JPS6228698Y2 - - Google Patents

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JPS6228698Y2
JPS6228698Y2 JP4257582U JP4257582U JPS6228698Y2 JP S6228698 Y2 JPS6228698 Y2 JP S6228698Y2 JP 4257582 U JP4257582 U JP 4257582U JP 4257582 U JP4257582 U JP 4257582U JP S6228698 Y2 JPS6228698 Y2 JP S6228698Y2
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JP
Japan
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negative pressure
pot
dart
engine
throttle valve
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JP4257582U
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JPS58144075U (ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内燃機関におけるアイドリング運転
を、機関にエンストを生じない状態に制御する装
置に関するものでる。
内燃機関のアイドリング運転時における回転数
は、機関がエンストしない限度において低くする
ことが燃料済費及び騒音低減等から好ましいから
最近の機関ではアイドリング時の回転数を通常の
場合よりも200r.p.m程低く設定し、このように
低く設定したことによつて生じる回転斑を点火時
期の進角制御によつて防止する一方、機関の低温
時にアイドル位置のスロツトル弁を少し開いて回
転数をアツプし(これをアイドルアツプと称
す)、更に機関に自動車のヘツドランプの点灯又
はカーヒータフアンON等の電気的負荷が作用し
たときも前記のアイドルアツプを行なうようにし
ている。
ところが従来は、アイドリング時の点火時期の
進角、機関低温時及び電気的負荷時のアイドルア
ツプを、吸気管負圧によつて行なうに当り、アイ
ドリング時の点火時期の進角制御がアイドルアツ
プ制御に、またアイドルアツプ制御が点火時期の
進角制御に影響を及すことがないようにするため
に、機関低温時のアイドルアツプ、電気的負荷時
のアイドルアツプ及び点火時期の進角制御を各単
独に吸気管負圧に対して関連しているから吸気管
からの負圧導管が長くなると共に吸気管への接続
部が複雑になつて、取付けスペースが著しく増大
するのであつた。
本考案は、このようにアイドリング時の回転数
を低く設定した機関において、アイドリング時に
点火時期を進角させる一方、機関の低温度及び電
気的負荷時にアイドアツプを行なうようにするに
あたり、アイドルアツプ用のダツシユポツトへの
吸気負圧通路中にオリフイスと逆止弁とを並列に
設けることにより、吸気管への負圧導管の接続を
1箇所にして、前記従来の問題を解消する一方、
機関が暖まり、又は電気的負荷がなくなつてアイ
ドルアツプを解除するときにスロツトル弁が所定
のアイドル位置まで徐々に閉じるようにすること
によつて回転数が低下するときのシヨツクをなく
し且つ電気的負荷が作用すると瞬時にアイドルア
ツプになるようにしたものである。
以下本考案を実施例の図面について説明すると
図において1は機関、2は該機関1に対する吸気
マニホールド、3は該吸気マニホールド2に取付
く気化器を各々示し、前記気化器3において図示
しないばね等にて常閉方向に付勢されたスロツト
ル弁4の軸5には、自動車の車内に取付くアクセ
ルペダル6にアクセルケーブル7等を介して連結
したレバー8が固着されている。
9は気化器3の本体等の適宜箇所に取付けたダ
イフラム式のダツシユポツトを示し、該ダツシユ
ポツト9においてそのダイヤフラム室10を区成
するダイヤフラム11には、前記スロツトル弁4
の軸5におけるレバー8の先端に、当該スロツト
ル弁4の閉方向の回動を阻止するように接当する
ロツド12を備え、且つダイヤフラム室10内に
は当該スロツトル弁4を閉方向に付勢するばねに
抗してスロツトル弁4を開方向に付勢するように
したばね13を設ける。
14は前記機関1に対するデイストリビユータ
を示し、そのブレーカプレート15には、メイン
負圧進角機構16とサブ負圧機構17とを備え、
メイン負圧進角機構16は気化器3において閉位
置のスロツトル弁4より上流側に設けたポート1
8に通路19を介して連通して、スロツトル弁4
の開に比例してメイン隙間s1の間で、点火時期を
進角制御し、サブ負圧進角機構17は前記気化器
3においてスロツトル弁4より下流の負圧ポート
20に負圧通路21を介して連通して、スロツト
ル弁4の閉状態において、点火時期をサブ隙間s2
