JPS62297187A - 全自動表紙貼付装置 - Google Patents

全自動表紙貼付装置

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JPS62297187A
JPS62297187A JP13989086A JP13989086A JPS62297187A JP S62297187 A JPS62297187 A JP S62297187A JP 13989086 A JP13989086 A JP 13989086A JP 13989086 A JP13989086 A JP 13989086A JP S62297187 A JPS62297187 A JP S62297187A
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JP
Japan
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cover
center
gluing
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book
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JP13989086A
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工藤 昭輝
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、製本装置に係り、特に表紙と9帳とを自動的
に貼付する全自動表紙貼付装置の改良に関する。
(従来の技り 本発明者は、特願昭第59−112259号(昭和59
年5月31日出願)に於いて、9帳と表紙とを自動的に
貼付する全自動表紙貼付装置を提案した6亦、特願昭5
9−275590号(昭和59年12月28日提出)に
於いて、上記全自動表紙貼付装置に好適に用いられる相
互に直交する2方向への移送機構を提案した。
上記全自動表紙貼付装置は、装置ハウジング内に1表紙
分離手段1表紙移送手段、中張移送手段、中張糊付手段
、表紙と9帳との圧着手段、製本転送・整列手段、上記
表紙移送手段及び中張移送手段により送致された表紙及
び9帳を合体して糊付手段及び圧着手段を経て製本転送
・整列手段に送り込む上下往復駆動迫り上げ手段及びこ
れらの駆動制御手段をコンパクトに装備せしめて成るも
のである。該全自動表紙貼付装置に於いては、1個  
  −の主モーターを駆動源とする左右揺動レバー及び
上下揺動レバーを含んだ駆動制御手段により、上記表紙
分離手段、表紙及び中張移送手段、製本転送・整列手段
及び迫り上げ手段を所望のタイムプログラムに従って駆
動するようになされている。
亦、上記全自動表紙貼付装置に於ける迫り上げ手段は中
差し板を含み、この中差し板は背を上にして1冊づつ分
離移送された9帳に下から差し込まれ同じく1枚づつ分
離移送された表紙に9帳を合体させ更にこの合体位置か
ら糊付手段及び圧着手段を経て製本転送・整列手段にま
で迫り上げるように上下往復動可能とされている。
更に、9帳供給手段は表紙センター丸み出し手段の直下
に配置され、センター丸み出し処理された表紙が9帳と
の整合位置に移送されると同時に該9帳供給手段より供
給された9帳が糊付準備位置に移送されるようになされ
ていた。
上記各手段の動作は、本装置内に組み込まれた駆動制御
手段(主に、上記の「相互に直交する2方向への移送機
構」が採用される)によりなされるが、該駆動制御手段
に於ける左右揺動レバーは、圧縮スプリングにより常時
往動方向に付勢され、且つ主モーターの出力軸に偏心状
態に固着された略楕円形板カムと該レバーの途中に軸着
されたローラとの外接により規制され、この付勢力と規
制とにより上記モーターの回転に伴い左右に揺動する。
一方上下揺動レバーは、上記板カムの板面に軸着されて
円運動するローラと該レバーに固設されたカムとの摺接
規制下で上記モーターの回転に伴い上下に揺動する。
斯かる全自動表紙貼付装置は、そのコンパクトな構造と
表紙分離から製本転送までの工程が全自動的且つ速やか
になされることから、広く好評を博するところとなった
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、上記装置に於いて、表紙は途中センター丸み
出し手段を経て9帳との整合位置に移送されるのに対し
、9帳供給手段は表紙センター丸み出し手段の直下に配
置され丸み出しされた表紙と同時に糊付準備位置に移送
されるようになされていた為、始動時には9帳が1冊空
送りされ、9帳を1冊無駄にするか(其の侭では、糊付
手段により糊付けされてしまう為)、糊付は前にこれを
取り出さなければならないと云った問題点があった。
亦、上記駆動制御手段における左右及び上下の揺動レバ
ーは、カムと該カムの周縁に沿って外接摺動するローラ
との規制下で夫々の揺動運動がなされるが、何れもカム
機構が介在されている為モーターに対する負荷トルクが
大となる嫌いは否めなかった。特に上下揺動レバーの上
動は全くの力ム機構によりなされる為その負荷は極めて
