JPS6230196A - リン酸塩ビルダ−を配合した衣料用低リン粉末洗剤組成物 - Google Patents

リン酸塩ビルダ−を配合した衣料用低リン粉末洗剤組成物

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JPS6230196A
JPS6230196A JP9621986A JP9621986A JPS6230196A JP S6230196 A JPS6230196 A JP S6230196A JP 9621986 A JP9621986 A JP 9621986A JP 9621986 A JP9621986 A JP 9621986A JP S6230196 A JPS6230196 A JP S6230196A
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acid
cellulase
cleaning
alkyl
carbon atoms
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JP9621986A
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守康 村田
哲 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗浄剤組成物に関する。更に詳しくはセルラー
ゼを含有することを特徴とする洗浄剤組成物に関する。
近年、衣料の洗浄に関して、著しい発達がみられた。即
ち、洗剤に適した原料の開発、水質の改善、洗浄機械の
改良と普及、繊維の改良等によって衣料の洗浄は著しく
容易になってきた。
なかでも、洗剤用原料の改良はめざましく、界面活性剤
、ビルダー、分散剤、螢光染料、漂白剤等の改質によっ
て、衣料用洗剤の組成は、はぼ完成の域に達したかの感
がある。しかしながら、衣料用洗剤開発の背景にある思
想は、■)汚れ或いは/及び繊維表面に界面活性剤やビ
ルダーが吸着することにより、汚れ或いは/及び繊維と
水との間の界面張力を低下させ、汚れと繊維を物理化学
的に引き離す、2)汚れを界面活性剤、無機ビルダーで
分散、可溶化する、3)汚れをプロテアーゼ等の酵素で
化学的に分解する、4)着色汚れを漂白剤等で漂白する
、5)繊維表面に螢光染料等を吸着させて、増白する、
6)洗浄に有効な成分の二価金属イオンによる沈澱をキ
レ−1−剤で防止する等に要約される。
即ち、従来の衣料洗浄の基本は汚れを直接に攻撃する成
分若しくは該成分の攻撃力を補助する成分をいかに洗浄
剤組成物の一成分として有効に取り入れるかということ
にあった。現在においては該基本に基づいた洗浄剤組成
物ではある意味においてその洗浄性能はほぼ飽和点に達
し更に洗浄力を増大する為には多大な努力を要する。
本発明者らは衣類の洗浄について従来の既成概念にとら
れれず、全く新規な観点からその諸現象をとらえられな
いか鋭意検討を進めてきているが、今般全く予想外にも
一酵素であるセルラーゼを洗浄剤の中に配合することに
よりセルラーゼの酵素活性とは全く関係のない予想外の
汚れに対して極めて優れた洗浄効果を示すことを偶然に
も見出し本発明を完成した。
本発明は洗浄剤組成物の一成分としてセルラーゼを含有
することを特徴とするリン酸塩ビルダーを配合した衣料
用低リン粉末洗剤組成物を提供するもので、特にセルラ
ーゼ活性とは全く関係のない無機質汚れに対して顕著な
洗浄性を示す洗浄剤組成物を提供せんとするものである
洗浄剤の技術分野において酵素を使用することは前述の
如く公知であるが、その酵素は特に汚れに対して有効に
作用するもののみが知られているにすぎない。即ち、蛋
白汚れに対してはプロテアーゼが、デンプン汚れに対し
てはアミラーゼが、更には油脂汚れに対してはリパーゼ
が知られており、何れも汚れに直接に攻撃する酵素であ
る。本発明におけるセルラーゼの洗浄機作はいかなるも
のか未だ完全には解明されていないが、界面活性剤にそ
の本質をみることのできる繊維の単なる膨潤作用に基づ
くものではない。
本発明の大きな利点は、低リン洗剤の洗浄力向上に非常
に役に立つことにある。繊維と繊維の間にもぐりこんだ
微細などろんこ汚れの除去はリン酸塩が有効であった。
ところが、富栄養化問題でリン酸塩配合量が逓減化の傾
向にあり、一部は無リン化を余儀なくされた結果、どろ
んこ汚れの除去は至難となってきた。特に、木綿布にも
ぐりこんだどろ汚れは全く除去しにくいことは周知の通
りである。また、木綿混紡布から成るズックにこびりつ
いたどる汚れも主婦の悩みのタネである。本発明の洗浄
剤はこのような課題の解決に光明をもたらすものである
。即ち、セルロース繊維及びそれと他の種類の繊維との
混紡布のどろんこ汚れを洗浄する際に、アルカリ性の低
リン粉末洗剤に本発明を適用することにより、リン酸塩
を十分含有する弱アルカリ性粉末洗剤と同等以上の優れ
た洗浄力が得られる。
本発明の他の利点の一つは無機質汚れの洗浄性能が洗浄
剤組成物pHに対して影響されないことである。酵素は
周知の如く至適piにおいてその酵素活性を最大限に示
すものであるが、酸性領域において至適pl+を示すヒ
ュミコーラ(Ilumicola)属の生産するセルラ
ーゼを使用してもアルカリ性において十分な洗浄性能が
得られることである。また被洗浄繊維の強度には従来洗
浄剤に比して影響の差異は認められなかった。
本発明の必須成分であるセルラーゼはヒュミコーラ(H
umicola)属によって生産されるセルラーゼであ
