JPS6229063Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6229063Y2 JPS6229063Y2 JP1982181743U JP18174382U JPS6229063Y2 JP S6229063 Y2 JPS6229063 Y2 JP S6229063Y2 JP 1982181743 U JP1982181743 U JP 1982181743U JP 18174382 U JP18174382 U JP 18174382U JP S6229063 Y2 JPS6229063 Y2 JP S6229063Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- liquid
- tube
- chamber
- whole pipette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 26
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 8
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000005499 meniscus Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
利用産業分野
この考案は、ホールピペツトの改良に係り、人
が口で吸い上げて薬液等の液体をホールピペツト
内に収容する際に口内への薬液の吸い込みを防止
したホールピペツトに関する。
が口で吸い上げて薬液等の液体をホールピペツト
内に収容する際に口内への薬液の吸い込みを防止
したホールピペツトに関する。
背景技術
ホールピペツトは一定体積の液体を取るための
器具であり、細径のガラス管の途中に収液室を膨
出させ収液室上方に所定容積を示す標線を設けた
構成からなり、下口から吸い上げた液のメニスカ
スの下線を標線に一致させたのち、その液を全部
流出させることにより一定体積の液体を取り出す
一種の計量器である。
器具であり、細径のガラス管の途中に収液室を膨
出させ収液室上方に所定容積を示す標線を設けた
構成からなり、下口から吸い上げた液のメニスカ
スの下線を標線に一致させたのち、その液を全部
流出させることにより一定体積の液体を取り出す
一種の計量器である。
このホールピペツトにおいて液体を吸い上げる
方法には、人が口で吸い上げる方法と、ゴム球等
を上端口に装着して吸い上げる方法があるが、ゴ
ム球の吸引力による方法は吸い上げ量の微調整が
むづかしくその操作に手間取つたりして不便であ
り、ほとんどの場合口で吸い上げる方法が取られ
ていた。
方法には、人が口で吸い上げる方法と、ゴム球等
を上端口に装着して吸い上げる方法があるが、ゴ
ム球の吸引力による方法は吸い上げ量の微調整が
むづかしくその操作に手間取つたりして不便であ
り、ほとんどの場合口で吸い上げる方法が取られ
ていた。
しかし、口で吸い上げる際に誤つて薬液を口内
に吸引する危険が常にあり、その吸引操作を慎重
に行なう必要がある等作業姓に問題があつた。
に吸引する危険が常にあり、その吸引操作を慎重
に行なう必要がある等作業姓に問題があつた。
考案の目的
この考案は、人が口で吸い上げて薬液等の液体
をホールピペツト内に吸引する際に口内への薬液
の吸い込みを防止したホールピペツトを提案する
ものである。
をホールピペツト内に吸引する際に口内への薬液
の吸い込みを防止したホールピペツトを提案する
ものである。
考案の構成
この考案は、細径のガラス管の途中に収液室を
膨出させ収液室上方に所定容積を示す標線を設け
たホールピペツトにおいて、標線と管上端口との
間に、管内壁に周突設した絞り部とその下方の管
内壁に設けた突起部とで区切つたフロート室と、
フロート室内に収納して浮上時に頭部が絞り部に
密着し通路閉塞可能となしたフロートを設け、か
つ、上記標線とフロート室との間に、ゴム栓で止
栓可能な枝管を設けたことを要旨とするホールピ
ペツトである。
膨出させ収液室上方に所定容積を示す標線を設け
たホールピペツトにおいて、標線と管上端口との
間に、管内壁に周突設した絞り部とその下方の管
内壁に設けた突起部とで区切つたフロート室と、
フロート室内に収納して浮上時に頭部が絞り部に
密着し通路閉塞可能となしたフロートを設け、か
つ、上記標線とフロート室との間に、ゴム栓で止
栓可能な枝管を設けたことを要旨とするホールピ
ペツトである。
考案の図面に基づく開示
以下にこの考案を実施例の図面に基づいて詳述
する。第1図はこの考案によるホールピペツトの
縦断面図である。
する。第1図はこの考案によるホールピペツトの
縦断面図である。
ホールピペツト1は、細い径のガラス管からな
り、下方より下端口、収液室2、標線3、枝管
4、フロート室6、上端口の各部で構成されてい
る。
り、下方より下端口、収液室2、標線3、枝管
4、フロート室6、上端口の各部で構成されてい
る。
収液室2はガラス管を膨出させて設けてあり、
管中央に所定の容積量を示す標線3が刻設してあ
る。
管中央に所定の容積量を示す標線3が刻設してあ
る。
枝管4は、ガラス本管より斜上方に分岐させた
支管であり、管口はゴム栓5で止栓してある。
支管であり、管口はゴム栓5で止栓してある。
フロート室6は、ここではガラス管を膨出させ
て設けてあり、まず、管内壁に突出させた一対の
突起部7で区切り、突起部7より所定距離上方位
置の管内壁に周設突出させた絞り部9で区切つて
形成してある。
て設けてあり、まず、管内壁に突出させた一対の
