JPS6122669Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6122669Y2 JPS6122669Y2 JP14855080U JP14855080U JPS6122669Y2 JP S6122669 Y2 JPS6122669 Y2 JP S6122669Y2 JP 14855080 U JP14855080 U JP 14855080U JP 14855080 U JP14855080 U JP 14855080U JP S6122669 Y2 JPS6122669 Y2 JP S6122669Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- orifice
- tank body
- valve
- valve seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案の装置は自動分析装置等の空圧源に使用
される液体流出防止装置を具えた吸引タンクに関
するものであり、吸引ポンプへの液体の流出を防
止するとともに、流体平滑用のタンクを提供する
ことを目的とする。
される液体流出防止装置を具えた吸引タンクに関
するものであり、吸引ポンプへの液体の流出を防
止するとともに、流体平滑用のタンクを提供する
ことを目的とする。
近年、空気圧制御技術が自動分析装置の分野に
も取り入れられるようになり、液体の移送や試薬
の混合などにも空気圧技術が使用されるようにな
つた。
も取り入れられるようになり、液体の移送や試薬
の混合などにも空気圧技術が使用されるようにな
つた。
一方、市販の空気圧制御部品は、一般に比較的
高圧の空気圧用のものであり、数キログラム/cm2
以下で作動する小型の部品は入手困難である。
高圧の空気圧用のものであり、数キログラム/cm2
以下で作動する小型の部品は入手困難である。
本考案装置は以上の状況に応じてなされたもの
であり、以下図面に基いて詳細に説明する。
であり、以下図面に基いて詳細に説明する。
図面は本考案装置の側断面を示す説明図であり
タンク本体1と、空気圧接続口2と、タンク本体
1内部に固定された液体検知パイプ3と、先端に
球状の弁体4を具えたガイド棒5と、弁ハウジン
グ6とで構成され、さらに弁ハウジング6は、底
部にガイド棒5がかろうじて通過でき、かつガイ
ド棒を垂直に直立させ、タンク本体内部に連通す
るオリフエス7と、ガイド棒5の先端の弁体4が
接して気密を形成する弁座8が上部に設けられ、
弁座8の上部の開口9は吸引ポンプに連通してい
る。さらに弁座8の直下に液体検知パイプ3に連
通する連通孔10が設けられている。
タンク本体1と、空気圧接続口2と、タンク本体
1内部に固定された液体検知パイプ3と、先端に
球状の弁体4を具えたガイド棒5と、弁ハウジン
グ6とで構成され、さらに弁ハウジング6は、底
部にガイド棒5がかろうじて通過でき、かつガイ
ド棒を垂直に直立させ、タンク本体内部に連通す
るオリフエス7と、ガイド棒5の先端の弁体4が
接して気密を形成する弁座8が上部に設けられ、
弁座8の上部の開口9は吸引ポンプに連通してい
る。さらに弁座8の直下に液体検知パイプ3に連
通する連通孔10が設けられている。
連通孔10と液体検知パイプ3とはチユーブ1
1によつて接続されている。
1によつて接続されている。
通常、空気圧接続口2には分析装置の廃液溜め
タンク等が接続され、液体試料の余剰分や、測定
後の廃液等を吸引移送するなどに使用されるが、
廃液タンクがあふれたり、あるいは誤つて吸引圧
力側に液体が流入すると吸引ポンプを破壊した
り、あるいは吸引ポンプの排気孔から流体が流れ
出したりする事故の原因となる。
タンク等が接続され、液体試料の余剰分や、測定
後の廃液等を吸引移送するなどに使用されるが、
廃液タンクがあふれたり、あるいは誤つて吸引圧
力側に液体が流入すると吸引ポンプを破壊した
り、あるいは吸引ポンプの排気孔から流体が流れ
出したりする事故の原因となる。
さらに、分析装置で使用される空気圧の圧力は
比較的低く約1Kg以下などの場合が多く、一方、
微量定量などを行う必要性から変動をおさえる必
要があり、脈流を平滑して使用される。
比較的低く約1Kg以下などの場合が多く、一方、
微量定量などを行う必要性から変動をおさえる必
要があり、脈流を平滑して使用される。
本考案実施例においては、タンク本体1の容積
を約1程度とし、吸引圧力を0.1〜1Kg/cm2の
所定の圧力とし以下の動作を確実に行うことを確
認した。
を約1程度とし、吸引圧力を0.1〜1Kg/cm2の
所定の圧力とし以下の動作を確実に行うことを確
認した。
すなわち、空気圧接続孔2を通じ誤つて液体が
タンク本体1の内部に導入されると、主としてオ
リフエス7よりも大きい孔を有する流体検知パイ
プ3を通じて空気の流通が行われていたのに対
し、流体検知パイプ3の先端に液体が達するため
に抵抗が増加し、今度はオリフエス7を通じて空
気の流通が行われるようになる。
タンク本体1の内部に導入されると、主としてオ
リフエス7よりも大きい孔を有する流体検知パイ
プ3を通じて空気の流通が行われていたのに対
し、流体検知パイプ3の先端に液体が達するため
に抵抗が増加し、今度はオリフエス7を通じて空
気の流通が行われるようになる。
従つて、空気流が球状の弁体4を押し上げ、つ
いには弁座8に達すると、もはや開口9を通じて
の吸引圧力の導入が行われなくなり回路が遮断さ
れる。
いには弁座8に達すると、もはや開口9を通じて
の吸引圧力の導入が行われなくなり回路が遮断さ
れる。
