JPS6231169A - プレ−ナ型電界成形双方向性電力fet - Google Patents

プレ−ナ型電界成形双方向性電力fet

Info

Publication number
JPS6231169A
JPS6231169A JP16845785A JP16845785A JPS6231169A JP S6231169 A JPS6231169 A JP S6231169A JP 16845785 A JP16845785 A JP 16845785A JP 16845785 A JP16845785 A JP 16845785A JP S6231169 A JPS6231169 A JP S6231169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
channel
planar
drift region
electroformed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16845785A
Other languages
English (en)
Inventor
ジエームス アントニイ ベンジヤミン
ロバート ワルター レイド
ハーマン ピーター シユツテン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eaton Corp filed Critical Eaton Corp
Priority to JP16845785A priority Critical patent/JPS6231169A/ja
Publication of JPS6231169A publication Critical patent/JPS6231169A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は交流への用途を含めた双方向性電力スイッチン
グ用のプレーナ型電界成形構造に関するものである。
(従来の技術) 1982年6月21日に提出した係属中の出願の通し番
号390.562のものはプレーナ型横形交流電力FE
Tの集積化構造を開示するものであり、分離ゲート電極
手段を設けている。1982年9月23日に提出した係
属中の出願の通し番号421,911のものは垂直ノツ
チの側面に沿って電流が流れる非プレーナ型交流電力F
gT構造を開示するものであって、電界成形領域がチャ
ネル包含領域接合部に対向してドリフト領域との接合部
全形成する。1982年6月21日に提出した係属中の
出°願の通し番号390,719のものに示した一実施
例では、単一のゲート電極を上面上に間隔をおいて配置
し、両チャネルを介して横方向に延びている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の構造では、プレーナ型のドリフト領域におけ
るオフ状態では電界ラインを整えてチャネル間のドリフ
ト領域部で電界ラインが湾曲して密集しないようにし、
これによって電界勾配により空乏層が誘起されたシ、導
電性タイプの反転を防止しようとするものであるが、こ
れらを満たすには、まだ不十分な問題点がある。
そこで本発明は、とくに、ドリフト領域での電界成形に
よりプレーナ型素子でのエンノ1ンスメントにおいてオ
フ状態における電圧遮断機能を高め、電界ラインを整え
てチャネル間のドリフト領域部で電界ラインが湾曲して
密集しないようにするプレーナ型電界成形双方向性電力
FETt−提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために第一の発明ではFETがオン
状態にある場合、電界成形領域が電界ラインを整えて電
界勾配により空乏層の誘起を防止し、またチャネル包含
領域間のドリフト領域部に沿って、導電性タイプの予期
しない反転を防止する電界成形領域の電位を制御する手
段を有する構成であって、第二の発明では、FETは一
定のゲート電位が印加されていなければオフ状態となっ
て、ドリフト領域と一方のチャネル包含領域間の接合部
により一方の主電極へと向う電流が遮断され、またドリ
フト領域と他方のチャネル包含領域間の接合部により他
方の主電極へ向う電流が遮断されるほか、他方の導電性
の電界成形領域がチャネル間のドリフト領域部に対向し
てドリフト領域との接合部全形成するため、オフ状態時
、空乏層が電界成形゛領域とドリフト領域間の接合部か
らチャネル間のドリフト領域部方向へ広がってドリフト
領域内の電界ライン全チャネル間の部所から離して整え
、ドリフト領域部に電界ラインが湾曲して密集したり電
界勾配によって空乏層が誘起されるの全防止し、チャネ
ル間のドリフト領域部に沿って他方の導電性に予期せず
して反転するの全防止する構成にしたものである。
(作 用) これにより、オフ状態時、チャネル間のドリフト領域部
に沿って電界勾配により空乏層が誘起されたり、導通性
タイプの予期しない反転が防止される。その結果、一定
の指定オン状態抵抗について高い遮断電圧が得られ、こ
れを逆から見れば、オフ状態での遮断電圧条件について
、低いオン状態での抵抗が得られる。
(実施例) 第1図に、間隔を置いて配置された一対の第1および第
2チャネル包含領域6,8間と、間隔金おいて配置され
た第1および第2ソース領域10.12而とに共通のト
リフに領域4をもつ双方向性電力FET2を示す。第1
および第2チャネル14.16がゲート・オンすると、
その導電性タイプは反転し、前記ソース領域10.12
間はドリフト領域4を通って導通を生ずる。オフ状態で
は、左方への電流は接合部18によって遮断され、また
右方への電流は接合部20によって遮断される。
FET2には、P型のような他方の導電性タイプのベー
ス層24の上部に、n型のような一方の導電性タイプの
半導体材料でできた基板ないしエピタキシャル層22が
含まれる。ベース層24はあとで述べる電界成形領域を
備えている。
一対のPタブ領域6.8t−1t面28上の2酸化シリ
コン絶縁層26中のホールを介して、エピタキシャル層
22へと拡散ないしイオン注入する。N十領域10.!
