JPS62290466A - 血液透析装置 - Google Patents

血液透析装置

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JPS62290466A
JPS62290466A JP61131101A JP13110186A JPS62290466A JP S62290466 A JPS62290466 A JP S62290466A JP 61131101 A JP61131101 A JP 61131101A JP 13110186 A JP13110186 A JP 13110186A JP S62290466 A JPS62290466 A JP S62290466A
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dialyzer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、ダイアライザーを介した血液透析において、
血液側に圧力を加えて限外濾過により血液中の過剰水分
を除去する際の除水量を計測する方法およびその計測等
の血液透析の監視を行う人工透析監視装置に関するもの
である。
[従来の技術] ダイアライザーを介し血液透析を行う場合、限外濾過に
より除去される過剰水分の除水量(限外濾過ff1)は
、血液中の老廃物の除去量とともに血液透析医療上重要
な要素であり、患者の症例に応じて適切な量の除水÷が
なされなければならない。
したがってこの除水量の計測は、計測誤差をなくするた
めに、透析中に除去された除水の総量を実際に計測する
実測方法にて行うのが本来的に望ましい。
そのため従来においては、透析患者の体重を測定できる
スケールベッド等を用いて、透析前と透析後もしくは透
析中における体重差を測定し、その体重の減少量より除
水itを求める方法が一般的にとられていた。
また、この総量実測による計測の他の方法としては、第
2図のように流量計を用いたものであった。すなわちこ
の方法は、ダイアライザー1の透析液の供給流路2と排
液流路3に、流量計4と5をそれぞれ配管接続し、流量
計4にて供給透析液流量を、また流量計5にて血液側か
らの透析に伴ってダイアライザー1から流出される除水
を含む透析液流量をそれぞれ計測して9両者の測定信号
を流量減算装置6で減算処理することにより透析液中の
除水流量を求め、除水6量表示装置7にてこれを積算し
て除水量を表示するものである。
一方、ダイアライザーが限外濾過をなすための血液側と
透析液側の圧力差である限外濾過圧と除水量との間に原
則として所定の相関関係を有しているという点を利用し
、除水の総量を実測する代りに限外濾過圧を所定に制御
することによりこの限外濾過圧に基づき間接的に除水量
を求めるという推測による計測方法も多くとられており
、この方法は例えば第3図に示すものである。すなわち
この方法においては、ダイアライザー8の透析液の供給
流路9と排液流路10にそれぞれ設けられた切替装置1
1と12とが9間欠的に図の実線方向または点線方向に
開になるように制御されている。そして切替装置11.
12が点線方向に開のとき、すなわちダイアライザー8
に透析;伎を供給しないときを除水量測定モードとなし
、このときに排液流路10の密閉されている部分から、
所望の除水率で除水ポンプ14を回転させて強制的にイ
ーカムにて除水を行ない、その除水量を計量器15にて
計測するとともに、そのときの血液回路の静脈圧と透析
液圧との差圧を測定してこれを限外濾過圧の圧力目標値
となす、一方、切替装置11.12を実線方向に開に切
り替えたとき、すなわち透析液を供給流i!89からダ
イアライザー8に供給し排液流路10に還流させて血液
透析を行なうときを通常の透析モードとなし、このとき
は圧力センサにより血液回路の静脈圧と透析液圧を頻繁
に測定してその差圧を前記除水量測定モードにおいて得
られた圧力目標値と一致するように制御するとともに、
前記除水量測定モードのときと同様の所定の除水率にて
除水ポンプを回転させて除水を行なうが除水量の実測は
