JPS6230900A - パイプ内面の電解研摩法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金属製パイプ、特に径の細いパイプ内面の電
解研摩法に関する。

従来技術 金属製パイプ、例えば、特殊ガス配管、高純度薬品等に
使用する金属製パイプはその内面をできるたけ正確、例
えば、表面１１さにおける最大高さｌ（か０２〜１５μ
程度に仕上げる必要かあｍａχ る。従来、容器内壁を電解研摩によって研摩する方法と
しては容器を電解研ｌｒｌ液中に浸ｉｉ’ｔする方法、
塗布研摩と電解研摩とを併用する方法等が知られている
。これらの方法では電極の位置によって研摩された表面
の粗さが不均一となるためこれを改良する方法として例
えば、特開昭５７−１９８２９９号公報では電極を容器
内で移動せしめ、容器内壁と電極との距離をできるたけ
一定に保持する方法が試みられている。

しかしながら、このような方法においても１０ｍｍ前後
の細管でけパイプ内壁に生ずる微細な水素ガス等か細管
の凹部に溜まり電解の均一性が損なイつれると云った間
層がある。

問題点を解決するための手段 本発明では、上記の如きパイプ内壁に生ずる水素ガスや
電解研摩液の老化によって生ずる研摩表面の不均一性を
、循環液を細管内部に循環させることにより解決したし
のである。

士なわら、本発明は金属製パイプ内に１■極を挿人（−
１電解研摩液を循環さＵ゛ながらパイプと電極間に通１
πオろことを特徴と−・４−るパイプ内面の電解研噌法
に関する。

本発明を第１図に基づいて説明する。

第１図は、本発明の一実施態様を示４゛らのであって、
電解研摩すべき金属製パイプ（１）内に電極（２）を挿
入し、該パイプ内部に電解研摩液（３）を？＋！ｉ環さ
けている。電極（２）は導線（４）により′：ｒｉ源（
５）を介してパイプ（１）と通電可能に連結されている
。導線（，１）は絶縁性支持体（６）で被覆されて、１
ラリ、その一部にスクリュー型スベーザー（７）か取′
−）付（Ｊられている。スクリュー型スペーサーは適当
な手段、例えば、モーター（８）でイ色縁性支持体（６
）を回転させることにより循■フ液（３）を移動させる
ことができる。第１図では、上記パイプを電解槽（９）
中に浸人仕しめ、該電解槽（９）の下方に電解研摩液導
入口（１０）を設け、上方に電解研摩液流出口（１１）
を設け、これらと電解研摩液用タンク（１２）とを連結
することにより電解研摩液を循環さ１」ながら電解研摩
を行なっている。上記スクリューをスペーサーは＋’ｌ
ｊｌ・′抹をパイプ中心軸に固定する作用を県ノニしこ
！１によ−・てパ（ブ内壁七心（少量距離を常に一定に
保つことか可能ｌ！：なる。このスペーサーはぺｆプの
長さに応して適当な間隔を設（すて配設してらよい。ま
た、スペーサーの全てがスクリュー型である必要はなく
、通液可能なスペーサーであればよい。スペーサーの材
質は電解研摩液に３）；って浸蝕、膨潤、溶出等を生じ
ない乙のであればよい。ｋｍ−ましくけテフロンシｌノ
で７うろ。ｊ仏縁性支持体（６）はヒニル彼１１導腺の
ヒニル披１１Ｑてｂって乙よく、あるいはより硬質の素
（（てあってらよい。いずれにして乙電解研摩液によっ
て膨潤、溶解、浸蝕、溶出等を生じない乙のである必要
がある。

第２図は、本発明の別の（６）様を示している。この態
様では循環液はポンプ（１３）によって循環されている
。従って、スペーサーはスクリュー型で、ちる必要はな
い。第２図の第２の特徴は導線（・１）が巻取りａ　（
１４）によってひ取られ、あるいは暖められて？Ｉｌｉ
極（２）がパイプ（＋）内部を−Ｆ下に移動する点であ
る。（１５）はそれぞれリールを示す。この態様では長
尺のパイプの上下に長手方向に均一な電解研摩を行なう
ことが可能である。

第２図の態様において巻取り機（１４）は必ずしもモー
タ駆動方式でなくてよく、単に一定荷重の重りを用いも
ことにより行なってもよ円また、電極を予め上方に設け
、電極下部に設けた重りにより電極を移動させてらよい
。

本発明方法によれば、パイプ内壁に近接した′電解研摩
液ら常に移動するため、電解研摩液の老化による表面粗
さの不均一性およびパイプ内に発生したカスによる電解
研摩の不均一性を防止セろことか可能となる。また、ス
ペーサーを用いることによりパイプ内壁と電極間距離を
常に一定に保持することが可能となり、スペーサーとし
てスクリュー型スペーサーを使用することにより循環と
パイプ内壁＝電極間距離を一定に保つという両方の効果
を同時に達成することができろ。また、長尺のパイプに
おいて、電極を移動させることによりパイプ上下間での
電解研１ｒ＋ｊをら゛らなく行なうことが可能となる。

