JPS6230872B2 - - Google Patents

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JPS6230872B2
JPS6230872B2 JP13906478A JP13906478A JPS6230872B2 JP S6230872 B2 JPS6230872 B2 JP S6230872B2 JP 13906478 A JP13906478 A JP 13906478A JP 13906478 A JP13906478 A JP 13906478A JP S6230872 B2 JPS6230872 B2 JP S6230872B2
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JP
Japan
Prior art keywords
flexible
welding torch
flexible conduit
spiral
conduit
Prior art date
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JP13906478A
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English (en)
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JPS5564980A (en
Inventor
Toshio Tada
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Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
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Publication date
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  • Arc Welding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は少なくとも消耗性ワイヤを案内するた
めのフレキシブルコンジツトを連結した溶接用ト
ーチに関するものである。
一般に被溶接物と溶接用トーチとが相対移動し
つつ溶接を行なつているが、特に溶接用トーチが
移動する場合、溶接用トーチに連結されたフレキ
シブルコンジツトの連結部近傍においてフレキシ
ブルコンジツトが屈曲する。ところでフレキシブ
ルコンジツトが極端に屈曲すると案内すべき消耗
性ワイヤは円滑に送給されなくなり、従つて均一
な溶接結果を得ることができない。従来、第1図
に示されるごとく、溶接用トーチ内および導出部
付近のフレキシブルコンジツト5の外周にコイル
スプリング20を巻装していた。この場合、溶接
に際して溶接用トーチは種々の姿勢に操作される
ため、フレキシブルコンジツトの導出部には不規
則な曲げ力が繰返して作用し、このため、コイル
スプリング20の端部21において電気絶縁被覆
シース16を破断する欠点があつた。さらに、コ
イルスプリングの端部は溶接用の給電を携わる金
具8′に係接しているため、コイルスプリング2
0が外部に露出した際に作業者が誤つてこのコイ
ルスプリングに触れて感電事故を誘発する危険性
があつた。一方被覆シースに用いない場合、溶接
用給電手段に対して電気的に絶縁したコイルスプ
リングを外方に露出させて、フレキシブルコンジ
ツトの導出部の曲げを規制するようにすれば、コ
イルスプリングの絶縁機構が面倒であるばかりで
はなく、コイルスプリングの端部に手袋や衣類な
どがひつかかるため作業性がよくなかつた。
さらに従来、第2図に示されるごとく、高硬度
かつ厚肉のゴムスリーブ22で溶接用トーチ内お
よび導出部付近のフレキシブルコンジツト5を被
覆させたものもあつたが、このようにすればゴム
スリーブ22の取付基部の寸法;Dが大きくな
り、必然的に溶接用トーチの取付部、即ちトーチ
後部の寸法を大きくせざるを得ない。この溶接用
トーチを、例えば作業者が握持しつつ溶接する場
合、トーチ後部の寸法が大きく、かつトーチ後部
にゴムスリーブ22の重量が付加的に作用するた
め、溶接用トーチを握持したときのバランスがと
りにくく、従つて溶接用トーチの操作性はよくな
かつた。さらにゴムスリーブを用いる場合、経年
変化を少なくするために、ゴムスリーブの材質を
高性能のものとしなければならず、従つて高価と
なり、経済的にも好ましくなかつた。また従来端
部近傍を特殊な構造にして、曲げ強度を付加した
一定長さのフレキシブルコンジツトを溶接用トー
チに連結したものもあつたが、通常溶接用トーチ
に用いられるフレキシブルコンジツトの長さは一
定ではなく、このため、要求を満すべく予じめ
種々の長さのフレキシブルコンジツトを製作して
おかなければならず、製作コストが高くなるとい
う欠点があつた。
本発明の目的は前記従来の欠点を解消した溶接
用トーチを提供することにある。
以下、図示の実施例を参照して本発明を詳細に
説明する。
第3図および第4図において、1は例えば断面
円状の素線を螺旋状空間101を形成するように
