JPS62287675A - 発光ダイオ−ド素子およびその製造方法 - Google Patents
発光ダイオ−ド素子およびその製造方法Info
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- JPS62287675A JPS62287675A JP61132194A JP13219486A JPS62287675A JP S62287675 A JPS62287675 A JP S62287675A JP 61132194 A JP61132194 A JP 61132194A JP 13219486 A JP13219486 A JP 13219486A JP S62287675 A JPS62287675 A JP S62287675A
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Landscapes
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[産業上の利用分野]
本発明は発光ダイオード素子(以下LEDという〉およ
びその製造方法に関するものである。
びその製造方法に関するものである。
[従来の技術]
近年半導体技術の著しい進歩により、種々のLEDが開
発されている。このLEDはn形半導体およびn形半導
体の各結晶層の純度が高いほど工ネルギー変換効率が高
いことが知られている。そこで従来LEDを製造するに
は、例えば第9図に示すように、ガリウム−リン(Ga
P) 、ガリウムーヒ素(GaA8)などの化合物半導
体のn形引上げ結晶基板101上に、液相成長法あるい
は気相成長法などによりn形エピタキシセル結晶層10
2、およびp形エピタキシセル結晶8103を形成する
。そして基板101およびp形エピタキシセル結晶!1
103表面にそれぞれミル104を形成し、ダイボンデ
ィングおよびワイヤ105を用いたワイヤボンディング
法でリードフレーム106とボンディングする。その後
第10図に示すように透明樹脂107で樹脂モールドし
て製品とされている。すなわちLEOlooは積層構造
をなし、!1f1104はそれぞれ反対側に設けられて
いた。
発されている。このLEDはn形半導体およびn形半導
体の各結晶層の純度が高いほど工ネルギー変換効率が高
いことが知られている。そこで従来LEDを製造するに
は、例えば第9図に示すように、ガリウム−リン(Ga
P) 、ガリウムーヒ素(GaA8)などの化合物半導
体のn形引上げ結晶基板101上に、液相成長法あるい
は気相成長法などによりn形エピタキシセル結晶層10
2、およびp形エピタキシセル結晶8103を形成する
。そして基板101およびp形エピタキシセル結晶!1
103表面にそれぞれミル104を形成し、ダイボンデ
ィングおよびワイヤ105を用いたワイヤボンディング
法でリードフレーム106とボンディングする。その後
第10図に示すように透明樹脂107で樹脂モールドし
て製品とされている。すなわちLEOlooは積層構造
をなし、!1f1104はそれぞれ反対側に設けられて
いた。
[発明が解決しようとする同色点]
上記した従来のLEDではNFiはそれぞれ反対側表面
に形成され、ワイヤボンディング工程が必要であった。
に形成され、ワイヤボンディング工程が必要であった。
しかしながらボンディングに用いられるワイヤは径が小
さいとワイヤ切れが生ずるため、素子の大きさに比べて
かなり太いものが用いられている。そのため電極の面積
も大きくなり発光効率の低下を招いていた。またワイヤ
の高さもかなり大きくなるため薄形化が困難となってい
た。
さいとワイヤ切れが生ずるため、素子の大きさに比べて
かなり太いものが用いられている。そのため電極の面積
も大きくなり発光効率の低下を招いていた。またワイヤ
の高さもかなり大きくなるため薄形化が困難となってい
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ワイヤ
ボンディング工程が不要となり、薄形化が可能なLED
を提供するものである。
ボンディング工程が不要となり、薄形化が可能なLED
を提供するものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明の第1の発明のLEDは、n形またはp形の半導