本発明を適応し得ろパイプは電解研摩可能な金属、例え
ば銅、アルミニウム、ステンレス、銅合金、ニッケル合
会等であり、特にｔｌの細い長尺の金属製パイプに適用
１ｊことき、その効果は著しい。例えば、内径１０．０
〜４５゜−１長さ１００〜・１０００．ｘｌＮの如き細
径の長尺管の′４１解研摩も可能となり、表面粗さＲＯ
，２〜１．５ａｘ μｉｔの研摩度を得ることが可能となる（因に、ステン
レスのエツチング処理では２〜３μか限界である）１゜ 以下、実施例を）トげて本発明を説明する。

夫嵐丑工 外径１２．５ｕ、ｖ、内径１０．ｏｚ＊および長さ１０
００關の５ＵＳ３１６ステンレスパイプ（表面粗さ　Ｒ
＝３．０〜４．５μ（を供試管とし、ａｘ その−に下に、ポリ塩化ヒニル製市解研摩液流入口（１
０）および流出口（＋１）を嵌め込んだ。ｉｌｌ；拭清
内部に鋼溶接により表面積を拡大１．に先端（長さ１０
聞×直ｉＭ　３　、ｈ、ｖ）　（電極）をＣｊ−する直
１￥０　、５　ニア、ｖノｆｈ　ｍ（２）（先端を除、
き、カラス（１し”ｌ：ｊ、（６）に上り］色違されて
いる）を挿入し７、同時に第、１図に示すごときスベー
ＪＪ−−（７’）で供試管中心部に電極を固定オる。

タンク（１２）に以下の遊方の電解研摩液を入れボン−
７°（１３）により（）！９試管とタンクとの間を流量
２〜１２１／秒で循環さＵる。

１１ｉ解研摩液処方　　　　　　　　　　重！ｊ１部り
ん酸（８５％）　　　　　　　　　　１２５硫酸（９８
°６）ｉ１２．５ 水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　５０スルポサリヂル酸（）％）　　　　　　　Ｉ　
Ｏ，０供試管を陽極と１７、電極を陰極とし、６：１重
（１４）により、電極を１〜０．５ｃπ／分の速度でｌ
：ｎさＵながら所定時間電解研１ｆを行なった。電解研
摩条件と得られｆこ、結果を表−１に示す。

表−１ 、伎１．１ｌｌＬ　２　２　°Ｃ５ノー）　と　、二（
））　１ｊｌＦ　！ｌ／二ｊシー：（＋　え　　　　　
）ａＸ ｌ　　　　　’ＪＩＴＩＩ精（Ｌ口　　　□　　１　：
１（ｒ＋Ｑ／秒）：　２，１２０１ ■、：３０１３２□１．６：１，３□１２．５１′液温
５０°Ｃのときの研摩度（Ｒ） ａＸ 液温７０°Ｃのときの研摩度（Ｙ（） ａＸ ＊［り　　　はＪＩＳＩ３０６０１−１９７０におけａ
Ｘ る最大高さを表イっず。

同様にして５ＵＳ３１６（外径１０．０；ｙｘ、内径７
．５ｉｌ肩、長さ１０００朋）および５ＵＳ３１６（外
径６　、５　ｙｒｍ、内径４　、５　ｍｍ、長さ１００
１００Ｏの供試管を用いて試験を行なっノーことろ、同
様の結果が得らＡまた。

」二足試験結果から明らかなごとく、電解研摩液を循環
しない場合（流量０々Ｑ／秒）に比へ循環させた場合の
方が表面ｔｆｉさ　Ｒか著しく小さくなａＸ ることかわかる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第：３図は本発明方法を実施するｆ二ｙ）の装
置の概要図、第、１図は、スペーサ−ｑｉ）−態様を示
−・４゛。 （１）電解研摩用パイプ （２）電極　　　　　　に３）電解研ＨＩ７液（・ｔ）
導線　　　　　　（５）′１１ｉ源（６）導線用絶縁性
支持機 （７）スクリコースベーザー （７′）スペーザー 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、金属製パイプ内に電極を挿入し、電解研摩液を循環
   させながら、パイプと電極間に通電することを特徴とす
   るパイプ内面の電解研摩法。 ２、電極をパイプの長手方向に移動させながら、通電す
   る第１項記載の方法。 ３、電解研摩液の循環を電極を配設した支持棒にスクリ
   ュー状型スペーサーを取り付け、該支持棒を回転するこ
   とにより行なう第１項記載の方法。