り、至適pHが8.0未満のものである。
ヒュミコーラ(Humicola)属の菌としては、ヒ
エミコーラ・インソレンス(Humicola 1ns
olens)、ヒュミコーラ・グリセア・パル・セルモ
イデア(Ilumicola grisea var、
 thermoidea) 、ヒュミコーラ・アステロ
イデア(Humicola asteroidea)、
ヒエミコーラ・ラヌギノスス(Ilumicola I
anugi−nosus)、ヒュミコーラ・ステラタ(
Humicolastellata)等があげられる。
本発明のセルラーゼの生産方法は一般に知られている菌
類の醗酵生産方法を用いることができ、例えば、Agr
ic、 Biol、 Chem、+ 44 (8)+1
721〜1728 (1980)に記載の方法により生
産することができる。
本発明はこれらセルラーゼを公知の洗浄剤組成物と併用
することにより達成される。セルラーゼの含有量は、セ
ルラーゼの酵素活性が0.001ユニット/nIg固型
分(1ユニット/mg固型分−37℃、pH5において
1時間にカルボキシメチルセルロースより1.0マイク
ロ・モル(μmo+)のグルコースを生成する。)以上
のものを、組成物中に0.01〜70重量%含有する量
が好ましく、更に好ましくは0.1〜10重量%である
。或いはセルラーゼの含有量は、セルラーゼの酵素活性
が浴中に0,1〜1000ユニツト/eである量が好ま
しい。
即ち本発明は、最大酵素活性が0.001ユニソ)/m
g固型分以上のヒュミコーラ(llumicola)属
の生産する至適p118未満のセルラーゼ0.01〜7
01〜70重量種又は二種以上の界面活性剤10重量%
以上と、アルカリ剤或いは無機電解質1〜50重量%と
、その他の洗浄剤成分とを含有してなることを特徴とす
る、リン酸塩ビルダーを配合した衣料用像リン粉末洗剤
組成物に係わるものであり、セルラーゼの配合により衣
類のどろんこ汚れに対する洗浄力が著しく向上した衣料
用像リン粉末洗剤が得られる。
以下セルラーゼ以外の諸成分について説明する。
〔1〕界面活性剤 1)平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖又
は分枝鎖アルキルヘンゼンスルホン酸塩2)平均炭素数
10〜20の直鎖又は分枝鎖のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1分子内に平均0.5〜8モルのエチレン
オキサイドあるいはプロピレンオキサイドあるいはブチ
レンオキサイドあるいはエチレンオキサイド/プロピレ
ンオキサイド=0.1/9.9〜9.910.1の比で
あるいはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイド−0
,1/9.9〜9.910.1(7)比で付加したアル
キル又はアルケニルエーテル硫酸塩 3)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル
基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩 4)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオレ
フィンスルホン酸塩 5)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するアル
カンスルホン酸塩 6)平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽和
又は不飽和脂肪酸塩 7)平均炭素数lO〜20のアルキル基又はアルケニル
基を有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチレンオ
キサイドあるいはプロピレンオキサイドあるいはブチレ
ンオキサイドあるいはエチレンオキサイド/プロピレン
オキサイド=0.1/9.9〜9.910.1の比であ
るいはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイド−o、
1/9.9〜9.910.1の比で付加したアルキル又
はアルケニルエーテルカルボン酸塩 8)下記の式で表わされるα−スルホ脂肪酸塩又はエス
テル R−CIICO□Y 「 03Z (式中Yは炭素数1〜3のアルキル基又は対イオン、Z
は対イオンである。Rは炭素数10〜20のアルキル基
又はアルケニル基を表わす〕)ここで陰イオン性界面活
性剤の対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属イオン、カルシウム、マグネシウム等のアル
カリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数2又
は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールア
ミン(例えばモノエタノールアミン、ジェタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、トリイソプロパツールアミ
ンなど)を挙げることができる。
9)下記一般式で表わされるアミノ酸型界面活性剤 m I    R,−Co−N−CI−COOXZ R
3 (ここでR1は炭素数8〜24のアルキル又はアルケニ
ル基を、R2は水素又は炭素数1〜2のアルキル基を、
R3はアミノ酸残基を、Xはアルカリ金属又はアルカリ
