JPS6229978A - 生理活性物質固定化用担体 - Google Patents

生理活性物質固定化用担体

Info

Publication number
JPS6229978A
JPS6229978A JP16826085A JP16826085A JPS6229978A JP S6229978 A JPS6229978 A JP S6229978A JP 16826085 A JP16826085 A JP 16826085A JP 16826085 A JP16826085 A JP 16826085A JP S6229978 A JPS6229978 A JP S6229978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chitosan
solution
film
carrier
physiologically active
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16826085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0313868B2 (ja
Inventor
Hiroaki Yabe
谷邊 博昭
Itsuo Kurahashi
倉橋 五男
Yoshihide Kawamura
佳秀 川村
Saburo Nakajima
三郎 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Spinning Co Ltd
Original Assignee
Fuji Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Spinning Co Ltd filed Critical Fuji Spinning Co Ltd
Priority to JP16826085A priority Critical patent/JPS6229978A/ja
Publication of JPS6229978A publication Critical patent/JPS6229978A/ja
Publication of JPH0313868B2 publication Critical patent/JPH0313868B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、新規なキトサン多孔性皮膜を固体表面上に設
けた生理活性物質固定化用担体に関するものである。
[従来の技術1 従来、固体表面上にキトサン皮膜を形成せしめ、キトサ
ン皮膜を担体として各種物質を担持させたものとしては
、特公昭57−41950号公報及び特開昭57−63
62号公報に記載のものが知られている。特公昭57−
41950j3公報には、キト1ノン濃度か約0.1%
の酎・I11水溶液に繊維状布を浸漬してぞのまま乾燥
し、キトサンを0.01〜0.1%位付着さけ、更にこ
のものに銅イオンまたは銀イオンをキレ−1へ結合させ
た殺菌性シート状物質が記載され、また、特開昭57−
6362号公報には、キ1〜サンの約0.3%又は0.
5%の酸性水溶液中に活性炭等を含浸し、塩基性溶液中
でキト1ノンを再生させ、このものを一度乾燥させた後
、多官能性試薬と反応させ、該活性炭等の表面にキトサ
ン皮膜を形成せしめ、その後キトサン皮膜と免疫性物質
とを結合させる免疫吸着体の製造方法が記載されている
〔発明が解決しようとする問題点] 上記公報に開示された方法においては、使用するキ1〜
サンが高分子量であるためにキトサンを酸性水溶液とし
た場合、粘度が高くなるので、低濃度の酸性水溶液を用
いている。そのために固体物質上に付着するキトサン量
、即ち、有効アミノ基数も少なく、このような担体にお
いては、タンパク質などの生理活性物質の結合量が少な
いという欠点がある。又、これら公知の方法においでは
、いずれも固体物質をキ1へサン溶液に浸漬、再生後、
乾燥を行っているために、キトサン自体の有する多孔・
hが失われるという欠点をし有する。このような理由か
ら、従来の方法においては、生理活性物質の吸着量か少
なく、得られる効果も低いものであった。
本光明は、上記従来法における欠点を解決するため、低
分子量のキトサンを使用して濃度の高いキトサン酸性溶
液を得、該酸性溶液に固体物質を含浸して塩基性溶液中
で処理した後、乾′操することなく有機ジイソシアネー
トで架橋処理4行なって、固体物質上に多孔性のキトサ
ン皮膜を形成させることにより、生理活性物質を担持す
るのに適した担体を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本光明は、低分子量キトサンを酸性水溶液中に溶解し、
該溶液を固体表面上に付着させ、塩基性溶液中で処理し
てキトサンを再生させた後、乾燥することなく洗浄処理
を行った後、極性溶媒中てイ1)幾ジイソジノ7ネー1
へと接触架橋さけて、固体表面上に1トリ−ンの多孔竹
皮膜を形成してなる生理活刊物質固定化用lfj体に関
するしのである。
本発明においては、平均分子学が10.000〜230
.000の低分子−吊N−1−リンか用いられる。低分
子量キ1〜サンは、ρ1えば、フレーク状高分子吊′F
+−υンを過硼酸ソータ水溶液中て加温処理することに
よって、所望の分子量を有する良質なキトサンが得られ
る。低分子量キ1−サンは、醋酸、ジクロル酢酸、 !