体基板と、該基板の一表面に形成された第1エピタキシ
ャル結晶層と、該第1エピタキシVル結晶店表面に形成
された第2エピタキシャル結晶層と、からなる発光ダイ
オード素子において、該第2エピタキシャル結晶層が該
基板の他表面に延在していることを特徴とする。
体基板と、該基板の一表面に形成された第1エピタキシ
ャル結晶層と、該第1エピタキシVル結晶店表面に形成
された第2エピタキシャル結晶層と、からなる発光ダイ
オード素子において、該第2エピタキシャル結晶層が該
基板の他表面に延在していることを特徴とする。
またこのしEOを製造するのに最適な第2の発明の製造
方法は、n形またはp形の半導体基板の一表面に第1エ
ピタキシャル結晶層を形成する第1層形成工程と、 該第1エピタキシャル結晶層の該基板と反対側の表面か
ら該基板を貫通しない穴または溝からなる導通部を形成
するダイシング工程と、該導通部に表出する該基板表面
に絶縁体層を形成する絶縁体層形成工程と、 該第1エピタキシャル結晶層表面および該導通部を埋め
て第2エピタキシャル結晶層を形成する第2W!J形成
工程と、 該基板の他表面を削り、該導通部を埋めて形成された該
第2エピタキシャル結晶層を該基板の該他表面に表出さ
せる研削工程と、からなることを特徴とする。
方法は、n形またはp形の半導体基板の一表面に第1エ
ピタキシャル結晶層を形成する第1層形成工程と、 該第1エピタキシャル結晶層の該基板と反対側の表面か
ら該基板を貫通しない穴または溝からなる導通部を形成
するダイシング工程と、該導通部に表出する該基板表面
に絶縁体層を形成する絶縁体層形成工程と、 該第1エピタキシャル結晶層表面および該導通部を埋め
て第2エピタキシャル結晶層を形成する第2W!J形成
工程と、 該基板の他表面を削り、該導通部を埋めて形成された該
第2エピタキシャル結晶層を該基板の該他表面に表出さ
せる研削工程と、からなることを特徴とする。
半導体基板としてはG’aP、GaAs、GaA文AS
など従来用いられている化合物半導体を用いることがで
きる。またn形およびp形のいずれを用いてもよい。発
光色の種類により各種元素をドーピングすることも従来
と同様に行なうことができる。厚さは一般に300μm
程度である。
など従来用いられている化合物半導体を用いることがで
きる。またn形およびp形のいずれを用いてもよい。発
光色の種類により各種元素をドーピングすることも従来
と同様に行なうことができる。厚さは一般に300μm
程度である。
第1エピタキシャル結晶層は上記基板と同形のものであ
る。基板がn形であれば第1エピタキシャル結晶層もn
形のものが用いられる。そしてこの第1エピタキシャル
結晶層は第1層形成工程で基板の一表面全面に形成され
る。この第1層形成工程は、気相成長法、液相成長法な
ど公知の方法を用いて行なうことができる。また場合に
よっては固相成長法を利用することもできる。なお、第
1エピタキシャル結晶層の厚さは一般には30μm程1
衰である。
る。基板がn形であれば第1エピタキシャル結晶層もn
形のものが用いられる。そしてこの第1エピタキシャル
結晶層は第1層形成工程で基板の一表面全面に形成され
る。この第1層形成工程は、気相成長法、液相成長法な
ど公知の方法を用いて行なうことができる。また場合に
よっては固相成長法を利用することもできる。なお、第
1エピタキシャル結晶層の厚さは一般には30μm程1
衰である。
第1エピタキシVル結晶層表面には第2エピタキシャル
結晶層が形成されている。本発明の最大の特徴は、第2
エピタキシャル結晶層が基板の第2エピタキシャル結晶
層と反対側の他表面まで延在しているところにある。す
なわち第2エピタキシャル結晶層は素子の一表面側から
他表面側に部分的に連続して形成されている。この第2
エピタキシャル結晶層は基板および第1エピタキシャル
結晶層とは異形のものが用いられる。例えば基板および
第1エピタキシャル結晶層がn形であれば第2エピタキ
シャル結晶層はp形が用いられる。
結晶層が形成されている。本発明の最大の特徴は、第2
エピタキシャル結晶層が基板の第2エピタキシャル結晶
層と反対側の他表面まで延在しているところにある。す
なわち第2エピタキシャル結晶層は素子の一表面側から
他表面側に部分的に連続して形成されている。この第2
エピタキシャル結晶層は基板および第1エピタキシャル
結晶層とは異形のものが用いられる。例えば基板および
第1エピタキシャル結晶層がn形であれば第2エピタキ
シャル結晶層はp形が用いられる。
これによりpn接合が形成される。そして基板の他表面
には部分的に第2エピタキシャル結晶層が表出している
。従って基板と反対側の@2エピタキシャル結晶層表面
に電極を形成せず、基板の他表面側に両方の電極を設け
ることができる。
には部分的に第2エピタキシャル結晶層が表出している
。従って基板と反対側の@2エピタキシャル結晶層表面
に電極を形成せず、基板の他表面側に両方の電極を設け
ることができる。
このように第2エピタキシャル結晶層を延在させるには
、第1エピタキシャル結晶層形成後、ダイシング工程で
穴または溝などの導通部を第1エピタキシヤル結晶廐表
面から基板に向かって形成する。この場合導通部は第1
エピタキシャル結晶層を貫通して基板内部にまで形成す
る必要がある。
、第1エピタキシャル結晶層形成後、ダイシング工程で
穴または溝などの導通部を第1エピタキシヤル結晶廐表
面から基板に向かって形成する。この場合導通部は第1
エピタキシャル結晶層を貫通して基板内部にまで形成す
る必要がある。
また第2B形成工程で基板表面にも第2エピタキシトル
結晶層が形成されるのを防止するために、導通部は基板
を貫通しないように設けられる。なお、この導通部を形
成するには、スクライビング、ダイシングなどの方法を
利用することができる。
結晶層が形成されるのを防止するために、導通部は基板
を貫通しないように設けられる。なお、この導通部を形
成するには、スクライビング、ダイシングなどの方法を
利用することができる。
導通部には第2エピタキシャル結晶層と基板とが短絡す
るのを防止するために、絶縁体層が介在している。この
絶縁体層はSiOx 、S i 3 N 4、△120
3などの絶縁膜から形成することができる。そしてこの
絶縁体層を形成する絶縁体層形成工程では、第1エピタ
キシャル結晶層と基板に導通部を形成した後、第1エピ
タキシャル結晶層表面をマスクし、真空蒸着、スパッタ
リング、イオンブレーティング、あるいはCVD法など
により上記絶縁膜を形成する仁とで達成できる。
るのを防止するために、絶縁体層が介在している。この
絶縁体層はSiOx 、S i 3 N 4、△120
3などの絶縁膜から形成することができる。そしてこの
絶縁体層を形成する絶縁体層形成工程では、第1エピタ
キシャル結晶層と基板に導通部を形成した後、第1エピ
タキシャル結晶層表面をマスクし、真空蒸着、スパッタ
リング、イオンブレーティング、あるいはCVD法など
により上記絶縁膜を形成する仁とで達成できる。
その後マスクを取り除いて、第1層形成工程と同様に第
1エピタキシャル結晶層表面に第2層形成工程を行なっ
て第2エピタキシャル結晶層を形成することにより、第
2エピタキシャル結晶層ば導通部を埋めて形成される。
1エピタキシャル結晶層表面に第2層形成工程を行なっ
て第2エピタキシャル結晶層を形成することにより、第
2エピタキシャル結晶層ば導通部を埋めて形成される。
そして絶縁体層が介在してい、るので導通部で第2エピ
タキシャル結晶層と基板とが短絡するのが防止される。
タキシャル結晶層と基板とが短絡するのが防止される。
次に研削工程で、第2エピタキシャル結晶層表面と反対
側の基板表面が、導通部を埋めた第2エピタキシヤル結
晶唐が表出するまで削られる。この研削は、基板を平滑
にするために用いられる公知の方法などを利用して行な
うことができる。
側の基板表面が、導通部を埋めた第2エピタキシヤル結
晶唐が表出するまで削られる。この研削は、基板を平滑
にするために用いられる公知の方法などを利用して行な
うことができる。
なお、導通部を複数個形成し、研削工程後基板他表面の
少なくとも一部に第2エピタキシャル結晶層が表出する
ように切断する切断工程を行なうことも望ましい。この
ようにすれば一枚の基板から複数個の発光ダイオード素
子を形成することができる。
少なくとも一部に第2エピタキシャル結晶層が表出する
ように切断する切断工程を行なうことも望ましい。この
ようにすれば一枚の基板から複数個の発光ダイオード素
子を形成することができる。
上記のようにして(qられた発光ダイオード素子には一
般に電極が形成される。一方の電極は従来と同様に基板