巻回した可撓性部材、2は可撓性部材1の外周部
に配置した編組導電線で、外周部は可撓性の電気
絶縁チユーブ3により被覆されている。4は可撓
性部材1の内方に設けられた可撓性ライナで、例
えば合成樹脂材により形成されている。なお、可
撓性ライナ4は線材を略密着状に巻回して構成す
ることもできる。上記1乃至4によりフレキシブ
ルコンジツトが構成されている。6は例えば断
面円状の線材を螺旋状に巻回した螺旋状部材で、
この螺旋状部材6のピツチは可撓性部材1の螺旋
ピツチと略等しく形成されている。なおこの螺旋
状部材6はフレキシブルコンジツト5の一端部よ
り、例えば長さ:Lだけ、可撓性部材1の螺旋状
空間101に螺装されている。7は溶接用給電を
携わる接続金具、8は接続金具7にフレキシブル
コンジツト5の1端部を導電的に係止する係止
具、9は接続金具7に連結された案内管で、自由
端部にはノズル11および図示しないチツプが配
設されている。12は案内管9の内方に配設され
たライナで、好ましくは可撓性ライナ4と同一の
ものが用いられる。13は螺旋状部材6の移動を
阻止するための押え具、14はシールドガス供給
用のガスホース、15はトーチ本体、16はフレ
キシブルコンジツト5およびガスホース14を覆
うホースシースである。上記のごとく、螺旋状部
材6をフレキシブルコンジツト5の端部より可撓
性部材1の螺旋状空間101に例えば長さ:Lだ
け螺入したものをトーチに連結するため、トーリ
本体15の後部寸法は何ら大きくなることはな
く、しかもトーチ内および導出部付近のフレキシ
ブルコンジツト5は可撓性部材1の螺旋状空間1
01に螺入させた螺施状部材6と可撓性部材1と
の存在により極端に屈曲することはない。なお押
え具13を設ければ、螺旋状部材6が軸方向に移
動することはなく有利であるが、押え具13を設
けなくとも特に不便となることはない。またライ
ナ12およびホースシース16も設けた方が好ま
しいが必須の要件ではない。第5図乃至第7図は
可撓性部材1の変形例図で、第5図に示されるも
のは断面四角状部材を螺旋状空間101を形成す
るよう巻回した可撓性部材で、このように形成す
ればフレキシブルコンジツトの耐曲げ力が増大す
る。第6図および第7図に示されたものは各々蛇
管状に形成された可撓性部材で、この蛇管状の可
撓性部材1の螺旋状空間101に螺旋状部材6を
螺装する場合、螺旋状部材6は可撓性部材1によ
り半径方向に略位置決めされた状態になるため、
例えば可撓性部材1が屈曲したとしても螺旋状部
材6は可撓性部材1の内方に入り込むことはな
く、可撓性部材1に略沿設した状態となり、可撓
性部材1の内、外部に配設された部材に悪影響を
及ぼすことはない。なお螺旋状部材を断面円状部
材により形成すれば製作が容易である。また螺旋
状部材を断面四角状部材により形成すれば、耐曲
げ力が増大するため螺旋状部材と可撓性部材との
螺合によりフレキシブルコンジツトの耐曲げ力が
増大し、フレキシブルコンジツトが極端に屈曲す
ることはない。さらにまた螺旋状部材を長尺なテ
ーパー状部材を螺旋状に巻回して形成し、先細部
から順次可撓性部材の螺旋状空間に螺入させれ
ば、螺旋状部材の螺入が容易でありかつ、トーチ
連結部近傍には比較的太い螺旋状部材が配置され
ることになるためフレキシブルコンジツトの屈曲
が滑らかになり有利である。可撓性部材の螺旋状
空間の軸方向の間隔が余り大きくないときには可
撓性ライナを除くことができる。
なお可撓性ライナを設ければ可撓性部材の螺旋
状空間の軸方向の間隔やフレキシブルコンジツト
の曲率に拘わらず常時円滑に消耗性ワイヤの案内
を行なうことができ、有利である。さらにライナ
12を設ける場合、ライナ12と可撓性ライナ4
とを1体に構成することができる。
第3図は把持式の溶接用トーチであつて、該ト
ーチにおいてフレキシブルコンジツトの1部をな
す編組導電線2の単位重量が大きく、溶接用トー
チを持上げて溶接する際、フレキシブルコンジツ
トの自重が溶接用トーチの連結部に作用して、フ
レキシブルコンジツトを屈曲させようとするが、
該フレキシブルコンジツトの屈曲を簡単な構成に
より確実に緩和せしめ得た本発明が特に有効であ
る。
勿論フレキシブルコンジツトは第3図の編組導
電線2を除いたもの、即ち溶接用の給電ケーブル
を具備せず、単に消耗性ワイヤを案内するように
したフレキシブルコンジツトとすることもでき
る。例えば第8図に示されるごとく、非消耗性電
極23と、消耗性ワイヤとを用いる場合に、消耗
性ワイヤを案内するフレキシブルコンジツト5を
連結した補助用トーチ24も本発明の範疇に属す
るものである。また本発明はフレキシブルコンジ
ツトの端部より可撓性部材の螺旋状空間に螺旋状
部材を螺入させ、該フレキシブルコンジツトの端
部を溶接用トーチに連結するものであるから、予
じめ長尺のフレキシブルコンジツトを製作してお
いてこれを必要に応じた長さに切断して使用する
ことができ、従つて従来のごとく予じめ定寸のフ
レキシブルコンジツトを製作しておく場合に比し
てフレキシブルコンジツトの製作費を低減するこ
とができるとともに、所望の長さのフレキシブル
コンジツトを連結した溶接用トーチを適宜に製作
することができる。なお可撓性部材は螺旋状空間
を有しておればよく、従つて例えば合成樹脂の管
