JPS6229236Y2 - - Google Patents

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JPS6229236Y2
JPS6229236Y2 JP1982128987U JP12898782U JPS6229236Y2 JP S6229236 Y2 JPS6229236 Y2 JP S6229236Y2 JP 1982128987 U JP1982128987 U JP 1982128987U JP 12898782 U JP12898782 U JP 12898782U JP S6229236 Y2 JPS6229236 Y2 JP S6229236Y2
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JP
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sheet
weight
sand
rubber
parts
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JP1982128987U
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JPS5932415U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、土木、建築工事等に使用する防水性
を有し、かつ軽歩行可能な砂付き防水シートに関
するものである。
従来、土木、建築用防水シートとしてアスフア
ルトル−フイングがその防水性能の実績により、
主流を占めていた。しかし、近年有機高分子技術
の発達に伴い、塩化ビニルやブチルゴム、EPT
ゴムなどの合成樹脂系やゴム系のシートによる防
水工事が多くなつて来た。しかし、一般にこれら
の合成樹脂系やゴム系のシートは耐候性に劣り、
また厚さが薄いため、非歩行が原則であつた。ま
た、市街地の密集地においては飛火による防水層
の破損、さらには類焼等の心配があるため、飛火
防止性能を有する防水材の要望がある。飛火防止
策としては、防水層の上に無機系の塗料等を塗布
する方法が行なわれているが、これは工事に手間
がかかり、コストも高くなるという欠点があつ
た。
本考案者等は、かかる現状に鑑み種々研究した
結果、飛火防止性能を有し、かつ耐候性に優れ、
軽歩行可能な砂付き防水シートの完成に至つたも
のである。
本考案に用いるゴム又は合成樹脂としては、結
着性、耐水性、耐候性、可撓性に優れるものが好
ましく、特に好ましくは、スチレンブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエ
チレンゴム、エチレンプロピレンゴム又はアクリ
ル系樹脂、塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル
樹脂、ハロゲン化オレフイン樹脂等である。
また、シートに使用するゴム又は合成樹脂の量
は15〜50重量%であつて、特に好ましくは20〜40
重量%である。15重量%以下では防水性が低下
し、漏水の可能性があり、また50重量%以上で
は、吸熱性充填剤を使用しても防火性が悪くな
る。
鉱物質砂粒としては、耐候性、耐熱性に優れる
ものが好ましい。
吸熱性充填剤としては、200℃以上の加熱で熱
分解して、水又は炭酸ガスを発生して大なる吸熱
効果を示すものであつて、高分子組成物の難燃化
フイラーとして有効な鉱物質粉末を用いる。
例えば、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ボー
キサイト、カオリンクレー、ドロマイト等で、使
用量としては、シートに使用する有機量(ゴム又
は合成樹脂量)100重量部に対し、80〜300重量部
が好ましい。
また、シートの防水性、耐候性、耐飛火防止性
に悪影響を与えない限り、可塑剤や酸化鉄、カー
ボン等の顔料、タルク等の鉱物質粉の使用も可能
である。
さらに、シートの強靭性、耐久性向上のために
繊維補強剤3として、石綿、ガラス短繊維、合成
繊維(ポリエステル、ナイロン、ビニロン短繊維
など)を添加混合することが好ましい。(第2図
参照) 又、第3図、第4図、第5図に示すように、繊
維シート4として、ガラス繊維、合成繊維、動植
物性繊維の不織布、織布、マツト、フエルトを該
防水シートの裏面に貼着するか、又は芯材として
単数又は複数の繊維シートを用い、該組成物を含
浸積層一体化すると強靭性、耐久性、耐水性、可
撓性が更に向上した砂付き防水シートが得られ
る。又、第6図に示する如く、ポリエチレン、ポ
リスチレン、ウレタン、塩化ビニールなどの合成
樹脂発泡シート5を裏面に貼着して、断熱性、緩
衝性を高めた砂付き防水シートとすることも出来
る。実施例によつて本考案の構成を説明すると 実施例 1 粘度100000cpsの液状クロロプレンゴム30重量
部に水酸化アルミニウム40重量部、カーボン25重
量部、アミン系加硫剤5重量部を加え、加圧ニー
ダーで混練した後、この配合物を押出し機で離型
処理したベルトの上に2mmの厚さで押し出し、表
面側に着色した玄武岩砂粒を1600g/m2撤着し、
強くプレスした後150℃で10分間加熱加硫させ、
厚さ3mmの砂付き防水シートを得た。
実施例 2 固形分56%のアクリル樹脂エマルジヨン50重量
部に水酸化アルミニウム30重量部、炭酸カルシウ
ム20重量部、石粉17重量部、酸化鉄5重量部を加
え、撹拌機で十分撹拌した後、この配合物をポリ
エステル繊維50%とガラス繊維50%から成る目付
量100g/m2の混抄不織布に含浸・塗布し、表面
側に着色した玄武岩砂粒を1600g/m2撤着し、乾
燥機で十分乾燥させ、厚さ3.3mmの砂付き防水シ
ートを得た。
以上の実施例の耐防水性、耐候性及び
JISA1312号及びJISA1321号に規定される飛火試
験及び難燃2級試験を行なつた結果、全て合格で
あつた。
本考案の特徴は、ゴム又は合成樹脂と吸熱性充
填剤とを主成分としたシートの表面に鉱物質砂粒
を撤着することにより、その鉱物質砂粒が紫外線
を遮へいし、耐候性を向上させ、また軽歩行にも
十分耐え、飛火防止の役目をすることであり、さ
らにシートに吸熱性充填剤を配合することにより
飛火防止性能が向上し、JISA1321号の難燃2級
にも合格するといつた防火上極めて有効な性質を
示す砂付き防水シートを提供することが出来る。
このため、本考案の砂付き防水シートは建築物の
屋上やベランダ等に軽歩行可能な防水材として広
く利用できる。また、施工も容易であり、意匠性
にも優れることも特徴である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案砂付き防水シートの断面図、
第2図は、繊維補強材を加えた組成物を用いた場
合の断面図、第3図は、裏面に繊維シートを積層
した場合の断面図、第4図は繊維シートを芯材と
した場合の断面図、第5図は2枚の繊維シートを
芯部に積層した場合の断面図、第6図は、発泡シ
ートを裏面に貼着した場合の断面図である。 1……シート、2……鉱物質砂粒、3……繊維
補強材、4……繊維シート、5……発泡シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ゴム又は合成樹脂と吸熱性充填剤を主成分と
    し、必要により繊維補強材3を加えた組成物に
    おいて、前記ゴム又は合成樹脂の含有量が15〜
    50重量%であり、かつ前記吸熱性充填剤の量
    が、ゴム又は合成樹脂100重量部に対して80〜
    300重量部の割合で含有されているものを混合
    成型してなるシート1の表面に鉱物質砂粒2を
    撤着して防火性を具備した砂付き防水シート。 (2) 単数又は複数の繊維シート4を裏面又は芯部
    に積層してなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の砂付き防水シート。 (3) 発泡シート5を裏面に貼着してなる実用新案
    登録請求の範囲第1項及び第2項記載の砂付き
    防水シート。
JP12898782U 1982-08-26 1982-08-26 砂付き防水シ−ト Granted JPS5932415U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12898782U JPS5932415U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 砂付き防水シ−ト

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JP12898782U JPS5932415U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 砂付き防水シ−ト

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JPS5932415U JPS5932415U (ja) 1984-02-29
JPS6229236Y2 true JPS6229236Y2 (ja) 1987-07-27

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ID=30292416

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6500520B1 (en) * 2000-08-14 2002-12-31 W. R. Grace & Co. -Conn. Particle coated bonding systems for hydratable cementitious composition casting and methods for making same

Citations (1)

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JPS5253762U (ja) * 1975-10-16 1977-04-18

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JPS5253762U (ja) * 1975-10-16 1977-04-18

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