JPS62297375A - 感圧接着剤組成物 - Google Patents

感圧接着剤組成物

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JPS62297375A
JPS62297375A JP14203086A JP14203086A JPS62297375A JP S62297375 A JPS62297375 A JP S62297375A JP 14203086 A JP14203086 A JP 14203086A JP 14203086 A JP14203086 A JP 14203086A JP S62297375 A JPS62297375 A JP S62297375A
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JP
Japan
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water
parts
emulsion
adhesive composition
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JP14203086A
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Takeya Sakai
酒井 武也
Masaaki Dobashi
正明 土橋
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は感圧接着剤組成物に関するものであり、更に詳
しくは粒子径0.001−0.1 μのウレタンエマル
ションの1種又は2種以上と、架橋剤とを含有すること
を特徴とする感圧接着剤組成物に関するものである。
〔従来の技術及び問題点〕
現在、感圧接着剤には天然ゴム系、合成ゴム系及びアク
リル系等のものがあり、テープやシート等の形で多くの
用途に使用されている。
中でも、その優れた接着性や耐久性からアクリル系の粘
着剤が近年広く普及してきている。
アクリル系の粘着剤には有機溶剤型のものや水系分散型
のもの等があるが、環境衛生や省資源の観点から水系分
散型のものが好ましい。
水系分散型のものを得る方法としては、従来から、乳化
剤を含有する水性媒体中で、酢酸ビニル、アクリル酸エ
ステル類、スチレン等の重合可能な不飽和結合を有する
単量体を、過硫酸カリウム、過酸化水素、過酸化ベンゾ
イル、アルキルヒドロパーオキサイド類等を重合触媒と
して、或いは場合に依り、重亜硫酸ソーダ、ピロ亜硫酸
の様な還元剤と組み合わせて重合触媒として、ラジカル
乳化重合させる方法が知られている。
しかし乍ら、これらの公知の方法ではラジカル重合に要
する反応時間が長いこと、或いは高濃度の乳化重合体が
得られにくいことに基因する経済的不利益や、重合性モ
ノマーに対して多量の乳化剤を用いる必要がある為、重
合体自身の物理的性質、を大幅に低下させたり、乳化重
合物中に未反応上ツマ−が残存することに依る製品の臭
気の問題、エマルション或いはラテックスの泡立ちの問
題、乳化重合物中に生成する粗大粒子の沈降、或いは所
謂エマルション或いはラテックスの安定性の低下などの
欠点を解決することが出来ず、また、親水性物質である
乳化剤が生成物に残存することの為に、これらのエマル
ション或いはラテックスから得られた接着剤層の耐水性
や接着特性は劣悪となる。即ち、重合時又は重合後の粘
着付与樹脂などの添加剤配合時に使用した乳化剤が接着
剤中に通常3〜lO重量%も多量混入しており、吸水率
が高く接着特性の耐水性に乏しく、また接着テープ化し
たものを水に浸漬した場合には24時間以内に白化して
殆ど接着特性などの機能を失ってしまう。
更に従来のエマルション型接着剤では、乳化重合で得ら
れた乳化物中に上記の各添加剤、特に粘着付与樹脂を乳
化分散させるものであるため、各ポリマー粒子と添加剤
粒子とが別体となり、この場合かりに均一な分散性が得
られたとしても接着特性の均質化を図りにくく、また経
時的な接着特性の変化も生じやすい。
