JPS6231057A - カセツトロ−デイング装置 - Google Patents
カセツトロ−デイング装置Info
- Publication number
- JPS6231057A JPS6231057A JP60170475A JP17047585A JPS6231057A JP S6231057 A JPS6231057 A JP S6231057A JP 60170475 A JP60170475 A JP 60170475A JP 17047585 A JP17047585 A JP 17047585A JP S6231057 A JPS6231057 A JP S6231057A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- plate
- tape
- tape cassette
- sliding frame
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明カセットローディング装置を以下の項目に従って
説明する。
説明する。
A、産業上の利用分!
B0発明の概要
C1背景技術
り1発明が解決しようとする問題点
E0問題点を解決するための手段
F、実施例
a、テープカセット[第11図乃至第16図]
b 、PCMオーディオテープレコーダー[第2図]
c−ヘース’Ts板[第1rIli、第3図、第5図、
第8図乃至第1θ図] d、カセットローディング装置[第1図、第3図乃至第
10図] e、シャーシ部[第1図、w113図乃至第6図、第8
図乃至第10図] f、摺動枠[第1図、第3図、第4図、第7図乃至第9
図] g、ワイヤ[第1図、第3図、第5図、第10図] h、カセットホルダー[第1図乃至第4図、第7図乃至
第9図、第11図、第 12図] i、ホルダー支持アーム[第3図、第4図、第7図乃至
第9図] j、ホルダー昇降手段[第1図、第3図乃至第5図、第
7図乃至第9図] k、カセット押え[第1図、第3図、第7図乃至第9図
] t、ホルダー枠[第1図乃至第3図、第8図、第9図] m、カセット装着部[第1図、第2図、第8図、第9図
] n、カセット押圧レバー[第1図、第3図、第7図乃至
第9図] n−1,第1のカセット押圧し八− [第1図、第3図、第7図乃 至第9図] n−2,第2のカセット抑圧レバー [第1図、第3図、$7図] 0、テープカセットの摺動板の移動[第11図、第12
図、第15図、第16 図] 0−1.閉塞位置から開き位置への移 動 O−2,開き位置から閉塞位置への移 動 p、駆動系[第1図、第3図、第1O図]p−t、構成 p−2,動作 q、制御手段[第1図、第3図乃至第7図、第9図] r、カセットローディング動作 r−1,ローディング r−2,7ンローデイング G8発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本考案は新規なカセットローディング装置に関する。詳
しくは、テープカセットを所定の装着位置まで移動させ
るカセット保持手段の前記装着位置へ向っての移動に応
じてテープカセットがカセット保持手段内で移動してカ
セット押えによって正規の位置を押圧される状態になる
ようにし、これによって、テープカセットの装着性を良
好にした新規なカセットローディング装置を提供しよう
とするものである。
第8図乃至第1θ図] d、カセットローディング装置[第1図、第3図乃至第
10図] e、シャーシ部[第1図、w113図乃至第6図、第8
図乃至第10図] f、摺動枠[第1図、第3図、第4図、第7図乃至第9
図] g、ワイヤ[第1図、第3図、第5図、第10図] h、カセットホルダー[第1図乃至第4図、第7図乃至
第9図、第11図、第 12図] i、ホルダー支持アーム[第3図、第4図、第7図乃至
第9図] j、ホルダー昇降手段[第1図、第3図乃至第5図、第
7図乃至第9図] k、カセット押え[第1図、第3図、第7図乃至第9図
] t、ホルダー枠[第1図乃至第3図、第8図、第9図] m、カセット装着部[第1図、第2図、第8図、第9図
] n、カセット押圧レバー[第1図、第3図、第7図乃至
第9図] n−1,第1のカセット押圧し八− [第1図、第3図、第7図乃 至第9図] n−2,第2のカセット抑圧レバー [第1図、第3図、$7図] 0、テープカセットの摺動板の移動[第11図、第12
図、第15図、第16 図] 0−1.閉塞位置から開き位置への移 動 O−2,開き位置から閉塞位置への移 動 p、駆動系[第1図、第3図、第1O図]p−t、構成 p−2,動作 q、制御手段[第1図、第3図乃至第7図、第9図] r、カセットローディング動作 r−1,ローディング r−2,7ンローデイング G8発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本考案は新規なカセットローディング装置に関する。詳
しくは、テープカセットを所定の装着位置まで移動させ
るカセット保持手段の前記装着位置へ向っての移動に応
じてテープカセットがカセット保持手段内で移動してカ
セット押えによって正規の位置を押圧される状態になる
ようにし、これによって、テープカセットの装着性を良
好にした新規なカセットローディング装置を提供しよう
とするものである。
(B、発明の概要)
本発明カセットローディング装置は、テープカセットを
所定の装着位置まで移動させるカセ−/ )保持手段の
前記装着位置へ向っての移動によって動作するカセット
押込手段を設け、この方セ−/ )押込手段によってテ
ープカセットが最初の挿入位置から移動されて正規の位
置をカセ−/)押えによって押圧されるようにして、テ
ープカセットをカセット保持手段に挿入する際に、正規
の位置をカセット押えによって押圧される箇所まで押し
込んでやらなくとも済むようにして、テープカセットの
装着性を良好にしたものである。
所定の装着位置まで移動させるカセ−/ )保持手段の
前記装着位置へ向っての移動によって動作するカセット
押込手段を設け、この方セ−/ )押込手段によってテ
ープカセットが最初の挿入位置から移動されて正規の位
置をカセ−/)押えによって押圧されるようにして、テ
ープカセットをカセット保持手段に挿入する際に、正規
の位置をカセット押えによって押圧される箇所まで押し
込んでやらなくとも済むようにして、テープカセットの
装着性を良好にしたものである。
(C,背景技術)
ビデオテープレコーダやPCM (パルスコードモジュ
レーション)オーディオテープレコーダ等のテープカセ
ットを使用する装置においては、該テープカセットを所
定のカセット装着位置に装着する必要がある。そのため
に、テープカセットを保持するカセット保持手段にカセ
ット押えを設け、テープカセットをカセット保持手段に
保持させるとテープカセットのカセット押えによって押
圧される位置にテープカセットが来るようにし、。
レーション)オーディオテープレコーダ等のテープカセ
ットを使用する装置においては、該テープカセットを所
定のカセット装着位置に装着する必要がある。そのため
に、テープカセットを保持するカセット保持手段にカセ
ット押えを設け、テープカセットをカセット保持手段に
保持させるとテープカセットのカセット押えによって押
圧される位置にテープカセットが来るようにし、。
それによって、カセット保持手段が所定に位置に達する
とテープカセットが所定のカセット装着位置に上から押
圧された状態で保持されるようになっている。
とテープカセットが所定のカセット装着位置に上から押
圧された状態で保持されるようになっている。
(D、発明が解決しようとする問題点)ところで、上記
したように、テープカセットをカセット保持手段に保持
させたときに、テープカセットがカセット押えによって
押圧される状態になるようにすると、テープカセットを
カセット保持手段に上方から斜めに挿入するタイプのも
のにあっては、挿入のために大きな空間を必要とすると
いう問題がある。
したように、テープカセットをカセット保持手段に保持
させたときに、テープカセットがカセット押えによって
押圧される状態になるようにすると、テープカセットを
カセット保持手段に上方から斜めに挿入するタイプのも
のにあっては、挿入のために大きな空間を必要とすると
いう問題がある。
また、挿入のための空間を狭くすると、テープカセット
を急角度で入れなければならず、かつ、カセット押えを
強い力で上方へ押しこじるようにしながら挿入しなけれ
ばならず、カセット押えやカセット保持手段及びテープ
カセットに無理な力が加わることになり、これらの故障
の原因になるという問題がある。
を急角度で入れなければならず、かつ、カセット押えを
強い力で上方へ押しこじるようにしながら挿入しなけれ
ばならず、カセット押えやカセット保持手段及びテープ
カセットに無理な力が加わることになり、これらの故障
の原因になるという問題がある。
そこで、本発明は、テープカセットを所定の装着位置ま
で移動させるカセット保持手段の前記装着位置へ向って
の移動に応じてテープカセットがカセット保持手段内で
移動してカセット押えによって正規の位置を押圧される
状態になるようにし、これによって、テープカセットの
装着性を良好にした新規なカセットローディング装置を
提供することを目的とするものである。
で移動させるカセット保持手段の前記装着位置へ向って
の移動に応じてテープカセットがカセット保持手段内で
移動してカセット押えによって正規の位置を押圧される
状態になるようにし、これによって、テープカセットの
装着性を良好にした新規なカセットローディング装置を
提供することを目的とするものである。
(E、問題点を解決するための手段)
本発明カセットローディング装置は、上記した問題点を
解決するために、テープカセットを保持し所定のカセッ
ト装着位置まで移動せしめるカセット保持手段にカセッ
ト押えとテープカセットを最初の挿入位置から移動せし
めるカセット押込手段とを設け、カセット保持手段が所
定の装着位置へ向って移動するときに前記カセット押込
手段がテープカセットを押込んでカセット押えがテープ
カセットの正規の押圧筒所を押圧する位置に来るように
テープカセットを移動させるようにしたものである。
解決するために、テープカセットを保持し所定のカセッ
ト装着位置まで移動せしめるカセット保持手段にカセッ
ト押えとテープカセットを最初の挿入位置から移動せし
めるカセット押込手段とを設け、カセット保持手段が所
定の装着位置へ向って移動するときに前記カセット押込
手段がテープカセットを押込んでカセット押えがテープ
カセットの正規の押圧筒所を押圧する位置に来るように
テープカセットを移動させるようにしたものである。
即ち、本発明においては、テープカセットをカセット保
持手段に挿入したときにはテープカセットとカセット押
えとの関係は正規の状態になっておらず、カセット保持
手段が所定のカセット装着位置へ向って移動して行く過
程においてカセット保持手段内においてカセット押込手
段によってテープカセットが移動されてカセット押えが
テープカセットの正規の位置を押圧するようになるよう
にしたものである。
持手段に挿入したときにはテープカセットとカセット押
えとの関係は正規の状態になっておらず、カセット保持
手段が所定のカセット装着位置へ向って移動して行く過
程においてカセット保持手段内においてカセット押込手
段によってテープカセットが移動されてカセット押えが
テープカセットの正規の位置を押圧するようになるよう
にしたものである。
従って、カセット保持手段に対するテープカセットの装
着、取出し位置において、テープカセットの装着のため
の空間を多く必要とせず、かつ、テープカセットの装着
時に、テープカセットをはじめ、カセット保持手段やカ
セット押えに無理な力が加わることがないという利点を
有する。
着、取出し位置において、テープカセットの装着のため
の空間を多く必要とせず、かつ、テープカセットの装着
時に、テープカセットをはじめ、カセット保持手段やカ
セット押えに無理な力が加わることがないという利点を
有する。
(F、実施例)
以下に、本発明カセットローディング装置の詳細を添附
図面に示した実施例に従って説明する。
図面に示した実施例に従って説明する。
尚、カセットローディング装置についての説明に入る前
に、先に、これに着脱自在に装着されるテープカセット
について説明する。
に、先に、これに着脱自在に装着されるテープカセット
について説明する。
(a、テープカセット)し第11図乃至第16図]
1がPCMオーディオ用のテープカセットである。
2はカセットケースであり、合成樹脂で形成された上ハ
ーフ3と下ハーフ4とをねじ止め等により結合して成る
。
ーフ3と下ハーフ4とをねじ止め等により結合して成る
。
カセットケース2内には磁気テープ5を巻装した一対の
リールハブ6.7が回転自在に収納されている。尚、8
は上ハーフ3に設けられた透明な窓板であり、これを透
してリールハブ6.7を見ることができるようになって
いる。
リールハブ6.7が回転自在に収納されている。尚、8
は上ハーフ3に設けられた透明な窓板であり、これを透
してリールハブ6.7を見ることができるようになって
いる。
9はカセットケース2の前端部に回動自在に取着された
前面蓋であり、カセットケース2の前端面を開閉するた
めのものである。
前面蓋であり、カセットケース2の前端面を開閉するた
めのものである。
10はカセットケース2の底面部に摺動自在に設けられ
た摺動板であり、カセットケース2の底面を開閉するた
めのものである。摺動板lOは底板部11と該底板部1
1の左右両側縁から上方に向って立ち上げられた背の低
い側板部12.12とが合成樹脂により一体に形成され
て成る。
た摺動板であり、カセットケース2の底面を開閉するた
めのものである。摺動板lOは底板部11と該底板部1
1の左右両側縁から上方に向って立ち上げられた背の低
い側板部12.12とが合成樹脂により一体に形成され
て成る。
13.13、・・・は摺動板10の側板部12.12の
内側面に前後方向に一直線上に並ぶように突設された案
内突起であり、該案内突起13.13、・・・がカセッ
トケース2の下ハーフ4の左右両側面に前後方向に延び
るように形成された案内溝14.14に摺動自在に係合
されることにより、摺動板10はカセットケース2に前
後方向に摺動自在なるように装着される。
内側面に前後方向に一直線上に並ぶように突設された案
内突起であり、該案内突起13.13、・・・がカセッ
トケース2の下ハーフ4の左右両側面に前後方向に延び
るように形成された案内溝14.14に摺動自在に係合
されることにより、摺動板10はカセットケース2に前
後方向に摺動自在なるように装着される。
15.15は摺動板lOの前端縁に左右に適当に離間し
た位置から上方に向って突設された突片である。
た位置から上方に向って突設された突片である。
16はカセットケース2の前面開口部に沿って張架され
た磁気テープ5の後方に形成されたガイド部材等挿入用
空間部であり、該空間部16の左後隅角部に当る部分に
支柱17が立設され、この支柱17にトーションバネ1
8のコイル部18aが嵌着され、その腕片18bが摺動
板10前端縁の中心部に上方へ突設するように形成され
たバネ掛は片19に後方から弾発的に係合され、このト
ーションバネ18の弾発力が摺動板10を前記空間部1
6を閉じる方向、即ち、前方に移動せしめるように付勢
されている。
た磁気テープ5の後方に形成されたガイド部材等挿入用
空間部であり、該空間部16の左後隅角部に当る部分に
支柱17が立設され、この支柱17にトーションバネ1
8のコイル部18aが嵌着され、その腕片18bが摺動
板10前端縁の中心部に上方へ突設するように形成され
たバネ掛は片19に後方から弾発的に係合され、このト
ーションバネ18の弾発力が摺動板10を前記空間部1
6を閉じる方向、即ち、前方に移動せしめるように付勢
されている。
また、摺動板10の底板部11には2つの挿通孔20.
20が形成されており、摺動板10が後退せしめられた
とき、第16図に2点鎖線で示すように、この挿通孔2
0.20が下ハーフ4の底板に形成された挿通孔21.
21と一致され(以下、この状態における摺動板10の
位置を「開き位置」と言う、)、PCMオーディオテー
プレコーダーに設けられたリール駆動用の係合軸がカセ
ットケース2内に進入することができるようになってい
る。そして、摺動板lOが前方へ移動して、第14図に
示すように、摺動板10がカセットケース2の空間部1
6の下方を閉じた状態で、摺動板10の挿通孔20.2
0と下ハーフ4の挿通孔21.21とは互いにその位置
がずれて、下ハーフ4の挿通孔21.21が摺動板10
の底板部11で閉塞されるようになっている(以下、こ
の状態における摺動板10の位置を「閉塞位置」と言う
、)。
20が形成されており、摺動板10が後退せしめられた
とき、第16図に2点鎖線で示すように、この挿通孔2
0.20が下ハーフ4の底板に形成された挿通孔21.
