JPS62290846A - シヤドウマスク用アンバ−合金 - Google Patents
シヤドウマスク用アンバ−合金Info
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- JPS62290846A JPS62290846A JP13175786A JP13175786A JPS62290846A JP S62290846 A JPS62290846 A JP S62290846A JP 13175786 A JP13175786 A JP 13175786A JP 13175786 A JP13175786 A JP 13175786A JP S62290846 A JPS62290846 A JP S62290846A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
３、発明の詳細な説明
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明はシャドウマスク用アンバー合金に関し、さらに
詳しくは、とくにシャドウマスクの使用温度における熱
膨張率が小さいアンノー−合金に関する。
詳しくは、とくにシャドウマスクの使用温度における熱
膨張率が小さいアンノー−合金に関する。
（従来の技術）
カラー受像管蛍光面の直前には、多数の開孔を右するシ
ャドウマスクが配設され、ス亥・ンヤドワマスク後方の
電子銃から射出された電子ビームはこれらの開孔を通過
して蛍光面における所定の蛍光トントに照射せしめられ
、そこにカラー画像が再現される。
ャドウマスクが配設され、ス亥・ンヤドワマスク後方の
電子銃から射出された電子ビームはこれらの開孔を通過
して蛍光面における所定の蛍光トントに照射せしめられ
、そこにカラー画像が再現される。
このシャドウマスクは、従来、アン／へ一合金などのＦ
ｅ−Ｎｉ系合金により構成されており、例えば溶解法を
適用して得られた合金塊を鍛造したのち、熱間圧延、冷
ｔｉｎ／Ｅ延を経て所望の厚さのシート材を作製し、つ
いで、このシートをエンチングして所定の形状の微細な
開孔マトリックスを穿設することにより製造されている
。
ｅ−Ｎｉ系合金により構成されており、例えば溶解法を
適用して得られた合金塊を鍛造したのち、熱間圧延、冷
ｔｉｎ／Ｅ延を経て所望の厚さのシート材を作製し、つ
いで、このシートをエンチングして所定の形状の微細な
開孔マトリックスを穿設することにより製造されている
。
ところで、かかるシャドウマスクを実用に供した場合、
シャドウマスク面において微細開孔が穿設されていない
領域には電子ビームが間断なく＋ｉ突するため、シャド
ウマスクの温度は必然的に」−ｙｌする。しかるに、ヒ
ムした従来のアンバー合・Ｖはり九膨張率が、１３〜１
８Ｘ１０’／℃と高いため、温度の上昇に伴なって膨弔
し、その結果微細１５＋１孔の形状・寸法の変化や位置
ずれなどを生ぜしめる。その場合、開孔を通過した電子
ビームが、蛍光面の所定の蛍光ドー、トに照射されず、
色ずれなどが発生して画像の鮮鋭度が低下するという不
都合が生ずる。
シャドウマスク面において微細開孔が穿設されていない
領域には電子ビームが間断なく＋ｉ突するため、シャド
ウマスクの温度は必然的に」−ｙｌする。しかるに、ヒ
ムした従来のアンバー合・Ｖはり九膨張率が、１３〜１
８Ｘ１０’／℃と高いため、温度の上昇に伴なって膨弔
し、その結果微細１５＋１孔の形状・寸法の変化や位置
ずれなどを生ぜしめる。その場合、開孔を通過した電子
ビームが、蛍光面の所定の蛍光ドー、トに照射されず、
色ずれなどが発生して画像の鮮鋭度が低下するという不
都合が生ずる。
（発明が解決しようとする問題点）
このように、従来のアンバー合金よりなるシャドウマク
７にあっては、使用時の温度上昇に伴なって熱ゲルし、
その結果、画面に色ずれなどが生ずると（７）う問題が
ある。
７にあっては、使用時の温度上昇に伴なって熱ゲルし、
その結果、画面に色ずれなどが生ずると（７）う問題が
ある。
本発明は従来のかかる間ｍを解消し、シャドウマスクの
使用温度における熱膨張率が小さく、結果として色ずれ
などが発生することのないシャドウマスクを構成しうる
アンバー合金の提供を目的とする。
使用温度における熱膨張率が小さく、結果として色ずれ
などが発生することのないシャドウマスクを構成しうる
アンバー合金の提供を目的とする。
［発明の構成］
（問題点を解決するための手段および作用）木立明治ら
は上記目的を達成すべく鋭意研究を屯ねる中で、以下に
述べるような知見を得た。
は上記目的を達成すべく鋭意研究を屯ねる中で、以下に
述べるような知見を得た。
すなわち、従来は、シャドウマスクの使用時の温度は１
００°Ｃ前後と考えられており、かかる温度での熱膨張
率が小さいアンバー合金を使用すべくその組成が決定さ
れていた。しかしながら、今回の発明者らの実験により
、実際のシャドウマスクの温度範囲は３０〜７０’Ｃで
あることが明らかとなった。七こで、この温度範囲にお
いて熱膨張率が極小となるような合金組成を決定すべく
種々検討を毛ねた結果、特定の組成、具体的にはニッケ
ルとその他の添加成分元素の組成比を見出して本発明を
完成するに到った。
００°Ｃ前後と考えられており、かかる温度での熱膨張
率が小さいアンバー合金を使用すべくその組成が決定さ
れていた。しかしながら、今回の発明者らの実験により
、実際のシャドウマスクの温度範囲は３０〜７０’Ｃで
あることが明らかとなった。七こで、この温度範囲にお
いて熱膨張率が極小となるような合金組成を決定すべく
種々検討を毛ねた結果、特定の組成、具体的にはニッケ
ルとその他の添加成分元素の組成比を見出して本発明を
完成するに到った。
すなわち、本発明のシャドウマスク用アンバー合金は、
ニッケル（Ｎｉ）３３〜３７％、−ｙ７ガ７ （Ｍｎ）
０．４％以下、ケイＪ（Ｓｉ）０．１％以下並びにアル
ミニウム（Ａｌ）、マグネシウム（Ｍｇ）、チタン（Ｔ
ｉ）、カルシウム（Ｃａ）、炭Ｗ（ｃ）およびジルコニ
ウム（Ｚｒ）を合計で０．０５％以下含有し、残部が実
質的に鉄（Ｆｅ）よりなることを特徴とする。
ニッケル（Ｎｉ）３３〜３７％、−ｙ７ガ７ （Ｍｎ）
０．４％以下、ケイＪ（Ｓｉ）０．１％以下並びにアル
ミニウム（Ａｌ）、マグネシウム（Ｍｇ）、チタン（Ｔ
ｉ）、カルシウム（Ｃａ）、炭Ｗ（ｃ）およびジルコニ
ウム（Ｚｒ）を合計で０．０５％以下含有し、残部が実
質的に鉄（Ｆｅ）よりなることを特徴とする。
本発明のシャドウマスク用アンバー合金にあっては、Ｍ
ｎ、ＳｉおよびＡＪｌ＋Ｍｇ＋Ｔｉ＋Ｃａ÷ｃ＋ｚ ｒ
を上記範囲を超えて使用すると、３０〜７０°Ｃにおけ
る熱膨張率の増加を招来する。また、これらの各添加成
分元素は、Ｎｉの含有量に応じて最適な値となるように
決定されることが必要である。具体的には、例えばＮｉ
の含有量を３４〜３５５％程度と比較的少ない値に設定
した場合は上述した如（Ｍ ｎを０．４％以下、Ｓｉを
０．１％以下、ＡＭ＋Ｍｇ＋Ｔｉ＋Ｃａ＋Ｃ＋Ｚｒを０
．０５％以下に設定するやこれは、Ｎｉの含有量を低減
することにより、３０〜７０°Ｃにける７４ ＋１Ｊ
Ｊ工率が低下するという知見にもとづくものである。
ｎ、ＳｉおよびＡＪｌ＋Ｍｇ＋Ｔｉ＋Ｃａ÷ｃ＋ｚ ｒ
を上記範囲を超えて使用すると、３０〜７０°Ｃにおけ
る熱膨張率の増加を招来する。また、これらの各添加成
分元素は、Ｎｉの含有量に応じて最適な値となるように
決定されることが必要である。具体的には、例えばＮｉ
の含有量を３４〜３５５％程度と比較的少ない値に設定
した場合は上述した如（Ｍ ｎを０．４％以下、Ｓｉを
０．１％以下、ＡＭ＋Ｍｇ＋Ｔｉ＋Ｃａ＋Ｃ＋Ｚｒを０
．０５％以下に設定するやこれは、Ｎｉの含有量を低減
することにより、３０〜７０°Ｃにける７４ ＋１Ｊ
Ｊ工率が低下するという知見にもとづくものである。
一方、Ｎｉの含有量を３５．５〜３７％程度と比較的大
きい値に設定した場合は、Ａ Ｉ ＋ Ｍ ｇ ＋Ｔ
ｉ ”、 Ｃａ ＋ Ｃ＋ Ｚ ｒは上記と同様でよい
が、Ｍｎを０．３％以下およびＳｉを０，０５％以下に
それぞれ８設定する。この場合は、Ｎｉの含有８１１番
二対してＭｎおよびＳｉの添加リルを比較的少なく抑え
ることにより−Ｆ記と同様の熱膨張率低下効果を発現せ
しめることが可能となる。Ｍｎ、Ｓｉはアンパー合金中
で脱酸剤として機能するものであるが、上記のような添
加量の低減に伴なう脱酩効果の低下はＡｎをはじめとす
る他の添加元素により充分補うことができるため問題は
ない。
きい値に設定した場合は、Ａ Ｉ ＋ Ｍ ｇ ＋Ｔ
ｉ ”、 Ｃａ ＋ Ｃ＋ Ｚ ｒは上記と同様でよい
が、Ｍｎを０．３％以下およびＳｉを０，０５％以下に
それぞれ８設定する。この場合は、Ｎｉの含有８１１番
二対してＭｎおよびＳｉの添加リルを比較的少なく抑え
ることにより−Ｆ記と同様の熱膨張率低下効果を発現せ
しめることが可能となる。Ｍｎ、Ｓｉはアンパー合金中
で脱酸剤として機能するものであるが、上記のような添
加量の低減に伴なう脱酩効果の低下はＡｎをはじめとす
る他の添加元素により充分補うことができるため問題は
ない。
（実施例）
実施例１〜４．比較例１〜２
各成分元素を表示の割合（重着％）で配合し、溶解法を
適用してアンバー合金塊を得た。この合金塊を常法によ
り鍛造、熱間圧延して厚さ４ｍｍの平板としたのち、冷
間工区を行なって厚さ０．１５ｍｍのシート材とした。
適用してアンバー合金塊を得た。この合金塊を常法によ
り鍛造、熱間圧延して厚さ４ｍｍの平板としたのち、冷
間工区を行なって厚さ０．１５ｍｍのシート材とした。
ついで、このソート材から５００ｍＴｎＸ６００ｍｍ（
２２インチ用）のシャドウマスク用原板をＶＪり出し１
通常のエツチング法を適用して縦５５０Ｐ×横１７０μ
ｍの開孔を７５０μ、 ｒｌｌ隔で穿設した。
２２インチ用）のシャドウマスク用原板をＶＪり出し１
通常のエツチング法を適用して縦５５０Ｐ×横１７０μ
ｍの開孔を７５０μ、 ｒｌｌ隔で穿設した。
しかるのち、常法によりこの原板に黒化処理を施し、つ
いで、プレス成形して所望の曲率の湾曲１ｒ１１を形成
することによりシャドウマスクを完成した。
いで、プレス成形して所望の曲率の湾曲１ｒ１１を形成
することによりシャドウマスクを完成した。
このようにして得られた各シャドウマスクを２２インチ
のカラーテレビに装着して、実際の使用に供し、１傅間
経過後に画面の色ずれなどの塙無を目視により調べ結果
を表に示した。なお、表中には、各シャドウマスクの３
０〜７０℃における熱膨張率を併せて示した。
のカラーテレビに装着して、実際の使用に供し、１傅間
経過後に画面の色ずれなどの塙無を目視により調べ結果
を表に示した。なお、表中には、各シャドウマスクの３
０〜７０℃における熱膨張率を併せて示した。
［発明の効果］
以上の説明から明らかなように、本発明のシャドウマス
ク用アンバー合金は、シャドウマスクの使用温度におけ
る熱膨張率が極めて小さいものであるため、かかる合金
により製造されたシャドウマスクを使用すると画面に色
ずれなどが生じることが全どない、したがって、その工
業的価値は極めて大である。
ク用アンバー合金は、シャドウマスクの使用温度におけ
る熱膨張率が極めて小さいものであるため、かかる合金
により製造されたシャドウマスクを使用すると画面に色
ずれなどが生じることが全どない、したがって、その工
業的価値は極めて大である。
図は３０〜２００°Ｃにおけるｊ８膨張率の変化率を示
す図である。
す図である。
Claims (2)
- （１）ニッケル３４〜３７％、マンガン０．４％以下、
ケイ素０．１％以下並びにアルミニウム、マグネシウム
、チタン、カルシウム、炭素およびジルコニウムを合計
で０．０５％以下含有し、残部が実質的に鉄よりなるこ
とを特徴とするシャドウマスク用アンバー合金。 - （２）ニッケルの含有量が３４〜３５．５％である特許
請求の範囲第１項記載のシャドウマスク用アンバー合金
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61131757A JP2597994B2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | シヤドウマスク用アンバー合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61131757A JP2597994B2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | シヤドウマスク用アンバー合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62290846A true JPS62290846A (ja) | 1987-12-17 |
| JP2597994B2 JP2597994B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=15065471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61131757A Expired - Lifetime JP2597994B2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | シヤドウマスク用アンバー合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597994B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6425944A (en) * | 1987-04-27 | 1989-01-27 | Nippon Mining Co | Shadow mask material |