土類金属イオンを示す。) 患2   R+−CO−N−(CL)−COOX(R+
、Rz及びXは前述の通り。nは1〜5の整数の示す。
) (R,は前述の通り。mは1〜8の整数を示す。)磁4
   1?、−N−C1l−COOX1?、 R。
(R1,R:l及びXは前述の通り。R1は水素又は炭
素数1〜2のアルキル又はヒドロキシアルキル基を示す
。) IIll15   R,−N−CIl−COOX2R3 (R1,R3及びXは前述の通り。R5は炭素数6〜2
8のβ−ヒドロキシアルキル又はβ−ヒドロキシアルケ
ニル基を示ス。) (R3,R5及びXは前述の通り。) 10)リン酸エステル系活性剤 階1 アルキル(又はアルケニル)M性リン酸エステル (R’0)、、・−P−(OH)、h・(R’は炭素数
8〜24のアルキル基、又はアルケニル基、n’+ m
”−3,n’−1〜2)磁2 アルキル(又はアルケニ
ル)リン酸エステル (R“0)ll・・−P−(Oll)lI・・(R’は
前述の通り、nl、I+ = 3 、 n5−1〜3) 隘3 アルキル(又はアルケニル)リン酸エステル塩 (R’O) 11.、−P−(OM) ffi・・(R
’、 n”9m″は前述の通り、門はNa、に。
Ca) 11)下記一般式で示されるスルホン酸型両性界面活性
剤 ■ 1ff (ここでR11は炭素数8〜24のアルキル又はアルケ
ニル基、RI2は炭素数1〜4のアルキJL’M、R1
ユは炭素数1〜5のアルキル基・R14は炭素数1〜4
のアルキル又はヒドロキシアルキル基を示す。) ■ I6 (ここでRo及びRI4は前述の通り。RIS+R16
は炭素数8〜24又は1〜5のアルキル又はアルケニル
基を示す。) (C2H3O) nl H (ここでR11及びR14は前述の通り、nlは1〜2
0の整数を示す。) 12)下記一般式で示されるベタイン型両性活性剤 ■ R2□ (ここでR21は炭素数8〜24のアルキル又はアルケ
ニル基又はβ−ヒドロキシアルキル又はβ−ヒドロキシ
アルケニル基、R2□は炭素数1〜4のアルキル基、R
21は炭素数1〜6のアルキル又はヒドロキシアルキル
基を示す。)(CzllaO) n2H (ここでR21及びR23は前述の通り。n2は1〜2
0の整数を示す。) ? (ここでR21及びRZ3は前述の通り。R24は炭素
数2〜5のカルボキシアルキル又はヒドロキシアルキル
基を示す。) 13)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1〜20モルのエチレンオキサイドを付加
したポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル 14)平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜2
0モルのエチレンオキサイドを付加したポリオキシエチ
レンアルキルフヱニルエーテル15)平均炭素数10〜
20のアルキル基又はアルケニル基を有し、1〜20モ
ルのプロピレンオキサイドを付加したポリオキシプロピ
レンアルキル又はアルケニルエーテル 16)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1〜20モルのブチレンオキサイドを付加
したポリオキシブチレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル 17)平均炭素数lO〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基ヲ有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドあるいはエチレンオキサイドと
ブチレンオキサイドを付加した非イオン性活性剤(エチ
レンオキサイドとプロピレンオキサイド又はブチレンオ
キサイドとの比は0.1/9.9〜9.910.1)1
8)下記の一般式で表わされる高級脂肪酸アルカノール
アミド又はそのアルキレンオキサイド付加物 R′、2 R’+2 (式中R゛11は炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基であり、R11□は11又はCH3であり、
n3は1〜3の整数、I、はO〜3の整数である。) 19)平均炭素数10〜20の脂肪酸とショ糖から成る
ショ糖脂肪酸エステル 20)平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリンから
成る脂肪酸グリセリンモノエステル 21)下記の一般式で表わされるアルキルアミンオキサ
イド R’+4 R113−N→0 R’15 (式中R’+3は炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基であり、R’+41 R’lSは炭素数1〜
3のアルキル基である。) 22)下記の一般式で示されるカチオン界面活性剤 (ここでR’l+R’z+R”3+ R’4のうち少な
くとも1つは炭素数8〜24のアルキル又はアルケニル
基、他は炭素数1〜5のアルキル基を示す。X゛はハロ
ゲンを示す。) (コl+ テR’ l + R’ Z+ R’ 3及び
X゛は前述の通り。
(ここでR”l+ R″2及びX″は前述の通り。R1
゜は炭素数2〜3のアルキレン基、n4は1〜20の整
数を示す。) 以上の界面活性剤の一種以上を組成物中に少なくとも1
0重量%以上含有する。
好ましい界面活性剤としては、l)、2)、3)。
4)、5)、6)、11)の隘2.12)の1Ih1.
