JPS62297902A - 発電用ボイラにおける発電量の最適調整回路 - Google Patents

発電用ボイラにおける発電量の最適調整回路

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JPS62297902A
JPS62297902A JP14023386A JP14023386A JPS62297902A JP S62297902 A JPS62297902 A JP S62297902A JP 14023386 A JP14023386 A JP 14023386A JP 14023386 A JP14023386 A JP 14023386A JP S62297902 A JPS62297902 A JP S62297902A
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JP
Japan
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pressure
power generation
amount
boiler
command
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JP14023386A
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Inventor
Hidenori Takakura
高倉 秀徳
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Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、火力発電所で使用される蒸気タービンを駆動
するための発電用ボイラにおける発電量の最適調整回路
に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の発電用ボイラとして、例えば貫流ボイラ
においては、その制御方法として、ボイラの蒸気圧力を
主制御信号とする方式が採用されている。しかし、近年
は、ボイラとタービンを一体と考えて負荷の発電量の変
化を直接ボイラに対する主制御信号とする方式、すなわ
ちAPC(オートマチイック・プラント・コントロール
)方式が利用されている。この種の制御方式として、第
2図に示すように回路構成したものが知られている。
第2図において、発電用ボイラの制御回路は、基本的に
発電量補正回路と、ボイラ制御回路と、タービン制御回
路とから構成されている。
この発電量補正回路は、予め設定した発電量指令MWD
と発′rR量MWを入力してそれらの発電量偏差を出力
する加算器10と、この発電量偏差を入力して前記発電
量指令MWDに対応した補正量を演算し出力するPI制
御器12と、前記補正量と発電量指令MWDを入力して
加算する加算器14とを備える。また、前記ボイラ制御
回路は、主蒸気設定圧力Psと主蒸気圧力PTを入力し
てそれらの圧力偏差を出力する加算器16と、この圧力
偏差を入力してボイラの蒸気圧力を一定に制御するボイ
ラ圧力補正量を出力するPI制御器18と、前記加算器
14から出力される発電量指令MWDに補正したエネル
ギ指令量と前記ボイラ圧力補正量を入力してそれらを乗
算し、ボイラ入力指令量を出力する乗算器20とを備え
る。さらに、前記タービン制御回路は、タービン第1段
圧力P1と主蒸気圧力2丁を入力しそれらの割算を行い
、得られた商に主蒸気設定圧力Psを入力してこれを乗
算してエネルギバランス量を出力する除算および乗算器
22と、このエネルギバランス量と前記エネルギ指令量
を入力してそれらのタービン制御偏差を出力する加算器
24と、このタービン制御偏差を入力して発電量指令に
応じた発電量を制御する信号をタービンガバナへ出力す
るP!制御器26とを備える。このように構成された発
電用ボイラの制御回路においては、負荷の発電量を指令
する発電量指令MWDが変化した場合、例えば、現在の
発電量MWに対して発電量指令MWDが増加すると、加
算器24からのタービン制御偏差が増加し、これを受け
てPI制御器26に相当するタービンガバナが作動し、
タービンへの蒸気流量が増加する。一方、この蒸気流量
の増加がボイラにおける主蒸気圧力PTの低下を生ずる
また、発電量補正回路において、加算器10の出力であ
る発電量偏差は、PI制御器12に入力して発電ith
