JPH01201263A - 限外濾過量制御装置 - Google Patents

限外濾過量制御装置

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JPH01201263A
JPH01201263A JP63026162A JP2616288A JPH01201263A JP H01201263 A JPH01201263 A JP H01201263A JP 63026162 A JP63026162 A JP 63026162A JP 2616288 A JP2616288 A JP 2616288A JP H01201263 A JPH01201263 A JP H01201263A
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JP
Japan
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dialysate
temperature
dialyzer
primary chamber
chamber
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JP63026162A
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Tsukasa Aoki
司 青木
Shigeto Haraguchi
成人 原口
Koji Ogawa
耕司 小川
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、血液等の透析装置において、限外濾過された
液体量を精度良く測定し得る限外濾過量制御装置に関す
る。
〈従来の技術〉 −Mに医療用透析システムにおいては、血液と透析液と
の間で物質交換が行なわれるが、この中で血液中の過剰
な水分を除去することが重要な目的の一つである。
従来、この水分除去に際して、透析効率の低下なしに、
すなわち、排透析液を循環せずに新鮮透析液を供給しつ
つ血液回路から水分除去、すなわち限外濾過液看を測定
、制御する装置として、例えば、第8図に示す特開昭5
9−64059号公報に開示された透析装置(以下、従
来装置と略称する)が知られている。
第8図において、lは透析器(ダイアライザ)を示し、
図面上、血液が右から左へ流れ、一方、透析液が左から
右へ流れるものとする。2は計量槽を示し、移動可能な
隔膜3により一次室(左室)と二次室(右室)とに2分
されている。4は透析液供給装置を示し、温度、濃度、
脱気などを管理しながら透析液を送り出すように構成さ
れており、そして、この透析液供給装置4から電磁弁■
1、計量槽2の一次室、送液ポンプ5、流量計6および
定2itl弁v2を経由して透析器1の透析液供給口に
至るように配管接続されて透析液供給路が構成されてい
る。7は陰圧ポンプを示し、この作動がマイクロプロセ
ッサ8により制御され、透析液の圧力を所定の圧力に調
節するようになっている。
v5は二方口電磁弁を示し、透析器1がら排出される併
送析液を直接排出させるか計量槽2の二次室へ導くかを
切換えるためのものである。排透析液排出路は、ダイア
ライザ1の排透析液排出口から陰圧ポンプ7および二方
口電磁弁V5を経て直接排出する経路と、二方口電磁弁
■5により切換えられて更に計量槽2の二次室および電
磁弁■4を経由して排出する経路とから構成されている
9は陰圧計を示し、ダイアライザ1と陰圧ポンプ7との
間に設けられ、排透析液の圧力を検出してマイクロプロ
セッサ8に信号を送るようになっている。10はマノメ
ータを示し、計量槽2の二次室と電磁弁■4との間に設
けられ、排透析液の増加量を表示するようになっている
。マノメータ10の上端は電磁弁■3により大気に開放
されうるようになっている。11は水頭圧計を示し、マ
ノメータ10の液の高さに対応する圧力を検出してマイ
クロプロセッサ8に信号壱送るようになっている。
以上の構成により、電磁弁Vl、■3、■4、■5が開
閉制御されるに伴い、透析装置が、準備モード、通常モ
ード、計量モードの3工程に順次この順に切換えられ、
計量モードにおいて、電磁弁Vlから計量槽2の一次室
、ダイアライザ1、二方口電磁弁v5および計量槽2の
二次室を経て電磁弁■4に至る閉ループが形成され、マ
ノメータ10の水頭圧の上昇を水頭圧計11によって測
定し、この水頭圧に基づき、透析による除水量、すなわ
ち、限外濾過量を測定するようになっている。
ところで、透析液は、血液と透析液との間で物質交換が
行なわれるのであるが、この際に生じる赤血球の損傷あ
るいは働者の熱感、寒気等の問題を避けるため、透析器
1の導入口においては、患者の体温に近い温度に調整さ
れていることが必要である。
そこで、F記従来装置では、計量槽2の新鮮透析液の供
給側、すなわち、透析液供給装置4の内部で透析液の温
度調整を行なっている。
また、別の方式としては、透析液流量が一定しており良
好な温度制御性が得られる計量槽2と透析器1との間に
温度制御装置を設けて温度制御する方式がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のように透析液供給装置4の内部に
て温度制御する従来方式では、計量槽2への供給透析液
流量が、例えば、準備モードで700at1!/分、定
常モードで500m1/分、計量モードでOd/分と大
きく変動するものであり、これにともなって熱負荷も大
きく変動するために温度制御がきわめて難しく、特に計
量モード時には、温調された新鮮透析液の送液が1分程
度停止することによって、温調器の余熱で温調器内残留
液が異常昇温する。これは次のモードの初期で、異常昇
温された透析液が、透析器1に至る危険性すら呈する。
これを回避するために、温度調整槽等のバッファタンク
を用いて、透析液の流量変動の影響を緩和する方式の装
置もあるが、余分なスペースとコストがかかることにな
り、小型で安価な透析装置を実現し難い。
一方、計量槽2と透析器1との間の透析液流量が一定し
ている透析液供給路中に温度制御装置を配!した透析装
置においては、患者への安定した温度の透析液の供給は
可能であるが、限外濾過量の計測精度上次の重大な欠陥
