JPS62285908A - 熱可塑性グラフト重合体 - Google Patents

熱可塑性グラフト重合体

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JPS62285908A
JPS62285908A JP12503887A JP12503887A JPS62285908A JP S62285908 A JPS62285908 A JP S62285908A JP 12503887 A JP12503887 A JP 12503887A JP 12503887 A JP12503887 A JP 12503887A JP S62285908 A JPS62285908 A JP S62285908A
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JP
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weight
polymer
parts
graft
rubber
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Application number
JP12503887A
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English (en)
Inventor
クリスチヤン・リンドナー
デイーター・ビツトマン
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F285/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to preformed graft polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明はある種の不均一な構造と化学組成とを有する、
熱可塑的に加工し得る微粒状のグラフト重合体に、また
、ポリアミドとこれらのグラフト重合体とよりなる熱可
塑性成型用材料に関するものである。
ポリアミドの成型用材料は特に良好な性質、たとえば堅
さく5tiffness) 、強靭性(toughne
ss )、応力ひび割れ抵抗性(stress cra
ckingresistance)および耐溶媒性を有
している。しかし、強靭性、特にノツチ衝撃強度(no
tched impact strength )は、
多くの用途に妥当なものではない。
D E −OS (西ドイツ公開明細書)第2,742
476号は、ポリアミドのノツチ衝撃強度が5ないし4
0重景%の架橋グラフト重合体を添加することにより顕
著に増加することを開示している。架橋ポリブタジェン
にメタクリル酸のエステル分グラフトさせたものが、グ
ラフト重合体として推奨さDE−O3(西ドイツ公開明
細書)第3,200,070号およびDE−O3(西ド
イツ公開明細書)第2.144,528号は、ポリアミ
ドとアクリル酸エステルゴムを幹とするグラフト重合体
との混合物を開示している。この種のグラフト重合体は
不均一な性質のもの、すなわち2種の異なる重合体を含
有するものであり、その結合は、たとえばグラフト反応
により可能となる。
2種またはそれ以上の重合体を1種のグラフト幹重合体
に結合させたグラフト重合体が優れl:熱可塑特性を有
すること、および、これらの重合体をポリアミドと混合
して、現実の実用条件と類似の衝撃応力に対して極めて
良好な安定性を有する成形用材料を形成し得ることが見
いだされた。
本発明は、 (a>グラフト幹重合体としての、50−90、特に6
0−80重蓋部の少なくとも部分的に架橋した微粒状の
ゴム、および (b)その上にグラフトする (h1)スチレン α−メ壬ルス壬レし アクリロニト
リル、アクリル酸アルキル、メタクリル酸アルキル、ま
たはこれらの混合物の重合体80−20 M量%、特に
75−30重置火と (b2)メタクリル酸アルキル、アクリル酸アルキル、
アクリロニトリルまたはこれらの混合物の重き体20−
