JPS6229043A

JPS6229043A - フイ−ルドフオ−マ

Info

Publication number: JPS6229043A
Application number: JP17789086A
Authority: JP
Inventors: ジャン　ピエール　フルシェ; マルク　グルュエ
Original assignee: ソシエテ　アノニム　ビデオカラ−
Priority date: 1985-07-30
Filing date: 1986-07-30
Publication date: 1987-02-07
Also published as: FR2585878A1; EP0210900A1; FR2585878B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はインラインの（即ち横一列に配列された）３本
のビームを持つカラーテレビ受像管用のフィールドフォ
ーマに関する。本発明はインライン形受像管と呼ばれ共
面を持つ３本の電子ビームを発生する電子銃、及びデフ
レクタと呼ばれる電磁偏向ユニットを持つシャドウマス
ク型のカラーテレビ受像管の分野に適用される。

（背景技術）自己集中型のデフレクタでは、側方（ラテラル）ビーム
（赤及び青を発生するもの）のコンバージェンスは偏向
（量）による磁界の形状によって与えられる。一方、中
央ビームによって与えられる画像（録画像）は、一般的
に側方ビームによって発生されるものと同じ幅（振幅）
を持たない。この幅の相違はコマ収差として画像の光点
から解析される。

テレビ画像の形状のコマ収差（欠陥）は、赤。

緑、青の３原色のフレームについて評価される。

他の色に関する１つの色のフレーム又は画像の欠陥率は
、例えば赤／青コンバージェンスで示される。この赤／
青コンバージェンスは同一偏向条件で作成される赤の矩
形と青の矩形との間の寸法の相違を測定することにより
評価される。このコンバージェンスは同一偏向条件で得
られる赤及び青の画像の完全な重なりを許容する受像管
の望ましい特性である。

赤／青コンバージェンスを与えるために要求される磁界
の形状は、一般に録画像の垂直方向の幅が小さく（負の
垂直方向のコマ収差）、更に録画像の水平方向の幅が赤
／青画像の水平方向の幅とほぼ等しい（水平方向のコマ
収差がほぼ零）ことである。

３本のビームを発生する電子銃は、一般に３つの配列さ
れたカソード、複数の電極、及び受像管の中で電子銃の
センタリングのためのフロントキャップを有する。

これらのコマ収差（欠陥）を補正するために、高透磁率
の小さな複数の金属片（プレート）は電子銃のキャップ
に設けられる。これらの金属片の役目はデフレクタによ
る磁界のラインを局部的に変更（修正）することである
。これらの金属片はフィールドフォーマの用語で示され
る。

これらの金属片の３本のビームに関する形状及び位置は
コマ収差（欠陥）を打消すように調整される。

これらのフィールドフォーマの作用はテレビ画像にしば
しば非対称に現われる。即ち、コマ収差が零であるにも
かかわらず、緑ラインは画像のエツジで、赤／青ライン
に関してオフセットされる。この欠陥は“緑シフト、”
の用語で示される。

２つの光学的組立体は電子の放出位置とスクリーン上の
電子の衝突位置の間に配置される。第１のものは、電子
銃のグリッドによって形成される静電型の電気光学シス
テムである。第２の電磁型のものはデフレクタによって
形成される。この後者は主に偏向磁界のライン及びフレ
ームを発生する。

フィールドフォーマの位置決めはデフレクタの重要な再
調査（レビュー）を含むシステムの赤／青コンバージェ
ンス状態を修正（変更）しない。

この問題を避けるために、フィールドフォーマは側方ビ
ームによって見られる水平及び垂直方向の偏向磁界の長
さを完全に関連する方法で変更されるように定めねばな
らない。

本発明の目的は垂直方向のシフトを示すことなしに、ま
た、デフレクタによって定められる側方ビームの集中状
態をほとんど変更することなしに自己集中方式のインラ
イン型テレビ受像管のコマ収差（欠陥）を補正゛するた
めのフィールドフォーマシステムを提供することである
。

フィールドフォーマの補正は従来技術の電子銃ですでに
与えられている。

第４図で示される第１のタイプのものでは、電子銃はバ
ーとリングを含む。側方ビーム：＋５．３７に配置され
るリング３３．３４は垂直方向の磁界を減少させ、垂直
方向のコマ収差を零にする。しかし、それらは、水平方
向の磁界を減少させ、水平方向の磁界は中央ビームによ
って減少させられる。２つのバー３８．３９は中央ビー
ム３６の両側に垂直に設けられる。