行なわない。しかしてこの透析モードのときは、限外濾
過圧を除水量測定モードのときに得られた限外濾過圧目
標値に制御することにより除水量測定モードのときと同
一の除水率にて除水がなされていると推測し、前記除水
量測定モードと透析モードとを間欠的に繰返すこと゛こ
より除水量を算出積算して求めていた。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、これらの従来技術は、それぞれ次のよう
な欠点を有していた。
a、透析思考の透析前後の体重差をスケールベッド等に
より計測して除水量を求める方法と装置においては、除
水の総量を実測する点で望ましいものではあるが、この
体重差を生ずる要因としては除水量のみならず、透析思
考の食事の摂取■。
発汗、排せつ等も含まれてくるので、この点を考慮しな
いと計:&r1誤差を生ずる。また、この点を考慮して
計測誤差をなくそうとするとそのための付帯的処理が煩
雑で透析患者に負担をかけることとなるとともに透析時
間が長時間に及ぶので計測自体も煩わしく、シたがって
作業能率に優れず、そして装置を構成する計測システム
は荷重センサを含めて高精度のものが要求され高価なも
のとなる。
b、ダイアライザーに対する透析液の供給流延と流出流
量をそれぞれ流量計にて測定し、その流量差に基づき除
水量を算出積算して求める方法と装置においては、オン
ラインで除水量の総量を実測する点で望ましいものでは
あるが、供給透析液流量に対する除水流量の比率は小さ
いものであり。
斯かる試1aの流量を流動状態においてm間約に連続し
て測定するものであるため、流量計を初めとして計測シ
ステムにはきわめて高精度のものが要求されきわめて高
価なものとなる。また、一対の流量計のそれぞれの精度
誤差に起因する計測誤差のおそれもあり、さらに構造上
気泡等に対する対策等についても大変高価なものとなら
ざるを得ないという欠点がある。
c6ダイアライザーへの透析液の供給を間欠的に遮断し
、この遮断時において短時間に除水ポンプにて所望量の
除水を強制的に行なってその除水量の実測をなすととも
に所望の限外濾過圧の目標値を設定し、この除水量の短
時間実測を長時間に亘る透析中に間欠的に繰返して導入
し、透析時において限外濾過圧を除水量実測時に設定し
た目標値に制御することにより透析時の除水量を除水量
実測時の除水量から推測して求める方法および装置にお
いては9間欠的になされる所望量の除水量のみを計量す
ればよい点で前記流量計による計測の場合等に比して計
量手段にそれほど高精度が要求されないという利点は有
しているが、あくまでダイアライザーが除水量と限外濾
過圧との間に所定の相関関係を有しているということを
前提として限外濾過圧値に基づき除水量を推測により求
めているものであるため次の欠点を有している。
すなわち、この方法と装置においては限外濾過圧の所定
の制御を正確に行なわなければならないものであるが、
外部からの供給透析液の流量と圧力の変動を除去する手
段を有していないためそれによる限外濾過圧の変動およ
びその他の要因による限外濾過圧の変動に常に迅速に対
処しなければならず、そのため頻繁に血液回路の静脈圧
と透析液圧の測定を行ない設定した限外濾過圧のi1標
値に対する所定の補正をしなければならないので。
限外濾過圧の制御が容易ではない。また、静11圧と透
析液圧の測定に基づき限外濾過圧が所定に制饗されたと
しても、ダイアライザーの限外濾過能力の経時的変化や
、血流量および透析液流量の変動や、ヘマトクリット値
の高低等により除水量は必ずしも一定ではなく変動する
。したがって以上の原因により、この限外濾過圧により
除水量を推測する方法と装置においては、あくまで推測
の域を出ずその計測の精度は信頼性に欠けるという欠点
を有している。
本発明は、従来技術が有している以上のような問題点を
解消し、簡潔な構成で精確な除水量の計測を行ない得る
血液透析における除水量計測方法、およびこの計測方法
を用いた安価で、信頼性と作業性の高い人工透析監視装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前記目的を達成するために9次の手段をとっ
