JPS62295502A - 飛行時間型質量分析装置用スペクトル信号増幅器 - Google Patents

飛行時間型質量分析装置用スペクトル信号増幅器

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JPS62295502A
JPS62295502A JP61139692A JP13969286A JPS62295502A JP S62295502 A JPS62295502 A JP S62295502A JP 61139692 A JP61139692 A JP 61139692A JP 13969286 A JP13969286 A JP 13969286A JP S62295502 A JPS62295502 A JP S62295502A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は、飛行時間型質量分析装置用スペクトル信号増
幅器に関する。
〈従来の技術〉 飛行時間型質量分析装置においては、イオン検出画より
出力される、一般に一連のパルス波形信号より成るスペ
クトル信号を適当なレベルまで増幅した後、A−D変換
をほどこし、スペクトル信号の解析を行うという方法が
とられる。スペクトル信号の増幅には普通、交流結合方
式の増幅器が用いられる事が多い。ところで、スペクト
ルの波形を特に正確に検知する必要のある場合には、増
幅器の周波数帯域が充分に広くなければならないが、交
流結合方式の増幅器では、結合部の微分特性により波形
に歪が生じ、大きな信号の直後にある微弱な信号は少な
からず影響を受ける。
従って、スペクトル波形の正確な検知の必要な場合を考
慮すれば直流結合方式の広帯域増幅器の使用が望ましい
が、直流結合方式には零点ドリフトの問題があって長時
間の使用には適さない。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、一連のスペクトル信号中に含まれる非常に微
弱なスペクトルを検出する場合には、イオンの加速を多
数回くり返し、その都度得られるスペクトル信号を積算
する方法が採用される。
その際、検出対象である微弱スペクトルに隣接して比較
的大きなスペクトルが存在すれば、交流結合方式の増幅
器を使用した場合、増幅の度毎にその大きなスペクトル
の増幅信号波形に生ずる僅かな波形歪も蓄積され、それ
が検出対象である微弱スペクトルの検出に妨害を与える
ことがある。
また、直流結合方式の増幅器では、イオン加速が長時間
にわたって多数回くり返される間に零点ドリフトが進行
し、測定係のダイナミックレンジが損なわれたり、大き
なゲインで使用している場合には、A−D変換器の入力
電圧が変換可能な範囲をはずれてしまう事もあり、その
ため(微弱)信号の検出ができなくなる。
本発明は、一連のスペクトル信号中に含まれた微弱スペ
クトル信号の検出に伴う上記のような困難な問題に解決
を与える。
く問題点を解決するための手段〉 問題点の解決のため、本発明による、飛行時間型質量分
析装置用スペクトル信号増幅器は、イオン検出器の出力
を増幅する信号増幅用直流増幅回路と、その入力端子を
接地回路側とイオン検出器の出力側との間に切り換える
ためのスイッチング回路と、信号増幅用直流増幅回路が
、その入力端子に接地回路が接続されている間に出力し
た信号の値、即ち、その時点での零ドリフト値を保持す
る信号値保持回路、および同直流増幅回路が、その入力
端子にイオン検出器の出力が入力されている間に出力す
る信号と上記信号値保持回路の出力信号との差信号を出
力する差動増幅回路とを有し、増幅されたスペクトル信
号がこの差動増幅回路より出力されるようになっている
〈作用〉 スペクトル信号増幅器の以上のような構成において、上
記スイッチング回路を質量分析装置のイオン加速検出操
作のくり返し周期に同期して、イオン加速検出が行われ
る期間は直流増幅回路の出力側へ、また、次のイオン加
速検出までの待機期間中は接地回路側へ、交互に切り換
えれば、イオン加速の待機期間における直流増幅回路の
出力は、その時点における、入力零に対する出力、即ち
、零ドリフト値を示す。この値は、次のイオン加速時に
直流増幅回路がイオン検出器の側へ接続され、スペクト
ル信号が増幅出力されるようになるまで、信号保持回路
によって保持される。ところで、スペクトル信号増幅時
における直流増幅回路の出力には、増幅されたスペクト
ル信号に同直流増幅回路の零ドリフト値が重畳されてい
るが、差動増幅回路が直流増幅回路の出力と信号保持回
路によって保持されていた零ドリフト値の差、即ち、ス
ペクトル信号成分だけを出力する。この零ドリフト値の
減算操作は、イオン加速の度毎に、即ち、スペクトル信
号検出時毎に、その直前の直流増幅回路の零ドリフト値
を用いて行われるので、差動増幅回路の出力、即ち、当
直流増幅器の出力は、直流増幅回路部分の零ドリフトに
影響されず、常に増幅されたスペクトル信号のみとなる
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明実施例による、飛行時間型質量分析装置
用スペクトル信号増幅器9(1点鎖線で囲まれた部分)
の回路構成と、同増幅器9の入力側がイオン加速検出部
のイオン検出器10に接続され、出力側がA−D変換器
11に接続されている状態を示している。この図におい
てスペクトル信号増幅器9は、スペクトル信号を増幅す
る広帯域直流増幅回路2と、増幅回路系の零ドリフト信
号を除去するための、増幅度1の差動増幅回路3と、信
号保持回路4と、上記零ドリフト信号を検出するための
、増幅度1の2つの差動増幅回路5および7と、2つの
切換えスイッチ1および6と、基準直流電圧電源8で構
成されている。
以上の構成において切換スイッチ1および6を共に接地
側に切り換えた状態では、直流増幅回路2は、その時点
での零ドリフト値Edを出力しくP点)、その値は差動
増幅回路3 (増幅度1)の反転入力端子に入力される
。一方、同差動増幅回路3の非反転入力端子には、差動
増幅回路7(増幅度1)の出力側より、基準直流電源8
による基準直流電圧Eo  (T点)が入力されている
従って、差動増幅回路3の出力側には、同増幅回路3自
体の零ドリフト値Ed’が重畳されて電圧−Ed+Ed
’ +EOが出力される(Q点)。この値は信号保持回
路4により不変に保たれて(R点)差動増幅回路5 (
増幅度1)の非反転入力端子に人力される。一方、この
差動増幅回路50反転入力端子には基準直流電圧EOが
入力されているので、同差動増幅回路5の出力側は、−
Ed+Ed’+EOよりIEoが差し引かれた電圧−E
d−14:d’保たれることになる(8点)。
次にスイッチ1および6を共に非接地側に切り換えれば
、非反転入力端子に基準直流電圧Eoが人力されている
差動増幅回路7は、その反転入力端子に差動増幅回路5
の出力側電圧−E d + Ed ’が入力され、電圧
Ed−Ed’ +Eoを出力し、一方、直流増幅回路2
はその入力側がイオン検出器10の側に接続されて、ス
ペクトル信号の増幅値Esに零ドリフト値が重畳された
値Es+Edを出力する。このため、差動増幅回路3は
、その反転入力端子に電圧Es+Edが入力され、非反
転入力端子に電圧Ed Ed’+EOが入力されるので
、 (Ed−Ed’ + Eo )   (Es+Ed) 
+Ed’−−Es十B□ を出力する。この出力値は増幅されたスペクトル信号E
s  (但し符号は反転している)と基準直流電圧Eo
のみの和であり、直流増幅回路2および差動増幅回路3
の零ドリフト値EdおよびEd’は含まれていない。但
し、以上の説明において、差動増幅回路5および7の零
ドリフトは考慮されていないが、その理由は、これらの
差動増幅回路は、単に直流電圧のみを処理する回路であ
り、その周波数帯域幅は極度に狭くてよく、そのため、
消費電力が小さく、発熱量の極めて少ない回路で構成す
ることができるので、これら回路の零ドリフトは、直流
から高周波に至る極めて広帯域の特性が要求される直流
増幅回路2および差動増幅回路3の零ドリフトに対して
事実上完全に無視し得るからである。また、スペクトル
信号ESに対する基準直流電圧EOの重畳を必要としな
い場合には、基準直流電源8と接続を有するラインを接
地すればよい。
このように、上記実施例によれば、切換スイッチ1およ
び6の切り換え操作により出力信号から零ドリフトの影
響が除かれるので、再切換スイッチをイオン加速検出の
くり返しに同期し°ζ操作すれば、長時間にわたって常
に正しいスペクトル信号の検出ができる。但し、図にお
いては複雑化をさけるための切換スイッチ1および6の
構成を共に機械的に表現したが、イオン加速操作に同期
して作動させるためには、公知の電子回路からなるスイ
ッチング素子または回路で構成すべきであることはもち
ろんである。
なお、第2図にイオン加速検出に同期した、切換スイッ
チ1および6の切換作動を説明するタイム・チャートを
示した。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように、本発明による直流結合
方式のスペクトル信号増幅器を採用することにより、強
いスペクトルに隣接する微弱スペクトルの検出が容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の回路構成を示す図である。 第2図は、本発明実施例に用いた切換スイッチの動作を
説明するタイム・チャートである。 1.6−切換スイッチ 2−スペクトル信号増幅回路 3−零ドリフト信号減算用差動増幅回路4・−・信号保
持回路 5.7−零ドリフト信号検出用差動増幅回路8−基準直
流電圧電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)飛行時間型質量分析装置において、イオン検出器
    の出力信号を増幅する増幅器であって、直流結合型のイ
    オン信号増幅回路と、このイオン信号増幅回路の信号入
    力端子を上記イオン検出器の出力端子と接地回路の間に
    切り換える第1のスイッチング回路と、上記イオン信号
    増幅回路の出力信号を第1の入力信号とする第1の差動
    増幅回路と、この第1の差動増幅回路の出力信号値を保
    持する信号保持回路と、この信号保持回路の出力信号を
    第1の入力信号とする第2の差動増幅回路と、出力をこ
    の第2の差動増幅回路の出力と接地回路との間に切り換
    える第2のスイッチング回路と、この第2のスイッチン
    グ回路の出力信号を第1の入力信号とする第3の差動増
    幅回路とを有し、上記第1の差動増幅回路に上記第3の
    差動増幅回路の出力が第2の入力信号として入力され、
    かつ、上記第2の差動増幅回路の第2の入力信号と上記
    第3の差動増幅回路の第2の入力信号が、所定の値を有
    する共通の基準直流電圧であることを特徴とする、飛行
    時間型質量分析装置用スペクトル信号増幅器。
  2. (2)上記第1の差動増幅回路と、上記第2の差動増幅
    回路と、上記第3の差動増幅回路が、すべて増幅度1の
    差動増幅回路であることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載の飛行時間型質量分析装置用スペクトル信号
    増幅器。
  3. (3)上記基準直流電圧が零ボルトであることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の飛行時間
    型質量分析装置用スペクトル信号増幅器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008241690A (ja) * 2007-01-03 2008-10-09 Leco Corp ベースライン回復回路
CN112236841A (zh) * 2018-05-31 2021-01-15 株式会社岛津制作所 飞行时间质谱分析装置

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JP2008241690A (ja) * 2007-01-03 2008-10-09 Leco Corp ベースライン回復回路
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