)、32……回
転軸、32b……ナツト、40……モータ、60
……遠隔操作管、61……回り止めロツド、62
……ハンドル、63……ソケツト部、65……ハ
ンドル、66……係止部、A……管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行台車と、この走行台車に設けられかつ研摩
    すべき管の軸まわり方向に回転駆動される旋回体
    と、この旋回体に取付けられかつ管内面に対し接
    離する方向に回動自在とした揺動アームと、この
    揺動アームを一定の中立点を境として管内面に近
    付く方向と管内面から離れる方向に付勢するスプ
    リングと、上記揺動アームに取付けられモータに
    よつて回転駆動される研摩部材と、一端部に回動
    操作用のハンドルを備えるとともに他端部には上
    記研摩部材を回転軸に固定するナツトに嵌合可能
    なソケツト部を備えた遠隔操作管と、この遠隔操
    作管の内部に挿通され、一端部にハンドルを有す
    るとともに他端部には上記研摩部材の回転軸に着
    脱自在に嵌合する係止部を備えた回り止めロツド
    とを具備したことを特徴とする管内面の研摩装
    置。
JP5302882U 1982-04-14 1982-04-14 管内面の研摩装置 Granted JPS58157551U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5302882U JPS58157551U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 管内面の研摩装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5302882U JPS58157551U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 管内面の研摩装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58157551U JPS58157551U (ja) 1983-10-20
JPS6231241Y2 true JPS6231241Y2 (ja) 1987-08-11

Family

ID=30063710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5302882U Granted JPS58157551U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 管内面の研摩装置

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JP (1) JPS58157551U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58157551U (ja) 1983-10-20

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