1ii酸の単独又は混合物の水溶液に溶解して使用する
。キト1ナンの溶解液濃度はキト1ナンの分子量によっ
て2〜20%と取扱いの容易な範囲で自由に選択するこ
とがてき、従来法に比較して安定した高温度溶液どする
ことができる。
本発明において使用される固体としては、活性炭、ガラ
ス、アスベスト、ステンレス、セラミック等の無機物質
、天然ゴム、タンパク質、セルロース等の天然高分子物
質、ポリスチレン、ポリエステル、ポリアミノ酸、ポリ
プロピレン等の合成高分子物質等いずれてあってもJ:
<、その形状も111独のジ−1〜状2粒状、チューブ
状等の形状又は編織物等任意のしのが用いられる。本発
明にd5いては、先ず、上述の高濃度キトサン酸性溶液
に固体電体を含浸し、フィルム、編織物の場合(」、含
浸又はコーティングにより全面又は片面、部分等に塗布
づ−る等してキトリンを固体物質−にに付着Uしめ、塩
基性物質単独又はアルコール類との混合液中にてキトサ
ンを再生させる。塩基性物質としては水酸化すトリウム
、水酸化カリウム、炭酸すトリウム、炭酸カリ1ンム、
アンモニア、エチレンジアミン等のアルカリ性物質、ア
ルコール類としては、メタノール、エタノール等の極性
を有するアルコールを用いる。塩基性溶液の濃度は使用
するキトサン酸性溶液の濃度、所望するキトサンの性状
によって任意に選定する。キトサン皮膜は。
再生の進行と共に多孔性を具備する。多孔性キトサン自
体を有する固体物質は乾燥することなく洗浄処理を行い
、有機ジイソシアネートと接触架橋させるために有機ジ
イソシアネ−1へと不活性である行別溶媒と水を置換す
る操作を行う。
有機ジイソシアネ−1・による架橋処理を行うことによ
り、固体物質トに形成された多孔性キト曇ナン皮膜は、
乾燥後も水に浸漬した場合に多孔性をほぼ完全に再現す
ることができる。ト記イ1機溶媒中で有番幾ジイソシア
ネ−1・と接触架橋したキトサン自体を有する固体物質
は、未反応の有機ジイソシアネ−1〜を充分除去した後
、使用目的によっては乾燥後、又は乾燥をせザ生理活性
物質を(−1看せしめる。
上記架橋処理に用いる有は溶媒としては、メタノール、
エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール 等のケlーン類、ジメチル小ルムアミド,ジメチルアセ
トアミド等のアミド類が使用できる。これら行別溶媒は
1種のみを使用しても、また、2種以上を混合して使用
してもよい。又、架橋反応を行わしめる有機ジイソシア
ネート化合物としでは、脂肪族,脂環族及び芳香族のジ
イソシアネートのうち、反応条件下で有は溶媒中で溶解
り−るものすべてが使用で・きる。そのJ、うな有機ジ
イソシアネ−1・どじでは、 IIえば、1,4′−ジ
フェニルメタンジイソシアネ−1・、1,4−フLニレ
ンジイソシアネート、2.4−1−リレンジイソシアネ
−1・、ナフクレンジイソシアネート,1,4−シクロ
ヘギ4ノンジイソシアネート14,4′−ジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネ−1〜、ギシリレンジイソシア
ネ−1・、イソフ40ンジイソシアネート、ヘキリーメ
チレンジイソシアネート等が挙げられる。
本発明で使用Jる有hジイソシj′ネート化合物の濃度
は特に限定はされないが、キトザンのグルコザミン残塁
1モルに対し、0.2〜2.0モルの範囲が好ましい。
架橋化を行う反応条件は、使用する有IIMジイソシア
ネー1化合物によって適宜選択されるが、用いた極性溶
媒の清白以下の温度で30分から24詩間反応させるこ
とにより達成される。
本光明によって得られた固体表面上にキトサンの多孔訃
皮膜を形成した担体上に固定化される生理活性物質とし
ては、各種タンパク質、酵素、ホルモン、細胞、ウィル
ス、lIl菌、ワクチン等の抗原、その他の免疫反応性
物質等が挙げられる。キトリン皮膜上への生理活性物質
の固定化は、多官能試薬を用いる等公知の方法によって
行なうことができる。
〔実施例) 次に実施例を挙げて本光明を説明する。
実施例1 平均分子ffi 64.000、脱アセデル化度80%
のキトIナン70gを酢酸3J7を含む酸性水溶液93
09に溶解()た。この原液粘度は8,300c p 
、  (20°C)であった。ポリエステル繊維のメツ
シュ状織物、試料■(商品8丁[3−40,旭化成株式
会社製、40メツシユ)、試料■(商品名T−70,旭
化成株式会社製、70メツシユ)とナイロン繊維のメツ
シュ状織物、試料■(商品名N−109,旭化成株式会
社製、  109メツシユ)を143m/ mφ円板状
に打抜いた固体を上記キ]・サン酢酸溶液中に含浸させ
た。
次いてキトサンを均一にコーティングした円板状布を取
り出し、直らに10%Na011700mf!と■全ノ
ール300 ml!の混合凝固浴中に15分間入れ、夫
々の固体表面」−に吸着しているキトリーンを再生凝固
さけた後、中性になる迄水洗を行った。
キトサン膜が表面上に形成された各固体をジメチルホル
ムアミド1e中に入れて撹拌する作業を20分間、4回
繰り返して含水水分をジメチルホルムアミドと完全に置
換させ7CQ次にこのものを11のジメチルホルムアミ
ド中に入れて、次いてヘキサメチレンジイソシアネート
6gを添加してゆっくり攪拌しながら室温で1時間反応
させたのち、これらを取り出し、別々に準備しておいた
12のジメチルホルムアミド中に入れて20分間洗浄操
作を行い、この洗浄操作を3回繰り返して未反応へキザ
メヂレンジイソシアネートを完全に除去した。
次いで水洗を4回行い、ジメチルボルムアミドを水と置
換し、R後に80℃で20分間浸漬し、所定の担体を得
た。試料1. II、 II[のキトサン(=1着量と
比表面積の測定結果を表1に示す。尚、比較例として本
発明と同様に低分子量のキトサンを使用して同一の固体
表面上にキトサンを付着、再生後、有機ジイソシアネ−
1・と反応させずに乾燥したものの比表面積を表1に示
した。
・キ1〜サンイ」着量測定方法・・・・・・・・・キ[
・サン酸性溶液に基材を入れ、取り出して均一にコー1
へさせた後、塩基性溶液中で凝固再生させたものを中性
になる迄洗浄し乾燥させる。この重量を測定し、基材の
重量を差引いて単位面積当りに換算して求める。
・比表面積測定方法・・・・・・・・・試料を4 cm
角に切りとり、さらにこれを16等分し、水系に戻した
後、液体窒素中で急冷凍結し、10−4トール(TOR
R)、−40°C,8時間真空乾燥し、140°C94
0分間脱ガス後、比表面自動測定装置(島津マイクロメ
リティックス2200形にてBET法で測定した。
以  下  余  白 表1 実施例2 平均分子164,000.脱アセチル化度80%のキト
サン60りを酢酸30i7を含む酸性水溶液9409に
溶解した。この原液粘度は4.100cll(20’C
)であった。
このキトサンflu水溶液にポリエステル不織布。
試料■(目付70g/TIt、)、6−ナイロン不織布
試n、V(目付100g/TIt)、綿布試料VI(′
lR練漂白された目付114!?/mの綿布)をそれぞ
れ実施例1に記載と同様の処理を行って、生理活性物質
固定化用担体を得た。これらについてキトサン付着量及
び比表面積を実施例1と同様に測定した結甲を表2に示
す。
表2 応用例1 実施例1及び2で得られた各担体に生理活性物質として
アシラーゼを固定化する際の方法及び効果について述べ
る。アシラーゼは、天野製薬株式会社製、商品名「アマ
ノ」を使用し、2威のイオン交換水に240Uの力価を
持つように溶解調整した。但し、1Uは30分間に1μ
モルのし一メチオニンを生成する酵素量とする。
実施例1及び2で得られた各成形担体を各々4cm角の
大きさに切り取り、16等分をして50威の遠6管に入
れ、−(オン交換水30戴を入れて膨潤させる。イオン
交換水を除去した後、2.5%グルタルアルデヒド溶液
2/Rf!を加えて室温て2時間反応させる。反応後床
反応のグルタルアルデヒドを濾別除去し、イオン交換水
20彪を加えて洗浄する操作を4回繰り返す。イオン交
換水を除去し1.:後上記アシラーゼ溶液2威を加えて
室温で2時間反応させる。反応後、イオン交換水48威
を加えて280niでの吸光度を測定し、原液吸光度と
の差から固定化アシラーゼ量を求めた。
次に固定化アシラーゼの活性を調べるために下記のよう
な操作を行った。
上記操作により調整したアシラーゼ固定化担体を280
nnにおける吸光度が0.025以下になるまで充分洗
浄した後、クエン酸−水酸化ナトリウム緩衝液(pH5
,0)を8戒、  0.0005 M塩化コバルト水溶
液4威を加え、37℃で5分間反応させる。続いて、基