令MWDに対応する補正量が演算され、加算器14で発
電量指令MWDとこの補正量が加算されてエネルギ指令
量となる。さらに、ボイラにおいては、ボイラ制御回路
により主蒸気圧力PTの低下により加算器16からの主
蒸気設定圧力Psとの圧力偏差の増加がPI制御器18
に入力してボイラの蒸気圧力を制御するボイラ圧力補正
量を増加し、このボイラ圧力補正量が乗算器20でエネ
ルギ指令量と乗算されてボイラ入力指令量を増加し、こ
れによってボイラの燃料、空気および給水の供給量の増
加を行い、主蒸気圧力2丁を増加し、主蒸気設定圧力P
sに近づけ、やがて同値とする。一方、タービンにおい
ては、タービン制御回路により、主蒸気圧力PTの低下
がタービン第1段圧力P1の低下を招き、除算および乗
算器22の出力であるエネルギバランスfl (PI 
/PT xPs )は一定で、加算器24はエネルギ指
令量とエネルギバランス量のタービン制御偏差を出力し
、PI制御器26からなるタービンガバナを制御し、タ
ービンへの蒸気流量が増加し、その結果発電機の発電量
(出力)が発電量1旨令の増加に相当するだけ増加する
。また、この回路では、例えばタービン側に起因してタ
ービン第1段圧力PIが変化した場合に、タービン第1
段圧力P1は発電量MWと比例関係にあるため、一定の
遅れ時間後発電量MWが変化する。しかし、エネルギバ
ランス量(P+ /PT xPs )をタービンガバナ
(PI制御526)に対するフィードバック量の一部と
して利用しているために、発電量が変化するより先にタ
ービンガバナを操作して発電量の変化を最小限に止める
ことができる。これに対し、ボイラ側に起因して主蒸気
圧力PTが変化した場合に、圧力PTとPlとは同じ方
向に変化するので、エネルギバランス量の変jヒはなく
、不必要にタービンガバナを動作させることなしに、P
I制御器18のボイラ圧力補正量を乗算器20に入力し
、その出力のボイラ入力指令量を操作して主蒸気圧力を
一定に制御できる。すなわち、タービン測(発電量)と
ボイラ側(給水、燃料、空気)と相互に影響を与えるこ
となしに、ボイラの主蒸気圧力を主蒸気設定圧力に一定
させ、かつ発電量指令に従うて、負荷を変fヒさせる最
適な調整を行うことができる。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような発電用ボイラの制御回路にお
いて、近年火力発電所で利用されるようになった高効率
層タービンによれば、タービン第1段圧力P1と負荷の
発電量MWとの相互関係に、従来のような線形性(リニ
アリティ)が無くなり、タービン第1段圧力P+が負荷
によって非線形領域をもつために、負荷範囲毎にエネル
ギバランス量(PI/PTXPs)の補正を加減する必
要が生じた。この対策がPI制御器12による発電量指
令MWDの補正である。ところが、この補正量が益々大
きくなり、非線形領域の負荷範囲が拡大してタービン第
1段圧力P+による負荷の発電量の制御性が低下すると
いう欠点が顕著になってきた。
そこで、本発明の目的は、発電用ボイラの制御回路にお
いて、タービンガバナに対するフィードバック量として
エネルギバランス量(P +、/ PT X PS )
の代わりに圧力補正発電31 (MW/ P t X 
Ps )を使用し、発電量指令MWDの補正を廃止し、
従ってタービン第1段圧力P)による負荷の発電量の制
御を省略することにより、発電量の最適調整を行うこと
ができる回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る発電量の最適調整回路は、主蒸気設定圧力
と主蒸気圧力とを入力し、これらの圧力偏差をPI演算
し、この演算出力に発電量指令に基づくエネルギ指令を
入力してボイラ入力指令量を演算出力するボイラ制御回
路と、発電量主蒸気設定圧力と主蒸気圧力とを入力して
除算および乗算を行い、この演算出力に発電量指令に基
づくエネルギ指令を入力してPI演算を行いタービンガ
バナへ出力するタービン制御回路とからなる発電用ボ 
 1イラの制御回路において、前記タービン制御回路は
、主蒸気圧力を可調整な遅れを与えるLAG回路を介し
て入力すると共に発電量を入力してこれらの除算を行い
、この除算結果に対しさらに主蒸気設定圧力を入力して
乗算を行って圧力補正量11量を演算出力する除算およ
び乗算器と、前記圧力補正発電量と発電量指令とを入力
して加算する加算器と、この加算器の演算出力をPI演