突起部7で区切り、突起部7より所定距離上方位
置の管内壁に周設突出させた絞り部9で区切つて
形成してある。
フロート室6内には、フロート、ここでは内部
が中空のガラス製のフロート8が収納され、室6
内に流入した液体による浮力で上下動でき、フロ
ート8の頭部は絞り部9の開孔部分を閉塞可能に
密着し、また、突起部7ではフロート8の底部の
一部を支持するように構成してある。
が中空のガラス製のフロート8が収納され、室6
内に流入した液体による浮力で上下動でき、フロ
ート8の頭部は絞り部9の開孔部分を閉塞可能に
密着し、また、突起部7ではフロート8の底部の
一部を支持するように構成してある。
考案の作用・効果
以上の構成において、上端口に口を当てて、下
端口より液体を吸い上げた際、吸い込んだ液体が
標線3位置を越えてさらに上昇すると、フロート
8を浮上させて絞り部9を閉塞するため、この部
分で管が閉塞されこれ以上液体が管内を上昇する
ことがない。
端口より液体を吸い上げた際、吸い込んだ液体が
標線3位置を越えてさらに上昇すると、フロート
8を浮上させて絞り部9を閉塞するため、この部
分で管が閉塞されこれ以上液体が管内を上昇する
ことがない。
従つて、口による吸引力が強すぎ、誤つて口内
に薬液等の液体が流入する事故が完全に防止され
る。
に薬液等の液体が流入する事故が完全に防止され
る。
また、ホールピペツトの管径、容積等に応じ
て、フロート室6の容量やフロートの材質、径、
重量等を適宜選定するため、液体の吸い上げ作業
には全く影響がない。
て、フロート室6の容量やフロートの材質、径、
重量等を適宜選定するため、液体の吸い上げ作業
には全く影響がない。
なお、上記枝管4は通常は閉塞して使用する
が、ホールピペツトの洗浄時等に解放し、管内の
液体が流れをスムースにすることができる。
が、ホールピペツトの洗浄時等に解放し、管内の
液体が流れをスムースにすることができる。
この考案によるホールピペツトは、液体の吸い
上げ時に誤つて口内に吸引することがないため、
ホールピペツトの取り扱い作業が簡単で液体の定
量取り出しが容易になる。
上げ時に誤つて口内に吸引することがないため、
ホールピペツトの取り扱い作業が簡単で液体の定
量取り出しが容易になる。
第1図はこの考案によるホールピペツトの縦断
面図である。 1……ホールピペツト、2……収液室、3……
標線、4……枝管、5……ゴム栓、6……フロー
ト室、7……突起部、8……フロート、9……絞
り部。
面図である。 1……ホールピペツト、2……収液室、3……
標線、4……枝管、5……ゴム栓、6……フロー
ト室、7……突起部、8……フロート、9……絞
り部。
Claims (1)
- 細径のガラス管の途中に収液室を膨出させ収液
室上方に所定容積を示す標線を設けたホールピペ
ツトにおいて、標線と管上端口との間に、管内壁
に周突設した絞り部とその下方の管内壁に設けた
突起部とで区切つたフロート室と、フロート室内
に収納して浮上時に頭部が絞り部に密着し通路閉
塞可能となしたフロートを設け、かつ、上記標管
とフロート室との間に、ゴム栓で止栓可能な枝管
を設けたことを特徴とするホールピペツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18174382U JPS5986239U (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | ホ−ルピペツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18174382U JPS5986239U (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | ホ−ルピペツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986239U JPS5986239U (ja) | 1984-06-11 |
JPS6229063Y2 true JPS6229063Y2 (ja) | 1987-07-25 |
Family
ID=30393762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18174382U Granted JPS5986239U (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | ホ−ルピペツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986239U (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5060087U (ja) * | 1973-09-28 | 1975-06-03 | ||
JPS50108492U (ja) * | 1974-02-13 | 1975-09-05 | ||
JPS54168896U (ja) * | 1978-05-18 | 1979-11-28 |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP18174382U patent/JPS5986239U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5986239U (ja) | 1984-06-11 |
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