JPS62291831A - 過電流リレ− - Google Patents

過電流リレ−

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JPS62291831A
JPS62291831A JP13561886A JP13561886A JPS62291831A JP S62291831 A JPS62291831 A JP S62291831A JP 13561886 A JP13561886 A JP 13561886A JP 13561886 A JP13561886 A JP 13561886A JP S62291831 A JPS62291831 A JP S62291831A
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current transformer
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鋼三 前西
西 裕行
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Omron Corp
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Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えばモータ回路の保護用に使用される過
電流リレーの改良に関する。
(ロ)従来の技術 従来の過電流リレーは、本体ケース上面前端に設けられ
、負荷ラインに接続される1組の動力端子と、本体ケー
ス上面後端部に突設され、他の機器に接続される接続端
子を備えると共に、本体ケース内部に変流器を装着した
回路基板を収納したものが知られている。
この従来の過電流リレーにおいては、回路基板に装着さ
れる変流器は、中心軸上に貫通孔を有する円柱形状のも
のである。回路基板の変流器装着部位には基板貫通孔が
設けられ、この基板貫通孔に変流器貫通孔が連通ずるよ
うに、変流器が回路基板に装着されている。
一方、前記動力端子は、それぞれ接続端子と本体ケース
内のワイヤ(導線)によって接続されている。これらワ
イヤのうちの1本が、前記変流器貫通孔とこれと連通ず
る基板貫通孔を挿通し、ワイヤに流れる電流が変流器に
より検出される。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上記従来の過電流リレーにおいては、回路基板にワイヤ
を挿通させなければならないが、ワイヤには高電流が流
れるため、そのまわりに発生する磁気により回路基板上
の過電流検出回路に悪影響が生じる不都合があった。
また、回路基板にワイヤを挿通させるため、本体ケース
内での回路基板等の配置が複雑となる不都合があった。
この発明は、上記不都合に鑑みなさ、れたもので、ワイ
ヤによる過電流リレーへの悪影響を防止する共に、本体
ケース内での回路基板等の配置を簡略化できる過電流リ
レーを提供することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 上記不都合を解決するための手段として、この発明の過
電流リレーは、本体ケースと、この本体ケース内を前方
より後方へ挿通する導線と、前記本体ケースに支持され
、本体ケース内に取付けられる回路基板と、この回路基
板上に装着され、前記導線の1つが挿通されるゲート状
ヨークを有する変流器とを備えてなるものである。
(ホ)作用 この発明の過電流リレーは、高電流の流れる導線は、変
流器のヨークのみを挿通させればよく、回路基板を挿通
させる必要はない。このため、回路基板上の過電流リレ
ーに悪影響が生じないと共に、本体ケース内の回路基板
の配置を簡略化できる。
(へ)実施例 この発明の一実施例を、第1図乃至第4図に基づいて以
下に説明する。
第1図は、この発明の実施例に係る過電流リレー分解斜
視図を示している。1は、合成樹脂製の本体ケースであ
る。この本体ケース1の後部(第1図において前とは紙
面右上方向、後とは紙面左下方向を指す)は開放されて
後面開口部2とされる。さらに、本体ケース1上面後半
部も開設され、上面開口部3とされる。
本体ケース1上面前部には、絶縁隔壁4及び端子隔壁5
、・・・・・・、5によって区画される凹部6、・・・
・・・、6が列設される。この凹部6、・・・・・・、
6内には、動力端子となる接続金具7、・・・・・・、
7が、締付ネジ8、・・・・・・、8により取着されて
いる(第2図及び第3図参照)。
一方、前記絶縁隔壁4後面よりは、凹部6、・・・・・
・、6に対応するスリーブ9、・旧・・、9が突設さレ
テイル(第1図及び第3図参照)。このスリーブ9、・
・・・・・、9には、前後に貫通し、前記凹部6、・・
・・・・、6と連通ずる貫通孔IO1・・・・・・、1
0が穿設されている。
これら貫通孔10、・・・・・・、10には、導線11