算してクービンガバナへ出力するPI制御器とから構成
することを特徴とする。
前記の最適調整回路において、ボイラ制御回路は、主蒸
気設定圧力と主蒸気圧力を入力してそれらの圧力偏差を
出方する加算器と、この圧力偏差を入力してボイラの蒸
気圧力を一定に制御する圧力補正量を出力するPI制御
器、と、この圧力補正量と発電量指令を入力しそれらを
乗算しボイラ入力指令量を出力する乗算器とから構成す
ることができる。
作用〕 本発明に係る発電用ボイラにおける発電量の最適調整回
路においては、従来の発電量補正回路を省略し、発電量
指令M W Dのみによってこれをエネルギ指令量とな
し、従来と同一のボイラ制御回路のボイラ圧力補正量と
乗算器で乗算し、ボイラ入力指令量を制御して主蒸気圧
力を一定にし、一方タービン制御回路では除算および乗
算器の出力である圧力補正発電量(MW/ P T X
 Ps )と発電量指令MWDを加算器に入力し、それ
らの偏差量でPI制御器により、タービンガバナを制御
し、発電量指令に応じた発電量を得ることができる。こ
の偏差量は、発電量の変化分そのもので、タービン第1
段圧力P1とは直接の関係がなく、負荷の発電量を充分
に制御できるものであって制御性の低下という欠点を解
決できるものである。
〔実施例〕
次に、本発明に係る発電用ボイラにおける発電量の最適
調整回路の実施例につき、添付図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
第1図は、本発明の発電量の最適調整回路の一実施例を
示すブロック回路図である。なお、説明の便宜上第2図
に示す従来の制御回路と同一の構成要素については、同
一の参照符号を付して説明する。第1図において、参照
符号30は主蒸気圧力の変化を緩慢にするLAG回路、
32は除算および乗算器である。
ここで、PTは主蒸気圧力、Psは主蒸気設定圧力、M
Wは発電量、MWDは発電量指令、Plはタービン第1
段圧力、(MW/ P T XPs)は圧力補正発電量
、BIDはボイラ入力指令量、GOVはタービンガバナ
への出力量をそれぞれ示し、これらの操作量は例えば電
圧のアナログあるいはデジタルの信号で取扱われる。し
かるに、本実施例回路において、ボイラ制御回路は、従
来と同様に、主蒸気設定圧力Psと主蒸気圧力PTを入
力してそれらの圧力偏差を出力する加算器16と、この
圧力偏差を入力してボイラの蒸気圧力を一定に制御する
圧力補正量を出力するPI制御器18と、この圧力補正
量と発電量指令を入力しそれらを乗算しボイラ入力指令
量BIDを出力する乗算器20とから構成される。また
、タービン制御回路は、発電量MWを入力し、この発電
量MWと前記LAG回路30を介して入力される主蒸気
圧力PTとの割算を行い、得られた浦に主蒸気設定圧力
Psを入力してこれを乗算して圧力補正発電量を出力す
る前記除算および乗算器32と、この圧力補正発電量と
発電量指令MWDを入力してそれらのタービン制御偏差
を出力する加算器24と、このタービン制御偏差を入力
して発電量指令に応じた発電量を制御する信号をタービ
ンガバナGOVへ出力するPI制御器26とから構成さ
れる。なお、加算器16と24は、従来と同様に調節計
として知られ、これらへ入力する主蒸気圧力PT、発電
量指令MW等はセンサをもつ発は器によって信号として
送られる。また、PI制御器18と26は、従来と同様
に調節器として知られ、比例積分および微分動作により
制御対象を制御する。なお、PI制御器26は前述した
ようにガバナコントローラとして知られている。その他
の演算素子は、アナログ系では演算増幅器、デジタル系
では論理素子、ICおよびLSI等を利用して製作され
る。
次に、このように構成された本発明制御回路の動作につ
いて説明する。まず、発電量指令MWDが増加した場合
、加算器24からのタービン制御偏差が増加し、これを
受けてPI制御器26のタービンガバナが動作し、ター
ビンへの蒸気流量が増加する。この蒸気流口の増加がボ
イラにおける主蒸気圧力Pyの低下を生ずる。この主蒸
気圧力PTの低下により加算器16からの圧力偏差が増
加し、このボイラ圧力補正量が乗算器20で発電量指令
MWDと乗算されてボイラ入力指令量を増加し、これに
よってボイラの燃料、空気および給水の供給量の増加を
行い、主蒸気圧力PTを増加し、主蒸気設定圧力Psに
近づけ、・やがて同値とする。一方、タービンにおいて