80重量%、特に25−70重量% とよりなる50−10、特に40−20重量部のビニル
単量体の重合体 であって、重合体(b1)と(b2)とが相互に異なっ
ているもの よりなる熱可塑的に加工し得るグラフト重合体に関する
ものである。
より特定的には、本発明は <a)クラフト幹重合体としての、50ないし90重量
部の(特に60ないし80重負部の)、少なくとも部分
的に架橋した微粒状のゴム、および (b)その上にグラフトする (b1)Oないし90重量部のメタクリル酸アルキルと
100ないし20重量部のスチレン、α−メチルスチレ
ン、アクリロニトリル、アクリル酸アルキル、またはこ
れらの混合物との重合体80ないし20重量%く特に7
5ないし30重量%)と (b 2 ) 100ないし90重量部のメタクリル酸
アルキルとOないし10重量部のアクリル酸アルキル、
アクリロニトリル、式ICH2=C−C○○−A l1
r−00CN H−Rχ 式中、 XはH,CH,であり、 AlkはCz−Cs−アルキレンであり、RはC8C、
□−アルキルであるの 単量体、またはこれらの混合物との重合体20ないし8
0重飛火(特に25ないし70重量%) とよりなる、50ないし10重量部の(特に40ないし
20重量部の)ビニル単量体の重合体 よりなる熱可塑的に加工し得るグラフト重合体に関する
ものである。
適当なゴムは微粒状で、かつ、少なくとも部分的に架橋
されているものであり、30重量%を超える、特に60
重置火を超え・るゲル含量(架橋の程度の目安として)
と80 nmないし2000 nm、特に100 nm
ないし800 nm、好ましくは150 nmないし5
00 nmの平均粒径(d 、。)を有する。
たとえば下記のものがゴムとして適している・共役ジエ
ンおよびアクリル酸アルキルの単独および共重合体。ス
チレン、アクリロニトリル、メタクリル酸メチルおよび
アクリル酸アルキルよりなる系列の、共重合した単量体
を45%まで有するブタジェンゴムが好ましい。
適宜に40重量%以内の池の重合可能なエチレン性不飽
和単量体を有するアクリル酸アルキルの重合体が、アク
リル酸エステルゴムとして好ましい。好ましい重合可能
なアクリル酸エステルにはC,−C,−アルキルエステ
ル、たとえばメチル、エチル、ブチル、オクチルおよび
2−エチルヘキシルエステル;ハロゲノアルキルエステ
ル、好ましくはハロゲノ−C1−Cs−アルキルエステ
ル、たとえばアクリル酸クロロエチル;ならびに芳香族
エステル、たとえばアクリル酸ベンジルおよびアクリル
酸フェネチルが含まれる。これらは個別にも、または混
合物としても使用し得る。
ゴムの架橋のためには、2個以上の重合可能な二重結合
を有する単量体を共重合させることができる。架橋性単
量体の好ましい例は、3ないし8個のC原子を有する不
飽和モノカルボン酸と3ないし12個のC原子を有する
不飽和−価アルコールまたは2ないし4個のCH基と2
ないし20個のC原子とを有する飽和のポリオールとの
エステル、たとえばエチレングリコールジメタクリレー
トおよびメタクリル酸アリル;多価不飽和異部環状化合
物、たとえばシアヌル酸および゛イソシアヌル酸のトリ
ビニルおよびトリアリルエステル、トリスアクリロイル
−8−トリアジン、特にシアヌル酸トリアリル;多官能
性ビニル化合物、たとえばジーおよびトリビニルベンゼ
ン;ならびにリン酸トリアリルおよびフタル酸ジアリル
である。
好ましい架橋性単量体はメタクリル酸アリル、エチレン
グリコールジメタクリレート、フタル酸ジアリルおよび
少なくとも3個のエチレン性不飽和基を有する異部環状
化合物である。
特に好ましい架橋性単量体は環状単量体、シアヌル酸ト
リアリル、イソシアヌル酸)−ジアリル、シアヌル酸ト
リビニル、トリアクリロイルへキサヒドロ−S−トリア
ジンおよび1〜リアリルベンセンである。
架橋性単量体の量は好ましくは、ゴムに対して0.02
ないしら、特に0.05ないし2重量%である。
アクリル酸エステル以外の、適宜にゴム(a)の製造に
も利用し得る、好ましい、重合可能なエチレン性不飽和
単量体は、たとえばアクソロニトリル、スチレン、α−
