JPS62286048A

JPS62286048A - フイルム供給装置

Info

Publication number: JPS62286048A
Application number: JP12939686A
Authority: JP
Inventors: Kaoru Uchiyama; 薫内山; Haruo Takase; 高瀬　治雄
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1986-06-04
Filing date: 1986-06-04
Publication date: 1987-12-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明〔産業上の利用分野〕本発明はフィルムを現像装置等の処理装置へと送り込む
ためのフィルム供給装置に関する。

〔背景技術〕

撮影済のフィルムはこれを現像するために現像装置へと
送り込む。この場合パトローネに収容されたフィルムの
先端部をパトローネから突出させ、この突出先端部へ薄
肉リーダを取付げ、このり−ダで現像装置内を案内させ
ながらフィルムを送り込むようになっている。

パトローネ内のフィルムが全て現像装置へと送り込まれ
ると、フィルム末尾が切断され、次に別個の撮影済のフ
ィルムを収容したパトローネが準備される。このように
一般的な現像装置へフィルムを供給するためには、作業
員が撮影済のフィルムを供給するために待機していなく
てはならず、非能率的である。一方、一度に大量のフィ
ルムを現像装置へとセットしておき、順次これらを現像
させる場合には、遮光した状態で多数のフィルムを順次
直列に接続する必要がある。

本発明は上記事実を考慮し、多数のフィルムを自動的に
現像装置等の処理装置へと順次供給することができるフ
ィルム供給装置を得ることが目的である。

〔発明の概要及び作用〕

本発明は、フィルムを収容したカセットを処理装置へと
供給するフィルム供給装置であって、一部が互いに平行
に配置される一対の無端搬送手段と、これらの無端搬送
手段へ定間隔で設りられ一対の無端搬送手段間へカセッ
トを掛渡して支持する複数の搭載台と、前記無端搬送手
段の」−下中間部に対応し搭載台」−〇カセットを処理
装置へと送り込む送り込み手段と、前記無端搬送手段を
駆動し搭載台」−〇カセットを順次送り込み手段と対応
させる駆動手段と、を有することを特徴としている。

このため本発明では、撮影済のフィルムが収容されたカ
セットを複数個準備し、これらを搭載台へそれぞれ搭載
するのみでよく、駆動手段は搭載台を順次」−昇又は下
降させて送り込み手段と対応させる。送り込み手段では
上昇又は下降されたカセットを搭載台上を移動して処理
装置へと送り込む。このため処理装置ではカセット内の
フィルムを引き込んで現像等の処理を行・うことができ
る。

このカセット内のフィルムを処理装置へと受は渡すため
には、−例としてフィルムの先端部へ薄肉リーグを取付
け、このリーダを処理装置の挟持搬送ローラ間へと送り
込めばよい。

フィルムが処理装置へと送り込まれた後には、送り込み
手段がこの使用後のカセットを再び搭載台）−へと戻し
、駆動手段が再び搬送手段を駆動して現像前のフィルム
が収容されたカセットを送り込み手段へと対応させる。

このため送り込み手段から更に一ヒ方又は下方へと送り
出された使用後のカセットは搭載台−にへ収容されるの
で、この使用後のカセットが所定量となった後にこれら
を取出し、現像用フィルムが収容された使用前のカセッ
トを再び搭載台へ搭載すればよい。

〔実施例〕

第１図〜第３回は本発明がフィルムを現像装置へと供給
する場合に適用された構造を示す。

第１．２図に示される如く無端搬送手段】０１１２は複
数のカセット１４を収容するカセットストック部１６の
両側に配置されており、この実施例ではカセット１４を
順次下から−）二へと搬送するようになっている。

これらの無端搬送手段１０．１２はカセットストック部
１６を介して対称形状に構成されている。

代表的に無端搬送手段１０について説明すると、第１．
２図に示される如く」−下に互に平行でかつ水平方向に
機台１８へ軸支される」−水平軸２０と下水平軸２２に
はそれぞれ両端部付近にスプロケットホイル２４．２６
が固着されている。これらのスプロケットホイル２４．
２６間にはチェ２２８．３０が巻掛げられている。

これらのチェ２２８．３０間には複数の搭載プレート３
２が定間隔で固着されて搭載台となっている。これらの
搭載プレート３２は断面形状がＩ、型となっており、そ
の−辺がチェ２２８．３０へと固着され、他の一辺はチ
ェ２２８．３０の移動方向と直角方向に突出している。