を有する。すなわち、計量モード開始時点においては計
量槽2の一次室は供給透析液で充満しているが温調は未
だなされていないので、その液温度は20〜35°Cの
量率特定である。
また、計量モード終了間際においては、計量槽2の一次
室の透析液が温度制御装置により36〜37°Cに昇温
制御されて計量槽2の二次室に戻るため、透析器1の出
口からのライン中での自然冷却を加味しても35°C前
後の排透析液で充満されることになる。すなわち、計量
槽2の一次室にあった透析液は、計量槽2の二次室に至
った時点では温度差分の体積膨張をきたすことになる。
この体積膨張分は血液側から限外濾過した除氷壁に加算
される形で、除水量計測手段である777メータ10に
流入する事になる。
しかしながら、この温度差による体積膨張量は、無視で
きない贋である。すなわち、通常の透析条件である計量
槽2の体積を500m、−火室側温度を30°C(液密
度0.99568g/rrdl)、二次室側温度を35
°C(液密度0.99406g/d)とし、計蟹時間1
分を想定すると、液体の体膨張による誤差Eは、一般に
、次式 %式%(1) ただし、 E:誤差      (!d)■−計璽槽2
の体積 (d) A;−武家側の液密度Cg/m1) B:二次室側の液密度(g/m) で表されるから、上式にそれぞれの数値を代入すると、
誤差Eは1分間当り0.81(d)、すなわち、1時間
当り約48.6 (d)もの誤差になる。この誤差Eは
、通常の除水量が50〜1000m/llr程度である
ことを考えると、極めて大きなものと云わざるを得ない
本発明の目的は、F記従来装置の問題点を解消せんとす
るものであり、限外濾過量の計測精度、透析液の温度制
御性が共に優れ、小型で簡便かっ、安価な限外濾過量制
御装置を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の目的を達成するために次のとおりの構
成を有するものである。すなわち、(イ)血液流路と、
透析液流路と、これら両流路を区別して血液流路から透
析液流路へと限外濾過液を導出する透析膜とからなる透
析器と、(ロ)前記透析器への透析液の供給を遮断する
供給液遮断弁と、 (ハ)移動可能な隔膜で一次室と二次室とに二分された
計量槽と、 (ニ)前記供給液遮断弁を経た後、一方は前記計1槽の
一次室へ至り、他方は前記透析器の導入口に至る透析液
導入路と、 (ホ)前記透析器の透析液流路に陽圧を発生させる除圧
ポンプと、 (へ)前記透析器から排出される排透析液の排出を遮断
する排液遮断弁と、 (ト)前記供給液遮断弁および排液遮断弁を間欠的に切
換える切換手段と、 (チ)前記透析器の導出口から前記除圧ポンプを経た後
、一方は前記計量槽の二次室に至り、他方は前記排液遮
断弁に至る透析液導出路と、(ワ)前記透析器と前記排
液遮断弁との間で限外濾過量を測定する計測手段と、を
備えた限外濾過量制御装置において、 (ヌ)前記計量槽の一次室から前記透析器の導入口に至
る透析液導入路に、透析液の循環昇圧ポンプを設け、 (ル)前記循環昇圧ポンプの吐出口より前記透析器導入
口に至る前記透析液導入路から分岐され、前記供給液遮
断弁より前記計量槽の一次室に至る前記透析OX入路で
あってかつ前記計N槽の一次室よりも上流側の前記透析
液導入路に合流された返液回路を設けることにより、前
記循環昇圧ポンプから吐出された透析液が、再度前記透
析液導入路を経て前記循環昇圧ポンプの吸い込み側に循
環される循環回路を形成し、 (ヲ)更に、前記循環回路の任意の位置に、供給透析液
を規定の温度に制御する温度制御手段を備えたことを特
徴とする限外濾過量制御装置である。
上記計測手段としては、ロードセルと、計量バングと、
可撓性チューブと、重量コントローラとからなる重量測
定手段や、前記従来装置で説明したようなマノメータ式
、あるいは、限外濾過により除水した排液の液位を光セ
ンサ、超音波センサ等で検出して計測する液位検出手段
、更には、除水量の体積を検出する体積検出手段などが
適用されるが、測定精度が高く、液体の溢流、マノメー
タの折損等のおそれが無い重量測定方式の方がより好ま
しい。
また、上記温度制御手段としては、電熱、蒸気、温水、
冷水、熱媒、冷媒等を冷熱源とする加熱器、冷却器また
は熱交換器と、温度センサと、温度コントローラとから
構成されるものである。前記加熱器、冷却器または熱交
換器としては、透析器に供給される透析液の温度を加熱
または冷却して一定にし得るものならば特に制限はない
が、透析液の温度管理を精密に行なう上で、温度コント
ローラによって規定の加熱温度になるように加熱または
冷却出力が比例、積分あるいは微分制御されるものが好
ましい。
また、一次室と二次室の温度差による除水量の補正手段
としては、例えば、一次室と二次室内の温度を検出する
温度センサを設け、この検出温度差を別に設けたマイク
ロプロセッサにより演算して前記計測手段で得られた値
を補正する手段が例示される。
この他、除水量の計測精度、制御精度を上げるための上
記71度制御手段の配設位置は、種々の態様のものが考
えられる。
まず、第1の態様は、温度制御手段を計量槽の一次室か
ら透析器に至る透析液導入路中に設ける態様である。
この態様は、約1分間程度の計璧モード時において、−
武家内に収納された新鮮透析液が自然冷却した場合でも
、一次室から出た新鮮透析液は再加熱されるので、いず
れのモード時においても新鮮透析液の供給温度を患者に
最適の温度に調整することができる。この場合、温度制
御手段中の加熱器の配設位置は、計量槽の一次室から透
析器に至る透析液導入路中のいずこであっても良いし、
また、上述したような循環回路もあわせて設けた場合に
は、この循環回路中のいずこであっても良い。温度制御
手段を循環回路中に設けた場合には、より好ましい態様
となる。循環回路で温調された透析液が、透析器へは勿
論のこととして、一次室にもフィードバックして供給さ
れるからである。
この循環回路により、温度制御手段が計量槽の上流、下
流側のいずれにあっても、循環回路を経た新鮮透析液は
必ず一次室にも供給されるので、加熱器の前後で新鮮透
析液に極端な温度差が発生するのを緩和することができ
る。
tた、一次室と二次室内の透析液温度差は、供給透析液
と温度調整後の透析液の温度差が5°C程度の場合、せ
