JPS62287894A - 容器口部に器具、機器を取り付けるアダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） この発明は、容器口部に器具、機器を取り付けるアダプ
タに係り、さらに詳しくは一般に市販されている缶やび
ん等の口部に、色々な器具や機器を簡単に接続するため
のアダプタに関する。

（従来の技術） 一般に市販されている缶やびん等の容器に液体を収容し
、この液体に容器口部に取り付けられたエア圧送手段に
より加圧し、このエア圧送手段に付設された噴出ガンを
通じて容器内の液体を取り出す器具が開発されている。

かかる器具は、使用に際して、容器口部に気密的に、し
っかりと取り付ける必要がある。

（本発明が解決しようとする問題点） ところで、従来例えば洗剤の容器等に見られるように２
特定の容器に特定の器具や機器を取り付けたものは、既
に色々提案され、汎用されている。

しかし、一般に市販されている容器に色々な器具や機器
を気密的に、かつ簡便に接続する技術については、従来
適切なものがなかった。

この発明の目的は、一般に市販されている容器口部に色
々な器具や機器を気密的に、しかも簡便に接続するため
に有効なアダプタを提供することにある。

（問題点を解決するための手段） この発明は、上記の目的を達成するために、次のように
構成している。

すなわち、中空のボディと、リング状のパツキンと、締
付用フランジとを有し、前記ボディの外周に、容器口部
の内径よりも僅かに小径の肩部と、おねじとを設け、前
記肩部を容器口部内に挿入し、前記ボディの肩部と容器
口部内の肩部間に、前記パツキンを介装し、前記締付用
フランジに、前記ボディのおねじに螺合するめねじと、
ボディの外周と容器口部の内周間の隙間に挿入可能なカ
ラーとを設け、前記締付用フラッジのめねじとボディの
おねじとの螺合を介して締付用フランジによりボディを
締め上げ、ボディの肩部と容器口部内の肩部間で前記パ
ツキンを圧迫するとともに、前記締付用フランジのカラ
ーにより、ボディの外周と容器口部の内周間の隙間から
のパツキンの脱出を防止している。

（本発明の作用） この発明では、ボディの肩部と容器口部内の肩部間に介
装されたリング状のパツキンを、締付用フランジにより
ボディを締め上げることによって、ボディの肩部と容器
口部内の肩部間に圧迫しており、また締付用フランジの
カラーにより、パツキンがボディの外周と容器口部の内
周間の隙間からの脱出を防止している。したがって、パ
ツキンがボディの肩部と容器口部内の肩部間に、圧迫さ
れかつ安定した状態で介装されるので、容器口部とアダ
プタとを気密的に、しっかりと結合される。そして、こ
のアダプタに、必要の器具や機器を取り付けることによ
って、容器口部と前記器具や機器とを気密的に接続する
ことができる。

また、この発明ではパツキンをはさんで締付用フランジ
により容器口部に固定されたボディに設けられたおねじ
に器具や機器を直接取り付け、またはボディのおねじに
カップラを螺合し、このカップラに器具や機器を取り付
けることによって２容器口部に、必要な器具や機器を簡
便に接続することができる。

（本発明の効果） この発明のアダプタによれば、ボディに設けられかつ容
器口部の内径よりも僅かに小径に形成された肩部を容器
口部内に挿入し、このボディの肩部と容器口部内の肩部
間にパツキンを介装したうえで、締付用フランジにより
ボディを締め上げ、容器口部にボディを固定するように
しているので、一般に市販されている缶やびん等の容器
口部に自由に取り付けることができ、前記ボディに設け
られたおねじに、必要な器具や機器を連結することによ
って、一般に市販されている容器に、前記器具や機器を
簡便にｖｉ続し得る効果がある。

また、この発明によれば、ボディの肩部と容器口部内の
肩部間に介装されたリング状のパツキンを、締付用フラ
ングによりボディを締め上げることによって、ボディの
肩部と容器口部内の肩部間に圧迫していること、締付用
フランジのカラーにより、パツキンがボディの外周と容
器口部の内周間の隙間から脱出しないように抑えている
こととが相俟って、容器口部にボディが気密的に固定さ
れており、このボディに設けられたおねじに、必要な器
具や機器を取り付けるようにしているので、市販の容器
の口部に、前記器具や機器を気密的にしっかり接続し得
る効果がある。

（本発明の実施例） 以下、この発明の実施例を図面により説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示す縦断面図。

第２図は第１図の一部分の拡大断面図である。

これらの図に示す実施例のアダプタは、中空のボディ１
と、リング状のパツキン５と、締付用フランジ６と、中
空のカップラ１０とを有しており。

容器１７の口部１８に取り付けられる。

前記容器１７の口部１８には、内側に折り返して作られ
た肩部１９を形成している。

前記ボディ１の外周には、このボディ１の軸方向の一端
部から他端部に向かって、肩部２と、パツキン用の嵌合
溝３と、おねじ４とを、順次形成している。前記ボディ
１の肩部２の直径ｄは、容器１７の口部１８の内径りよ
り僅かに小さくしている。前記嵌合溝３には、リング状
のパツキン５を装着している。そして、前記ボディ１の
肩部２は嵌合溝３にパツキン５を装着した後、容器１７
の口部１８内に挿入される。この挿入状態において、前
記パツキン５が、ボディ１の肩部２と容器１７の口部１
８内の肩部１９間に介装される関係にしている。

前記締付用フランジ６には、めねじ７と、カラー８と、
ローレット９とを形成している。前記めねじ７は、ボデ
ィｌのおねじ４に螺合するようになっている。前記カラ
ー８は、ボディ１のおねじ４の外周と容器１７の口部１
８の内周間の隙間に挿入可能にしている。また、カラー
８の長さ見は。

容器１７の口部１８の肩部１８の長さＬより僅かに短く
している。前記締付用フランジ６は、めねじ７をボディ
ｌのおねじ４に螺合している。そして、この締付用フラ
ンジ６を回してボディ１を締め上げることにより、ボデ
ィ１の肩部２と容器１７の口部１８内の肩部１３で前記
パツキン５が圧迫される。また、前記ボディｌは圧迫さ
れたパツキン５を介して容器１７の口部１８に気密を保
持して固定される。

この状態では、ボディ１のおねじ４と容器１７の口部１
８の内周間の隙間からパツキン５が脱出しないように、
カラー８で当該パツキン５が抑えられるようにしている
。

前記カップラ１０は、取り付は部１１と、スリーブ１２
と、取り付は部１１の内部に形成されためねじ１３と、
内部のほぼ中間部に形成されたリップ１４と、スリーブ
１２の外周に形成されたおねじ１５と、止めねじ１８と
を有している。前記めねじ１３は、ボディ１のおねじ４
に螺合するようになっている。前記リップ１４は、ボデ
ィ１にカップラ１０を取り付けた時に、ボディ１の端面
に密着するようになっている。前記おねじ１５は、接続
すべき器具や機器（いずれも図示せず）のめねじに合わ
せて形成されている。そして、前記カップラｌＯはボデ
ィ１のおねじ４にめねじ１３をねじ込むことによって装
着される。ボディ１にカップラ１０を装着後、止めねじ
１６を締め付けることによって、カップラｌＯはボディ
１に固定される。この状態では、ボディ１の端面にリッ
プ１４が密着され、カップラ１０とボディ１間がシール
される。

前記実施例のアダプタは、容器１７の口部１８に次のよ
うに取り付けられる。

すなわち、ボディ１に形成した嵌合溝３にリング状のパ
ツキン５を装着したうえで、ボディ１の肩部２と前記パ
ツキン５とを容器１７の口部１８内に挿入する。

ついで、ボディ１のおねじ４の外周と容器１７の口部１
８の内周間の隙間内に締付用フランジ６のカラー８を臨
ませ、ボディ１のおねじ４に締付用フランジ６のめねじ
７を螺合し、締付用フランジ６を回して、ボディ１を締
め上げる。

その結果、ボディ１の肩部２と容器１７の口部１８内の
肩部１９間に前記パツキン５が圧迫された状態で介装さ
れる。また、パツキン５は前記カラー８により、ボディ
ｌのおねじ４の外周と容器１７の口部１８の内周間の隙
間から脱出しないように抑えられる。

