JPS6367094A

JPS6367094A - 立体視表示システム

Info

Publication number: JPS6367094A
Application number: JP61209541A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Yamaguchi; 進一山口
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-09-08
Filing date: 1986-09-08
Publication date: 1988-03-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は立体視表示システムに関する。

（従来の技術）２次元の表示装置を用いて立体的画像を得ることが試み
られている。この立体視表示システムの従来例としては
第３図に示す如きものがある。

以下、この図にもとづいて立体画像を得る方法を説明す
る。（１）は立体視カメラであり、これで撮像された左
視、左視画像信号はケーブル（２）を介して立体視用モ
ニタ（３）に送られる。このモニタ（３）においては左
視画像と左視画像が面順次に表示される。

一方、（４）は立体視用のメガネであり、液晶シャッタ
ーが用いられており、モニタ（３）に送出される画像信
号の垂直同期信号に同期して左右のシャッターの開閉動
作が行われる。そして、モニタ（３）が左視画像を映出
しているときはメガネ（４）の左目側の液晶シャッター
（４Ｌ）は開放され、右目側のそれ（４Ｂ）は閉じられ
る。逆に、モニタ（３）が左視画像を映出しているとき
はメガネ（４）の液晶シャッター（４Ｌ）は閉じられ、
液晶シャッター（４Ｒ）は開放される。すなわち、カメ
ラ（１）の左視画像を左目で、左視画像を右目で見るこ
とになり、目の残像効果との相乗作用で画像が立体的に
見える。以上の動作を第４図に示した。この図において
（ａ）はカメラ（１）の撮像している画像の種類を示し
、ｃｂ）はカメラ（１）からの画像信号中の垂直同期信
号を示す。また同図（Ｃ）はモニタ（３）の表示画像の
種類を示し、（ｄ）はメガネ（４）の液晶シャッター（
４Ｌ）、　（４几）の開閉状態を示している。

しかしながら、上記従来例においては液晶のシャッター
付きのメガネが必要であり、このメガネに同期信号を伝
達する手段が必要であった。またメガネ自体がスイッチ
機能を待つために複雑で高価なものになってしまうとい
う欠点があった。さらにメガネが重く、かけているのが
大変であった。

（発明が解決しようとする問題点）上述したように従来の立体視表示システムは立体視用の
メガネが複雑で高価なものになり、ま□たかけ具合もあ
まり良くないという欠点を有していた。本発明はこのよ
うな問題点にかんがみてなされたもので、構成が簡単で
コストの安い立体視表示システムを提供することを目的
とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）本発明においては立体視カメラからの左視画像及び左視
画像を面順次に表示する表示装置の前面に偏光子及びね
じれネマチック形液晶を配置し、液晶への印加電圧を表
示装置に表示される左視画像及び左視画像に対応させて
変化させることにより、左視画像の偏光を立体視用メガ
ネの左目用偏光子にのみ通過させ、左視画像の偏光を同
じくメガネの右目用偏光子にのみ通過させるようにした
ものである。

（作用）上記構成により人間の左目には左視画像のみが見え、右
目には左視画像のみが見える。またこの見え方は交互で
あるので、目の残像効果との相乗作用で立体像を見るこ
とができる。

（実施例）以下、本発明になる立体視表示システムの一実施例につ
き第１図及び第２図にもとづいて説明する。

ここでσυは立体視カメラであり、左視画像及び左視画
像を得ることができる。αのは立体視用モニタ（表示装
置）であり、垂直同期信号に同期して左視画像、左視画
像を交互に表示する。０■はモニタａりの前面に配置さ
れ、水平方向に偏光面を有する偏光のみ通過させる偏光
子であり、０４）はねじれネマチック形液晶である。こ
の液晶Ｉはモニタａ２に内蔵された電圧制御回路α９に
より左視画像に対しては入射光をそのまま通過させ、左
視画像に対しては偏光子０を通過した偏光をその偏光面
を９０’回転させた偏光に変化させて通過させるように
制御される。すなわち、液晶（１４）はこれに印加され
る電圧値を変化させることにより光の素通しと９０’回
転との２種の性質が切換えられる。また電圧制御回路α
９はカメラσυからの垂直同期信号に同期してその出力
電圧を第１の電圧値、第２の電圧値に交互に切換える。