しかし、これらのバーはキャップと非常に相違する時間
的作用を持ち、考慮されるべき緑シフトの現象を導く。

第５図で示される第２のタイプのものでは、電子銃はバ
ー４３〜４６を持ち。これらのバーは側方ビーム４０．
４２について垂直方向の磁界を減少させ、同ビームにつ
いて水平方向の磁界をわずかに増加させる。

こわらのフィールドフォーマは垂直方向のコマ収差補正
を減少させるので、多くの場合使用されない。

複雑で平坦でない形状を持つフィールドフォーマがある
。これは製造、取り扱い及び位置決めをデリケートにす
る。

（発明の概要）本発明は従来技術の問題点を解決するために、インライ
ンの３本のビームを持つカラーテレビ受像管用のフィー
ルドフォーマであって、３本のビームを発生する電子銃
とテレビ画像を形成するスクリーンとの間に電磁偏向の
デフレクタを持ち、該電子銃がデフレクタ側にキャップ
を持つ形式の受像管のフィールドフォーマにおいて、前
記キャップ上に設けられる２つのプレートを有し、各プ
レートはビームの配列の軸に対して垂直な第１の部分と
第１の部分に対して垂直な第２の部分及び第３の部分が
形成されると共に側方ビームを囲むようにビームの配列
の軸に対して対称的に設けられ、該２つのプレートは中
央ビームが通過する穴の両側に対して対称的に設けられ
るものである。

（実施例）整形デバイス（フィールドフォーマ）は第１図に示すテ
レビ受像管の中に設けられる。この受像管は３本の電子
ビームを発生する電子銃１、電磁偏向のデフレクタ２、
及び画像が形成されるスクリーン３を有する。電子銃１
は、デフレクタ２の人力に接近して、ビームを通過させ
るための３個の配列された穴があけられたキャップ４を
有する。

このデバイスは、デフレクタの磁界の形状が第２図に示
すような画像、即ち垂直方向のコマ収差か負で水平方向
のコマ収差がほぼ零であるような画像の場合に特に有益
である。このような状態では、時間的効果の均衡が求め
られない解法の使用は、一般的に第３図に示すような画
像を導く。即ち、同図の画像では水平及び垂直方向のコ
マ収差がほぼ零であるが、フィールドフォーマは緑シフ
ト欠陥を現わす原因となる。

本発明に基づくデバイスは高透磁率の磁性物質から成る
２つの平坦なプレート（金属片）で形成される。このデ
バイスは受像管のネックの中で電子銃をセンタリングす
るために働く電子銃のフロントキャップの底に設けられ
る。

デフレクタの背後のこの領域では、デフレクタの磁界は
まだ高く、磁界を変えることは可能である。しかしなが
ら、ビームはほとんど偏向されず、各ビームによって発
生される画像の幅（振幅）の全ての働きを持つことは、
磁界の局部的変形によフて可能である。

第６図はフィールドフォーマの一実施例を示すものであ
る。同図のフィールドフォーマはカップ（キャップ）　
１８の３個の穴７〜９のセンタを通過するビームｌＯ〜
１２に対して設けられる。

フィールドフォーマ５は水平方、向の足１６ａ、１７ａ
と垂直方向のバー１５ａを持つ。同様にフィールドフォ
ーマ６も水平方向の足１６ｂ、１７ｂと垂直方向のバー
１５ｂを持つ。これらは３本のビームの配列の軸１３と
垂直な軸１４に対して対称的なキャップの穴の間に設け
られる。

第７図に示すように、側方ビームの両側に位置する水平
方向の足は垂直方向の磁界ライン２５を集め、これらの
ビームのレベルで磁界を減衰させる。一方、磁界は中央
ビームのレベルで集中される。垂直偏向磁界の分布の変
化は第８図で示される。

曲線２０は補正されていないデフレクタに関する垂直偏
向磁界の分布に対応する。フィールドフォーマによって
作成された補正は低く、電子銃の出力と偏向領域２４の
人力との間の領域に制限される。本発明によるフィール
ドフォーマの分布上の働きは中央ビームについて（付近
の）垂直偏向磁界の局部的な増加２１であり、側方ビー
ムについて（付近の）この同じ磁界の局部的な減少２２
である。作用の領域はフィールドフォーマの平面の投影
（プロジェクション）２３を含む。この形状は補正され
るべき負の垂直方向のコマ収差状態を許容する。

ビームの間に設けられる垂直方向のバーは第９図に示す
水平偏向磁界のライン２６を打消す効果を持つ。また、
このバーは比較的均衡した状態で３本のビームに対する
この磁界を減衰させる。異なった実施例ではわずかに正
又は負又は零コマ収差が得られることを許容する。磁界
の変化は第１Ｏ図で示されるように領域２９に生じる。

