JPS62292715A - 浴用剤 - Google Patents

浴用剤

Info

Publication number
JPS62292715A
JPS62292715A JP13702686A JP13702686A JPS62292715A JP S62292715 A JPS62292715 A JP S62292715A JP 13702686 A JP13702686 A JP 13702686A JP 13702686 A JP13702686 A JP 13702686A JP S62292715 A JPS62292715 A JP S62292715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
agent
bath
polyether
foaming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13702686A
Other languages
English (en)
Inventor
Shimesu Motoyama
本山 示
Hiroaki Ogishima
荻島 博明
Seiichi Umeda
誠一 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Freund Corp
Original Assignee
Freund Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Freund Corp filed Critical Freund Corp
Priority to JP13702686A priority Critical patent/JPS62292715A/ja
Publication of JPS62292715A publication Critical patent/JPS62292715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は安定な性能を有する浴用剤に関する。
〔従来の技術〕
入浴用の湯の中に投入して各種の衛生上等の効果を与え
る組成物である浴用剤は、−11Qに所望の目的に応し
て、イオウ、無機塩類等の温泉成分、生薬、fjI素、
植物油、保温剤、発泡剤、香f4または着色剤等の有用
成分を配合した粉末、顆粒、カプセル剤、成型物または
液剤等の形態で市販されている。これらの有用成分には
、水や酸素等の反応性物質と接触するとそれ自体が変化
するため、浴用剤として使用するまではその接触を避け
たい活性物質がある。その活性物質の一つに、たとえば
発泡剤がある。これは吸湿により分解し失活するなど保
存性に難点があり、また分解の際に発生ずる炭酸ガスに
より包装が膨満し、甚だしい場合は破裂をひき起こすこ
とすらあった。これを避けるためには、1回の使用分量
づつを防l!包装するはかなく、費用がかさむ上、使用
上も不便であった。この欠点を改良する方法としては、
特開昭58−105910号公報に開示しである如く、
ポリエチレングリコール中に発泡成分を練り込み、成分
相互間の反応を防止する方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記方法はある程度有効であるが必ずしも十分でなく、
長月間の保存に耐えられるものではなかった・ 本発明の目的は、有用成分を含有する浴用剤の安定性を
向上できる技術を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、有用成分を含有する水溶性のポリエーテル粒
子を、該ポリエーテル粒子を溶解しない液状の多価アル
コールに分散して浴用剤の調製を行うものである。
〔作用〕
上記した手段によれば、単にポリエーテルに有用成分を
含有せしめた場合に比し、該有用成分が活性物質である
場合であっても、該活性物質の存する性能が経時的に損
なわれることを防止でき、上記目的が達成できるもので
ある。
なお、この作用は本発明者による鋭意研究の末に初めて
見い出されたものである0発泡剤について説明すれば、
発泡性能の低下は、空気中から徐々に内部に取り込まれ
た水分が、含有されている発泡剤を失活させることにそ
の大きな原因があることから、上記作用は多価アルコー
ルが水に対して大きな隠蔽力を有していることに基づい
ていると考えられる。
本発明においては、液状の多価アルコール中に、これに
溶解しない水溶性のポリエーテルの粒子が二相系をなし
ていることが必要である。
多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコールなどが例示される。
ポリエーテルとしては、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、エチレンオキサイドとプロピレ
ンオキサイドの共重合体およびこれらのエーテルやエス
テル等が挙げられる。
上記ポリエーテルに配合する活性物質(有用成分)とし
ては、たとえば発泡剤を挙げることができる。この発泡
剤は、酸性炭酸塩または炭酸塩と酸性物質とを組み合わ
せることにより調製できる。
そして、上記酸性炭酸塩または炭酸塩としては、炭酸水
素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム
、炭酸水素カリウムまたは炭酸アンモニウムなどを挙げ
ることができる。また、酸性物質としては、酒石酸、ク
エン酸、酒石酸水素カリウム、リンゴ酸、フマル酸、コ
ハク酸、マロン酸、リン酸水素ナトリウム、リン酸水素
アンモニウム、塩化アンモニウムまたは硫酸アルミニウ
ムなどを挙げることができる。
本発明による浴用剤では、上記活性物質の他に用いられ
るを用成分としては、通常の浴用剤成分が何等制限なく
利用することができることはいうまでもない。これらの
浴用剤成分は、浴用剤を構成する二相のうちいずれにも
含有させることができることはいうまでもなく、特に水
分や酸素等の空気中に存在する反応性物質の影響を受は
易い活性成分は上記発泡剤と同様にポリエーテルに含有
させることが好ましい。
通常の浴用剤成分の一つに、酵素がある。酵素を含有せ
しめることにより、通常期待される美肌効果等を得るこ
とができる。
上記酵素としては、各種のプロテアーゼ、すなわちペプ
シン、ブロメライン、トリプシン、キモトリプシン、パ
パイン等の蛋白分解酵素、リパーゼなどの油脂分解酵素
、パンクレアチンなどの混合酵素あるいはこれらの混合
物など、公知のものが何等制限なく利用可能である。
本発明の浴用剤に適用できる有用成分としては、上記発
泡剤、酵素の他に、たとえばイオウ、湯の花、芒硝、食
塩、ミョウバン、ホウ砂、ホウ酸、メタケイ酸、リン酸
ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸
鉄などの温泉成分や無機化合物、チンピ、トウヒ、カミ
ツレ、センキュウ、ヒノキ油、ラベンダー油、コウボク
、ケイガイ、ショウブ油、カノコソウ、ヨモギ、甘草、
セイヨウノコギリソウなどの生薬またはその成分、オリ
ーブ油、大豆油、ヌカ油などの植物油、メントール、カ
ンフル、ジャスミンなどの香料、その他色素、防腐剤等
、通常浴用剤に含有される物質を挙げることができる。
なお、これら有効成分のうち、無水芒硝などの乾燥能力
のある物質を発泡剤や酵素に併用すると、安定性をさら
に向上できるため好ましい。
本発明において、ポリエーテルの粒子は、その径が限定
されるものではないが、溶解時間を短くすることが望ま
れるときなどには、たとえば直径を5鶴程度以下にしそ
の調整を行うこともできる。
また、粒子の径を小さくする程、その比表面積が大きく
なり周囲の影響を受は易くなるのが一般であるが、本発
明の浴用剤においては、多価アルコールに空気中の水分
や酸素等がポリエーテルの粒子に入り込むことを防ぐ働
きがあるため、通常の固形浴用剤に較べ発泡剤を含有す
るポリエーテルの粒子の径を小さくすることができる。
したがって、本発明による浴用剤の所定量を浴場中に投
入する場合には、一旦沈降した複数の小粒子が激しくガ
スを発生しながら上昇し、浮上する現象が観られる。こ
の現象は、入浴者に視覚的快感をあたえる効果があり、
特に入浴嫌いの小児に対しては入浴を積極的に促すこと
が期待できる。この視覚的効果は、上記ポリエーテルの
小粒子に色素を含有させ着色することにより、更に高め
ることもできる。
次に、本発明による浴用剤を、実施例に基づいて具体的
に説明する。
〔実施例1〕 ポリエチレングリコール(分子N : 6,000) 
200gを70℃に加熱溶解し、微粉状の酒石酸15g
、炭酸水素ナトリウム17gを均一に混合分散せしめた
。この混合溶融物を径2.7鶴のノズルから20℃の流
動パラフィン中に滴下して粒径約5鰭の球状粒子を得た
0次いで、上記球状粒子の表面を石油エーテルで洗浄し
、この粒子を1 、000 gのグリセリン中に分散さ
せた。この分散液は、1mi中に約3ケの粒子を含有す
るものであった。
上記分散液を40°Cの水中に投入すると、粒子は一旦
沈降するが、直ちに発泡しつつ浮上し、容易に溶解した
また、この分散液を40℃、75%RH(相対湿度)で
保存したが、60日経過後も異常が認められず、この保
存物を40℃の水中に投入したときの状況は、保存前と
何等差異が認められなかった。
(比較例1) 実施例1で得た球状粒子を、単独で実施例1と同様の条
件下に保存したところ、15日経過した時点で粒子表面
が荒れ始め、20日後には粒子が崩壊した。また、この
崩壊物を40℃の水中に投入したが、発泡作用は全く認
められなかった。
以上説明した如く、上記分散液からなる本実施例1の浴
用剤には、空気中の水分に対する優れた耐性を有してい
ることが示され、高い保存性能を有していることが明ら
かにされた。
〔実施例2〕 ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロック共
重合体(商品名:プルロニックF−68、旭電化工業株
式会社製)  1,000gを60℃に加熱溶融し、こ
れに微粉状のクエン酸50g、炭酸水素ナトリウム65
g1無水芒硝125g、枯草閑プロテアーゼ(商品名:
ビオプラーゼコンク、220.000 PU/g、長瀬
産業株式会社製)90gを均一に混合分散せしめた。こ
れを径31mの紐状に押し出し、長さ3鶴に切断して円
柱形の粒子を得た。この粒子100gを950gのプロ
ピレングリコール中に分散した。この分散液は1mn中
に約5ケの粒子を含有するものであった。
この分散液の発泡性能は、上記実施例1の分散液と同様
に維持・保存されていた。
また、プロテアーゼの活性は粒子1ケ当たり当初390
PUであったものが120日経過後でも380PUの値
を示し、はぼ初期の活性を維持していた。
(比較例2) 実施例2で得た円柱形の粒子をそのまま実施例1と同様
の条件下に保存したところ、20日経過した時点で表面
が荒れ始め、25日後には粒子が崩壊した。そして、こ
の崩壊物を40℃の水中に投入したが、発泡作用は全(
認められなかった。
また、120日経過後の崩壊したもののプロテアーゼ活
性は粒子1ケ当たりに換算すると360PUであった。
以上説明した如く、本実施例2の浴用剤においても、そ
の優れた発泡剤の保存性能が示された。
また、酵素についても同様に優れた保存性能を有してい
ることが示された。
〔実施例3〕 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60の50gとポリエ
チレングリコール(分子i1 : 6,000)の15
0gとを溶融混合し、これに微粉状のコハク酸14g、
炭酸水素ナトリウム20g、無水芒硝20g、パパイン
(150,000P U/ g)  20 gおよびチ
ンピ0.5gを均一に混合してスプレークールを用いて
直径約1.2flの粒子を得た。この粒子100gをグ
リセリン1,100mJに分散せしめた。
この液は、1ml中に約15ケの粒子を含んでいた。
この液の発泡性能は、実施例1の分散液と同様に維持さ
れていた。また、パパインの活性は、当初1g当たり3
,0OOPUであったものが120日後においても3,
0OOPUを保持していた。
(比較例3) スプレークールを用いて得た上記粒子を実施例3と同様
の条件下に放置しておいたところ、前記実施例2の場合
と同様に発泡作用は全く認められず、また120日後に
は、パパインの活性は当初の97%に低下していた。
以上説明した如く、本実施例3においても前記実施例2
の浴用剤と同様に活性成分に対する優れた保存性能を有
していることが明らかにされた。
以上、本発明者によりなされた発明について、実施例に
基づいて説明してきたが、本発明は前記実施例に示した
ものに限定されるものでないことはいうまでもない。
たとえば、ポリエーテルに含有せしめる有用成分として
は発泡剤を示したが、これに限るものでなく水や酸素等
の影響を受けるとその性能が劣化する性質の浴用剤成分
であれば酵素または生薬等、いかなるものであってもよ
い。
また、発泡剤および発泡剤と他の浴用剤成分との組み合
わせは、実施例に示したものに限られるものでなく、所
期の目的を達成できる範囲で種々変更可能であることは
いうまでもなく、その他の通常の浴用剤成分を添加する
ことは何等制限されるものでない。
〔発明の効果〕
有用成分を含有する水溶性のポリエーテル粒子を、該ポ
リエーテル粒子を溶解しない液状の多価アルコールに分
散して浴用剤の調製を行うことにより、単にポリエーテ
ルに有用成分を含有せしめた場合に比し、該有用成分が
活性物質からなる場合であっても、浴用剤の上記有用成
分の有する性能が経時的に損なわれることを防止できる
。したがって、通常の保存状態においてもその保存安定
性の優れた浴用剤を提供できるものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、有用成分を含有する水溶性のポリエーテル粒子
    が、該ポリエーテル粒子を溶解しない液状の多価アルコ
    ールに分散されてなる浴用剤。
  2. (2)、有用成分が発泡剤であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の浴用剤。
  3. (3)、有用成分が酵素であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の浴用剤。
JP13702686A 1986-06-12 1986-06-12 浴用剤 Pending JPS62292715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13702686A JPS62292715A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 浴用剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13702686A JPS62292715A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 浴用剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62292715A true JPS62292715A (ja) 1987-12-19

Family

ID=15189105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13702686A Pending JPS62292715A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 浴用剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62292715A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002536394A (ja) * 1999-02-15 2002-10-29 ラッシュ リミテッド 美容生成物およびその類似品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002536394A (ja) * 1999-02-15 2002-10-29 ラッシュ リミテッド 美容生成物およびその類似品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4971782A (en) Periodontal composition and method
JPS609009B2 (ja) 発泡性浴用剤
JP2000229841A (ja) 混合タイプ入浴剤
JP2005194233A (ja) 発泡性皮膚用化粧料
JPS62292715A (ja) 浴用剤
JPS647965B2 (ja)
JP6108363B2 (ja) 皮膚外用剤用キット
KR100460949B1 (ko) 에어로졸 타입의 클렌징 폼 조성물
JP2000297008A (ja) 発泡性化粧料
KR101906857B1 (ko) 폼상 화장료
JPS6325564B2 (ja)
KR101056573B1 (ko) 비수 발포성 치약 조성물
JPS63135317A (ja) 新規毛髪用洗浄剤組成物
JPH034042B2 (ja)
JP3500805B2 (ja) 義歯洗浄剤
JPH11189524A (ja) 入浴剤
JPH03112922A (ja) フマル酸の浮き抑止発泡性入浴剤
WO2023167309A1 (ja) 口腔用エアゾール剤
JPS5840524B2 (ja) 歯磨組成物
KR102334667B1 (ko) 발포성 필오프 팩용 화장료 조성물
JPS6146450B2 (ja)
JP6400804B2 (ja) 粉末状浴用剤組成物
JP2004010543A (ja) 白濁剤として用いられる造粒物及びその製造方法並びに該造粒物を含有する浴用剤組成物
JP2008162923A (ja) 入浴剤の製造方法
KR20020084793A (ko) 용암석분을 이용한 미용팩 및 그의 제조방법