13)、 14)。
15) 、 17) 、 18)が挙げられる。
〔2〕二価金属イオン捕捉剤 下記の各種アルカリ金属塩、アルカノールアミン塩の一
種又は二種以上のビルダー成分を0〜50重量%含有す
ることもできる。
1) オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸
塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フィチン酸塩
等のリン酸塩。
2) エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−)1.
2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−11−
ジホスホン酸及びその誘導体、エタンヒドロキシ−1,
1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキ
シ−1゜2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン
酸等のホスホン酸塩。
3)2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸、1−
ホスホノブタン−2,3,4−)リカルボン酸・α−メ
チルホスホノコノ\り51のホスホノカルボン酸塩。
4) アスパラギン酸、グルタミン酸等のアミノ酸塩。
5) ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、
ジエチレントリアミン五酢酸塩等のアミノポリ酢酸塩。
6) ポリアクリル酸、ポリアコニット酸、ポリイタコ
ン酸、ポリシトラコン酸、ポリフマル酸、ポリマレイン
酸、ポリメタコン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸
、ポリビニルホスホン酸、スルホン化ポリマレイン酸、
無水マレイン酸−ジイソブチレン共重合体、無水マレイ
ン酸−スチレン共重合体、無水マレイン酸−メチルビニ
ルエーテル共重合体、無水マレイン酸−エチレン共重合
体、無水マレイン酸−エチレンクロスリンク共重合体、
無水マレイン酸−酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸
−アクリロニトリル共重合体、無水マレイン酸−アクリ
ル酸エステル共重合体、無水マレイン酸−ブタジェン共
重合体、無水マレイン酸−イソプレン共重合体、無水マ
レイン酸と一酸化炭素からBy4Bされるポリ−β−ケ
トカルボン酸、イタコン酸−エチレン共重合体、イタコ
ン酸−アクリル酸共重合体、イタコン酸−マレイン酸共
重合体、イタコン酸−アクリル酸共重合体、マロン酸−
メチレン共重合体、メタコン酸−フマル酸共重合体、エ
チレングリコール−エチレンテレフタレート共重合体、
ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、1−ブテン−
2,3,4−)リカルボン酸−イタコン酸−アクリル酸
共重合体、第四アンモニウム基を有するポリエステルポ
リアルデヒドカルボン酸、エポキシコハク酸のcis−
異性体、ポリ (N、N −ビス(カルボキシメチル)
アクリルアミド〕、ポリ (オキシカルボン酸)、デン
プンコハク酸あるいはマレイン酸あるいはテレフタル酸
エステル、デンプンリン酸エステル、ジカルボキシデン
プン、ジカルボキシメチルデンプン、セルロース・コハ
ク酸エステルなどの高分子電解質。
7) ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール
、ポリビニルピロリドン、冷水筒’tg 性ウレタン化
ポリビニルアルコールなどの非解離高分子。
8) ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシ
メチルオキシコハク酸、シクロペンクン−1,2,3,
4−テトラカルボン酸、テトラヒドロフラン−1,2,
3,4−テトラカルボン酸、テトラヒドロフラン−2,
