JPS6230609Y2 - - Google Patents

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JPS6230609Y2
JPS6230609Y2 JP1982180356U JP18035682U JPS6230609Y2 JP S6230609 Y2 JPS6230609 Y2 JP S6230609Y2 JP 1982180356 U JP1982180356 U JP 1982180356U JP 18035682 U JP18035682 U JP 18035682U JP S6230609 Y2 JPS6230609 Y2 JP S6230609Y2
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JP
Japan
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shaft
tapered roller
case
bearing
shaft end
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982180356U
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English (en)
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JPS5983253U (ja
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  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用トランスミツシヨンのシヤフ
トの支持構造に関する。
自動車用トランスミツシヨン(変速機)はエン
ジンの動力を走行条件に合せて、必要なトルクと
回転数を取出すため、各種ギヤを組付けたシヤフ
トがケースに支持されている。
なお、車両用減速差動装置のピニオンドライブ
シヤフトの支持構造については実開昭55−160925
号に開示されている。
第1図に示す従来のトランスミツシヨン1のケ
ース2には、メーンドライブギヤ3とメーンシヤ
フト4およびカウンタシヤフト5が回転自在に支
持されている。このカウンタシヤフト5の両端に
は円すいころ軸受6を介装し、この円すいころ軸
受6の外側から複数のシム7を介してカバー8を
ケース2に締付け固定する。
上記構成によれば、シヤフト5は軸受6、シム
7、カバー8を介して両端から軸方向に圧縮力
(予圧)を受けて軸方向への移動が止められ、シ
ヤフト5に取付けられるハスバ歯車9から受ける
スラスト荷重を支持するようになつている。
しかしながら、予圧調整をシム7により行なつ
ているため調整が困難で、適正な予圧を与えよう
とすれば、約0.01mmのピツチでシム7の厚さを変
える必要があり、シム7の枚数が膨大になるとい
う問題点があつた。
またシヤフト5と、ケース2との線膨張率に差
があるため、トランスミツシヨン1の始動時と運
転時との温度変化により、シヤフト5にかかる予
圧力が変化し、特にカウンタシヤフト5の軸受間
が長い場合は、この現象が顕著であり、シヤフト
5の軸方向に対する支持構造に問題があつた。
本考案は上記問題点に着目してなされたもの
で、カウンタシヤフトの一方の支持部に2個の円
すいころ軸受を背面合せで設け、他方の支持部に
スライド可能に軸受を設けることにより、軸受を
設けることにより軸受固定時の予圧調整を容易に
し、カウンタシヤフトの支持部にはたらく熱的影
響を回避することを目的とする。
以下、添付図面に基づき本考案の実施例につい
て説明する。従来例と同一構成部には同一符号を
付す。
第2図は、第1図に示したトランスミツシヨン
1のカウンタシヤフト5の軸受部断面図である。
シヤフト5の一方の端部5Aを支持するケース2
の軸孔11の内周面に環状凸部12を設け、シヤ
フト5のケース2の近傍に固定されたハスバ歯車
9と環状凸部12との間に円すいころ軸受13を
介装し、かつこの円すいころ軸受13と環状凸部
12を挾んで背中合せに円すいころ軸受14を介
装し、シヤフト端部5Aに形成されたおねじ部1
5に螺合するナツト16によりワツシヤ17を介
して円すいころ軸受13,14を適正な予圧で締
付け固定する。
また、ケース2に形成された軸孔18に玉軸受
19を介装してシヤフト端部5Bを支持する。シ
ヤフト端部5Bには、円周凸部20と円周凹部2
1とを形成し、この円周凸部20と円周凹部21
との間に玉軸受19を装着し、その内輪22を止
め輪23を円周凹部21に装着することによつて
固定する。外輪24は軸孔18と摺接可能に設け
る。なお、上記玉軸受19に変えて転動体として
円筒コロを用いた円筒コロ軸受を介装してもよ
い。
上記構成によれば、シヤフト5に働くラジアル
荷重は両端に設けられた円すいころ軸受13,1
4と玉軸受19とによつて支持され、シヤフト5
の右方向に働くスラスト荷重は円すいころ軸受1
4で支持し、シヤフト5の左方向に働くスラスト
荷重は円すいころ軸受13で支持する。
また、円すいころ軸受13,14の取付時の予
圧は、ナツト16の締付けトルクを調整すること
で無段階に調節できる。
なお、円すいころ軸受13,14間の距離が短
いため、シヤフト5の熱膨張による予圧(プリロ
ード)の変化が微小であり、軸受性能に対する熱
的影響は無視できる。また他方のシヤフト端部5
Bを支持する玉軸受19はケース2に対してスラ
イド可能なため、シヤフト5およびケース2に熱
的応力が働くことを回避できる。
以上のように、本考案によればシヤフトの一方
の支持部に2個の円すいころ軸受を背面合せに設
け、他方の支持部は摺動可能に支持することによ
り、軸受取付時の予圧調整を容易にし、シヤフト
の支持部にはたらく熱的影響を回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のトランスミツシヨンの切欠き
断面図である。第2図は本考案の実施例を示す断
面図である。 2……ケース、5……カウンタシヤフト、1
3,14……円すいころ軸受、19……玉軸受。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在に両端が支持されるトランスミツシヨ
    ンのカウンタシヤフトにおいて、一方のシヤフト
    端部を支持するケースの軸孔の内周面に環状凸部
    を設け、該環状凸部に軸方向に係合させるように
    して2個の円すいころ軸受を背面合わせに設けて
    支持するとともに、該シヤフト端部に螺着したナ
    ツトにより該円すいころ軸受を締め付け、かつ他
    方のシヤフト端部をケースに対し軸方向スライド
    可能に支持したことを特徴とするトランスミツシ
    ヨンのカウンタシヤフトの支持構造。
JP18035682U 1982-11-29 1982-11-29 トランスミツシヨンのカウンタシヤフトの支持構造 Granted JPS5983253U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18035682U JPS5983253U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 トランスミツシヨンのカウンタシヤフトの支持構造

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JP18035682U JPS5983253U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 トランスミツシヨンのカウンタシヤフトの支持構造

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Publication Number Publication Date
JPS5983253U JPS5983253U (ja) 1984-06-05
JPS6230609Y2 true JPS6230609Y2 (ja) 1987-08-06

Family

ID=30391076

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JP18035682U Granted JPS5983253U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 トランスミツシヨンのカウンタシヤフトの支持構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016017530A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 本田技研工業株式会社 ラジアル・スラスト軸受のプリロード調節構造、及びこれを用いた無段変速機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BRPI0919692A2 (pt) * 2008-10-24 2015-12-08 Twin Disc Inc transmissão para serviço pesado

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JPS551332Y2 (ja) * 1976-03-26 1980-01-16

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JP2016017530A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 本田技研工業株式会社 ラジアル・スラスト軸受のプリロード調節構造、及びこれを用いた無段変速機

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JPS5983253U (ja) 1984-06-05

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