10および12.32を、既知の2重拡散処理技術に従
い、酸化層中の同一ホールを介して各P領域6,8中に
拡散ないしイオン注入する。N十領域10,30は、分
離マスキング手法ないしは既知のSIPMO8処理技術
に従い、P領域6の中央部64に形成されないようにす
る。Pタブ8の中央部36についても同じである。Pと
n+の拡散は、同一ホールを介して行われるため、58
のような酸化縁部は整つたものとなる。拡散パラメータ
によって、P縁部18およびn十縁部40の横方向の浸
透を制御し、またこの両縁部間のチャネル14の横方向
の長さを制御する。チャネル16についても同様である
。多数セル・マトリックス・アレイは、42,44のよ
うな複数の他のPタブにより、各n十領域とともに上記
と同じ処理段階中に形成される。
チャネル近傍に一部をもち、十分な強度の電界を作るた
めに電位を印加し、このチャネルの導電性タイプを反転
するのに適したゲート電極手段を設けであるので、第1
・第2ソース領域にいずれかの極性の電圧を印加すると
、ゲート電極手段の電位が制御されていれば、この両ソ
ース領域間に各方向の電流が流れる。第1図では、横方
向に間隔をおいて配置した分離ゲート電極46.48i
妥当なマスクによって設け、この後、上部の2酸化シリ
コン絶縁層を設ける。
分離ゲート電極46.48は上方で絶縁し、各チャネル
14.16全通して延びている。主電極50゜52は各
開口部に配置され、各ソース領域10゜50および12
,32ならびに各チャネル包含領域6,8と抵抗接触さ
せる。
右方のゲート電極48に右方の主電極52に対して正の
電圧が印加されると、P領域8の電子はゲート48の下
方の上面28に誘引され、チャネル16の導電性タイプ
1tn型に反転する。
同様に、左方のゲート電極46に左方の主電極50に対
して正の電圧が印加されると、P領域6の電子はゲート
46の下方の上面28に誘引され、チャネル14の導電
性タイプはn型に反転する。左方の主電極50が右方の
主電極52に対して正であると、電流は左方の主電極5
0から、左方のソース領域10.左方のチャネル14、
上面28の下方の導電路54に沼ってドリフト領域4、
それから右方のチャネル16、右方のソース領域12を
通って、右方の主電極52に至る。電流はユニポーラで
あって、即ち、多数キャリアの流れで構成されている。
本構造は双方向性なので、主電極52が主電極50に対
して正であったシ、ゲートがターン・オンでおる時、即
ち、各主電極に対して正となれば、電流は右方の主電極
52から左方の主電極50へと流れる。
係属中の出願で、記録番号F9766−7に開示された
ゲート技術においては、初めの電界効果のターン・オン
後、一方のゲートがオフとなって、バイポーラによる導
電が形成される。例えば、FET2がオンして、電流が
左方の主電極50から右方の主電極52に流れている場
合には、左方のケート電極46は、左方の主電極50に
対して負とすることにより、オフとなる。
負の左方のゲート電極46はP領域6中のホール全誘引
するので、チャネル14はP型に戻り、このチャネル1
4は非導電化する。P領域6からドリフト領域4内へと
少数キャリアであるホールを注入することにより、電流
は代わって接合部18を介して流れる。このように順方
向バイアスの接合部18へと注入することにより、ドリ
フト領域4の導電性は加減され、逆方向バイアスの接合
部20はバイポーラの動作をする。
別のゲート動作では、右方のゲート電極48に右方の主
電極52に対して正の電圧が印加されると、P領域8中
の電子は上面28に誘引されるので、チャネル16の導
電性はn型に反転する。左方の主電極5aが右方の主電
極52に対して正であれば、電流はP領域6から順方向
バイアスのPN接合部18を通ってドリフト領域4内へ
瞬時的に流れ、ついで右方のチャネル16を通ってソー
ス領域12と右方の主電極52へ流れる。電流がFET
を流れ始めると間もなく、主電極間の電圧は降下し、チ
