JPS6229809B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 タツチ制御パネルまたは表示装置およびシステ
ムが当該技術分野において知られており、かつア
メリカ合衆国特許第3757322号、第3482241号、お
よび第3696409号はそのような装置およびシステ
ムの例である。しかしながら、ここに説明するタ
ツチパネルは先行技術におけるものと構造におい
て異なるものであり、かつ新規な駆動システムが
それらとともに用いるために提供される。

この発明を用いる装置１０は、表示装置、たと
えば陰極線管２０を備え、その陰極線管２０は電
子アセンブリまたはタツチパネル４０を備えたリ
ンでコーテイングされたフエースプレート３０を
有し、前記タツチパネル４０はフエースプレート
に固定され、または取りはずし自在に結合され、
しかしフエースプレートの湾曲に合うように形作
られるこの発明を用いている。タツチパネル４０
はガラス３２のシートを含み、このガラス３２
は、その内面に無線周波数障害（RFI）シールド
として働く酸化スズなどの透明導電性層３４を有
する。アセンブリまたはタツチパネル４０はまた
絶縁材料、たとえばガラスのシート５０を含み、
これは行および列に配置された透明導電性膜領域
または電極６０のアレイをその内面５２に支えて
いる。電極６０の各行はガラスプレートの端縁で
コンタクトパツド８０へ導体７０（第２図）によ
つて電気的に接続されている。ガラスプレートの
外側面５４には同様に、透明導電性膜領域または
電極９０の行および列のアレイが設けられてお
り、各領域またはキー９０は内側面の領域６０の
１つと整列されており上にある。列導体１００、
またはストローブラインが導電膜領域の行列ごと
に設けられておりかつ導電性フインガ１０２によ
つて容量的に結合されており、前記フインガ１０
２は密に導電性フインガ１０４が挾まれてあり、
しかし離隔されており、そのフインガ１０４は第
２図に示すように外側の領域の各々から延びてい
る。各列導体１００はガラスプレートの下方端縁
で導電性コンタクトパツド１１０へ延びる。

導電性フインガ１０２および１０４の挾み込み
は、列導体１００および電極９０の間の十分な結
合を与える。透明な導電体の層４２が絶縁の目的
のためプレート５０の外側面の上に設けられる。

タツチパネル４０はGeorge Przybylekの出願
で説明される方法にしたがつて準備され、この出
願は「タツチ感応表示パネルおよびそれを製造す
る方法」の名称であり、本願のアメリカ合衆国特
許出願と同時に出願され、それを参照することに
よつてここに援用する。簡単に説明すれば、アセ
ンブリ４０は酸化インジウムスズの層を有する偏
平なガラスプレートの両面をコーテイングし、そ
の内側および外側面上にレジストパターンをスク
リーンしかつ次いで上述した電極６０および９０
を与えるようにエツチングすることによつて準備
される。層４２が設けられ、かつこのように処理
された偏平なプレートは適当に形作られたモール
ドに配置され、かつそれが十分に加熱されて、そ
れによつてそれが陰極線管フエースプレート３０
の形状に適合するようにたわむ。過去において、
このように曲げられたアセンブリはまずガラスプ
レートを曲成し次いでその上に電極を形成するこ
とによつて形成されなければならなかつたし、そ
の技術は偏平なプレート上に電極を形成し次いで
プレートを曲げるのを許容しなかつた。

所望すれば、反射防止コーテイング４４がアセ
ンブリ４０の外側面上に設けられてもよい。

第２図に示すように、この発明による電極の最
適な関係は、垂直なまたは列の導体１００および
それらの水平に突出しているフインガ１０２、な
らびに隣接している比較的大きな領域の電極また
はキー９０およびそれらのフインガ１０２の間に
ある水平に突出しているフインガ１０４を示す。
領域９０の下にある水平センスライン７０も見ら
れる。この発明の動作においてかつ電極領域およ
び導体の構成では、垂直導体１００から領域９０
への信号の最大結合、および導体１００から下に
あるセンス導体７０への最小結合が達成される。
これによつて最適量の信号がオペレータの指によ
つて除去されることができかつキー９０が触れら
れるときセンスラインへ結合されるのを防止する
ことができる。