| WO1992000395A1 (en) * | 1990-06-29 | 1992-01-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Iron-nickel alloy |
| FR2668498A1 (fr) * | 1990-10-31 | 1992-04-30 | Nippon Kokan Kk | Tole en alliage de fe-ni pour masque perfore, a aptitude au percage par gravure excellente, evitant le collage durant le recuit, et inhibant la production des gaz. |
| CN103820710A (zh) * | 2014-03-07 | 2014-05-28 | 沈阳富创精密设备有限公司 | 一种大规模集成电路制造装备用因瓦合金及其制备方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6033337A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-20 | Nisshin Steel Co Ltd | 電子部品用高Νｉ−Ｆｅ合金 |
-
1986
- 1986-06-09 JP JP61131757A patent/JP2597994B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6033337A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-20 | Nisshin Steel Co Ltd | 電子部品用高Νｉ−Ｆｅ合金 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6425944A (en) * | 1987-04-27 | 1989-01-27 | Nippon Mining Co | Shadow mask material |
| JPH0251973B2 (ja) * | 1987-04-27 | 1990-11-09 | Nippon Mining Co | |
| WO1992000395A1 (en) * | 1990-06-29 | 1992-01-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Iron-nickel alloy |
| EP0803584A2 (en) * | 1990-06-29 | 1997-10-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fe-ni based alloy |
| EP0803584A3 (en) * | 1990-06-29 | 1997-12-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fe-ni based alloy |
| FR2668498A1 (fr) * | 1990-10-31 | 1992-04-30 | Nippon Kokan Kk | Tole en alliage de fe-ni pour masque perfore, a aptitude au percage par gravure excellente, evitant le collage durant le recuit, et inhibant la production des gaz. |
| CN103820710A (zh) * | 2014-03-07 | 2014-05-28 | 沈阳富创精密设备有限公司 | 一种大规模集成电路制造装备用因瓦合金及其制备方法 |
| CN103820710B (zh) * | 2014-03-07 | 2015-12-02 | 沈阳富创精密设备有限公司 | 一种大规模集成电路制造装备用因瓦合金及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2597994B2 (ja) | 1997-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |