JPS62286732A - 内装用複合壁材 - Google Patents

内装用複合壁材

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JPS62286732A
JPS62286732A JP61130851A JP13085186A JPS62286732A JP S62286732 A JPS62286732 A JP S62286732A JP 61130851 A JP61130851 A JP 61130851A JP 13085186 A JP13085186 A JP 13085186A JP S62286732 A JPS62286732 A JP S62286732A
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Japan
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wall material
composite wall
foam board
interior
fibers
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丸岡 光明
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Fujiwara Chemical Co Ltd
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Fujiwara Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は断熱性、結露防止性に極めて優れた内装用複合
壁材に関する。
〈従来の技術〉 建築物の内壁などの上塗材としては、繊維質上塗材と称
せられる繊維質材を含有する上塗り用左官材料が広く知
られている。これは、PC板、コンクリート、フレキシ
ブルボード、石膏ボード。
ベニヤ合板等の下地に対する化粧塗装として色彩パター
ンが美麗であり、多種多様のものが得られるとして好ん
で用いられている。
一方、ItLビ壁紙又はビニル壁紙都称せられる内装材
がある。二の内装材は厚さ0.15〜0,2聞の裏打紙
に、この裏打紙と略同じ厚みか、あるいは。
発泡製品等のようにごく厚いものでは0.6〜0.8m
m程度のビニルコンパウンドの層が、一部裏打紙に浸透
して付いているか、あるいは、接着剤で接着された構造
である。表面のビニルコンパウンドが着色されエンボッ
シングされることにより模様付けができる点でビニル壁
紙も広く用いられている。
〈発明が解決しようとする間頭点〉 しかしながら、これらの内装用上塗材、ビニル壁紙な、
どの従来用いられている内装材は、前者にあっては、前
記の如くPC板、コンクリート等に塗着されるために断
熱性、結露防止性に乏しく。
特に繊維を主体とする層は透湿現象により内部結露する
。そして1次第に混流になり繊維間の空隙が結露水で埋
められるに至り、上塗層の接着性、外観などを著しく害
するなどの好ましくない現象を惹起するという欠点があ
る。後者にあっては、塩ビ発泡製品を用いるにしても通
常使用される厚さは、高々llIn程度であり、エンボ
ス加工性を有するものの、その断熱性は小さく、吸水性
に乏しい材質であることと相俟って結露防止性も望み得
ないという、内装材としての大きな欠点を有している。
また、前記繊維上塗材には、その欠点の一つとして一般
に厚く塗られる場合が多く、そのために柱の際からめく
れて剥離しだすなどの欠点があり、これは下地等への接
着強度が不十分であるということに起因するものとみら
れている。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者は、かかる欠点を克服せんとして内装用複合壁
材のじ配充に鋭意注力したところ、無機物、例えば、炭
酸力ルシュウム等と塩化ビニル樹脂により構成された発
泡体からなる板に、短繊維を主体とし糊剤、バインダー
等を含む繊維買上生り材を@塗り、又は、吹付塗装によ
り形成、積層させたところ、前記従来技術上の課題であ
った下地への接着性に由来する欠点を解消し得ること、
更に、断熱性を著しく向上させ結露防止性を付与させる
ことができて、結露とm維質上塗層との協奏現象として
の接着性、外観等への悪影響を排除し得ることを見出し
本発明を完成したのである。
すなわち1本発明の内装用複合壁材の特徴は無機物・塩