、・・・・・・、11が挿通される。導線11、・・・
・・・、11は、先端部を除き、スリーブ9、・・・・
・・、9によって外部及び他の導線と絶縁されている。
導線11、・・・・・・、11は、略り字状の金属線材
であり、その前端部(曲がった部分)11a、・・・・
・・、llaが溶接等の手段により前記金具7、・・・
・・・、7の後端部上に接続される。一方、導線11、
・・・・・・、11の後端部11b、・・・・・・、1
1bは、スリーブ9、・・・・・・、9の後端より突出
して動力端子となる(第3図参照)。
本体ケース1前面下部(第2図参照)には、端子隔壁1
2、・・・・・・、12で区切られる凹部13、・・・
・・・、13が列設されている。各凹部13は、本体ケ
ース1内部と連通しており、本体ケース1内より接続金
具14、・・・・・・、14が装着される(第3図参照
)。これら接続金具14、・・・・・・、14には、外
部機器又は電源からのリード線を接続するための締付ネ
ジ15、・・・・・・、15が螺着される。
16は、第1の回路基板である。この回路基板16上に
は、後述の変流器17.17、マイクロスイッチ22、
電流設定用の可変抵抗器23及び発光ダイオード素子(
LED)24等が装着されている(第1図参照)。
変流器17は、第1図に示すように、ゲート状のヨーク
18、鉄心19、心線が巻着されるスプール20とより
なるものである。ヨーク18の両脚部には、切欠18a
、18aが形成される。一方、前記鉄心19は、複数枚
の鋼板19a、・・・・・・、19aを重ねたもので、
前記スプール2o中心軸を貫通し、スプール20両側面
より突出する。この両側に突出した鉄心19の端部が、
前記切欠18a、18aに圧入嵌合され、ヨーク18と
鉄心19とよりなる閉磁路が構成される(第3図参照)
ヨーク18上部とスプール20との間には空間21が残
され、前記スリーブ9、従って導線11が前方より後方
へ挿通される(第3図参照)。また、ヨーク18の両脚
部下端18b、・・・・・・、18bは、回路基板16
に穿設された貫通孔を貫通し、回路基板16下面にはん
だ付けされる。これにより、変流器17.17が回路基
板16上面に固定される。
回路基板16下面には、後方及び側方を覆うシールド板
26が設けられる。このシールド板26側部には、上下
に対向する舌部27a、27bがそれぞれ設けられる(
第3図参照)。
この舌部27a、27aと27b、27bとのそれぞれ
の間隙に、第2の回路基板29の側縁29a、29aが
挟持され、回路基板29がシールド板26に取付けられ
る(第4図参照)。なお、シールド板26後面に穿設さ
れる窓孔28は、回路基Fi29上29下 30を操作するためのものである。
回路基板16及び29は、前端部においてジャンパ線3
1で接続される(第1図及び第3図参照)。
なお、回路基板16上に接続されている導線25は、前
記導線11、・・・・・・、11と共に、本体ケース1
後方に突出する。
回路基板16は、その側縁部16a,16aを本体ケー
ス1内の相対向する側壁面1a、1aのスリーブ9、・
・・・・・、9下方に形成される支持溝32、32に挿
入される。これにより、回路基板16及びこれに付設さ
れるシールド板26と回路基板29とが本体ケース1内
のスリーブ9、・・・・・・、9に取付けられ、支持固
定される。
なお、前記接続金具14、・・・・・・、14は、リー
ド線33、・・・・・・、33により、回路基板16も
しくは29に接続される。
組立ての際には、先ず回路基板16にシールド板26及
び回路基板29を装着する。次に、凹部13、・・・・
・・、13に装着前の接続金具14、・・・・・・、1
4をリード33、・・・・・・、33により、回路基板
16、29に接続する。そして、接続金具14、・・・
・・・、14を凹部13、・・・・・・、13に装着す
ると共に、回路基板16の側縁16a,16aを支持溝
32、32を後方よりスライドさせて挿入し、回路基板
16を後面開口部2より本体ケース1内へ取付ける。同
時に、回路基板16上の変流器17、17の空間21、
21に前記スリーブ9、・・・・・・、9がそれぞれ1
つずつ挿通される。
回路基板16等を取付けた後、本体ケースlの後面開口
部2は、裏カバー34により閉じられる。
本体ケース1の上面開口部3は、蓋体35によって被蓋
される。蓋体35前端部は、前記絶縁隔壁4よりも前方
に突出し、凹部6、・・・・・・、6の後半部をも覆っ
ている。蓋体35前端よりは、垂下片36、・・・・・
・、36が列設され、各凹部6、・・・・・・、6内を
上下に仕切る。これら垂下片36、・・・・・・、36
により、接続金具7、・・・・・・、7と導線11、・
・・・・・、11との溶接部が保護される。
蓋体35後半部は、上面開口部3を被蓋している。蓋体
35後半部には、断面円形の貫通孔37及び断面矩形の
貫通孔38、39が設けられている。貫通孔37は、可
変抵抗器23を操作するためのものである。可変抵抗器