メチルスチレン、アクリルアミドおよびビニルC8C8
アルキルエーテルである。グラフト幹重合体として好ま
しいアクリル酸エステルゴムは、ゲル含量≧60%の乳
(ヒ重合体である。
本発明の関連で特に好ましいゴム(a)はアクリル酸エ
ステルゴムである。これには、芯/殻型横遣、すなわち
、芯体としての1種もしくは2種以上の共役ジエンの架
橋ジエンゴム、たとえばポリブタジェン、または共役ジ
エンとエチレン性不飽和単量体、たとえばスチレンおよ
び/またはアクリロニトリルとの共重合体ならびに殻体
としてのアクリル酸エステルゴム体の構造を有するよう
なアクリル酸エステルゴムが含まれる。この種のアクリ
ル酸エステルゴムは特に好適であるとも言える。
ゴム(a)は微粒状で、すなわち、適当な媒体、特に水
中の乳濁液または分散液として存在し、乳濁液または分
散液中での重合により製造することができる。
重合体(b)を形成するビニル単量体(“′グラフト単
量体″)はスチレン、アクソロニトリル、α−メチルス
チレン、分子内に12個以内のC原子を有するメタクリ
ル酸アルキル、および分子内に12個以内のC7M子を
有するアクリル酸アルキルであって、上記エステルのア
ルキル基がウレタン基により置換されていてもよいもの
、たとえば CH2= C−COO−A l k −00CN H−
R[ 式中、 X   −=:HまたはCHコ Alk = C2−8−アルキレン、また、R=C+−
1□−アルキル またはその混合物から選択することができる。
本発明記載のグラフト重合体において、重合体。
(b)は、その技術的組成において相互に異なりていな
ければならない重合体(b1)と重合体(b2)とより
なる。たとえば(b1)が上記ビニル単量体の1種の単
独重合体であるならば、/hつ)L+柚めビニル昨暑億
の単純重合体であるか、または共重合体でなければなら
ない。(b1)が共重合体であるならば、(b2)は組
成の異なる共重合体(他のビニル単量体のものも含めて
)、単独重合体または3種以上の単量体の重合体(たと
えは三元重合体)を表し得る。これらの例は(b1)と
(b2)とがどのように異なり得るがを説明することの
みを意図したちのである。もちろん、他の組み合わせも
ある。
特に好ましい(b1)と(b2)との組み合わせは: (1)blかメタクリル酸メチルとアクリル酸アルキル
(特にアクリル酸 n−ブチルとアクリル酸第3ブチル
との混合物)との共重合体:b2がポリメタクリル酸メ
チル、 (2)blがスチレンとアクリロニトリルとの共重合体
;b2がポリメタクリル酸メチル、(3)blがスチレ
ンとメタクリル酸メチルとの共重合体:b2がメタクリ
ル酸メチルとアクリル酸アルキルとの共重合体 である。
本発明記載のグラフト重合体は単量体(b1)および(
b2)を順次に、微粒状ゴムに遊離基グラフト共重合さ
せることにより得られる。ここでは、最初にグラフト重
合体としての重合体(b1)の形成が行われ、ついで、
重合体(b2)が製造されるよう注意がはられれなけれ
ばならない。したがって、(b1)のグラフト重合は可
能な限り(b2)のグラフト重合が開始される以前に完
了していなければならない。加えて、ゴム(a>の重合
は、もちろん、(b)の形成が開始される以前に実質状
完了1−ていなければならない。この段階的グラフト重
合は、ゴム粒子(a)を包む殻状に配列した重合体の鞘
か())1)および(b2)から形成されないような様
式で実施されなければならない。
これは、本件グラフト重合においては、特定の手段によ
り達成される。
ゴム粒子(a)が乳濁液として存在するならば、重合体
(b1)はゴム粒子(a>の存在下における対応する単
量体の乳化重合により生成する。ここでグラフトされた
ゴム粒子は部分的に凝集するか、または完全に凝固して
、より大きな凝集物を形成する。(b2)の単量体はこ
こで、この凝集物にグラフト重合する。
かくて、本発明はさらに下記の本発明記載のグラフト重
合体の好ましい製造方法に関するものでもある。
第1段階において、重合体(b1)を形成する単量体を
、乳濁液として存在するゴム(a)に乳濁液中でグラフ
