JPS6229140A - 静電吸着保持装置 - Google Patents

静電吸着保持装置

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JPS6229140A
JPS6229140A JP16739785A JP16739785A JPS6229140A JP S6229140 A JPS6229140 A JP S6229140A JP 16739785 A JP16739785 A JP 16739785A JP 16739785 A JP16739785 A JP 16739785A JP S6229140 A JPS6229140 A JP S6229140A
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JP
Japan
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thin film
electrostatic adsorption
holding device
insulating
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP16739785A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yoshikawa
俊明 吉川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、静電吸着力を利用する保持装置、特に製造容
易で、かつ吸着時の印加電圧を低圧化させることが可能
な静電吸着保持装置に関する。
[従来の技術] 減圧下でウェハ等の試料を固定する場合、例えば半導体
製造などで、スパッタリング、ドライエツチングなど真
空中でウェハを加工する場合には、真空吸着によるハン
ドリングができなくなるため、ウェハの固定はそれ自身
の重さに任せるか、力学的に表裏から挟み込むか、また
は静電気を利用した静電吸着法を使用でる。
従来、この種の静電吸着保持装置として、第6図に示す
構成のものが知られている。この装置は、光やX線、電
子ビーム、イオンビームを用いた半導体製造装置例えば
露光装置やエツチング装置に、マスクやウェハ、あるい
はその装置の構成部品等を必要に応じて固定あるいは解
放するために用いられる。図中、11は有機物やセラミ
ックス材料で作られた絶縁性の吸着基板、12.13は
一対の電極、14は絶縁性材料からなる誘電体層、15
は試料(被吸着物)である。
この装置において、電極12.13間に電圧を印加する
と、導電性の試料15を介して電界がy、N体層14の
中に発生する。この結果、誘電体1i114は誘電分極
を生じ、ある電荷を発生し、この時、試料15と電極1
2.13の間に静電的な吸引力を発生する。
すなわち、試料15は誘電体層14に静電吸着される。
このような装置において得られる吸着力は、次の一般式 %式%(1) (εO:真空中の誘電率、εS:誘電体の比誘電率、V
:?l!圧、d:誘電体の厚さ、S:電極の表面積) で表される。
ところで、誘電体層14は一般的にポリイミドフィルム
や、セラミック板を接着剤で電極に固定していたが、こ
の方法では接着剤中に気泡が出来たり、誘電体層14を
あまり薄くできないため吸着力が弱くなるといった欠点
があった。
一方、近年の薄膜形成法の向上はめざましく、特に半導
体や磁性材料等の電子材料においてセラミック薄膜の有
用性が示され、種々研究され開発されている。その形成
方法はさまざまであるが、気相法、液相法、固相法とい
ったように3種に大別される。このうち、気相法が取り
扱いのよさ、膜の性質の良好性、再現性等の理由でもつ
とも利用されている。気相法にはさらに化学反応による
化学反応法と、蒸着等の物理的手法による物理法とがあ
る。この物理法は真空蒸着法等のように古くから行なわ
れていたがセラミックの良好な膜を得ることは難かしか
った。しかしながら、近年イオンブレーティング法また
はスパッタリング法が開発され、セラミック薄膜形成に
よい成績を収めるに到って急激に関心を集めるようにな
った。イオンブレーティング法とはイオン化したガス雰
囲気下で行なう蒸着法をいい、またスパッタリング法と
は、原理はイオンブレーティング法とよく似ているが原
料の蒸発を加熱する代わりに陽イオンの衝撃により行な
う蒸着法である。このようにして得られたセラミック薄
膜は機能面で、膜そのものが機能して有効に利用する機
能型薄膜と、あくまで腹はそれをつけられた基板材料の
性質を守り向上させるためにつけられる保護型簿膜に分
類され、それぞれ各分野で有効に利用されている。
[発明の目的] 本発明は、上述の従来の装置の欠点である絶縁性材料層
が厚くなるための吸着力の減少や、@着剤による汚染を
除去し、さらに吸着時の印加電圧を低圧化し、かつ使用
される絶縁性材料の選択の幅を広げることを可能とする
静電吸着保持装置を提供することを目的とする。
[実施例] 第1図は本発明の実施例を示す図で、第2図は同図の部
分拡大図である。第1.2図において、1はAj等の熱
伝導率の良い金属やセラミック等の板材、2は板材1の
絶縁性が良くない時にイオンブレーティング法で設ける
絶縁薄膜、3は電極、4は誘電体薄膜で、絶縁性材料で
あるAl2O2や5i02等のセラミック物質をイオン
ブレーティング法で形成しである。以上の板材1、絶縁
薄ff112、電極3および誘電体薄膜4により電極板
を構成する。5は電極板支持体、5aは電極板支持体5
の内部に設けられた冷却媒体供給/排出部材(電極板支
持体5内の矢印は冷却媒体の流れを示す)で、本実施例
では冷却媒体として水を用いている。6は電極板支持体
5と板材1をシールするためのOリング、7は電極板と
