JPS62294134A - 加熱装置 - Google Patents
加熱装置Info
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- JPS62294134A JPS62294134A JP61137091A JP13709186A JPS62294134A JP S62294134 A JPS62294134 A JP S62294134A JP 61137091 A JP61137091 A JP 61137091A JP 13709186 A JP13709186 A JP 13709186A JP S62294134 A JPS62294134 A JP S62294134A
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- JP
- Japan
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- heating element
- plate material
- base
- heating
- gap
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 61
- 238000005381 potential energy Methods 0.000 abstract 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
この発明は管体等の加熱装置に関するものであって、特
に溶接管を製造する際のエツジウェーブの発生を防止す
るような用途に好適な加熱装置に関するものである。
に溶接管を製造する際のエツジウェーブの発生を防止す
るような用途に好適な加熱装置に関するものである。
(従来の技術)
溶接管製造方法の従来例としては、例えば特開昭58−
184073号公報を挙げることができる。この製造方
法について、第6図〜第8図に基づいて説明すると、図
において、■はコイル板材であって、このコイル板材1
を一群の成形ロール2・・2にて断面円形に成形すると
共に、フィンパスロール3・・にて両縁部4.4を会合
させ、次いで溶接工程5にて両縁部4.4を溶接するこ
とによって溶接管の製造を行なう。
184073号公報を挙げることができる。この製造方
法について、第6図〜第8図に基づいて説明すると、図
において、■はコイル板材であって、このコイル板材1
を一群の成形ロール2・・2にて断面円形に成形すると
共に、フィンパスロール3・・にて両縁部4.4を会合
させ、次いで溶接工程5にて両縁部4.4を溶接するこ
とによって溶接管の製造を行なう。
この場合、上記成形過程において両縁部4.4の近傍は
、他の部分6よりも、大きな引張り塑性変形を受けるこ
とから、フィンパスゾーンにおいては、両縁部4.4の
近傍には圧縮残留応力が、またそれ以外の部分6には引
張残留応力がそれぞれ発生し、これにより両縁部4.4
の近傍に座屈しわが住じ、充分な溶接が行なえないとい
う問題が生じていた。そのため上記従来例では、成形か
ら溶接に至る工程間において、1部4.4の近傍以外の
他の部分6を加熱、膨張させろことにより、上記縁部4
.4近傍での圧縮応力を緩和し、座屈しわの発生を防止
するようにしている。
、他の部分6よりも、大きな引張り塑性変形を受けるこ
とから、フィンパスゾーンにおいては、両縁部4.4の
近傍には圧縮残留応力が、またそれ以外の部分6には引
張残留応力がそれぞれ発生し、これにより両縁部4.4
の近傍に座屈しわが住じ、充分な溶接が行なえないとい
う問題が生じていた。そのため上記従来例では、成形か
ら溶接に至る工程間において、1部4.4の近傍以外の
他の部分6を加熱、膨張させろことにより、上記縁部4
.4近傍での圧縮応力を緩和し、座屈しわの発生を防止
するようにしている。
ところで上記加熱に使用する装置の一例としては、例え
ば上記公報にも記載されているように高周波加熱装置を
挙げることができるが、この高周波加熱装置においては
、コイル板材1と加熱コイルとの間のギャップは、加熱
効率を左右する大きな因子となっており、そのため操業
開始前に上記ギャップが最適となるような調整が行なわ
れている。
ば上記公報にも記載されているように高周波加熱装置を
挙げることができるが、この高周波加熱装置においては
、コイル板材1と加熱コイルとの間のギャップは、加熱
効率を左右する大きな因子となっており、そのため操業
開始前に上記ギャップが最適となるような調整が行なわ
れている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら上記従来の加熱装置においては次のような
欠点がある。それは、いったん操業を開始してしまうと
、何らかの原因で上記ギャップが最適値からずれたとし