21と一致され(以下、この状態における摺動板10の
位置を「開き位置」と言う、)、PCMオーディオテー
プレコーダーに設けられたリール駆動用の係合軸がカセ
ットケース2内に進入することができるようになってい
る。そして、摺動板lOが前方へ移動して、第14図に
示すように、摺動板10がカセットケース2の空間部1
6の下方を閉じた状態で、摺動板10の挿通孔20.2
0と下ハーフ4の挿通孔21.21とは互いにその位置
がずれて、下ハーフ4の挿通孔21.21が摺動板10
の底板部11で閉塞されるようになっている(以下、こ
の状態における摺動板10の位置を「閉塞位置」と言う
、)。
更に、摺動板10の底板部11には前後方向に延び底板
部11の前端縁に開口する浅溝22が形成されており、
該浅溝22の開口端部は徐々に拡開されるように形成さ
れている。そして、前面蓋9が閉じた状態において、浅
溝22の開口端は前面蓋9の下端縁に形成された切欠2
3と対応するようにされている。尚、前面蓋9の下端縁
には更に2つの切欠24.24が形成されている。
部11の前端縁に開口する浅溝22が形成されており、
該浅溝22の開口端部は徐々に拡開されるように形成さ
れている。そして、前面蓋9が閉じた状態において、浅
溝22の開口端は前面蓋9の下端縁に形成された切欠2
3と対応するようにされている。尚、前面蓋9の下端縁
には更に2つの切欠24.24が形成されている。
前記浅溝22の前端部には半円形状の係合切欠25が形
成され、また、浅溝22の後端部には係合孔26が形成
されている。
成され、また、浅溝22の後端部には係合孔26が形成
されている。
27はロック片であり、下ハーフ4の底板にU字状の切
溝28を形成することによって後端部が下ハーフ4の底
板に連結され前端部が撓むように前後方向に延びて形成
されている。また、ロック片27前端部の下面には半球
状の係合突起29が一体に形成されている。そして、ロ
ック片27の上平面は所定量削られて撓み易くされてお
り、更に、ロック片27前端部上方の所定の高さにリミ
ッタ30を上ハーフ3から突設し、第12図CB)に示
すようにロック片27が必要以上に撓まされて折れてし
まうようなことがないようにされている・ しかして、第14図に示すように、摺動板10が閉じた
状態では、摺動板lOに設けられた係合孔26にロック
片27先端の係合突起29が嵌合し、摺動板10が開き
位置へ向って移動してしまわないようにロックされてい
る。そして、この状態で、係合突起29は係合孔26か
ら下方は突出するが浅溝22内に位置されている。
溝28を形成することによって後端部が下ハーフ4の底
板に連結され前端部が撓むように前後方向に延びて形成
されている。また、ロック片27前端部の下面には半球
状の係合突起29が一体に形成されている。そして、ロ
ック片27の上平面は所定量削られて撓み易くされてお
り、更に、ロック片27前端部上方の所定の高さにリミ
ッタ30を上ハーフ3から突設し、第12図CB)に示
すようにロック片27が必要以上に撓まされて折れてし
まうようなことがないようにされている・ しかして、第14図に示すように、摺動板10が閉じた
状態では、摺動板lOに設けられた係合孔26にロック
片27先端の係合突起29が嵌合し、摺動板10が開き
位置へ向って移動してしまわないようにロックされてい
る。そして、この状態で、係合突起29は係合孔26か
ら下方は突出するが浅溝22内に位置されている。
尚、31は上ハーフ3の上面の前端縁寄りの部分に左右
方向に沿って延びるように形成された溝である。
方向に沿って延びるように形成された溝である。
(b 、PCMオーディオテープレコーダー)[第2図
] 32は後述するカセットローディング装置等が設けられ
たPCMオーディオテープレコーダーである。33は該
レコーダー32の外筐であり、その前面板33aにカセ
ットホルダー引出用の引出口34が形成されている。
] 32は後述するカセットローディング装置等が設けられ
たPCMオーディオテープレコーダーである。33は該
レコーダー32の外筐であり、その前面板33aにカセ
ットホルダー引出用の引出口34が形成されている。
(c、ベース基板)[第1図、第3図、第5図、第8図
乃至第10図] 35は前記レコーダー32の外筐33の内部に設けられ
たベース基板である。該ベース基板35は全体として前
後方向に長い略長四角状に形成されると共に、その左右
両側縁の前端部から支柱支持片35a、35aが側方へ
突出するように形成されている。
乃至第10図] 35は前記レコーダー32の外筐33の内部に設けられ
たベース基板である。該ベース基板35は全体として前
後方向に長い略長四角状に形成されると共に、その左右
両側縁の前端部から支柱支持片35a、35aが側方へ
突出するように形成されている。
36はベース基板35の前端部に形成されたリール駆動
軸配置用の開口部であり、該開口部36は左右方向に長
い小判形に形成されている。
軸配置用の開口部であり、該開口部36は左右方向に長
い小判形に形成されている。
37.381士上記開口部36の下方に設けられた図示
しないリール台基板に支持されたリール駆動軸であり、
これらリール駆動軸37.38の上端部には係合軸部3
7a、38aが設けられると共に、該係合軸部37a、
38aは前記開口部36を通してベース基板35から上
方へ突出するように位置されている。
しないリール台基板に支持されたリール駆動軸であり、
これらリール駆動軸37.38の上端部には係合軸部3
7a、38aが設けられると共に、該係合軸部37a、
38aは前記開口部36を通してベース基板35から上
方へ突出するように位置されている。
39はベース基板35の後端部に設けられたヘッドドラ
ムである。
ムである。
また、40.41はベース基板35の上面のうち前記開
O部36とヘッドドラム39との間の略中間の位置に互
いに左右に所定の距離離間して配置された位置決めビン
である。
O部36とヘッドドラム39との間の略中間の位置に互
いに左右に所定の距離離間して配置された位置決めビン
である。
42はベース基板35の前端部のうち左右方向における
中央部と右側縁との間の略中間の位置に固定された突肖
り板である。該突当り板42は取付片42aと垂直方向
に延びる突当り片42bとから成り、突当り片42bが
前方を向く姿勢で取付片42aがベース基板35にねじ
止め等の固定手段により固定されている。尚、この突当
り板42は、これの突当り片42bに後述する第1のカ
セット押圧レバーの一端部が突当ることにより、相対的
に該第1のカセット抑圧レバーを回動せしめるための部
材である。
中央部と右側縁との間の略中間の位置に固定された突肖
り板である。該突当り板42は取付片42aと垂直方向
に延びる突当り片42bとから成り、突当り片42bが
前方を向く姿勢で取付片42aがベース基板35にねじ
止め等の固定手段により固定されている。尚、この突当
り板42は、これの突当り片42bに後述する第1のカ
セット押圧レバーの一端部が突当ることにより、相対的
に該第1のカセット抑圧レバーを回動せしめるための部
材である。
尚、図示を省略しであるが、ベース基板35にはテープ
走行機構、テープローディング機構等の機構が設けられ
ており、前記したテープカセット1が後述するカセット
ローディング装置によってローディングされベース基板
35に対する所定の位置へ装着されると、テープローデ
ィング機構によってカセットケース2から磁気テープ5
が引き出されると共に、上記したテープ走行機構を構成
する各種のテープガイド部材及び前記ヘッドドラム39
等に巻き付けられるようになっている。
走行機構、テープローディング機構等の機構が設けられ
ており、前記したテープカセット1が後述するカセット
ローディング装置によってローディングされベース基板
35に対する所定の位置へ装着されると、テープローデ
ィング機構によってカセットケース2から磁気テープ5
が引き出されると共に、上記したテープ走行機構を構成
する各種のテープガイド部材及び前記ヘッドドラム39
等に巻き付けられるようになっている。
(d、カセットローディング装置)[第1図、第3図乃
至第io図] 43がカセットローディング装置である。該カセットロ
ーディング装置43は前記テープカセットlが装着され
るカセットホルダー、該カセットホルダーを垂直方向へ
移動自在となるように支持し、かつ、前後方向へ移動さ
れる摺動枠、該摺動枠を支持するシャーシ部、駆動系、
等から成ると共に、上記カセットホルダーに装着された
テープカセット1のカセットケース2を押圧するカセッ
ト押圧レバー等が備えられている。
至第io図] 43がカセットローディング装置である。該カセットロ
ーディング装置43は前記テープカセットlが装着され
るカセットホルダー、該カセットホルダーを垂直方向へ
移動自在となるように支持し、かつ、前後方向へ移動さ
れる摺動枠、該摺動枠を支持するシャーシ部、駆動系、
等から成ると共に、上記カセットホルダーに装着された
テープカセット1のカセットケース2を押圧するカセッ
ト押圧レバー等が備えられている。
(e、シャーシ部)[第り図、第3図乃至第6図、第8
乃至第10図] 44はシャーシである。該シャーシ44はその外形が相
前後方向に長い長四角状に形成されると共に、その長四
角の略後側半部を占める基部45と、該基部45の前端
縁の左右両端部から前方へ向けて互いに平行に延びるよ
うに突設された側部片46.46、該側部片46.46
のうちの下方へ向けて略直角に屈曲された各前端部の間
に形成された前部片47とから成る。
乃至第10図] 44はシャーシである。該シャーシ44はその外形が相
前後方向に長い長四角状に形成されると共に、その長四
角の略後側半部を占める基部45と、該基部45の前端
縁の左右両端部から前方へ向けて互いに平行に延びるよ
うに突設された側部片46.46、該側部片46.46
のうちの下方へ向けて略直角に屈曲された各前端部の間
に形成された前部片47とから成る。
そして、シャーシ44は、その側部片46.46の各前
端寄りの部分と前記ベース基板35に形成された支柱支
持片35a、35aとの間及びシャーシ44の基部45
の左右両側縁寄りの部分とベース基板35との間に設け
られた支柱48.48.48、(48)(図面では3個
のみ示してある。)によって、ベース基板35の上方に
これと所定の距離離間し、かつ、該ベース基板35と平
行に対向し合う状態でベース基板35に固定されている
。
端寄りの部分と前記ベース基板35に形成された支柱支
持片35a、35aとの間及びシャーシ44の基部45
の左右両側縁寄りの部分とベース基板35との間に設け
られた支柱48.48.48、(48)(図面では3個
のみ示してある。)によって、ベース基板35の上方に
これと所定の距離離間し、かつ、該ベース基板35と平
行に対向し合う状態でベース基板35に固定されている
。
49及び50はシャーシ44に設けられた前側のレール
支持片であり、該レール支持片49及び50は左側から
見て略し字状に屈曲されると共に、シャーシ44の側部
片46.46の前端寄りの位置にねじ止め等の固定手段
により固定されている。尚、これらレール支持片49.
50のうち左側のもの49の垂直方向に延びる支持部4
9aは右側のもの50の支持部50aより稍高く形成さ
れている。
支持片であり、該レール支持片49及び50は左側から
見て略し字状に屈曲されると共に、シャーシ44の側部
片46.46の前端寄りの位置にねじ止め等の固定手段
により固定されている。尚、これらレール支持片49.
50のうち左側のもの49の垂直方向に延びる支持部4
9aは右側のもの50の支持部50aより稍高く形成さ
れている。
51及び52はシャーシ44の基部45に一体に形成さ
れた後側のレール支持片であり、これらレール支持片5
1及び52のうちの左側のもの51は基部45の左側縁
に沿う部分の一部を切り起すようにして形成され、また
、右側のもの52は基部45の後端縁のうちの右端部か
ら折り起し状に形成されている。
れた後側のレール支持片であり、これらレール支持片5
1及び52のうちの左側のもの51は基部45の左側縁
に沿う部分の一部を切り起すようにして形成され、また
、右側のもの52は基部45の後端縁のうちの右端部か
ら折り起し状に形成されている。
53及び54は後述する摺動枠を前後方向に移動自在に
支持するための略丸棒状のガイドレールであり、これら
ガイドレール53及び54のうちの左側のもの53が前
記前側のレール支持片49と後側のレール支持片51と
の間に架は渡すように設けられると共に、右側のもの5
4が前記前側のレール支持片50と後側のレール支持片
52どの間に架は渡すように設けられている。
支持するための略丸棒状のガイドレールであり、これら
ガイドレール53及び54のうちの左側のもの53が前
記前側のレール支持片49と後側のレール支持片51と
の間に架は渡すように設けられると共に、右側のもの5
4が前記前側のレール支持片50と後側のレール支持片
52どの間に架は渡すように設けられている。
55はシャーシ44の下面側に設けられたワイヤ走行ギ
ヤであり、該ワイヤ走行ギヤ55はその下部にプーリ一
部56が一体に形成されると共に、シャーシ44の右側
縁と後側縁とが交わる隅角部に近接する位置から下方へ
突設されたギヤ支持ピン57に回転自在に支持されてい
る。
ヤであり、該ワイヤ走行ギヤ55はその下部にプーリ一
部56が一体に形成されると共に、シャーシ44の右側
縁と後側縁とが交わる隅角部に近接する位置から下方へ
突設されたギヤ支持ピン57に回転自在に支持されてい
る。
58はワイヤプーリーであり、該ワイヤプーリー58は
シャーシ44の右側の側部片46の前端部から下方へ向
けて突設されたプーリー支持ピン59に回転自在に支持
されている。
シャーシ44の右側の側部片46の前端部から下方へ向
けて突設されたプーリー支持ピン59に回転自在に支持
されている。
また、60はガイドプーリーであり、該ガイドプーリー
60はシャーシ44の右側の側部片46の基部45への
付根部から下方へ向けて突設されたプーリー支持ピン6
1に回転自在に支持されている。
60はシャーシ44の右側の側部片46の基部45への
付根部から下方へ向けて突設されたプーリー支持ピン6
1に回転自在に支持されている。
尚、前記したワイヤ走行ギヤ55のプーリ一部56とワ
イヤプーリー58との間には後述するワイヤが無端状に
架は渡される。
イヤプーリー58との間には後述するワイヤが無端状に
架は渡される。
62はシャーシ44の基部45の後側縁寄りの部分を一
部下方へ向けて切り起すように形成された切起し片であ
る。
部下方へ向けて切り起すように形成された切起し片であ
る。
63は基部45の前端縁のうちの略中央部から稍右側へ
寄った部分に形成された切欠部、また、64は基部45
のうちの切欠部63と近接する位置に形成されたばね掛
孔である。
寄った部分に形成された切欠部、また、64は基部45
のうちの切欠部63と近接する位置に形成されたばね掛
孔である。
尚、シャーシ44は、前記外筐33の内部に、その前部
片47が外筐33の前面板33aに近接し、かつ、前部
片47の上縁が引出口34の下縁と略同じ高さに位置す
る状態で配置されている。
片47が外筐33の前面板33aに近接し、かつ、前部
片47の上縁が引出口34の下縁と略同じ高さに位置す
る状態で配置されている。
゛ (f、摺動枠)[第1図、第3図、第4図、第7図
乃至$9図コ ロ5は前記シャーシ44に設けられたガイドレール53
.54に摺動自在に支持された摺動枠である。
乃至$9図コ ロ5は前記シャーシ44に設けられたガイドレール53
.54に摺動自在に支持された摺動枠である。
66及び67は摺動枠65の側板であり、該側板66及
び67は互いに略左右対称的に形成されているが、右側
の側板67は左側の側板66よりも稍長く形成されてい
る。そして、これら側板66及び67は上下方向にある
程度の幅を有し、かつ、前後方向に長く延びる略板状に
形成されており、その前部が側方から見て下方へ略クラ
ンク状に屈曲されると共に、そのクランク状に屈曲され
た部分の下縁から互いに内側へ向けて支持片68.68
、拳・拳が突設されている。
び67は互いに略左右対称的に形成されているが、右側
の側板67は左側の側板66よりも稍長く形成されてい
る。そして、これら側板66及び67は上下方向にある
程度の幅を有し、かつ、前後方向に長く延びる略板状に
形成されており、その前部が側方から見て下方へ略クラ
ンク状に屈曲されると共に、そのクランク状に屈曲され
た部分の下縁から互いに内側へ向けて支持片68.68
、拳・拳が突設されている。
69は摺動枠65の前板であり、該前板69はその左右
両端部が上記側板66及び67に形成された支持片68
,68、拳・・にねじ止めされることにより側板66.
67の各前端部間に架は渡すように設けられると共に、
その後側縁の右端部に切欠部70が形成されている。7
1は前板69のうち上記切欠部70から稍左側へ寄った
位置から立設されたレバー支持ビンである。また、72
.72は前板69の左右両端部に形成された螺孔である
。
両端部が上記側板66及び67に形成された支持片68
,68、拳・・にねじ止めされることにより側板66.
67の各前端部間に架は渡すように設けられると共に、
その後側縁の右端部に切欠部70が形成されている。7
1は前板69のうち上記切欠部70から稍左側へ寄った
位置から立設されたレバー支持ビンである。また、72
.72は前板69の左右両端部に形成された螺孔である
。
73.73は側板66.67の上縁のうちの中央部から
稍後側へ寄った部分から互いに内側へ向けて水平に突出
するように形成された支持片であり、これら支持片73
.73の前端部には螺孔74.74が形成されている。
稍後側へ寄った部分から互いに内側へ向けて水平に突出
するように形成された支持片であり、これら支持片73
.73の前端部には螺孔74.74が形成されている。
75は桟であり、該桟75は左右方向に長い板状に形成
されると共に、その前側縁の中央部に上方から見て略逆
U字状を成す切欠部76が形成されており、その両端部
が前記支持片73.73の後部に固定されている。
されると共に、その前側縁の中央部に上方から見て略逆
U字状を成す切欠部76が形成されており、その両端部
が前記支持片73.73の後部に固定されている。
77及び78は被ガイド子である。これら被ガイド子7
7及び78のうち左側のもの77は前記側板66.67
のうちの左側のもの66の左側面の後端部にねじ止めに
より固定されると共に、前後方向から見て略横倒U字状
を為す溝77a、77aが左側面に開口するように形成
されている。また、右側の被ガイド子78は右側の側板
67の右側面の後端部にねじ止めにより固定されると共
に、これを前後方向に貫通する挿通孔78a、78aが
形成されている。そして、右側の被ガイド子78の挿通
孔78a、78aにはシャーシ44に設けられた右側の
ガイドレール54が挿通されると共に、左側の被ガイド
子77の溝77a、77aには左側のガイドレール53
が摺動自在に係合される。
7及び78のうち左側のもの77は前記側板66.67
のうちの左側のもの66の左側面の後端部にねじ止めに
より固定されると共に、前後方向から見て略横倒U字状
を為す溝77a、77aが左側面に開口するように形成
されている。また、右側の被ガイド子78は右側の側板
67の右側面の後端部にねじ止めにより固定されると共
に、これを前後方向に貫通する挿通孔78a、78aが
形成されている。そして、右側の被ガイド子78の挿通
孔78a、78aにはシャーシ44に設けられた右側の
ガイドレール54が挿通されると共に、左側の被ガイド
子77の溝77a、77aには左側のガイドレール53
が摺動自在に係合される。
しかして、摺動枠65は、その被ガイド子77.78が
ガイドレール53.54に摺動自在に支持されることに
より、ガイドレール53.54に前後方向へと移動自在
なるように支持されると共に、被ガイド子77.78が
シャーシ44に設けられた前側レール支持片49.50
の支持部49a、50aに当接することによってそれよ
り前方への移動が阻止され、また、被ガイド子77.7
8がシャーシ部44に形成された後側のレール支持片5
1.52に当接することによってそれより後方への移動
が阻止されるようになっている。
ガイドレール53.54に摺動自在に支持されることに
より、ガイドレール53.54に前後方向へと移動自在
なるように支持されると共に、被ガイド子77.78が
シャーシ44に設けられた前側レール支持片49.50
の支持部49a、50aに当接することによってそれよ
り前方への移動が阻止され、また、被ガイド子77.7
8がシャーシ部44に形成された後側のレール支持片5
1.52に当接することによってそれより後方への移動
が阻止されるようになっている。
尚、摺動枠65は、その被ガイド子77.78が前側の
レール支持片49.50に当接する位置(以下、「引出
し位置」と言う、)に来ると、第1図、第2図、第8図
及び第9図(A)に示すように、その前部が外筐33に
形成された引出口34から外筐外へと突出するように位
置され、また、被ガイド子77.78が後側のレール支
持片51.52に当接する位置(以下、「引込み位置」
と言う、)に来ると、第3図、第4図、第9図(B)及
び第9図(C)に示すように、その全体が外筐33の内
部に位置され、かつ、その前板69の前端縁が引出口3
4と近接して位置するようになっている。また、前板6
9に形成された切欠部70は、ベース基板35に設けら
れた前記突当り板42の突当り片42bの上端部と前後
方向に対応する位置に形成されると共に、摺動枠65が
引込み位置に来た状態において、突当り片42bとある
程度離れて位置するようになっている。
レール支持片49.50に当接する位置(以下、「引出
し位置」と言う、)に来ると、第1図、第2図、第8図
及び第9図(A)に示すように、その前部が外筐33に
形成された引出口34から外筐外へと突出するように位
置され、また、被ガイド子77.78が後側のレール支
持片51.52に当接する位置(以下、「引込み位置」
と言う、)に来ると、第3図、第4図、第9図(B)及
び第9図(C)に示すように、その全体が外筐33の内
部に位置され、かつ、その前板69の前端縁が引出口3
4と近接して位置するようになっている。また、前板6
9に形成された切欠部70は、ベース基板35に設けら
れた前記突当り板42の突当り片42bの上端部と前後
方向に対応する位置に形成されると共に、摺動枠65が
引込み位置に来た状態において、突当り片42bとある
程度離れて位置するようになっている。
79はワイヤ掛止板である。該ワイヤ掛止板79は略逆
り字状に屈曲するように形成されており、その水平方向
に延びる部分の左端部が前記右側の被ガイド子78の上
面にねじ止めされると共に、その垂直方向に延びる部分
の内面の下端部から掛止ピン80が突設されている。
り字状に屈曲するように形成されており、その水平方向
に延びる部分の左端部が前記右側の被ガイド子78の上
面にねじ止めされると共に、その垂直方向に延びる部分
の内面の下端部から掛止ピン80が突設されている。
(g、ワイヤ)[第1図、第3図、第5図、第10図]
81はワイヤである。該ワイヤ81はその両端部81a
、81bがループ状に形成されると共に、一端部81a
が前記摺動枠65に設けられたワイヤ掛止板79から突
設された掛止ピン80に係着されている。そして、ワイ
ヤ81は上記一端部81aから後方へ向けて延び、シャ
ーシ44に設けられた前記ワイヤ走行ギヤ55のプーリ
一部56に略1周半巻き付けられた後前方へ向けて折り
返されると共に、途中でガイドプーリー60と接触され
、ワイヤプーリー58に巻き付けられた後後方へ折り返
され、その他端部81bがリミッターバネ82を介して
ワイヤ掛止板79の掛止ピン80に係着されている。
、81bがループ状に形成されると共に、一端部81a
が前記摺動枠65に設けられたワイヤ掛止板79から突
設された掛止ピン80に係着されている。そして、ワイ
ヤ81は上記一端部81aから後方へ向けて延び、シャ
ーシ44に設けられた前記ワイヤ走行ギヤ55のプーリ
一部56に略1周半巻き付けられた後前方へ向けて折り
返されると共に、途中でガイドプーリー60と接触され
、ワイヤプーリー58に巻き付けられた後後方へ折り返
され、その他端部81bがリミッターバネ82を介して
ワイヤ掛止板79の掛止ピン80に係着されている。
しかして、摺動枠65が引込み位置に来ている状態から
ワイヤ走行ギヤ55が時計回り方向へ回転されると、ワ
イヤ81はその両端部81a、81bが前方へ移動する
ように走行されるため、ワイヤ掛止板79が前方へ移動
されることになり、これによって、摺動枠65が引出し
位置へ向けて移動されて行くことになる。また、摺動枠
65が引出し位置に来ている状態からワイヤ走行ギヤ5
5が反時計回り方向へ回転されると、ワイヤ81はその
両端部81a、81bが後方へ移動するように走行され
るため、ワイヤ掛止板79が後方へ移動されることにな
り、これによって、摺動枠65が引込み位置へ向けて移
動されて行くことになる。
ワイヤ走行ギヤ55が時計回り方向へ回転されると、ワ
イヤ81はその両端部81a、81bが前方へ移動する
ように走行されるため、ワイヤ掛止板79が前方へ移動
されることになり、これによって、摺動枠65が引出し
位置へ向けて移動されて行くことになる。また、摺動枠
65が引出し位置に来ている状態からワイヤ走行ギヤ5
5が反時計回り方向へ回転されると、ワイヤ81はその
両端部81a、81bが後方へ移動するように走行され
るため、ワイヤ掛止板79が後方へ移動されることにな
り、これによって、摺動枠65が引込み位置へ向けて移
動されて行くことになる。
(h、カセットホルダー)[第1図乃至第4図、第7図
乃至第9図、第11図、第 12図1 83はカセットホルダーである。該カセットホルダー8
3は左右方向に長い略四角状の底板84と該底板84の
左右両側縁から立ち上げ状に形成された背の低い側板8
5.86とにより前後方向から見て略U状を成すように
形成されている。そして、カセットホルダー83の底板
84には互いに左右方向に離間して位置する挿通孔87
.87が形成されている。また、底板84の後端縁の中
央部に逆台形状の切欠部88が形成されると共に、該切
欠部88の両側端に連続した部分に僅かに後方へ突出し
突出部89.89が形成されており、該突出部89.8
9の先端部から上方へ向って折り曲げられた背の低い突
片90.90が形成されている。
乃至第9図、第11図、第 12図1 83はカセットホルダーである。該カセットホルダー8
3は左右方向に長い略四角状の底板84と該底板84の
左右両側縁から立ち上げ状に形成された背の低い側板8
5.86とにより前後方向から見て略U状を成すように
形成されている。そして、カセットホルダー83の底板
84には互いに左右方向に離間して位置する挿通孔87
.87が形成されている。また、底板84の後端縁の中
央部に逆台形状の切欠部88が形成されると共に、該切
欠部88の両側端に連続した部分に僅かに後方へ突出し
突出部89.89が形成されており、該突出部89.8
9の先端部から上方へ向って折り曲げられた背の低い突
片90.90が形成されている。
91は底板84に前後方向に沿って延びるように形成さ
れた突条であり、該条91は、底板84の後端縁のうち
右側の突片90から稍右側へ寄った位置からある程度前
方へ寄った位置と前記挿通孔87.87の後端と略対応
する位置との間の部分に形成されている。そして、突条
91の前端部及び後端部は先下がりの傾斜面91a、9
1bとされている。尚、このような突条91は底板84
の上記した部分を上方へ向って打ち出すことにより底板
84に一体に形成されている。
れた突条であり、該条91は、底板84の後端縁のうち
右側の突片90から稍右側へ寄った位置からある程度前
方へ寄った位置と前記挿通孔87.87の後端と略対応
する位置との間の部分に形成されている。そして、突条
91の前端部及び後端部は先下がりの傾斜面91a、9
1bとされている。尚、このような突条91は底板84
の上記した部分を上方へ向って打ち出すことにより底板
84に一体に形成されている。
92は底板84の前端縁の略中央部に形成された切欠部
、また、93.94は側板85,86の下端部のうちの
後部に前後方向に沿って延びるように形成されたガイド
長孔である。
、また、93.94は側板85,86の下端部のうちの
後部に前後方向に沿って延びるように形成されたガイド
長孔である。
尚、カセットホルダー83の左右方向における長さは、
前記摺動枠65の左右の側板66.67間の距離より稍
短かくされている。
前記摺動枠65の左右の側板66.67間の距離より稍
短かくされている。
(1,ホルダー支持アーム)[第3図、第4図、第7図
乃至第9図] 95.96.97及び98は前記カセットホルダー83
を前記摺動枠65に上下方向へ移動自在となるように支
持するためのアームであり、これらアーム95.96.
97及び98のうちの左側のもの95と96、及び右側
のもの97と98は、それぞれ、長手方向における略中
央部がピン99及び100によって互いに回動自在に連
続されている。
乃至第9図] 95.96.97及び98は前記カセットホルダー83
を前記摺動枠65に上下方向へ移動自在となるように支
持するためのアームであり、これらアーム95.96.
97及び98のうちの左側のもの95と96、及び右側
のもの97と98は、それぞれ、長手方向における略中
央部がピン99及び100によって互いに回動自在に連
続されている。
101.102は摺動枠65の左右の側板66.67の
上縁寄りの部分のうち前後方向における中央部から稍前
方へ寄った部分に前後方向に沿って延びるように形成さ
れたガイド長孔であり、該ガイド長孔101.102に
移動ピン103.104が摺動自在に係合されている。
上縁寄りの部分のうち前後方向における中央部から稍前
方へ寄った部分に前後方向に沿って延びるように形成さ
れたガイド長孔であり、該ガイド長孔101.102に
移動ピン103.104が摺動自在に係合されている。
また、105.106は前記カセットホルダー83の左
右の側板85.86の前端部から互いに外側へ向けて突
出するように設けられた固定ピンである。そして、前記
アーム95と96及び97と98のうちそれぞれ反力セ
ットホルダー83側に位置するもの95及び97は、そ
の上端部が上記移動ピン103,104のうちのガイド
長孔101.102から内側へ突出した部分に回動自在
に連結され、その下端部が上記固定ピン105.106
に回動自在に連結されている。
右の側板85.86の前端部から互いに外側へ向けて突
出するように設けられた固定ピンである。そして、前記
アーム95と96及び97と98のうちそれぞれ反力セ
ットホルダー83側に位置するもの95及び97は、そ
の上端部が上記移動ピン103,104のうちのガイド
長孔101.102から内側へ突出した部分に回動自在
に連結され、その下端部が上記固定ピン105.106
に回動自在に連結されている。
また、107,108はカセットホルダー83の側板8
5.86に形成された前記ガイド長孔93.94に摺動
自在に係合された移動ピンであり、109.110は摺
動枠65の側板66.67のうち前記ガイド長孔101
.102の前端からある程度前方へ寄った位置から互い
に内側へ向けて突出するように設けられた固定ピンであ
る。そして、前記アーム95と96及び97と98のう
ちそれぞれ内側に位置するもの96゜98は、その下端
部が上記カセットホルダー83側の移動ピン107.1
08に回動自在に連結され、その上端部が上記摺動枠6
5側の固定ビン109.110に回動自在に連結されて
いる。
5.86に形成された前記ガイド長孔93.94に摺動
自在に係合された移動ピンであり、109.110は摺
動枠65の側板66.67のうち前記ガイド長孔101
.102の前端からある程度前方へ寄った位置から互い
に内側へ向けて突出するように設けられた固定ピンであ
る。そして、前記アーム95と96及び97と98のう
ちそれぞれ内側に位置するもの96゜98は、その下端
部が上記カセットホルダー83側の移動ピン107.1
08に回動自在に連結され、その上端部が上記摺動枠6
5側の固定ビン109.110に回動自在に連結されて
いる。
しかして、カセットホルダー83は、その側板85及び
86が、互いに交差するように連結されたアーム95と
96及び97と98を介して摺動枠65の側板66及び
67に支持されると共に、アーム95と96及び97と
98の互いの開き角が変化されることにより、上下方向
へ移動される状態で摺動枠65に支持されている。
86が、互いに交差するように連結されたアーム95と
96及び97と98を介して摺動枠65の側板66及び
67に支持されると共に、アーム95と96及び97と
98の互いの開き角が変化されることにより、上下方向
へ移動される状態で摺動枠65に支持されている。
(j、ホルダー昇降手段)[第1図、第3図乃至第5図
、第7図乃至第9図] 111.111は摺動枠65の側板66.67の下端縁
寄りの部分のうち支持片73.73の下方に対応する位
置から互いに内側へ向けて水平に突設されたアーム支持
ピンである。
、第7図乃至第9図] 111.111は摺動枠65の側板66.67の下端縁
寄りの部分のうち支持片73.73の下方に対応する位
置から互いに内側へ向けて水平に突設されたアーム支持
ピンである。
112は引張りスプリングであり、該引張スプリング1
12はその一端部が上記アーム支持ピン111、ill
のうちの左側のものに係着され。
12はその一端部が上記アーム支持ピン111、ill
のうちの左側のものに係着され。
その他端部が摺動枠65の左側の側板66に形成された
ガイド長孔101に摺動自在に係合された前記移動ピン
103に係着されている。
ガイド長孔101に摺動自在に係合された前記移動ピン
103に係着されている。
これによって、該移動ピン103は引張りスプリング1
12の引張力によって、常時、後方へ引張られる力を受
けることになる。
12の引張力によって、常時、後方へ引張られる力を受
けることになる。
従って、アーム95の上端部が後方へ向けて引張られる
ため、アーム96の上端部が相対的に前方へ移動される
ことになる。これによって、アーム95には後ろ斜め上
方へ向かう力が作用され。
ため、アーム96の上端部が相対的に前方へ移動される
ことになる。これによって、アーム95には後ろ斜め上
方へ向かう力が作用され。
アーム96には前方斜め上方へ向かう力が作用されるこ
とになり、これら2つの力の合成力、即ち、上方へ向う
力がピン99に作用することになる。従って、アーム9
5と96とにその互いの開き角を大きくする方向への回
動力が作用することになる。そして、この回動力は、少
なくともアーム95.96の下端部においては、上方へ
向かう成分を含むものであるから、結局、移動ピン10
7及び固定ピン105を介してカセットホルダー83を
上方へ引き上げる力として作用することになる。
とになり、これら2つの力の合成力、即ち、上方へ向う
力がピン99に作用することになる。従って、アーム9
5と96とにその互いの開き角を大きくする方向への回
動力が作用することになる。そして、この回動力は、少
なくともアーム95.96の下端部においては、上方へ
向かう成分を含むものであるから、結局、移動ピン10
7及び固定ピン105を介してカセットホルダー83を
上方へ引き上げる力として作用することになる。
しかして、引張りスプリング112の引張力により、カ
セットホルダー83には、常時、上方へ向けて移動しよ
うとする移動力が付勢されることになる。
セットホルダー83には、常時、上方へ向けて移動しよ
うとする移動力が付勢されることになる。
尚、カセットホルダー83は、これを下方へ向けて押圧
するような押圧力が加えられていない間は、移動ピン1
03がガイド長孔101の後端縁に当接した状態にある
位置、即ち、その底板84が摺動枠65の前板69より
僅かに高いところに来ている位置(以下、「上昇位置」
と言う、)に保持されることになる。
するような押圧力が加えられていない間は、移動ピン1
03がガイド長孔101の後端縁に当接した状態にある
位置、即ち、その底板84が摺動枠65の前板69より
僅かに高いところに来ている位置(以下、「上昇位置」
と言う、)に保持されることになる。
113.113は回動アームである。該回動アーム11
3.113はその後端部の下部が前記アーム支持ピン1
11,111の先端部に回動自在に支持されると共に、
各後端部の上部に左右方向に沿って延びる連結杆114
の両端部が固定されることによって、互いに一体的に連
結されている。そして、回動アーム113.113の前
端部にはこれら回動アーム113.113の長手方向に
沿って延びる切欠部115.115が形成されており、
該切欠部115.115がカセットホルダー83の鋼板
85.86から突設された固定ピン105.106に摺
動自在に係合されている。
3.113はその後端部の下部が前記アーム支持ピン1
11,111の先端部に回動自在に支持されると共に、
各後端部の上部に左右方向に沿って延びる連結杆114
の両端部が固定されることによって、互いに一体的に連
結されている。そして、回動アーム113.113の前
端部にはこれら回動アーム113.113の長手方向に
沿って延びる切欠部115.115が形成されており、
該切欠部115.115がカセットホルダー83の鋼板
85.86から突設された固定ピン105.106に摺
動自在に係合されている。
従って、前記した引張りスプリング112によって作用
する左側アーム95.96に対する回動力は、これら回
動アーム113,113を介して右側のアーム97.9
8にも同様に作用することになる。これによって、引張
りスプリング112によるカセットホルダー83に対す
る上方への移動力及び後述するスライダーによるカセッ
トホルダー83に対する下方への押圧力が、左右の側板
85.86に均等に加えられるようになり、カセットホ
ルダー83が上下方向へ移動されるとき歪みや傾き等を
生ずることがないようにされている。
する左側アーム95.96に対する回動力は、これら回
動アーム113,113を介して右側のアーム97.9
8にも同様に作用することになる。これによって、引張
りスプリング112によるカセットホルダー83に対す
る上方への移動力及び後述するスライダーによるカセッ
トホルダー83に対する下方への押圧力が、左右の側板
85.86に均等に加えられるようになり、カセットホ
ルダー83が上下方向へ移動されるとき歪みや傾き等を
生ずることがないようにされている。
116は摺動枠65の右側の側板67の左側面に沿うよ
うに位置されたスライダーである。該スライダー116
は前後方向に長い板状に形成されており、その後端縁か
ら左側へ向けて屈曲された被抑圧片117が形成される
と共に、前端部に前後方向に沿って延びる切欠部118
が形成され、また、後端部に前後方向に沿って延びる長
孔119が形成されている。そして、スライダー116
はその長孔119に摺動枠65の右側板67から突設さ
れたガイドピン120が摺動自在に係合されると共に、
その切欠部118が前記移動ピン104に係合されるこ
とによって、前後方向へ移動自在なるようにされており
、カセットホルダー83が前記した上昇位置に来ている
ときは、移動ピン104に付勢された後方への移動力に
よって、長孔119の前端縁がガイドピン120に当接
した状態に保持されている。
うに位置されたスライダーである。該スライダー116
は前後方向に長い板状に形成されており、その後端縁か
ら左側へ向けて屈曲された被抑圧片117が形成される
と共に、前端部に前後方向に沿って延びる切欠部118
が形成され、また、後端部に前後方向に沿って延びる長
孔119が形成されている。そして、スライダー116
はその長孔119に摺動枠65の右側板67から突設さ
れたガイドピン120が摺動自在に係合されると共に、
その切欠部118が前記移動ピン104に係合されるこ
とによって、前後方向へ移動自在なるようにされており
、カセットホルダー83が前記した上昇位置に来ている
ときは、移動ピン104に付勢された後方への移動力に
よって、長孔119の前端縁がガイドピン120に当接
した状態に保持されている。
121はシャーシ44の基部45に前後方向へ移動自在
となるように設けられたラック板である。該ラック板1
21は全体として前後方向に長い板状に形成されると共
に、これの前後両端部に前後方向に沿って延びる被ガイ
ド長孔122.122が形成され、また、該被ガイド長
孔122.122の間の部分に被制御長孔123が形成
されている。123aは上記被制御長孔123の前端部
から右側へ向けて屈曲するように形成されたロック部で
ある。そして、ラック板121の左側面のうちの前後方
向における略中央部にはラック部124が形成され、ま
た、右側面のうちの前端寄りの部分からは腕125が略
右側へ向けて突設されており、該腕125の先端部に押
圧突部126が一体に形成されている。尚、押圧突部1
26は前記スライダー116の被押圧片117に後方か
ら対向するように位置されている。
となるように設けられたラック板である。該ラック板1
21は全体として前後方向に長い板状に形成されると共
に、これの前後両端部に前後方向に沿って延びる被ガイ
ド長孔122.122が形成され、また、該被ガイド長
孔122.122の間の部分に被制御長孔123が形成
されている。123aは上記被制御長孔123の前端部
から右側へ向けて屈曲するように形成されたロック部で
ある。そして、ラック板121の左側面のうちの前後方
向における略中央部にはラック部124が形成され、ま
た、右側面のうちの前端寄りの部分からは腕125が略
右側へ向けて突設されており、該腕125の先端部に押
圧突部126が一体に形成されている。尚、押圧突部1
26は前記スライダー116の被押圧片117に後方か
ら対向するように位置されている。
127.127はシャーシ44の基部45のうちこれの
前端縁に形成された前記切欠部63から稍右側へ寄った
位置と対応する部分に互いに前後方向に離間して立設さ
れたガイドピンであり、ラック板121はその被ガイド
長孔122.122に上記ガイドピン127.127が
摺動自在に係合されることによって、これらガイドピン
127.127に前後方向へ移動自在となるように支持
されている。
前端縁に形成された前記切欠部63から稍右側へ寄った
位置と対応する部分に互いに前後方向に離間して立設さ
れたガイドピンであり、ラック板121はその被ガイド
長孔122.122に上記ガイドピン127.127が
摺動自在に係合されることによって、これらガイドピン
127.127に前後方向へ移動自在となるように支持
されている。
尚、ラック板121は、摺動枠65が引込み位置へ来る
前の状態においてその被ガイド長孔122.122の前
端縁がガイドピン127゜127に当接する位置(以下
、「後退位置」と言う。)に保持されると共に、摺動枠
65が引込み位置へ来ると、そのラック部124が後述
する駆動系のギヤによって前方へ送られることにより前
方へ移動されるようになっている。また、前記スライダ
ー116は、摺動枠65が引込み位置へ来ると、第3図
に示すように、その被押圧片117がラック部121の
押圧突部126に前方から近接して位置されるようにな
っている。
前の状態においてその被ガイド長孔122.122の前
端縁がガイドピン127゜127に当接する位置(以下
、「後退位置」と言う。)に保持されると共に、摺動枠
65が引込み位置へ来ると、そのラック部124が後述
する駆動系のギヤによって前方へ送られることにより前
方へ移動されるようになっている。また、前記スライダ
ー116は、摺動枠65が引込み位置へ来ると、第3図
に示すように、その被押圧片117がラック部121の
押圧突部126に前方から近接して位置されるようにな
っている。
そこで、摺動枠65が引込み位置へ来ると、ラック板1
21が前方へ移動されるようになる。
21が前方へ移動されるようになる。
するとラック板121の押圧突部126がスライダー1
16の被押圧片117を後方から押圧するので、スライ
ダー116が前方へと移動され、これによって、スライ
ダー116の前端部が係合された移動ピン104が前方
へと移動されることになる。従って、アーム97の上端
部がこれと他のアーム98の上端部との間の距離を縮め
るように移動されるため、アーム97と98とが互いに
開き角を小さくする方向へ回動される即ち、アーム97
.98がそれぞれの下端部が下方へ移動されるように回
動されるため、カセットホルダー83が引張りスプリン
グ112の引張力に抗して下方へ向けて移動されること
になる。
16の被押圧片117を後方から押圧するので、スライ
ダー116が前方へと移動され、これによって、スライ
ダー116の前端部が係合された移動ピン104が前方
へと移動されることになる。従って、アーム97の上端
部がこれと他のアーム98の上端部との間の距離を縮め
るように移動されるため、アーム97と98とが互いに
開き角を小さくする方向へ回動される即ち、アーム97
.98がそれぞれの下端部が下方へ移動されるように回
動されるため、カセットホルダー83が引張りスプリン
グ112の引張力に抗して下方へ向けて移動されること
になる。
そして、スライダー116はその長孔119の後端縁が
ガイドピン120に当接することによりそこから前方へ
の移動を阻止されることになり、この状態において、カ
セットホルダー83が前記リール駆動軸37.38の係
合軸部37a、38aが相対的にカセットホルダー83
の底板84に形成された挿通孔87.87を通して該底
板84からある程度上方へ突出する位置(以下。
ガイドピン120に当接することによりそこから前方へ
の移動を阻止されることになり、この状態において、カ
セットホルダー83が前記リール駆動軸37.38の係
合軸部37a、38aが相対的にカセットホルダー83
の底板84に形成された挿通孔87.87を通して該底
板84からある程度上方へ突出する位置(以下。
「ローディング完了位置」と言う、)まで下降されるこ
とになる。
とになる。
尚、カセットホルダー83がローディング完了位置に来
ている状態からラック板121が後退位置へ向けて移動
されると、スライダー116による移動ピン104に対
する前方への押圧力が解除されるため、カセットホルダ
ー83は引張りスプリング112の引張力により上昇位
置へ向けて移動されて行くことになる。
ている状態からラック板121が後退位置へ向けて移動
されると、スライダー116による移動ピン104に対
する前方への押圧力が解除されるため、カセットホルダ
ー83は引張りスプリング112の引張力により上昇位
置へ向けて移動されて行くことになる。
(k、カセット押え)[第1図、第3図、第7図乃至第
9図] 128.128は前記カセットホルダー83に設けられ
たカセット押えである。129,129は板バネ素材に
より前後方向から見て略逆り字状に屈曲するように形成
された支持片であり、該支持片129,129のうちの
上下方向に延びる部分の下部がカセットホルダー83の
左右の側板85.86の後端部に固定されると共に、水
平方向に延びる部分がカセットホルダー83の底板84
に上方から対向するように位置された状態で設けられて
いる。
9図] 128.128は前記カセットホルダー83に設けられ
たカセット押えである。129,129は板バネ素材に
より前後方向から見て略逆り字状に屈曲するように形成
された支持片であり、該支持片129,129のうちの
上下方向に延びる部分の下部がカセットホルダー83の
左右の側板85.86の後端部に固定されると共に、水
平方向に延びる部分がカセットホルダー83の底板84
に上方から対向するように位置された状態で設けられて
いる。
130.130は合成樹脂により略逆円錐形に形成され
た押え子であり、該押え子130゜130の上面からは
ピン131.131が上方へ向って突設されている。そ
して、押え子130.130は、そのピンL31.13
1が前記支持片129.129のうちの水平方向に延び
る部分に形成された孔132、(132)(図面では右
側の支持片に形成されたもののみ示しである。)に下方
から挿通されると共に、鎖孔132、(132)から突
出した部分をカシメることによって、支持片129,1
29に固定されている。
た押え子であり、該押え子130゜130の上面からは
ピン131.131が上方へ向って突設されている。そ
して、押え子130.130は、そのピンL31.13
1が前記支持片129.129のうちの水平方向に延び
る部分に形成された孔132、(132)(図面では右
側の支持片に形成されたもののみ示しである。)に下方
から挿通されると共に、鎖孔132、(132)から突
出した部分をカシメることによって、支持片129,1
29に固定されている。
(L、ホルダー枠)[第1図乃至第3図、第8図、第9
図] 133は前記摺動枠65の前部にこれを覆うように取着
されたホルダー枠である。134はホルダー枠133の
前板であり、該前板134は前記外筐33に形成された
引出口34と略等しい大きさに形成されると共に、その
後面のうちの左右両端部及び下端部を除く部分は下端へ
行くに従って次第に後方へ変位するような斜面134a
とされており、後面の左右方向における中央部には切欠
部134bが形成されている。
図] 133は前記摺動枠65の前部にこれを覆うように取着
されたホルダー枠である。134はホルダー枠133の
前板であり、該前板134は前記外筐33に形成された
引出口34と略等しい大きさに形成されると共に、その
後面のうちの左右両端部及び下端部を除く部分は下端へ
行くに従って次第に後方へ変位するような斜面134a
とされており、後面の左右方向における中央部には切欠
部134bが形成されている。
135.135はホルダー枠133の側部であり、該側
部135.135はその横断面形状が略門型を成すよう
に形成されると共に、その前部には側方から見て略逆台
形状を成す谷部135a、135aが形成されている。
部135.135はその横断面形状が略門型を成すよう
に形成されると共に、その前部には側方から見て略逆台
形状を成す谷部135a、135aが形成されている。
また、136はホルダー枠133の底板であり、該底板
136は前板134の下端部から後方へ突出するように
形成されると共に、その長さは側部135.135の谷
部135a、135 ac7)前後方向における長さの
略半分程度とされ、かつ、前板134に形成された切欠
部134bと対応する部分に切溝136aが形成されて
いる。
136は前板134の下端部から後方へ突出するように
形成されると共に、その長さは側部135.135の谷
部135a、135 ac7)前後方向における長さの
略半分程度とされ、かつ、前板134に形成された切欠
部134bと対応する部分に切溝136aが形成されて
いる。
137はその両端が側部135.135の上面の各後端
部に連続する天板であり、該天板137と側部135.
135とが交わる隅角部には略長四角状の切欠部138
.138が形成されている。
部に連続する天板であり、該天板137と側部135.
135とが交わる隅角部には略長四角状の切欠部138
.138が形成されている。
139は天板137の後端縁に形成された略逆台形状の
切欠部である。
切欠部である。
そして、ホルダー枠133は、その底板136が前記摺
動枠65の前板69の上方にこれとの間に僅かな間隙を
有して位置され、かつ、その天板137の左右両端部が
摺動枠65の支持片73.73の前部に位置された状態
で、摺動枠65に固定されている。即ち、ホルダー枠1
33の側部135.135の谷部135a、135aと
天板137の後端縁寄りの部分のうちの左右両端部とに
は図示しない孔が形成されており、ホルダー枠133は
、これら孔を挿通されるねじ140゜140、・φ・が
摺動枠65の前板69に形成された前記螺孔72.72
及び支持片73.73に形成された前記螺孔74.74
に螺合されることによって、摺動枠65の前部に固定さ
れるものである。
動枠65の前板69の上方にこれとの間に僅かな間隙を
有して位置され、かつ、その天板137の左右両端部が
摺動枠65の支持片73.73の前部に位置された状態
で、摺動枠65に固定されている。即ち、ホルダー枠1
33の側部135.135の谷部135a、135aと
天板137の後端縁寄りの部分のうちの左右両端部とに
は図示しない孔が形成されており、ホルダー枠133は
、これら孔を挿通されるねじ140゜140、・φ・が
摺動枠65の前板69に形成された前記螺孔72.72
及び支持片73.73に形成された前記螺孔74.74
に螺合されることによって、摺動枠65の前部に固定さ
れるものである。
しかして、摺動枠65にホルダー枠133が取着される
と、カセットホルダー83の側板85.86、摺動枠6
5の側板66.67のうちの支持片73,73から前側
の部分、アーム95.96.97.98等がホルダー枠
133の内側に位置されるため、これらの部材等が外部
からは見えなくなると共に、前記カセット押え128゜
128の上端部がホルダー枠133の切欠部138.1
38を塞ぐように位置されるようになる。また、カセッ
トホルダー83が上昇位置に来ている状態において、ホ
ルダー枠133の底板136はカセットホルダー83の
底板84と同一平面上に位置されると共に、該底板84
の前方にこれと近接するように位置されるようになる。
と、カセットホルダー83の側板85.86、摺動枠6
5の側板66.67のうちの支持片73,73から前側
の部分、アーム95.96.97.98等がホルダー枠
133の内側に位置されるため、これらの部材等が外部
からは見えなくなると共に、前記カセット押え128゜
128の上端部がホルダー枠133の切欠部138.1
38を塞ぐように位置されるようになる。また、カセッ
トホルダー83が上昇位置に来ている状態において、ホ
ルダー枠133の底板136はカセットホルダー83の
底板84と同一平面上に位置されると共に、該底板84
の前方にこれと近接するように位置されるようになる。
(m、カセット装着部)[第1図、第2図、第8図、第
9図] しかして、カセットホルダー83が上昇位置に来ている
状態において、カセットホルダー83の底板84とホル
ダー枠133の底板136、側部135.135の各内
面、及び前板134の後面とによって、カセットローデ
ィング装置43におけるカセット装着部141が構成さ
れることになる。
9図] しかして、カセットホルダー83が上昇位置に来ている
状態において、カセットホルダー83の底板84とホル
ダー枠133の底板136、側部135.135の各内
面、及び前板134の後面とによって、カセットローデ
ィング装置43におけるカセット装着部141が構成さ
れることになる。
そして、このカセット装着部141は摺動枠65が引出
し位置に来ることによって、外筐33の引出口34から
外筐33外へ突出するように位置されることになり、カ
セット装着部141に対するテープカセット1の装着及
び取出しはこの状態で行なわれることになる。
し位置に来ることによって、外筐33の引出口34から
外筐33外へ突出するように位置されることになり、カ
セット装着部141に対するテープカセット1の装着及
び取出しはこの状態で行なわれることになる。
即ち、カセット装着部141が外筐33外に引き出され
ている状態において、テープカセット1を、その前面蓋
9が後方に来る向きで、かつ、そのカセットケース2が
ホルダー枠133の左右の側部135.135の間に位
置されるように、斜め上方から挿入すると共に、上から
軽く押えると、テープカセット1は、カセット装着部1
41に対して、第1図に太い2点鎖線で示すように装着
されるようになる。
ている状態において、テープカセット1を、その前面蓋
9が後方に来る向きで、かつ、そのカセットケース2が
ホルダー枠133の左右の側部135.135の間に位
置されるように、斜め上方から挿入すると共に、上から
軽く押えると、テープカセット1は、カセット装着部1
41に対して、第1図に太い2点鎖線で示すように装着
されるようになる。
尚、このようにして、カセット装着部141に装着され
た状態におけるテープカセット1の位置を、以下、カセ
ット装着部141に対する「仮装着位置」と言う。
た状態におけるテープカセット1の位置を、以下、カセ
ット装着部141に対する「仮装着位置」と言う。
そして、テープ力セツ)lが仮装着位置に装着された状
態において、テープカセット1に設けられた前記摺動板
lOは、その前端縁の突片15.15がカセットホルダ
ー83の底板84に形成された突片90.90に前側か
ら当接されると共に、その挿通孔20.20がカセット
ホルダー83の底板84に形成された挿通孔87.87
と同軸上に位置されるようになる。また、この状態にお
いて、カセット押え128,128の押え子130.1
30がカセットケース2の上面の前端部の左右両端部に
上方から弾接されるようになる。
態において、テープカセット1に設けられた前記摺動板
lOは、その前端縁の突片15.15がカセットホルダ
ー83の底板84に形成された突片90.90に前側か
ら当接されると共に、その挿通孔20.20がカセット
ホルダー83の底板84に形成された挿通孔87.87
と同軸上に位置されるようになる。また、この状態にお
いて、カセット押え128,128の押え子130.1
30がカセットケース2の上面の前端部の左右両端部に
上方から弾接されるようになる。
(n、カセット抑圧レバー)[第1図、第3図、第7図
乃至第9図] 142は第1のカセット押圧レバー、143は第2のカ
セット押圧レバーである。
乃至第9図] 142は第1のカセット押圧レバー、143は第2のカ
セット押圧レバーである。
第1のカセット押圧レバー142は、摺動枠65が引出
し位置から引込み位置へと移動されて行く過程において
、カセット装着部141に装着されたテープカセット1
のカセットケース2を後方へ向けて押圧し、それによっ
て、テープカセット1の摺動板lOを相対的に開き位置
へと移動せしめるためのレバーである。
し位置から引込み位置へと移動されて行く過程において
、カセット装着部141に装着されたテープカセット1
のカセットケース2を後方へ向けて押圧し、それによっ
て、テープカセット1の摺動板lOを相対的に開き位置
へと移動せしめるためのレバーである。
また、第2のカセット押圧レバー143は、摺動枠65
が引込み位置から引出し位置へと移動されて行く過程に
おいて、カセットケース2を前方へ向けて押圧し、それ
によって、摺動板10を相対的に閉塞位置へと戻すため
のレバーである。
が引込み位置から引出し位置へと移動されて行く過程に
おいて、カセットケース2を前方へ向けて押圧し、それ
によって、摺動板10を相対的に閉塞位置へと戻すため
のレバーである。
(n−1,第1のカセット押圧レバー)[第1図、第3
図、第7図乃至第9図] 第1のカセット押圧レバー142は上方から見て略「<
」の字を成すように形成されており、その「<」の字の
略屈曲点位置に挿通孔144が形成され、左端部から抑
圧ピン145が立設されると共に、右端部から被押圧ピ
ン146が下方へ向けて突設されている。147は押圧
レバー142の前端縁のうち挿通孔144と対応する位
置より稍右側へ寄った部分から水平に突設されたばね掛
川である。
図、第7図乃至第9図] 第1のカセット押圧レバー142は上方から見て略「<
」の字を成すように形成されており、その「<」の字の
略屈曲点位置に挿通孔144が形成され、左端部から抑
圧ピン145が立設されると共に、右端部から被押圧ピ
ン146が下方へ向けて突設されている。147は押圧
レバー142の前端縁のうち挿通孔144と対応する位
置より稍右側へ寄った部分から水平に突設されたばね掛
川である。
そして、第1のカセット押圧レバー142はその挿通孔
144に摺動枠65の前板69から立設された前記レバ
ー支持ピン71が挿通されると共に、そのばね掛川14
7と摺動枠65の前板69の後端縁寄りの部分のうちレ
バー支持ピン71から稍左側へ寄った位置から・突設さ
れた小さなばね掛ピン148(第3図参照)との間に引
張りスプリング149が掛は渡されている。
144に摺動枠65の前板69から立設された前記レバ
ー支持ピン71が挿通されると共に、そのばね掛川14
7と摺動枠65の前板69の後端縁寄りの部分のうちレ
バー支持ピン71から稍左側へ寄った位置から・突設さ
れた小さなばね掛ピン148(第3図参照)との間に引
張りスプリング149が掛は渡されている。
尚、第1のカセット押圧レバー142は摺動枠65の前
板69とホルダー枠133の底板136との間の僅かな
間隙に位置されると共に、その押圧ピン14うの上部は
ホルダー枠133の前板134bに形成された切欠部1
34b、これに連続する切欠部136a、即ち、底板1
36に形成された切欠部136aを通して上方へ突出す
るように位置されており、また、その被押圧ピン146
は前記ベース基板35に設けられた突当り板42の突当
り片42bの上端部に前方から対向するように位置され
ている。
板69とホルダー枠133の底板136との間の僅かな
間隙に位置されると共に、その押圧ピン14うの上部は
ホルダー枠133の前板134bに形成された切欠部1
34b、これに連続する切欠部136a、即ち、底板1
36に形成された切欠部136aを通して上方へ突出す
るように位置されており、また、その被押圧ピン146
は前記ベース基板35に設けられた突当り板42の突当
り片42bの上端部に前方から対向するように位置され
ている。
しかして、第1のカセット押圧レバー142には引張り
スプリング149の引張力による反時計回り方向への回
動力が付勢されると共に、被押圧ピン146が突当り片
42bに当接して相対的に前方へ押圧されない間は、第
1図等に示すように、押圧ピン145がホルダー枠13
3の前板134に形成された切欠部134bの前端面に
当接する位置(以下、第1のカセット押圧レバー142
についての「待機位置」と言う、)に保持されることに
なる。
スプリング149の引張力による反時計回り方向への回
動力が付勢されると共に、被押圧ピン146が突当り片
42bに当接して相対的に前方へ押圧されない間は、第
1図等に示すように、押圧ピン145がホルダー枠13
3の前板134に形成された切欠部134bの前端面に
当接する位置(以下、第1のカセット押圧レバー142
についての「待機位置」と言う、)に保持されることに
なる。
尚、第1のカセット押圧レバー142が支持されたレバ
ー支持ピン71の上部はホルダー枠133の底板136
に形成された孔150(第1図参照)に挿入されている
。また、摺動枠65が引出し位置に来ている状態におい
ては押圧レバー142が待機位置に保持されるため、そ
の抑圧ピン145はカセット装着部141の前端面に前
方から近接するように位置されることになる。従って、
この状態において、押圧ピン145が、テープカセット
1のカセット装着部141に対する装着の邪魔になるこ
とはない。
ー支持ピン71の上部はホルダー枠133の底板136
に形成された孔150(第1図参照)に挿入されている
。また、摺動枠65が引出し位置に来ている状態におい
ては押圧レバー142が待機位置に保持されるため、そ
の抑圧ピン145はカセット装着部141の前端面に前
方から近接するように位置されることになる。従って、
この状態において、押圧ピン145が、テープカセット
1のカセット装着部141に対する装着の邪魔になるこ
とはない。
そこで、第1のカセット押圧レバー142は、摺動枠6
5が引出し位置から引込み位置へ向って移動されて行く
と、あるところから、第1図に2点鎖線で示すように、
その被押圧ピン146が突当り板42の突当り片42b
に前方から当接すると共に、その状態から摺動枠65が
引き続き後方へ移動されることによって、被押圧ピン1
46が突当り片42bにより相対的に前方へ向けて押圧
されるようになるため、引張りスプリング149の引張
力に抗して、第1図に1点鎖線で示すように、時計回り
方向へ回動せしめられることになる。そして、摺動枠6
5が引込み位置へ来ると、第1のカセット押圧レバー1
42は、第3図に示すように、その押圧ピン145がカ
セットホルダー83の底板84の前端縁に形成された切
欠部92の開口端に接する位置(以下、第1のカセット
押圧レバー142についての「押圧完了位置」と言う、
)に来るようになる。
5が引出し位置から引込み位置へ向って移動されて行く
と、あるところから、第1図に2点鎖線で示すように、
その被押圧ピン146が突当り板42の突当り片42b
に前方から当接すると共に、その状態から摺動枠65が
引き続き後方へ移動されることによって、被押圧ピン1
46が突当り片42bにより相対的に前方へ向けて押圧
されるようになるため、引張りスプリング149の引張
力に抗して、第1図に1点鎖線で示すように、時計回り
方向へ回動せしめられることになる。そして、摺動枠6
5が引込み位置へ来ると、第1のカセット押圧レバー1
42は、第3図に示すように、その押圧ピン145がカ
セットホルダー83の底板84の前端縁に形成された切
欠部92の開口端に接する位置(以下、第1のカセット
押圧レバー142についての「押圧完了位置」と言う、
)に来るようになる。
従って、カセット装着部141に装着されたテープカセ
ットlのカセットケース2は、摺動枠65が引出し位置
から引込み位置まで移動される間に、第1のカセット押
圧レバー142の押圧ピン145によって前方から押圧
されることになる。
ットlのカセットケース2は、摺動枠65が引出し位置
から引込み位置まで移動される間に、第1のカセット押
圧レバー142の押圧ピン145によって前方から押圧
されることになる。
尚、前記したように、テープ力セツ)lの摺動板10は
、テープカセット1がカセット装着部141に装着され
たときその前端縁に形成された突片15.15がカセッ
トホルダー83の底板84に設けられた突片90.90
に前方から接触するように位置されるので、カセットケ
ース2が後方へ押圧されても、これが後方へ移動される
ことはない。
、テープカセット1がカセット装着部141に装着され
たときその前端縁に形成された突片15.15がカセッ
トホルダー83の底板84に設けられた突片90.90
に前方から接触するように位置されるので、カセットケ
ース2が後方へ押圧されても、これが後方へ移動される
ことはない。
しかして、摺動枠65が引出し位置から引込み位置へと
移動される間に、テープカセット1はそのカセットケー
ス2のみがカセット装着部141内において後方へ移動
されることになるので、摺動板10が相対的に前方へ移
動されると共に摺動枠65が引込み位置に来た状態にお
いて、テープカセットlは、第3図に示すように、その
カセットケース2の挿通孔21.21がカセットホルダ
ー83の底板84に形成された挿通孔87.87と同軸
上に位置される位置(以下、カセット装着部141に対
する「正規装着位置」と言う。)に来るようになる。
移動される間に、テープカセット1はそのカセットケー
ス2のみがカセット装着部141内において後方へ移動
されることになるので、摺動板10が相対的に前方へ移
動されると共に摺動枠65が引込み位置に来た状態にお
いて、テープカセットlは、第3図に示すように、その
カセットケース2の挿通孔21.21がカセットホルダ
ー83の底板84に形成された挿通孔87.87と同軸
上に位置される位置(以下、カセット装着部141に対
する「正規装着位置」と言う。)に来るようになる。
尚、テープカセット1が正規装着位置に来ると、カセッ
トケース2の前面は摺動枠65の桟75の前端縁から稍
後方へ寄った位置と対応する位置に来るようになる。
トケース2の前面は摺動枠65の桟75の前端縁から稍
後方へ寄った位置と対応する位置に来るようになる。
そして、テープカセットlが正規装着位置へと移動され
ると、カセット押え128,128は、カセットケース
2の上面の左右両端部の中程の部分を上方から押圧する
ようになるため、これによって、テープカセット1の正
規装着位置へ来た状態が安定的に保持されることになる
。
ると、カセット押え128,128は、カセットケース
2の上面の左右両端部の中程の部分を上方から押圧する
ようになるため、これによって、テープカセット1の正
規装着位置へ来た状態が安定的に保持されることになる
。
(n−2,第2のカセット押圧レバー)[第1図、第3
図、第7図] 第2のカセット押圧レバー143は左右方向に細長い板
状に形成されると共に、その略中央部に挿通孔151が
形成されており、その後側縁の中央部からばね掛川15
2が突設され、また、その右端部から押圧ピン153が
下方へ向けて突設されている。そして、カセット押圧レ
バー143は、その挿通孔151に、摺動枠65の桟7
5の中央部と左端との間の略中間の位置に固定されたレ
バー支持ピン154が挿通されることによって、桟75
の上面の左端寄りの位置に回動自在となる状態で設けら
れると共に、そのばね掛川152と摺動枠65の左側の
被ガイド子77の上面に固定されたばね掛川155との
間に引張りスプリング156が掛は渡されている。
図、第7図] 第2のカセット押圧レバー143は左右方向に細長い板
状に形成されると共に、その略中央部に挿通孔151が
形成されており、その後側縁の中央部からばね掛川15
2が突設され、また、その右端部から押圧ピン153が
下方へ向けて突設されている。そして、カセット押圧レ
バー143は、その挿通孔151に、摺動枠65の桟7
5の中央部と左端との間の略中間の位置に固定されたレ
バー支持ピン154が挿通されることによって、桟75
の上面の左端寄りの位置に回動自在となる状態で設けら
れると共に、そのばね掛川152と摺動枠65の左側の
被ガイド子77の上面に固定されたばね掛川155との
間に引張りスプリング156が掛は渡されている。
しかして、第2のカセット押圧レバー143は、引張り
スプリング156の引張力によって、常時、反時計回り
方向への回動力が付勢されると共に、これに時計回り方
向へ回動せしめる押圧力が加えられていない間は、その
押圧ピン153が桟75に形成された切欠部76の後端
縁に当接する位置(以下、第2のカセット押圧レバー1
43についての「待機位置」と言う、)に保持されるこ
とになる。
スプリング156の引張力によって、常時、反時計回り
方向への回動力が付勢されると共に、これに時計回り方
向へ回動せしめる押圧力が加えられていない間は、その
押圧ピン153が桟75に形成された切欠部76の後端
縁に当接する位置(以下、第2のカセット押圧レバー1
43についての「待機位置」と言う、)に保持されるこ
とになる。
従って、第1のカセット押圧レバー143が待機位置に
来ている状態において、その押圧ピン153は正規装着
位置に来ているテープカセット1のカセットケースの前
面に後方から近接して位置されることになる。
来ている状態において、その押圧ピン153は正規装着
位置に来ているテープカセット1のカセットケースの前
面に後方から近接して位置されることになる。
尚、第2の押圧レバー143の左端部は、前記シャーシ
44に設けられた前側のレール支持片49.50のうち
の左側のもの49の支持部49aに後方から対向するよ
うに位置されており、第2のカセット押圧レバー143
は、その左端部がレール支持片49に後方から当接する
ことによって該レール支持片49により相対的に後方へ
向って押圧され、それにより時計回り方向へ回動せしめ
られるようにされている。
44に設けられた前側のレール支持片49.50のうち
の左側のもの49の支持部49aに後方から対向するよ
うに位置されており、第2のカセット押圧レバー143
は、その左端部がレール支持片49に後方から当接する
ことによって該レール支持片49により相対的に後方へ
向って押圧され、それにより時計回り方向へ回動せしめ
られるようにされている。
従って、第2のカセット押圧レバー143は、摺動枠6
5が引込み位置に来ているときは待機位置に保持される
ことになる。
5が引込み位置に来ているときは待機位置に保持される
ことになる。
そこで、第2のカセット押圧レバー143は。
摺動枠65が引込み位置から引出し位置へ向って移動さ
れて行くとき、あるところから、その左端部がレール支
持片49に後方から当接すると共に、その状態から引き
続き摺動枠65が前方へ移動されることによって、引張
りスプリング156の引張力に抗して時計回り方向へ回
動せしめられることになる。そして、摺動枠65が引出
し位置へ来ると、第2のカセット押圧レバー143は、
第1図に示すように、その押圧ピン153の上部がホル
ダー枠133の天板137の後端縁に形成された逆台形
状の切欠部139の前端縁に軽く接触する位置(以下、
第2のカセット押圧レバー143についての「押圧完了
位置」と言う、)に来るようになる。
れて行くとき、あるところから、その左端部がレール支
持片49に後方から当接すると共に、その状態から引き
続き摺動枠65が前方へ移動されることによって、引張
りスプリング156の引張力に抗して時計回り方向へ回
動せしめられることになる。そして、摺動枠65が引出
し位置へ来ると、第2のカセット押圧レバー143は、
第1図に示すように、その押圧ピン153の上部がホル
ダー枠133の天板137の後端縁に形成された逆台形
状の切欠部139の前端縁に軽く接触する位置(以下、
第2のカセット押圧レバー143についての「押圧完了
位置」と言う、)に来るようになる。
従って、カセット装着部141内の正規装着位置に保持
されていたテープ力セッ)lのカセットケース2は、摺
動枠65が引込み位置から引出し位置まで移動される間
に、その前面蓋9が第2のカセット押圧レバー143の
押圧ピン153によって後方から押圧されることになる
。
されていたテープ力セッ)lのカセットケース2は、摺
動枠65が引込み位置から引出し位置まで移動される間
に、その前面蓋9が第2のカセット押圧レバー143の
押圧ピン153によって後方から押圧されることになる
。
しかして、摺動枠65が引込み位置から引出し位置へと
移動される間に、テープカセット1はそのカセットケー
ス2のみがカセッ)9着部141内において前方へ移動
されることになり、従って、テープカセット1が仮装着
位置へ移動されることになる。これによって、摺動板1
0がカセットケース2に対し相対的に後方へ移動される
ことになる。
移動される間に、テープカセット1はそのカセットケー
ス2のみがカセッ)9着部141内において前方へ移動
されることになり、従って、テープカセット1が仮装着
位置へ移動されることになる。これによって、摺動板1
0がカセットケース2に対し相対的に後方へ移動される
ことになる。
(o、テープカセットの摺動板の移動)[第11図、第
12図、第15図、第16図]テープカセット1に設け
られた摺動板10は、テープカセット1がカセット装着
部141内において、仮装着位置から正規装着位置へと
移動される間に、その閉塞位置から開き位置へと移動さ
れ、また、テープカセット1が正規装着位置から仮装着
位置へと移動される間に、その開き位置から閉塞位置へ
と移動されることになる。
12図、第15図、第16図]テープカセット1に設け
られた摺動板10は、テープカセット1がカセット装着
部141内において、仮装着位置から正規装着位置へと
移動される間に、その閉塞位置から開き位置へと移動さ
れ、また、テープカセット1が正規装着位置から仮装着
位置へと移動される間に、その開き位置から閉塞位置へ
と移動されることになる。
(o−1,閉塞位置から開き位置への移動)先ず、摺動
板10の閉塞位置から開き位置への移動について説明す
る6 テープカセットlがカセット装着部141の仮装着位置
に装着されると、前記したように、摺動板10はその前
端縁に形成された突片15.15がカセットホルダー8
3の突片90.90に前方から当接する状態で位置され
、この状態において、その挿通孔20.20は、第11
図に示すように、カセットホルダー83の底板84に形
成された挿通孔87.87と同軸上に位置せしめられる
。
板10の閉塞位置から開き位置への移動について説明す
る6 テープカセットlがカセット装着部141の仮装着位置
に装着されると、前記したように、摺動板10はその前
端縁に形成された突片15.15がカセットホルダー8
3の突片90.90に前方から当接する状態で位置され
、この状態において、その挿通孔20.20は、第11
図に示すように、カセットホルダー83の底板84に形
成された挿通孔87.87と同軸上に位置せしめられる
。
一方、テープカセット1がカセット装着部141に装着
されて行くと、カセットホルダー83の底板84に形成
された前記突条91が摺動板10の底板部11に形成さ
れた前記浅溝22内に相対的に挿入され、かつ、浅溝2
2内を後方へ向って進んで行くようになり、テープカセ
ット1がカセット装着部141の仮装着位置に装着され
ると、第12図(A)に示すように、突条91が浅溝2
2の奥に達するようになる。
されて行くと、カセットホルダー83の底板84に形成
された前記突条91が摺動板10の底板部11に形成さ
れた前記浅溝22内に相対的に挿入され、かつ、浅溝2
2内を後方へ向って進んで行くようになり、テープカセ
ット1がカセット装着部141の仮装着位置に装着され
ると、第12図(A)に示すように、突条91が浅溝2
2の奥に達するようになる。
また、突条91が浅溝22内を奥へ向って進んでゆくと
、カセットケース2の下バー24に設けられた前記ロッ
ク片27の先端下面に設けられた係合突起29が突条9
1の前側の傾斜面91aに沿いながら上方に突き上げら
れ、従って、ロック片27が撓みながら上方に押し上げ
られる。
、カセットケース2の下バー24に設けられた前記ロッ
ク片27の先端下面に設けられた係合突起29が突条9
1の前側の傾斜面91aに沿いながら上方に突き上げら
れ、従って、ロック片27が撓みながら上方に押し上げ
られる。
尚、このときに、突片90.90がテープカセット1の
前面蓋9の下端縁に形成された切欠24.24を通って
摺動板10の突片15.15に相対的に後方から当接さ
れる。
前面蓋9の下端縁に形成された切欠24.24を通って
摺動板10の突片15.15に相対的に後方から当接さ
れる。
この状態から摺動枠65が引込み位置へ向って移動され
、第1のカセット押圧レバー142の押圧ピン145が
カセットケース2の後面に当接されたときから、カセッ
トケース2が該押圧ピン145によって押圧され、それ
によって、後方へ向って移動されることになる。
、第1のカセット押圧レバー142の押圧ピン145が
カセットケース2の後面に当接されたときから、カセッ
トケース2が該押圧ピン145によって押圧され、それ
によって、後方へ向って移動されることになる。
そして、カセットケース2が後方へ向って移動されると
、カセットホルダー83側の突片90.90がカセット
ケース1に対し相対的に前方へ移動されることになるの
で、摺動板10はトーションばね18による付勢力に抗
して相対的に後退、即ち、前方へ移動せしめられること
になり、第12図(B)に示すように、ロック片27の
係合突起29が摺動板10の係合孔26から上方へ押し
出されることになる。
、カセットホルダー83側の突片90.90がカセット
ケース1に対し相対的に前方へ移動されることになるの
で、摺動板10はトーションばね18による付勢力に抗
して相対的に後退、即ち、前方へ移動せしめられること
になり、第12図(B)に示すように、ロック片27の
係合突起29が摺動板10の係合孔26から上方へ押し
出されることになる。
これによって、ロック片27による摺動板lOに対する
ロックが解除されることになる。尚、係合孔26には内
側に傾斜するテーパー面が形成されており、係合突起2
9が係合孔26から滑らかに離脱することができるよう
にされている。
ロックが解除されることになる。尚、係合孔26には内
側に傾斜するテーパー面が形成されており、係合突起2
9が係合孔26から滑らかに離脱することができるよう
にされている。
そして、テープカセット1が正規装着位置まで移動され
ると、摺動板10が、第15図に示し。
ると、摺動板10が、第15図に示し。
また、第16図に2点鎖線で示すように、開き位置、即
ち、その挿通孔20.20がカセットケース2の下ハー
フ4に形成された挿通孔21.21と同軸上に位置され
る位置に来ると共に、空間部16が開放される。また、
摺動板10が開き位置に来ると、ロック片27の係合突
起29は、第12図CC)に示すように、浅溝22の前
端に形成された係合切欠25に係合されるようになり、
これによって、摺動板10が開き位置においてロックさ
れることになる。
ち、その挿通孔20.20がカセットケース2の下ハー
フ4に形成された挿通孔21.21と同軸上に位置され
る位置に来ると共に、空間部16が開放される。また、
摺動板10が開き位置に来ると、ロック片27の係合突
起29は、第12図CC)に示すように、浅溝22の前
端に形成された係合切欠25に係合されるようになり、
これによって、摺動板10が開き位置においてロックさ
れることになる。
尚、第1のカセット抑圧レバー142によるカセットケ
ースの後方への押圧が開始される前に、第2のカセット
押圧レバー143は押圧完了位置から待機位置へと戻さ
れている。
ースの後方への押圧が開始される前に、第2のカセット
押圧レバー143は押圧完了位置から待機位置へと戻さ
れている。
(o−2,開き位置から閉塞位置への移動)次に、摺動
板lOの開き位置から閉塞位置への移動について説明す
る。
板lOの開き位置から閉塞位置への移動について説明す
る。
前記したように、摺動枠65が引込位置に来ている状態
においては、テープカセット1が正規装着位置に来てい
ると共に、摺動板10が開き位置においてロックされて
いる。
においては、テープカセット1が正規装着位置に来てい
ると共に、摺動板10が開き位置においてロックされて
いる。
そこで、この状態から摺動枠65が引出し位置へ向って
移動されて行くと、第1のカセット押圧レバー142が
反時計回り方向へ回動されて行き、その押圧ビン145
がカセットケース2の後面から前方へ離れて行くように
なる。そして、第2のカセット押圧レバー143が前記
したようにして時計回り方向へ回動せしめられると、そ
の押圧ピン153がカセットケース2を前方へ押圧する
ことになる。すると、テープカセット1は第12図(C
)の状態から稍前方へと移動し、ロック片27の係合突
起29がカセットホルダー83の底板84に形成された
突条91の後端の斜面91bによって相対的に斜め上方
へ向けて突き上げられることになるため、ロック片27
が撓みながら上方へ押し上げられることになる(第12
図(D)参照)、これによって、係合突起29が係合切
欠25から離脱せしめられることになる。即ち、ロック
片27による摺動板10の開き位置におけるロックが解
除される。
移動されて行くと、第1のカセット押圧レバー142が
反時計回り方向へ回動されて行き、その押圧ビン145
がカセットケース2の後面から前方へ離れて行くように
なる。そして、第2のカセット押圧レバー143が前記
したようにして時計回り方向へ回動せしめられると、そ
の押圧ピン153がカセットケース2を前方へ押圧する
ことになる。すると、テープカセット1は第12図(C
)の状態から稍前方へと移動し、ロック片27の係合突
起29がカセットホルダー83の底板84に形成された
突条91の後端の斜面91bによって相対的に斜め上方
へ向けて突き上げられることになるため、ロック片27
が撓みながら上方へ押し上げられることになる(第12
図(D)参照)、これによって、係合突起29が係合切
欠25から離脱せしめられることになる。即ち、ロック
片27による摺動板10の開き位置におけるロックが解
除される。
そして、摺動枠65が引出し位置まで来ると、テープカ
セット1が仮装着位置へと戻されると共に、摺動板10
が閉塞位置、即ち、カセ?)ケース2側の挿通孔21.
21を塞ぐ位置に戻されることになる。また、摺動板1
0が閉塞位置に戻されると、ロック片27の係合突起2
9は浅溝22の係合孔26と対応する位置に来るので、
これに係合されることになる。即ち、摺動板10の閉塞
位置におけるロックがかかることになる。
セット1が仮装着位置へと戻されると共に、摺動板10
が閉塞位置、即ち、カセ?)ケース2側の挿通孔21.
21を塞ぐ位置に戻されることになる。また、摺動板1
0が閉塞位置に戻されると、ロック片27の係合突起2
9は浅溝22の係合孔26と対応する位置に来るので、
これに係合されることになる。即ち、摺動板10の閉塞
位置におけるロックがかかることになる。
(p、駆動系)[第1図、第3図、第10図](p−1
,構成) 157はシャーシ44の基部45の下面のうちの左側縁
と後端縁とが交わる隅角部に取着されたモータであり、
その出力軸の上端部はシャーシ44の上面から上方へ突
出するように位置されると共に、その上端部に駆動プー
リー158が固定されている。
,構成) 157はシャーシ44の基部45の下面のうちの左側縁
と後端縁とが交わる隅角部に取着されたモータであり、
その出力軸の上端部はシャーシ44の上面から上方へ突
出するように位置されると共に、その上端部に駆動プー
リー158が固定されている。
159は伝達ギヤであり、該伝達ギヤ159の上部には
プーリ一部160が一体に形成されており、該プーリ一
部160と前記駆動プーリー158との間に無端状のベ
ルト161が架は渡されている。
プーリ一部160が一体に形成されており、該プーリ一
部160と前記駆動プーリー158との間に無端状のベ
ルト161が架は渡されている。
162は所謂遊星歯車機構である。163は該遊星歯車
機構162の支軸であり、該支軸163にスリーブ16
4が回転自在に支持されている。
機構162の支軸であり、該支軸163にスリーブ16
4が回転自在に支持されている。
165はスリーブ164の下端部に固定されると共に、
前記伝達ギヤ159と噛合された入力ギヤ、166はス
リーブ164の軸方向における中間部に固定された小径
な駆動ギヤである。
前記伝達ギヤ159と噛合された入力ギヤ、166はス
リーブ164の軸方向における中間部に固定された小径
な駆動ギヤである。
167はスリーブ164の上端部に回転自在に支持され
た従動ギヤであり、該従動ギヤ167は下面が開口し上
面が閉塞された軸方向に短い円筒状に形成されると共に
、その内周面にギヤ歯168.168、・拳・が形成さ
れており、その上面の中央部に小径な第1の出力ギヤ1
69が一体に形成されている。
た従動ギヤであり、該従動ギヤ167は下面が開口し上
面が閉塞された軸方向に短い円筒状に形成されると共に
、その内周面にギヤ歯168.168、・拳・が形成さ
れており、その上面の中央部に小径な第1の出力ギヤ1
69が一体に形成されている。
170はスリーブ164のうち前記入力ギヤ165と駆
動ギヤ166との間の部分に回転自在に支持された第2
の出力ギヤであり、該第2の出カギャ170は入力ギヤ
165と略同径に形成されると共に、その互いに略18
0’#間した位置からピン171.171が上方へ向け
て突設されている。そして、該ビン171,171に小
径な遊星ギヤ172,172が回転自在に支持されてい
ると共に、これら遊星ギヤ172.172は駆動ギヤ1
66と従動ギヤ167の内周面に形成されたギヤ歯16
8.168、・・・とに噛合されている。
動ギヤ166との間の部分に回転自在に支持された第2
の出力ギヤであり、該第2の出カギャ170は入力ギヤ
165と略同径に形成されると共に、その互いに略18
0’#間した位置からピン171.171が上方へ向け
て突設されている。そして、該ビン171,171に小
径な遊星ギヤ172,172が回転自在に支持されてい
ると共に、これら遊星ギヤ172.172は駆動ギヤ1
66と従動ギヤ167の内周面に形成されたギヤ歯16
8.168、・・・とに噛合されている。
また、173はシャーシ44の基部45に形成された前
記切起し片62から立設された支持軸であり、該支持軸
173に減速ギヤ174が回転自在に支持されている。
記切起し片62から立設された支持軸であり、該支持軸
173に減速ギヤ174が回転自在に支持されている。
該減速ギヤ174は略スリーブ状に形成された基部17
4aと該基部174aの上端部に形成された大径な上側
の入力ギヤ174bと基部174aの下端部に形成され
た小径な下側の出力ギヤ174Cとから成り、上記入力
ギヤ174bが前記遊星歯車機構162の第1の出力ギ
ヤ169と噛合されている。尚、出力ギヤ174cはシ
ャーシ44の下面側に位置されている。
4aと該基部174aの上端部に形成された大径な上側
の入力ギヤ174bと基部174aの下端部に形成され
た小径な下側の出力ギヤ174Cとから成り、上記入力
ギヤ174bが前記遊星歯車機構162の第1の出力ギ
ヤ169と噛合されている。尚、出力ギヤ174cはシ
ャーシ44の下面側に位置されている。
175はシャーシ44の基部45の下面側に配置された
中間ギヤであり、該中間ギヤ175は上記減速ギヤ17
4の出力ギヤ174cと前記ワイヤ走行ギヤ55とに噛
合されている。
中間ギヤであり、該中間ギヤ175は上記減速ギヤ17
4の出力ギヤ174cと前記ワイヤ走行ギヤ55とに噛
合されている。
更に、176.177.178は減速ギヤであり、これ
ら減速ギヤ176.177.178にはそれぞれ小ギヤ
176a、177a、178aが一体に形成されている
。そして、これら減速ギヤのうちの第1の減速ギヤ17
6は前記遊星歯車機構162の第2の出力ギヤ170と
噛合されていると共に、その小ギヤ176aが第2の減
速ギヤ177と噛合されている。また、第3の減速ギヤ
178は第2の減速ギヤ177の小ギヤ177aに噛合
されると共に、その小ギヤ17°8aが前記ラック板1
21に形成されたラック部124と噛合されている。
ら減速ギヤ176.177.178にはそれぞれ小ギヤ
176a、177a、178aが一体に形成されている
。そして、これら減速ギヤのうちの第1の減速ギヤ17
6は前記遊星歯車機構162の第2の出力ギヤ170と
噛合されていると共に、その小ギヤ176aが第2の減
速ギヤ177と噛合されている。また、第3の減速ギヤ
178は第2の減速ギヤ177の小ギヤ177aに噛合
されると共に、その小ギヤ17°8aが前記ラック板1
21に形成されたラック部124と噛合されている。
(p−2,動作)
しかして、モータ157が回転されると、その回転が駆
動プーリー158−ベルト161−伝達ギヤ159のプ
ーリ一部16〇−伝達ギャ159といった伝達経路によ
り、遊星歯車機構162の入力ギヤ165に伝達される
ので、入力ギヤ165、スリーブ164及び駆動ギヤ1
66が回転されることになる。
動プーリー158−ベルト161−伝達ギヤ159のプ
ーリ一部16〇−伝達ギャ159といった伝達経路によ
り、遊星歯車機構162の入力ギヤ165に伝達される
ので、入力ギヤ165、スリーブ164及び駆動ギヤ1
66が回転されることになる。
そして、遊星歯車機構162において、第2の出力ギヤ
170の回転が阻止されているときは従動ギヤ167が
回転され、従動ギヤ167の回転が阻止されているとき
は第2の出力ギヤ170が回転されることになる。
170の回転が阻止されているときは従動ギヤ167が
回転され、従動ギヤ167の回転が阻止されているとき
は第2の出力ギヤ170が回転されることになる。
即ち、駆動ギヤ166が回転されている状態において、
第2の出力ギヤ170が回転を阻止されていると、ピン
171.171の動きが止められているので、遊星ギヤ
172,172は駆動ギヤ166によって現在の位置で
自転されるだけとなる。従って、従動ギヤ167はその
内周面に形成されたギヤ歯168,168.9・・が遊
星ギヤ172.172により送られることによって回転
されることになり、その回転が第1の出力ギャ169−
減速ギャ174−中間ギヤ175といった伝達経路によ
りワイヤ走行ギヤ55に伝達されることになる。
第2の出力ギヤ170が回転を阻止されていると、ピン
171.171の動きが止められているので、遊星ギヤ
172,172は駆動ギヤ166によって現在の位置で
自転されるだけとなる。従って、従動ギヤ167はその
内周面に形成されたギヤ歯168,168.9・・が遊
星ギヤ172.172により送られることによって回転
されることになり、その回転が第1の出力ギャ169−
減速ギャ174−中間ギヤ175といった伝達経路によ
りワイヤ走行ギヤ55に伝達されることになる。
また、駆動ギヤ166が回転されている状態において、
従動ギヤ167が回転を阻止されていると、駆動ギヤ1
66によって回転される遊星ギヤ172.172は従動
ギヤ167のギヤ歯16g、168、・・・を送ること
ができないので、結局、自転しながら従動ギヤ167の
内周面に沿って公転することになる。これによって、遊
星ギヤ172が支持されたビン171,171が公転す
ることになるので、第2の出力ギヤ170が回転される
ことになり、その回転が第1の減速ギヤ176−第2の
減速ギヤ177−第3の減速ギヤ178といった伝達経
路によりラック板121に伝達されることになる。
従動ギヤ167が回転を阻止されていると、駆動ギヤ1
66によって回転される遊星ギヤ172.172は従動
ギヤ167のギヤ歯16g、168、・・・を送ること
ができないので、結局、自転しながら従動ギヤ167の
内周面に沿って公転することになる。これによって、遊
星ギヤ172が支持されたビン171,171が公転す
ることになるので、第2の出力ギヤ170が回転される
ことになり、その回転が第1の減速ギヤ176−第2の
減速ギヤ177−第3の減速ギヤ178といった伝達経
路によりラック板121に伝達されることになる。
尚、モータ157はローディング動作を行なうとき正転
され、アンローディング動作を行なうとき逆転されるよ
うになっており、モータ157が正転されたときは駆動
プーリー158が時計回り方向へ回転されるようになっ
ている。
され、アンローディング動作を行なうとき逆転されるよ
うになっており、モータ157が正転されたときは駆動
プーリー158が時計回り方向へ回転されるようになっ
ている。
従って、モータ157が正転されると、伝達ギヤ159
が時計回り方向へ回転されるので、遊星歯車機構162
においては入力ギヤ165、スリーブ164及び駆動ギ
ヤ166が反時計回り方向へと回転されることになり、
遊星ギヤ172.172は時計回り方向へ回転されるこ
とになる。
が時計回り方向へ回転されるので、遊星歯車機構162
においては入力ギヤ165、スリーブ164及び駆動ギ
ヤ166が反時計回り方向へと回転されることになり、
遊星ギヤ172.172は時計回り方向へ回転されるこ
とになる。
そして、この回転は従動ギヤ167に対してはこれを時
計回り方向へ回転させることになるので、減速ギヤ17
4が反時計回り方向へ、中間ギヤ175が時計回り方向
へ、それぞれ回転され、ワイヤ走行ギヤ55が反時計回
り方向へ回転されることになる。これによって、ワイヤ
81が摺動枠65を後方へと引張るように走行せしめら
れる。
計回り方向へ回転させることになるので、減速ギヤ17
4が反時計回り方向へ、中間ギヤ175が時計回り方向
へ、それぞれ回転され、ワイヤ走行ギヤ55が反時計回
り方向へ回転されることになる。これによって、ワイヤ
81が摺動枠65を後方へと引張るように走行せしめら
れる。
また、遊星ギヤ172.172の時計回り方向への回転
は第2の出力ギヤ170に対してはこれを反時計回り方
向へ回転させることになるので、第1の減速ギヤ176
が時計回り方向へ、第2の減速ギヤ177が反時計回り
方向へ、そして、第3の減速ギヤ178が時計回り方向
へ、それぞれ回転されることになり、ラック板121の
ラック部124が前方へ送り出されて行くことになる。
は第2の出力ギヤ170に対してはこれを反時計回り方
向へ回転させることになるので、第1の減速ギヤ176
が時計回り方向へ、第2の減速ギヤ177が反時計回り
方向へ、そして、第3の減速ギヤ178が時計回り方向
へ、それぞれ回転されることになり、ラック板121の
ラック部124が前方へ送り出されて行くことになる。
これによって、ラック板121が前方へと移動せしめら
れることになる。
れることになる。
尚、モータ157が逆転されたときの各プーリー、ギヤ
の回転方向とワイヤ81の走行方向及びラック板121
の移動方向は上記した方向と全て逆の方向となる。
の回転方向とワイヤ81の走行方向及びラック板121
の移動方向は上記した方向と全て逆の方向となる。
(q、制御手段)〔第1図、第3図乃至第7図、第9図
〕 179は摺動枠65の右側の側板67の左側面のうちの
後端部に固定されると共に、左側へ向けて略水平に突出
するように設けられた被ロック片である。
〕 179は摺動枠65の右側の側板67の左側面のうちの
後端部に固定されると共に、左側へ向けて略水平に突出
するように設けられた被ロック片である。
また、180は側板67に固定されると共に、該側板6
7の下端縁寄りの部分のうち上記被ロック片179の下
方に対応する位置から稍前方へ寄った位置に左側へ向け
て略水平に突出するように設けられたカムであり、該カ
ム180は上方から見て台形を成すように形成されてい
る。
7の下端縁寄りの部分のうち上記被ロック片179の下
方に対応する位置から稍前方へ寄った位置に左側へ向け
て略水平に突出するように設けられたカムであり、該カ
ム180は上方から見て台形を成すように形成されてい
る。
181はラック板121の動きをある時点で阻止するた
めの第1のロックレバ−である、該第1のロックレバ−
181は上方から見て略三角形を成す基部181aと該
基部181aの前端から略左斜め前方へ向けて突設され
たばね掛は用の腕181bとから成り、基部181aと
腕181bとの接続部に挿通孔182が形成されている
。そして、基部181aの左後部の略直角を為す隅角部
からは係合ピン183が立設され、また、基部181a
の右後部のもう1つの隅角部からは被押圧ピン184が
立設されている。そして、この第1のロックレバ−18
1は、その挿通孔182にラック板121が支持された
前記ガイドピン127.127のうちの前側のもののラ
ック板121から下方へ突出した部分が挿通されると共
に、その係合ビン183がラック板121に形成された
被制御長孔123に摺動自在に係合され、また、その腕
181bの先端部とシャーシ44の基部45に形成され
た前記ばね掛孔64との間に引張りスプリング185が
架は渡された状態で設けられている。
めの第1のロックレバ−である、該第1のロックレバ−
181は上方から見て略三角形を成す基部181aと該
基部181aの前端から略左斜め前方へ向けて突設され
たばね掛は用の腕181bとから成り、基部181aと
腕181bとの接続部に挿通孔182が形成されている
。そして、基部181aの左後部の略直角を為す隅角部
からは係合ピン183が立設され、また、基部181a
の右後部のもう1つの隅角部からは被押圧ピン184が
立設されている。そして、この第1のロックレバ−18
1は、その挿通孔182にラック板121が支持された
前記ガイドピン127.127のうちの前側のもののラ
ック板121から下方へ突出した部分が挿通されると共
に、その係合ビン183がラック板121に形成された
被制御長孔123に摺動自在に係合され、また、その腕
181bの先端部とシャーシ44の基部45に形成され
た前記ばね掛孔64との間に引張りスプリング185が
架は渡された状態で設けられている。
従って、第1のロックレバ−181は、引張りスプリン
グ185による時計回り方向への回動力が付勢されると
共に、ラック板121がその被ガイド長孔122.12
2の前端縁がガイドピン127.127に当接する位置
、即ち、前記した後退位置に来ている状態において、第
1のロックレバ−181にこれを反時計回り方向へ回動
せしめる押圧力が加えられない間は、その係合ビン18
3の上端部がラック板121の被制御長孔123の前端
部に形成された前記ロック部123aに係合した状態が
保持される。この状態において、ラック板121の動き
が阻止される。
グ185による時計回り方向への回動力が付勢されると
共に、ラック板121がその被ガイド長孔122.12
2の前端縁がガイドピン127.127に当接する位置
、即ち、前記した後退位置に来ている状態において、第
1のロックレバ−181にこれを反時計回り方向へ回動
せしめる押圧力が加えられない間は、その係合ビン18
3の上端部がラック板121の被制御長孔123の前端
部に形成された前記ロック部123aに係合した状態が
保持される。この状態において、ラック板121の動き
が阻止される。
尚、この状態において、被押圧ピン184は前記摺動枠
65に設けられたカム180に後方から対向するように
位置されている。
65に設けられたカム180に後方から対向するように
位置されている。
186は摺動枠65の動きを阻止する第2のロックレバ
−である。該第2のロックレバ−186は、上方から見
て略前後方向に長い板状に形成されると共に、その後端
部が後方から見てコ字形を成すように屈曲されており、
そのコ字形に屈曲された部分がシャーシ44のうちのラ
ック板121の右側面の後端部と対応する位置から立設
されたビン187の上部に回動自在に支持されている。
−である。該第2のロックレバ−186は、上方から見
て略前後方向に長い板状に形成されると共に、その後端
部が後方から見てコ字形を成すように屈曲されており、
そのコ字形に屈曲された部分がシャーシ44のうちのラ
ック板121の右側面の後端部と対応する位置から立設
されたビン187の上部に回動自在に支持されている。
188は第2のロックレバ−186の回動端から下方へ
向けて突設された係合ビン、189は前後方向における
略中央部から下方へ向けて突設された被押圧ビンである
。
向けて突設された係合ビン、189は前後方向における
略中央部から下方へ向けて突設された被押圧ビンである
。
190はラック板121の右側面の後端寄りの部分から
突出されたカム面であり、該カム面190の先端面19
0aは後端へ行くに従って次第に右側へ変位するような
斜面とされている。
突出されたカム面であり、該カム面190の先端面19
0aは後端へ行くに従って次第に右側へ変位するような
斜面とされている。
そして、第2のロックレバ−186のコ字形に屈曲され
た部分の中間片の前端部とシャーシ44の基部45のう
ちビン187にラック板121を挾んで左側から対応す
るような位置から立設されたばね掛ピン191との間に
引張りスプリング192が架は渡されている。
た部分の中間片の前端部とシャーシ44の基部45のう
ちビン187にラック板121を挾んで左側から対応す
るような位置から立設されたばね掛ピン191との間に
引張りスプリング192が架は渡されている。
従って、第2のロックレバ−186は引張りスプリング
192による時計回り方向への回動力が付勢されるとき
にこの回動力によって、被押圧ビン189がラック板1
21の右側面に接触する状態が保持される。
192による時計回り方向への回動力が付勢されるとき
にこの回動力によって、被押圧ビン189がラック板1
21の右側面に接触する状態が保持される。
尚、ラック板121が後端位置に来ている状態において
、第2のロックレバ−186の被押圧ビン189はラッ
ク板121のカム面190の前端に接するようになって
いる。
、第2のロックレバ−186の被押圧ビン189はラッ
ク板121のカム面190の前端に接するようになって
いる。
(r、カセットローディング動作)
(r−1,ローディング)
そこで、上記したカセットローディング装置43に°よ
るテープカセット1のローディング動作は次のようにし
て行なわれる。
るテープカセット1のローディング動作は次のようにし
て行なわれる。
摺動枠65を引き出すための指令が為されると、モータ
157が逆転され、摺動枠65が引出し位置へと移動さ
れて来る。これによって、カセット装着部141の大部
分が外筐33外へ引き出される。
157が逆転され、摺動枠65が引出し位置へと移動さ
れて来る。これによって、カセット装着部141の大部
分が外筐33外へ引き出される。
この状態でカセット装着部141にテープカセット1が
装着される。
装着される。
そこで、テープ力セツ)1をローディングするための指
令が為されると、モータ157が正転される。そして、
この状態においては、ラック板121が第1のロックレ
バ−181によってその動きを阻止されているため、遊
星歯車機構162の第2の出力ギヤ170の回転が阻止
された状態となっており、従って、従動ギヤ167が回
転されることになる。
令が為されると、モータ157が正転される。そして、
この状態においては、ラック板121が第1のロックレ
バ−181によってその動きを阻止されているため、遊
星歯車機構162の第2の出力ギヤ170の回転が阻止
された状態となっており、従って、従動ギヤ167が回
転されることになる。
これによって、前記したように摺動板65が引込み位置
へと移動され、この移動の過程において、テープカセッ
ト1が正規装着位置へと移動されると共に、カセット押
え128.128の押え子130,130が、カセット
ケース2の上面の左右両端部のうちの前後方向における
中央部と前端部との間の略中間の位置を下方へ向けて押
圧する位置に来るようになる。また、摺動板10が相対
的に開き位置へと移動されることになる。
へと移動され、この移動の過程において、テープカセッ
ト1が正規装着位置へと移動されると共に、カセット押
え128.128の押え子130,130が、カセット
ケース2の上面の左右両端部のうちの前後方向における
中央部と前端部との間の略中間の位置を下方へ向けて押
圧する位置に来るようになる。また、摺動板10が相対
的に開き位置へと移動されることになる。
そして、摺動枠65が引込み位置へ移動されて来ると、
先ず摺動枠65に設けられたカム180が第1のロック
レバ−181の被押圧ビン184を略左斜め後方へ向け
て押圧することになるので、第1のロックレバ−181
が反時計回り方向へ回動され、これによって、その係合
ビン183がラック板121の被制御長孔123のロッ
ク部123aから離脱され、ラック板121に対するロ
ックが解除される。そして、この解除の直後、摺動枠6
5の被ガイド子77.78がシャーシ44の後側のレー
ル支持片51.52に出接される。即ち、摺動枠65が
引込み位置に到達する。
先ず摺動枠65に設けられたカム180が第1のロック
レバ−181の被押圧ビン184を略左斜め後方へ向け
て押圧することになるので、第1のロックレバ−181
が反時計回り方向へ回動され、これによって、その係合
ビン183がラック板121の被制御長孔123のロッ
ク部123aから離脱され、ラック板121に対するロ
ックが解除される。そして、この解除の直後、摺動枠6
5の被ガイド子77.78がシャーシ44の後側のレー
ル支持片51.52に出接される。即ち、摺動枠65が
引込み位置に到達する。
これによって、遊星歯車機構162においては、従動ギ
ヤ167の回転が阻止されると共に、第2の出力ギヤ1
70の回転が許容される状態となるので、今度は第2の
出力ギヤ170が回転されることになる。従って、ラッ
ク板121が前方へ向けて移動されて行くことになる。
ヤ167の回転が阻止されると共に、第2の出力ギヤ1
70の回転が許容される状態となるので、今度は第2の
出力ギヤ170が回転されることになる。従って、ラッ
ク板121が前方へ向けて移動されて行くことになる。
そして、ラック板121が前方へ向けて移動されて行く
と、そのカム面190の前端斜面190aが第2のロッ
クレバ−186の被押圧ビン189を略右斜め前方へ向
けて押圧するので、第2のロックレバ−186が反時計
回り方向へ回動されると共に、その係合ビン188が摺
動枠65に設けられた被ロック片179の前端縁に前方
から接触するように位置されることになる。そして、第
2のロックレバ−186はカム面190によって、その
状態に維持される。
と、そのカム面190の前端斜面190aが第2のロッ
クレバ−186の被押圧ビン189を略右斜め前方へ向
けて押圧するので、第2のロックレバ−186が反時計
回り方向へ回動されると共に、その係合ビン188が摺
動枠65に設けられた被ロック片179の前端縁に前方
から接触するように位置されることになる。そして、第
2のロックレバ−186はカム面190によって、その
状態に維持される。
この状態において、摺動枠65がその引込み位置にロッ
クされることになる。
クされることになる。
そして、ラック板121が前方へ移動されて行くと、前
記したように、その押圧突部126がスライダー116
を前方へ押圧することになるので、これによって、カセ
ットホルダー83が前記したローディング完了位置へと
移動されることになる。従って、テープカセットがベー
ス基板35に向って下降されて行くことになる。すると
、該ベース基板35に設けられたカセット位置決めビン
40.41がカセットケースの下ハーフの前端部に形成
された位置決め用の孔に挿入されると共に、前面蓋9が
、図示しない蓋開は部材によって、空間部16を開放す
る位置へと移動され、また、リール駆動軸37.38の
係合軸部37a、38aがカセットケース2の挿通孔2
1.21を通してカセットケース2内のり−ルハブ6.