この発明のシステム１２０は第３図においてブ
ロツク図で示されておりかつ出力リード１４０を
有するマイクロプロセサ１３０を含み、前記リー
ド線１４０は各垂直導体１００へ結合される出力
リード線１５２を有するドライバ１５０に結合さ
れている。ドライバ１５０は順次列１００の各々
へストローブ信号を与えるようにされている。各
列は付勢パルスを受けるので、前の列は反対方向
に駆動される。このシステムにおいて、各センス
ラインまたは行導体７０がリード線１５４によつ
てセンスラインマルチプレクサ１６０へ結合さ
れ、そのマルチプレクサ１６０はオペレータによ
つて選択された導電性領域またはキー９０に関連
のラインを選択するようにされている。マルチプ
レクサ１６０の出力はラインおよび列情報を出力
ラツチ１７０へ結合するようにされたマイクロプ
ロセサ１３０へ結合され、かつしたがつて陰極線
管１７３上に表示するために選択された情報をス
トアするCRT表示システム１７２へ結合され
る。

第４Ａ図および第４Ｂ図により詳細に示すこの
発明のシステムは、タツチパネル４０およびセン
スラインマルチプレクサ１６０へ接続されるその
行センスライン１５４を含む。マルチプレクサ１
６０は２個のF4512チツプからなる。このシステ
ムはまたマイクロプロセサユニツト１３０を含
み、このユニツト１３０はドライバ１５０へのリ
ード線１８２とマルチプレクサ１６０の出力への
リード線１８４とを有する。マイクロプロセサ１
３０は8708メモリ１９０およびラツチ１７０への
接続１８８を有する。メモリ１９０はまたラツチ
１８６を介してラツチ１７０へのリード線１８８
への接続１９２を有する。出力ラツチ１７０は８
ラインデータバス１７４を有し、このバス１７４
は第３図に示す表示システム１７２へ結合され
る。

マイクロプロセサ１３０の制御の下に、約40ボ
ルトの一般に正パルスが順次かつ連続的にタツチ
パネル４０のリード線１８２および列導体１００
へ印加される。キーまたは導電性領域９０のどれ
もオペレータによつてタツチされなければ、何の
出力も行導体には見られない。しかしながら、も
しもキーがタツチされれば、それはパネルは不均
衛にさせるので容量性結合によつて、パルスが選
択された行導体７０上に現われる。これは選択さ
れたリード線１５４にアナログ信号を発生し、か
つデイジタルマルチプレクサ１６０へ印加される
とき、これは端子１９４でデイジタル出力を発生
する。この出力信号はノイズ除去回路１９６を通
過しかつマイクロプロセサ１３０の出力へリード
線１９８によつて結合される。マイクロプロセサ
がそのような信号を受けるとき、それは列導体を
スキヤンするルーチンを割り込ませかつキーがタ
ツチされたということを確かめるため選択された
キー９０を包囲する導体をスキヤンするルーチン
を変化させる。これが一旦確かめられると、マイ
クロプロセサ１３０は２バイトの情報を出し、そ
の１バイトは選択されたキーのＸまたは行位置に
対するものであり、かつ他の１バイトは選択され
たキーのＹまたは列位置に対するものであり、か
つこの情報はラツチ１７０へ与えられる。そし
て、ラツチはリード線１７４で出力信号を表示シ
ステム１７２へ与え、このシステム１７２はその
メモリからの要求された情報を結合しかつ陰極線
管１７３の表示スクリーン上へそれを表示する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施する陰極線管フエース
プレートおよび電極アセンブリまたはタツチパネ
ルの断面図である。第２図は第１図のタツチパネ
ルの電極の平面図である。第３図はこの発明のシ
ステムの概略的表示をブロツク図態様で示す。第
４Ａ図および第４Ｂ図はこの発明のシステムのよ
り詳細な概略表示である。 図において、４０はタツチパネル、５０はガラ
スプレート、６０，９０は電極、７０は行導体、
１００は列導体、１０２，１０４は導電性フイン
ガ、１３０はマイクロプロセサ、１７０は出力ラ
ツチ、１７２は表示システム、１５０はドライ
バ、１６０はマルチプレクサを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 情報を表示するための観察スクリーンを有す
   る陰極線管と、 前記陰極線管の前記観察スクリーン上に配置さ
   れかつ前記陰極線管に作動的に関連するタツチ感
   応パネルとを備え、 前記タツチ感応パネルは、 (a) 内側面および外側面を有する透明絶縁支持プ
   レートと、 (b) 前記透明絶縁支持プレートの内側面上の第１
   の透明導電性領域の行および例のアレイとを含
   み、前記第１の透明導電性領域の各行は行導体
   によつて行端子へ接続されており、 (c) 前記透明絶縁支持プレートの外側面上の第２
   の透明導電性領域の行および列のアレイをさら
   に含み、各第２の透明導電性領域はそれぞれ第
   １の透明導電性領域の１つの上に整列されてお
   りかつそれと容量的に結合されており、前記第
   ２の透明導電性領域の各列は列導体によつて列
   端子へ接続されており、 (d) 前記第２の透明導電性領域の行および列のア
   レイの上に配置された透明絶縁層をさらに含
   み、 前記陰極線管の前記観察スクリーン上に表示す
   るため情報がストアされる表示システムと、 前記タツチ感応パネルへ結合される電子回路手
   段とをさらに備え、 前記電子回路手段は、 前記列導体へ結合されてストローブ信号を順次
   かつ連続的に前記列導体の各々へ印加するための
   第１の手段と、 前記第２の透明導電性領域の１つが前記透明絶
   縁層を介してオペレータによつてタツチされると
   き容量性結合による出力信号を受けるため各行導
   体へ結合される第２の手段と、 前記出力信号から座標情報を発生するための第
   ３の手段と、 前記座標情報を前記表示システムへ結合するた
   めの第４の手段とを含む、タツチパネル表示シス
   テム。 ２ 陰極線管の観察スクリーンへ結合され、かつ
   外側面上の第１の透明導電性電極の行および列の
   アレイと前記第１の透明導電性電極の行および列
   のアレイ上に形成された透明絶縁層と内側面上の
   第２の透明導電性電極の行および列のアレイとを
   有する透明なタツチ感応パネルと、 前記外側面上の前記第１の透明導電性電極の列
   に結合される列導体および前記内側面上の前記第
   ２の透明導電性電極の行に結合される行導体と、 マクロプロセサと、 前記マイクロプロセサ内にあり、前記列導体に
   結合されて信号を前記列導体の各々へ順次かつ連
   続的に印加して第１の透明導電性電極の前記列を
   順次ストローブするための第１の手段と、 前記マイクロプロセサ内にあり、前記第１の透
   明導電性電極の１つが前記透明絶縁層を介してオ
   ペレータによつてタツチされるとき容量性結合に
   よる出力信号を受けるための第２の手段と、 前記行導体のすべてと前記マイクロプロセサに
   おける第２の手段との間に結合されて前記出力信
   号を前記第２の手段に与えるためのマルチプレク
   サと、 前記マイクロプロセサ内にあり、前記出力信号
   から座標情報を発生して前記１個のタツチされた
   第１の透明導電性電極を識別するための第３の手
   段と、 前記陰極線管の前記観察スクリーン上に表示す
   るため情報がストアされ、かつ選択されたストア
   情報が前記陰極線管へ結合されかつ前記観察スク
   リーン上で表示される表示システムと、 前記表示システムへ前記座標情報を結合するた
   めの第４の手段とを備えた、タツチパネル表示シ
   ステム。 ３ 前記マイクロプロセサと前記表示システムと
   の間にラツチ回路を含む、特許請求の範囲第２項
   記載のシステム。 ４ 前記マイクロプロセサは、前記第１の透明導
   電性電極の列をストローブして、オペレータによ
   つて選択された１個の電極に隣接する電極のみを
   ストローブする第５の手段を含む、特許請求の範
   囲第２項記載のシステム。