他表面に形成される。また他方の電極は導通部端面に表
出する第2エピタキシャル結晶層表面に形成することが
できる。すなわち本発明のLEDではmFiを同一平面
上に形成することができる。なお電極材料としては従来
用いられている金合金、アルミニウム合金などを従来と
同様に用いることができるが、それぞれの半導体表面と
オーミック接触するものを選択することが望ましい。ま
た電極形成は従来と同様に上記電極材料を用いて真空蒸
着、スパッタリング、イオンブレーティング、CVD法
などの方法により形成することができる。そして電極形
成後、一般に電極と素子との電気的接続を良好にするた
めに熱処理が行なわれる。
般に電極が形成される。一方の電極は従来と同様に基板
他表面に形成される。また他方の電極は導通部端面に表
出する第2エピタキシャル結晶層表面に形成することが
できる。すなわち本発明のLEDではmFiを同一平面
上に形成することができる。なお電極材料としては従来
用いられている金合金、アルミニウム合金などを従来と
同様に用いることができるが、それぞれの半導体表面と
オーミック接触するものを選択することが望ましい。ま
た電極形成は従来と同様に上記電極材料を用いて真空蒸
着、スパッタリング、イオンブレーティング、CVD法
などの方法により形成することができる。そして電極形
成後、一般に電極と素子との電気的接続を良好にするた
めに熱処理が行なわれる。
本発明のLEDでは電極は上記したように同一平面上に
形成することができる。従ってボンディングするにはワ
イヤを用いることなく、フリップチップ方式、ビームリ
ード方式などのワイヤレスボンディング法を利用するこ
とができる。そしてその後従来と同様に透明樹脂により
樹脂モールディングして製品とすることができる。
形成することができる。従ってボンディングするにはワ
イヤを用いることなく、フリップチップ方式、ビームリ
ード方式などのワイヤレスボンディング法を利用するこ
とができる。そしてその後従来と同様に透明樹脂により
樹脂モールディングして製品とすることができる。
[発明の作用および効果]
本発明のLEDでは、第2エピタキシャル結晶層が基板
の他表面に延在し、基板表面に部分的に表出している。
の他表面に延在し、基板表面に部分的に表出している。
これにより電極を基板表面と同一平面上に設けることが
できる。従って本発明のしEOを用いればワイヤを用い
ないワイヤレスボンディング法でボンディングすること
ができる。これによりワイヤ切れなどの不具合が解消し
、電極面積を小さくすることができるので発光効率が向
上するとともに材料費用の低減を図ることができる。さ
らに従来に比べて製品形状を薄形とすることもでき、各
種回路の薄肉化および意匠的な効果も期待される。
できる。従って本発明のしEOを用いればワイヤを用い
ないワイヤレスボンディング法でボンディングすること
ができる。これによりワイヤ切れなどの不具合が解消し
、電極面積を小さくすることができるので発光効率が向
上するとともに材料費用の低減を図ることができる。さ
らに従来に比べて製品形状を薄形とすることもでき、各
種回路の薄肉化および意匠的な効果も期待される。
また本発明の製造方法によれば、上記形状のLEDを容
易に製造することができる。
易に製造することができる。
[実施例]
以下同面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
(実施例1)
第1図〜第6図は本発明の一実施例のLEDおよびその
製造方法を説明するための図である。
製造方法を説明するための図である。
(第1層形成工程)
n形GaP引上げ結晶から切出された厚さ250μm1
直径2インチのウェハ1を用意し、有機溶剤洗浄、無機
洗浄を行なった後、液相成長法にてウェハ1の一表面全
面にn形の第1エピタキシヤル結晶12を形成した。そ
の状態を第2図に示す。なお第1エピタキシャル結晶層
2の形成は、テルル(Te)をドーパントとして用い、
n形Gap結晶を成長させて厚さ3oμmの第1エピタ
キシヤル結晶12を得た。
直径2インチのウェハ1を用意し、有機溶剤洗浄、無機
洗浄を行なった後、液相成長法にてウェハ1の一表面全
面にn形の第1エピタキシヤル結晶12を形成した。そ
の状態を第2図に示す。なお第1エピタキシャル結晶層