いぜい1〜2 ”C程度にまで抑えることができ、計測
精度を高くできるが、上記温度制御手段とは別に設けた
、一次室と二次室内の透析液の液温差を検出する温度セ
ンサと、この得られた液温差から測定手段で得られた除
水量を真の除水量に演算のうえ補正するマイクロプロセ
ッサとからなる補正手段を設ければ、上記温度差による
除水量測定誤差を解消して更に計測精度を上げることが
でき、より一層好ましい結果が得られる。
なお、温度制御手段に温度センサを設ける場合には、供
給液遮断弁から一次室に至る透析液導入路または一次室
内の透析液温度は、変動が少ないので、一次室に供給さ
れた透析液の液温を検出する温度センサは別に設けず、
温度制御手段の温度センサを代用しても良い。
次に、第2の態様は、上記温度制御手段を計量槽の一次
室から透析器に至る透析液導入路中に設けるとともに、
更に、別の温度制御手段を透析器から二次室に至る透析
液導出路にも介設する態様である。この場合、後者の温
度制御手段は、二次室に回収された排透析液の液温を制
御Iすることになるので、一次室に供給された新鮮透析
液の液温に等しくなるように制御するのが良い。なお、
循環回路をあわせて設けた場合は、第1の態様と同様の
ことが言える。
また、除水量の補正手段としては、例えば、計測手段に
よって得られた除水量を、一次室に供給された新鮮透析
液の温度と、二次室に回収された排透析液の温度とを検
知することによって、この温度差を基にマイクロプロセ
ッサで演算のうえ補正する、あるいはいずれか一方の室
の透析液の温度が他方の室の透析液の温度と等しくなる
ように強制的に加熱器、冷却器などで温度調整するなど
の手段が考えられる。この場合、もし新鮮透析液を患者
の体温と同等程度に加温する必要が無い場合には、この
補正手段だけが設けられていても限外濾過量を十分に精
度良く測定できることは勿論である。なお、透析液導入
路は、計量槽の一次室を経て透析器に接続されても良い
し、供給液遮断弁から透析器に至る透析液導入路中から
一旦分岐された分岐管によって計量槽の一次室に接続さ
れても良い、透析液導出路と二次室との接続関係につい
ても同様である。
また、上記循環昇圧ポンプとしては、例えば、渦巻ポン
プ、キャンドモータポンプ、プランジャーポンプ、ダイ
ヤフラムポンプなどが好ましく、より好ましくは渦巻ポ
ンプである。
[作用] 本発明においては、準備モードにおいて、供給液遮断弁
を経由して供給された透析液は、温度制御手段により昇
温制御された後、一部は計量槽一次室に蓄積されるか、
または、一次室を経由し、他は循環昇圧ポンプを経由し
た後、更に一部は透析器に供給され、他は分流して温度
制御手段の一次側に透液回路を経由してフィードバック
される。
透析液は透析器を経由し、除圧ポンプにより限外濾過さ
れ、排透析液として、透析液導出路から排液遮断弁を経
て排出される。
以上の準備モードにより、計量槽の隔膜が二次室側に移
動して一次室が新鮮透析液で充満されると、そのまま定
常モードとして作用し、供給液遮断弁を経由して供給さ
れた透析液は、一部が循環回路を循環して温度制御され
ながら透析器に供給され、透析器を経由して排液となり
排出される。
一定時間後、供給液遮断弁、排液遮断弁がともに閉ざさ
れ、密閉系を形成して計量モードに移行するが、この計
量モードでは、供給液遮断弁を経由しての透析液の供給
はなく、計量槽一次室に貯留されていた新鮮透析液は、
循環昇圧ポンプを経由した後に分流されて一部は透析器
に供給され、他は温度制御手段の一次側に透液回路を経
由してフィードバックされる。
このフィードバックされた透析液は再度温度制御され、
計量槽一次室から循環昇圧ポンプを経由して直接透析器
に供給される透析液と合流し、透析器を経由して、除圧
ポンプにより限外濾過されて計量槽二次室に流入する。
透析液の供給および排出系は密閉系を形成しているので
計量槽二次室には計量槽一次室に貯留されていたのと等
量の排透析液が流入し、増加排透析液すなわち除水量分
のみが、限外濾過量計測手段に流入し、限外濾過量が測
定される。
なお、上記温度制御手段に代えて、計量槽の一次室から
透析器に至る透析液導入路に温度制御手段を設け、更に
一次室と二次室に収納された透析液の液温差に基づく除
水量測定誤差を補正する補正手段を設けた場合には、温
度制御された新鮮透析液の供給が断たれる計量モード時
においても、温度制御手段は、新鮮透析液を所望の液温
に制御し、補正手段は、計測手段で得られた除水量を真
の除水量に補正する。
更に、温度制御手段を、計量槽の一次室から透析器に至
る透析液導入路に設けた第1の温度制御手段と、透析器
から二次室に至る透析液導出路に設けた第2の温度制御
手段とで構成した場合には、第1の温度制御手段は、上
記と同様の作用を奏する他、第2の温度制御手段は、計
量モード時において、二次室に回収された排透析液の液
温を一次室に供給された透析液の液温に等しくする作用
を奏する。
[実施例] 以下本発明のいくつかの実施例を図面を参照しながら更
に詳しく説明する。
(実施例1) 第1図、第2図(^)、(B)、(C) 、第3図(A
) 、 (B)は、温度制御手段44が供給液遮断弁2
3から計量槽27に至る透析液導入路B中に設けられる
本発明に係る限外濾過量制御装置を説明するための図で
あり、それぞれ第1図は装!のフローシート、第2図(
A)は定常モードの前段階の準備モード、第2図(B)
は定常的に限外濾過操作をする定常モード、第2図(C
)は、一定時間経過後の限外濾過量を測定する計量モー
ドを示し、第3図(A) 、 (B)は本実施例によっ
て得た、限外濾過量の測定精度の改善結果を示したもの
である。
第1図において、21は透析器を示し、血液側流路Aと
、供給袋222から透析器21の入口ポート(図示せず
)に至る流路である透析液導入路Bと、透析器21の出
口ボート(図示せず)から排液遮断弁32に至る流路で
ある透析液導出路Cとが接続され、透析膜(図示せず)
を介して血液と透析液との間で透析を行なうように構成
されている。
前記透析液導入路Bには、以下に述べる機器が接続され
ている。(これらの機器類は、予め新鮮透析液を調合準
備する前記透析液供給装置であって、本発明による限外
濾過量制御装置の外部装置あるいは病院等施設の透析液