大であった。更に左右揺動レバーを往動させるために圧
縮スプリングが張設されているが、復動時にはこのスプ
リングの復元弾力に抗した動力を必要とすることになり
、しかも停止位置によってはスプリングが引っ張り状態
の侭で放置されることがあり、これがスプリングの疲労
を促進する原因ともなっていた。
本発明は、斯かる事情に鑑みなされたもので、中張の空
送りをなくシ、亦モーターの負荷を少なくすると共に所
望のタイムプログラムの設定が簡易になされる新規な全
自動表紙貼付装置を提供せんとするものである。
(問題点を解決する為の手段及び実施例)上記目的を達
成する為の本発明の構成を添付図面に基づき説明するに
、第1図は本発明装置の一実施例を示す分解斜視図、第
2図は同実施例の背面図、第3図は同実施例の左側面図
、第4図は第1図のIV−IV線部拡大縦断面図、第5
図は表紙分離手段用交換部材の斜視図、第6図は第1図
の■−■線部拡大縦断面図、第7図は第1図の■線部一
部切欠斜視図、第8図は第1図の■−■線部拡大縦断面
図である。即ち、本発明の全自動表紙貼付装置は、多数
上下に積層された表紙A・・・を1枚づつ分離する表紙
分離手段1と、分離された表紙Aを途中表紙センター丸
み出し手段21を経て中張Nとの整合位置22に移送さ
せる往復動中帳移送手段2と、該表紙移送手段2の下部
にあって中張供給手段31より1冊づつ供給された中張
Nを背を上にして上記表紙移送手段2と平行に前記整合
位置22下部の糊付準備位置32に迄移送せしめる往復
動中帳移送手段3と、上記糊付準備位置32の直上に配
置された糊付手段4と、前記整合位置22の直上に配置
された圧着手段5と、該圧着手段5の直上に配置された
製本転送・整列手段6と、前記糊付準備位置32の下方
より該準備位置32に送致された中張Nを突き上げて前
記整合位置22に送致された表紙Aと合体させると共に
前記糊付手段4及び圧着手段5により表紙Aと中@Nと
を貼付一体として製本Bとなし且つこの製本Bを前記製
本転送・整列手段6に送り込む上下往復動迫り上げ手段
7と、1個の主モーター81を駆動源とし左右揺動レバ
ー83及び上下揺動レバー84を介して前記表紙分離手
段11表紙センター丸み出し手段21、表紙移送手段2
、中張移送手段3、製本転送・整列手段6及び迫り上げ
手段7を所望のタイムプログラムに従って駆動させるよ
うにした駆動制御手段8とより成る全自動表紙貼付装置
に於いて、前記中張供給手段31が表紙分離手段1の直
下に配置され且つ前記中張移送手段3が糊付準備位置3
2に至る途中に前記表紙センター丸み出し手段21と対
応する待ち位置33を含むと共に、前記左右揺動レバー
83が該レバー83の途中に軸支されたローラ831 
とモーター81の出力軸に偏心状態で固着された略楕円
形板カム82との外接摺動規制下で左右に揺動可能とさ
れ、一方前記上下揺動レバー84が上記板カム82の板
面に軸着されたローラ821と該揺動レバー84に固設
された逆カム841との内接摺動規制下で上下に揺動可
能とされ、且つこれら揺動レバー83゜84間に付勢手
段85が弾装され該付勢手段85により上記レバー83
.84が上動方向及び往動方向に夫々付勢されているこ
とを特徴とするものである。
上記装置に於ける各手段は、ハウジングH内に収納され
、その下部には主に駆動制御手段8が、上部には表紙分
離手段1、表紙センター丸み出し手段21を含む表紙移
送手段2及び中張移送手段3が、また左側部(正面視し
て)には迫り上げ手段7、糊付手段4.圧着手段5及び
製本転送・整列手段6が夫々配置されている。
駆動制御手段8は、第2図に示す如く、可変速モーター
81を駆動源とし、該モーター81の出力軸には略楕円
形の板カム82が偏心状態で取付けられている。上記ハ
ウジングHの下辺フレームに下端が枢着830され、上
端が連接桿832を介し前記表紙移送手段2及び中張移
送手段3を連動的に左右往復駆動せしめる往復駆動手段
9に連結された揺動レバー83が、その途中に軸支され
たローラ831を上記板カム82の外周に摺接させるこ
とにより板カム82の回転規制下で上記枢着点830を
支点として復動力向に揺動されるようなされている。亦
、ハウジングHの側辺フレームに基端部が枢着840さ
れた迫り上げ用上下揺動レバー84が前記迫り上げ手段
7に連架されると共に、この揺動レバー84には半楕円
形の逆カム841が固設され、該逆カム841の内側辺
は上記板カム82の板面に軸支されて円運動するローラ
821と互いに摺接関係をなすよう関連付けられ、この
逆カム841とローラ821との協動規制下で、上記揺
動レバー84は前記モーター81の回転により上記枢着
点840を支点として上下に揺動するようになされてい
る。更に、これら揺動レバー83.84間には、アーム
842及びスプロケット851を介し、圧縮コイルスプ
リング85が張設され、該スプリング85により揺動レ
バー83は常時往動方向に、揺動レバー84は常時上動
方向に付勢されている。そして上記揺動レバー83の左
右の往復動と迫り上げ用揺動レバー84の上下の往復動
との関係は、揺動レバー83が往動する時には揺動レバ
ー84が下動し、一方揺動レバー83が復動する時には
揺動レバー84が上動するよう、上記板カム82、ロー