23には、延長軸40の下端が圧入固定される。この延
長軸40の上端は、前記貫通孔37に回転可能に支持さ
れる。
延長軸40上端には、ドライバ刃先が嵌合される溝が設
けられている。
一方、貫通孔38は、マイクロスイッチ22を操作する
ためのものである。この貫通孔38内には、角棒状のリ
セットボタン41が、上下動可能に挿入される。リセッ
トボタン41下端は、前記マイクロスイッチ22に接触
しており、リセットボタン41上端を押して下動させる
ことにより、マイクロスイッチ22を操作することがで
きる。
貫通孔39は、前記LED24の点燈を確認するための
ものである。
蓋体35上には、さらにカバー42が装着される(第1
図参照)。このカバー42は、前記凹部6、・・・・・
・、6と蓋体35の前部を覆うものである。
カバ−42後部には、前記貫通孔37、38、39とそ
れぞれ連通する貫通孔43、44、45が穿設されてい
る。また、カバ−42前部には、凹部6、・・・・・・
、6内の締付ネジ8、・・・・・・、8を上方よりドラ
イバを挿通して回転させるための貫通孔46、・・・・
・・、46が列設されている。
次に、この実施例の過電流リレーの使用例を以下に説明
する。
先ず、過電流リレーの導f111、・・・・・・、11
の後端部11b、・・・・・・、llb及び導線25後
端が電磁接触器等く図示せず)の端子へ接続される。
この時、導線11、・・・・・・、11に前方への押動
力が加わることがあるが、導線11、・・・・・・、1
1の前端部11a、・・・・・・、11aは、前記蓋体
35の垂下片36、・・・・・・、36後面に当接して
いるため(第3図参照)、接続金具7、・・・・・・、
7より前端部11a、・・・・・・、llaが外れるの
が防止される。
接続金具7、・・・・・・、7には、モータ等へ動力を
供給する負荷ラインが接続される。一方、接続金具13
、・・・・・・、13には、過電流リレー自体の電源及
び電磁接触器の制御端子へのリード線が接続される。
導線11、・・・・・・、11に流れる電流が設定値以
上に達すると、これが変流器17.17に検出される。
回路基板16.29上の過電流リレーは、電磁接触器を
作動させて負荷ラインを遮断し、モータ等を保護する。
電流値の設定は、前記延長軸40を回動することにより
、可変抵抗器23を操作して行う。
モータ等の異常が取除かれた後、リセットボタン41が
下動され、マイクロスイッチ22を作動させる。これに
より、過電流リレーは電磁接触器を復帰させ、負荷ライ
ンに再び電流が流れる。
延長軸40を回動させる時及びリセットボタン41を下
動する時の押動力は、回路基板16に垂直に作用するた
め、マイクロスイッチ22及び可変抵抗器23の回路基
板16よりの脱落が防止され、マイクロスイッチ22及
び可変抵抗器23の回路基板16への装着が容易となる
なお、導線、変流器、回路基板の数、変流器のヨーク形
状等は、上記実施例のものに限定されず、適宜設計変更
可能である。
また、上記実施例では、導線を挿通するスリープは本体
ケースに一体的に形成しているが、導線に絶縁チューブ
を被せてもよい。
(ト)発明の効果 この発明の過電流リレーは、本体ケースと、この本体ケ
ース内を前方より後方へ挿通する導線と、前記本体ケー
ス内に取付けられる回路基板と、この回路基板上に装着
され、前記導線の1つが挿通されるゲート状ヨークを有
する変流器とを備えてなるものであるから、ワイヤに流
れる高電流により生じる過電流検出回路への悪影響を防
止できると共に、本体ケース内での回路基板等の配置を
簡略化できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は、いずれもこの発明の一実施例を示し、第1図は
、同実施例に係る過電流リレーの分解斜視図、第2図は
、同過電流リレーを前方より見た外観斜視図、第3図は
、同過電流リレーの第2図中l11−I[1線における
縦断面図、第4図は、同過電流リレーの第2図中■−■
線における縦断面図である。 1:本体ケース、  11・・・・・・11:i線、1
6:回路基板、 17・17:変流器、18・18:ヨ
ーク。 特許出願人        立石電機株式会社代理人 
    弁理士  中 村 茂 信第 2 図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体ケースと、この本体ケースに支持され、本体
    ケース内を前方より後方へ挿通する導線と、前記本体ケ
    ース内に取付けられる回路基板と、この回路基板上に装
    着され、前記導線の1つが挿通されるゲート状ヨークを
    有する変流器とを備えてなる過電流リレー。
  2. (2)前記導線は、本体ケースと一体成形されるスリー
    ブにより保護絶縁される特許請求の範囲第1項記載の過
    電流リレー。
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