すなわち、タンク本体1から液体がポンプ側へ
流出するのを防止するのと同時に、空気よりも弾
性系数の低い液体がタンク本体1の内部に充満す
ると、もはや平滑作用が行われなくなるので、こ
れを防止することも重要な役目である。
流出するのを防止するのと同時に、空気よりも弾
性系数の低い液体がタンク本体1の内部に充満す
ると、もはや平滑作用が行われなくなるので、こ
れを防止することも重要な役目である。
本実施例においては、ガイド棒5によつて球状
弁体4を垂直方向のみに移動するように規制し、
かつオリフエス7と弁体4が直接に接触しないよ
うに、すき間が形成されるようなガイド棒5の長
さとし、流体検知パイプ3を通じて液体が上昇し
ないようにしている。この時のオリフエス7の直
径は1.8mm、ガイド棒5の直径を1.5mm、弁体4の
直径を5mm、ガイド棒5と弁体4の合計の質量を
2gとし、一方液体検知パイプ3の直径2.5mm以
上とし、タンク本体1底面から液体検知パイプ3
までの距離を2mmとした場合、吸引圧力を0.1
Kg/cm2から1Kg/cm2まで変えても、いずれの場合
でも、液体が液体検知パイプの先端に達すると弁
体4が上昇し、回路が遮断される。
弁体4を垂直方向のみに移動するように規制し、
かつオリフエス7と弁体4が直接に接触しないよ
うに、すき間が形成されるようなガイド棒5の長
さとし、流体検知パイプ3を通じて液体が上昇し
ないようにしている。この時のオリフエス7の直
径は1.8mm、ガイド棒5の直径を1.5mm、弁体4の
直径を5mm、ガイド棒5と弁体4の合計の質量を
2gとし、一方液体検知パイプ3の直径2.5mm以
上とし、タンク本体1底面から液体検知パイプ3
までの距離を2mmとした場合、吸引圧力を0.1
Kg/cm2から1Kg/cm2まで変えても、いずれの場合
でも、液体が液体検知パイプの先端に達すると弁
体4が上昇し、回路が遮断される。
本実施例においては、オリフエス7とガイド棒
5のすき間と、液体検知パイプ3との断面積比
は、少くとも5倍程度以上であることが望まし
く、又、流量の多少によつてさらに断面積比や、
ガイド棒5と弁体4の重さを調整する必要があ
る。
5のすき間と、液体検知パイプ3との断面積比
は、少くとも5倍程度以上であることが望まし
く、又、流量の多少によつてさらに断面積比や、
ガイド棒5と弁体4の重さを調整する必要があ
る。
いずれにしても、微小吸引圧力で確実に液体を
検知し、吸引ポンプへの液体の流出を防止するだ
けでなく、脈流の平滑用のタンクとしての効果を
減少させないため、自動分析装置等の空気源とし
て使用することにより小型で効果的な装置を提供
する。
検知し、吸引ポンプへの液体の流出を防止するだ
けでなく、脈流の平滑用のタンクとしての効果を
減少させないため、自動分析装置等の空気源とし
て使用することにより小型で効果的な装置を提供
する。
図面は本考案実施例の側断面図である。
1……タンク本体、2……空気圧接続口、3…
…液体検知パイプ、4……弁体、5……ガイド
棒、6……弁ハウジング、7……オリフエス、8
……弁座。
…液体検知パイプ、4……弁体、5……ガイド
棒、6……弁ハウジング、7……オリフエス、8
……弁座。
Claims (1)
- タンク本体底部と下端にある開口との間に所定
のすき間を設けて、タンク本体上部に固定した液
体検知パイプと、タンク本体上部に設けられたオ
リフエスと、前記オリフエス内に垂直移動可能に
すき間をもつて保持されたガイド棒と、前記オリ
フエスの上端と直接接触しないようにすき間を形
成する位置で前記ガイド棒の上端に固定された球
状の弁体と、前記オリフエスに底部で連通し、内
面上部に前記弁体が当接する弁座を有し、弁座近
くの側面に前記液体検知パイプに連通する連通孔
を具え、前記弁座の上方に吸引ポンプに接続する
開口を有する弁ハウジングを具備し、タンク本体
に流入した液体が液体検知パイプをふさぐことに
より、前記オリフエスを通る空気が前記弁体を前
記弁座に押し上げ、回路を遮断することを特徴と
する液体流出防止装置を具えた吸引圧力タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14855080U JPS6122669Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14855080U JPS6122669Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5770430U JPS5770430U (ja) | 1982-04-28 |
JPS6122669Y2 true JPS6122669Y2 (ja) | 1986-07-08 |
Family
ID=29507983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14855080U Expired JPS6122669Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122669Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-17 JP JP14855080U patent/JPS6122669Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5770430U (ja) | 1982-04-28 |
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