2の形成は、テルル(Te)をドーパントとして用い、
n形Gap結晶を成長させて厚さ3oμmの第1エピタ
キシヤル結晶12を得た。
(ダイシング工程)
次にブレードダイシング法により、第3図に示すように
、第1エピタキシャル結晶112表面から深さ275μ
m1幅35μmの溝(導通部)3を並列に複数本形成し
た。
、第1エピタキシャル結晶112表面から深さ275μ
m1幅35μmの溝(導通部)3を並列に複数本形成し
た。
(絶縁体層形成工程)
そして第1エピタキシャル結晶層2表面をマスクした後
、真空蒸着法により溝3内周表面に絶縁体層4を形成し
た。なお、絶縁体層4の厚さは5μmである。
、真空蒸着法により溝3内周表面に絶縁体層4を形成し
た。なお、絶縁体層4の厚さは5μmである。
(第2層形成工程)
マスクを除去し、上記と同様に洗浄した後、第4図に示
すように第1エピタキシャル結晶層2表面にp形のm2
工ピタキシヤル結晶層5を形成した。なお第2エピタキ
シャル結晶層5の形成は、酸素(0)、lljよび亜鉛
(Zn)をドーパントとして用い、厚さ50μmの第2
エピタキシャル結晶層5を得た。この第2エピタキシヤ
ル結品層5は溝3内部を埋めて形成されている。
すように第1エピタキシャル結晶層2表面にp形のm2
工ピタキシヤル結晶層5を形成した。なお第2エピタキ
シャル結晶層5の形成は、酸素(0)、lljよび亜鉛
(Zn)をドーパントとして用い、厚さ50μmの第2
エピタキシャル結晶層5を得た。この第2エピタキシヤ
ル結品層5は溝3内部を埋めて形成されている。
(研削工程)
次にウェハ1の第2エピタキシヤル結晶I15と反対側
の表面をダイヤモンドパウダーによって溝3の底の位置
より深い位置まで(#さにして5μm以上)研磨し、第
5図に示すように第2エピタキシャル結晶層5をウェハ
1の表面に表出させた。
の表面をダイヤモンドパウダーによって溝3の底の位置
より深い位置まで(#さにして5μm以上)研磨し、第
5図に示すように第2エピタキシャル結晶層5をウェハ
1の表面に表出させた。
すなわち第2エピタキシャル結晶層5はウェハ1の他表
面まで堤状に延在している。そして第1層形成工程と同
様に洗かした後、マスクを用い、真空蒸着法にてウェハ
1表面に金合金を用いて一方の電極6を形成し、第2エ
ピタキシャル結晶層5の表出表面に金合金を用いて他方
の電極7を形成した。なお、一方の電極6および他方の
m極7の大きさは直径30μm程度と小さいものである
。
面まで堤状に延在している。そして第1層形成工程と同
様に洗かした後、マスクを用い、真空蒸着法にてウェハ
1表面に金合金を用いて一方の電極6を形成し、第2エ
ピタキシャル結晶層5の表出表面に金合金を用いて他方
の電極7を形成した。なお、一方の電極6および他方の
m極7の大きさは直径30μm程度と小さいものである
。
(切断工程)
そしてダイシングマシンにて堤状の延在部分で挟まれた
部分を延在部分と平行に切断し、さらにその切断面と直
交するように切断して第1図に示す直方体形状のLED
を得た。
部分を延在部分と平行に切断し、さらにその切断面と直
交するように切断して第1図に示す直方体形状のLED
を得た。
1りられたLEDは一方の電極6と他方の電極7とが同
一平面上に形成されている。従ってワイヤレスボンディ
ングでボンディングすることができ、最終的な製品形状
の薄形化を図ることができるほか、電極面積が従来より
小さいので発光効率が向上する。
一平面上に形成されている。従ってワイヤレスボンディ
ングでボンディングすることができ、最終的な製品形状
の薄形化を図ることができるほか、電極面積が従来より
小さいので発光効率が向上する。
なお、堤状の延在部分の中央を延在部分に沿って切断す
れば、第6図に示すようなLEDを得ることもできる。
れば、第6図に示すようなLEDを得ることもできる。
(実施例2)
第7図に本発明の第2の実施例のLEDを示す。
本実施例ではウェハ11に第1エピタキシャル結晶層1
2を形成した後、第1エピタキシャル結晶層12表面か
らウェハ11に向かって貫通しない孔を設けたこと以外
は実施例1と同様に形成されたものである。従って第2
エピタキシャル結晶層13は第1エピタキシャル層12
およびウェハ11に円柱状に延在し、端面がウェハ11
表面に表出している。そしてウェハ11表面に一方の電
極14が形成され、表出する第2エピタキシャル結晶層
13表面に他方の電極15が形成されている。
2を形成した後、第1エピタキシャル結晶層12表面か
らウェハ11に向かって貫通しない孔を設けたこと以外
は実施例1と同様に形成されたものである。従って第2
エピタキシャル結晶層13は第1エピタキシャル層12
およびウェハ11に円柱状に延在し、端面がウェハ11
表面に表出している。そしてウェハ11表面に一方の電
極14が形成され、表出する第2エピタキシャル結晶層
13表面に他方の電極15が形成されている。
本実施例のLEDも実施例1と同様の作用効果を奏する
。
。
なお、第2エピタキシャル結晶層13の円柱状の延在部
分で切断すれば、第8図に示すようなLEDが得られる
。この場合には1個の孔を穿設するだ【ブで複数個のL
EDを得ることができるので、工数の低減を図ることが
できる。
分で切断すれば、第8図に示すようなLEDが得られる
。この場合には1個の孔を穿設するだ【ブで複数個のL
EDを得ることができるので、工数の低減を図ることが
できる。
第1図〜第6図は、本発明の一実施例に係る図であり、
第1図は発光ダイオード素子の斜視図、第2図は第1層
形成工程後の状態を示す断面図、第3図はダイシング工
程後の状態を示す断面図、第4図は第2層形成工程後の
状態を示す断面図、第5図は研削工程侵の状態を示す断
面図である。 第6図は発光ダイオード素子の他の態様を示す斜視図で
ある。第7図は第2の実施例の発光ダイオード素子の斜
視図である。第8図は発光ダイオード素子の他の態様を
示す斜視図である。第9図は従来の発光ダイオード素子
をワイヤボンディングした状態を示す概略正面図、第1
0図は従来の発光ダイオード素子を用いた製品の斜視図
である。
第1図は発光ダイオード素子の斜視図、第2図は第1層
形成工程後の状態を示す断面図、第3図はダイシング工
程後の状態を示す断面図、第4図は第2層形成工程後の
状態を示す断面図、第5図は研削工程侵の状態を示す断
面図である。 第6図は発光ダイオード素子の他の態様を示す斜視図で
ある。第7図は第2の実施例の発光ダイオード素子の斜
視図である。第8図は発光ダイオード素子の他の態様を
示す斜視図である。第9図は従来の発光ダイオード素子
をワイヤボンディングした状態を示す概略正面図、第1
0図は従来の発光ダイオード素子を用いた製品の斜視図
である。
Claims (3)
- (1)n形またはp形の半導体基板と、該基板の一表面
に形成された第1エピタキシャル結晶層と、該第1エピ
タキシャル結晶層表面に形成された第2エピタキシャル
結晶層と、からなる発光ダイオード素子において、 該第2エピタキシャル結晶層が該基板の他表面に延在し
ていることを特徴とする発光ダイオード素子。 - (2)n形またはp形の半導体基板の一表面に第1エピ
タキシャル結晶層を形成する第1層形成工程と、 該第1エピタキシャル結晶層の該基板と反対側の表面か
ら該基板を貫通しない穴または溝からなる導通部を形成
するダイシング工程と、 該導通部に表出する該基板表面に絶縁体層を形成する絶
縁体層形成工程と、 該第1エピタキシャル結晶層表面および該導通部を埋め
て第2エピタキシャル結晶層を形成する第2層形成工程
と、 該基板の他表面を削り、該導通部を埋めて形成された該
第2エピタキシャル結晶層を該基板の該他表面に表出さ
せる研削工程と、からなることを特徴とする発光ダイオ
ード素子の製造方法。 - (3)導通部は複数個形成され、研削工程後基板他表面
の少なくとも一部に第2エピタキシャル結晶層が表出す
るように切断する切断工程を行なう特許請求の範囲第2
項記載の発光ダイオード素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61132194A JPS62287675A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 発光ダイオ−ド素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61132194A JPS62287675A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 発光ダイオ−ド素子およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62287675A true JPS62287675A (ja) | 1987-12-14 |
Family
ID=15075594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61132194A Pending JPS62287675A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 発光ダイオ−ド素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62287675A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04103666U (ja) * | 1991-02-18 | 1992-09-07 | 日亜化学工業株式会社 | 青色発光デバイスの電極 |
US6507041B2 (en) | 1993-04-28 | 2003-01-14 | Nichia Chemical Industries, Ltd. | Gallium nitride-based III-V group compound semiconductor |
US7872274B2 (en) | 2001-09-06 | 2011-01-18 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | n-Electrode for III group nitride based compound semiconductor element |
-
1986
- 1986-06-06 JP JP61132194A patent/JPS62287675A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04103666U (ja) * | 1991-02-18 | 1992-09-07 | 日亜化学工業株式会社 | 青色発光デバイスの電極 |
US6507041B2 (en) | 1993-04-28 | 2003-01-14 | Nichia Chemical Industries, Ltd. | Gallium nitride-based III-V group compound semiconductor |
US6610995B2 (en) | 1993-04-28 | 2003-08-26 | Nichia Corporation | Gallium nitride-based III-V group compound semiconductor |
US6998690B2 (en) | 1993-04-28 | 2006-02-14 | Nichia Corporation | Gallium nitride based III-V group compound semiconductor device and method of producing the same |
US7205220B2 (en) | 1993-04-28 | 2007-04-17 | Nichia Corporation | Gallium nitride based III-V group compound semiconductor device and method of producing the same |
US7375383B2 (en) | 1993-04-28 | 2008-05-20 | Nichia Corporation | Gallium nitride based III-V group compound semiconductor device and method of producing the same |
US7872274B2 (en) | 2001-09-06 | 2011-01-18 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | n-Electrode for III group nitride based compound semiconductor element |
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