JPS62291408A - セラミツク製バルブ保持構造 - Google Patents

セラミツク製バルブ保持構造

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JPS62291408A
JPS62291408A JP13673886A JP13673886A JPS62291408A JP S62291408 A JPS62291408 A JP S62291408A JP 13673886 A JP13673886 A JP 13673886A JP 13673886 A JP13673886 A JP 13673886A JP S62291408 A JPS62291408 A JP S62291408A
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JP
Japan
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stem
valve
cotter
groove
retainer
Prior art date
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JP13673886A
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JPH0561444B2 (ja
Inventor
Yasufumi Sato
保史 佐藤
Shigeru Nagasaki
長崎 茂
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Priority to EP87305262A priority patent/EP0249503B1/en
Priority to EP90108358A priority patent/EP0387922B1/en
Priority to DE3750632T priority patent/DE3750632T2/de
Priority to DE8787305262T priority patent/DE3777456D1/de
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Publication of JPH0561444B2 publication Critical patent/JPH0561444B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野コ この発明は、セラミックにより形成した吸排気用のバル
ブをコツタを介して支える構造に1!Iシ、特にはこの
構造に改良を施したバルブ保持構造に関する。
[従来の技術] エンジンの燃焼室の吸排気用のバルブは、近年では耐熱
性のセラミックにより形成されるようにしたものが提案
されている。この場合、バルブbのステムSは第7図に
示すように外地式のコツタCを介してリテーナrにより
支持されている。このとき、コツタCの内周面には断面
半円状の突条部p(ビード)が形成され、この突条部p
をステムSに設けた環状の溝Q内に嵌合させている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、バルブbの作動に伴いコツタCはそれ自身に
固有の横効果によりステムSに一層強固に食い込むよう
になるため特に、狭い面積のコツタCの突条部pがステ
ムSの溝qの底面部に集中的に当接するようになる。こ
のため突条部QがステムSに対して集中荷重を生じさせ
るようになりステムSに亀裂に−が起こったり、破損を
来す不都合がある。
この発明はこれらの問題点を解決すべくなされたもので
あり、バルブをセラミックで作り該バルブをコッタとい
った部材で支えながらもバルブに集中荷重が加わること
を回避できバルブの長寿命化に寄与でき、かかる員重な
効果を奏しながらも構造が複雑化せず極く簡素な構造で
済みコスト的にも有利になるといった勝れたセラミック
製バルブ保持構造を提供することをその目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明は、エンジン燃焼室内の吸気および排気を行な
うセラミック製バルブを有し、前記バルブを支持すべく
ステムにコツタを介して装着されたリテーナを供えたも
のにおいて、 前記バルブのステムには環状の溝が形成されている一方
、前記コツタには前記溝内に嵌合する突条部が設けられ
、前記バルブステムに対するコツタの接触長さ寸法を該
ステムの外径寸法の0.6倍以上1.1倍以下の範囲内
になるように設定したことを特徴とする構成を採用して
いるものである。
[作用および効果] 上記のように構成したこの発明によれば、コツタのエツ
ジ部のみがバルブのステムに集中的に当接するようなこ
とがなくなりコツタの内周面がステムの外周面に略均等
に当接するようになるので荷重集中が生ずることが回避
され、バルブに亀裂などが発生することがなく長寿命化
に寄与する。
しかも、これの実現にはバルブステムに対するコツタの
接触長さ寸法を該ステムの外径寸法の0.6倍以上1.
1倍以下の範囲内になるように設定することのみで済む
ので簡素な構造でよくなるとともに、コスト的にも有利
になるものである。
[実施例1 以下この発明の各実施例を図面を参照して説明する。
まず、第1図に示す第1実施例において1は後述するエ
ンジン熱焼室内の排気用のバルブで、このバルブ1はセ
ラミックにより形成されており、弁体1aと円柱状のス
テム1bとから成っている。
このバルブ1のステム1bには上端部に位置する環状の
iM2が形成されている。3は金属製のコツタで、これ
は第2図にも見られるように二分割形の外地式になって
おり全体的に円筒状を成しているものである。このよう
なコツタ3はバルブ1のステム1bに装着され、内周面
には溝2内に位置する断面半円状の突条部3aが周方向
に沿って一体に形成されている。この場合、]コツタの
上下の長さ1法りをステム1bの外径寸法dの1.4倍
となるように設定しているものである。このときコツタ
3の上下の長さ寸法1.はステム1bの外径寸法dの1
.1倍以上1.5倍以下の寸法範囲内にあればよく、か
ようにしてバルブステムに対するコツタの接触良さ寸法
を実質上ステム1bの外径寸法の0.6倍以上1,1倍
以下の範囲内になるように設定している。このような寸
法関係に設定した理由は、コツタが上記範囲の下限より
小さいと自身の機能が喪失する事情にあり、上記範囲の
上限を越えると装着性が悪くなると共に全体がlff1
化してしまう不都合がある。
そして、コツタ3の外因面は第3図にも示−ツように上
方から下方に向かって次第に径小となるようにテーパが
形成されている。4はコツタ3の外周面に嵌合されたリ
テーナで、これは環状部4aと鍔部4bとから成り、環
状部4aの内周面はコツタ3とは逆方向のテーバが形成
されている。そして、このようなバルブ1は第4図に示
すようにエンジンのシリンダヘッド5に取付けられてい
る。
このバルブ1とシリンダヘッド5との間にはバルブスブ
リング6が設けられており、このスプリング6によりバ
ルブ1は軸方向上方に付勢され弁体1aがバルブシート
7を介して排気路8を気密に閉鎖している。このときバ
ルブスプリング6の上記の方向の付勢の状態の態様によ
りリテーナ4の有するテーバによりコツタ3をいわゆる
楔効果でステム1bの外周面に強固に当接するようにな
る。
しかして、エンジンの作動時にはバルブ1は軸方向に上
下に変位して弁体1aのバルブシート7に対する係脱を
繰り返して排気路8を交互に開閉するものである。この
ようなバルブ1の上下方向の変位に伴いコツタ3がリテ
ーナ4との楔効果によりステム1bに強固に当接づる訳
であるが、この実施例ではコツタ3の上下長さ寸法1.
をステム1bの外径j法dの14倍に設定したので、コ
ッタの突条部(ビー・ド)がステムの溝に局部的に強固
に食い込む従来の技術と異なり、コツタ3の内周面がス
テム1bの外周面に全体的に均等に当接するようになり
ステム1bに対する当接力が局部的に集中することなく
分散するようになる。このためコッタの突条部によりバ
ルブのステムに荷重集中が起こるようなことがなくなり
ステム1bに亀裂が入ったり破損が生ずることがなくな
り使用できる期間が長くなり長寿命化に寄与するところ
となるものである。
このように貴重な効果を奏しながらも、上記ステム1b
の亀裂などの防止には、コツタ3の上下良さ寸法しを上
記実施例のように例えばステム1bの外径寸法dの1.
4倍となるように設定するだけで済むので、僅かな変更
でよく何ら全体の構造が大形化するものではなく簡素な
構造の状態のままでよくなり、この一方コスト的にも安
価に付くとともに、産業上の観点からも右利なものとな
るものである。
ここでセラミック製バルブ1が適用されたエンジンの構
造について模式的に補足説明を行なう。
9はバルブ1のステム1bを挿通する管状のバルブガイ
ド、10はシャフト11に連結されたカム、12はカム
10が上側から当接するスイングアームで、これの一端
はステム1bの上端に当接し他端は球面支点部13に支
持されている。14は吸気用のバルブで、これは吸気路
15をバルブシート16を介して開閉するI能を有し、
排気用のバルブ1と同様に構成されている。17はバル
ブガイド、18はバルブスプリング、19はスイングア
ームで、これの一端はバルブ14の上端に当接し他端は
球面支点部20に支持されている。
21はシャフト22に連結されたカムで、これはスイン
グアーム19に当接している。23はシリンダブ[1ツ
ク、24はシリンダブ[1ツク23内を上下運動するた
めのピストンである。
ちなみに、ステム1bの外径dを5.5mmとしコツタ
3の良さしを7,8■、およびステム1bとコツタ3と
の接触長さを5mmとし、バルブをセラミック、例えば
Si3N4 により形成し突条部3aをコツタ3の上端
部に設けた揚台には、全負荷状態で11000Orpお
よびアイドリングから12000rpmの空転条件にて
実験した結果、バルブ1には亀裂などの発生は所見され
ず何等の支V5bないことが判明した。
つぎに、この発明の第2実施例を第5図および第6図を
参照して説明する。
先の第1実施例では]ツタ3のテーバとリテーナ4のテ
ーバとが同一の角度となるように設定したが、この発明
の第2実施例においては、コツタ3のテーバyがリテー
ナ4のテーバXよりも例えば0.5度だけ小さくなるよ
うに設定している。
このように構成すると、第6図に見られるようにリテー
ナ4の下端部がコツタ3の下端部に強く当接するように
なるため突条部によるステムの溝に対する荷重集中が回
mされ、」ツタ3の内周面全体でステム1bの外周面に
略均等に当たるようになる。かかる構成によっても第1
実施例と同様な効果が得られるものである。、なお、上
記第2実施例では第1実施例と同一部分には同一符号を
付して異なる部分のみ説明するに止めたものである。
