JPS6228929B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6228929B2
JPS6228929B2 JP1430183A JP1430183A JPS6228929B2 JP S6228929 B2 JPS6228929 B2 JP S6228929B2 JP 1430183 A JP1430183 A JP 1430183A JP 1430183 A JP1430183 A JP 1430183A JP S6228929 B2 JPS6228929 B2 JP S6228929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
agent
collagen
acid
aqueous solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1430183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59139313A (ja
Inventor
Junichi Nakayama
Tomoko Obinata
Takuma Yanagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP1430183A priority Critical patent/JPS59139313A/ja
Publication of JPS59139313A publication Critical patent/JPS59139313A/ja
Publication of JPS6228929B2 publication Critical patent/JPS6228929B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/64Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
    • A61K8/65Collagen; Gelatin; Keratin; Derivatives or degradation products thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は毛髪に化学的変化を与えることなく、
強いセツト保持力を付与することのできる毛髪処
理剤に関する。 髪型の固定化法には酸化剤と還元剤の二液を使
用して毛髪を化学的に処理し、含イオウアミノ酸
のS―S結合を切断し、所望の髪型に整えたの
ち、再結合させて、長期間のセツト保持力を与え
るパーマネント処理法と、ごく短時間のセツト保
持力を与える毛髪に化学的変化を与えない方法と
がある。 毛髪に化学変化を与えるパーマネント処理は非
常に強いセツト保持力が得られるが、必然的に毛
髪に損傷を与え、毛髪の美しさを損う欠点があ
る。 一方、毛髪に化学的変化を与えない方法には、
通常、セツトローシヨン、ヘアセツト、ヘアスプ
レーなどの毛髪化粧料が使用されている。これら
の化粧料には、ポリマーを用いて毛髪表面に薄い
膜を形成させて髪型を固定するタイプと毛髪に湿
気を与えて毛髪中の水素結合を緩やかにし、つい
で熱を加えて乾燥させて髪型に合つた水素結合を
再形成させるタイプとがある。 ポリマーを用いるタイプは毛髪にゴワゴワした
感じを与え、また、髪が重たい感じを与える。髪
型保持力を高めるためにポリマーの使用量を多く
すると、髪がベタベタして汚れ易いという欠点も
有する。 水素結合を利用するタイプは水をスプレーした
のち熱風乾燥するだけで良いが、髪型保持力が弱
いこと、髪の艶を失なうなど欠点が多く、通常、
ポリマーを用いる方法を補助的に補なうために用
いられるに過ぎない。 さらに、これら方法に共通する欠点として、湿
気、特に雨に濡れたときに、すぐに髪型が崩れる
ことがある。 本発明者等は毛髪に損傷を与えず、かつ従来の
セツトローシヨンなどのような合成系ポリマーを
用いる方法の有する種々の欠点を解消した親規な
毛髪処理剤を開発すべく研究を重ねた結果、動物
の種々の組織から抽出された未変性のコラーゲン
を用いることにより、所望の効果が得られること
を見出し、本発明を完成した。 本発明は希酸水溶液で動物組織から抽出された
コラーゲン水溶液を第1剤とし、水溶性塩類、PH
緩衝剤、アルカリ性物質及びタンパク質沈澱剤の
各水溶液から選ばれる1種又は2種以上のコラー
ゲン繊維再生液を第2剤とする、毛髪に適用する
〓〓〓〓
直前に第1剤と第2剤を混合して用いる毛髪処理
剤を提供するものである。 本発明における第1剤は、動物の結合組織、
腱、骨、軟骨、真皮、ジン帯、筋膜などに存在
し、繊維状の硬タンパク質であるコラーゲンを、
希酸水溶液により抽出することによつて調製され
る。コラーゲンの抽出に用いられる酸としては、
塩酸、リン酸、シユウ酸、乳酸、酒石酸、クエン
酸など従来よりコラーゲンの抽出剤として知られ
た酸が適用できる。コラーゲンの抽出剤として、
酸濃度が10-5M以下ではコラーゲンが抽出されな
いので、10-4M以上、好ましくは10-3M以上の酸
濃度が適当である。本発明に適したコラーゲン繊
維を再生することが必要であり、コラーゲンを加
水分解すると繊維を再生しなくなるので、動物の
組織から抽出した化学変性していない天然コラー
ゲンを用いることが重要である。 本発明は本質的に前述の希酸によるコラーゲン
抽出液を第1剤とし、任意にコラーゲン繊維を再
生しない範囲で種々の添加剤を含むことができ
る。 そのような添加剤の例として、各種界面活性
剤、水溶性高分子化合物、着色剤、酸化防止剤、
防カビ剤、紫外線吸収剤、香料などが挙げられ