ている。
(1)血液透析における除水量を計測する方法として、
「特許請求の範囲第1項」を特徴とする。
(2)この除水量計測等の血液透析の監視を行う人工透
析監視装置として、「特許請求の範囲第2項」を特徴と
する。
[作 用] 血液側回路には所定の圧力が加えられて、血液側回路と
透析液側回路との間には、ダイアライザーの限外濾過能
力と目標除水量に応じて所定の限外濾過圧が与えられて
いる。
外部の供給装置より供給された透析液は、定量液送手段
における貯液槽内に一旦大気開放されることによりその
流量と圧力の変動を除去されて安定して貯液される。定
量液送手段におけるチューブローラーポンプ等シールの
密閉性の良好な定量ポンプは、制御演算手段の制御によ
り所定回転数で回転しており、貯液槽内に貯澄された供
給透析液を定流量化して、制御演算手段の測定モードと
ゼロ計測モードの切替指令に応じて切り替えられる透析
液流路切替手段を介してダイアライザー側への径路とダ
イアライザーの透析液の流出流入流路間を接続するバイ
パス側への径路とに送液する。
透析液はダイアライザー側の径路、バイパス側の径路い
ずれの径路に送液されても、ダイアライザーもしくはバ
イパスを出るといずれも計量槽を有する同一の計測手段
に導入される。ゼロ計測モードにおいては、供給透析液
をダイアライザーに供給せずにバイパスを経て計量槽へ
送液し、この運転は、供給透析液をダイアライザーへ供
給する測定モードの運転の途中に間欠的に導入される。
ゼロ計測モードのときには、バイパスな経て計測手段の
計量槽に導かれた供給透析液の流量を制御演算手段によ
り計測し、その計画値を記憶保持しておく、このとき、
ダイアライザーへの透析液の供給は遮断されているが、
血液側回路と透析液側回路との間には所定の限外濾過圧
が与えられているためダイアライザー内においては血液
中より除水がなされており、との除水はダイアライザー
の透析液流出流路に流出される。しかし、ダイアライザ
ーの透析液流出流路はその中間部分において透析液流路
切替手段の切替弁により遮断されており、そのため前記
の除水は次の測定モードへの切替時までこのダイアライ
ザーの透析液の流出流路の密閉部分に貯留される。
測定モードのときは、バイパス側への径路が閉じ透析液
がダイアライザーへ供給されて血液透析がなされ、透析
液中に血液中の老廃物が排出されるとともに限外濾過に
よる除水がなされてこの除水を含む透析液が計量槽に導
かれてくるので、この除水を含む透析液の流量を制御演
算手段により計測する。なお、ゼロ計測モードから測定
モードへ切り替えた直後の測定モードにおいては、計量
槽に導かれた透析液の中には、この測定モード時におけ
る除水を含む透析液の他に前記ゼロ計測モード時になさ
れてダイアライザーの透析液の流出流路中に貯留されて
いた除水も含まれている。
そして、測定モード中には連続して血液透析がなされて
おり、ダイアライザーを経て除水を含む透析液が計量槽
に所定量ずつ導入される毎に制御演算手段によりその透
析液の流量を計測するとともに、その都度その除水を含
む透析液流量からせ四計謂モード時に計測し記憶保持さ
れている供給透析液流量を減算処理して除水流量を演算
し、適宜回数の計測を繰返すことによりその除水流量を
積算して除水量を求める。
また、定量液送手段とダイアライザーの透析液流入流路
と排液流路との間に緊急遮断用の流路と切替弁とを配管
接続しているので、透析液温の過昇、または透析回路内
圧の過昇の場合には、緊急遮断切替弁が作動して供給透
析液はダイアライザーへ送られずに緊急遮断用流路を通
って透析液排また。必要に応じてイーカムラ子除水な行
う場合には、上記T:A急遮断の場合と同様に供給透析
液はダイアライザーへ送られずに緊急遮断用流路を通っ
て透析液排液流路へ排出され、ダイアライザーにおいて
イーカムによる除水が行われてその除水は計量槽に導か
れ、前記におけるゼロ計測モードおよび記憶保持や減算
の信号処理を除く操作により除水流量と除水量が演算さ
れる。
また、緊急遮断用流路の一部を熱交換部となして、これ