供給設備であってもよい。) 23は、切換手段24からの制御信号で開閉される供給
液遮断弁であり、通常の2方口電磁弁などが採用される
ものである。25は定圧弁を示し、透析器21に供給さ
れる透析液の圧力を一定にして、前記供給装置22によ
る新鮮透析液の供給圧力が透析器21へ直接波及するの
を防止するためのものである。この定圧弁25の形式は
透析液導入路Bの管内圧力をパイロット圧力として、予
め設定された圧力に基づいて作動する自刃式圧力調整弁
であるが、コントローラ(図示せず)からの制御で開閉
される自動式圧力調整弁であればより好ましい。
44は、温度制御手段であり、分岐点Gの上流側に設け
られた電熱式シーズヒータ39と、その電熱式シーズヒ
ータ39の出口部での透析液の温度を測定する温度セン
サ43と、温度コントローラ38とから構成されている
。なお、温度センサの配設位置は、閲のように電熱式シ
ーズヒータ39の出口部としても良いが、透析器21の
入口部に設けても良く、更には、それらの中間箇所に設
けても良い。
26は循環昇圧ポンプを示し、定圧弁25を出た新鮮透
析液を安定供給するために更に昇圧するとともに、分岐
点Hから透液回路りを経由して合流点■に至り、前記加
熱器39から循環昇圧ポンプ26へと形成される循環回
路に透析液を循環させるためのポンプである。
27は計量槽を示し、弾性膜28により新鮮透析液を一
時的に収納する一次室(右室)と、排透析液を一時的に
収納する二次室(左室)とに相連通することなく2分さ
れている。更に、この計量槽27の一次室からは、前記
加熱器39と循環昇圧ポンプ26間の透析液導入路Bに
連通ずる分岐管Jが接続され、二次室からは、後述する
透析液導出路Cに連通ずる分岐管Eが接続されている。
41は、新鮮透析液の流量を一定にするための定流量弁
を示し、一般に工業分野で使用される機械式自刃流量調
整弁と同一構造のものであり、除圧ポンプ42の変化に
かかわらず、透析器21への透析液の供給速度(通常は
500d/分)を一定に制御するものである。また、2
9は流量計を示している。
透析液導出路Cは、排透析液と、透析器21で限外濾過
された液とを系外に排出する流路で、この流路C内には
以下に述べる機器が接続されている。
すなわち、42は、前記透析器21の透析液流路に負圧
を発生させるための除圧ポンプ、30は、この負圧を検
出する透析液圧センサ、31は、血液圧センサ40と、
透析液圧センサ30とで検出した圧力の差圧(以下、膜
間差圧という)を一定にすべく前記除圧ポンプ42に制
御信号を送るマイクロプロセッサである。
なお、前記透析液圧センサ30は、必要な透析液圧精度
に応じて前記透析液導入路B、透析液導出路Cのいずれ
か一方、または両路に設けても良い、除圧ポンプ42を
経た後で、かつ、前記分岐管Eとの分岐点Fよりも下流
側において、透析液導出路Cに排液遮断弁32が接続さ
れ、前記計量槽二次室に一時貯留されていた排透析液と
前記分岐点Fで合流した排透析液の排出を遮断するよう
に構成されている。また、24は、前記供給液遮断弁2
3と、排液遮断弁32とに制御信号を送り、両弁23,
32を一定時間毎に開閉するコントローラである。
33は、前記血液側流路Aから透析膜を経て透析液導出
路Cに限外濾過された除水量を測定する計測手段であり
、この計測手段33は、ロードセル34と、計量バッグ
35と、可撓性チューブ36と、重量コントローラ37
とからなる重量測定手段を用いている。
次に、第2図(A)の準備モードの状態図、第2図(B
)の定常モードの状態図、第2図(C)の計量モードの
状態図それぞれに基づいてこの装置の作用を説明する。
なお、図中の太線は各モードの流路において透析液の流
出入があることを示している。
準厘天二上 第2図(A)のY1!備モードでは、予め供給液遮断弁
23、排液遮断弁32とも開状態に設定されている。透
析1ffL供給装置22を出た新鮮透析液は、供給液遮
断弁23を経て、定圧弁25で一定送液圧力に調整され
てから加熱器39で温度制御された後、大半は循環昇圧
ポンプ26に流入する。また、計量槽27の二次室に貯
留されていた排透析液は、流路Eを経由して排出され、
一方、透析液が計量槽27の一次室に蓄積されてゆき、
最終的には弾性膜28が計量槽27の左壁に密着され、
温調された透析液で計量槽27の一次室が充満される。
一方、循環昇圧ポンプ26に流入した温調された透析液
の一部は透液回路りを経由して前記加熱器39の一次側
に導入されるように循環するが、定流量弁41で流量を
定められた分の透析液(通常500m/分)は透析器2
1に流入する。
ここで、計量槽27の一次室に蓄積されていく透析液の
流量は、排液遮断弁32の圧力損失と定圧弁25の調整
圧により自在に調整できるが、準備時間を2〜3分、計
量槽27の容量を500CCとすると100〜300m
Q/分が適当である(本実施例では200mfi/分と
した)。
また、循環昇圧ポンプ26、透液回路りを経由してフィ
ードバックされる透析液流量は、循環昇圧ポンプ26の
昇圧能力と定圧弁25の調整圧によって自在に調整でき
るが、加熱器39の負荷の変動を少なくし、温度制御性
を高める観点から、500戚/分程度以上2000d/
分程度、すなわち、透析器21への透析液の供給流量の
1〜4倍のフィードバンク量とすれば、好ましい温度制
御性と計量槽27での計測管理が得られる(本実施例で
は循環昇圧ポンプ26の型式を渦巻ポンプとし、その循
環昇圧特性から約700Ili!/分とした)。
すなわち、準備モードにおいては、供給送液量は500
+200=700雁/分、フィードバック流量は700
m/分、従って加熱器39を通過する循環流量は700
+700=1400mj!/分となる。
一方、透析器21中では除圧ポンプ42で透析液導出路
Cが規定の負圧に維持されるので限外濾過作用が生じ、
透析液に血液側からの除水量(通常0,7滅/分〜16
.7atffi/分)が更に加えられて共に透析液導出
路Cに流入する。この際、前記除圧ポンプ42は、透析
器21での除水量を一定にすべく、膜間差圧が予め設定
された膜間差圧に一致するようマイクロプロセッサ31
により制御される。
そして、透析2S21、除圧ポンプ42を経た排透析液
は、前記計量槽27の二次室から押し出された排液と合
流して排液遮断弁32を経て排出される。