質溶液として、N−アセチル−DL−メチオニン<M 
−W=  191.26) 0.956yを吊り、水2
0m1と1N−水酸化すトリウム液5威を加えて溶解し
た後、1N−水酸化すトリウム液を加えてpH8,0に
調整し、水を加えて50dとする。この基質溶7t24
 meを上記のような反応を行った固定化担体液中に加
え37℃で15分間反応させる。反応混合物を濾過し、
濾液を1威吊りとり、3分間潟浴中て加熱し反応を停止
させる。尚、ブランクとして基質溶液を加えて直ちに濾
過し、1威吊りとった後は、反応液と同様な操作を行っ
たものを用意した。
反応液を流水で冷却後、2蛇のニンヒドリン溶液及び第
一塩化スズ水溶液0,1威を加え温浴中で20分間強熱
する。
流水で冷却後、プロパツール/水が1/1の混液iom
I!を加えて570nmにおける吸光度を測定する。
尚、上記に用いたニンヒドリン溶液と塩化第一スズ溶液
は下記の如くにして調整した。
・ニンヒドリン溶液・・・・・・・・・ニンヒドリン(
N・W=  171.11)1.09を吊り、エチレン
グリコールモノニーチル(M −W= 76.10 >
 25威を加えて溶解した後、クエン耐水酸化ナトリウ
ム緩i1+i液pH5,0,25威を加え振どうする。
・塩化第一スズ溶液・・・・・・・・・塩化第一スス<
M・W=  225.65 )  0.10 gを吊り
、り[ン酸−水酸化ノー1〜リウ八緩衝液pH5,0,
6,2mI!を加えで溶解する。
−1−記のような方法で固定化アシラーゼの活性を測定
し、下記の式に基ついてぞれぞれの担体試料の固定化率
、固定化力価、光現力価9発現率を紳出し、表3に示し
た。
以  下  余  白 固定化された吊 固定化率−X100 アシラーゼ溶液2d中の酵素量 固定力価−240U  X  固定化率(A15  A
o ) X89.76 発現力1i[fi  U/ 16ci=       
        X32但し、   89.76:吸光
度差i、oooのときの1−−メチオニンのμ3吊て検
量線から求める。
149よ一メチオニン1μモルは、149μ932、試
料希釈倍数X中位1@算係数 発現力価 発現率−−x i o 。
固定力価 表3 実施例3 平均分子fi60,000.脱アセチル化度80%のキ
トサン35!Jをギ酸17.5&、水447.5gに攪
拌溶解してキトサンギ酸溶液を得た。この原液粘度は、
回転粘度計を用いて20°Cで測定したところ、?、6
00cpであった。このキトサンギ酸溶液に実施例1と
同じ試料■と試料■を各5枚使用し、ジメチルホルムア
ミドをアセトンに変えた以外は同梯の試薬及び条件にて
シート上の担体を得た。試料■、及び■のキトサン付着
量と比表面積の測定結果、及び有はジイソシアネートに
よる処理を行わずに乾燥したものの比表面積とを表4に
示す。
表4 応用例2 実施例3て1qられた各成形担体に〈1−狸活性物質ど
してに1・−γ−グロブリン、ウシー面清アルブミンを
クルクルアルデヒドを架橋試桑として用いて固定化した
際の方法及び効Wについて)ホベる。
実施例3て得られた各成形担体を各々11 cm角の大
ぎさに切りとり、16等分して50威の遠沈管に入れ、
イオン交換水307を入れて膨潤させる。イオン交換水
を除去した後、2,5%グルタルアルデヒド溶液2威を
加えて室温で2時間反応させる。未反応のクルクルアル
デヒドを除去後、イオン交換水20IIIi!を加えて
洗浄操作を3回繰り返す。イオン交換水を抜き取り、0
.2M酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液2威を入れ20分間
敢装づる。緩衝液を抜き取り、ウシー血清アルブミン、
ヒトーγ−グロブリンを各々4orng、 20m9含
む0.2M酢酸−酢酸す]〜リウム緩衝液2dを加えて
室温で2時間反応させる。未反応のウシー血清アルブミ
ン、ヒトーγ−グロブリンを抜きとり、更に反応担体を
0.2M酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液6威を加えて室温
て15分間浸漬り−る操作を3回繰り返し、この洗浄液
と抜き取られた液を合せてこの中のウシー面清アルブミ
ン、ヒトーγ−クロプリン吊を280nIllの吸光度
から求める。原液の吸光度と緩衝液中の吸光度から、担