ラ831、逆カム841及びローラ821 が互いに関
連付けられている。上記板カム82は、モーター81の
軸心を曲率中心として略90″範囲に亘る同径の最大径
部分822と、該最大径部分822から対称に漸次縮径
して該最大径部分822の反対位置に存する最小径部分
823とより成り、この最大径部分822に上記ローラ
831が外接する時には揺動レバー83が復動終端部に
あり、一方最少径部823を外接する時には往動終端部
にあり、この復動終端部では短いインタバルが確保され
ようになされている。
また、上記逆カム841は偏平状の半月型カム溝を有し
、このカム溝内を板カム82の回転に伴い円運動をする
上記ローラ821がその内壁面に沿って摺動することに
より、揺動レバー84が上下に揺動するようになされて
いる。
前記往復駆動手段9は、案内パー91に左右摺動自在に
支持され、前記表紙移送手段2及び中張移送手段3はこ
の往復駆動手段9の左右の摺動により連動して往復駆動
するようになされている。
表紙移送手段2は、第4図に示す如く、上記往復駆動手
段9の往復駆動力により固定レール20.20に沿って
左右に摺動する摺動杆23.23と、該摺動杆23.2
3の側部長手方向に間隔をおいて枢着され往動時には起
立し復動時には倒伏する搬送用の第1及び第2の爪24
.24.25.25とを含み、摺動杆23.23の往動
時には、第1の爪24.24が表紙分離手段1により1
枚づつ分離された表紙Aを表紙センター丸み出し手段2
1に移送させ、同時に表紙センター丸み出し手段21に
て丸み出しされた表紙を第2の爪25.25が整合位置
に移送させるようになされている。
表紙分離手段1は、上記固定レール20.20の基端部
側に設けられ、ビニールやレザー等の薄手の表紙を分離
する為の薄手表紙分離手段1aと、厚手の表紙を分離す
る為の厚手表紙分離手段1bとが適宜切り換え可能とさ
れている。薄手表紙分離手段1aは、第4図に示す如く
上記固定レール20.20の基端部に軸着11aされて
該軸着点11aを支点として起立状態若しくは固定レー
ル20.20上の横架状態が自在とされた吸着パッド支
持プレート12aと、下端に複数のローラ131a・・
・を具備し、ピン132a、 132aを支点として揺
動する表紙押え部材13aと、該押え部材13aのピン
132a、132aを軸支して該押え部材13aの周囲
を囲繞するボックス14aと、上記ローラ131a・・
・の直下に上記レール20.20と平行に配設され表紙
移送手段2の往動方向に駆動するベルトコンベア15a
とより成る。上記吸着パッド支持プレート12aの前端
部には、一対の吸着支持ブロック121a、121a及
び該吸着支持ブロック121a、 121aに一体的に
連成されたアーム122aより成る吸着パッド揺動部材
123aが軸着124aされてこの軸着点124aを支
点として揺動自在とされ、上記プレート12aがレール
20,20上に横架状態にあるときはアーム122aの
自重により吸着支持ブロック121a、 121aが上
向きに揺動するようになされている。該吸着支持ブロッ
ク121a、121aには吸着パッド125a、 12
5aが固設され、該吸着パッド125a、125aは吸
着支持ブロック121a、121a内を通って図外の吸
引ポンプに通じている。斯かる吸着パッド125a、 
125aはゴム製のものが採用されるが、使用頻度が高
く消耗が激しい場合は金属製のものち用いられる、上記
ボックス14aの吸着パッド支持プレート12a側側部
には、下端に積層状態の表紙端部を係止する為の舌片1
61aを有するプレート部材16aが着脱自在に止着さ
れている。更に、前記往復駆動手段9には、その往動時
に上記押え部材13aに作用してこれを上方に揺動させ
る第1のプッシャー92及び復動時に上記アーム122
aに作用して吸着パッド125a、125aを下方に揺
動させる第2のプッシャー93が具備され、これらプッ
シャー92.93も薄手表紙分離手段1aの構成要素と
して位置付けられる。一方厚手表紙分離手段1bは、第
5図に示す如く、上記プレート部材16aに代えボック
ス14aの側部に取着される厚み調整部材17bと、吸
着パッド支持プレート12aを起立させた時に固定レー
ル20.20間の間隙を覆蓋する蓋部材18bとより成
る。この厚み調整部材17bは、上記ボックス14aの
側部に上下調整自在に取着され、その下端部とレール2
0.20とのクリアランスが表紙Aの厚みに合致するよ
う調整されると共にこの厚み調整部材17bの取着によ
り一前記押え部材13aの下方への揺動が阻止されるよ
うになされている。
表紙センター丸み出し手段21は、前記表紙分離手段1
の前方に配置され、第4図に示す如く、上記固定レール
20.20の内側部に凹設された4個の傾斜したカム溝
201・・・にローラ211・・・を介して該カム溝2
01・・・の傾斜溝壁に沿って摺動自在に支持されたヒ
ーター212と、中央に突条213′を有し該ヒー゛タ
ー212上に載置されたヒーター板213と、該ヒータ
ー212の後方に延設され後端部に当り部材214′を
具備する作動用横棒214と、上記ヒーター板213の
直上に配設され幅調整自在とされた一対の表紙押え板2
15,215とより成り、前記摺動杆23.23が復動
してその復動終端部近くに来た時、前記第2のプッシャ
ー93(或は図には示さないが、摺動杆23.23間に
架設されてこれと連動する押し部材等)が上記当り部材
214′に当って之を後方に押しやり。
この後方への押圧力により上記ヒーター212がローラ
211・・・とカム溝201・・・との規制下で上方に
迫り上げられるようになされている。斯かる表紙センタ
ー丸み出し手段21はボックス210内に収納され。
該ボックス210の側部に突出したハンドル216によ
り表紙押え板215,215の間隔が調整可能とされて
いる。
中張移送手段3は、第1図及び第2図に示す如く、上記
往復駆動手段9に結着された中張案内バー30と該案内
バー30にその長手方向に沿って隔設された出没自在な
第1及び第2の爪301,302とより成る。この第1
及び第2の爪301,302は往動時には突出し、復動
時には案内バー30に没し、案内バー30の往動の際、
命記表紙分離手段1の直下に配置された中張供給手段3
1より1冊つづ供給された中張Nを第1の爪301が上
記丸み出し手段21直下の待ち位置33に移送させ、同
時にこの待ち位置33にある中張Nを第2の爪302が
糊付準備位置32に移送させるようになされている。亦
、中張供給手段31は、上記案内バー30が復動した時
に中張Nを1冊づつ供給し得るよう同期されたコンベア
ベルト311を含む。
迫り上げ手段7は、前記迫り上げ用揺動レバー84に枢
着された中蓋し板71を含む、該中蓋し板71は、揺動
レバー84の作用を受けて上下往復駆動し、第3図に示
す如く、上動時に糊付準備位置32にある中張Nをその
上端に騎乗させ、糊付手段4で中張Nの外表面に糊付け
した後上記整合位置22で中張Nと表紙Aとを合体させ
、圧着手段5にてこれらを貼付一体として製本B化し、
この製本Bを製本転送・整列手段6に送致せんとするも
のである。
糊付手段4は、第6図に示す如く、2分割のブロック4
0.40より成り、該ブロック40.40は整合状態で
前記糊付準備位置32上に設置される。該糊付準備位置
32上には一対の中張案内板321,321が立設され
、また前記中張移送手段3側から一対の中張案内棒33
.33が延び、該案内棒33.33の先端には上端が内
向きに屈曲された板バネ331,331が固設されてい
る。上記一方のブロック40の外側には、該ブロック4
0に装備された糊供給ローラ43の軸431に固設され
たギヤ432(第1図参照)が突出され、該ギヤ432
は前記ハウジングHに装備されたモーター47(第3図
参照)に連結される。該ギア432を介したモーター4
7の駆動力は、伝達ギア48.4gを介して他方のブロ
ック40に装備された糊供給ローラ43に伝達されるよ
うになされている。
亦、糊供給ローラ43の回転力は上記軸431に固設さ
れたギア433及び糊付ローラ46の軸461に固設さ
れたギア462の噛合により糊付はローラ46に伝達さ
れている。糊付はローラ46は、山幅調整部材45に軸
支され、該山幅調整部材45は一対の糊付ローラ支持フ
レーム44,44間に架設された連結部材440にビス
441・・・によりその山幅が調整可能に支持されてい
る。更に糊付ローラ支持フレーム44は、上記糊供給ロ
ーラ43の軸431に軸着されその軸心の廻りに揺動可
能とされると共に、その下部において引張りスプリング
442を介しブロック枠41に付勢状態で結着されてい
る。更にこのブロック枠41には進退自在にストッパー
443が装着され、上記フレーム44の後方への揺動が
阻止されるようになされている。更に亦上記糊付ローラ
46の両端には中差し板71の案内用ローラ463.4
63が具備されている。
圧着手段5は、第7図に示す如く、上記整合位置22の
直上に配置され、該整合位置22両端部のハウジングH
に軸着51.51されてこの軸着点51.51を支点と
して上下に回動自在とされた一対の支持フレーム52.
52と、該支持フレーム52.52の先端に調整ネジ5
31及びスライド棒532.532を介して山幅調整自
在に連結された一対のピンチロール支持枠体53.53
と、該支持枠体53.53の先端部に上下に並設軸架さ
れた複数のピンチロール54・・・とより成る。各支持
枠体53.53に軸架されたピンチロール54・・・は
間隔を隔て対面状態とされ、これらピンチロール54・
・・のうち最上部のピンチロール54は上記支持枠体5
3.53に直接軸架され、他のピンチロール54・・・
は支持部材541を介して軸架されると共に圧縮スプリ
ング542により上記対面方向に付勢されている。亦、
上記整合位置22上には山幅調整自在とされた一対の表
紙案内部材23.23が前記表紙分離手段1より延設さ
れ、更にこの案内部材23.23の対向内面には表紙A
の側縁部を支持する断面り型の幅微調整部材231,2
31が取着され、前記表紙センター丸み出し手段21よ
り移送された表紙Aを整合状態で支持するようになされ
ている。
この幅微調整部材231,231の下辺部には表紙Aの
側辺部を支持する短冊状プレート232,232が取外
し自在に取着されている。該プレート232.232は
薄手の表紙Aを貼付するとき、整合位置22で弛まない
ようにする為のもので、逆に厚手の表紙Aを貼付する時
にはこのプレート232,232が存在すると、中差し
板71の上端に騎乗した中張Nの上動の際ピンチロール
54の作用を受けて表紙Aが折れ曲がってしまうことに
なるので取り外されるものである。更に、前記中差し板
71は上記整合位置22の中央部を上下動するが、中張
Nを騎乗状態にして迫り上がる中差し板71の上端が整
合位置22上に送致された表紙Aのセンター下面に正し
く合致するよう、該整合位置22の対応位置には中差し
板案内用のロール24,24が具備されている。
製本転送・整列手段6は、上記圧着手段5の直上に配置
され、第8図に示す如く、ハウジングHに支軸601に
より蝶着されて水平面域に回動自在とされたフレーム6
0に装備されている。該製本転送・整列手段6は前記圧
着手段5から押し上げられた製本Bを通過させるスリッ
ト611を具備した製本整列台61と、該製本整列台6
1の上下位置を調整するジヤツキ62と、前記駆動制御
手段8と連動し上記スリット611 を通過した製本B
を整列方向に押し出す押出し装置63とより成る。ジヤ
ツキ62は、上記フレーム60に固設された固定部材6
20、操作ハンドル621、該操作ハンドル621の操
作により軸回転するネジ軸622、該ネジ軸622の回
転により上下動する上下スライド部材623及び該スラ
イド部材623の案内棒624より成る。上記スライド
部材623には、左右一対の製本整列台用フレーム61
0が固設され、該フレーム610には製本整列台61が
架設されている。上記スリット611の開口部には製本
Bの落下を防止する一対の落ち止め板612.612が
対面状態で開閉可能に蝶着されている。この落ち止め板
612,612は、常時は整列台61と同一水平状態に
維持され、上記製本Bがスリット611を通過する際そ
の押し上げ力により上方に開動し、製本Bが通過した後
は自重によりもとの水平状態に閉成し、中差し板71が
下降してのち製本Bがその上に残置されるようになされ
ている。押出し装置63は、上記製本整列台用フレーム
610に前後摺動自在に支持された押出用プレート63
1及び該プレート631の前端部に立設された押出用部
片632を含み、該押出用部片632は常時上記スリッ
ト611の後側近傍位置に存し、後記する水平揺動アー
ム64の作用を受けてスリット611上に装置された製
本Bを整列台61の整列方向に押し出すべく機能するも
のである。上記押出用プレート631の後端部には幅方
向に延びる長孔633が穿設され、該長孔633には上
記水平揺動アーム64の先端に立設された棒体641が
遊挿されている。この水平揺動アーム64は途中前記フ
レーム60に枢着され、この枢着点を支点として水平面
域に旋回揺動可能とされている。そして該アーム64の
後端部とフレーム60との間に圧縮スプリング642が
弾装され、上記棒体641が該圧縮スプリング642の
復元弾力により後方に付勢され、更にこのアーム64の
後端部には当り捧643が立設され、前記往復駆動手段
9に固設された第3のプッシャー94が往動する際、こ
のプッシャー94が該当り棒643を上記スプリング6
42の弾力に抗して弾圧し、この作用を受けて上記アー
ム64及び棒体641が前方に揺動し、上記プレート6
31が整列台61の整列方向に沿って摺動するようにな
されている。
(作用) 上記構成の全自動表紙貼付装置に於いて、駆動制御手段
8の駆動に伴い、表紙移送手段2及び中張移送手段3が
往動する。この表紙移送手段2の往動の際、表紙分離手
段1により1枚づつ分離された表紙Aは表紙センター丸
み出し手段21に移送されると共に該丸み出し手段21
により丸み出しされた表紙Aは中張Nとの整合位置22
に移送される。
またこの時中張供給手段31より1冊づつ供給された中
張Nは、途中待ち位置33を経て糊付準備位置32に移
送される。そして上記表紙移送手段2及び中張移送手段
3が復動する際、迫り上げ手段7が上動し、糊付準備位
置32にある中張Nを騎乗状態で迫り上げ、糊付手段6
により中張Nの外表面を糊付けし、更に迫り上げ手段7
が上動して整合位置22にある表紙Aと中張Nとを合体
させ、圧着手段5により表紙Aと中張Nとを貼付一体と
して製本Bとなし、該製本Bは迫り上げ手段7の引き続
く上動により製本転送・整列手段6上に送致される。迫
り上げ手段7は上死点に達すると逸早く下動し、この時
上記表紙移送手段2及び中張移送手段3が往動し始め、
表紙A及び中張Nの移送が再開されると共に、この往動
と連動して製本転送・整列手段6の押出し装置63が作
動し、製本整列台61上の製本Bが整列方向に押し出さ
れる。
表紙分離手段1は、上述の如く薄手表紙分離手段1aと
厚手表紙分離手段1bとの適宜切り換えが可能とされて
いるが、この機構を説明する。即ち、薄手表紙分離手段
1aを用いる場合、吸着パッド支持プレート12aを倒
して固定レール20.20上に横架させ、更にボックス
14aの側部にプレート部材16aを止着させる0次い
で上記支持プレート12a上に多数の表紙Aをプレート
部材16aに接触状態で整然と積層し、この状態で装置
を稼動させると、往復駆動手段9が往動する際、前記ア
ーム122aが前記第2のプッシャー93による束縛か
ら解除されて自重で下降し、その反力で吸着パッド12
5a、125aが上昇して積層状態の最下層表紙Aの下
面に当接する。同時に吸引ポンプが作動しこの最下層の
表紙Aに吸着し、上記往復駆動手段9が復動して来ると
第2のプッシャー93がアーム122aに当ってこれを
突き上げ、その反力で上記吸着パッド125a、 12
5aが最下層の表紙Aと共に下降する。
この時第2層以上の表紙A・・・はプレート部材16a
の舌片161aにより係止される。そして吸引ポンプが
停止し、更に前記第1のプッシャー92の束縛から解除
されて下降した押え部材13aとベルトコンベア15a
との間に分離された表紙Aの端部が挟持され、該表紙A
はそのままベルトコンベア15aの駆動力により移送さ
れる。引続き往復駆動手段9が往動を開始すると、第1
のプッシャー92が押え部材13aを押し上げ、且つ摺
動杆23.23が往動して第1の爪24.24がこの表
紙Aを表紙センター丸み出し手段21へ押しやると共に
第2の爪25.25が表紙センター丸み出し手段21上
の丸み出しされた先行表紙Aを整合位w22に移送せし
める。このような動作が逐次繰り返され、表紙Aは1枚
づつ分離されて移送されるのである。
一方厚手表紙分離手段1bを用いる場合は、上記支持プ
レート12aを起立させ、固定レール20゜20間の間
隙を蓋部材18bで覆蓋し、上記ボックス14aの側部
に止着されているプレート部材16aを取り外して厚み
調整部材17bを止着する。この調整部材17bは上下
位置調整可能とされ、その下端部と固定レール20.2
0上面との間隙を処理すべき表紙Aの厚みに合致するよ
う調整される。そして該調整部材17bを止着した時に
は上記押え部材13aの下降が阻止されるようになされ
ている。斯くして上記蓋部材18b上に表紙A・・・を
調整部材17bに接触状態で整然と積層した後装置を稼
動させると、往復駆動手段9が往動時に摺動杆23.2
3の往動に伴いその第1の爪24.24が最下層の表紙
Aを表紙センター丸み出し手段21へ押しやる。この時
上記調整部材1−7b下端と固定レール20.20上面
との間隔は表紙1枚分しかないので最下層の表紙のみが
その間隙を通って移送され、残った第2層以上の表紙は
そのまま1枚分下がり次の分離の為に待機することとな
る。勿論第2の爪25.25は表紙センター丸み出し手
段21にある表紙Aを整合位置22に送致せしめること
は上記と同様である。そして往復駆動手段9が復動する
と摺動杆23.23が元の位置に戻り、上記分離作業を
再開することになるのである。
表紙センター丸み出し手段21に於いては、前述の如く
、摺動杆23.23が復動してその復動終端部近くに来
た時、第2のプッシャー93が、ヒーター212より延
設された作動用横棒214の当り部材214′を押し、
この作用を受けてヒーター212がローラー211・・
・とカム溝201・・・の規制により上方に迫り上げら
れる。この時ヒーター板213上に送致されている表紙
Aはヒーター板213と押え板215,215との間に
挟圧され、同時にヒーター212の加熱作用を受は突条
213′の形状に対応してそのセンターが丸み出しされ
る。そして摺動杆23.23が往動して押し捧230の
押圧が解除されるとヒーター212及びヒーター板21
3は自重で下降し元の位置に収まる。
上記の如く、表紙Aは途中表紙センター丸み出し手段2
1を経て中張との整合位置22に移送されるが、中張N
はこれと同期して糊付準備位置32に移送される。即ち
、往復駆動手段9の作動により中張案内バー30が往動
開始位置に来た時、中張供給手段31のコンベアベルト
311が作動して中張N・・・を上記案内バー30に向
は押出し、最前列の中張Nが該案内バー30に当接され
る。そして案内バー30が往動を開始すると、その第1
の爪301が最前列の中@Nを押し、待ち位置33に移
送させる。この時同時に待ち位置33にある先行中長N
を第2の爪302が押しこれを糊付準備位置32に送致
させる。
このように上記表紙Aの表紙分離手段1から表紙センタ
ー丸み出し手段21を経た整合位置22までの移送と、
中INNの中張分離手段31から待ち位置33を経た糊
付準備位置32までの移送とは完全に同期されているか
ら、装置の始動時に中張Nを空送りする必要が全くない
のである。
上述の如く表紙Aが整合位置22にあり、中張Nが糊付
準備位置32にある時、迫り上げ手段7の中差し板71
が上動し、糊付準備位置32にある中張Nをその上端に
騎乗させ糊付手段4により中張Nの外表面に糊付けがな
される。該糊付手段4に於いては、モーター47の駆動
力はギヤ432を介して一方゛の糊供給ローラ43に伝
達され、更にギア48.48を経て他方の糊供給ローラ
43も連動して回転する。
そして該糊供給ローラ43.43は回転しながら糊溜4
2.42中の糊を引き上げ、これに接触的に回転する糊
付ローラ46.46に糊が移受され、中張Nの外表面に
糊付けされる。糊付ローラ46.46間の間隙は、前記
ストッパー443を進退させ締着させることにより糊付
ローラ支持フレーム44をストッパー443に適宜位置
に弾支させた上で、山幅調整部材45をビス441・・
・にてその8幅を調整することにより中@Nの厚さに見
合った適正化がなされる。この場合、糊付ローラ46.
46は前記引張りスプリング442の弾力により実質的
に互いに内向きに付勢されているから、厚い9帳Nが迫
り上がって来ても、外方に上記弾力に抗して後退し9帳
Nは無理なく糊付けがなされる。亦図例の如く糊付準備
位置32に案内棒33.33の先端に固設された板バネ
331.331が存すると、該板バネ331.331間
に送致された9帳Nを中差し板71が突き上げ迫り上げ
る際、該板バネ331.331上端の屈曲部分に中@N
の背が引掛かり、引き続く迫り上がりの過程でこの引掛
かりの作用を受けて9帳Nが押し戻されて正常な騎乗状
態とされ、爾後の糊付けが円滑になされる。
更に、糊付ローラ46,46の両端には案内用ローラ4
63.463が具備されているから、中差し板71の両
端が該案内用ローラ463.463により規制され、そ
の上下動の際ぶれることなく円滑になされ、上記糊付ロ
ーラ46.46の山幅調整自在性と相俟って9帳Nのス
ムースな糊付けが保証される。
上記糊付手段4により糊付けされた9帳Nは中差し板7
1の引き続く上動により、整合位置22にある表紙Aと
合体され、圧着手段5により貼付一体とされる。圧着手
段5に於いて、厚手の表紙Aを貼付する場合は事前に前
記プレート232,232を取り外し、またピンチロー
ル54.54の間隔をピンチロール支持枠体53.53
により9帳Nの厚さに合わせて調整しておき、このピン
チロール54.54間を表紙Aを合体した9帳Nを中差
し板71の上動をして通過させると、ピンチロール54
・・・の押圧作用により表紙Aがセンターより折り曲げ
られ糊付けされた9帳Nの外表面に貼付一体とされる。
上記圧着手段5により表紙Aと中@Nとが貼付一体とさ
れた製本Bは、中差し板7Iの引き続く上動により、製
本転送・整列手段6のスリット611を貫通して製本整
列台61上に押し上げられる。該製本整列台61上に押
し上げられた製本Bは、中差し板71が急速に下降した
後、往復駆動手段9の往動に伴う前記第3のプッシャー
93の作用を受けた押出し用プレート631の押出し作
用により整列台61の整列方向に押し出される。
斯かる一連の動作は駆動制御手段8の1個の主モーター
81により所望のタイムプログラムに従って駆動し、1
1本整列台61上には表紙Aと9帳Nとが貼付一体とさ
れた製本Bが自動的に整列されてゆく、このような所望
のタイムプログラムは、駆動制御手段8に於ける板カム
82及びローラ831の規制下での左右揺動レバー83
の揺動と、仮カム82、逆カム841及びローラ821
の規制下による迫り上げ用上下揺動レバー84の揺動と
によりなされる。左右揺動レバー83は、モーター81
の矢印S方向への回転に伴いローラ831 と板カム8
2との規制下で左右に揺動するが、付勢手段(圧縮コイ
ルスプリング)85により常時往動方向に付勢されてい
るから。
ローラ831が板カム82の最大径部分822から最少
後部分823に向かう時には、この復元弾力により往動
方向に揺動する。そして最少後部分823から最大径部
分822に向かって摺動する時にはその規制を受は復動
方向に押し戻される。この時左右揺動レバー83は上記
付勢手段85の弾力に抗して動作することになるが、同
時に上下揺動レバー84が上動を開始するので、付勢手
段85にはこの揺動レバー84の上動に関する限り少な
くとも収縮方向の力が作用し、従って上記左右揺動レバ
ー83の復動に伴う弾力に抗した力がこれにより相殺さ
れ、結果としてモーター81には大きなトルクが負荷さ
れることがない、そして上記ローラ831が最大径部分
822を摺動する時には、該最大径部分822の曲率半
径が一定であるから上記揺動レバー83は復動終端部に
短時間待機することになり、この間に前記表紙丸み出し
手段21が作動し表紙Aのセンター丸み出しが行われる
のである。
一方、上下揺動レバー84は、モーター81のS方向へ
の回転に伴うローラ821の回転による逆カム841の
カム溝内での往復運動規制下で、上記揺動レバー83が
往動する際下動し、復動する際上動する。特に下動の際
上記ローラ821が図の如く支点840に向かって回転
するので、該揺動レバー83先端のストロークが大とな
り、前記中差し板71が急速に下降する。そしてこの不
動の際、前記付勢手段85に対してその弾力に抗するよ
うに作用することとなるが、この時同時に上記揺動レバ
ー83が往動を開始するので、付勢手段85にはこの揺
動レバー83の上動に関する限り少なくとも収縮方向の
力が作用し、従って上記上下揺動レバー84の下動に伴
う弾力に抗した力がこれにより相殺され、結果としてモ
ーター81に大きなトルクが負荷されることがないこと
は上記の場合と同様である。また。
上動の際にはカム機構により生じるトルク及びレバー8
4の重力が相乗してモーター81に過大な負荷が加わる
が、該レバー84には前記付勢手段85により常時上動
方向に付勢されているから、この負荷が削減されモータ
ー81に過大な負荷がかかることが有効に防止される。
上記の如く付勢手段85にその弾力に抗した力が作用し
ても、その一方で収縮方向の力が作用するので、該付勢
手段85が伸びきることがなく、従ってどんな位置で長
期間停止していても付勢手段85に疲労を生じてその弾
性が低下することがないのである。更に、稼動中に異物
がはさまったり或は万が一作業者の手が巻き込まれても
そのショックが和らげられ、装置の損傷や作業者の障害
を未然に防止することが出来る。
尚、上記実施例に限定されず、例えば表紙分離手段1に
おけるローラ131aとベルトコンベア15aとの駆動
主体を図例と逆にすることも可能である。
こうすることにより、装丁材の端縁が折り曲げられ裏面
にまで及んでいる表紙の場合、その折り曲げ端縁が駆動
作用を受けて剥離するような想念がなくなる。
(発明の効果) 叙上の如く、本発明の全自動表紙貼付装置に於いて1表
紙移送手段の下部に配設された中張移送手段が途中に表
紙センター丸み出し手段に対応した位置に待ち位置を含
むから、中張分離手段から分離された中張が該待ち位置
を経て糊付準備位置に移送され、ここで表紙センターの
丸み出しを待つ、従って、始動時に中張のみを空送りす
る必要がなく直ぐに製本がなされる。
亦、駆動制御手段を構成する左右及び上下揺動レバーに
付勢手段が張設されてこれらが常に往動方向及び上動方
向に夫々付勢されているから、一方のレバーによる付勢
手段の弾力に抗した力に対して他方のレバーがこれを緩
和する方向に作用し、モーターに対する過大な負荷が防
止され低出力でも充分に所望の運転が約束される。しか
も該揺動レバーの夫々の動きによっても付勢手段が伸び
きることがないから、どんな停止位置で放置しても疲労
による特性の低下を来すことがなく、常に適正な稼動が
保証される。更にこの付勢手段の採用により、上記各移
送手段及び迫り上げ手段中に表紙や中張が噛みこんでも
或は作業者の手などがはさまってもその衝撃が緩和され
、機械の損傷や人体の障害が軽減される。
このように数多くの利点を有する本発明装置は。
その有用性極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す分解斜視図、第2
図は同実施例の背面図、第3図は同実施例の左側面図、
第4図は第1図のIV−IV線部拡大縦断面図、第5図
は表紙分離手段用交換部材の斜視図、第6図は第1図の
VI−VI線部拡大縦断面図。 第7図は第1図の■線部一部切欠拡大斜視図、第8図は
第1図の■−■線部縦断面図である。 (符号の説明) 1・・・表紙分離手段、 2・・・表紙移送手段、21
・・・表紙センター丸み出し手段、 22・・・整合位
置、 3・・・中張移送手段、 31・・・中張供給手
段、 32・・・糊付準備位置、 33・・・待ち位置
、4・・・糊付手段、 5・・・圧着手段、 6・・・
製本転送・整列手段、 7・・・迫り上げ手段、 8・
・・駆動制御手段、 81・・・主モーター、82・・
・板カム、821・・・ローラ、 83・・・左右揺動
レバー、831・・・ローラ、 84・・・上下揺動レ
バー、 841・・・逆カム、85・・・付勢手段 A
・・・表紙、 B・・・製本、 N・・・中張。 一以上一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、多数上下に積層された表紙(A・・・)を1枚づつ
    分離する表紙分離手段(1)¥と¥、分離された表紙(
    A)を途中表紙センター丸み出し手段(21)を経て中
    帳(N)との整合位置(22)に移送させる往復動表紙
    移送手段(2)¥と¥、該表紙移送手段(2)の下部に
    あって中帳供給手段(31)より1冊づつ供給された中
    帳(N)を背を上にして上記表紙移送手段(2)と平行
    に前記整合位置(22)下部の糊付準備位置(32)に
    迄移送せしめる往復動中帳移送手段(3)¥と¥、上記
    糊付準備位置(32)の直上に配置された糊付手段(4
    )¥と¥、前記整合位置(22)の直上に配置された圧
    着手段(5)¥と¥、該圧着手段(5)の直上に配置さ
    れた製本転送・整列手段(6)¥と¥、前記糊付準備位
    置(32)の下方より該準備位置(32)に送致された
    中帳(N)を突き上げて前記整合位置(22)に送致さ
    れた表紙(A)と合体させると共に前記糊付手段(4)
    及び圧着手段(5)により表紙(A)と中帳(N)とを
    貼付一体として製本(B)となし且つこの製本(B)を
    前記製本転送・整列手段(6)に送り込む上下往復動迫
    り上げ手段(7)¥と¥、1個の主モーター(81)を
    駆動源とし左右揺動レバー(83)及び上下揺動レバー
    (84)を介して前記表紙分離手段(1)、表紙センタ
    ー丸み出し手段(21)、表紙移送手段(2)、中帳移
    送手段(3)、製本転送・整列手段(6)及び迫り上げ
    手段(7)を所望のタイムプログラムに従って駆動させ
    るようにした駆動制御手段(8)¥と¥より成る全自動
    表紙貼付装置に於いて、前記中帳供給手段(31)が表
    紙分離手段(1)の直下に配置され且つ前記中帳移送手
    段(3)が糊付準備位置(32)に至る途中に前記表紙
    センター丸み出し手段(21)と対応する待ち位置(3
    3)を含むと共に、前記左右揺動レバー(83)が該レ
    バー(83)の途中に軸支されたローラ(831)とモ
    ーター(81)の出力軸に偏心状態で固着された略楕円
    形板カム(82)との外接摺動規制下で左右に揺動可能
    とされ、一方前記上下揺動レバー(84)が上記板カム
    (82)の板面に軸着されたローラ(821)と該揺動
    レバー(84)に固設された逆カム(841)との内接
    摺動規制下で上下に揺動可能とされ、且つこれら揺動レ
    バー(83)(84)間に付勢手段(85)が弾装され
    該付勢手段(85)により上記レバー(83)(84)
    が上動方向及び往動方向に夫々付勢されていることを特
    徴とする全自動表紙貼付装置。
JP13989086A 1986-06-16 1986-06-16 全自動表紙貼付装置 Pending JPS62297187A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547318B2 (ja) * 1976-03-29 1980-11-28
JPS60255492A (ja) * 1984-05-31 1985-12-17 工藤 昭輝 全自動表紙貼付装置

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