この第2実施例の場合には]ツタ3のテーバyがリテー
ブ4のテーバXよりも最大角度となるときは、0.7度
の角度差をもって小となるように設定できる。このよう
な角度に設定した理由とじては、上記の角度差が0.7
を越えると、これらコツタとリテーナとの固有の楔効果
が喪失する虞があることによる。
なお、上記各実施例ではリテーナの突条部を額面半円状
に形成したが、この形状に囚われず例えば矩形状に形成
してもよい。この場合にはバルブステムにおける溝の断
面形状も突条部に対応するものとなることは勿論である
その他、具体的かつ実際的に実施するにあたっては、こ
の発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の第1実施例を示し第1
図は全体の破断正面図、第2図はコッタの縦断面図、第
3図はリテーナの断面図、第4図はエンジンに適用した
縦断面図、第5図および第6図はこの発明の第2および
第3実施例をそれぞれ示す要部の分解断面図および断面
図、第7図は従来のコツタを示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)エンジン燃焼室内の吸気または排気を行なうセラミ
    ック製バルブを有し、前記バルブを支持すべくステムに
    コッタを介して装着されたリテーナを供えたものにおい
    て、 前記バルブのステムには環状の溝が形成されている一方
    、前記コッタには前記溝内に嵌合する突条部が設けられ
    、前記バルブステムに対するコッタの接触長さ寸法を該
    ステムの外径寸法の0.6倍以上1.1倍以下の範囲内
    になるように設定したことを特徴とするセラミック製バ
    ルブ保持構造。 2)前記コッタの上下長さ寸法は前記バルブステムの外
    径寸法の1.1倍以上1.5倍以下の範囲内にあるよう
    に設定したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のセラミック製バルブ保持構造。 3)前記コッタの突条部は該コッタの上端部に形成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    セラミック製バルブ保持構造。 4)前記コッタのテーパと前記リテーナのテーパとは同
    等もしくは多くとも0.7度リテーナのテーパ角が大き
    くなるよう角度差を有するように設定されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のセラミック製
    バルブ保持構造。
JP13673886A 1986-06-12 1986-06-12 セラミツク製バルブ保持構造 Granted JPS62291408A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13673886A JPS62291408A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 セラミツク製バルブ保持構造
DE3751459T DE3751459T2 (de) 1986-06-12 1987-06-12 Anordnung für keramisches Ventil.
EP93101907A EP0543798B1 (en) 1986-06-12 1987-06-12 Ceramic valve arrangement
US07/062,138 US4838218A (en) 1986-06-12 1987-06-12 Ceramic valve supporting structure in use for internal combustion engine
EP87305262A EP0249503B1 (en) 1986-06-12 1987-06-12 Ceramic valve arrangement
EP90108358A EP0387922B1 (en) 1986-06-12 1987-06-12 Ceramic valve arrangement
DE3750632T DE3750632T2 (de) 1986-06-12 1987-06-12 Anordnung für keramisches Ventil.
DE8787305262T DE3777456D1 (de) 1986-06-12 1987-06-12 Anordnung fuer keramisches ventil.

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JPH0561444B2 JPH0561444B2 (ja) 1993-09-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03172519A (ja) * 1989-12-01 1991-07-25 Isuzu Ceramics Kenkyusho:Kk エンジンの動弁系装置
JP2002303107A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Fuji Oozx Inc 内燃機関用スプリングリテーナ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03172519A (ja) * 1989-12-01 1991-07-25 Isuzu Ceramics Kenkyusho:Kk エンジンの動弁系装置
JP2002303107A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Fuji Oozx Inc 内燃機関用スプリングリテーナ

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