ャネル14の下方のPタブ乙の部分を含め九FETの夫
々の領域の電位が低下する。この電位低下により、電子
は上面28の方向に移動するため、チャネル14はn型
に反転してチャネル14を導電にする。順方向バイアス
のPN接合部18は、第2のチャネル14がオンするま
での間、瞬時的にだけ導電する。FET2の主電流通路
は前と同じく、左方の主電極50から、左方のソース領
域10、左方のチャネル14、部所54に沿ってドリフ
ト領域4、右方のチャネル16、右方のソース領域12
を通って、右方主電極52へ至る。逆方向の動作も同様
である。
オフ状態では、左方の主電極50から右方の主電極52
への電流は逆方向バイアスのPN接合部20によって遮
断される。右方のゲート電極48はオフとなるので、チ
ャネル16はP型である。右方の主電極52から左方の
主電極50への逆方向電流は接合部18により遮断され
、このとき左方のゲート電極46はオフとなるので、チ
ャネル14は、P型である。
双方向性FETZを用いて交流電力を制御することがで
き、第1図には、主電極50.52i介して接続した負
荷56と交流電源58が概略表示されている。交流電源
58が最初の牛サイクルにある場合、左方の主電極50
が右方主電極52に対して正であると、スイッチG2は
左方位置となり、ゲート電位源60は右方のゲート電極
48に右方の主電極52に対して正のバイアスをかける
。従ってチャネル16はn型に反転する。ターン・オン
を素速くするため、スイッチG1も左方位置にあるので
、左方のゲート電極48にはゲート電位源62により左
方の主1!極50に対して正のバイアスがかかる。従っ
てチャネル14はn型に反転し、上記のとおり導電する
また、最初の半サイクル中では、初めのターン・オン後
、スイッチG1は右方位置に切換わるので、左方のゲー
ト電極46は左方の主電極50に対して負となる。これ
により、チャネル14はP型に戻り、電流が順方向バイ
アスのPN接合部18を流れるので、上記の少数キャリ
アの注入が行われて、バイポーラの導電をする。
最初の半サイクルが終了しないうちに、スイッチG1は
左方位置に戻るので、左方のゲート電極46は左方の主
電極50に対して正となり、チャネル14は再びn型に
反転して、接合部18を短絡し、従って電界効果の導電
を形成する。この電界効果の導電により、最初の半サイ
クル終了時のターン・オフは素速いものとなる。
第2の半サイクル中の動作は上記と同様であって、電流
は右方の主電極52から左方の主電極50へと左方に流
れる。
FET2の構造は、複数の双方向性電力FgTを共通基
板上に集積化した多数セル・マトリックス・アレイであ
ってもよい。例えば、ソース領域30は左隣りのFET
セルの一部で、17、ソース領域62は右隣りのFI1
3Tセルの一部である。
主電極金属部は、交流負荷ラインと直列に接続するか、
または第1図のように並列に接続するかである。左方の
ゲート電極64.66等は、左方のゲート電極46と並
列にして左方のゲート端子68へ接続する。右方のゲー
ト電極70.72等は、右方のゲート電極48と並列に
して右方ゲート端子74へ接続する。交流電源58が一
方の半サイクルにあるときには、主電極50はドリフト
領域76を介して左方のFETのソース電極となシ、ま
たドリフト領域54を介して右方のFETのソース電極
ともなる。即ち、対のPタブ42.6は主電極50の左
方のFETセルとなり、また対のPタブ6.8は主電極
50の右方のFETセルを形成する。主電極52はドリ
フト領域部54を介してFETのドレイン電極を形成し
、また対のFETセル8,44によって備えられた駆動
領域部78を介してFETのドレイン電極としても形成
される。交流電源58が他方の半サイクルにあると、電
極50.52の役割りは逆転する。即ち、電極50は各
ドリフト領域部76.54を介した左右のFETのドレ
インである。
電極52は各ドリフト領域部54.78i介して左右の
FETのソースである。従って一つおきの主電極80.