電極板支持体5を固定するネジである。
第3〜5図は電極板の加工手順を示す図である。
第3図において、板材1の表面に絶縁性が良く熱伝導の
良い絶縁薄膜2をイオンブレーティング法で形成する。
板材1の絶縁性がよい場合は、この工程は不要である。
第4図において、第1図で形成した絶縁薄膜2上に電極
3を形成する。この際、電極3は薄膜形成法により形成
してもよい。
第5図において、さらにこの表面全体をおおうように誘
電体薄膜4をイオンブレーティング法により形成する。
最後に、第3〜5図で示す工程を経て製作された電極板
を第1図に示すように電極板支持体5にネジ7で固定す
る。
以上の構成からなる静電吸着保持装置では、不図示の半
導体試料を誘電体層ll1J上に載置したのら、電極3
に電圧を印加し、該試料を介して電界を誘電体薄膜4中
に発生させる。この場合、誘電体簿膜4はイオンブレー
ティング法で形成されているため非常に薄く、かつ接着
剤を介して接着されているのではないので従来のように
気泡が混在することもなく、大きな静電吸着力を得られ
る。
また、同時に印加電圧を小さくしても十分な静電吸着力
を得ることができる。すなわち、前述の式(1)中のd
(誘電体の厚さ)を薄膜形成法により小さくすることが
可能なため、F(静電吸着力)が大きくなり、また式(
1)中の■(電圧)を小さくしたとしてもd(1m体の
厚さ)がそれに比してさらに小さくなるためF(静電吸
着力)は小さくならないからである。
なお、本発明は上述実施例に限られるものではないこと
はいうまでもなく、例えば誘電体の電極形成をスパッタ
リングで行なっても多少コスト高になるが同様の結采を
得られる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、電極上の誘電体を
非常に硬くキズのつきにくいセラミックi1膜で形成す
ることができるため、誘電体層部分が破損しにくく耐久
性が向上するほか、誘電体層を薄くすることができるた
め、吸着力も向上する。
また、同時に印加電圧を小さくすることができるため、
電源部も小形にすることができ危険を減らすことができ
る。さらに、電極板を電極板支持体から取り外し可能な
構造にすることで電極板部分の加工性が良くなり、同時
に誘電体および電極が破損した時も簡単に交換可能であ
るためサービス性も良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る一実施例を示す断面図、第2図
は、第1図に示す装置の部分拡大図、第3〜5図は、第
1図に示す装置の電極板部分の加工手順を示ず図、 第6図は、従来の静電吸着保持装置の断面図である。 1:板材、2:絶縁薄膜、3:電極、4:誘電体簿膜、
5:電極板支持体、5a:冷却媒体供給/排出部材、6
:Oリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絶縁性材料と少なくとも一対の電極とを積層してな
    り、該絶縁性材料表面を帯電させることにより発生する
    静電吸着力を利用して該表面に被保持物を吸着保持する
    保持装置において、上記絶縁性材料層を薄膜形成法によ
    り形成したことを特徴とする静電吸着保持装置。 2、前記薄膜形成法が、物理蒸着法である特許請求の範
    囲第1項記載の静電吸着保持装置。 3、前記物理蒸着法が、イオンブレーティング法または
    スパッタリング法である特許請求の範囲第2項記載の静
    電吸着保持装置。 4、前記電極が絶縁性基板上に薄膜形成法により形成さ
    れたものである特許請求の範囲第1、2または3項記載
    の静電吸着保持装置。 5、前記絶縁性基板が、導電性材料表面に絶縁性材料を
    薄膜形成法により被覆してなるものである特許請求の範
    囲第4項記載の静電吸着保持装置。 6、前記絶縁性基板が、熱伝導性の良い板材を上面材料
    とする中空容器からなり、該中空部に冷却媒体を供給/
    排出する手段を有する特許請求の範囲第4または5項記
    載の静電吸着保持装置。
JP16739785A 1985-07-31 1985-07-31 静電吸着保持装置 Pending JPS6229140A (ja)

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JP16739785A JPS6229140A (ja) 1985-07-31 1985-07-31 静電吸着保持装置

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JPS6229140A true JPS6229140A (ja) 1987-02-07

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ID=15848940

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JP (1) JPS6229140A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635528A (ja) * 1986-06-25 1988-01-11 Nec Corp 反応性スパッタエッチング方法
JPS63283037A (ja) * 1987-05-14 1988-11-18 Fujitsu Ltd 静電吸着装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635528A (ja) * 1986-06-25 1988-01-11 Nec Corp 反応性スパッタエッチング方法
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