る。第1剤中に含まれるコラーゲンの濃度は特に
制限はないが、使い易さの点から約0.01〜2重量
%の範囲が適当である。 本発明において、毛髪上にコラーゲン繊維を再
生するために用いる第2剤はコラーゲン繊維の再
生作用を有する水溶液であり、水溶性塩類、PH緩
衝剤、アルカリ性物質及びタンパク質沈澱剤の水
溶液である。水溶性塩類は有機酸塩、無機酸塩の
いずれでもよく、例えば塩化ナトリウム、塩化カ
リウム、塩化リチウム、塩化マグネシウム、硫酸
アンモニウム、シユウ酸ナトリウムなどが挙げら
れる。 PH緩衝剤はコラーゲンの希酸溶液のPHを約4.5
以上、特に弱酸性ないし中性にするものが好まし
く、例えばクエン酸の部分ナトリウム塩、酢酸の
部分ナトリウム塩などが挙げられる。またアルカ
リ性物質はコラーゲンの希酸溶液のPHを高めるこ
とにより、コラーゲン繊維の再生を生じるため、
特にその種類に制限はなく、任意のものが使用で
きる。タン白質沈澱剤としてはピクリン酸、フラ
ビアン酸、クロム酸、リンタングステン酸などが
知られている。コラーゲン繊維再生液中のこれら
の薬剤の濃度は溶液状態を保つことができる範囲
であれば特に制限はないが、実用上約0.1〜20重
量%が適当である。 本発明において用いる第2剤はコラーゲン繊維
再生薬剤の他に任意に種々の添加剤、例えば界面
活性剤、水溶性高分子化合物、低級脂肪族アルコ
ール類、着色剤、酸化防止剤、防カビ剤、柴外線
吸収剤、香料などを含有することができる。 本発明の毛髪処理剤を用いて毛髪を処理するに
は、毛髪を処理する直前に第1剤と第2剤を混合
した後、洗髪後の毛髪にヘアリンス剤と同様の方
法で接触させ、数分間放置して毛髪上にコラーゲ
ン繊維を再生させ、次いで軽くすすいで余分な水
分を除いた後、好みの髪型にセツトしてドライヤ
ー等を用いて熱風乾燥すればよい。第1剤と第2
剤の混合割合は第1剤中のコラーゲンの濃度及び
第2剤中のコラーゲン繊維再生薬剤の濃度に応じ
適宜選択できる。 本発明の毛髪処理剤を用いてセツトされた毛髪
は耐水性にすぐれた強いセツト保持力と、風合い
の良好なウエーブを得ることができ、毛髪を損傷
することがないという利点を有する。 以下に実施例を示して本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 処女毛をラウリル硫酸ナトリウムの1%水溶液
で3回洗浄して自然乾燥させ、長さ20cmに切りそ
ろえて1gづつ束ね、性能評価に用いる毛束をつ
くつた。 鳥の足又はネヅミの尾を酢酸水溶液に浸漬して
コラーゲンを抽出し、得られたコラーゲンの希酢
酸溶液、又は分子量約1万の加水分解コラーゲン
の水溶液を毛髪処理剤の第1剤とし、クエン酸ナ
トリウムと塩酸とを混合して得たPH4.9の緩衝液
を第2剤とした。 第1剤と第2剤を3/1の割合で混合し、予め用
意した毛束を浸漬し、すぐに取り出して数分間放
置した後水洗し表面の水分を拭き取り、直径25mm
のカーラーに巻き付けドライヤーで乾燥した。 得られたカールの付いた毛束に霧吹きで水を噴
霧して湿らせてから毛束の長さを測り、カールの
保持力を調べた。 〓〓〓〓
使用したコラーゲンの種類及び濃度とともに、
毛束の長さを第1表に示す。毛束の長さが短い
程、カール保持力の良いことを示す。
【表】
【表】 〓〓〓〓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 希酸水溶液によつて動物組織から抽出された
    コラーゲン水溶液を第1剤とし、水溶性塩類、PH
    緩衝剤、アルカリ性物質およびタンパク質沈澱剤
    の各水溶液から選ばれる1種または2種以上のコ
    ラーゲン再生液を第2剤とする毛髪処理剤。
JP1430183A 1983-01-31 1983-01-31 毛髪処理剤 Granted JPS59139313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1430183A JPS59139313A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 毛髪処理剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1430183A JPS59139313A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 毛髪処理剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59139313A JPS59139313A (ja) 1984-08-10
JPS6228929B2 true JPS6228929B2 (ja) 1987-06-23

Family

ID=11857270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1430183A Granted JPS59139313A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 毛髪処理剤

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210051432A (ko) * 2019-10-30 2021-05-10 현대모비스 주식회사 차량용 전동식 조향기어박스

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JPS59139313A (ja) 1984-08-10

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