2,5,5−テトラカルボン酸、クエン酸、乳酸、酒石
酸、ショ糖、ラクトース、ラフィノースなどのカルボキ
シメチル化物、ペンタエリスリトールのカルボキシメチ
ル化物、グルコン酸のカルボキシメチル化物、多価アル
コールあるいは糖類と無水マレイン酸あるいは無水コハ
ク酸との縮合物、オキシカルボン酸と無水マレイン酸あ
るいは無水コハク酸との縮合物、メリット酸で代表され
るベンゼンポリカルボン酸、エタン−LL、2.2−テ
トラカルボン酸、エテンー1.1,2.2−テトラカル
ボン酸、ブタン−1,2,3,4−テトラカルボン酸、
プロパン−1,2,3−)ジカルボン酸、ブタン−1,
4−ジカルボン酸、シュウ酸、スルホコハク酸、デカン
−1,10−ジカルボン酸、スルホトリカルバリル酸、
スルホイタコン酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グル
コン酸、CMOS、ビルダーMなどの有機酸塩。
9) アルミノケイ酸塩 隘1 次式で示される結晶性アルミノケイ酸塩 x’ (M、°0又はM″0) ・Al2O3・V’ 
(SiOz) ・W’ ()120)(式中、Hoはア
ルカリ金属原子、門”はカルシウムと交換可能なアルカ
リ土類金属原子、xl、 yl、御1 は各成分のモル
数を表わし、一般的には、0.7≦×”≦1.5.0.
8≦y゛≦6、−゛は任意の整数である。) 隘2 洗浄剤ビルダーとしては、特に次の一般式で示さ
れるものが好ましい。
Na2OHAt2o3Hn5ioz Hwllz。
(ここで、nは1.8〜3.0、−は1〜6の数を表わ
す。) 隘3 次式で示される無定形アルミノケイ酸塩 x(LO)・A1□0よ・y(St(h)・−(8,0
)(式中、Hはナトリウム及び/又はカリウム原子を表
わし、X+y+−は次の数値範囲内にある各成分のモル
数を表わすものである。
0.7≦×≦1.2 1.6≦y≦2.8 匈はOを含む任意の正数) 階4 次式で示される無定形アルミノケイ酸塩 X(?hO)  ・八1203・Y(SiOz)  ・
Z(hOs)  ・阿(11□0)(式中、門はNa又
はKを、X、Y、Z、(II)は次の数値の範囲内にあ
る各成分のモル数を表わす。
0.20≦X≦1,10 0.20≦Y≦4.00 0.001≦Z ≦0.80 − 二〇を含む任意の正数) 〔3〕アルカリ剤あるいは無機電解質 更にアルカリ剤あるいは無機電解質として次に示すもの
の各種のアルカリ金属塩の一種又は二種以上の組成物中
1〜50重量%、好ましくは5〜30重量%含有するこ
とができる。
ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩。また、有機アルカリ剤とし
て、トリエタノールアミン、ジェタノールアミン、モノ
エタノールアミン、トリイソプロパツールアミンなど。
〔4〕再汚染防止剤 更に再汚染防止剤として次に示す化合物の一種又は二種
以上を組成物中に0.1〜5%含有することができる。
ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースなど。
なかでも、カルボキシメチルセルロースあるいは/及び
ポリエチレングリコールと本発明のセルラーゼとの併用
は、どろんこ汚れ除去に相乗的効果を奏する。
洗浄剤中でのセルラーゼによるカルボキシメチルセルロ
ースの分解を避けるため、カルボキシメチルセルロース
は造粒あるいはコーティングして配合することが望まし
い。
〔5〕漂白剤 過炭酸ソーダ、過炭酸ソーダ、硫酸ナトリウム過酸化水
素付加体、塩化ナトリウム過酸化水素付加体、などの漂
白剤あるいは/及び、スルホン化フタロシアニン亜鉛塩
、あるいはアルミニウム塩等の光感応性の漂白性色素等
と本発明のセルラーゼとの併用は、洗浄効果を一段と向
上させる。
〔6〕酵素(本来的酵素作用を洗浄工程中になす酵素で
ある。) 酵素の反応性から分類すると、ヒドロラーゼ類、ヒドラ
ーゼ類、オキシドレダクターゼ類、デスモラーゼ類、ト
ランスフェラーゼ類及びイソメラーゼ類が挙げられるが
、本発明にはいずれも適用できる。特に好ましいのはヒ
ドロラーゼ類であり、プロテアーゼ、エステラーゼ、カ
ルボヒドラーゼ及びヌクレアーゼが含まれる。
プロテアーゼの具体例は、ペプシン、トリプシン、キモ
トリプシン、コラ−ゲナーゼ、ケラチナーゼ、エラスタ
ーゼ、スブチリシン、BPN、パパイン、プロメリン、
カルボキシペプチターゼA及びB、アミノペブチターゼ
、アスパーギロベプチターゼA及びBである。
エステラーゼの具体例は、ガストリックリパーゼ、パン
クレアチックリパーゼ、植物リパーゼ類、ホスホリパー
ゼ類、コリンエステラーゼ類及びホスホリーゼ類がある
セルラーゼ以外のカルボヒドラーゼは、マルターゼ、サ
ッカラーゼ、アミラーゼ、ペクチナーゼ、リゾチーム、
α−グリコシダーゼおよびβ−グリコシダーゼが挙げら
れる。
〔7〕青味付剤及び螢光染料 各種の青味付剤及び螢光染料なども必要に応じて配合で
きる。例えば次の構造のものが具用される; I    SO3Na    503Na  11〔8
〕ケーキング防止剤 粉末洗剤の場合には、次のようなケーキング防止剤も配
合できる。パラトルエンスルホン酸塩、キシレンスルホ
ン酸塩、酢酸塩、スルホコハク酸塩、タルク、微粉末シ
リカ、粘土、カルシウム−シリケート(例えばJohn
sManνi11社のマイクロセルなど)、炭酸カル(
−)   シウム、酸化マグネシウム等。
C9)セルラーゼ活性を阻害する因子のいんぺい剤 銅、亜鉛、クロム、水銀、鉛、マンガン、銀等のイオン
及び化合物の存在でセルラーゼ活性は失活化されること
がある。これらの阻害因子に対して、条種の金属キレー
ト剤、金属沈澱化剤が有効である。任意成分〔2〕で挙
げた二価金属イオン捕捉剤あるいは/及びケイ酸マグネ
シウム、硫酸マグネシウム等がそれらの例である。
セルビオース、グルコース及びグルコノラ(y)  ク
トンも時として阻害因子となる。できるだけこの種の糖
類とセルラーゼの共存を避けるか、あるいは共存を避は
得ない場合は、これらの糖類とセルラーゼの直接接触を
避けるような工夫、例えば、各々をコーティングする方
法が必要である。
エチレンジアミン四酢酸塩のような強いキレート剤、ア
ニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤も場合によ
り阻害因子となる。
これらの物質とセルラーゼとの共存も、製錠、コーティ
ング方法等の製造上の工夫で可能となる。
以上のいんぺい剤あるいは方法を場合により配合あるい
は適用できる。
〔10〕セルラーゼの活性化剤 セルラーゼの種類にもよるが、タンパク質、コバルト及
びその塩、カルシウム及びその塩、カリウム及びその塩
、ナトリウム及びその塩、マンノース、キシロース等の
単vM類を共存させると、セルラーゼは活性化し、洗浄
効果は飛躍的に向上する。
〔11〕酸化防止剤 第3ブチルヒドロキシトルエン、4,4′−ブチリデン
ビス−(6−第3ブチル−3−メチルフェノール) 、
2.2’−ブチリデンビス−(6−第3ブチル−4−メ
チルフェノール)、モノスチレン化クレゾール、ジスチ
レン化クレゾール、モノスチレン化フェノール、ジスチ
レン化フェノール、1,1°−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン等の酸化防止剤。
次に実施例をもって本発明を具体的に説明する。尚、例
中の%は特記しない限り重量基準である。
実施例I Humicola 1nsolens及びHumico
la grisea var。
thermoideaを2j2エーレンマイヤー(Er
lenmeyer)フラスコ内でふすま培地を用いて培
養した。即ち、ふすま培地は80gの小麦ふすま、16
gの微結晶セルロース(Merck社製)、100rn
1の水よりなり、植菌後40℃で4日間培養に供した。
培養& 300m1の水を加え、4°Cにて3hr保っ
た後、濾過し、濾液中にセルラーゼを得た。これらのセ
ルラーゼは何れも至適pl+が5であった。
この濾液をエタノール沈澱にかけ、沈澱物を乾燥しセル
ラーゼ粉末を得た。このセルラーゼ粉末に芒硝及びポリ
エチレングリコールを加え、1.250/mgとなるよ
うに造粒した。
実施例2 どろんこで汚染された木綿人工汚染布に対し、各種酵素
の中で、セルラーゼのみが効果を発揮することを示す。
