JPS62288175A - 振動成形耐火物 - Google Patents

振動成形耐火物

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JPS62288175A
JPS62288175A JP13206286A JP13206286A JPS62288175A JP S62288175 A JPS62288175 A JP S62288175A JP 13206286 A JP13206286 A JP 13206286A JP 13206286 A JP13206286 A JP 13206286A JP S62288175 A JPS62288175 A JP S62288175A
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JP
Japan
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JP13206286A
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春雄 三井
健一 佐藤
恭信 鳥谷
山根 利夫
川上 辰男
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JFE Refractories Corp
Original Assignee
Kawasaki Refractories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は振動成形耐火物、特に高炉出銑樋の傾注樋用
振動成形耐火物に関するものである。
〔従来例とその問題点〕
高炉出銑桶川の内張り材としては、従来スタンプ材、流
し込み材等が使用されている。
スタンプ材は、エヤーランマーを用いて原料を突き込み
、所定形状に仕上げるスタンプ施工法に用いられるもの
であるが、その施工作業は高熱粉塵中での長時間、且つ
振動を伴う作業となるので、作業環境上好ましくない。
このため、スタンプ材に代って流し込み材が主として使
用されるようになってきた。しかしながら、流し込み材
は流動性を増して施工性を良くする必要があり、そのた
めに5〜8%の水分を添加することが行なわれており、
このように水分の添加量が多いと110℃24時間乾燥
後の気孔率は15%以上、1400℃2時間の焼成後の
気孔率は20%以上と大きくなり、気孔率の低い緻密な
施工体を得ることが困難となり、その結果損耗量の減少
を図ることが困難となっている。
一般に高炉出銑槽に於ける傾注樋は溶銑の落下。
受銑及び休止による加熱、冷却の繰り返し等の過酷な条
件にさらされるのであるが、流し込み材で作られた樋は
、上記のような理由で耐用日数が約20日と短(なる欠
点がある。
(問題点を解決するための手段〕 この発明は、上記従来の事情に鑑みて提案されたもので
あって、m織を緻密にして、溶銑及び溶滓に対する耐侵
食性を高め、且つ、溶銑の落下による耐磨耗性及び耐ス
ポーリング性を高くした振動成形耐火物を得ることを目
的とする。
上記目的を達成するために、この発明は以下のような手
段を採用している。即ち、アルミナ賞骨材、アルミナ超
微粉、炭化珪素、炭素材等を主成分とする耐火性骨材に
対して水の添加量を抑えるるに必要な酒石酸カリソーダ
、ポリアルキルアリルスルホン酸塩及びシュウ酸が若干
量添加され、更に耐スポーリング性を増すために若干量
のステンレススチールファイバーが添加されるのである
〔作 用〕 この発明に於いて耐火性原料はアルミナ質骨材。
炭化珪素粘土、アルミナセメント、アルミナ超微粉、親
水性炭素、金属シリコンを用いる。
アルミナ質骨材としては、電融アルミナ焼結。
アルミナ、ばん土頁岩、ボーキサイト等が例示でき、そ
の使用量は耐火性原料中50〜80重量%であり、密充
填できるように、適宜粒度調整して用いられる。
炭化珪素は、溶滓及び溶銑の侵食防止に対して効果があ
り、粒度0.3 w程度以下のものを耐火性原料全量に
対して5重量%〜15重量%使用する。
5重量%より少ないと侵食防止に対して効果がなく、1
5重量%を超えると振動を加えても施工に必要な流動性
が得られず、施工作業性が悪くなり、好ましくない。
粘土は、中間温度域(800〜1200℃)に於ける強
度増加の効果がある。使用できる粘土としては、特に制
限はないが、例えばジョーシアカオリン、本山木節、粘
土等が使用できる。粘土の粒度は5μm以下とし、その
混合割合は耐火性原料全量に対して、1〜5重量%使用
する。粘土が1重量%より少ないと強度を増加させるこ
とができず、また5重量%を超えると流動性が得られず
、作業性が悪くなり好ましくない。
アルミナセメントは結合剤として1〜5重量%混入する
。使用量が1重量9もより少ないと施工体の硬化に要す
る時間が長くなるので好ましくない。
また5重量%を超えると溶銑、溶滓に侵食されやすくな
るので好ましくない。
アルミナ超微粉は中間温度域から焼結を開始し、高温域
での強度及び施工体の緻密化を増す役割を持つ、その粒
度は20μm程度以下であって、耐火性原料全量に対し
て5〜10重量%使用する。
アルミナ超微粉が5重量%以下の場合には、上記高温域
での充分な強度及び施工体の緻密性を得ることはできな
い、また10重量%以上混入すると、施工時、必要な流
動性が得られない。
親水性炭素とは、デキストリン、ポリビニルアルコール
等の親水性有機物で、表面処理をした炭素であり、溶銑
の侵食防止に効果を発揮すると共に親水処理がなされて
いるので、下記酒石酸カリソーダ等と共に、水の添加量
の減少に寄与する。
実に400〜800℃に於ける温度域の強度増加にも寄
与する。この親水性炭素は粒度l■程度以下のものを用
い耐火性原料全量に対して1〜5重量%添加する。使用
量が1重量%以下では溶銑の侵食防止効果がなく、5重
量%以上では使用前の乾燥時、及び使用中に表面酸化が
大きくなり、損耗量が大きくなる。
金属珪素は、1000〜1400℃に於ける強度増加に