ても、操業を停止しない以上、ギャップ修正を行ない得
ず、そのため加熱効率が低下し、座屈しわの発生し易い
条件下において操業をilMしなければならないという
ことである。また上記ギャップを設定する際には、コイ
ル板材1の予期せぬ変形を見込んで、すなわちコイル板
材1に予期せぬ変形が生じても、該板材1こ加熱装置と
の接触を防止し得るようなギヤツブを設定する必要があ
り、そのため加熱条件からみた最適ギャップ以上のギャ
ップを設けなければならず、この点においても加熱効率
の低下を招くという不具合もある。
欠点がある。それは、いったん操業を開始してしまうと
、何らかの原因で上記ギャップが最適値からずれたとし
ても、操業を停止しない以上、ギャップ修正を行ない得
ず、そのため加熱効率が低下し、座屈しわの発生し易い
条件下において操業をilMしなければならないという
ことである。また上記ギャップを設定する際には、コイ
ル板材1の予期せぬ変形を見込んで、すなわちコイル板
材1に予期せぬ変形が生じても、該板材1こ加熱装置と
の接触を防止し得るようなギヤツブを設定する必要があ
り、そのため加熱条件からみた最適ギャップ以上のギャ
ップを設けなければならず、この点においても加熱効率
の低下を招くという不具合もある。
この発明は上記した従来の欠点を解決するためになされ
たものであって、その目的は、操業開始の前後にわたっ
て上記ギャップを最適状態に維持することが可能であり
、そのため加熱効率を向上することの可能な管体等の加
熱装置を提供することにある。
たものであって、その目的は、操業開始の前後にわたっ
て上記ギャップを最適状態に維持することが可能であり
、そのため加熱効率を向上することの可能な管体等の加
熱装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
そこでこの発明の管体等の加熱装置においては、移動す
る管体等の被加熱体の表面に接触する一対のガイド部材
と、上記ガイド部材の接触面に臨んで配置された加熱要
素と、上記ガイド部材と加熱要素とを支持するベースと
、このベースを上記被加熱体の表面方向に付勢する付勢
手段とを有し、さらに上記ガイド部材と加熱要素との少
なくとも一方を、上記被加熱体の表面に近接・離反する
方向に位置調整するための位置調整手段を有している。
る管体等の被加熱体の表面に接触する一対のガイド部材
と、上記ガイド部材の接触面に臨んで配置された加熱要
素と、上記ガイド部材と加熱要素とを支持するベースと
、このベースを上記被加熱体の表面方向に付勢する付勢
手段とを有し、さらに上記ガイド部材と加熱要素との少
なくとも一方を、上記被加熱体の表面に近接・離反する
方向に位置調整するための位置調整手段を有している。
(作用)
上記加熱装置においては、操業開始前に、位置調整手段
にてガイド部材と加熱要素との相対位置を定めることに
よって被加熱体と加熱要素間のギャップを設定しておけ
ば、操業中に被加熱体の表面に位置変動が生じても、ガ
イド部材と加熱要素とが共にこの位置変動に追従するこ
とになり、そのため上記設定ギャップが維持されること
になる。
にてガイド部材と加熱要素との相対位置を定めることに
よって被加熱体と加熱要素間のギャップを設定しておけ
ば、操業中に被加熱体の表面に位置変動が生じても、ガ
イド部材と加熱要素とが共にこの位置変動に追従するこ
とになり、そのため上記設定ギャップが維持されること
になる。
またもし仮に、何らかの原因で、操業中に上記ギャップ
を変更する必要の生じた場合には、上記位置調整手段に
て、上記ガイド部材と加熱要素との相対位置を変更する
ことにより、上記ギャップ変更を行なうことが可能とな
る。
を変更する必要の生じた場合には、上記位置調整手段に
て、上記ガイド部材と加熱要素との相対位置を変更する
ことにより、上記ギャップ変更を行なうことが可能とな
る。
(実施例)
次にこの発明の管体等の加熱装置の具体的な実−施例に
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず第1図ないし第3図には第1実施例を示すが、図に
おいて、1は被加熱体としてのコイル板材であって、こ
のコイル板材1は湾曲成形されると共に、フィンバスゾ
ーンに位置し、かつ図中矢線方向に移動しているものと
する。10は加熱装置の全体を示しているが、この加熱
装置10は、上記コイル板材1の両縁部4.4近傍以外
の部分を加熱するためのものである。この加熱装置10
は、基盤11に立設された複数のサポート台12を有す
るもので、各サポート台12の上端間には、第2図及び
第3図のように、コイル板材1と同様に湾曲すると共に
、該板材1の送給方向に延びる架台13が架設されてい
る。架台13には、第2図及び第3図のようにその周方
向の3(UM所の位置において、前後一対のハネ14.
14 (第1図)にてそれぞれベース15.16.17
(第2図及び第3図)が支持されており、各ベース1
5.16.17にはそれぞれ、第1図のように、前後一
対のガイド部材、すなわちガイドローラ18.18が支
持されている。各ガイドローラ18は、取付ブラケット
19の一端部に回転可能に支持されたものであって、取
付ブラケット19の他端部にはねじ部20が形成され、
このねじ部20が、上記各ベース15.16.17の表
裏に位置する一対のナツト21.22によって、上記ベ
ース15.16.17に固定されているのである。すな
わち、上記ねじ部20と一対のナツト21.22によっ
て、上記ガイドローラ18の出没位置を調整するための
位置調整手段が構成されているのである。
おいて、1は被加熱体としてのコイル板材であって、こ
のコイル板材1は湾曲成形されると共に、フィンバスゾ
ーンに位置し、かつ図中矢線方向に移動しているものと
する。10は加熱装置の全体を示しているが、この加熱
装置10は、上記コイル板材1の両縁部4.4近傍以外
の部分を加熱するためのものである。この加熱装置10
は、基盤11に立設された複数のサポート台12を有す
るもので、各サポート台12の上端間には、第2図及び
第3図のように、コイル板材1と同様に湾曲すると共に
、該板材1の送給方向に延びる架台13が架設されてい
る。架台13には、第2図及び第3図のようにその周方
向の3(UM所の位置において、前後一対のハネ14.
14 (第1図)にてそれぞれベース15.16.17
(第2図及び第3図)が支持されており、各ベース1
5.16.17にはそれぞれ、第1図のように、前後一
対のガイド部材、すなわちガイドローラ18.18が支
持されている。各ガイドローラ18は、取付ブラケット
19の一端部に回転可能に支持されたものであって、取
付ブラケット19の他端部にはねじ部20が形成され、
このねじ部20が、上記各ベース15.16.17の表
裏に位置する一対のナツト21.22によって、上記ベ
ース15.16.17に固定されているのである。すな
わち、上記ねじ部20と一対のナツト21.22によっ
て、上記ガイドローラ18の出没位置を調整するための
位置調整手段が構成されているのである。
なお、上記各ベース15.16.17が上記各バネ14
・・14の力によって突出方向に付勢されていることか
ら、上記各ガイドローラ18・・18は、コイル板材1
の外表面に押圧、接触することになる。
・・14の力によって突出方向に付勢されていることか
ら、上記各ガイドローラ18・・18は、コイル板材1
の外表面に押圧、接触することになる。
一方上記各ベース15.16.17においては、各ガイ
ドローラ18.18の間の位置(第1図)に、それぞれ
支持ブラケット23.24.25 (第2図)が固着さ
れており、各支持ブラケット23.24.25間には、
コイル支持台26.26が支持されている。コイル支持
台26.26は、第3図のように、左右一対の円弧状部
材より成るもので、両近接端部がビン27によって枢支
されると共に、このビン27が上記中央部に位置する支
持ブラケット24に固着されている。すなわち各コイル
支持台26.26は、上記支持ブラケット24に回動可
能に支持されているのである。また各コイル支持台26
.26の中途部は、それぞれ両側に位置する支持ブラケ
ット23.25に、ビン28.29を介して、上記同様
に回動可能に支持されている。そして上記各コイル支持
台26.26の内周側に、加熱要素30.30が上記コ
イル板材1の外周面に沿って配置されているが、この加
熱要素30.30は、高周波誘導加熱コイル、ガスバー
ナ、赤外線ヒータ等の任意の手段にて構成可能なもので
ある。
ドローラ18.18の間の位置(第1図)に、それぞれ
支持ブラケット23.24.25 (第2図)が固着さ
れており、各支持ブラケット23.24.25間には、
コイル支持台26.26が支持されている。コイル支持
台26.26は、第3図のように、左右一対の円弧状部
材より成るもので、両近接端部がビン27によって枢支
されると共に、このビン27が上記中央部に位置する支
持ブラケット24に固着されている。すなわち各コイル
支持台26.26は、上記支持ブラケット24に回動可
能に支持されているのである。また各コイル支持台26
.26の中途部は、それぞれ両側に位置する支持ブラケ
ット23.25に、ビン28.29を介して、上記同様
に回動可能に支持されている。そして上記各コイル支持
台26.26の内周側に、加熱要素30.30が上記コ
イル板材1の外周面に沿って配置されているが、この加
熱要素30.30は、高周波誘導加熱コイル、ガスバー
ナ、赤外線ヒータ等の任意の手段にて構成可能なもので
ある。
上記のような加熱装置においては、各ガイドローラ18
・・18が、バネ14・・14による力でもって、コイ
ル板材1の外表面を転勤する訳であるが、各ガイドロー
ラ18・・18と加熱要素30.30との相対位置関係
が一定であることから、上記コイル板材1の表面と、加
熱要素30との間のギャップGは一定に保たれることに
なる。
・・18が、バネ14・・14による力でもって、コイ
ル板材1の外表面を転勤する訳であるが、各ガイドロー
ラ18・・18と加熱要素30.30との相対位置関係
が一定であることから、上記コイル板材1の表面と、加
熱要素30との間のギャップGは一定に保たれることに
なる。
すなわち、コイル板材1の湾曲形状が変化したとしても
、上記ガイドローラ18・・18とコイル支持台26.
26とは上記形状変化に追従して変位し、この結果、上
記ギャップGが一定に維持され、加熱効果の低下を防止
し得るのである。また操業前に設定したギャップGを、
操業中に変更する必要の住した場合には、上記ナツト2
0.21の操作にて、上記ガイドローラ1B、18の出
没量を調整することによって対処可能であり、この結果
、最適ギャップでの効率の良い加熱を常時行なうことが
可能となる。
、上記ガイドローラ18・・18とコイル支持台26.
26とは上記形状変化に追従して変位し、この結果、上
記ギャップGが一定に維持され、加熱効果の低下を防止
し得るのである。また操業前に設定したギャップGを、
操業中に変更する必要の住した場合には、上記ナツト2
0.21の操作にて、上記ガイドローラ1B、18の出
没量を調整することによって対処可能であり、この結果
、最適ギャップでの効率の良い加熱を常時行なうことが
可能となる。
第4図には上記位置調整手段の変更例を示すが、これは
ガイドローラ18用の取付ブラケット19を、ベース1
6に対して、複数の支持脚31・・31にて出没自在に
保持する一方、上記ベース16に出没自在にラック棒3
2を支持すると共に、このラック棒32をモータ33に
てピニオン34を介して駆動可能にし、上記ラック棒3
2と取付ブラケット19との間にバネ35を介設した構
造のものである。すなわちこの構造においては、ランク
・ビニオン方式にてバネ35の剛性を変化させ、この剛
性変化によって設定ギャップGを変化させると共に、こ
のギャップGをバネ35で一定に保持しようとするもの
である。このようにガイドローラ18の出没位置を、電
気的に制御することによって、さらに以下のような加熱
制御を行なうことが可能となる。すなわち第5図に示す
ように、上記加熱装置10による加熱領域よりも材料出
側の位置に複数の非接触式温度センサー35・・35を
配置すると共に、これらセンサー35・・35にて加熱
されたコイル板材1の温度分布を検出し、この検出した
温度分布に基づいてコントローラ36から上記モータ3
2へと制御信号を出力し、このモータ32で、上記温度
分布がHA分布になるようにギャップGの調整を行なう
のである。このような加熱制御を行なうことによって、
常時最適温度分布を維持でき、そのため座屈しわの発生
をより一層有効に防止することが可能となる。
ガイドローラ18用の取付ブラケット19を、ベース1
6に対して、複数の支持脚31・・31にて出没自在に
保持する一方、上記ベース16に出没自在にラック棒3
2を支持すると共に、このラック棒32をモータ33に
てピニオン34を介して駆動可能にし、上記ラック棒3
2と取付ブラケット19との間にバネ35を介設した構
造のものである。すなわちこの構造においては、ランク
・ビニオン方式にてバネ35の剛性を変化させ、この剛
性変化によって設定ギャップGを変化させると共に、こ
のギャップGをバネ35で一定に保持しようとするもの
である。このようにガイドローラ18の出没位置を、電
気的に制御することによって、さらに以下のような加熱
制御を行なうことが可能となる。すなわち第5図に示す
ように、上記加熱装置10による加熱領域よりも材料出
側の位置に複数の非接触式温度センサー35・・35を
配置すると共に、これらセンサー35・・35にて加熱
されたコイル板材1の温度分布を検出し、この検出した
温度分布に基づいてコントローラ36から上記モータ3
2へと制御信号を出力し、このモータ32で、上記温度
分布がHA分布になるようにギャップGの調整を行なう
のである。このような加熱制御を行なうことによって、
常時最適温度分布を維持でき、そのため座屈しわの発生
をより一層有効に防止することが可能となる。
なお上記実施例においては、位置調整手段にてガイドロ
ーラ18.18の出没位置を変化させる例を示している
が、この構造と共に、又はこの構造に代えて、加熱要素
30の出没位置を変化させるようにしてもよい。
ーラ18.18の出没位置を変化させる例を示している
が、この構造と共に、又はこの構造に代えて、加熱要素
30の出没位置を変化させるようにしてもよい。
(発明の効果)
この発明の管体等の加熱装置においては、被加熱体の表
面に接触するガイド部材を設けると共に、このガイド部
材と加熱要素との相対位置関係を一定に保持し得るよう
にしであるので、被加熱体の表面が変位しても、上記加
熱要素はこれに追従して変位し、そのため両者間のギャ
ップが一定に保たれることとなり、この結果、加熱効率
は変動のない、安定したものとなる。また上記のような
加熱の継続中においても、位置調整手段にて上記ギャッ
プを変更し得ることから、最適ギヤノブを常時維持する
ことが可能となり、そのため加熱効率を向上することが
可能となる。
面に接触するガイド部材を設けると共に、このガイド部
材と加熱要素との相対位置関係を一定に保持し得るよう
にしであるので、被加熱体の表面が変位しても、上記加
熱要素はこれに追従して変位し、そのため両者間のギャ
ップが一定に保たれることとなり、この結果、加熱効率
は変動のない、安定したものとなる。また上記のような
加熱の継続中においても、位置調整手段にて上記ギャッ
プを変更し得ることから、最適ギヤノブを常時維持する
ことが可能となり、そのため加熱効率を向上することが
可能となる。
第1図ないし第3図はこの発明の管体等の加熱装置を示
す図で、第1図はその側面図、第2図はその正面図、第
3図は第1図の■−■線から見た正面図、第4図は位置
調整手段の変更例を示す説明図、第5図は上記加熱装置
の応用例の説明図、第6図ないし第8図は溶接管製造方
法の説明図である。 1・・・コイル板材、14・・・バネ、15.16.1
7・・・ベース、18・・・ガイドローラ、20・・・
ねじ棒、21.22・・・ナツト、30・・・加熱要素
。
す図で、第1図はその側面図、第2図はその正面図、第
3図は第1図の■−■線から見た正面図、第4図は位置
調整手段の変更例を示す説明図、第5図は上記加熱装置
の応用例の説明図、第6図ないし第8図は溶接管製造方
法の説明図である。 1・・・コイル板材、14・・・バネ、15.16.1
7・・・ベース、18・・・ガイドローラ、20・・・
ねじ棒、21.22・・・ナツト、30・・・加熱要素
。
Claims (1)
- 1、移動する管体等の被加熱体の表面に接触する一対の
ガイド部材と、上記ガイド部材の接触面に臨んで配置さ
れた加熱要素と、上記ガイド部材と加熱要素とを支持す
るベースと、このベースを上記被加熱体の表面方向に付
勢する付勢手段とを有し、さらに上記ガイド部材と加熱
要素との少なくとも一方を、上記被加熱体の表面に近接
・離反する方向に位置調整するための位置調整手段を有
することを特徴とする管体等の加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61137091A JPS62294134A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61137091A JPS62294134A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62294134A true JPS62294134A (ja) | 1987-12-21 |
JPH028010B2 JPH028010B2 (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=15190670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61137091A Granted JPS62294134A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62294134A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012055963A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Honda Motor Co Ltd | 金属管の熱間加工装置 |
KR20180111069A (ko) * | 2017-03-31 | 2018-10-11 | 삼성중공업 주식회사 | 배관 건조 시스템 |
WO2021092917A1 (zh) * | 2019-11-15 | 2021-05-20 | 南京丰东热处理工程有限公司 | 一种热处理设备用保温外壳 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5239048U (ja) * | 1975-09-11 | 1977-03-19 | ||
JPS60102243U (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-12 | 三菱電機株式会社 | 誘導加熱装置 |
-
1986
- 1986-06-11 JP JP61137091A patent/JPS62294134A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5239048U (ja) * | 1975-09-11 | 1977-03-19 | ||
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