JPS62299334A - 耐蝕性防振ゴムの製造方法 - Google Patents

耐蝕性防振ゴムの製造方法

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JPS62299334A
JPS62299334A JP14381686A JP14381686A JPS62299334A JP S62299334 A JPS62299334 A JP S62299334A JP 14381686 A JP14381686 A JP 14381686A JP 14381686 A JP14381686 A JP 14381686A JP S62299334 A JPS62299334 A JP S62299334A
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JP
Japan
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rubber
vibration
corrosion
metal
coating
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JP14381686A
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JPH0455589B2 (ja
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啓 森
薮木 貢一
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Kurashiki Kako Co Ltd
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Kurashiki Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、  3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は耐蝕性に優れた防振ゴムの製造方法に関するも
のである。
〈従来の技術〉 振動を発生する機械を防振支持したり、あるいは、外部
からの振動が精密機械などに影響しないように防振支持
するために防振ゴムが用いられる。
また、自動車にもエンジンの支持やサスペンションの構
成要素などに多くの防振ゴムが用いられている。
これらの防振ゴムは多くの場合、金属とゴムの接着複合
体であり、鉄などの金属部分の腐蝕防止のために、従来
、メラミン・アルキド系水性塗料やラッカー系塗料によ
る塗装が行なわれている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、海浜地区で用いられる機械用防振ゴムや
寒冷地の路面凍結防止のために散布される塩化物の影響
を受ける自動車用防振ゴムにおいては、これらの塩害の
ために従来の塗装では金属の防蝕性が不充分となり、そ
の対策が急がれている。
一方、ゴムを複合しない金属のみの防蝕対策としては、
従来より粉体塗装や電着塗装などの高温焼付型の塗装が
好適であることが知られているが、これらは塗膜硬化温
度が160℃以上の高温であるため、ゴムを接着複合し
た防振ゴムに採用した場合、ゴム及び接着部分が塗膜硬
化時に劣化してしまう支障が生じる。また、電着塗装が
防振ゴムに従来利用されなかった他の理由は、一般に多
くの防振ゴムは電気抵抗の大きいゴムを介して2つ以上
の金属部分を有するため、吊り掛けなどで1つの部分に
通電しても他の金属部分に導電せず、その部分に塗装出
来ない不都合があることである。
そこで1本発明者らは金属部材のみを別個に電着塗装を
行なった後に防振ゴムと接着一体化した構造のものを開
発し、先に特公昭59−51905号により提案した。
しかし、このものは接着部の塗膜が耐熱性に劣り、用途
が限定される欠点があった。
く問題点を解決するための手段〉 上記のような難点を本発明では、耐蝕性に優れている電
着塗装をゴムや接着部分の熱劣化に影響を及ぼさない比
較的低い温度で塗膜を硬化させること、複数の金属部分
からなるものにあっては、予め導電処理を行なって電着
塗装することにより解決したのである。
すなわち、am車用アンダーコート塗装として用いられ
る電着塗装は160℃以上の高温で通常は硬化され、ア
ンダーコート塗装として必要な鉛筆硬度で3H〜4Hの
塗膜硬度を有するが、防振ゴムの場合にはトップコート
となるため、むしろ硬すぎてチッピングなどを起こし易
い、そこで、本発明者らはこの電着塗膜をゴムや接着部
分に影響を及ぼさない150℃以下の低温で硬化するこ
とにより。
HB程度の塗膜硬度で耐ピツチング性に優れ、しかも、
優れた耐蝕性を保持し得ることを見出したのである。
更に、1つの金属部分から通電すると他の金属部分が塗
装出来ない不都合に対して、導電処理を施すとは、■ゴ
ムに導電性カーボンブラックとグラファイトを配合する
方法、054表面に導電性プライマー組成物、例えば第
4級アンモニウム塩の溶液を塗布する方法、■後に実施
例で示すような、少なくとも片側が2つ以上の接点を有
するばねl1Ill連結具のような治具を用いる方法等
により、金属部分間を導電可能とすることである。