だけ進角するようになつている。
そして、前記気化器3のスロツトル弁4より下
流の負圧ポート20とダツシユポツト9とを連通
する負圧通路22中には、電気的負荷によつて作
動する三方切換弁23を備えている。この三方切
換弁23は、自動車のヘツドランプスイツチ24
及びヒータフアンスイツチ25がいずれもOFF
のとき(電気的負荷が零のとき)当該切換弁23
からポート20までの一方の通路22′と、切換
弁23からダツシユポツト13までの他方の通路
22″を連通しているが、前記両スイツチ24,
25のうちいずれか一方がONになると両通路2
2′,22″の連通を遮断すると同時に、他方の通
路22″を大気圧に開放するようになつており、
前記他方の通路22″中には、機関の温度に関連
し機関が所定の温度まで暖まつていないとき当該
他方の通路22″を大気に連通し、機関が所定の
温度に暖まると大気との連通を遮断するようにし
た温度感知弁26を接続すると共に、該他方の通
路22″中にオリフイス27とダツシユポート1
3の方向にのみ開くようにした逆止弁28とを並
設して成る負圧遅延機構29を設けて成るもので
ある。
なお、前記機関の温度としては、機関に対する
潤滑油の温度を用いるのが好ましいが、機関に対
する冷却水の温度又は機関の壁面温度を用いても
良く、また符号30は吸気系への排気ガス還流装
置である。
この構成において、機関が所定の温度に暖まつ
ている状態で、スロツトル弁4を閉じてアイドリ
ング運転にすると、スロツトル弁4より下流の吸
気負圧が大きくなり、(真空寄りになり)、この吸
気負圧が吸気負圧通路21を介してサブ負圧進角
機構17に作用して、アドリング時の点火時期が
サブ隙間s2だけ進角される一方、吸気負圧はダツ
シユポツト9のダイヤフラム室10にも伝達し
て、その負圧によりロツド12がばね13に抗し
て後退することにより、スロツトル弁4は更に閉
じて、極く低いアイドル回転に保たれる。
このアイドリング状態で、ヘツドランプスイツ
チ24又はヒータフアンスイツチ25をONにす
ると、三方切換弁23が一方の通路22′を遮断
すると同時に他方の通路22″を大気に開放する
ように作動するから、アイドリング時の点火時期
を進角に保つた状態の下で、ダツシユポツト9の
ばね13にてスロツトル弁4を若干開いてアイド
ルアツプすることができて、アイドルアツプが点
火時期の進角制御に影響を及すことがない、前記
ヘツドランプスイツチ24又はヒータフアンスイ
ツチ25がOFFになると切換弁23が元の状態
に切換わるので、アイドルアツプは解除されるの
であり、この場合他方の通路22″中にはオリフ
イス27と逆止弁28とを並設したことにより、
切換弁23による大気開放時つまりアイドルアツ
プ時には大気圧は逆止弁28及びオリフイス27
を介して時間的に遅れなくダツシユポツト9に伝
達されるから、アイドルアツプによる機関回転数
の上昇は瞬時に行なわれる一方、アイドルアツプ
解除には吸気負圧はオリフイス27によつて時間
的に遅れてダツシユポツト9に伝達するから、ア
イドルアツプ解除に伴う機関回転数の低下は徐々
に行なわるのである。
また、機関が所定の温度に暖まつていない状態
では、温度感知弁26が他方の通路22″を開放
するので、ダツシユポツト9のばね13にてスロ
ツトル弁4が若干開いてアイドルアツプされる。
この機関が所定の温度に暖まつていないアイドル
運転時におけるアイドルアツプに際して、温度感
知弁26からパージされた空気は、オリフイス2
7にて規制された小量のものが負圧ポート20側
にリークするのみで、負圧ポート20箇所の吸気
負圧が大巾に低下することがないから、サブ負圧
進角機構17は略アイドル運転時の進角状態を保
つことなり、換言すれば、暖機運転に際してのア
イドルアツプ時においても点火時期の進角制御の
状態が確実に保たれるのであり、また、機関が所
定の温度に暖まり温度感知弁26の閉によつてア
イドルアツプが解除されるとき吸気負圧はオリフ
イス27を介して時間的に遅れてダツシユポツト
9に伝達するから、アイドルアツプ解除に伴う機
関回転数の低下は徐々に行なわれるのである。
以上の通り本考案は、内燃機関におけるデイス
トリビユータには、気化器におけるスロツトル弁
より下流側の負圧ポートに負圧通路を介して関連
して当該負圧ポートの負圧が大きいとき点火時期
を進角させるサブ負圧進角機構を設ける一方、前
記気化器におけるスロツトル弁には、前記気化器
におけるスロツトル弁より下流側の負圧ポートに
負圧通路を介して関連し、当該負圧ポートにおけ
る大きい負圧(真空寄りの圧力)が作用したとき
スロツトル弁の閉位置を閉方向に、また負圧が作
用しないときスロツトル弁の閉位置を開方向に
各々移動するようにしたダツシユポツトを設け、
該ダツシユポツトと前記負圧ポートとをつなぐ負
圧通路には、機関における電気的負荷をONにし
たとき負圧ポートとダツシユポツトとの連通を遮
断すると同時にダツシユポツトを大気圧に開放す
るようにした切換弁を設けると共に、機関の温度
が低いときダツシユポツトを大気圧に開放するよ