体上に固定化されたウシー面清アルブミンとヒ1〜−γ
−グロブリンの固定化量を求め、表5に示した。尚、比
較例としてキトサンを試料担体上に吸着後、架橋処理を
行わずにそのまま乾燥したものの固定化量を記載する。
表5 (ざt明の効果) 本発明による生理活性物質固定化用41体は、まず、低
分子量キ]・サンを使用しているので固体物買上へのキ
1〜サンの付着量が極めて大きく、実施例においては、
0.5〜6.3mg/ciの例を記載しているが、必要
に応じキトサンの分子量、固体物質等を任意に選択する
ことにより、広い範囲での応用が可能である。しかも、
本発明による固体物質上に形成されたキトサン皮膜は均
一に微細な細孔を有する多孔性のものであって、本発明
により、形成されたキトサン皮膜を乾燥することなく極
性溶媒中で有機ジイソシアネートで接触架橋せしめるこ
とにより、キトサン皮膜は乾燥後も水に膨潤せしめるこ
とにより多孔性を再現することのできるものであって、
取扱い上、極めて有利なものである。本発明の実施例中
に比較例として架橋化処理を行わずに乾燥したもののキ
トサン皮膜の比表面積、生理活性物質の固定化量を記載
したが、これらの結果からも、本発明によるキトサン皮
膜を有する生理活性物質固定化用担体が極めて優れたも
のであることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 低分子量キトサンを酸性水溶液中に溶解し、該溶液を固
    体表面上に付着させ、塩基性溶液中で処理した後、極性
    溶媒中で有機ジイソシアネートと接触架橋させて固体表
    面上に多孔性皮膜を形成した生理活性物質固定化用担体
JP16826085A 1985-07-30 1985-07-30 生理活性物質固定化用担体 Granted JPS6229978A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16826085A JPS6229978A (ja) 1985-07-30 1985-07-30 生理活性物質固定化用担体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16826085A JPS6229978A (ja) 1985-07-30 1985-07-30 生理活性物質固定化用担体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6229978A true JPS6229978A (ja) 1987-02-07
JPH0313868B2 JPH0313868B2 (ja) 1991-02-25

Family

ID=15864710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16826085A Granted JPS6229978A (ja) 1985-07-30 1985-07-30 生理活性物質固定化用担体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6229978A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63248391A (ja) * 1987-04-01 1988-10-14 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 細胞の固定化法
EP0410323A2 (en) * 1989-07-26 1991-01-30 Perseptive Biosystems, Inc. Immobilization of proteins and peptides on insoluble supports
JPH0411888A (ja) * 1990-04-27 1992-01-16 Fuji Spinning Co Ltd 酢酸菌固定化用担体及びその製造法
FR2700973A1 (fr) * 1993-02-02 1994-08-05 Aber Technologies Complexe noir de carbone-chitosane et son utilisation dans des procédés de fixation et d'extraction.