従っ′て無端搬送手段１０．１２はカセットストック部
１６に面した部分でチェ２２８．３０が上下に平行に配
置され、これらの上下に平行に配置されたチェ２２８．
３０から互に接近する方向に突出する搭載プレート３２
の一辺はそれぞれカセット１４の幅方向両端部を搭載支
持できるようになっている。

第２図に示される如く下水平軸２２の一端は機台１８か
ら突出し、スプロケットホイル３４が固着されている。

このスプロケットホイル３４とモータ３６の出力軸スプ
ロケットホイル３５ヘチエン３７が巻掛けられてモータ
３６の回転によりスプロケットホイル２４．２６を矢印
六方向に回転させてカセットストック部１６に面したチ
ェ２２８．３０を矢印Ｂ方向へと移動させるようになっ
ている。従ってカセットストック部１６ではカセット１
４が下から−にに向かって搬送される。

カセットストック部１６の」−下略中間部には送り込み
手段５２．５３が設けられており、カセツ１、】４を現
像装置５４へと送り込むようになっている。

送り込み手段５２ば水平方向に固定されるガイド捧５６
が貫通されると共にこのガイド棒５６に沿ってスライド
可能なブロック５８が設けられている。このブロック５
８にはガイド棒５６と平行に軸支されるねじ軸６０が螺
合している。このねじ軸６０は機台１８を貫通した端部
がスプロケットホイル６１．　Ａ、６１Ｂ及びチェノ６
３を介してモータ６２と連結されることにより駆動力が
伝達されるようになっており、モータ６２の回転時にブ
ロック５８が第２図に示される状態から現像装置５４へ
と接近できるようになっている。

ブロック５８には送り込み突起６４がカセット１４へ突
出する方向に形成され、この送り込み突起６４によって
カセット１４が現像装置５４へと送り込み、又は戻され
るようになっている。

送り込み手段５３も送り込み手段５２と同様形状である
がカセットストック部Ｉ６を介して対称に形成されてい
る。

第３図に示される如くカセット１４はカセット本体６６
が箱状に形成され、撮影済のフィルム６８を保持したパ
トローネ７０を収容できるようになっている。パトロー
ネ７０の一部から突出したフィルム６８の先端部には一
例として接着テープ７２によって薄肉リーダ７４が予め
取付けられており、この薄肉リーダ７４がカセット本体
６６がら突出している。薄肉リーダ７４には複数個の切
欠７６が形成され、現像装置５４内の搬送スプロケット
ホイルとの係合用となっている。

カセット本体６６はパトローネ７ｏ及び薄肉リーダ７４
を収納した後に蓋７８を閉止し、この状態でカセット１
４を搭載プレート３２」二へと搭載するようになってい
る。

カセット本体６６の側面には一対の案内ブロック７９Ａ
、７９Ｂがそれぞれ突出している。これらの案内ブロッ
ク７９Ａ、７９Ｂはカセット１４がストック部１６で上
下動する場合に送り込み手段５２．５３の送り込み突起
６４が貫通する溝７９Ｃが間に形成されているが送り込
み手段が送り込み方向（第２図左右方向）へ移動するよ
う場合には案内ブロック７９Ａが送り込み突起６４と係
合してカセット１４を現像装置５４方向へと移動させる
役目を有している。

現像装置５４にはカセット１４の先端部が係合するガイ
ド部８０が設けられており、このガイド部８０に隣接し
てカセット１４の係合時に突出した薄肉リーダ７４を挟
持して引き込むための搬送ローラ（図示省略）が設けら
れている。

次に本実施例の作用を説明する。

予め薄肉リーダ７４を取付けたパトローネ７０がそれぞ
れカセット１４内へ収容されており、これらのカセット
１４は送り込み手段５２．５３よりも下方のカセットス
トツタ部１６へとそれぞれ搭載される。このカセット１
４はカセットストック部Ｉ６の送り込み手段５２．５３
から下方の部分へ全て搭載できるので、一度に多数が搭
載可能である。