ト重合させ、 第2段階において、重合体(b2)を形成する単量体を
、第1段階の乳濁液の凝集または完全分 。
離により得、水にけん濁させた粒子にグラフト重合させ
る グラフト重合体の製造方法が見いだされた。
第1段階のグラフト重合は、それ自体は公知の様式で、
20−90℃、特に50−80°Cで、適宜に乳化剤、
分散剤および調節剤、たとえばメルカプタンを添加し、
遊離基を発生する物質(過酸化物、たとえば過硫酸塩、
過1リン酸塩、レドックス開始1系)を用いて開始する
ことにより実施する。
これに続いて、生成した乳濁液をたとえば電解質、酸、
塩基、剪断力の作用または熱により凝集させ、または完
全に分W、 <凝固)する。凝固は、好ましくは酸およ
び/または塩の水溶液′を用いて高温で、特に30″C
ないし100℃の温度で行う。
水性媒体中の、極めて多様な形および大きさを有する不
連続な重合体粒子の形状の重合体の、不均一なスラリー
またはけん濁液が得られる6粒子の形および大きさは、
パラメータの選択により影響を受ける。
ついで、グラフト単量体(b2)を、適宜に調節剤、遊
離基開始剤(特に水溶性過硫酸塩)または酸化防止剤と
ともに、好ましくは約30−100°Cで、上記重合体
のスラリーまたはけん濁液に導入し、!2離基本合させ
る。続いて、たとえば濾過または遠心により本発明記載
のグラフト重合体を単離し、ついで、乾燥する。この方
法は回分法でも連続法でも実施し得る。
本発明記載のグラフト重合体が非グラフト重合゛木を含
有している場合にも、バグラフト重合体パは−グラフト
の程度とは無関係に−グラフト幹重合体の存在下にクラ
フト単量体を重合させることにより製造した全反応生成
物を意味するととるべきである。
平均粒径d、。は、その上下いずれにも50重置火の分
散粒子があるような直径である。これは、超遠心測定法
(ショルタン(’A 、 5cho l tan ) 
、ラング(It、 Lange) 、コロイド時報およ
び重合体時報(Kolloid、 7.、 und Z
、 Polymere) 250 (1972) 。
782−796)によるか、または電子顕微鏡法および
それに続く粒子計数法(カン1(C,Kampf>、シ
ュースター(Il、 5chuster) 、応用高分
子化学(八n)yew、  Mnkromolekul
are  Chemie)  14.  (1970)
  。
+11−1.29)によるか、または、光散乱測定法に
より測定することができる。
本発明記載のグラフト重合体は粉末として存在し、熱可
塑性ポリアミドとともに、極めて好都合な加工条件で高
品質、応用特性を有する成形用材料を作る。
かくて、本発明はさらに、55−99 (特に65−9
5)重量%のポリアミドと45−1 (特に35−5)
重量%の本発明記載の微粒状グラフト重合体とよりなる
熱可塑性成形用材料に関するものでもある。
全ての無定形および部分結晶性の熱可塑性ポリアミド、
好ましくは部分結晶性ポリアミドが本件ポリアミドとし
て適している。その酸成分が全て、または部分的にテレ
フタル酸および/またはイソフタル酸および/またはス
ペリン酸および/またはセバシン酸および/またはアゼ
ライン酸および/またはアジピン酸および/またはシク
ロヘキサンジカルボン酸よりなり、そのジアミン成分が
全てまたは部分的にm−および/またはp−キシレンジ
アミンおよび/またはへキサメチレンジアミンおよび/
または2,2.4−1−リメチルへキサメチレンジアミ
ンおよび/または2,4.4−トリメチルへキサメチレ
ンジアミンおよび/またはインホロンジアミンよりなり
、その組成が公知であるポリアミドは、部分結晶性ポリ
アミドとして特に適している。
加えて、全て、または部分的に6−12個のC原子を有
するラクタムから、適宜に1種または2種以上の上記出
発物質を共存させて製造したポリアミドも挙げなければ
ならない。
特に好ましい部分結晶性ポリアミドはポリアミド6、ポ
リアミド66および相当する共重合ポリアミドである。
本件ポリアミドは好ましくは2.0−5.0、特に好ま
しくは2.5−4.0の相対粘性く1重量%強度のm−
クレゾール溶液で、25℃で測定)を有する。