52等は交流電源の一側に接続され、他の一つおきの主
電極50.82等は交流電源の他側に接続される。
領域24は電界成形を行ってドリフト領域中の電界ライ
ンを整え、とシわけ、ドリフト領域部76.54.78
等で電界ラインが湾曲して密集することを防止する。電
界ラインが密集すると、電位勾配によって空乏層が誘起
され、チャネル包含領域間、とくに上面28の下方のド
リフト領域部に浴って導電性タイプが予期せずして反転
することがある。そうすると、オフ状態での −電圧遮
断機能が低下する。電界成形領域24は、基板に集積し
た第1′s?よび第2ダイオード接合バリア84.86
から成るステアリング・ダイオード手段により、主電極
と実質的に同じ電位レベルに設定される。ダイオード8
4.86は主端子間に直列に対向して接続され、P領域
24はこの間に位置する。
ダイオード接合84は、上面28から下部2層24へ下
方に延びるn型の絶縁領域88で形成されている。絶縁
領域88はエピタキシャル層22の一部であるが、上面
28からエピタキシャル層22を通って電界成形領域2
4内へと下方に延びている絶縁溝90.92により、ド
リフト領域4、チャネル包含領堺およびソース領域から
絶縁されている。C,Hu、「電力MO8FEliTの
特性研究」、IEBE電子素子会議、論文CH146j
−3/79.0000〜0385;IEEEトランザク
ンヨン電子素子、Vol、 1li2D −25、AI
 0.1978年10月; Ammar &よびRog
ers、「UMOSシリコン・トランジスタ」、トラン
ザクションIEgE。
ED−27、ページ907〜914.1980年5月、
等の技術で知られているように、絶縁溝90゜92はプ
ラズマ・エツチング、異方性エツチングないし絶縁拡散
によって作成することができる。
このほかに、ノツチは、凝縮フッ化水素の存在下で局所
領域に一定電流を流す既知の陽極酸化技術に従い、多孔
性シリコン領域によって形成し、基板と単結晶を保ちな
がら、なお多孔性となるシリコン内の構造変化全血み出
すことができる。異方性エツチングの場合には、このノ
ツチに絶縁材料ないしP十材料を充填する。陽極酸化の
場合には、基板全酸化雰囲気にさらされるので、酸素が
多孔性ノツチの領域内の孔に入シ、急速にこの領域を酸
化するが、この領域は基板と単一結晶体でありながら9
、実質的に非導電性である。そのほかに、陽極酸化後、
ノツチはその多孔性のために素速くエツチングされ、つ
いで絶縁材料ないしP 材料が充填される。
さらに、W、 G、 Pfann 、半導体物理学、A
 4 。
425.1957年; T、 R,Anthonyおよ
びt−L E、 C11ne。
応用物理字詰、墓47,2550.1976年に記され
ているアルミニウム熱移動工程を使用することができる
。10のような11+ソース領域の拡散ないしイオン注
入時には、同じように領域94は絶縁領域内88に形成
することができる。
絶縁領域9乙についでも同様である。
電界成形領域24の電位を制御するために手段が備えら
れ、共通の主電極金属部80はチャネル包含領域42と
各n+ソース領域に抵抗接触し、また領域94を含む絶
縁領域88と接触する。同様に、共通の主電極金属部8
2はチャネル包含領域44とその各n十ソース領域に抵
抗接触し、また絶縁領域96に接触する。従って電界成
形領域24は、ダイオード84.B6f介して主電極8
0.52ないし82.50に対してもつとも負の値に見
られる。
オフ状態の動作時では、主電極52.80の電位が上昇
するため、基板のドリフト領域4の電位は順方向バイア
スの接合部20を介して上昇する。基板のドリフト領域
4の正電位と主電極50.82の負電位により、逆接合
部18には逆バイアスがかかる。この逆バイアスが上昇
すると、ドリフト領域の空乏層は接合部18から広がっ
てゆく。電界成形領域24とドリフト領域のエピタキシ
ャル層22間の接合部は98は、同様に、ダイオード8
6を経て負の主電極82゜50へ至る接続のため逆バイ
アスである。即ち、ドリフト値域のエピタキシャル層2
2は正の主電極52から接合部20を介して正にバイア
スされ、また領域24は主電極82へ至る接合部86奮
介して負にバイアスされる。従って接合部98周辺の空
乏層領域は、この接合部からドリフト領域のエピタキシ
ャル層22内へ拡がる。
オフ状態では、主電極52の電位が上昇し、従ってドリ
フト領域4の電位が上昇すると、部所54はゲート電極
48に対して、さらに正となる。すると、相対的に負の
ゲート電極48はドリフト領域4内のホールを上面28
の方へ誘引し、領域54をP型へ予期せずして反転する
ことがある。即ち、電位勾配により上面54外部に電子
の空乏層が誘起されることがある。誘起されたP型領域
54はPタブ8,6間、従って主電極50.52間の導
電路となり、オフ状態での短絡障害の原因となる。
(発明の効果) 上述したとおシ、領域54で予期せずして生じる導電性
の反転は電界勾配による誘起された空乏層が原因である
。電界勾配が高くなるにつれて、電界ラインの領域76