この領域２９において、各プレートは３本のビームに対
してフォーマの補正なしで磁界３１が減衰する状態３０
で設けられる。水平方向の磁界の減衰は、側方ビームに
関して、水平偏向のセンタが垂直偏向のセンタと同じよ
うに動かされることを意味する。また、デフレクタのコ
ンバージェンス特性は保持される。

更に、同じプレート（金属片）の使用による水平偏向磁
界を減衰させることは、３本のビームに関して均衡すべ
き時間現象を許容する。

フィールドフォーマは、テレビ受像管において、第１１
図に示す水平偏向磁界及びゆっくりした垂直偏向磁界の
ように変化する磁界の中に投じられる。水平偏向磁界は
立上がり走査期間（例えば、約５０μｓｅｃ　）では値
が−Ｈから＋Ｈへ推移し、リターン走査期間（例えば、
約ＩＯμｓｅｃ　）では＋Ｈから−Ｈへ推移する。

これらの速さに関して、強磁性体からなるフィールドフ
ォーマの磁化は、即時にはされず、遅延を有する。第１
２図に示される、この遅延Ｔはフィールドフォーマの基
本磁気領域（エレメンタリ　マグネティック　リージョ
ン）の配向のために要求される時間に対応する。このタ
イプの現象はヒステリシス　サイクルの走行速度が増加
するときのビステリシス　サイクルの変化として説明さ
れる。

この遅延は、フィールドフォーマの磁化曲線５０を生ず
る。この曲線５０は取得時間（又は時定数）及び磁界に
関しておくれ（ドラッグ）を持つ。この磁界は偏向磁界
であり、これらのバリエーションの曲線５１と類似する
。

ビームのレベルにおける合成的な磁界はフィールドフォ
ーマなしの磁界と磁化による誘導された磁界の合成であ
る。合成磁界は第１３図に示す形状５２を持ち、次の２
つの特質を持つ。（ｉ）合成磁界はデフレクタの磁界と
同じ時間において零でない。（ｉｉ）合成磁界は走査の
始めと終わりで非対称でデフレクタの磁界と逆である。

フィールドフォーマを構成する物質のヒステリシスは磁
化する磁界が零であるとき零でない磁界を生ずる。しか
し、この現象は水平偏向走査サイクルにリンクした遅延
より重要でない。

各ビームに関して、フィールドフォーマを使用した磁界
の変更（修正）は次の結果を生じる。

（ｉ）デフレクタの電流が零であるときスクリーン上の
ビームの衝突の変更を生じる。（ｉ　ｉ）水平走査の始
めと終わりの間、即ち画像の左右のエツジの非対称な走
査振幅変更を生じる。

これらの効果はフィールドフォーマの性質、形状及び位
置に基づいて各ビームについて、大きく又は小さい程度
に強調される。

この働きが中央ビームと側方ビームで非常に相違する場
合において、非対称は第３図に示すように左エツジ３５
と右エツジ３４との間の録画像３３と赤／青画像３２に
ついての幅即ち、緑シフト欠陥でスクリーン上に現われ
る。

これらの現象は、水平偏向磁界の減少が中央ビーム及び
側方ビームに関して共通の構造によって与えられるフィ
ールドフォーマをイ吏用することによって克服できる。

このように、幅（振幅）の非対称は３原色に関して同一
である。また、コンバージェンスは全スクリーンに亘っ
て補正される。

デフレクタが零から非常に遠く移動した水平方向のコマ
収差状態を残している場合、即ち水平方向のコマ収差が
大きい場合に、緑シフトを除くようにフィールドフォー
マの時間効果を均衡させることは非常に困難である。こ
れは、水平方向のコマ収差がほぼ零である状態で、本発
明に基づいてデフレクタが設計される理由である。

いくつかの共通の特性を持つフィールドフォーマの変形
は第１４図乃至第１６図に示される。これらの特性を次
に示す。

（ｉ）負の垂直方向のコマ収差の補正（補正はプレート
の水平方向の足の長さに従って、より大きい又はより小
さい程度に強調される。）（ｉｉ）受像管／デフレクタ
　システムで赤／青コンバージェンスを変更しないよう
に側方ビームについての水平磁界の減衰。