うにした温度感知弁を接続し、且つ、ダツシユポ
ツトと負圧ポートとをつなぐ負圧通路中には、前
記切換弁とダツシユポツトとの間にダツシユポツ
トへの方向に開くようにした逆止弁とオリフイス
とを並列に設けて成るもので、機関のアイドリン
グ運転時に点火時期を進角に制御した状態の下
で、機関の温度に応じてのアイドルアツプ及び機
関の電気的負荷に応じてのアイドルアツプを行な
うことができ、気化器の下流側に設けた一つの負
圧ポートを、点火時期のアイドル進角制御と両ア
イドルアツプとに兼用できるから、機関の吸気通
路に対して点火時期のアイドル進角用負圧通路及
びアイドルアツプ用負圧通路を接続する箇所の構
造が簡単になつて接続のためのスペースを著しく
縮少できるのであり、しかも、負圧ポートとダツ
シユポツトとをつなぐ負圧通路には、切換弁とダ
ツシユポツトとの間に逆止弁とオリフイスとを並
設したことにより、アイドルアツプ時には応答遅
れなく回転数を迅速に増加できる一方、アイドル
アツプの解除時には回転数を徐々に低下するか
ら、アイドルアツプ時の応答遅れ及びアイドルア
ツプ解除時の回転急低下に基因するエンストを確
実に防止できる効果できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す図である。 1……機関、2……吸気マニホールド、3……
気化器、4……スロツトル弁、14……デイスト
リビユータ、17……サブ負圧進角機構、9……
ダツシユポツト、20……負圧ポート、19,2
0……負圧通路、23……切換弁、26……温度
感知弁、28……逆止弁、27……オリフイス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関におけるデイストリビユータには気化
    器におけるスロツトル弁より下流の負圧ポートに
    負圧通路を介して関連して当該負圧ポートの負圧
    が大きいとき、点火時期を進角させるサブ負圧進
    角機構を設ける一方、前記気化器におけるスロツ
    トル弁には、前記気化器におけるスロツトル弁よ
    り下流側の負圧ポートに負圧通路を介して関連
    し、当該負圧ポートにおける大きい負圧が作用し
    たときスロツトル弁の閉位置を閉方向に、また負
    圧が作用しないときスロツトル弁の閉位置を開方
    向に各々移動するようにしたダツシユポツトを設
    け、該ダツシユポツトと前記負圧ポートとをつな
    ぐ負圧通路には、機関における電気的負荷をON
    にしたとき負圧ポートとダツシユポツトとの連通
    を遮断すると同時にダツシユポツトを大気圧に開
    放するようにした切換弁を設けると共に、機関の
    温度が低いときダツシユポツトを大気圧に開放す
    るようにした温度感知弁を接続し、且つダツシユ
    ポツトと負圧ポートとをつなぐ負圧通路中には、
    前記切換弁とダツシユポツトとの間にダツシユポ
    ツトへの方向に開くようにした逆止弁とオリフイ
    スとを並列に設けて成る内燃機関のアイドリング
    運転制御装置。
JP4257582U 1982-03-24 1982-03-24 内燃機関のアイドリング運転制御装置 Granted JPS58144075U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4257582U JPS58144075U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 内燃機関のアイドリング運転制御装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4257582U JPS58144075U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 内燃機関のアイドリング運転制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58144075U JPS58144075U (ja) 1983-09-28
JPS6228698Y2 true JPS6228698Y2 (ja) 1987-07-23

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ID=30053695

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4257582U Granted JPS58144075U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 内燃機関のアイドリング運転制御装置

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JPS58144075U (ja) 1983-09-28

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