の外面もしくは内面に螺旋状溝即ち空間を配した
ものとすることができる。すなわち、この場合可
撓性部材そのものがフレキシブルコンジツトとな
つている。
以上、本発明の実施例を種々示したが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではなく、上
記実施例の各部を適宜に組合せたり、もしくは同
等の部材で置換したりすることにより種々の変形
を行なうことができる。
以上のように本発明によれば溶接用トーチに連
結したフレキシブルコンジツトが極端に屈曲する
ことがないため、消耗性ワイヤを円滑に送給する
ことができ、従つて均一な溶接結果を得ることが
でき、かつ溶接用トーチの後部寸法および重量が
大きくならないため溶接用トーチの操作性、即ち
作業性がよく、さらにフレキシブルコンジツトは
長尺のフレキシブルコンジツトを所望の長さに切
断して用いることができるため、安価に製作する
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の溶接トーチを示す一部縦断面
図、第2図は従来使用されている部品の縦断面
図、第3図は本発明の実施例を示す縦断面図、第
4図は第3図の−断面図、第5図乃至第7図
は夫々本発明の要部変形例を示す縦断面図、第8
図は本発明の他の実施例を示す正面図である。 1……可撓性部材、101……螺旋状空間、5
……フレキシブルコンジツト、6……螺旋状部
材、15……トーチ本体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 消耗性ワイヤを案内するための管状のフレキ
    シブルコンジツトを連結した溶接用トーチにおい
    て、前記フレキシブルコンジツトは、少なくとも
    トーチに連結される端部側にフレキシブルコンジ
    ツトの軸線方向に延在する螺旋状空間を有する可
    撓性部材と、前記螺旋状空間に螺入された螺旋状
    部材とよりなる溶接用トーチ。 2 前記フレキシブルコンジツトの可撓性部材
    は、断面円状部材により形成されてなる特許請求
    の範囲第1項に記載の溶接用トーチ。 3 前記フレキシブルコンジツトの可撓性部材
    は、断面四角状部材により形成されてなる特許請
    求の範囲第1項に記載の溶接用トーチ。 4 前記フレキシブルコンジツトの可撓性部材
    は、蛇管である特許請求の範囲第1項に記載の溶
    接用トーチ。 5 前記フレキシブルコンジツトの螺旋状部材
    は、断面円状部材により形成されてなる特許請求
    の範囲第1項乃至第4項のいずれか1に記載の溶
    接用トーチ。 6 前記フレキシブルコンジツトの螺旋状部材
    は、断面四角状部材により形成されてなる特許請
    求の範囲第1項乃至第4項のいずれか1に記載の
    溶接用トーチ。 7 前記螺旋状部材は長尺なテーパー状部材を螺
    旋状に巻回してなる特許請求の範囲第1項乃至第
    4項のいずれか1に記載の溶接用トーチ。 8 消耗性ワイヤを案内するための管状のフレキ
    シブルコンジツトを連結した溶接用トーチにおい
    て、前記フレキシブルコンジツトは、少なくとも
    トーチに連結される端部側にフレキシブルコンジ
    ツトの軸線方向に延在する螺旋状空間を有する可
    撓性部材と、前記螺旋状空間に螺入された螺旋状
    部材と、前記可撓性部材の内部に配設された中空
    状の可撓性ライナとよりなる溶接用トーチ。 9 前記フレキシブルコンジツトの可撓性部材
    は、断面円状部材により形成されてなる特許請求
    の範囲第8項に記載の溶接用トーチ。 10 前記フレキシブルコンジツトの可撓性部材
    は、断面四角状部材により形成されてなる特許請
    求の範囲第8項に記載の溶接用トーチ。 11 前記フレキシブルコンジツトの可撓性部材
    は、蛇管である特許請求の範囲第8項に記載の溶
    接用トーチ。 12 前記フレキシブルコンジツトの螺旋状部材
    は、断面円状部材により形成されてなる特許請求
    の範囲第8項乃至第11項のいずれか1に記載の
    溶接用トーチ。 13 前記フレキシブルコンジツトの螺旋状部材
    は、断面四角状部材により形成されてなる特許請
    求の範囲第8項乃至第11項のいずれか1に記載
    の溶接用トーチ。 14 前記螺旋状部材は長尺なテーパー状部材を
    螺旋状に巻回してなる特許請求の範囲第8項乃至
    第11項のいずれか1に記載の溶接用トーチ。
JP13906478A 1978-11-10 1978-11-10 Welding torch Granted JPS5564980A (en)

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JPS5564980A JPS5564980A (en) 1980-05-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6417273U (ja) * 1987-07-15 1989-01-27

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