一方、特開昭60−76577号公報には、アクリル酸
エステルないしメタクリル酸エステルを主体とした生モ
ノマー80〜99重量%と酸性基を有する共重合性不飽
和モノマー1〜20重量%とからなるアクリル系共重合
体を主成分として、溶剤含有量がO〜20重景%景気質
的に他の媒体を含まない原料を調製し、これにアルカリ
と水を加えて上記共重合体分子中の酸性基の一部もしく
は全部を中和するとともに上記共重合体が平均粒子径o
、oi〜0.1μの範囲で水中に安定に分散したヒドロ
シルとなし、該ヒドロシルの固形分100重量部に対し
て、架橋剤としてメラミン系樹脂0.1−10重量部及
びアジリジニル化合物o、ooi〜5重量部を配合して
なる感圧性接着剤組成物が開示されている。この接着剤
組成物は乳化剤を含まぬことから、この接着剤組成物を
塗布したテープは耐水特性を示し、且つ粒子が小さいた
めに優れた造膜性を示し、従来のエマルション型接着剤
に比較して改善された耐水性と接着特性が得られるが、
粘着力、接着力及び凝集力の粘着三特性の内、凝集力が
劣る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、本発明者らは鋭意研究の
結果、粒子径0.001μ〜0.1μのウレタンエマル
ションの1種又は2種以上と、架橋剤とを含有する感圧
接着剤組成物が極めて有効であることを見い出し本発明
を完成するに至った。
即ち、本発明は、粒子径0.001μ〜0.1μのウレ
タンエマルションの1種又は2種以上と、架橋剤とを含
有することを特徴とする感圧接着剤組成物に係わるもの
である。
本発明で使用される粒子径0.001 μ〜0.1 μ
のウレタンエマルションは種々の方法で製造することが
でき、その代表的な製造法は例えば次のようなものであ
る。
■ テトラヒドロフラン、酸化プロピレン、酸化エチレ
ン等の重合生成物、共重合性成物であるポリエーテル、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ヘキサンジオール等の多価アルコールと、マレ
イン酸、コハク酸、アジピン酸、フタル酸等の多価カル
ボン酸との脱水縮合反応、又は環状エステルの開環重合
反応で得られるポリエステル、ポリアセタール、ポリエ
ステルアミド及びポリチオエーテル等で代表されるポリ
ヒドロキシル化合物と、1.5−ナフタリンジイソシア
ネート、4.4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
、フェニレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネ
ート等の芳香族ポリイソシアネート、又はヘキサメチレ
ンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート等の脂肪族ジイ
ソシアネート等で代表されるポリイソシアネート、並び
に上記の多価アルコール及びエチレンジアミン、プロピ
レンジアミン、ジエチレントリアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、キシリレンジアミン等の低分子ポリアミン類
で代表される鎖延長剤とを、テトラヒドロフラン、アセ
トン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、トルエン等の
不活性有機溶剤中で反応せしめてウレタン系ポリマー溶
液を得、これを適量の乳化剤を含む水に投入混合後、該
不活性有機溶剤を留去して、水性ポリウレタンを得る方
法。
■ ポリヒドロキシル化合物と過剰のポリイソシアネー
トとから製造された遊離のイソシアネート基を含むウレ
タンプレポリマーを、低分子ポリアミン類又は多価アル
コール等の活性水素化合物と乳化剤を含む水中で、鎖延
長させると同時に乳化して水性ポリウレタンを得る方法
■ 遊離のイソシアネート基を含むウレタンプレポリマ
ーを、第三級アミン類を触媒として用いて、水に乳化さ
せて、水で鎖延長させて水性ポリウレタンを得る方法。
■ N、N−ジメチルエタノールアミン等の塩形成化合