は、主蒸気圧力PTの低下はLAG回路30によって緩
慢な変化を示すので、除算および乗算器32の出力であ
る圧力補正発電量(M W /PTXPS)にはさ程の
変化はなく、加算器24は発電量指令と圧力補正発電量
の偏差量を出力し、PI制御器26のタービンガバナを
制御して、タービンへの蒸気流量が増加する。この結果
、発ii機の出力発電量が発電量指令の増加に相当する
だけ増加する。また、この回路では、例えばタービン側
に起因して圧力補正発電量(MW/PT xPs )の
発電iMWが変化した場合に、加算器24からの発電量
指令MWDとの偏差量がPI制御器2のタービンガバナ
を直接操作し、発電量指令MWDに一致するようになる
。また、ボイラ側に起因して主蒸気圧力Pτが変化した
場合に、LAG回路30により主蒸気圧力PTの変化を
緩慢にし、不必要にタービンガバナを動作させることな
く、PI制御器工8のボイラ圧力補正量を乗算器20に
入力し、その出力のボイラ入力指令量を操作して主蒸気
圧力Ptを一定に制御できる。すなわち、タービン側(
発電量)とボイラ側(給水、燃料、空気)と相互に影響
を与えることなしに、ボイラの主蒸気圧力を主蒸気設定
圧力に一定させ、かつ発電量指令に従って負荷を変化さ
せる最適な調整を従来と同様に行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、発電用ボイラの
制御回路において、従来の発電量補正回路が不要になり
、さらにタービン第1段圧力の入力か不要になるという
制御回路6  の簡素化と共に、タービン第1段圧力に
よる負荷の発電量の制御性が低下する欠点が改善され、
その他の点では同等従来と変らない制御性能が得られる
という利点がある。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更を
なし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る発電用ボイラにおける発電量の最
適調整回路のブロック回路図、第2図は従来の発電用ボ
イラの制御回路のフロック回路図である。 10.16.24・・・加算器 12.18.26・・・PI制御器 14・・・加算器   20・・・乗算器22.32・
・・除算および乗算器 30・・・LAG回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主蒸気設定圧力と主蒸気圧力とを入力し、これら
    の圧力偏差をPI演算し、この演算出力に発電量指令に
    基づくエネルギ指令を入力してボイラ入力指令量を演算
    出力するボイラ制御回路と、発電量主蒸気設定圧力と主
    蒸気圧力とを入力して除算および乗算を行い、この演算
    出力に発電量指令に基づくエネルギ指令を入力してPI
    演算を行いタービンガバナへ出力するタービン制御回路
    とからなる発電用ボイラの制御回路において、前記ター
    ビン制御回路は、主蒸気圧力を可調整な遅れを与えるL
    AG回路を介して入力すると共に発電量を入力してこれ
    らの除算を行い、この除算結果に対しさらに主蒸気設定
    圧力を入力して乗算を行って圧力補正発電量を演算出力
    する除算および乗算器と、前記圧力補正発電量と発電量
    指令とを入力して加算する加算器と、この加算器の演算
    出力をPI演算してタービンガバナへ出力するPI制御
    器とから構成することを特徴とする発電用ボイラにおけ
    る発電量の最適調整回路。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の発電量の最適調整回
    路において、ボイラ制御回路は、主蒸気設定圧力と主蒸
    気圧力を入力してそれらの圧力偏差を出力する加算器と
    、この圧力偏差を入力してボイラの蒸気圧力を一定に制
    御する圧力補正量を出力するPI制御器と、この圧力補
    正量と発電量指令を入力しそれらを乗算しボイラ入力指
    令量を出力する乗算器とから構成してなる発電用ボイラ
    における発電量の最適調整回路。
JP14023386A 1986-06-18 1986-06-18 発電用ボイラにおける発電量の最適調整回路 Withdrawn JPS62297902A (ja)

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