冗10ヒニを 第2図(R)の定常モードは、供給液遮断弁23、排液
遮断弁32が共に開、計量槽27内の弾性膜28が左壁
に密着された状態で、新鮮透析液は一定流量、一定の股
間圧力で、定常的に一定時間だけ限外濾過を継続するモ
ードである。
このモードにおいては計量槽27の一次室への透析液の
蓄積をする必要がなく、従って、供給通析装置は500
mf/分、加熱器39を通過する透析液の流量は500
+700−1200−/分となる。ここで重要なことは
、透析液導出路が200戚/分急に減少することになり
、加熱器39の制御遅れが不可避であることから透析器
21への供給透析液温度が一時的に変動するが、本実施
例によれば既に温度調整された透液回路りを経由したフ
ィードバック透析液により、その変動幅は大幅に緩和さ
れることである。
訃1に上 第2図(B)の定常モードによる限外濾過の定常運転が
一定時間経過すると、マイクロプロセッサ31の指示に
より、供給液遮断弁23および排液遮断弁32それぞれ
が閉じられ、第2図(C)の計量モードに移行する。
このモードでは、透析液供給装置22からの新鮮透析液
の供給が前記供給液遮断弁23の閉止によって断たれる
のに対し、除圧ポンプ42による除圧が透析液導出路C
に加えられているので、計量槽27の一次室に一時的に
貯留された温調済みの新鮮透析液は分岐管Jを経て循環
昇圧ポンプ26に至り、一部は透液回路りと加熱器39
を経て再度/!!調され定流量弁41を経て透析器21
へと供給され、限外濾過がなされる。
また、血液側流路Aから透析液流路に限外濾過された除
水分と排透析液とは、排液遮断弁32が閉止されている
ので計量槽27の弾性膜28を右方向へ押しやりつつ、
−武家に貯留されていた温度調整済みの新鮮透析液と等
量の排透析液が二次室に流入し、余剰透析液すなわち除
水分が、可撓性チューブ36を経て計量バッグ35に流
入する。
この計量モードにおいては、供給透析液流量は0−7分
となるが、透液回路りを経由して透析液は70(ld/
分流れており、従って加熱器39内に透析液が滞留する
ことなく、加熱器39の予熱により透析液が異常昇温す
ることはない、つまり、次の準備モードに移行した時に
加熱器39内で異常過熱した透析液が透析器21へと供
給される虞は全くない。
また、計量槽27の一次室に貯留された新鮮透析液は温
度調整されたものとはいえ、計量モード朋間中(約1分
間)に透析装置からの放熱などによって液温か低下した
透析液が透析器21に供給される虞があるが、本発明に
よれば、大半は透液回路りを経由して再度温度調整され
るので、この温度低下を最小限にすることができる。こ
の実施例において、運転条件を、循環流量700d/分
、透析器21への供給を500d/分、計量モード間隔
4分間とした場合に、例えば、従来の透析液がl ”C
自然低下するとしたら、本実施例の場合は0.4℃程度
の温度低下に緩和される。
更に、最も重要なことは、この計量モードにおいて除水
量を精度良く計測するためには計量槽27の一次室から
流出した新鮮透析液と、計量槽27の二次室に流入する
排透析液が等しく等体積でなければならない点であるが
、本発明の如く小型かつ簡便な装置で計量槽27の一次
室に透析液を貯留する前に温度調整しておけば、計量槽
27の一次室内の新鮮透析液と二次室内の排透析液との
温度差はなく、等しく等体積となり、正確な除水量を計
測できる。この効果を第3図を用いて説明する。
第3図(A)は、分岐点Gの上流側に透析液の温度制御
手段を設けた本実施例による場合の除水誤差を示したグ
ラフ、第3図(B)は、分岐点Gの下流側に温度制御手
段を設けた場合の除水誤差を示したグラフである。
第3図(B)において、例えば、計量槽27の一次室に
温度が30°Cの透析液を流入させ、分岐点Gをでた位
置で36°Cに加熱し、二次室への流入温度が35°C
の場合の除水誤差は、Lで示す通り、平均して43cc
/Hrである。
一方、第3図(A)において、分岐点Gの上流側に温度
制御手段44を設け、分岐点Gを出た位置で加熱する本
実施例の装置によると、計量槽27の一次室の透析液温
度は36°C1二次室の排透析液温度は35°Cとなり
、除水誤差はMで示す通り、平均して3 cc/Hr程
度と少なくなり、除水誤差が従来の場合の約1/14に
も改善されていることがわかる。よって、本実施例によ
ると除水量測定を高精度で行なうことができる。
(実施例2) 第4図は、温度制御手段44の位置が実施例1の装置と
は異なり、分岐点Gから循環昇圧ポンプ26に至る透析
液導入路B中に設けられるとともに、除水量計測手段3
3で得られた除水量を補正する補正手段48が新たに設
けられた本発明に係る限外濾過量制御装置のフローシー
トである。本実施例装置が実施例1の装置と異なる点は
、上記2点のみであり、他の点については実施例1で説
明した装置と同様であり、第1図と同一符号の部材は同
一のものを用いている。
図において、温度制御手段44は、実施例1と同様にマ
イクロプロセッサ38と、加熱器39と、温度センサ4
3とからなり、計量槽27から循環昇圧ポンプ26に至
る透析液導入路B中に介設されている。
一方、48は、除水量計測手段33で計測された除水量
を正確な限外濾過量に補正するための除水量補正手段で
あり、計量槽27の二次室に回収された排透析液の液温
が一次室に供給された新鮮透析液の液温とは異なる場合
に、この温度差によって二次室に回収される排透析液の
体積が収縮し、一次室に供給された新鮮透析液と等しい
重量の排透析液が除水量計測手段33で計量されないこ
とを防止するためのものである。
除水量補正手段48は、計量槽27の一次室に供給され
た透析液の液温を検知する第1の温度センサ45と、二
次室に供給された透析液の液温を検知する第2の温度セ
ンサ46と、マイクロプロセッサ47とで構成されてい
る0両センサ45゜46それぞれは、市販のサーミスタ
式、抵抗式、熱電対式などからなる公知のもので良く、
また、その配設位置は、本実施例ではそれぞれ分岐管J
E中であって、計量槽27の一次室と二次室それぞれに
できるだけ近い位置に設けたが、もし可能ならば、計量
槽27の一次室と二次室の内部に設けるのが最も好まし
い、マイクロプロセッサ47は、第1の温度センサ45
と第2の温度センサ46とで計測された一次室と二次室