物を含む末端イソシアネー)Mのウレタンプレポリマー
を中和剤と乳化剤を含む水中に分散させ、次いで低分子
ポリアミン類を加えて鎖延長し、水性ポリウレタンを得
る方法。
■ ポリヒドロキシル化合物とポリイソシアネートから
得られる末端水酸基のプレポリマー、又は末端イソシア
ネート基のウレタンプレポリマーにジアミン類を反応さ
せて得られる末端アミノ基の化合物を、乳化剤を使用し
て水に乳化させた後、ポリイソシアネートを加えて高分
子化して水性ポリウレタンを得る方法。
■ 末端イソシアネート基のウレタンプレポリマーにN
−アルキルジェタノールアミンやトリエタノールアミン
等の第三級アミノ基を有する化合物を反応させ、次いで
酸で中和し、水に乳化させて、水性ポリウレタンを得る
方法。
■ 末端イソシアネート基のウレタンプレポリマーに、
N−アルキルジェタノールアミン等の第三級アミノ基を
有する化合物を反応させ、該第三級アミノ基をアルキル
化剤で四級化した後、水と混合して水性ポリウレタンを
得る方法。
■ ハロゲン基又はスルホン酸基を含むウレタンポリマ
ーを第三級アミンと反応させた後、水と混合して水性ポ
リウレタンを得る方法。
■ 第−級及び/又は第三級の水酸基及び/又はアミノ
基を含有するポリウレタンの水酸基又はアミノ基に環状
ジカルボン酸無水物、サルトン類、ラクトン類等の開環
後塩を生成する化合物を反応させ、次いで塩基で中和し
た後、水と混合して水性ポリウレタンを得る方法。
[相] 水溶性ポリヒドロキシル化合物とポリイソシア
ネートから製造された末端イソシアネート基のウレタン
プレポリマーを多官能性アミンの水溶液中で鎖延長して
水性ポリウレタンを得る方法。
■ 末端インシアネート基のウレタンプレポリマーをア
ミノ基又は水酸基とスルホン酸基又はカルボキシル基を
持つ化合物、例えばジアミノカルボン酸のアルカリ又は
アンモニウム塩の水溶液と反応させ、鎖延長と同時に乳
化を行い水性ポリウレタンを得る方法゛。
■ ポリヒドロキシル化合物、分子内に第四級アンモニ
ウム基とヒドロキシル基を有する化合物、分子内にエポ
キシ基とヒドロキシル基を有する化合物、及びポリイソ
シアネートを反応させ水と混合して水性ポリウレタンを
得る方法。
[相] 末端インシアネート基のウレタンプレポリ。
マーに第四級アンモニウム塩基を有するヒドロキシル化
合物を反応させて水と混合して水性ポリウレタンを得る
方法。
■ ポリオキシエチレングリコール又は酸化プロピレン
と酸化エチレンの開環共重合体である水溶性グリコール
とポリイソシアネートを反応させて水性ポリウレタンを
得る方法。
■ カルボキシル基を有するポリヒドロキシル化合物と
ポリイソシアネートから製造されたカルボキシル基とイ
ソシアネート基を含むウレタンプレポリマーを塩基性物
質の水溶液と混合し中和と同時に水又は低分子ポリアミ
ン類で鎖延長して水性ポリウレタンを得る方法。
[相] 末端イソシアネート基のウレタンプレポリマー
にジエチレントリアミンの如きポリアルキレンポリアミ
ンを反応させてポリウレタン尿素ポリアミンを製造し、
これに酸の水溶液を加えるか、又は該ポリウレタン尿素
ポリアミンにエビへロヒドリンを付加させた後酸の水溶
液を加えて水性ポリウレタンを得る方法。
■ 上記のポリウレタン尿素ポリアミン又はそのアルキ
ル(C+z−Cz□)イソシアネート付加物又はそのエ
ピハロヒドリン付加物に環状ジカルボン酸無水物を反応
させた後、塩基性物質の水溶液を混合して水性ポリウレ
タンを得る方法。
[相] 上記のポリウレタン尿素ポリアミン又はそのエ
ピハロヒドリン付加物にサルトン類又はラクトン類を反
応させるか、或いはモノハロゲン化カルボン酸ソーダを
反応させ、或いは(メタ)アクリル酸エステル又はアク
リロニトリルを反応後、加水分解し、次いで水と混合し
て水性ポリウレタンを得る方法。
[相] ポリオキシエチレングリコールを含むポリヒド
ロキシル化合物とポリイソシアネートから得られる末端
イソシアネート基のウレタンプレポリマーにジエチレン
トリアミンの如きポリアルキレンポリアミンを反応させ
てポリウレタン尿素ポリアミンを製造し、これを水と混