に静脈側の血液回路を熱的に接触せしめて流通する透析
液によりこれを加温せしめるようにしている場合には、
イーカムによる除水量の演算がなされるとともに、イー
カム時にダイアライザーより流出して静脈側の血液回路
に流入した血液が熱交換部により加湿されて体内に戻さ
れる。
[実 施 例] この発明の1実施例を第1+ 4t 5+ 6図を参照
しながら説明する。透析液人口21に配管接続されてい
る供給流路22には、停止弁23.ポールタップ(図示
せず)を有する貯液槽24とチューブローラーポンプ2
5とからなる供給透析液の定量液送手段26.流量計2
7.ヒーター28を有する透析液の加熱器29.温度セ
ンサ30が設置されているエアー抜き31がそれぞれ配
管接続され、その先端は3方弁である緊急遮断切替弁3
2の接続口1に配管接続eされている。緊急遮断切替弁
32の他の接続口2と3とは、それぞれ流入流路33と
緊急遮断流路34に配管接続されている。3方弁である
流入切替弁35の接続口1は前記流入流路33の他端に
、接続口2は配管にて透析液圧センサ36および透析液
出口37を経てダイアライザー38の透析側人口39に
、また接続口3はバイパス40の一端にそれぞれ配管接
続されている。流出切替弁41の接続口1は流出流路4
2の一端に、接続口2は配管にて透析液戻口43を経て
前記ダイアライザー38の透析側出口44に、また接続
口8は前記バイパス40の他端にそれぞれ配管接続され
ている。なお、流入切替弁35と流出切替弁41.およ
びバイパス40は透析液流路切替手段45を構成してい
る。前記流出流路42の他端は大気に開放されて9円筒
試の貯留槽46の上部開口部の上方に近接して臨ませて
いる。この貯留槽46の下部には上部開閉弁47の一方
の接続口が配管接続されているとともに、他方の接続口
に配管接続された配管の先端は大気に開放され1円筒試
の計量槽48の上部開口部の上方に近接して臨ませてい
る。前記計量槽48には、一対の電極からなり透析液の
液面を検知する上部レベルセンサ49と下部レベルセン
サ50、およびその中間にイーカムレベルセンサ51の
3つのレベルセンサがそれぞれ所定の位置に設置されて
いるとともに、その下部には下部開閉弁52が配管接続
されている。この下部開閉弁52の他方の接続口は配管
を介して大気に開放され。
この開放端は、透析液の排液流i?853に配管接続さ
れた排液槽54に臨ませている。そして、計測手段55
は9以上の貯留槽46.上部開閉弁47゜計量槽48.
上部レベルセンサ49.下部レベルセンサ50.イーカ
ムレベルセンサ51.および下部開閉弁52から構成さ
れている。前記排液流路53は排液出口56に配管接続
されている。なお前記ダイアライザー38の血液回路の
動脈側には、動脈流路57に血液ポンプ58が配管接続
されており、静脈側には、配管にて血液回路圧接続口6
0を経て静脈圧センサ61を接続したチャンバー62が
静脈流路59に配管接続されている。
一端が加温液出口63を介して前記緊急遮断切替弁32
の接続口3に、他端が加温液戻口64を介して前記排液
流路53にそれぞれ配管接続されている前記緊急遮断流
路34の一部は熱交換部65となされており、これに上
記チャンバー62が若脱自在に収納設置されている。ま
た、静脈流路59には、限外店過圧を調整するための圧
力調整器66が設置されている。なお9以上の血液側の
構成要素であるダイアライザー38.動脈流路57゜チ
ャンバー62および圧力調整器66を含む静脈流路59
.および血液ポンプ58は、全て市販のものである。制
御演算手a67は、CPU68゜夏1089.演算部7
0.変換部71.設定部72、操作部73.および表示
部74からなり、温度および圧力のセンサは変換部71
に、レベルセンサはl1069に、チューブローラーポ
ンプ。
ヒーター、切替弁および開閉弁の各操作端は操作部73
にそれぞれ配線されている。
以上のように構成した本装置は1次のように作用する。
通常は開かれている停止弁23を通って。
外部から透析液が供給流g822に導かれる。しかし、
この供給透析液は、流量と圧力が経時変化するので、こ