.54.78等における湾曲状の密集がひどくなる。主
電極のもつとも負の値に設定された電界成形領域24に
より、このような電界勾配は最小化され、従ってドリフ
ト領域部76、54.78のとくに上面28近くで電界
ラインの湾曲状の密集が最小化される。
層24の負電位により、電界ラインは整えられるか、ド
リフト領域部76、54.78から取シ出されて、エピ
タキシャル層22を介して横方向に拡がるので、チャネ
ル包含領域間のドリフト領域部における電界勾配は最小
となる。これによって、オフ状態での電圧遮断機能が向
上する。
【図面の簡単な説明】
才1図は、本発明に従って構成した双方向性電力FET
構遺体の概略断面図である。 2:プレーナ型電界成形双方向性電力FgT4ニドリフ
ト領域 6:第1チャネル包含領域8:第2チャネル包
含領域 10:第1ソース領域 12:第2ソース領域
 18:接合部22:エピタキシャル層 24:電界成
形領域。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)間隔をおいて配置した一対の第1および第2チャ
    ネル包含領域間と、第1および第2ソース領域間の共通
    のドリフト領域と、前記チャネル包含領域間の前記ドリ
    フト領域部に対向して前記ドリフト領域との接合部を形
    成する電界成形領域とを有するプレーナ横形双方向性電
    力FETの該FETがオン状態にある場合、前記電界成
    形領域が電界ラインを整えて電界勾配により空乏層の誘
    起を防止し、また前記チャネル包含領域間の前記ドリフ
    ト領域部に沿つて、導電性タイプの予期しない反転を防
    止する前記電界成形領域の電位を制御する手段を有する
    ことを特徴とするプレーナ型電界成形双方向性電力FE
    T。
  2. (2)前記第1ソース領域が一方の導電性をもつ半導体
    材料であり、 前記第1チャネル包含領域が前記半導体材料と異つた他
    方の導電性であつて、前記第1ソース領域と接合部を形
    成し、 前記ドリフト領域が前記一方の導電性の半導体材料であ
    つて、前記第1チャネル包含領域と別の接合部を形成し
    、 前記第2チャネル包含領域が前記他方の導電性の半導体
    材料であつて、前記ドリフト領域と接合部を形成し、 また前記第2ソース領域が前記一方の導電性の半導体材
    料であつて、前記第2チャネル包含領域と接合部を形成
    し、 前記電界成形領域が前記他方の導電性の半導体材料であ
    つて、 さらに第1チャネルの近傍に配置した第1部所と第2チ
    ャネルの近傍に配置した第2部所を包含し、十分な強度
    の電界を作成するための電位を印加し、前記第1および
    第2チャネルの導電性タイプを反転するのに適したゲー
    ト電極手段からなり、 いずれかの極性の電圧を前記第1および第2ソース領域
    に印加すると、前記ゲート電極手段の電位が制御されて
    いれば、前記ソース領域間を各方向の電流が流れること
    が可能であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    に記載のプレーナ型電界成形双方向性電力FET。
  3. (3)前記ゲート電極手段が前記第1チャネル近傍に配
    置した第1ゲート電極と、前記第将チャネル近傍に配置
    した分割第2ゲート電極を備えた分離ゲート電極手段か
    ら構成されることを特徴とする、特許請求の範囲第2項
    に記載のプレーナ型電界成形双方向性電力FET。
  4. (4)各ソース領域とチャネル包含領域に夫々に接続さ
    れた第1および第2主電極と、 前記ゲート電位の非印加時、前記ドリフト領域と前記第
    1チャネル包含領域間の接合部は前記第2主電極から前
    記第1主電極への電流を遮断し、また前記ドリフト領域
    と前記第2チャネル包含領域間の接合部は前記第1主電
    極から前記第2主電極への電流を遮断する前記FETと
    からなることを特徴とする、特許請求の範囲第2項に記
    載のプレーナ型電界成形双方向性電力FET。
  5. (5)前記電界成形領域の電位を制御する手段が前記電
    界成形領域を前記主電極と実質的に同電位に設定する手
    段からなることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記
    載のプレーナ型電界成形双方向性電力FET。
  6. (6)前記手段が一方の前記主電極と前記電界成形領域
    間に接続された第1ダイオード手段と、他方の前記主電
    極と前記電界成形領域間に接続された第2ダイオード手
    段を備えたステアリング・ダイオード手段とからなり、
    該ステアリング・ダイオード手段は前記主電極間を直列
    に対向して接続し、前記電界成形領域は前記主電極間に
    直列に接続されていることを特徴とする、特許請求の範