寄与し、1重量%以下ではその効果が小さく、3重量%
以上では振動を加えても必要な流動性が得られないため
、施工作業性が悪(なり好ましくない。
この発明に於いては水添加量を少なくするために、更に
上記耐火性原料100重量部に対して酒石酸カリソーダ
0.O2N2.1重量部、ポリアルキルアリルスルホン
酸塩0.01〜0.1重量部、及びシュウ酸0.01〜
0.111ffi部が添加される。ポリアルキルアリル
スルホン酸塩としては、β−ナフタリンスルホン酸ソー
ダ、ホルマリン縮合物を主成分とする分散剤等を用いる
ことができる。これ等3つの物質の添加により、水の添
加量は耐火性原料の3〜5重量部(従来は5〜8重量部
)で足り、従って施工体を緻密に仕上げることができる
上記3つの物質の添加量が上記の範囲外であるときには
、水分添加量が少ない場合に流動性が悪くなるので好ま
しくない。
また、上記3つの物質の添加量が、上記範囲より多い場
合には硬化時間が長くなりすぎ、更に、少ない場合には
施工体の気孔率が大きくなり、耐用性が劣る。
以上のように耐火物を緻密に仕上げることによって、高
温中での耐火物の損耗量を減らすことができるのである
が、この発明では更に耐火物施工体が傾注樋であるとき
には、落下による衝撃、加熱、冷却による熱スポーリン
グが大きいため、剥離、亀裂防止対策を必要とする。ま
た加熱時の爆裂防止対策も必要である。
このため、この発明では、上記原料に対してスチールフ
ァイバー又はステンレススチールファイバーを添加する
。このファイバーの添加量は耐火物組成物量の2重量部
〜5重量部が必要である。
スチールファイバーが2重量部以下では充分な引張り強
度を得ることはできず、また、5重量部以上ではミキサ
ーでの混練が困難となり、好ましくない。
この発明は、上記した各成分を所定量配合し、耐火性原
料の3〜5重量部の水が添加される。
水分が3重量部より少ないと、施工に必要な流動性が得
られない。
また、水分が5重量%以上になると気孔率が大きくなり
、従って溶銑、溶滓の侵食が激しくなる。
上記したように水を添加した後混練された耐火物は、高
炉出銑桶の傾注樋等に施工枠を固定し、通常の振動施工
法によって振動充填すると従来の流し込み材と同等の流
動性が得られ、従って隙間にも充分充填される。
〔実施例〕
以上の記述に基づいて、各成分を第1表実施例欄■に示
す如くに配合し、更に比較のために従来の流し込み工法
に係る配合を比較別欄■に示す如くに配合し、それぞれ
の工法で成形して試験片を作製し、各種試験を行った。
その結果を第2表に示す。
即ち、気孔率は水分を少なくしたので、乾燥(110℃
X24hr)後、及び焼成後(800℃×2hr又は1
400℃X2hr)とも従来例よりも小さく、従って、
かさ比重が大きくなっている。
更にスチールファイバーを混入したので常温曲げ強さ、
圧縮強さ、熱間曲げ強さ共に飛躍的に大きな値を得るこ
とができた。
また、第1表に示す配合の耐火物を、それぞれの工法で
傾注樋に施工し、使用した結果、比較例の耐用日数が2
0日であったのに対し、実施例のものでは35日であり
、大幅に耐用性が向上した。
(以下余白) 第2表 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明は耐火性原料に対して、
酒石酸カリソーダとポリアルキルアリルスルホン酸塩及
びシュウ酸を混入して水分を耐火性原料の3〜5重量%
に抑え得るようにしているので、加熱乾燥時間を短縮で
き、また施工体の密度を大きくすることができ、従って
溶銑溶滓に対する耐浸食性の高い施工体を得ることがで
きる。
また、スチール又はステンレススチールファイバーを添
加しているので、引張り強さを増加させ、加熱乾燥中の
爆裂防止及び亀裂防止ができ、更に使用中の亀裂及び剥
離の防止ができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  アルミナ質骨材、アルミナ超微粉、炭化珪素、炭素材
    等を主成分とする耐火性原料100重量部に酒石酸カリ
    ソーダ0.01〜0.1重量部、ポリアルキルアリルス
    ルホン酸塩0.01〜0.1重量部、及びシュウ酸0.
    01〜0.1重量部を混合し、更に、スチール又はステ
    ンレススチールファイバー2〜5重量部を加え、水分を
    耐火性原料の3〜5重量部混合してなる振動成形耐火物
JP13206286A 1986-06-06 1986-06-06 振動成形耐火物 Granted JPS62288175A (ja)

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JP13206286A JPS62288175A (ja) 1986-06-06 1986-06-06 振動成形耐火物

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JP13206286A JPS62288175A (ja) 1986-06-06 1986-06-06 振動成形耐火物

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JPS62288175A true JPS62288175A (ja) 1987-12-15
JPH0451514B2 JPH0451514B2 (ja) 1992-08-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010235343A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Kurosaki Harima Corp 黒鉛含有充填材
JP2010537933A (ja) * 2007-08-30 2010-12-09 ベスビウス クルーシブル カンパニー 鋳造体、キャスタブル組成物、及びそれらの製造方法

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