れを定量液送手段26にて安定させる。
すなわち、供給された透析液をポールタップを有する貯
液槽24に受けて一旦大気開放することによりその流量
および圧力の変動を除去して安定させ、密閉性に優れて
漏れのないチューブローラーポンプ25を制御演算手段
67の設定部72および操作部73にて所定回転数に制
御して、供給透析液を定流量にしている。流量計27で
供給透析液の流量をモニターし、透析液が加熱器29を
通過する際にヒーター28で加熱された透析液温をエア
ー法き31に設置した温度センサ30で検出して、制御
演算手段67の設定部72および操作部73にてヒータ
ー28を制御して透析液温を設定温度に調節するととも
に表示部74にて透析液温度を表示している。
流入切替弁35および流出切替弁41は3方弁フ、制御
演算手段67により測定モードおよびゼロ計測モードに
基づいて間欠的に切替えられる。
すなわち、測定モードのときは、流入切替弁35および
流出切替弁41の接続口1と2が閏となり。
定流量化された供給透析液が流入流12833からダイ
アライザー38に供給され、透析による除水とともに流
出流路42に流れる。ゼロ計測モードのときは、流入切
替弁35および流出切替弁41の接続口1と3が開とな
り、定流量化された供給透析液が流入流路33からバイ
パス40を通過して流出流路42に流れ、ダイアライザ
ー38の透析液側は、透析側人口39および透析側出口
44にそれぞれ透析液出口37および透析液戻口43を
経て配管接続されている配管を介して、それぞれ流入切
替弁35および流出切替弁41の接続口2で遮断密閉さ
れる。
計測手段55の上部開閉弁47および下部開閉弁52は
、第4図に示すように、計ff1if948に設置され
ている上部レベルセンサ49および下部レベルセンサ5
0の出力信号に基づいて制御演算手段67の操作部73
により制御される。すなわち。
ゼロ計測モードで供給透析液が一定の流ffi q o
で供給され、計fit4!48の液面が上部レベルセン
サ49と下部レベルセンサ50との中間で上昇中とする
と、このときは、上部レベルセンサ49および下部レベ
ルセンサ50の出力信号は、それぞれoffおよびOn
で制御演算手段67のl1069に人力され、したがっ
て上部開閉弁47および下部開閉弁52は、CPU68
.l1069および操作部73により、それぞれ開およ
び閉に制御されている。供給透析液が貯留槽46を経て
計量槽48に流下し9図のように計量槽48の透析液量
が増加して液面が上昇し9時間Toで上部レベルセンサ
49の′IR極が閉じられて出力信号がOnになると、
上部開閉弁47および下部開開弁52が閉および開とな
り1図のToからT1の間に実線で示すように計量槽4
8に貯留された供給透析液は排液檜54を経て排液流路
53に排出され液面が下降するとともに貯留槽46に供
給透析液が貯留される。計量槽48の透析液が排出され
て時間T□で下部レベルセンサ50の電極が間かれて出
力信号がoffになると、上部開閉弁47および下部開
閉弁52が開および閉となって+TOからTlの間に貯
qP!46に貯留された供給透析液が計f;Nf!4B
に流下するとともに、前記と同様に図のT1からT2の
間に供給透析液が計量槽48に貯量されその液面が上昇
しeT2で再び計量槽48に貯留された供給透析液が排
出される。そして、上部レベルセンサ49の出力信号の
Onがらonまでの間、すなわち出力信号の立上り時点
TOから次の立上り時点T2までの時間toは供給透析
液の流量Qoで決まる。したがって第5図に示すように
、供給透析液または除水を含む透析液の流量qをQO<
QL <Q2 <Q3とすると時間tはt2 < t2
 < t 1 < toとなり、qとtとが反比例、す
なわち流量qと時間tの逆数が比例関係になっている。
なお、計量槽48で毎回計量される透析液量Qo Lt
透析液流量、計量槽48の形状と容積、上部レベルセン
サ49および下部レベルセンサ50の設置位置等により
決まる。静脈圧センサ61および透析液圧センサ36に
てそれぞれ血液側および透析液側の圧力を検出し、制御