US5916789A (en) * 1992-04-29 1999-06-29 Genencor International, Inc. Immobilized enzyme
US8852678B2 (en) 2008-03-19 2014-10-07 Agratech International, Inc. Chitosan-coated hydrophobic glass and method of making

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63248391A (ja) * 1987-04-01 1988-10-14 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 細胞の固定化法
JPH0455673B2 (ja) * 1987-04-01 1992-09-04 Toyo Tire & Rubber Co
EP0410323A2 (en) * 1989-07-26 1991-01-30 Perseptive Biosystems, Inc. Immobilization of proteins and peptides on insoluble supports
JPH0411888A (ja) * 1990-04-27 1992-01-16 Fuji Spinning Co Ltd 酢酸菌固定化用担体及びその製造法
JPH0585158B2 (ja) * 1990-04-27 1993-12-06 Fuji Spinning Co Ltd
US5916789A (en) * 1992-04-29 1999-06-29 Genencor International, Inc. Immobilized enzyme
FR2700973A1 (fr) * 1993-02-02 1994-08-05 Aber Technologies Complexe noir de carbone-chitosane et son utilisation dans des procédés de fixation et d'extraction.
US8852678B2 (en) 2008-03-19 2014-10-07 Agratech International, Inc. Chitosan-coated hydrophobic glass and method of making

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0313868B2 (ja) 1991-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101531740B (zh) 交联壳聚糖表面构建仿细胞外层膜结构的方法
JPH10511720A (ja) キトサン塩及びそれらを準備するプロセス
WO2005079879A1 (ja) コラーゲンゲルおよびその製造方法
CN108530670B (zh) 基于卡拉胶的自抗凝类肝素微球及其制备方法与应用
EP0333730B1 (de) Verfahren zur herstellung von nicht-thrombogenen substraten
Yuan et al. Advances in biomedical application of nanocellulose-based materials: a review
JPS6229978A (ja) 生理活性物質固定化用担体
Sipehia et al. Enhanced albumin binding to polypropylene beads via anhydrous ammonia gaseous plasma
JPH02109570A (ja) シルクフィブロイン含有成形物
JPS6128375B2 (ja)
JPS6397633A (ja) 新規なキトサン粒状物
JP2777604B2 (ja) 体液処理用吸着材
JPH09165404A (ja) 表面n−チオカルバモイル化キトサン成形体およびその製造方法
JP4032465B2 (ja) 血栓形成性物質の吸着剤および体外循環カラム
JP2606213B2 (ja) 修飾された微生物産生セルロースのゲルおよび動物細胞膜との複合体
JP2004209423A (ja) Dnaによって表面を修飾したポリスルホン膜
CN115006583B (zh) 一种医用敷料、制备方法及应用
CN110624512A (zh) 一种基于氧化石墨烯接枝脲酶的核壳结构类肝素微球及其制备方法和应用
JPS6115900A (ja) 変性セルロ−ス系多孔質膜
JPH02225539A (ja) 多孔質キトサン成形物の製造法
JPH0833475A (ja) 付着性動物細胞の培養基体
JPS58118761A (ja) 抗血栓性材料
JPH0542258B2 (ja)
CN109589944A (zh) 一种多孔聚砜包覆颗粒、其制备方法及应用
JPH0833474A (ja) 付着性動物細胞の培養基体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees