JPS6229673Y2 - - Google Patents

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JPS6229673Y2
JPS6229673Y2 JP2554979U JP2554979U JPS6229673Y2 JP S6229673 Y2 JPS6229673 Y2 JP S6229673Y2 JP 2554979 U JP2554979 U JP 2554979U JP 2554979 U JP2554979 U JP 2554979U JP S6229673 Y2 JPS6229673 Y2 JP S6229673Y2
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JP
Japan
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tube
elastic tube
temperature
holding member
heating
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JP2554979U
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JPS55125989U (ja
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  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体の間欠移送や定量分注に使用され
るローリングポンプに関するものである。
従来のローリングポンプは低温で使用すると弾
性チユーブが堅くなり、駆動系がスムーズに作動
しなくなつたり、弾性チユーブに割れが生じて液
体漏れが生じたりしていた。このため、従来のロ
ーリングポンプは温度、特に弾性チユーブの温度
によつて寿命および液体移送量の精度が大きく左
右される欠点があつた。
本考案の目的は、上述した欠点を除去し、長期
間に亘つて常に安定して正確な量の液体移送が行
なえるように適切に構成配置したローリングポン
プを提供せんとするにある。
以下図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図および第2図はそれぞれ本考案ローリン
グポンプの一例の構成を示す断面図および分解斜
視図である。押え部材1は円弧面2を具え両側板
3,4にネジ止めされている。両側板3,4は下
板5に固定される。下板5には固定金具6a,6
bを設け、これら金具間に接続パイプ7a,7b
のそれぞれの一端に両端を連結したテフロンチユ
ーブやユニチユーブ等のプラスチツクより成る弾
性チユーブ8を、円弧面2に沿つて設ける。側板
4の外側面にはモータ9を取り付け、その回転軸
9aに等間隔に3つの腕を具える保持部材10
a,10bをそれぞれの腕を対向させて、該回転
軸9aと一体に回転可能に取り付ける。保持部材
10a,10bとの間で、それぞれの腕の頂部に
は、それぞれチユーブローラ11a,11b,1
1cを回転可能に支承する。なお、チユーブロー
ラ11a,11b,11cは、モータ9を駆動し
て回転軸9aを回転させたとき、円弧面2に沿つ
て弾性チユーブ8を押しつぶしながら回転するよ
うにする。このようにして、弾性チユーブ8を連
結した接続パイプ7a,7bのそれぞれの他端に
チユーブ12,13のそれぞれの一端を接続し、
チユーブ13の他端を所定の液体中に侵入させ
て、回転軸9aを矢印A方向に回転させれば、所
定の液体をチユーブ13から弾性チユーブ8を経
てチユーブ12の方向に間欠的に移送することが
できる。本実施例では、かかるローリングポンプ
において、押え部材1に発熱体15を設けると共
に、円弧面2の近傍に温度センサー16を設け、
この温度センサー16によつて発熱体15をオン
−オフするスイツチング回路17の動作を制御し
て、押え部材1の円弧面2の近傍、すなわち弾性
チユーブ8の温度を常に適正範囲に制御する。
このようにすれば、周囲温度が適正範囲の温度
でなくても、弾性チユーブ8は適正な一定範囲の
温度に制御されるから、弾性チユーブ8に割れを
生じさせることなく、長期間に亘つて安定して使
用することができる。また、液体移送量のばらつ
きも防止することができるから精度も向上すると
共に、移送液を定温化することもできる。なお、
弾性チユーブ8としてテフロンチユーブを用いた
場合には、その適正温度は40℃前後である。
第3図は本考案ローリングポンプの他の例の要
部の構成を示す線図である。本例に示すローリン
グポンプは、冷却水を矢印方向に流す冷却パイプ
18を押え部材1を通して配置すると共に、この
冷却パイプ18にバルブ19を設け、このバルブ
19の開閉を温度センサー16によつて制御する
ようにした点が第1図に示すローリングポンプと
異なるものである。
第3図に示すローリングポンプでは、適正温度
以上になつたときには発熱体15をオフにすると
共にバルブ19を開き、適正温度以下になつたと
きには逆に発熱体15をオンにすると共にバルブ
19を閉じる。このようにすれば、弾性チユーブ
の温度を更に狭い範囲の適正温度に制御すること
ができるから、より長期間に亘つて安定して使用
することができる。
上述したように、本考案によれば、簡単な構成
によつて、長期間に亘つて常に安定して正確な量
の液体移送が行なえるローリングポンプを得るこ
とができる。
なお、本考案は上述した例にのみ限定されるも
のではなく幾多の変形または変更が可能である。
例えば、第3図において冷却手段は冷却パイプ
による他、半導体のベルチエ効果を利用して構成
することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本考案ローリン
グポンプの一例の構成を示す断面図および分解斜
視図、第3図は同じく他の例の要部の構成を示す
線図である。 1……押え部材、2……円弧面、3,4……側
板、5……下板、6a,6b……固定金具、7
a,7b……接続パイプ、8……弾性チユーブ、
9……モータ、9a……回転軸、10a,10b
……保持部材、11a,11b,11c……チユ
ーブローラ、12,13……チユーブ、15……
発熱体、16……温度センサー、17……スイツ
チング回路、18……冷却パイプ、19……バル
ブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円弧状の面を有する押え部材の円弧状の面に沿
    つて弾性チユーブを配置し、この弾性チユーブを
    円弧状の面に沿つて所定方向に間欠的に押しつぶ
    すことにより弾性チユーブ内の液体を移送するロ
    ーリングポンプにおいて、前記押え部材にチユー
    ブを加熱するための加熱手段と温度検出手段とを
    設け、温度検出手段の出力信号に基いてチユーブ
    を加熱するための加熱手段の駆動を制御して前記
    押え部材の円弧状の面にそつた部分の弾性チユー
    ブの温度を一定範囲に維持するよう構成したこと
    を特徴とするローリングポンプ。
JP2554979U 1979-03-02 1979-03-02 Expired JPS6229673Y2 (ja)

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JP2554979U JPS6229673Y2 (ja) 1979-03-02 1979-03-02

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JP2554979U JPS6229673Y2 (ja) 1979-03-02 1979-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55125989U JPS55125989U (ja) 1980-09-06
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ID=28866128

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JP2554979U Expired JPS6229673Y2 (ja) 1979-03-02 1979-03-02

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JP2017089516A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 日機装株式会社 しごき型ポンプ
JP6846304B2 (ja) * 2017-07-06 2021-03-24 日機装株式会社 生体成分測定装置

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JPS55125989U (ja) 1980-09-06

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