演算手段67の変換部71と、CPU68および■10
69により、静脈圧、透析液圧、または両者の差圧を切
り替えて表示部74に表示させている。
除水量は次のように計測している。すなわちゼロ計測モ
ードのときは、バイパス40を流入流路83と流出流路
42に接続して計測手段55により供給透析液を計量し
、第6図に演算部70のブロック線図および表示部74
の関連部分を示すように、上部レベルセンサ49の出力
信号を制御演算手段67のI 1069に入力して時間
toを測定し、逆数演算回路にて1/lOを演算し、流
量qと測定時間tの逆数に関しあらかじめ設定した較正
係数に韮づいてデジタル信号に交換出力し。
これをゼロ計測値としてCPU68の制御で供給透析液
流量ホールド回路に記憶保持させると同時に測定モード
に切り替わる。そして、ダイアライザー38の透析側人
口39および透析側出口44をそれぞれ流入流路33お
よび流出流路42に接続してダイアライザー38に供給
透析液を通過させ、透析による除水な含んだ透析液を計
測手段55で計量し、ゼロ計測値の計測のときと同様に
計量時間t、t−測定し、逆数演算してデジタル変換し
た出力を流量減算回路に入力するとともに前記ゼロ計測
モードにおいてCPU68の制御により供給透析液流量
ホールド回路に記憶保持されている前記ゼロ計測値であ
るホールド信号も同時に入力させて減算処理を行うこと
により除水流量を求め。
この値から表示部74で除水速度および積算による除水
量を表示する。実施例では、測定スタート時のゼロ計測
モードでゼロ計測を3回行い、3回目の計測値をホール
ドして測定モードに切り替えて測定を10回行い、以降
ゼロ計測モードでゼロ計測を2回、測定モードで測定を
10回繰返して行ったが、測定回数は、これに限定され
るものではない。
なお、ゼロ計測のとき、ダイアライザー38の透析側は
、透析側人口39および透析側出口44を経て流入切替
弁35および流出切替弁41で遮断されているが、限外
濾過圧により配管部分を含む透析側に除水が行われてお
り、原理的には血液側と透析側との圧力が平衡に達する
まで可能である。このことは実施例の実験において、ゼ
ロ計測モードから測定モードに切り替わったときの除水
流量が多いことからも実証される。したがって。
本装置は、ゼロ計測時の除水および測定モードにおける
上部開閉弁47が閉じているときの除水(この間、貯留
槽46に貯留されている)も計測するので、除水量を総
量計測している。
緊急遮断切替弁32は、制御演算手段67により通常そ
の接続口の1と2が間に制御されているが、透析液温度
が41℃を超えた場合、または透析液回路内圧が設定さ
れた許容圧力を超えた場合には、それぞれ温度センサ3
0.または透析液圧センサ36の信号にて制御演算手段
67の操作部73により緊急遮断切替弁32の接続口の
1と2が閉、1と3が開に切り替えられて、透析液は流
入流路33への供給が遮断されるとともにダイアライザ
ーへの透析液の流入が停止され緊急遮断流路34を経て
排液流路53に導かれる。
なお、必要に応じてイーカムにて除水な行う場合には、
制御演算子段67により上記緊急遮断の場合と同様に緊
急遮断切替弁32を切替操作して供給透析液のダイアラ
イザーへの供給を停止するとともに9通常の除水計測に
おける前記ゼロ計測を必要としないため、透析液流路切
替手段45の流入および流出切替弁35.41は接続口
の1と2が開に固定されて制置操作され、また計量槽4
8のレベルセンサはイーカムレベルセンサ51および下
部レベルセンサ50に切り替えられるとともに、その出
力信号による計量時間の測定に基づいての除水!ffi
およびその積算による除水量の演算も供給透析液ホール
ド回路および流量減算回路による信号処理を伴わずに行
われように制御される。なお、イーカムの場合には、除
水流量を求めるための計量槽における計量時間の澗定値
が通常の透析の場合とほぼ同じ値になるように、イーカ
ムレベルセンサ51は上部レベルセンサ49に比し下部
レベルセンサ50に近接して設置されている。また、イ
ーカムによる除水の場合には、血液はダイアライザー3