の透析液の液温差と、除水量計測手段33により測定し
た除水量とから真の除水速度を演算のうえ、マイクロプ
ロセッサ31に伝えるものである。
このため、マイクロプロセッサ47には、除水量計測手
段33で計測された除水量から真の除水速度UFR(d
/hr)を求めるための以下の式が予め入力されている
UFR−X−(Y−Z)x3600/(t、−t、)こ
こで、 X= +c(tz ) −G(tl ) l x360
0/(h −t、 )Y−Vx(tt −tl ) x
ρ(T+ ) / f(t、   ts )×ρ(’r
z ) I Z=VX(t、   t、 ) /(t−t−)ただし
、 UFR:真の除水速度   (戚/ h r )G:重
量センサ計測値 T、ニー次室温度    (”C) T、−二次室温度    (°C) ts:閉回路形成開始時刻 t、:閉回路形成終了時刻 tl:計測開始時刻 tt;計測終了時刻 ■:チャンバ容量   (−) ρ:透析液の密度   (g /c+a)ここで上式の
意味を各項毎に説明すると、X項では、温度による透析
液の体積変化を考慮しないときの見掛けの除水速度が求
められ、Y項では、計測時間(tz −tl )の間に
供給された透析液の二次室側における体積が求められ、
7項では、計測時間(ti −tl )の間に透析器2
1に供給された透析液の体積が求められるので、結局、
真の除水速度UFRは、見掛けの除水速度(X)から透
析液の体積変化分(Y−Z)を除水速度に単位変換した
量を差引いたものとなる。
なお、−武家温度T1と、二次室温度T2の測定タイミ
ングは、第6図に示すように、計量モード開始時にチャ
ンバー次室内の液温を、計量モード終了時に二次室内の
液温をそれぞれ計測するのが、計測開始後および計測終
了時それぞれの透析液密度を正確に知るうえで望ましい
、しかし、計量モード間隔が4〜5分と短い場合には、
計量モード中のいずれのタイミングで測定しても、更に
は準備、定常モード時において測定しても1°C程度の
温度差であるから、除水速度は前記タイミングに基づき
測温し補正演算したデータと近似し、問題はない。
次に、上記のように構成されたこの実施例装置の作用を
第5図に示したブロック線図を用いて以下に説明する。
57は、除水量と除水速度の補正を行うとともに真の除
水速度UFRを演算する回路であり、マイクロプロセッ
サ47(第4図)内に備えられていて、第1の温度セン
サ45と、第2の温度センサ46とで得られた一次室と
二次室それぞれの液温と、除水量計測手段33において
ロードセル34からの重置信号を重量コントローラ37
に入力することにより計測された除水重量とを入力し、
一次室と二次室との液温差に基づいて除水量を補正し、
真の除水速度tJFRを演算するようになっている。
この真の除水速度UFRを、予めUFR設定回路5日に
設定された除水速度と比較回路59で比較し、次いで、
次回TMP算出回路61で膜間差圧の前回値(初期値は
、予め初!IJITMP設定回路60に設定されている
。)に補正を加え、次回の膜間差圧を算出する。この計
量モードに続く準備、定常モードにおいても次回TMP
算出回路61で算出された膜間差圧になるように除圧ポ
ンプ42(第4図)をTMPIIH11回路62により
制御運転し、次の計量モードに至る0次の計量モードは
、一次室への新鮮透析液の受は入れが完了する時間を充
分みて、タイマ63の信号により開始される。
勿論、マイクロプロセッサ47の機能をマイクロプロセ
ッサ31に持たせることができれば、マイクロプロセッ
サ47を省略しても差し支えない。
次に、再び第4図を用いて本実施例装置の作用を説明す
る。
準備モード時においては、透析液供給装置22から供給
された新鮮透析液は、供給液遮断弁23を経て分岐点G
に至る。ここで一部の新鮮透析液は、分岐管Jに流入し
て計量槽27の一次室に流入し、残りの新鮮透析液は、
分岐点Gを通過して加熱器39に至り、ここで加熱器3
9によって加熱される0次いで、新鮮透析液は、液温が
温度センサ43で検知された後、温度コントローラ38
により、所望の温度に制御される。/!1度センサ43
を通過した透析液は、分岐点Hにおいて、循環昇圧ポン
プ26により実施例1の場合と同様に大二分の透析液は
透析器21に供給されつつも、−二分の透析液は循環回
路内を循環しつつ加熱器39で再加熱される。また、こ
の所望の供給温度に制御された新鮮透析液の一部が分岐
点G、分岐管Jを経て一次室にも流入し、弾性隔膜を図
の左方に押しやり一次室を充満する。
一方、循環昇圧ポンプ26により送液された新鮮透析液
は、透析器21に供給され、ここで患者から透析液導出
路Cに移行した除水量分が増加されて排透析液となり、
排液遮断弁32を経て排出される。
また、定常モード時においては、計量槽27への透析液
の流入、流出がなく、はぼ準備モードと同様の作用を奏
する。
計量モード時においては、まず、供給液遮断弁23と排
液遮断弁32が閉じられ、計量槽27の一次室に準備モ
ード時に供給された新鮮透析液は、循環昇圧ポンプ26
によって透析器21に供給されるが、この際、準備、定
常モードと同様に、透析器21に供給される新鮮透析液
は、温度制御手段44によって、常時所望の温度に制御
される。
次に、実施例1の装置の場合と同様に、除圧ポンプ42
の作用により、透析器21において患者から透析液導出
路Cに移行した除水量分だけ増加した排透析液は、排液
遮断弁32が閉じられているので、分岐点Fを通過した
後、分岐管Eを通過して二次室に流入し、一次室に供給
されていた新鮮透析液と等量の排透析液が弾性隔膜を図
の右方に押しやることにより、二次室に回収される。二
次室が排透析液で充満されると、余剰の排透析液、すな
わち、患者からの限外濾過された除水量相当分が可撓性
チェーブ36を経て計量バッグ35内に流入し、ロード
セル34によって精密にその重量が計測され、重量コン
トローラ37にその重量信号が送信される。
ここで、仮に、一次室に流入された新鮮透析液の液温と
、二次室に回収された排透析液の液温に温度差が生じる
と、この温度差が第1と第2の温度センサ45,46と
でそれぞれ検知され、この温度差がマイクロプロセッサ
47に送られる。
マイクロプロセッサ47は、この温度差に基づいて前記
計算式により、重量コントローラ37によって得られた
