JPS62299932A - 立体画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は立体画像を表示する装置に関するものである
。

〔従来の技術〕

従来、立体画像を表示する方法として、左目用画像を赤
くまたは緑）色、右目用画像を！３（または赤）色で表
示し、左目に赤（または緑）色、右目に緑（または赤）
色のフィルターをつけた眼鏡を介して見る方法があるが
、これはカラー表示ができないという欠点があった。

そこで、カラー表示ができる方法として例えば、エレク
トリカル　レビュー　２１６巻、１７号１１９８５年５
月３１日、２２頁（ｔ！１ｅｃｔｒｌｃａｌ　Ｒｅｖｌ
ｅｗ、Ｖｏｌ、２１６＋Ｎｏ、１７．９１　Ｍａｙ　１
９８５．ｐ、２２）に発表されているものがある。これ
は左目用画像と右目用画像を交互に表示し、それに合わ
せて左右交互に光を通過５遮断する液晶による眼鏡を介
して見る方法である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来方法は、以上のように構成されているので、カ
ラー表示は可能であるが、眼鏡の液晶を左右の画像表示
に合わせて制御する必要があるため、表示装置と眼鏡を
信号伝送用のコードで接続するか、あるいは無線伝送と
する場合には眼鏡側に信号受信機、液晶制御装置及びそ
の電源を設けなければならないという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、表示装置とは何ら接続のない受動素子による
眼鏡を用いて、カラーの立体画像を見ることができる立
体画像表示装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る立体画像表示装置は、表示画面の前面に
通過光の偏光角度を制御することができる偏光板を設け
、これを画像表示に合せて制御することにより、左目用
画像と右目用画像とで偏光角度が９０度偏移した光が出
るようにし、これを左右夫々に対応する偏光角度の光を
ｉｍ遇させる偏光眼鏡を介して見るようにしたものであ
る。

〔作用〕

この発明においては、表示装置から出る光は左目用画像
の場合と右目用画像の場合とで偏光角度が９０度異なる
ので、上述のような偏光眼鏡を介して見ると左目用画像
は左目のみ、右目用画像は右目のみに入ることとなり、
立体画像として感知される。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例による立体画像表示装置を
示し、図において、１は通常のテレビ受像機、１０はそ
の電源コード、２は偏光板、３は偏光眼鏡、４は後述す
る左右画像区別信号を発生する機能を有する他は通常の
ものと同じビデオデツキ、４０はその電源コード、４１
はビデオデツキ４からテレビ受像機への接続フィーダ、
４２はビデオデツキ４から偏光板２へ左右画像区別信号
を送るためのコードである。

ここで、本実施例装置の動作を説明するに先立ち、偏光
板２の構成例及びその動作について説明する。第２図は
偏光板の構成の一例を示す図であり、図において、２１
は偏光子、２３はＴＮ（Ｔｗｉｓｔｅｄ　Ｎｅ５ａｔｌ
ｃ　）液晶（例えば、「液晶とその応用」佐藤進著　産
業図書発行、　ｐ、１０３〜ｐ１０６参照）、２２及び
２４はＴＮ液晶２３を制御するための透明電極である。

また、第３図（ａ）、　（ｂｌは第２図の動作原理を説
明するための図であり、分かり易くするために偏光子２
１を離して示している。

偏光子２１は図面上左側から入射した光の内、垂直な成
分のみを遭遇させる。そしてＴＮ液晶２３は電極２２．
２４の間に電圧がかかっていない場合は第３図１８）の
ように上記偏光子２１を透過した光をその偏光角度を９
０度回転して通過させ、上記電極２２．２４の間にしき
い値（２Ｖ程廣）より大きい電圧が印加されている場合
は、第３図山）のように、偏光角度を変えずにそのまま
通過させる。

次に第１図に基づいて本実施例装置の動作を説明する。

本実施例ではビデオデツキ４にかけるテープには、左右
の画像が交互に入っていることと左右の画像を区別する
信号が入っている点のみ通常と異なるものを使用する。

ビデオデツキ４はテープの内容を読みながらビデオ信号
〈高周波変調したもの）と左右画像区別信号とを夫々フ
ィーダ４１及びコード４２によりテレビ受像機１及び偏
光板２に伝える。

偏光板２は第３図で説明した原理により、左目用画像の
時は垂直偏光、右目用画像の時には水平偏光としてテレ
ビ受像機の画面に写った画像を通過させるので、これを
左側に垂直偏光子、右側に水平偏光子を配置した偏光眼
鏡を介して見ると夫々の目に対応した画像が入り、立体
画像として感知される。

なお、上記実施例は通常のテレビ受像機の前に偏光板を
設けた場合を示したが、ＣＲ７表面に偏先板を合体させ
て立体画像表示専用の装置を構成することもできる。ま
たスクリーンの裏側から投影する方式の画像表示装置に
も全く同様に応用することができる。

なお上記実施例では左目用画像を垂直偏光、右目用画像
を水平偏光としたが、これを逆にしたり、また双方を左
右斜め４５度等の互いに９０度偏移した偏光角度とする
ことができることは勿論であ°　る。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、立体画像表示装置にお
いて、表示画面の前面に通過光の偏光角度を制御するこ
とができる偏光板を設け、これの偏光角度を画像表示に
合わせて制御するようにしたので、表示装置に接続する
必要のない受動素子による眼鏡によりカラーの立体画像
を見ることができ、安価で取扱い易い立体画像表示装置
が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による立体画像表示装置を
示す図、第２図は偏光板の構成の一例を示す図、第３図
はその動作原理を示す図である。 図において、１はテレビ受像機、２は偏光板、３は偏光
眼鏡、２１は偏光子、２２．２４は電極、２３はＴＮ液
晶である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像を立体的に表示する装置において、右目用，
   左目用画像を交互に表示する表示手段と、 上記表示手段の表示画面前面に設けられ、上記表示され
   る右目用，左目用画像をそれぞれ相互に９０°異なる偏
   光角度でもって偏光する偏光板と、上記偏光された右目
   用，左目用画像を見るための上記偏光板の右目用，左目
   用画像の偏光角度と同じ偏光角度をそれぞれ持つ右目用
   ，左目用偏光板とを備えたことを特徴とする立体画像表
   示装置。（２）上記偏光板は、上記表示手段の表示画面
   前面に設けられた偏光子と、 右目用、左目用画像用の制御信号を出力する制御信号出
   力手段と、 上記偏光子の前面に設けられ上記制御信号に応じて上記
   偏光子を通過した光の偏光角度を９０°偏移させるＴＮ
   液晶とからなるものであることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の立体画像表示装置。