JPS6230412Y2 - - Google Patents

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JPS6230412Y2
JPS6230412Y2 JP15446279U JP15446279U JPS6230412Y2 JP S6230412 Y2 JPS6230412 Y2 JP S6230412Y2 JP 15446279 U JP15446279 U JP 15446279U JP 15446279 U JP15446279 U JP 15446279U JP S6230412 Y2 JPS6230412 Y2 JP S6230412Y2
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JP
Japan
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circuit breaker
earthing
connecting rod
stopper piece
stopper
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JP15446279U
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JPS5673111U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は配電盤に係り、特に接地断路器と遮断
器の間のインターロツク装置に関するものであ
る。
閉鎖配電盤に設けられた接地断路器と配電盤内
部に収納された遮断器の関係は、閃絡事故防止の
ため接地断路器が閉の状態の時は遮断器は接続さ
れてはならない。このため、接地断路器と遮断器
の間にはインターロツクが設けられ、上述のこと
が起こらないような対策が施されている。
従来からのこの種のインターロツクは主に電気
的方法によつて行なわれていた。この電気的イン
ターロツクは、遮断器の位置をマイクロスイツチ
により検出して、遮断器が接続位置にない時はイ
ンターロツクコイルを励磁してインターロツクを
解除する構成となつている。
この電気的インターロツクには、通常操作電源
が無くなつた場合に備えて、インターロツクの非
常解放錠が設けられている。ところが、この非常
解放錠を使用すればインターロツクは常に解除さ
れた状態となり、接地断路器が閉の時に遮断器を
接続してしまうという事故が発生する欠点があ
る。
また電気部品は使用中に、ある確率で故障が生
じるためインターロツクとしての信頼性に欠ける
欠点がある。
そこで機械的インターロツクが考案されてい
る。第1〜2図は従来技術によるこの種の機械的
インターロツクを示した図である。なお、第1図
は遮断器断路位置、接地断路器閉の状態を示し、
第2図は第1図の−線矢視図で、遮断器と接
地断路器用連結桿に設けられたストツパーとの位
置関係を示している。
バリヤ12に電路の途中に設けられた1組の固
定側端子14即ち、電源側端子14a、負荷側端
子14bが縦列的に固定されている。この固定側
端子14のうち負荷側端子とアースの間には、接
地断路器16が設けられている。
バリヤ12の前面側には車輪を有し、床面上を
移動する遮断器18が設けられている。この遮断
器18には可動側端子20(そのうち、電源側端
子20a、負荷側端子を20bとする)が設けら
れていて、遮断器18を移動することにより、可
動側端子20を前記固定側端子14に差し込むこ
とにより電路を接続する。電路を遮断するには遮
断器18を移動させて、可動側端子20を固定側
端子14から引き抜いて遮断する。
接地断路器16には、断路器を開閉するための
操作レバー24が連結桿26を介して設けられて
いる。この連結桿26と接地断路器16及び操作
レバー24の接合点は支点28,30により支持
されている。操作レバー24を図中矢印で示した
開方向に移動させると、連結桿26が水平方向
(矢印方向)に動いて接地断路器16のブレード
34は支点28を中心として矢印で示す開方向に
移動し、接地断路器16は開状態となる。
連結桿26は、ほぼ水平に遮断器18の側面近
傍に設けられ、その途中に遮断器18の移動を阻
止するストツパー32が固定されている。
このストツパー32は操作レバー24が閉状態
にあり、接地断路器が閉の時バリヤ12から相当
な距離の所に位置しているため、遮断器18はス
トツパー32にその移動を阻止され、可動側端子
20を固定側端子14に挿入することはできな
い。操作レバー24を開状態とすると連結桿26
がバリヤ12の方向へ移動し、従つてストツパー
32もバリヤ12に、より近づいた位置を占める
ため、遮断器18は、可動側端子20を固定側端
子14に十分挿入できる位置まで移動可能とな
る。
ところが第3図は、接地断路器16を開にする
ために途中まで操作レバー24を開方向へ移動さ
せた状態を示している。この場合、接地断路器1
6を構成するブレード34と固定接触子36の間
の空間距離があまり離れておらず且つ、ストツパ
ー32はバリヤ12側に移動しているので、遮断
器18は固定側端子14に接続可能である。この
ような場合に、従来の機械的インターロツクで
は、遮断器18が固定側端子14に接続されると
閃絡事故が発生する欠点がある。
本考案の目的は上記の欠点に鑑み、接地断路器
を開とするために操作レバーを操作している過程
においても、閃絡事故が発生しない動作確実な接
地断路器と遮断器間のインターロツク装置を備え
た配電盤を提供するにある。
斯かる目的を達成するための本考案の構成は、
筐体の内部に、水平方向へ移動させることで搬
入・搬出自在の遮断器を具え、前記筐体内の接地
用断路器と操作レバーとを連結する連結杆を、前
記遮断器の近傍に前記遮断器の搬入方向に沿つて
配した配電盤において、 前記連結杆の近傍であつて前記筐体に、外力が
加わると前記遮断器の搬入を阻止する位置へ回転
し外力を除くと前記遮断器の搬入を阻止しない位
置まで回転復帰するストツパー片を回転自在に具
え、前記連結杆には、前記接地用断路器の閉じ始
めの状態から全閉の状態までは前記遮断器の搬入
を阻止する位置へ前記ストツパー片を回転させて
おくだけの長さを有するカムを前記ストツパー片
と係合しうる位置に取り付けたことを特徴とす
る。
以下本考案に係る接地断路器と遮断器間のイン
ターロツク装置の一実施例を第4図〜第10図に
従つて説明する。但し各図において、第1〜3図
と同一あるいは相当部分には同一符号を用いて示
してある。
第4図は本考案に係るインターロツク装置の構
成部分であり、筐体側壁に取付けるストツパーを
示すものである。
ストツパー32は取付金具38にストツパー片
40が回転自在に軸承され、このストツパー片4
0を図中矢印の方向へ押圧している復帰ばね42
が取付金具38に設けられている。なお取付金具
38は符号44で示す面を壁面に密着させて、筐
体側壁に固定される。
また第4図の状態におけるストツパー片40は
図示しない連結桿26に設けられたカム46によ
つて持上げられた状態が示されており、カム46
がストツパ片40を外れると、ストツパー片40
は自重により下方へ下がるが、ここでは図示のよ
うに復帰ばね42を設けてストツパー動作をより
確実にならしめている。
第5図は本考案に係るインターロツク装置の構
成部分であり連結桿に取付けるカムを示すもの
で、連結桿26に、一端部がθの角度で斜めに切
れているカム46が水平方向に突出して設けられ
ている。
第6図および第7図は本考案に係る一実施例で
あるインターロツク装置を示すものである。
バリヤ12に設置されている固定側端子14に
遮断器18が移動して、可動側端子20を入出し
て、電路を接続、遮断する。遮断器18は筐体側
壁48に沿つて移動し、この遮断器18と筐体側
壁48の間には接地断路器16と操作レバー24
を連結する連結桿26が水平に配置されている。
この連結桿26には第5図に示したカム46が固
定され、筐体側壁48には第4図に示したストツ
パー32が固定されている。他の構成は従来例と
同様である。
次に本実施例であるインターロツクの動作につ
いて第8〜10図に従つて説明する。
第8図は、第6図に示す如く操作レバー24の
位置が閉で、従つて接地断路器16が閉となつて
いる場合のストツパー片40とカム46の関係を
示している。即ち、連結桿26に設けられたカム
46がストツパー片40を起こして、ストツパー
片40は筐体側壁48に対して垂直方向に突出し
て遮断器18の壁面に引つ掛かり、遮断器18が
固定側端子14の方向へ移動することを阻止して
いる。
次に第9図に示すように操作レバー24を開の
方向へ移動させていくと、連結桿26も移動し、
それに伴ないカム46も移動する。しかし、カム
46がストツパー片40を一定の距離摺動して移
動し、カム46がストツパー片40から完全に離
れた後に始めて、ストツパー片40は復帰ばね4
2により下側に引込んで、第10図に示す状態と
なり(このとき接地断路器16のブレード34は
第6図に点線で示す位置にある)遮断器18が固
定側端子14に接続することができるような状態
となる。ところが、上述したようにカム46がス
トツパー片40を摺動している間に接地断路器1
6の固定接触子36とブレード34は十分離れ
て、もはや閃絡事故が発生することがなくなる距
離までブレード34が移動する。そのため、遮断
器18が移動可能となつた時には、完全に接地断
路器16は開となつている。
従つて本実施例によれば、接地断路器16の操
作レバー24を操作して、開方向へ移動させてい
く途中においても、接地断路器16が充分開放す
るまで、ストツパー片40が下に降りず遮断器1
8の断路位置から接続位置方向への移動を阻止す
るので、操作レバー24の操作中に閃絡事故が発
生することを確実に防止する効果がある。
即ち、接地断路器16と遮断器18間に確実な
インターロツクをとる効果がある。
以上の説明から明らかなように、本考案では遮
断器を断路位置まで引出し、接地断路器16の操
作レバー24を操作して接地断路器16を閉にす
ると、操作レバー24と接地断路器16を接続し
ている連結桿26に設けられたカム46によりス
トツパー32が動作して、遮断器18を断路位置
から接続位置に押し込むことができぬようにして
いる。この状態は接地断路器16の操作レバー2
4を操作して、接地断路器16を充分開放するま
で持続されるから、操作レバー24が中途半端な
位置にあるときに誤つて遮断器18を押し込み、
閃絡事故につながる等の可能性は全く無く、遮断
器18が接続位置と断路位置間の中途半端な位置
にあるときには、ストツパー32が遮断器18の
側面に当り遮断器18の移動を阻止している。
従つて、本考案によれば、ストツパーを筐体側
壁に固定し、ストツパーを遮断器に引掛けるカム
を連結桿に固定することにより、接地断路器を開
とするために操作レバーを操作している過程にお
いても、閃絡事故が発生しない動作確実な接地断
路器と遮断器間のインターロツクを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術による機械的インターロツク
を示す側面図、第2図は第1図の−線矢視
図、第3図は操作レバー操作中のインターロツク
の状態を示した側面図、第4図は本考案に係る一
実施例であるインターロツク装置を構成するスト
ツパーを示す斜視図、第5図は本考案に係る一実
施例であるインターロツク装置を構成するカムを
示す斜視図、第6図は本考案に係る一実施例であ
る接地断路器と遮断器間のインターロツク装置を
示す側面図、第7図は第6図の−線矢視図、
第8図はストツパーが遮断器にかかつた状態を示
す正面断面図、第9図は本実施例のインターロツ
ク装置を装備した場合の操作レバー操作中の状態
を示す側面図、第10図はストツパーが遮断器か
らはずれた状態を示す正面断面図である。 12……バリヤ、14……固定側端子、16…
…接地断路器、18……遮断器、20……可動側
端子、24……操作レバー、26……連結桿、2
8,30……支点、32……ストツパー、34…
…ブレード、36……固定接触子、38……取付
金具、40……ストツパー片、42……復帰ば
ね、46……カム、48……筐体側壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筐体の内部に、水平方向へ移動させることで搬
    入・搬出自在の遮断器を具え、前記筐体内の接地
    用断路器と操作レバーとを連結する連結杆を、前
    記遮断器の近傍に前記遮断器の搬入方向に沿つて
    配した配電盤において、 前記連結杆の近傍であつて前記筐体に、外力が
    加わると前記遮断器の搬入を阻止する位置へ回転
    し外力を除くと前記遮断器の搬入を阻止しない位
    置まで回転復帰するストツパー片を回転自在に具
    え、前記連結杆には、前記接地用断路器の閉じ始
    めの状態から全閉の状態までは前記遮断器の搬入
    を阻止する位置へ前記ストツパー片を回転させて
    おくだけの長さを有するカムを前記ストツパー片
    と係合しうる位置に取り付けたことを特徴とする
    配電盤。
JP15446279U 1979-11-07 1979-11-07 Expired JPS6230412Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15446279U JPS6230412Y2 (ja) 1979-11-07 1979-11-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15446279U JPS6230412Y2 (ja) 1979-11-07 1979-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5673111U JPS5673111U (ja) 1981-06-16
JPS6230412Y2 true JPS6230412Y2 (ja) 1987-08-05

Family

ID=29385081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15446279U Expired JPS6230412Y2 (ja) 1979-11-07 1979-11-07

Country Status (1)

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JPS5673111U (ja) 1981-06-16

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