1)洗剤配合 アルキル硫酸ソーダ(C14〜1.)3石けん(牛脂脂
肪酸ソーダ)     2トリポリリン酸ソーダ   
     10ケイ酸ソーダ           1
0炭酸ソーダ             lOカルボニ
ルメチルセルロース     1ポリエチレングリコー
ル(MW 6000)   1螢光染料       
       0.4パラトルエンスルホン酸ソーダ 
   2水分               10酵素
                3芒硝      
         23.62) どろんこ汚染布(人
工汚染布) 鹿沼園芸用赤玉土を120℃±5℃で4hr乾燥後粉砕
、150 Mesh (10011m)パスのものを1
20℃±5°(:+ 2hr乾燥後、±150gを10
00 fのパークレンに分散し、金巾92023布をこ
の液に接触、ブラッシングし、分散液の除去、過剰付着
汚れを脱落させる(特開昭55−26473)。
10cm X 10cmの試験片を調整し、実験に供し
た。
3)洗浄条件、洗浄方法及び評価方法 4°Dl+硬水に洗剤を溶解し、0.133%洗剤水溶
液11を調整する。どろんこ木綿人工汚染布5枚を洗剤
水溶液に添加し、40℃、2時間静置後、洗剤溶液と人
工汚染布をそのまま、ターボトメ−ター用ステンレスビ
ーカーに移し、ターボトメ−ターにてlQQrpm、 
20℃、 10分間攪拌洗浄する。流水下ですすいだ後
、アイロンプレスし反射率測定に供した。洗浄率の算出
は下式に従った; 洗浄前の原布及び洗浄前後の汚染布の460mμにおけ
る反射率を自記色彩計(島津製作所製)にて測定し、次
式によって洗浄率(%)を算出した。
洗浄率(%)= 表1には5枚の平均値を示した。
なお、洗浄前の洗剤水溶液のpl+は10.6であった
4)使用した酵素 ■ 無添加(芒硝でバランス) ■ セルラーゼ(実施例1により得られたHumico
la 1nsolens起源のセルラーゼ1.25U/
mg of 5olid)■ セルラーゼ(実施例1に
より得られた)1umicola grisea va
r、 thermoidea起源のセルラーゼ1.25
U/mg of 5olid)■ バクチリアルアルフ
ァアミラーゼ(NOVO社、ターマミル60G 、 6
0KNU/g)■ アミログルコシダーゼ(NOVO社
、ANG 。
200AG/m7) ■ ベータグルカナーゼ(NOVO社、セレフロ200
L、200BGU/g) ■ デキストラナーゼ(NOVO社、DN25L、25
KDU/g) ■ ガラクトマンナーゼ(NOVO社、ガマナーゼ1.
5L、 1500KVHCU/g)■ グルコースイソ
メラーゼ(NOVO社、スウィートザイムタイブA) [相] 細菌性蛋白質分解酵素(NOVO社、アルカラ
ゼ2.0M、2 AU/g) ■ 細菌性蛋白質分解酵素(Gist Brocade
s社、マクサターゼP、330.0OODU/g)■ 
糸状菌リパーゼ(長潮産業、オリバーゼ) 5)結果 表 1  洗浄率の比較 どろんこ木綿人工汚染布に対する洗浄効果はセルラーゼ
にのみ見られ、他の種類の酵素は殆どあるいは全く効果
がないことがわかる。
本実施例で用いた二種のセルラーゼは、Avicell
assとCMCaseの混合物である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 最大酵素活性が0.001ユニット/mg固型分以上の
    ヒュミコーラ(Humicola)属の生産する至適p
    H8未満のセルラーゼ0.01〜70重量%と、一種又
    は二種以上の界面活性剤10重量%以上と、アルカリ剤
    或いは無機電解質1〜50重量%と、その他の洗浄剤成
    分とを含有してなることを特徴とする、リン酸塩ビルダ
    ーを配合した衣料用低リン粉末洗剤組成物。
JP9621986A 1986-04-25 1986-04-25 リン酸塩ビルダ−を配合した衣料用低リン粉末洗剤組成物 Pending JPS6230196A (ja)

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