8を通過する際に2通常の透析による除水の場合のよう
に透析液との熱交換により加温されないので、!Ii急
遮断流v!34の前記熱交換部65にて血液回路の前記
チャンバー62を介して血液を排液流!$53に還流す
る通過透析液と熱交換させて加温し靜711流路59°
に還流させて患者の体内に戻す。
なお、透析液圧および血液回路圧は必ずしもそれぞれダ
イアライザーの入口側および静脈圧に限定されるもので
はなく、必要に応じてそれぞれダイアライザーの出口側
および動脈圧でもよい、また、設置を省略しているが透
析液温や血液回路圧等の警報機能および所要総除水量の
設定機能等を有していることはいうまでもないことであ
る。
[発明の効果] 本発明は、叙上のように構成したので、上述の従来技碕
の諸雌点を解消し次の効果を有しでいる。
(1)外部からの供給透析液の流量と圧力の変動を定量
液送手段により除去するとともにこの供給透析液を定量
液送手段によって定流量化して透析液回路に供給してい
るため、透析液の流量と圧力は常に安定しており、した
がって除水量変動の大きな要因となる限外濾過圧の制御
を容易になすことができ、そして間欠的に実測した除水
量に基づく限外濾過圧の制御により除水量を推測するも
のではなく、ダイアライザーへ透析液を供給しないゼロ
計測モード時の除水も含めて実際になされた除水の総量
を実測するものであるから、血液側の流量および圧力の
増減やヘマトクリット値の高低による除水量の変動等に
かかわりなく除水量の計測を正確になすことがfきる。
(2)しかも従来の流量計による計測の場合のように流
グと圧力に変動があるダイアライザーへの流入透析液流
量と流出透析液流量をそれぞれ別々の流量計にて瞬間的
かつ連続的に計測する必要はなく、双方の透析液流量を
同一の計測手段の計量槽を介して計測し、ダイアライザ
ーへの流入透析液流量はダイアライザーへ透析液を供給
しないゼロ計測モードにおいて間欠的に計測すればよく
計量槽に導かれる透析液は定量液送手段に上り外乱が除
かれ定流量化して安定しており、そして計量槽内に透析
液が所定量充填される毎にその流σを計測すればよいも
のであるから、従来の流量計による計測の場合に比し計
測手段にそれほどの精度を要求されることなく充分に精
確な計測をなすことができる。したがって限外濾過圧の
制御が煩瑣でないことと相俟って全体構成を簡潔なもの
となすことができ9価格の点においても経済的である。
(3)従来のスケールベッドによる体重差を計測する場
合のような透析患者の食事の摂取量や発汗。
排せつによる計測誤差を排除するための処置を必要とせ
ず、そのため透析患者に余計な負担をかけないとともに
、取扱いが簡便で作業能率が良好である。
(4)透析液の流出流路と計量槽の間には大気に開放す
る貯習槽が配設されているため透析液の流出流路は密閉
されておらず、そのため透析液が計量槽内に所定量充填
されて排出されるまでの間において透析液の流出流路内
における流通が阻害されることはなく、シたがってこの
間における定量液送手段よりの透析液の送液およびダイ
アライザーにおける血液透析と除水が円滑になされる。
(5)緊急遮断用流路と切替弁を設けたことにより、透
析による除水量計測とともに、イーカムによる緊急除水
ななすことができる。
(6)また、この緊急遮断用流路の一部を熱交換部とな
している場合には、イーカム時においてこの熱交換部に
血液回路を熱的に接触させることにより静脈側回路に送
られた血液を加温されている透析液によって加温して体
内に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1.4,5.6図は本発明の1実施例を示すもので、
第1図は全体の概略構成図、m2,3図は従来技術を示
す概略構成図、第4図は計測手段の作動収態を示す説明
図、第5図は除水流量の測定原理を示す説明図、第6図
は除水量計測の信号処理を示すブロック線図である。 26・・・完全液送手段 45・・・透析液流路切替手段 55・・・計測手段 67・・・制御演算手段 出 願 人   株式会社共和製作所 、172 圏 、173 ロ 矛4−図 、?5団 矛6.固