（ｉｉｉ）３本のビーム及び緑シフトの不在によって示
される磁界についての同一時間効果。

（ｉＶ）容易に実行できる平坦なフィールドフォーマ。

これらの異なった変形は中央ビームについて水平偏向磁
界のわずかに異なった減衰の働きを持ち、それらの水平
コマ収差が完全に零（第６図と第１４図）、又はわずか
に負（第１５図）、又はわずかに正（第１６図）かどう
かによフて与えられる。

第１の場合では、各プレート（板）は軸】３に平行又は
釉１３に垂直な突出部を持つ。第２の場合では各プレー
ト（板）は側方ビームを囲んだ簡単な“Ｕ”字状である
。第３の場合では突出部は部分的に、及び少し離れて中
央ビームを囲むように重ねられている。

別の実施例では、図に示さないが各プレートは円形形状
である。板の角は板の幾何学的形状が連続となるように
ビードの手段によって消される。

このように、望ましくないピーク効果は回避される。

（発明の効果）以上詳細に説明したように本発明によれば、垂直方向の
シフトを示すことなく、しかもデフレクタによって定め
られる側方ビームの集中状態をほとんど変更させること
なしに画像のコマ収差を補正することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的なテレビ受像管の断面図、第２図は非補
正の受像管上で得られ緑矩形と青／青矩形で形成される
テストフレームの画像を示す図、第３図は緑シフト欠陥
を持つ補正受像管の画像を示す図、第４図は従来技術の
第１のタイプのフィールドフォーマを示す図、第５図は
従来技術の第２のタイプのフィールドフォーマを示す図
、第６図は本発明のフィールドフォーマの第１の実施例
を示す図、第７図は垂直偏向磁界のラインを示す図、第
８図はフィールドフォーマの有／無による垂直偏向磁界
の分布を示す図、第９図は水平偏向磁界のラインを示す
図、第１０図はフィールドフォーマの有／無による水平
偏向磁界の分布を示す図、第１１図は水平偏向磁界の変
化を示す図、第１２図はフィールドフォーマの磁化の変
化を示す図、第１３図はビームのレベルにおける合成磁
界の変化を示す図、第１４図乃至第１６図は本発明に基
づくフィールドフォーマの３つの実施例を示す図である
。 ■・−・電子銃　　　　　　２・・−デフレクタ３・・
・スクリーン４．１８−・・キャップ（カップ）５．６・−フィールドフォーマ（プレート）１５（１５
ａ、１５ｂ）　・・・バー１６（１６ａ、１６ｂ）、１７（１７ａ、１７ｂ）　−
＝足７〜９・・・穴　　　　　　１０〜１２ビーム１３
．１４−・・軸

Claims

【特許請求の範囲】

（１）インラインの３本のビームを持つカラーテレビ受
像管用のフィールドフォーマであって、３本のビームを
発生する電子銃（１）とテレビ画像を形成するスクリー
ン（３）との間に電磁偏向のデフレクタ（２）を持ち、
該電子銃がデフレクタ側にキャップ（４）を持つ形式の
受像管のフィールドフォーマにおいて、前記キャップ上に設けられる２つのプレートを有し、各
プレートはビームの配列の軸に対して垂直な第１の部分
（１５）と第１の部分に対して垂直な第２の部分（１６
）及び第３の部分（１７）が形成されると共に側方ビー
ム（１０、１２）を囲むようにビームの配列の軸に対し
て対称的に設けられ、該２つのプレートは中央ビーム（
１１）が通過する穴の両側に対して対称的に設けられる
ことを特徴とするフィールドフォーマ。
（２）第２及び第３の部分（１６、１７）が負の垂直方
向のコマ収差を補正するよう定められることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載のフィールドフォーマ。
（３）画像が零の水平方向のコマ収差を持つような水平
偏向磁界のとき、前記各プレートはビームの配列の軸又
は該軸に垂直な軸の一方又は他方の方向に２つの突出部
を有することを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の
フィールドフォーマ。
（４）画像が負の水平方向のコマ収差を持つような水平
偏向磁界のとき、前記各プレートは側方ビームを囲む簡
単なＵ字状であることを特徴とする特許請求の範囲第２
項記載のフィールドフォーマ。
（５）画像が負の水平方向のコマ収差を持つような水平
偏向磁界のとき、部分的及び少し離れて中央ビームを囲
むように、前記各プレートがビームの配列の軸又は該軸
に垂直な軸の一方又は他方に沿って重ねられる第１及び
第２の突出部を持つことを特徴とする特許請求の範囲第
２項記載のフィールドフォーマ。
（６）前記プレートが円形形状であり、該プレートの角
はビードによって消されることを特徴とする特許請求の
範囲第１項乃至第５項のいずれかに記載のビームフォー
マ。