く作用〉 本発明によると、電着塗装を150℃以下の低温で塗膜
を硬化させるので、塗膜の耐チッピングが向上し、かつ
、ゴムや接着部分の熱劣化を防ぐことができる作用があ
る。また、複数の金属部分からなるものでも、それらの
内1箇所から通電すると、総ての金属部分が従来の浸漬
法と同様に塗装できる作用もある。
以下本発明を実施例によって詳細に説明する。
〈実施例〉 純水にて洗浄した第1図にみられるような防振ゴム(1
)のゴム弾性体(2)の両側に設けられている金属部材
(3a) (3b)間を、電着塗装に先がけてばね鋼製
連結治具(4)で導電処理した。ここに用いたばね鋼製
連結治具(4)は少なくとも片側の接点(5)を2つ以
上有した構造であって、第2図に示したような開拡可能
なばね材の両側に2個宛の尖った4点支持接点を有した
ものとか、あるいは、第3図のように、片側が2個所、
他方に1箇所の3点支持接点を有するものなどである。
他に、線材などによるもっと簡便なものでもよい、連結
金具の両端のこれら接点によって金属部材(3a) (
3b)間が導電性を有しているので、一方の金属部材(
3a)に通常使用されている通電治具(6)を接続する
と、金属部材全体が通電状態となり、電着塗装が可能と
なるのである。この状態でエポキシ系カチオン電着塗料
(日本ペイント■製商品名パワーコート)を電着塗装に
より塗布した後、140℃で40分間硬化させた。
その結果、この防振ゴムの金属部分に形成された塗膜の
硬度は鉛筆硬度でHBであり、 JIS Z 2371
による塩水噴霧試験では240時間合格となり、塗装前
後の静的バネ特性変化率も5%以下で実用上問題ない範
囲であった。
〈発明の効果〉 以上詳述したように、本発明は150℃以下の低温で塗
膜を硬化させるので、従来1例えばメラミンアルキド系
樹脂塗装による防振ゴムが前記塩水噴霧試験により最高
96時間程度の耐蝕性を示していたものを、本発明によ
ると240時間以上に改良し、しかも、防振ゴムとして
の制振特性を損わない結果が得られた。
更に、電着@装前に施す導電処理により、金属部分が分
れていても、従来の浸漬塗装と同様に1つの金属部分を
通電治具(ハンガー)l〜掛けるだけで電着塗装ができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電着塗装時の様子を示す正面図であり、第2図
及び第3図は連結治具の例示斜視図である。 (1)防振ゴム     (2)ゴム弾性体(3a) 
(3b)金属部材  (4)連結治具(5)接点   
    (6)通電治具(ハンガー)以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属とゴムを接着複合した後、電着塗装を施し、1
    50℃以下の低温で塗膜を硬化させることを特徴とする
    耐蝕性防振ゴムの製造方法。 2 金属がゴムを介して複数部分からなる防振ゴムにお
    いて、電着塗装に先立って金属部分間に導電処理を行っ
    て、1箇所の金属部分より通電することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の耐蝕性防振ゴムの製造方法。
JP14381686A 1986-06-18 1986-06-18 耐蝕性防振ゴムの製造方法 Granted JPS62299334A (ja)

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JPS62299334A true JPS62299334A (ja) 1987-12-26
JPH0455589B2 JPH0455589B2 (ja) 1992-09-03

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167879A (en) * 1981-04-06 1982-10-15 Mazda Motor Corp Lid construction of automobile
JPS5891198A (ja) * 1981-11-25 1983-05-31 Toyota Motor Corp 電着塗装装置
JPS5951905A (ja) * 1982-09-20 1984-03-26 Asahi Chem Ind Co Ltd 新規なエチレン共重合体
JPS60159198A (ja) * 1984-01-30 1985-08-20 Kanebo Ltd 金属製品の加飾方法
JPS616299A (ja) * 1984-06-20 1986-01-11 Mitsubishi Motors Corp 防振ゴム用金具の防錆処理工法

Patent Citations (5)

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JPS616299A (ja) * 1984-06-20 1986-01-11 Mitsubishi Motors Corp 防振ゴム用金具の防錆処理工法

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JPH0455589B2 (ja) 1992-09-03

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