7に係合されることになる。
記したように、その押圧突部126がスライダー116
を前方へ押圧することになるので、これによって、カセ
ットホルダー83が前記したローディング完了位置へと
移動されることになる。従って、テープカセットがベー
ス基板35に向って下降されて行くことになる。すると
、該ベース基板35に設けられたカセット位置決めビン
40.41がカセットケースの下ハーフの前端部に形成
された位置決め用の孔に挿入されると共に、前面蓋9が
、図示しない蓋開は部材によって、空間部16を開放す
る位置へと移動され、また、リール駆動軸37.38の
係合軸部37a、38aがカセットケース2の挿通孔2
1.21を通してカセットケース2内のり−ルハブ6.
7に係合されることになる。
しかして、テープカセット1がオーディオテープレコー
ダ32の所定の装着位置に所定の状態で装着されること
になる。
ダ32の所定の装着位置に所定の状態で装着されること
になる。
尚、モータ157は、カセットホルダー83がローディ
ング完了位置に来たとことを検出する図示しない検出手
段による所定の検出信号によって、その回転が停止され
る。
ング完了位置に来たとことを検出する図示しない検出手
段による所定の検出信号によって、その回転が停止され
る。
(r−2,7ンローデイング)
カセットホルダー83がローディング完了位置に来てい
る状態からアンローディングを行なうための指令が為さ
れると、モータ157が逆転される。
る状態からアンローディングを行なうための指令が為さ
れると、モータ157が逆転される。
尚、テープカセット1から磁気テープ5が引き出されて
いるときは磁気テープ5がテープカセット1内に巻き戻
された後にモータ157が回転される。
いるときは磁気テープ5がテープカセット1内に巻き戻
された後にモータ157が回転される。
そして、この状態において、摺動枠65は、その被ロッ
ク片179の前端縁に、第2のロックレバ−186の係
合ビン188が前方から接触しているために前方への移
動を阻止されたロック状態となっており、従って、従動
ギヤ167の回転が阻止されている。
ク片179の前端縁に、第2のロックレバ−186の係
合ビン188が前方から接触しているために前方への移
動を阻止されたロック状態となっており、従って、従動
ギヤ167の回転が阻止されている。
従って、モータ157が逆転されると、その回転は遊星
歯車機構162の第2の出力ギヤ170からラック板1
21へと伝達され、ラック板121が後方へ、即ち、待
機位置へ向けて移動されることになる。これによって、
前記したように、カセットホルダー83が上昇位置へと
移動される。
歯車機構162の第2の出力ギヤ170からラック板1
21へと伝達され、ラック板121が後方へ、即ち、待
機位置へ向けて移動されることになる。これによって、
前記したように、カセットホルダー83が上昇位置へと
移動される。
そして、ラック板121が後退位置に戻されると、ラッ
ク板121のカム面190の前端が第2のロックレバ−
186の被押圧ビン189と対応するようになるため、
第2のロックレバ−186が引張りスプリング192の
引張力によって時計回り方向へと回動されるようになり
、その係合ビン188が摺動枠65に設けられた被ロッ
ク片179の前端縁の前方から左方へ逃げることになる
。
ク板121のカム面190の前端が第2のロックレバ−
186の被押圧ビン189と対応するようになるため、
第2のロックレバ−186が引張りスプリング192の
引張力によって時計回り方向へと回動されるようになり
、その係合ビン188が摺動枠65に設けられた被ロッ
ク片179の前端縁の前方から左方へ逃げることになる
。
従って、第2のロックレバ−186による摺動枠65に
対するロックが解除されることになる。
対するロックが解除されることになる。
すると、遊星歯車機構162においては、第2の出力ギ
ヤ170の回転が阻止されると共に、従動ギヤ167の
回転の阻止が解除された状態となるので、今度は従動ギ
ヤ167が回転されることになり、ワイヤ走行ギヤ55
が時計回り方向へ回転されることになる。これによって
、摺動枠65が引出し位置へ向けて移動されて行くこと
になり、この移動過程において、前記したように、テー
プカセット1が正規装着位置から仮装着位置へと戻され
ると共に、摺動板10が閉塞位置へと移動されることに
なる。
ヤ170の回転が阻止されると共に、従動ギヤ167の
回転の阻止が解除された状態となるので、今度は従動ギ
ヤ167が回転されることになり、ワイヤ走行ギヤ55
が時計回り方向へ回転されることになる。これによって
、摺動枠65が引出し位置へ向けて移動されて行くこと
になり、この移動過程において、前記したように、テー
プカセット1が正規装着位置から仮装着位置へと戻され
ると共に、摺動板10が閉塞位置へと移動されることに
なる。
従って、テープカセット1は、摺動板10が閉塞位置に
来た状態で外筐33外へ引き出されて来ることになる。
来た状態で外筐33外へ引き出されて来ることになる。
尚、モータ157は、摺動枠65が引き出し位置に来た
ことを検出する図示しない検出手段による所定の検出信
号によって、その回転が停止されるようになっている。
ことを検出する図示しない検出手段による所定の検出信
号によって、その回転が停止されるようになっている。
(G、発明の効果)
以上に記載したとことろから明らかなように、本発明カ
セットローディング装置は、テープカセットを保持する
カセット保持手段を移動することによってテープカセッ
トを所定の装着位置に装着するカセットローディング装
置であって、前記カセット保持手段はテープカセットを
上方から押さえるカセット押えとテープカセットを最初
の挿入位置から移動せしめるカセット押込手段とを備え
ており、カセット保持手段がテープカセットの所定の装
着位置へ向って移動するときに前記カセット押込手段が
テープカセットを押込んでカセット押えがテープカセッ
トの正規の押圧筒所を押圧する位置に来るようにテープ
カセットを移動させるようにしたことを特徴とする。
セットローディング装置は、テープカセットを保持する
カセット保持手段を移動することによってテープカセッ
トを所定の装着位置に装着するカセットローディング装
置であって、前記カセット保持手段はテープカセットを
上方から押さえるカセット押えとテープカセットを最初
の挿入位置から移動せしめるカセット押込手段とを備え
ており、カセット保持手段がテープカセットの所定の装
着位置へ向って移動するときに前記カセット押込手段が
テープカセットを押込んでカセット押えがテープカセッ
トの正規の押圧筒所を押圧する位置に来るようにテープ
カセットを移動させるようにしたことを特徴とする。
即ち、本発明においては、テープカセットをカセット保
持手段に挿入したときにはテープカセットとカセット押
えとの関係は正規の状態になっておらず、カセット保持
手段が所定のカセット装着位置へ向って移動して行く過
程においてカセット保持手段内においてカセット押込手
段によってテープカセットが移動されてカセット押えが
テープカセットの正規の位置を押圧するようになるよう
にしたものである。
持手段に挿入したときにはテープカセットとカセット押
えとの関係は正規の状態になっておらず、カセット保持
手段が所定のカセット装着位置へ向って移動して行く過
程においてカセット保持手段内においてカセット押込手
段によってテープカセットが移動されてカセット押えが
テープカセットの正規の位置を押圧するようになるよう
にしたものである。
従って、カセット保持手段に対するテープカセットの装
着、取出し位置において、テープカセットの装着のため
の空間を多く必要とせず、かつ、テープカセットの装着
時に、テープカセットをはじめ、カセット保持手段やカ
セット押えに無理な力が加わることがないという利点を
有する。
着、取出し位置において、テープカセットの装着のため
の空間を多く必要とせず、かつ、テープカセットの装着
時に、テープカセットをはじめ、カセット保持手段やカ
セット押えに無理な力が加わることがないという利点を
有する。
尚、図示した実施例のように、カセットケースの下面を
開閉する摺動板を有するカセットローディング装置にあ
っては、テープカセットを移動する動作が摺動板を摺動
させてカセットケースの下面を開放するための動作とも
なり、きわめて有効である。
開閉する摺動板を有するカセットローディング装置にあ
っては、テープカセットを移動する動作が摺動板を摺動
させてカセットケースの下面を開放するための動作とも
なり、きわめて有効である。
また、前記した実施例においては、本発明を所謂リニア
スケート方式のものに適用したが、本発明は、このよう
な方式のものに限らず、例えば、フロントローディング
方式等カセット保持手段の移動軌跡に少なくとも水平方
向への移動軌跡を含む方式のカセットローディング装置
に適用することができる。
スケート方式のものに適用したが、本発明は、このよう
な方式のものに限らず、例えば、フロントローディング
方式等カセット保持手段の移動軌跡に少なくとも水平方
向への移動軌跡を含む方式のカセットローディング装置
に適用することができる。
そして、前記した実施例においては、カセット押込手段
によるカセットケースの押込はカセットケースの後面を
押込むことによって行なわれるようにしたが、この押込
みは、場合によっては、その規格上からカセットケース
の上面に形成された溝31を利用して行なうようにする
ことも考えられる。即ち、テープカセットがカセット保
持手段に装着されたときあるいはこれのローディング完
了位置へ向けての移動が開始された後、カセット押込手
段の押込部がカセットケースに形成された上記溝31に
係合されるようにすると共に、カセット保持手段の移動
によって動作されるカセット押込手段が上記溝31の一
側面を押圧することによって行なわれるようにしても良
い。
によるカセットケースの押込はカセットケースの後面を
押込むことによって行なわれるようにしたが、この押込
みは、場合によっては、その規格上からカセットケース
の上面に形成された溝31を利用して行なうようにする
ことも考えられる。即ち、テープカセットがカセット保
持手段に装着されたときあるいはこれのローディング完
了位置へ向けての移動が開始された後、カセット押込手
段の押込部がカセットケースに形成された上記溝31に
係合されるようにすると共に、カセット保持手段の移動
によって動作されるカセット押込手段が上記溝31の一
側面を押圧することによって行なわれるようにしても良
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明カセットローディング装置の実施の一例を
示すものであり、第1図はカセットホルダーが外筐外へ
引き出された状態における平面図、第2図は本発明カセ
ットローディング装置を備えたオーディオテープレコー
ダーの外観をカセットホルダーが外筐外へ引き出された
状態で示す斜視図、第3図はカセットホルダーが外筐内
へ引き込まれた状態における平面図、第4図はカセット
ホルダーがローディング完了位置に来ている状態におけ
る概略平面図、第5図はシャーシ部の斜視図、第6図は
第1のロックレバ−の斜視図、第7図は摺動枠を一部分
解し、かつ、一部切欠いて示す斜視図、第8図は第1図
の■−■線に沿う断面図、第9図はテープカセットがロ
ーディングされるときの各部の動きを(A)から(C)
へ順を追って示すものであり、同図(A)は第1図の■
(A)−IK (A)線に沿う断面図、同図(B)は第
3図のIX (B) −1X (B)線に沿う断面図、
同図(C)は第4図のIX (C) −1X (C)線
に沿う断面図、第10図は第1図のX−X線に沿う要部
断面図、第11図は第1図のXI−XI線に沿う部分の
うちの要部拡大断面図、第12図はテープカセットに設
けられた摺動板のカセットケースに対する相対的な動き
を(A)からCD)へ順を追って示す要部拡大断面図、
第13図乃至第16図はテープカセットの一例を示すも
ので、第13図は不使用時の状態における上方から見た
斜視図、第14図は不使用時の状態における下方から見
た斜視図、第15図は使用時の状態における下方から見
た斜視図、第16図は不使用時の状態における下面図で
ある。 符号の説明 1・・・テープカセット、 43−−・カセットローディング装置、83・・・カセ
ット保持手段、 128・番・カセット押え、 142・・・カセット押込手段 −の −へ倉 寸 U 寸・′
示すものであり、第1図はカセットホルダーが外筐外へ
引き出された状態における平面図、第2図は本発明カセ
ットローディング装置を備えたオーディオテープレコー
ダーの外観をカセットホルダーが外筐外へ引き出された
状態で示す斜視図、第3図はカセットホルダーが外筐内
へ引き込まれた状態における平面図、第4図はカセット
ホルダーがローディング完了位置に来ている状態におけ
る概略平面図、第5図はシャーシ部の斜視図、第6図は
第1のロックレバ−の斜視図、第7図は摺動枠を一部分
解し、かつ、一部切欠いて示す斜視図、第8図は第1図
の■−■線に沿う断面図、第9図はテープカセットがロ
ーディングされるときの各部の動きを(A)から(C)
へ順を追って示すものであり、同図(A)は第1図の■
(A)−IK (A)線に沿う断面図、同図(B)は第
3図のIX (B) −1X (B)線に沿う断面図、
同図(C)は第4図のIX (C) −1X (C)線
に沿う断面図、第10図は第1図のX−X線に沿う要部
断面図、第11図は第1図のXI−XI線に沿う部分の
うちの要部拡大断面図、第12図はテープカセットに設
けられた摺動板のカセットケースに対する相対的な動き
を(A)からCD)へ順を追って示す要部拡大断面図、
第13図乃至第16図はテープカセットの一例を示すも
ので、第13図は不使用時の状態における上方から見た
斜視図、第14図は不使用時の状態における下方から見
た斜視図、第15図は使用時の状態における下方から見
た斜視図、第16図は不使用時の状態における下面図で
ある。 符号の説明 1・・・テープカセット、 43−−・カセットローディング装置、83・・・カセ
ット保持手段、 128・番・カセット押え、 142・・・カセット押込手段 −の −へ倉 寸 U 寸・′
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 テープカセットを保持するカセット保持手段を移動する
ことによってテープカセットを所定の装着位置に装着す
るカセットローディング装置であって、 前記カセット保持手段はテープカセットを上方から押さ
えるカセット押えとテープカセットを最初の挿入位置か
ら移動せしめるカセット押込手段とを備えており、 カセット保持手段がテープカセットの所定の装着位置へ
向って移動するときに前記カセット押込手段がテープカ
セットを押込んでカセット押えがテープカセットの正規
の押圧箇所を押圧する位置に来るようにテープカセット
を移動させるようにしたことを特徴とするカセットロー
ディング装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170475A JPS6231057A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | カセツトロ−デイング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170475A JPS6231057A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | カセツトロ−デイング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6231057A true JPS6231057A (ja) | 1987-02-10 |
Family
ID=15905632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60170475A Pending JPS6231057A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | カセツトロ−デイング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6231057A (ja) |
-
1985
- 1985-08-01 JP JP60170475A patent/JPS6231057A/ja active Pending
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