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)血液側に圧力を加えて限外濾過圧により除水を行
    う際の除水量計測方法において、定量液送手段を介して
    外部からの供給透析液をその流量と圧力の変動を除去し
    て貯液し、この供給透析液を前記定量液送手段により定
    流量化して、ダイアライザーとその透析液流出流路から
    計量槽を含む計測手段に至る径路とダイアライザーの透
    析液流入流路と透析液流出流路間に接続されたバイパス
    を通って前記計量槽を含む計測手段に至る径路とに間欠
    的に切り替えて送液し、該定量液送手段より定流量化し
    た供給透析液がダイアライザーを通らずバイパスを経て
    計測手段に間欠的に送液されるゼロ計測モードの運転の
    際に、計測手段の計量槽に導かれた供給透析液の流量を
    制御演算手段を介して計測する一方、定量液送手段より
    定流量化した供給透析液がダイアライザーを経て計測手
    段に送液される測定モードの運転の際に、計測手段の計
    量槽に導かれた限外濾過による除水およびゼロ計測モー
    ド時における限外濾過による除水を含む透析液の流量を
    制御演算手段を介して計測し、制御演算手段により前記
    測定モード時における除水を含む透析液の流量からゼロ
    計測モード時における供給透析液の流量を減算処理して
    除水流量を求めるとともにこの除水流量の適宜回数の計
    測によりこれを積算して除水量を求めることを特徴とす
    る血液透析における除水量計測方法。
  2. (2)血液側に圧力を加えて限外濾過圧により除水を行
    う際の除水量の計測等の血液透析の監視を行う人工透析
    監視装置において、外部からの供給透析液をその流量と
    圧力の変動を除去して貯液するとともにこの供給透析液
    を定流量化してダイアライザーもしくはバイパス径路に
    送液するべく、大気開放の貯液槽とこれに配管接続した
    チューブローラーポンプ等シールの密閉性の良好な定量
    ポンプとからなる定量液送手段と、この定量液送手段と
    ダイアライザーの透析液流入流路と排液流路との間に配
    管接続された緊急遮断用の流路および切替弁と、この緊
    急遮断用切替弁に接続されているダイアライザーの透析
    液流入流路とダイアライザーの透析側出口の透析液流出
    流路との間に配管接続された切替弁とバイパスとを有し
    定量液送手段より送液される透析液の送液流路を測定モ
    ードとゼロ計測モードの指令に応じダイアライザーへの
    径路とバイパスへの径路とに間欠的に切り替える透析液
    流路切替手段と、ダイアライザーの透析液流出流路と排
    液流路との間に介在され、ダイアライザーの透析液流出
    流路に臨む大気開放の貯留槽と、この貯留槽に臨む計量
    槽と、この計量槽内の所定の位置に設けられたレベルセ
    ンサと、計量槽への透析液の導入、排出を図る開閉弁と
    からなる透析液流量の計測手段と、計測手段の計量槽に
    導かれたゼロ計測モードと測定モードにおけるそれぞれ
    の透析液の流量を計量槽内のレベルセンサの出力信号に
    基づき計測し、その減算処理をなして除水流量を演算す
    るとともにその積算処理により除水量を演算し、かつ定
    量液送手段の定量ポンプの作動と透析液流路切替手段お
    よび計量槽の開閉弁の開閉を制御する制御演算手段とに
    より形成されたことを特徴とする血液透析における除水
    量の計測等の血液透析の監視を行なう人工透析監視装置
  3. (3)緊急遮断用の流路が、その一部を熱交換部になさ
    れている特許請求の範囲第2項記載の血液透析における
    除水量の計測等の血液透析の監視を行なう人工透析監視
    装置。
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