合するか、又は該ポリウレタン尿素ポリアミンにエピへ
ロヒドリンを付加させた後、水と混合して水性ポリウレ
タンを得る方法。
以上の如き代表例で示される方法で製造された水性ポリ
ウレタンの外、粒径0.001μ〜0.1μで安定に存
在するポリウレタンエマルションは、本発明で有効に使
用され得る。
上記の内、[相]〜[相]の方法で得られる水性ポリウ
レタンが特に有用である。
粒子径0.001・μ未満のウレタンエマルションの製
造は極めて困難であり、又、粒子径が0.1μより大き
いウレタンエマル、5ジヨンでは粒子径が大きいため造
膜状態が劣り均質で緻密なフィルムが得られず、接着力
、粘着力、凝集力等や、特に耐水性が低下する。従って
ウレタンエマルションの粒子径は0.001〜0.1 
μが好ましく、より好ましくは0.001〜0.05μ
である。
tK粒子径0.001〜0.1 μのウレタンエマルシ
ョンに、必要に応じて通常使用される消泡剤、防カビ剤
、香料、蛍光増白剤、粘着付与剤、レベリング剤、軟化
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、補強剤、充填剤、顔料
、帯電防止剤、抗ブロツキング剤、難燃剤、可塑剤、滑
剤、有機溶剤、増粘剤、発泡剤、着色剤等の添加剤を配
合することが出来る。
本発明に用いられる架橋剤としては、エポキシ化合物、
メチロール基又はアルコキシメチル基を持った化合物、
イソシアネート類又はブロックイソシアネート類、その
他金属塩等が挙げられる0本発明の接着剤組成物中の架
橋剤の含有量はウレタンエマルション100重量部(固
形分)に対して、固形分として0.05〜100重量部
の範囲が好ましく、更に好ましくは0.1〜30重量部
の範囲である。
本発明の感圧接着剤組成物は水系粘着剤として用いる他
に、繊維物質、不織布、紙、皮革、ゴム、木材、金属、
アスファルト、コンクリート、石こう、ALC板、窯業
系サイディング材、ガラス、ガラス繊維及びプラスチッ
クスなどに含浸させるか、或いはこれらの表面に塗布し
て乾燥して用いることにより、表面コーティング、接着
、風合い改良などの性能向上の効果を得ることが出来る
外、バーコードラベル(POSラベル)用コーティング
剤、土木建築関係、インキ、塗料、各種バインダー、紙
加工剤、セメント混和剤、並ヒにゴムラテックスや樹脂
エマルションが一般に応用されている分野で有利に利用
することが出来る。
〔実施例〕
次に実施例を掲げて本発明を具体的に説明するが、本発
明がこれらに限定されないことは勿論である。尚、例中
の部及び%は特記しない限り全て重量基準である。
実施例−1 ポリプロピレングリコール(水酸基価111.9)10
0.0部、メチルエチルケトン57.8部及び2.4−
トリレンジイソシアネートと2.6− )リレンジイソ
シアネートの80 : 20の混合物34.8部を攪拌
機と温度計の付いた丸底フラスコに入れ、75℃で4時
間反応させて、4.36%の遊離のイソシアネート基を
含むウレタンプレポリマー溶液を得た。
一方、別のフラスコに289部のメチルエチルケトンと
ジエチレントリアミン5.7部とトリエチレンテトラミ
ン8.1部を入れて均一に混合し、これに上記のウレタ
ンプレポリマー溶液192.6部を、1時間を要して滴
下ロートから徐々に、攪拌下に加え、50℃にて30分
間反応させて、ポリウレタン尿素ポリアミン溶液を得た
この溶液の一滴を使用して赤外線吸収スペクトルを測定
したところ、遊離のイソシアネート基に基づ< 225
0cm−’の吸収は認められなかった。
続いてこのポリウレタン尿素ポリアミン溶液。
に18.9部の無水コハク酸を57.0部のメチルエチ
ルケトンに溶解して加えて、50℃で30分間反応させ
、次いで26.4部の25%アンモニア水を430部の
水に溶解して加え、40〜50℃にて減圧下にメチルエ
チルケトンを留去した。
次に、水を加えて濃度を調整し、樹脂分30%の均一で
安定な低粘度のポリウレタンエマルションを得た。
得られたポリウレタンエマルションは透明でレーザー光
線照射によりチンダル現象を有しており、粒子径は0.
006μであった。
尚、粒子径はC0ULTERELECTRONIC3I
NC製C0ULTERMODEL N4で測定した。
該エマルションの固形分100部に対して、架橋剤とし
てエポキシ樹脂(商品名ブナコールEX−313、長瀬
産業社製) 2部を添加混合し水系接着剤組成物を得た
実施例−2 ポリプロピレングリコール(水酸基価111.9)10
0.0部、メチルエチルケトン57.8部及び2.4−
トリレンジイソシアネートと2.6− )リレンジイソ
シアネートの80 : 20の混合物34.8部を攪拌
機と温度計の付いた丸底フラスコに入れ、75℃で4時
間反応させて、4.36%の遊離のイソシアネート基を
含むウレタンプレポリマー溶液を得た。
一方、別のフラスコに289部のメチルエチルケトンと
ジエチレントリアミン1O03部とトリエチレンテトラ
ミン1.6部を入れて均一に混合し、これに上記のウレ
タンプレポリマー溶液192.6部を、1時間を要して
滴下ロートから徐々に、攪拌下に加え、50℃にて30
分間反応させて、ポリウレタン尿素ポリアミン溶液を得
た。
この溶液の一滴を使用して赤外線吸収スペクトルを測定
したところ、遊離のイソシアネート基に基づ< 225
0c+s−’の吸収は認められなかった。
続いてこのポリウレタン尿素ポリアミン溶液に14.4
部の無水コハク酸を43部のメチルエチルケトンに溶解
して加えて、50℃で30分間反応させ、次いで20.
2部の25%アンモニア水を430部の水に溶解して加
え、40〜50℃にて減圧下にメチルエチルケトンを留
去した。
次に、水を加えて濃度を調整し、樹脂分30%の均一で
安定な低粘度のポリウレタンエマルションを得た。
得られたポリウレタンエマルションは透明テレーザー光
線照射によりチンダル現象を有しており、粒子径は0.
03μであった。
該エマルションの固形分100部に対して、架橋剤とし
てエポキシ樹脂(商品名ブナコールEX−313、長瀬
産業社製)2部を添加混合し水系接着剤組成物を得た。
実施例−3 ポリプロピレングリコール(水酸基価111.9)10
0.0部、メチルエチルケトン57.8部及び2.4−
トリレンジイソシアネートと2.6−1−リレンジイソ
シアネートの80720の混合物34.8部を撹拌機と
温度計の付いた丸底フラスコに入れ、75℃で4時間反
応させて、4.36%の遊離のイソシアネート基を含む
ウレタンプレポリマー溶液を得た。
一方、別のフラスコに289部のメチルエチルケトンと
ジエチレントリアミン5.7部とトリエチレンテトラミ
ン8.1部を入れて均一に混合し、これに上記のウレタ
ンプレポリマー溶液192.6部を、1時間を要して滴
下ロートから徐々に、攪拌下に加え、50℃にて30分
間反応させて、ポリウレタン尿素ポリアミン溶液を得た
この溶液の一滴を使用して赤外線吸収スペクトルを測定
したところ、遊離のイソシアネート基に基づ< 225
0cm−’の吸収は認められなかった。
続いてこのポリウレタン尿素ポリアミン溶液に18.9
部の無水コハク酸を57.0部のメチルエチルケトンに
溶解して加えて、50℃で30分間反応させ、次いで1
3.6部の25%アンモニア水を430部の水に溶解し
て加え、40〜50℃にて減圧下にメチルエチルケトン
を留去した。
次に、水を加えて濃度を調整し、樹脂分30%の均一で
安定な低粘度のポリウレタンエマルションを得た。
得られたポリウレタンエマルションは透明でレーザー光
線照射によりチンダル現象を有しており、粒子径は0.
07μであった。
該エマルションの固形分100部に対して、架橋剤とし
てエポキシ樹脂(商品名ブナコールEX−313、長瀬
産業社製)2部を添加混合し水系接着剤組成物を得た。
比較例−1 ポリプロピレングリコール(水酸基価111.9)10
0.0部、メチルエチルケトン57.8部及び2.4−
トリレンジイソシアネートと2.6− )リレンジイソ
シアネートの80 : 20の混合物34.8部を攪拌
機と温度計の付いた丸底フラスコに入れ、75℃で4時
間反応させて、4.36%の遊離のイソシアネート基を
含むウレタンプレポリマー溶液を得た。
一方、別のフラスコに289部のメチルエチルケトンと
ジエチレントリアミン5.7部とトリエチレンテトラミ
ン8.1部を入れて均一に混合し、これに上記のウレタ
ンプレポリマー溶液192.6部を、1時間を要して滴
下ロートから徐々に、攪拌下に加え、50℃にて30分
間反応させて、ポリウレタン尿素ポリアミン溶液を得た
この溶液の一滴を使用して赤外線吸収スペクトルを測定
したところ、遊離のイソシアネート基に基づ< 225
0cm−’の吸収は認められなかった。
続いてこのポリウレタン尿素ポリアミン溶液に18.9
部の無水コハク酸を57.0部のメチルエチルケトンに
溶解して加えて、50℃で30分間反応させ、次いで8
.6部の25%アンモニア水を430部の水に溶解して
加え、40〜50℃にて減圧下にメチルエチルケトンを
留去した。
次に、水を加えて濃度を調整し、樹脂分30%の均一で
安定な低粘度のポリウレタンエマルションを得た。
得られたポリウレタンエマルションはi! 明でレーザ
ー光線照射によりチンダル現象を有しており、粒子径は
0.15μであった。
該エマルションの固形分100部に対して、架橋剤とし
てエポキシ樹脂(商品名ブナコールEX−313、長瀬
産業社製)2部を添加混合し水系接着剤組成物を得た。
実施例−1〜実施例−3及び比較例−1で得られた水系
接着剤組成物について以下に示す方法により物性を評価
した。
その結果を表1に示す。
■耐水性: 粘着テープを20℃の水中に5日間浸漬したのちの経口
変化を調べ、5日後も白化現象が認められない場合を(
○)、3日後にやや白化現象が認められる場合を(△)
、1日後に白化現象が顕著に認められる場合を(×)と
評価した。
■吸水性: 25μのポリエステルフィルムの片面に水系接着剤組成
物を乾燥後の厚さが50μとなるように塗布し、130
℃で10分間乾燥した後、得られたサンプルを20℃の
水中に浸漬し、5日後に引き上げ、表面の水滴を除去し
てそのすンプル重量を測定し吸水性(%)を求めた。
■剪断カニ ポリエステルフィルムの片面に水系接着剤組成物を乾燥
後の厚さが50μとなるように塗布し、120℃で1時
間乾燥した後、幅×長さ= 25mm X 25mmで
重ね合わせ、1kgのローラーにて一往復して貼り合わ
せ、20℃で30cm/分の速度で引き剥がした際の剪
断力軸/25mmx25mm)の値で評価し、O1△、
X印の3ランク評価とした。
○印: 2000 g / 25mm X 25011
1角以上△印: 1500〜2000 g / 25m
m X 25mm角×印: 1500 g / 25m
n+ x 25n+m角以下■ 剥離強度: 被着体oppフィルム、支持体PRフィルムを用い、幅
25mmの試料テープを1kgのローラーにて一往復し
て貼り合わせ、20℃で180度の引き剥がし角度、3
0cm /分の速度で引き剥がした際の剥離強度(g/
25mm)の値で評価し、○、Δ、X印の3ランク評価
とした。
O印: 300 g / 25mm以上△印:  10
0〜300g/25mm×印:  100 g / 2
5a+m以下■保持カニ oppフィルムに貼付面積25mm X 25n+mで
試料テープを貼り付け、40℃の雰囲気中で試料テープ
の一端に2kgの荷重を垂直にかけ、試料テープが凝集
破壊によって落下するまでの時間を測定し、○、△、×
印の3ランク評価とした。
○印:120分以上 △印:60−120分 ×印:60分以下 表  −1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粒子径0.001μ〜0.1μのウレタンエマルシ
    ョンの1種又は2種以上と、架橋剤とを含有することを
    特徴とする感圧接着剤組成物。 2、ウレタンエマルションの粒子径が0.001μ〜0
    .05μである特許請求の範囲第1項記載の感圧接着剤
    組成物。
JP14203086A 1986-06-18 1986-06-18 感圧接着剤組成物 Pending JPS62297375A (ja)

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