重量を演算のうえ補正して真の除水速度tJFRを算出
する。そして、得られたこの補正値をマイクロプロセッ
サ31に送り、マイクロプロセッサ31は、この補正値
と設定された除水速度を比較し、次回に設定すべき膜間
差圧TMPを算出して除圧ポンプ42に送り、所望の膜
間差圧となるように除圧ポンプ42を制御する。
この実施例装置によれば、実施例1で説明した装置とは
異なり、温度制御手段44が計量槽27の後部に配設さ
れているので、予め適温に温度制御された新鮮透析液の
供給が断たれ、計量時間の経過によって透析器21への
供給温度が低下する計量モード時においても、常時適温
に温度制御された新鮮透析液が透析器21に供給される
という特有の効果を奏する。
また、除水量補正手段48を設けたので、たとえ、一次
室と、二次室に供給される透析液に温度差が生じても、
その温度差に起因する体積膨脹分による誤差を無くすよ
うに、予め設定された計算式に従って、除水量計測手段
33で得られた除水速度tJFRを補正するので、除水
精度の高い透析治療ができる。
(実施例3) 第7図は、実施例1で説明した装置の温度制御手段44
に代えて、それに相当するものが第1の温度制御手段4
4として分岐点Gから循環昇圧ポンプ26に至る透析液
導入路B中に設けられるとともに、更に、二次室内の排
透析液の液温を、一次室内の新鮮透析液の液温に基づい
て同一の液温に温度調整する第2の温度制御手段49が
設けられた本発明に係る限外濾過量制御装置のフローシ
ートである0本実施例装置が実施例2の装置と異なる点
は、実施例2の装置の除水量補正手段48に代えて、第
2の温度制御手段49を設けた点であり、その他の点に
ついては実施例2で説明した装置と同様であり、第4図
と同一符号の部材は同一のものを用いている。
図において、44は第1の温度制御手段であり、実施例
2と同様の目的、構成を有する。
一方、49は第2の温度制御手段であり、分岐管Jに設
けられた、一次室に供給された新鮮透析液の温度を検出
する温度センサ50と、二次室に回収された排透析液の
液温を一次室に供給された新鮮透析液の液温と同一の温
度に制御する間接加熱式の温度調整装置51と、この温
度調整装置51に対し、温度センサ50で検出された一
次室の液温に基づいて所望の液温となるように出力制御
の指示を与える温度コントローラ52とからなる。
そして、温度調整装置51は、更に蛇管式の熱交換器5
3と、熱媒を所望の温度に調整するため図示しないヒー
タ、タンクなどが内蔵された熱媒供給装置54と、この
熱媒を熱交換器53に送液する送液ポンプ55と、送液
管56とからなる。ここで、温度調整装置51は、図示
のように熱媒による間接加熱式のものを用いたが、例え
ば、分岐管E内に直接電熱ヒータを投入する、あるいは
、分岐管Eを二重管として蒸気加熱するなど公知のいか
なる態様の加熱方法を採用しても良い。また、熱媒供給
装置54は、二次室内の透析液温度が一次室の透析液温
度に比して低下するのが殆どであるから、実用上はヒー
タのみを備えれば充分であるが、低温透析療法の如く第
1の温度制御手段44で加熱された新鮮透析液の温度を
血液温度よりも若干低く制御する場合には、併せてター
ラをもタンク内に内蔵させ、冷却機能をも備えた方が良
い。
このように構成された本実施例装置の作用は、準備、定
常モード時においては実施例2の装置と大差ないが、計
量モード時においては、次の如き特有の作用を奏する。
すなわち、排液遮断弁32が閉止されると、一次室内に
供給された新鮮透析液は、その液温が温度センサ50で
検出された後、第1の温度制御手段44で患者の体温に
適した温度に加熱され、透析器21に供給される。ここ
で愚者から限外濾過された除水量が透析液導出路Cに移
行した排透析液は、分岐点F3分岐管Eを経て熱交換器
53に流入し、ここで温度コントローラ52の指示によ
り、排透析液の液温が一次室に供給された液温に等しく
加熱制御された後、二次室内に回収される。
[発明の効果〕 以上、本発明は上記のような構成、作用を有するため次
の如き優れた効果を奏する。
請求項(1)の限外濾過量制御装置においては、(1)
、温度制御手段を計量槽の新鮮透析液供給側に設けるこ
とにより、計量槽の一次室内に一時貯留された新鮮透析
液の温度と、透析器を経て計量槽の二次室内に流入、充
満された排透析液の温度との温度差を少なくできるので
、両者の間に密度差をなくすことができる。従って、体
積膨張分による誤差発生を防止し、きわめて高精度で除
水量を計測することができる。
(2)、供給透析液の量が、例えば、準備モード600
〜800d/分、定常モード500d/分、計量モード
Ote/分といったように、各モードへの移行に伴って
、流量が繰り返して大きく変動するにもかかわらず、循
環回路を備えたことにより透析器に供給される透析液の
温度変動をきわめて低くでき、高い温度制御性を得るこ
とができる。
(3)、透析液導入路に温度制御手段と、循環回路とを
設けるのみで、他に温度調整タンク等の温度変動緩和機
構を設けずとも、透析温度にオーバシュート、アンダー
シュート等のない安定した透析温度制御を実現でき、し
かも温度制御手段は公知のものを用いることができるの
で、小型で簡便かつ安価な限外濾過量制御装置が堤供で
きる。
また、請求項(2)の限外濾過量制御装置においては、
計量槽の一次室と二次室の透析液の温度差に基づく除水
量測定誤差の補正手段を設けたので、たとえ一次室と二
次室で透析液温度に変動があっても正確な除水量を測定
することができる。
また、請求項(3)の限外濾過量制御装置においては、
計量槽の一次室から透析器に至る透析液導入路に温度制
御手段を設けたので、計量モード時においても患者の体
温に適した新鮮透析液が供給できるとともに、更に、一
次室と二次室に収納された透析液の液温差に基づく除水
量測定誤差を補正する温度センサと、マイクロプロセッ
サとからなる補正手段を設けたので、たとえ前記誤差が
あっても計測手段で得られた除水量を真の値に補正する
ことができる。
また、請求項(4)の限外濾過量制御装置においては、
温度制御手段を、計量槽の一次室から透析器に至る透析
液導入路に設けた第1の温度制御手段と、透析器から二
次室に至る透析液導出路に設けた第2の温度制御手段と