一方、αＱは偏光メガネであり、左右の目に対応した偏
光子（１６Ｌ）、　（１６Ｒ）を有する。

偏光子（１６Ｌ）は偏光子（１３を通過した偏光を通過
させるものであり、偏光子（１６Ｒ）は偏光子１階を通
過した偏光の偏光面を９０°回転させた偏光を通過させ
るものである。

以上の構成になる実施例のシステムの動作は次のように
なる。まず、立体視カメラαυは第２図（ａ）に示すよ
うに１垂直期間毎に左視画像、左視画像を交互に切換え
て撮像する。このカメラ圓で撮像された画像はモニタα
りにて表示され、第２図（Ｃ）に示すように左視画像、
左視画像が交互に表示される。なお、第２図中）はカメ
ラａυからの画像信号中の垂直同期信号を示す。モニタ
（１つに表示された画像は偏光子（１３にて水平方向に
偏光面のある偏光（以下第１の偏光という）だけがこれ
から通過することになる。この様子を偏光子Ｑ３）の通
過光を示す第２図（ψに示す。偏光子（１３）を通過し
た偏光は電圧制御回路（ｌ［有］により元を通過させる
性質が変化させられる液晶Ｉに入射され、左視画像につ
いてはそのまま通過し、左視画像についてはその偏光面
が９０°回転した偏光（以下第２の偏光という）に変化
させられて通過する。液晶ａ４の通過光を第２図（ｅ）
に示す。なお、電圧制御回路（Ｉｓの出力電圧は左視画
像と左視画像とで切換えられるが、左視。

左視画像のカメラαυでの撮像において例えば偶数フィ
ールドを左視画像に対応させ、奇数フィールドを左視画
像に対応させておけば、偶数フィールド、奇数フィール
ドを判別することにより左視。

左視画像に合わせた電圧の切換えを行うことができる。

液晶α荀を通過した偏光は偏光メガネ（１１を介して人
間の目に入る。前述した如く、メガネσＱの左右の目に
対応した偏光子（１６Ｌ）、　（ｘｓＲ）は左視画像に
対応した偏光（第１の偏光）、左視画像に対応した偏光
（＄２の偏光）をそれぞれ通過させる。

従って、第２図（ｆ）　Ｋ示すように人間の目には左目
には左視画像のみが見え、右目には左視画像のみが見え
、かつこれらの画像は交互に見える。よって、目の残像
効果とあいまって立体像を見ることができる。

なお、第１の偏光と第２の偏光とはそれらの偏光間に９
０°の差があるため互いの偏光の左右の目への混入はき
わめて少ない。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、簡単な構成でかつコ
ストも安い立体視表示システムを提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる立体視表示システムの一実施例を
示す斜視図、第２図は第１図のシステムの動作を説明す
るための図、第３図は従来の立体視表示システムの一例
を示す斜視図、第４図は第３図のシステムの動作を説明
するための図である。１１・・・立体視カメラ、１２・・・立体視用モニタ、
１３・・・偏光子、１４・・・ねじれネマティ、り形液
晶、１５・・・電圧制御回路、１６・・・偏光メガネ。代理人　弁理士　　則　近　憲　佑同　　　宇治　弘

Claims

【特許請求の範囲】

　左視画像と右視画像とが得られるテレビジョンカメラ
と、このカメラから得られた左視画像及び右視画像を面
順次に表示する表示装置と、この表示装置の表示部前面
に配置された偏光子と、この偏光子のさらに前面に配置
されたなじれネマティック形液晶と、この液晶に異なる
電圧を印加して前記偏光子による偏光を素通しさせるか
、９０°回転させるかを制御する制御手段と、前記偏光
子を通過する偏光と同一の偏光を通過させる偏光子及び
この偏光子の偏光面を９０°回転させた偏光面を有する
偏光を通過させる偏光子をそれぞれ人体の左右（または
右左）の目に対応させて配置した偏光メガネとを具備し
たことを特徴とする立体視表示システム。