化ビニル樹脂系発泡板上に短cIt推を主体とする層を
鏝塗り、又は吹付塗装により形成、積層されてなること
にある。
本発明に用いられる無機物・塩化ビニル樹脂系発泡板と
しては1表面に0.1m以」二、好ましくは0.2「以
」二、更に好ましくは0.3++t++以上の長径を有
する気泡断面tL面積比で少なくとも!’、O%有する
ものがより好ましく、従って、R泡体のどの断面をとっ
てもこの条件を満足する構造を有する発泡体であればよ
り以上好ましく用いられる。例えば、好適に使用しうる
発泡板としては、無機物として炭酸カルシウムを用い、
炭酸カルシウム/塩化ビニル樹脂重量比=9八とし、塩
化ビニル樹脂にバインダー効果を持たせながら発泡成形
された密度0.09g/r:rl(JIS A 590
7による)の発泡板がある。この発泡板の表面特性と発
泡板上に鏝塗り又は吹付塗装される短繊維との協奏効果
になるアンカー効果によって接着強度の向上に著効を奏
することができる。表面に0.11LI11以上の長径
を有する気泡断面が50%以上あることが前記効果をよ
り向上させ得て好適であり、 その長径が0.2m以上
であることがより好ましい。
無機物に対する塩化ビニル樹脂の割合は、不燃性付与の
見地から少ない方が好ましく、従って、少なくとも塩化
ビニルの無機物に対するバインダー効果が十分で、かつ
1発泡体を形成するに足る量であればよく1通常約10
%程度用いたものが安価であり、好ましく用いられる。
発泡板の厚みは所望される断熱性、結露防止性の程度に
応じて選定されるが、2IIfi以上の厚さのものを用
いることが好ましく、通95m程度のものが好適である
本発明の特徴の一つは、前記発泡板上に短繊維を主体と
し糊剤、バインダー等を含む11維質上塗剤を鏝塗り、
又は吹付塗装して、色彩パターンが美麗であり、暖かみ
を感じさせるといった繊維上塗材の特性をそのまま保持
して、下地との接着性を著しく向上せしめて、複合化し
た点にある。しかし、本発明に用いる短繊維は余りに短
かすぎると前記発泡板の表面構造との協奏により発現す
る短繊維のアンカー効果が乏しくなり、前記接着性につ
いての著効が得られ難く、また、余りに長ずざると繊維
がからまり、塊状となり易く好ましくない、繊維長とし
ては1〜15閤のものが好ましく。
より好ましいのは3〜Lowものである。使用される繊
維の太さは1〜10デニールのものが好適である。短繊
維としては、1種又は2種以上の繊維又は/及び解繊さ
れた繊維が目的に応じて用いられ。
また、着色繊維をも用いて色彩パターン効果の向上をも
図ることができる。
糊剤としては1例えば、カルボキシメチルセルロース(
CMC)、 メチルセルロース(MC)、ヒドロキシエ
チルセルロース(HEC)など、通常繊維質上塗材に用
いられるものが支障なく用いられ、また、バ1′ンダー
としては、エマルジョン系バインダーなどが用いられ、
とりわけ、エチレン−酢ビ系エマルジョンがより好適で
ある。
なお、予め発泡板に前記バインダーをスプレー塗付した
後、これが乾燥しない間に短繊維を主体とする上塗材ペ
ーストを鏝塗りするか、又は吹付食装することは接着性
の向上の見地からより好適である。
本発明の内装用複合壁材の他の特徴の一つは。
エンボス加工性を合せ持つことであり、断熱特性を損わ
ない範囲でエンボス加工を付与して好適に用いられる。
本発明において無機物・塩化ビニル樹脂系発泡板上に形
成、8層される短繊維を主体とする繊維質層には、色彩
を美麗にする繊維、質層のパターンを構成するために、
短繊維の他に着色セロハン小片、着色雲母の小片、ある
いは、真鍮箔粉などの全屈箔粉等の全色粉やアルミ粉等
の銀色粉など。
本発明の内装用複合壁材の特性を損わない範囲で、適宜
配合して使用することができる。
く作用及び発明の効果〉 前述の如く、無機物・塩化ビニル系発泡板に短繊維を主
体とする層を鏝塗り、又は吹付塗装により形成、積層さ
せるときには、表面に存在する気泡断面により形成され
た複雑な構造と、これら繊維との協奏効果になるアンカ
ー効果によるものと推察されるが1発泡板と繊維を主体
とする上塗層との接着強度の向上に著効を奏することが
認められ、従来のm維質上塗材使用時の前記の低接着力
に基づくとみられる欠点を#/?することができ。
しかも、断熱効果に優れ、その結果、結露によって生ず
る。特に繊維質上塗材を用いた場合にみられる特有の前
記外観の悪化及び接着性の低下等の弊害を解消すること
ができる。
本発明の内装用複合壁材は便れた断熱性及び結露防止性
を持ち、従って前記の従来の繊維質上塗材により形成さ
れた壁面の欠点がなく1色彩のパターンが美麗であり、
暖かみを感じさせるといった1lll維貿上塗材の特性
を生かした、エンボス加工性を併せもった優れた内装用
壁材となっている。
〈実施例〉 以下実施例によって本発明の内装用複合壁材を具体的に
説明する。
実施例 1 切断長4mmのビニロン繊維束(5デニールの単繊維か
らなる)100重量部、糊剤としてカルボキシメチルセ
ルロース(CMC) 8重址部、バインダーとしてエチ
レン−酢ビ系エマルジョン(昭和高分子層、ポリシー/
L/EVA AD−2)30重量部、水680重量部か
らなる繊維質上塗材料を混線、調整し鏝塗用上塗材ペー
ストを得た0次いで、表面に多数の気泡断面を持ち長径
0.4〜0.5m++の気泡断面が面積比で70%を占
める厚さ5mの、塩化ビニル樹脂をバインダーとし、炭
酸カルシウム/塩化ビニル樹脂重量比9/1の無機系発
泡板上に、上記の上塗材ペーストを鏝塗りした。乾燥後
に得られた複合壁材は接着性に極めて優れた壁材であっ
た。従来品との比較のために前記繊維上塗材を予め施工
した前記発泡板上に現場で鏝塗りしたところ、従来技術
では柱の際からめくれて来るような剥離現象が認められ
る程に厚く塗布しても1本発明品にはその剥離現象はみ
られなかった。
また、得られた複合壁材をコンクリート、石膏ボード、
フレキシブルボード、ベニヤ板又はPC板を下地とし、
前記繊維質上塗材を鏝塗りした壁面においては結露現象
が認められる高湿度でかつ内外の温度差のある条件下に
おいて使用したところ、結露現象は認められず、極めて
断熱性、結露防止性に関して優れたものであった。
実施例 2 実施例1において、切断長5mのビニロン繊維(70%
繊維束、30%解繊されたa維からなる)を用い、糊剤
6重量部、水660重量部とした。池は実施例1と同様
に混練、調整し、繊維質上塗材ペーストを得た。
次いで、表面に多数の気泡断面を有し、長径0.3〜0
.6nmの気泡断面を面積比で80%を占める、厚さ・
1mの実施例1と同様の発泡板にその表面の全面に簿く
吹付塗装したのち、上記の得られた繊維′質上塗ペース
トを吹付塗布した。乾燥後に得られた複合壁材は接着性
に慢めて優れた壁材であった。
従来品との比較のために、予め施工した前記発泡板上に
前記繊維上塗材を現場で吹付塗布したところ、実施例1
と同様に剥忽現康は認められなかった。更に、実施例1
と同様に断熱性、結露性について使用試験を行なったと
ころ、結露現象は認められず、断熱性、結露防止性につ
いても優れたものであった。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 無機物・塩化ビニル樹脂系発泡板上に短繊維を主体
    とする層を鏝塗り、又は吹付塗装により形成、積層され
    てなることを特徴とする内装用複合壁材。 2 発泡板は0.1mm以上の長径をもつ気泡断面を表
    面に面積比で50%有する特許請求の範囲第1項記載の
    内装用複合壁材。 3 発泡板は少なくとも2mmの厚さを有する特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の内装用複合壁材。 4 短繊維は1〜15mmの長さをもつ繊維束又は/及
    び解繊された繊維である特許請求の範囲第1項記載の内
    装用複合壁材。
JP61130851A 1986-06-04 1986-06-04 内装用複合壁材 Expired - Lifetime JPH0675940B2 (ja)

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JPH0675940B2 JPH0675940B2 (ja) 1994-09-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017114102A (ja) * 2015-12-26 2017-06-29 エスケー化研株式会社 積層体

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JP2017114102A (ja) * 2015-12-26 2017-06-29 エスケー化研株式会社 積層体

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