JPS5825331Y2 - 液質計測装置用真空タンク装置 - Google Patents

液質計測装置用真空タンク装置

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Publication number
JPS5825331Y2
JPS5825331Y2 JP3482280U JP3482280U JPS5825331Y2 JP S5825331 Y2 JPS5825331 Y2 JP S5825331Y2 JP 3482280 U JP3482280 U JP 3482280U JP 3482280 U JP3482280 U JP 3482280U JP S5825331 Y2 JPS5825331 Y2 JP S5825331Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
opening
vacuum tank
float valve
liquid quality
Prior art date
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Expired
Application number
JP3482280U
Other languages
English (en)
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JPS56137057U (ja
Inventor
和彦 遠藤
重教 鈴木
Original Assignee
株式会社 鶴見精機
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Publication date
Application filed by 株式会社 鶴見精機 filed Critical 株式会社 鶴見精機
Priority to JP3482280U priority Critical patent/JPS5825331Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液質計測装置用真空タンク装置に関する。
海水等の塩分含有量を計測するために用いられる塩分針
などにおいては、第1図に示すように真空ポンプ1、真
空タンク装置2、塩分検出部3、コック4および試液び
ん5が直列に接続され、真空ポンプ1により真空タンク
装置2の空気を排出することにより、試液びん5から検
出部3に試液を吸入するように構成されている。
そして、コック4の開度を適宜に設定するとともに、真
空タンク装置2に設けられたノズル6の開度を手指等で
調節することによう、検出部3が充満状態になる筐で吸
液が行なわれる。
真空タンク装置2は真空ポンプ1に試液が吸入されるの
を防止するために設けられるものであるが、ややもする
と真空ポンプ1に試液が流入して吸気不能となり、ひい
ては計測不能に陥るような場合があった。
本考案は上記事情のもとになされたもので、その目的と
するところは、真空ポンプへの試液の流入を確実に防止
し得るようにした液質計測装置用真空タンク装置を提供
することにある。
以下、本考案を図示の一実施例について説明する。
以下においては本考案を海水用塩分針に適用した場合に
ついて説明するが本考案はこれは限られるものではない
第2図において本体10は中空部11を有して閉鎖筒状
をなしている。
本体10の上端部には流路12を介して相互に連通ずる
排気口13およびノズル14が設けられている。
本体10の中間部には中空部11と連通する吸液口15
が設けられている。
本体10の下端部には開閉弁16を介して中空部11を
開閉自在に外部と連通ずる排液管1Tが設けられている
曾た、本体10には中空部11の上端部に開口する円錐
形状開口部18が形成されており、この開口部18は流
路19を介して上記流路12と連通されている。
本体10I/i中間部に位置して中空部11の周壁に突
設されたストッパ20を備えている。
上記中空部11ドは70−ト弁21が昇降自在に設けら
れている。
フロート弁21は下方に位置する大径部22と、上方に
位置して開口部18と対向する小径部23とを一体に備
えている。
小径部23には、開口部18の円錐状周壁18aと接離
自在に当接する0リング24が取着されている。
上述のように゛構成された装置を用いる場合には、排気
口13および吸液口15を第1図に示すように真空ポン
プ1および検出部3にそれぞれ接続し、開閉弁16を密
閉するとともにコック4の開度を適宜に設定してかく。
真空ポンプ1を起動し、ノズル14の開度を手指によっ
て所望の開度に調節すれば従来装置におけると同様に試
液びん5内の試液が検出部3に吸入される。
検出部3が充満状態になると試液は吸液口15を介して
中空部11内に流入するが、流入した試液量が少ない間
はフロート弁21がストッパ20によって第2図に示す
初期位置に保持されている。
中空部11内における試液量が第3図に示すように増大
するとフロート弁21が液面に浮上し、Oリング24が
周壁18aと尚接することにより開口部18が閉鎖され
る。
この状態になったときコック4を閉じ、真空ポンプ1を
停止して検出部3により塩分測定を行なえばよい。
上記構成によれば、0リング24が周壁18aに当接す
ることによシ開ロ部18を閉鎖するようにしたので、フ
ロート弁21が若干傾斜していても、あるいは周壁18
aに結晶塩その他の異物が付着したりしても常に確実な
閉鎖が行なわれる。
筐た、フロート弁21が大径部22および小径部23を
有するとともに、小径部23の上端部にOリング24を
取付けるようにしたので、閉鎖状態においてOリング2
4が液面から充分離間しており、真空ポンプ1への試液
の流入を確実に防止することができる。
さらに、ストッパ20によりフロート弁21を支持する
ようにしたので、フロート弁21が初期位置にある場合
に吸液口15から流入される試液によって0リング24
が汚損されることがない。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるものではな
く、たとえば上記Oリング24に代えてその他の適宜の
柔軟性閉鎖部材を、フロート弁21および周壁18aの
相互当接部に位置してこれらの少なくともいずれか一方
に設けるようにしてもよい。
斗た、試液が吸入口15から流入する際に0リング24
を汚損するおそれがないような場合などには、ストッパ
20を省略することも可能である。
本考案は、上述したように中空状本体に排気口と連通し
て中空部上端に開口する開口部を形成するとともに、中
空部に吸入された液体に浮上して上記開口部を開閉自在
に閉鎖するフロート弁を設け、かつ上記フロート弁およ
び開口部局壁の少なくともいずれか一方にこれらの相互
邑接部に位置して柔軟性閉鎖部材を取着したので、中空
部に流入された液体の液面が上昇すると開口部が確実に
閉鎖され、真空ポンプに液体が流入するのを効果的に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は塩分計を例示する系統図、第2図は本考案の一
実施例を示す断面図、第3図は同側の異なる状態を示す
動作説明図である。 1・・・・・・真空ポンプ、2・・・・・・真空タンク
装置、3・・・・・・塩分検出部、5・・・・・・試液
びん、10・・・・・・本体、11・・・・・・中空部
、13・・・・・・排気口、15・・・・・・吸液口、
18・・・・・・開口部、18a・・・・・・周壁、2
1・・・・・・フロート弁、24・・・・・・Oリング
(柔軟性閉鎖部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液質検出部および真空ポンプとそれぞれ接続される吸液
    口および排気口を備えた閉鎖中空状本体を有するものに
    おいて、上記本体に上記排気口と連通して中空部に開口
    する開口部を形成するとともに、上記吸液口を介して中
    空部に吸入される液体に浮上して上記開口部を開閉自在
    に閉鎖するフロート弁を設け、かつ上記フロート弁と上
    記開口部の周壁との少なくともいずれか一方にこれらの
    相互尚接部に位置して柔軟性閉鎖部材を取着したことを
    特徴とする液質計測装置用真空タンク。
JP3482280U 1980-03-17 1980-03-17 液質計測装置用真空タンク装置 Expired JPS5825331Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3482280U JPS5825331Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17 液質計測装置用真空タンク装置

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JP3482280U JPS5825331Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17 液質計測装置用真空タンク装置

Publications (2)

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JPS56137057U JPS56137057U (ja) 1981-10-17
JPS5825331Y2 true JPS5825331Y2 (ja) 1983-05-31

Family

ID=29630461

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JPS56137057U (ja) 1981-10-17

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