    囲第5項に記載のプレーナ型電界成形双方向性電力FE
    T。
  7. (7)前記第1および第2ダイオードが、前記電界成形
    領域と、前記FETの上面から前記ドリフト領域を通つ
    て前記電界成形領域内へと下方に延びる各絶縁溝によつ
    て前記ソース領域、チャネル包含領域およびドリフト領
    域から絶縁された前記一方の導通性の各第1および第2
    絶縁領域と前記電界成形領域との間の一体の第1および
    第2バリア接合部、および前記各絶縁領域をそれぞれの
    主電極に接続する手段とから構成されることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第6項に記載のプレーナ型電界成形
    双方向性電力FET。
  8. (8)前記絶縁溝に前記他方の導電性の半導体材料を充
    填したことを特徴とする、特許請求の範囲第7項に記載
    のプレーナ型電界成形双方向性電力FET。
  9. (9)前記チャネル包含領域が前記チャネル包含領域間
    を前記FETの上面まで上方に延びる前記ドリフト領域
    によつて横方向に間隔を置いて区切られ、 前記ゲート電極手段が前記上面に沿つて横方向に延びて
    前記上面上で絶縁層により間隔をおいて区切られ、また
    前記第1および第2部所はそれぞれ前記第1および第2
    チャネルを通つて延び、 さらに前記電界成形領域が前記ドリフト領域の下方を横
    方向に延びていることを特徴とする、特許請求の範囲第
    7項に記載のプレーナ型電界成形双方向性電力FET。
  10. (10)前記ソース領域が前記上面に沿つて横方向に間
    隔をおいて配置され、また前記チャネルと前記ドリフト
    領域が前記ソース領域間に配置されていることを特徴と
    する、特許請求の範囲第9項に記載のプレーナ型電界成
    形双方向性電力FET。
  11. (11)前記主電極が交流負荷ラインに接続可能であり
    、 また、前記ゲート手段がゲート電位源手段に接続可能で
    あるため、 前記ゲート手段は、前記交流ラインが最初の半サイクル
    にあるときには、一方の前記主電極に対して正となり、
    また前記交流ラインが第2の半サイクルにあるときには
    、他方の前記主電極に対して正となるほか、 前記交流ラインが最初の半サイクルにあるときには、電
    流は他方の前記主電極から、前記第2ソース領域、前記
    第2チャネル、前記ドリフト領域、前記第1チャネル、
    前記第1ソース領域を通つて一方の前記主電極へと流れ
    、 前記交流ラインが第2の半サイクルにあるときには、電
    流は前記第1主電極から、前記第1ソース領域、前記第
    1チャネル、前記ドリフト領域、前記第2チャネル、前
    記第2ソース領域を通つて他方の前記主電極へと流れる
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第6項に記載のプレ
    ーナ型電界成形双方向性電力FET。
  12. (12)前記ゲート手段が前記第1チャネル近傍の第1
    ゲート電極と前記第2チャネル近傍の第2ゲート電極と
    から成る分離ゲート電極手段を備え、前記第1および第
    2ゲート電極がゲート電位源手段に接続可能であるため
    、前記交流ラインが最初の半サイクルにあるときには、
    前記第1ゲート電極は一方の前記主電極に対して正とな
    り、また前記交流ラインが第2の半サイクルにあるとき
    には、前記第2ゲート電極は他方の前記主電極に対して
    正となることを特徴とする、特許請求の範囲第11項に
    記載のプレーナ型電界成形双方向性電力FET。
  13. (13)前記チャネルが上面に沿つて前記各ソース領域
    と前記ドリフト領域間を水平に延び、前記第1および第
    2ゲート電極が前記上面に沿つて前記各チャネル上を水
    平に延び、また前記電界成形領域が前記ドリフト領域の
    下方を水平に延びていることを特徴とする、特許請求の
    範囲第12項に記載プレーナ型電界成形双方向性電力F
    ET。
  14. (14)前記ステアリング・ダイオード手段が前記電界
    成形領域を前記主電極のもつとも負の値に設定すること
    を特徴とする、特許請求の範囲第13項に記載プレーナ
    型電界成形双方向性電力FET。
  15. (15)電界成形領域を形成する他方の導電性のベース
    層上部でドリフト領域を備える一方の導電性の半導体材
    料のエピタキシャル層と、 該エピタキシャル層の上面に沿つて横方向に間隔をおい
    て配置した前記他方の導電性の一対のチャネル包含領域
    と、 前記上面に沿つて横方向に間隔をおいて配置し、それぞ
    れが前記チャネル包含領域との接合部を形成する前記一
    方の導電性で一対のソース領域と、 それぞれ前記ソース領域に接続された一対の主電極と、 一定のゲート電位に応じて一定の極性のキャリアを誘引
    して前記チャネルを前記一方の導電性タイプに反転し、
    電流をいずれかの方向で前記主電極間に流すことが可能
    な、チャネル近傍の部所を含むゲート電極手段からなる
    プレーナ横形双方向性電力FETにおいて、 前記FETは一定のゲート電位が印加されていなければ
    オフ状態となつて、前記ドリフト領域と一方の前記チャ
    ネル包含領域間の接合部により一方の前記主電極へと向
    う電流が遮断され、また前記ドリフト領域と他方の前記
    チャネル包含領域間の接合部により他方の前記主電極へ
    向う電流が遮断されるほか、 前記他方の導電性の電界成形領域が前記チャネル間の前
    記ドリフト領域部に対向して前記ドリフト領域との接合
    部を形成するため、オフ状態時、空乏層が前記電界成形
    領域と前記ドリフト領域間の接合部から前記チャネル間
    の前記ドリフト領域部方向へ広がつて前記ドリフト領域
    内の電界ラインを前記チャネル間の前記部所から離して
    整え、前記ドリフト領域部に電界ラインが湾曲して密集
    したり電界勾配によつて空乏層が誘起されるのを防止し
    、前記チャネル間の前記ドリフト領域部に沿つて前記他
    方の導電性に予期せずして反転するのを防止する、こと
    を特徴とする、プレーナ型電界成形双方向性電力FET
  16. (16)前記チャネル包含領域が前記チャネル包含領域
    間から前記上面まで上方に延びている前記エピタキシャ
    ル層ドリフト領域によつて間隔をおいて区切られている
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第15項に記載のプ
    レーナ型電界成形双方向性電力FET。
  17. (17)前記ソース領域が、前記チャネルおよびこのチ
    ャネル間の前記エピタキシャル層ドリフト領域で前記上
    面に沿つて横方向に間隔をおいて区切られていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第16項に記載のプレーナ
    型電界成形双方向性電力FET。
  18. (18)前記各主電極が前記各ソース領域と前記各チャ
    ネル包含領域に接続されているほか、前記電界成形領域
    を前記各主電極に接続して前記電界成形領域を一定の最
    大極性の主電極と同電位に設定するステアリング・ダイ
    オードからなることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    5項に記載のプレーナ型電界成形双方向性電力FET。
  19. (19)前記ステアリング・ダイオードが、前記電界成
    形領域と、前記上面から前記電界成形領域内へ下方に延
    びている絶縁溝によつて前記ドリフト領域、前記チャネ
    ル包含領域および前記ソース領域から絶縁された前記エ
    ピタキシャル層諸部を備え、一方の導電性の各第1・第
    2絶縁領域との間に一体のバリア接合部を備えた第1・
    第2ダイオードから成ることを特徴とする、特許請求の
    範囲第18項に記載のプレーナ型電界成形双方向性電力
    FET。
  20. (20)一方の前記主電極が、前記各ソース領域とチャ
    ネル包含領域に抵抗接触し、また前記一方の導電性の前
    記第1絶縁領域に接触する金属部を備え、 前記第1絶縁領域が前記上面から前記電界成形領域へと
    下方に垂直に延びて前記電界成形領域との前記第1ステ
    アリング・ダイオードを形成し、 また他方の前記主電極が前記各ソース領域とチャネル包
    含領域に抵抗接触し、前記一方の導電性の前記第2絶縁
    領域に接触する金属部を備え、 さらに前記第2絶縁領域が前記上面から前記電界成形領
    域へと下方に垂直に延びて前記電界成形領域との前記第
    2ステアリング・ダイオードを形成することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第19項に記載のプレーナ型電界成
    形双方向性電力FET。
JP16845785A 1985-07-30 1985-07-30 プレ−ナ型電界成形双方向性電力fet Pending JPS6231169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16845785A JPS6231169A (ja) 1985-07-30 1985-07-30 プレ−ナ型電界成形双方向性電力fet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16845785A JPS6231169A (ja) 1985-07-30 1985-07-30 プレ−ナ型電界成形双方向性電力fet

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6231169A true JPS6231169A (ja) 1987-02-10

Family

ID=15868464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16845785A Pending JPS6231169A (ja) 1985-07-30 1985-07-30 プレ−ナ型電界成形双方向性電力fet

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6231169A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013146445A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 富士電機株式会社 半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013146445A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 富士電機株式会社 半導体装置
US9537002B2 (en) 2012-03-30 2017-01-03 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device with SiC base layer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4546367A (en) Lateral bidirectional notch FET with extended gate insulator
US4961100A (en) Bidirectional field effect semiconductor device and circuit
US5489787A (en) Semiconductor device having an insulated gate field effect transistor and exhibiting thyristor action
US4574209A (en) Split gate EFET and circuitry
US4541001A (en) Bidirectional power FET with substrate-referenced shield
JPH0439770B2 (ja)
US4612465A (en) Lateral bidirectional notch FET with gates at non-common potentials
JPS61172373A (ja) 横双方向パワ−電界効果トランジスタ
US4622568A (en) Planar field-shaped bidirectional power FET
US4542396A (en) Trapped charge bidirectional power FET
US4571606A (en) High density, high voltage power FET
US4574208A (en) Raised split gate EFET and circuitry
US4670764A (en) Multi-channel power JFET with buried field shaping regions
US4574207A (en) Lateral bidirectional dual notch FET with non-planar main electrodes
US4571513A (en) Lateral bidirectional dual notch shielded FET
US4571512A (en) Lateral bidirectional shielded notch FET
EP0211972A1 (en) Raised gate efet
US4577208A (en) Bidirectional power FET with integral avalanche protection
US4558243A (en) Bidirectional power FET with shorting-channel off state
JP2002299622A (ja) 電力用半導体素子
EP0081642B1 (en) Multicellular thyristor
JPS6231167A (ja) バイポ−ラのオン状態を有する双方向性電力fet
US4633281A (en) Dual stack power JFET with buried field shaping depletion regions
JPS6231169A (ja) プレ−ナ型電界成形双方向性電力fet
EP0205636A1 (en) Planar field-shaped bidirectional power fet