モータ３６の回転によりカセットストック部Ｉ６内のカ
セット１４がそれぞれ上昇され、最上部のカセット１４
が送り込み手段５２．５３間へと至る。このためこの送
り込み手段５２．５３間へ至ったカセ゛ント１４はカセ
ット本体６６の側面に設けられた案内ブロック７９Ａ、
７９Ｂが送り込み手段５２．５３の送り込み突起６４へ
と対応し、この送り込み突起６４は案内＄７９Ｃ内へ挿
入される。

ここでモータ６２が駆動され、ねじ軸６０の回転によっ
てカセット１４は第２図右方向へと移動される。従って
カセット１４は現像装置５４のガイド部８０へと係合し
、カセット本体６６の先端部から突出した薄肉リーダ７
４は現像装置５４へと挟持される。この薄肉リーダ７４
が現像装置５４へと引き込まれて搬送されることにより
現像作業が開始される。パトローネ７０内の全てのフィ
ルム６８が現像装置５４へと送り出されると図示しない
カッタが作動してフィルム６８の末尾が切断される。

ここでモータ６２が逆転し、カセット１４は送り込み突
起６４の逆方向移動により再び搭載プレー　１−３２　
、Ｊ−へと戻される。ここでモータ３６が駆動されて再
びカセット１４が上昇し、次段のカセット１４が送り込
み手段５２．５３間へと至る。

このため前記と同様の動作が繰り返され、順次下方のカ
セット１４が」−昇されて送り込み手段５２．５３によ
り現像装置ｔ　５４へと連結し、フィルムが供給された
後に再び戻されて上方へと移動される。

また上方へ移動された使用後のカセット１４は送り込み
手段５２．５３よりも」一方のストック部へ全て収容さ
れているのでこれが所定個数になるまで現像作業を継続
し、その後にこれらの使用後のカセットを取出せばよい
。また送り込み手段５２．５３の下方へは現像用フィル
ムが収容された使用前のカセットを搭載すればよい。

このようにカセットストック部１６へ収容された多数の
カセット１４内のフィルムが全て現像装置５４へと供給
される迄は作業員が関与する必要がないため、多数のフ
ィルムを自動的に現像装置へと供給することができる。

なお上記実施例でばカセット１４を現像装置５４へと送
り込み、またこれを戻すために送り込み突起６４と案内
プロ’、／り７９Ａ、７９Ｂ及び１ＪＩ７９０との組合
せを用いたが、本発明はこれに限らず確実にカセット１
４を現像装置５４へと供給できる構成であれはよい。

またカセットストック部１６はカセット１４を−ｊ−昇
させて送り込み手段５２．５３と対応させる構成を示し
たが、下降させるものでもよく、またｌ−昇と下降を交
互に行うようにしてもよい。

［発明の効果〕以」：説明した如く本発明は、フィルムを収容したカセ
ットを処理装置へと供給するフィルム供給装置であって
、一部が互いに平行に配置される一対の無端搬送手段と
、これらの無端搬送手段へ定間隔で設けられ一対の無端
搬送手段間ヘカセツトを掛渡して支持する複数の搭載台
と、前記無端搬送手段の−１：下中間部に対応し搭載台
上のカセットを処理装置へと送り込む送り込み手段と、
前記無端搬送手段を駆動し搭載台上のカセットを順次送
り込み手段と対応させる駆動手段と、を有するので、多
数のフィルムを自動的に現像装置へと供給することがで
きる優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るフィルム供給装置の実施例を示す
正面図、第２図は第１図のｎ−ｎ線断面図、第３図はカ
セットを示す斜視図である。１０．１２・・・無端搬送手段、１４・・・カセット、１６・・・カセットストック部、３２・・・搭載プレート、５２．５３・・・送り込み手段、５４・・・現像装置、６４・・・送り込み突起、６６・・・カセット本体、６８・・・フィルム、７０・・・パトローネ、７４・・・薄肉リーダ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）フィルムを収容したカセットを処理装置へと供給
するフィルム供給装置であって、一部が互いに平行に配
置される一対の無端搬送手段と、これらの無端搬送手段
へ定間隔で設けられ一対の無端搬送手段間へカセットを
掛渡して支持する複数の搭載台と、前記無端搬送手段の
上下中間部に対応し搭載台上のカセットを処理装置へと
送り込む送り込み手段と、前記無端搬送手段を駆動し搭
載台上のカセットを順次送り込み手段と対応させる駆動
手段と、を有することを特徴としたフィルム供給装置。