で構成したので、第1の温度制御手段は、上記と同様の
効果を奏するとともに、第2の温度制御手段は、二次室
に回収された排透析液の液温を一次室に供給された透析
液の液温に等しくする効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る限外濾過量制御装置の一実施例
を示すフローシート、第2図は、その動作説明図、第3
図(A)は、分岐点Gの上流側に透析液の温度制御手段
を設けた本発明による場合の除水誤差を示したグラフ、
第3図(B)は、分岐点Gの下流側に温度制御手段を設
けた場合の除水誤差を示したグラフ、第4図は、本発明
に係る限外濾過量制御装置の他の実施例を示すフローシ
ート、第5図は、第4図に示す装置のプロンク線図、第
6図は、供給液遮断弁および排液遮断弁のタイミング図
、第7図は、本発明に係る限外濾過量制御n装置の更に
他の実施例を示すフローシート、第8図は、従来装置の
一例を示すフローシートである。 21・・・透析器      22・・・透析液供給装
置23・・・供給液遮断弁   24・・・切換手段2
5・・・定圧弁      26・・・循環昇圧ポンプ
27・・・計量槽      28・・・弾性隔膜29
・・・流量計      30・・・透析液圧センサ3
1・・・マイクロプロセッサ32・・・排液遮断弁33
・・・除水量計測手段  34・・・ロードセル35・
・・計量バング    36・・・可撓性チューブ37
・・・重量コントローラ 38・・・温度コントローラ
39・・・加熱器      4o・・・血液圧センサ
41・・・定流量弁     42・・・除圧ポンプ4
3・・・温度センサ    44・・・温度制御手段4
5・・・第1の温度センサ 46・・・第2の温度セン
サ47・・・マイクロプロセッサ48・・・除水量補正
手段49・・・第2の温度制御手段5o・・・温度セン
サ51・・温度調整装置   52・・・温度コントロ
ーラB・・・透析液導入路    C・・・透析液導出
路D・・・透液回路 出願大東し 株式会社 代理人 弁理士 杉 谷   勉 第 2 図 (fの1) (B) 第 2 図 (ぞ02) 第8図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)血液流路と、透析液流路と、これら両流路
    を区別して血液流路から透析液流路へと限外濾過液を導
    出する透析膜とからなる透析器と、(ロ)前記透析器へ
    の透析液の供給を遮断する供給液遮断弁と、 (ハ)移動可能な隔膜で一次室と二次室とに二分された
    計量槽と、 (ニ)前記供給液遮断弁を経た後、一方は前記計量槽の
    一次室へ至り、他方は前記透析器の導入口に至る透析液
    導入路と、 (ホ)前記透析器の透析液流路に陰圧を発生させる陰圧
    ポンプと、 (ヘ)前記透析器から排出される排透析液の排出を遮断
    する排液遮断弁と、 (ト)前記供給液遮断弁および排液遮断弁を間欠的に切
    換える切換手段と、 (チ)前記透析器の導出口から前記陰圧ポンプを経た後
    、一方は前記計量槽の二次室に至り、他方は前記排液遮
    断弁に至る透析液導出路と、(リ)前記透析器と前記排
    液遮断弁との間で限外濾過量を測定する計測手段と、を
    備えた限外濾過量制御装置において、 (ヌ)前記計量槽の一次室から前記透析器の導入口に至
    る透析液導入路に、透析液の循環昇圧ポンプを設け、 (ル)前記循環昇圧ポンプの吐出口より前記透析器導入
    口に至る前記透析液導入路から分岐され、前記供給液遮
    断弁より前記計量槽の一次室に至る前記透析液導入路で
    あってかつ前記計量槽の一次室よりも上流側の前記透析
    液導入路に合流された返液回路を設けることにより、前
    記循環昇圧ポンプから吐出された透析液が、再度前記透
    析液導入路を経て前記循環昇圧ポンプの吸い込み側に循
    環される循環回路を形成し、 (ヲ)更に、前記循環回路の任意の位置に、供給透析液
    を規定の温度に制御する温度制御手段を備えたことを特
    徴とする限外濾過量制御装置。
  2. (2)計量槽の一次室に供給された新鮮透析液と、二次
    室に回収された排透析液との温度差に基づく計測手段の
    限外濾過量の測定誤差を補正する補正手段を備えたこと
    を特徴とする請求項(1)記載の限外濾過量制御装置。
  3. (3)(イ)返液回路と、循環回路の任意の位置に設け
    られた温度制御手段とに代えて、 計量槽の一次室から透析器に至る透析液導入路に介設さ
    れた温度制御手段と、 (ロ)補正手段を備え、かつ、前記補正手段が、 [1]前記供給液遮断弁から前記一次室に至る前記透析
    液導入路または前記一次室に設けられた、前記一次室に
    供給された透析液の液温を検出、する第1の温度センサ
    と、 [2]前記温度制御手段から前記透析器を経て前記二次
    室に至る前記透析液導入路もしくは透析液導出路または
    前記二次室に設けられた、前記二次室に回収された排透
    析液の液温を検出する第2の温度センサと、 [3]前記両温度センサに基づいて、前記計測手段によ
    って得られた限外濾過量を、演算のうえ補正するマイク
    ロプロセッサと、を備えていることを特徴とする請求項
    (2)記載の限外濾過量制御装置。
  4. (4)(イ)返液回路と、循環回路の任意の位置に設け
    られた温度制御手段とに代えて、 計量槽の一次室から透析器に至る透析液導入路に介設さ
    れた温度制御手段と、 (ロ)補正手段を備え、かつ、前記補正手段が、 [1]前記供給液遮断弁から前記一次室に至る前記透析
    液導入路または前記一次室に設けられた、前記一次室に
    供給された透析液の液温を検出する温度センサと、 [2]前記透析器から前記二次室に至る前記透析液導出
    路に介設された、排透析液の温度を調整する温度調整装
    置と、 [3]前記温度センサに基づいて、前記温度調整装置を
    制御する温度コントローラと、を備えていることを特徴
    とする請求項(2)記載の限外濾過量制御装置。
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