JPS6231001Y2 - - Google Patents

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JPS6231001Y2
JPS6231001Y2 JP1982147180U JP14718082U JPS6231001Y2 JP S6231001 Y2 JPS6231001 Y2 JP S6231001Y2 JP 1982147180 U JP1982147180 U JP 1982147180U JP 14718082 U JP14718082 U JP 14718082U JP S6231001 Y2 JPS6231001 Y2 JP S6231001Y2
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JP
Japan
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top plate
furniture
angle
furniture body
kitchen furniture
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JP1982147180U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば流し台、調理台などの厨房
家具に係り、特に複数の厨房家具を並べて配置す
るのに必要な側端部の処理構造の改良に関する。
たとえば第1図に示すように複数の厨房家具で
ある流し台aと、調理台bとが並んで配置される
ことが多い。それぞれの天板a1,b1は第2図に示
すように強度の増大化を図るため周端部に沿つて
段部c,dが一体的に設けられる。流し台aと調
理台bとは段部c,d相互が密着するよう揃えら
れる。
したがつてこれら相互が密接する突き合せ線e
がはつきりわかる。特に近時システムキツチンと
呼ばれる高級厨房家具が求められる傾向にある
が、上記の場合は高級感が薄れる。また突き合せ
線eに水滴などの液体が載ると、毛細管現象を生
じて浸透し易く、腐蝕など耐久性が損われ、不衛
生の原因となる。
本考案は上記事情に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは、家具本体の側面上
部にパツキンを取着し、このパツキンを天板の切
断加工面を形成する側端縁よりも突出する肉厚の
ものを選択し、上記天板の側端縁は家具本体の側
面よりも突出させることにより、並べて配置した
ときの突き合せ線の存在を目立たなくするととも
に水洩れの防止を図り、かつ運搬の際にもパツキ
ングで天板側端縁を安全にカバーできるようにし
た厨房家具を提供しようとするものである。
以下本考案の一実施例を第3図ないし第6図に
もとづいて説明する。第3図は、たとえば流し台
である厨房家具の上端角部を分解して示し、1は
家具本体2を構成する金属製のアングルである。
このアングル1の一端部は天板3に合せて突出す
る。すなわち天板3はステンレス板などからな
り、絞り加工により水槽4が一体的に設けられ
る。天板3の前端部分は強度増大のため段部5が
一体的に設けられる。なお天板3の側端縁は切断
加工による切断面がそのまま露出する。6はパツ
キンであり、ゴムシートなど弾性部材が用いられ
る。このパツキン6は上記アングル1の側面と同
一形状であり、比較的厚肉のものが選択される。
第4図は組立構造を示す。すなわち上記アング
ル1は、たとえばフラツシユ構造の合板からなる
側面板7に木ねじなどの固定金具8を用いて固定
され、上記家具本体2を構成する。なお、上記側
面板7の上部側面はアングル1が側面から突出し
ないよう段部9が設けられる。さらに側面板7の
上面には後述する取付具10を収容するための凹
溝11が設けられる。すなわち上記天板3の裏面
側には所定間隔を存してスタツトボルト12が突
設されていて、これは上記アングル1に設けられ
た取付孔13に挿通し、ナツト14が螺合して天
板3とアングル1との固定がなされる。上記スタ
ツトボルト12およびナツト14とで上記取付具
10が構成される。この取付固定により天板3は
家具本体2の上面を覆うことになる。ただし天板
3の側端縁はアングル1の側面よりもわずかに突
出するよう、寸法が設定される。上記パツキン6
は、これらの組立が終つてから最後に接着などの
手段でアングル1の側面に取着される。このパツ
キン6の肉厚が充分厚いため、側面は上記天板3
の側端縁よりも突出する。
このように家具本体2の両側部を構成する。製
品運搬の際は作業者の手指Sが当然家具本体2の
両側部にかかるわけであるが、パツキン6が最も
突出しているから、手指Sが天板3の側端縁に接
触することはない。すなわち、パツキン6は天板
3の側端縁をカバーし、危険を防止する。
また厨房家具同志を並べるときは第5図に示す
ようになる。すなわち、パツキン6,6相互を密
接し、さらにこれが弾性変形するよう付勢して天
板3,3の側端相互を突き合せる。したがつて、
天板3,3の突き合せ面は目立たず、あたかも一
枚の天板のように見える。両側部に摸様などを入
れれば、さらに確実である。またパツキン6,6
相互が弾性変形するほど密着しているので、天板
3,3の突き合せ面に水滴などの液体が載つても
下部へ浸透することは全くない。すなわち、防水
効果は充分である。
他の厨房家具が並ばない側面は、第6図に示す
ように断面略L字状の化粧カバー15を当てて固
定具8で固定する。この場合、パツキン6は弾性
変形し、天板3の側端縁と同一となる。したがつ
て、天板3と化粧カバー15との間から水が浸透
しても、パツキン6と化粧カバー15との間への
浸透は防止できる。
以上説明したように本考案によれば、家具本体
の上面を覆う天板の側端縁を切断加工面として露
出し、かつこの側端縁を家具本体の側面からわず
かに突出させ、この天板の側端縁から突出するよ
うなパツキンを家具本体の側面上部に設けたか
ら、運搬移動時など天板先端縁で手指を切ること
はなく安全であるとともに並べて配置したときの
美観の向上化を得、さらにここからの水洩れを確
実に防止し耐久性が増す。また家具本体の上端角
部に取着したアングルは、天板の側端部の支持を
なしてこの強度保持を得るとともにパツキンの取
付および取付位置を明確化でき組立作業性がよい
などの効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の従来例を示す厨房家具を並べ
て配置した状態の上面図、第2図はその要部縦断
面図、第3図は本考案の一実施例を示す厨房家具
要部の分解斜視図、第4図は同じく縦断面図、第
5図は厨房家具相互を並べて配置した状態の要部
縦断面図、第6図は他の部分の縦断面図である。 1……アングル、2……家具本体、3……天
板、6……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端角部に沿つて断面略L字状に折曲したアン
    グルが取着される家具本体と、この家具本体の上
    面を覆うとともに切断加工により切断面が露出す
    る側端縁を上記アングル側面からわずかに突出さ
    せたステンレス板などからなる天板と、上記アン
    グル側面に取着され天板の側端縁よりもわずかに
    突出する肉厚のパツキンとを具備したことを特徴
    とする厨房家具。
JP14718082U 1982-09-30 1982-09-30 厨房家具 Granted JPS5952955U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14718082U JPS5952955U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 厨房家具

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JP14718082U JPS5952955U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 厨房家具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5952955U JPS5952955U (ja) 1984-04-07
JPS6231001Y2 true JPS6231001Y2 (ja) 1987-08-08

Family

ID=30327374

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JP14718082U Granted JPS5952955U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 厨房家具

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JPS5952955U (ja) 1984-04-07

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