前記ボディ１に締付用フランジ６を装着後、ボディ１の
おねじ４にカップラ１０の取付部１１内に形成されため
ねじ１３をねじ込み、ボディ１にカップラｌＯを装着す
る。ついで、カップラ１０の止めねじ１８を締め付け、
ボディ１にカップラ１０を固定する。この状態では、ボ
ディ１の端部にカップラ１０に形成したリップ１４が密
着され、ボディ１とカップラ１０間がシールされる。

前記ボディ１にカップラ１０を固定後、カップラｌＯの
スリーブ１２に形成したおねじ１５に器具や機器のめね
じをねじ込んで取り付ける。

この実施例では、上記のようにボディ１の肩部２を容器
１７の口部１８の内径よりも僅かに小径に形成し、前記
ボディ１の肩部２と容器１７の口部１８内の肩部１８間
にパツキン５を介装し、ボディ１のおねじ１５の締付用
フランジ６のめねじ７を螺合させて、締付用フランジ６
によりボディ１を締め上げ、前記パツキン５を介して容
器１７の口部１８にボディ１を固定している。また、こ
のボディ１のおねじ４のカップラ１０のめねじ１３を螺
合し、ボディ１にカップラ１０を装若し、止めねじ１６
により固定するようにしている。そして、前記カップラ
１０のおねじ１５に器具や機器のめねじを螺合させて装
着するようにしている。

したがって、この実施例によれば容器１７が一般に市販
の缶やびん等であっても、その口部にボディ１を気密的
に取り付け、このボディｌに装着されたカップラ１０に
、必要な器具や機器を自由に取り付けて使用することが
できる。

さらに、この実施例ではボディ１の肩部２と容器１７の
口部１８白の肩部１８間に介装されたパツキン５を、締
付用フランジ６によりボディ１を締め上げることによっ
て圧迫している。しかも、締付用フランジ６の設けられ
たカラー８により、ボディｌのおねじ４の外周と容器１
７の口部１８の内周間の隙間からパツキン５が脱出しな
いように抑えている。また、ボディ１にカップラＩＯを
装着した状態で、ボディｌの端部にカップラｌＯのりツ
ブ】４が密着し、両部材間をシールするようにしている
。したがって、この実施例によればボディ１とカップラ
１０とを介して、容器１７の口部１８に色々な器具や機
器を気密的に、かつ堅固に接続することができる。

なお、この発明ではカップラ１０を省略し、ボディ１の
おねじ４を利用して、ボディ１に器具や機器を直接接続
してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は
第１図の一部分の拡大断面図である。 １・・・ボディ、２・・・ボディの肩部、３・・・パツ
キン用の嵌合溝、４・・・ボディのおねじ、５・・・リ
ング状のパツキン、６・・・締付用フランジ、７・・・
締付用フランジのめねじ、８・・・カラー、１０・・・
カップラ、１７・・・容器、１８・・・容器の口部、１
９・・・口部内の肩部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）中空のボディと、リング上のパッキンと、締付用
   フランジとを有し、前記ボディの外周に、容器口部の内
   径よりも僅かに小径の肩部と、おねじとを設け、前記肩
   部を容器口部内に挿入し、前記ボディの肩部と容器口部
   内の肩部間に、前記パッキンを介装し、前記締付用フラ
   ンジに、前記ボディのおねじに螺合するめねじと、ボデ
   ィの外周と容器口部の内周間の隙間に挿入可能なカラー
   とを設け、前記締付用フランジのめねじとボディのおね
   じとの螺合を介して締付用フランジによりボディを締め
   上げ、ボディの肩部と容器口部内の肩部間で前記パッキ
   ンを圧迫するとともに、前記締付用フランジのカラーに
   より、ボディの外周と容器口部の内周間の隙間からのパ
   ッキンの脱出を防止したことを特徴とする容器口部に器
   具、機器を取り付けるアダプタ。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、前記容器口部内
   の肩部の長さよりも、締付用フランジに設けられたカラ
   ーの長さを僅かに短く形成したことを特徴とする容器口
   部に器具、機器を取り付けるアダプタ。