ポリアミドと本発明記載のグラフト共重合体との混合物
は、通常の混合機、たとえばロール、ニーダ−1ならび
に一軸および二軸押出し機中で製造することができる。
混合物を製造する際の温度は一般に、ポリアミドの融点
より少なくとも10°C1好適には最大90°C高くと
る。
本発明記載の成形用材料は通常の添加物、たとえば潤滑
剤および離型剤、核形成剤、安定剤、充填剤および強化
用物質、耐炎剤ならびに着色剤を含有することができる
本発明記載の成形用材料は、成形用材料の全量に対して
60重量%以内の充填剤および/または強化用物質を含
有することができる。好ましい強化用材料はガラス繊維
である。好ましい充填剤は、強化効果をも有しているも
のではあるが、ガラス球、雲母、ケイ酸塩、長石、石英
、滑石、二酸化チタニウムおよびケイ灰石である。
本発明記載の成形用材料は一般に、耐炎性を付与された
成形用材料に対して30重量%未溝の量の耐炎剤を含有
することができる。
全ての公知の耐炎剤、たとえば環状塩素化合物、メラミ
ンおよびその塩たとえばシアヌル酸メラミンまたは硫酸
メラミン、ならびに赤リンが適している。
本発明記載の成形用材料は、現実の使用と類似の衝撃応
力に対する高度の抵抗性、極めて良好な加工性、高度の
熱安定性、優れた老化特性、および、通常の充填剤、た
とえばガラスまたは鉱物質に対する優れた充填可能性を
特色としている。
したがって、本発明記載の成形用材料は、大きな多軸強
靭性、熱歪み抵抗性および耐熱気性(hotair r
esistance)を同時に要求される場合、たとえ
ば、自動車のエンジン室の部品、および熱を受ける家庭
用品向けの、射出成形または押出し成形による成形品の
製造に使用し得る。
幻IJ片 1)ゴム状重合体(a)の製造 1.1〉アクリル酸エステルゴムの製造下記の混合物を
65℃で撹拌しながら反応器に入れる。
200    部の38重量%の濃度と100 nmの
平均粒径(dq。)とを有するポリ ブタジェンラテックス 5000    部の水 14    部の過硫酸カリウム 0.0124部のシアヌル酸トリアリルおよび399.
09  部のアクリル酸n−ブチル。
下記の混合物を63°Cで、5時間以内に、反応器に個
別に計量導入する。
混合物 1:  90部のC12−c 18−アルキル
スルホン酸Naおよび 11900部の水。
混合物 2 :   23.09部のシアヌル酸トリア
リルおよび 10101部のアクリル酸n−ブチル。
続いて、この混合物を65℃で2時間重合させる。生成
する重合体は85−95%のゲル含有量および0.51
1mの平均粒径(dqo)を有する(ラテックス中の重
合体含有量:38%)。
単量体の転化率は98%を超える。
1.2)ポリブタジェンゴムの製造 下記乳濁液を反応器内で、60−68℃で110時間以
内に重合させる。
100   部のブタジェン、 70   部の水、 1.146部の不均化アビエチン酸のNa塩、0.05
5部のエチレンジアミン四酢酸Na、0.137部の水
酸化ナトリウム、 0.028部の炭酸水素ナトリウム、および0.282
部の過硫酸カリウム。
平均粒径(aS。) 200 niのポリブタジェン粒
子を約58%の濃度で含有するラテックスが得られる。
このゴム粒子は90−92重量%のゲル濃度〈トルエン
中、23℃で測定)を有している。
単量体の転化率は96%を超える。
2)本発明記載のグラフト重合体の製造216710重
量部のラテックス1.1を反応器に入れる6反応開始は
70℃で、4重量部のベルオキシ二硫酸カリウムを1.
50重量部の水に溶解させた溶液を、撹拌しながら用い
ることにより行う。
続いて一下記の溶液を5時間以内に、反応器に計量混入
する。
a)スチレン、442重量部 アクリロニトリル、173重量部 b ) Cl4−C1s−アルキルスルホン酸のNa塩
12重量部 水、790重量部 続いて、この混合物を70℃で4時間撹拌する。ラテッ
クスは37重量%の固形分含有量を有している。
第2工程段階において、下記のものを反応器に入れる:
 5070重量部の水および190 ilを置部の苦汁
塩(MgSO,・H2O)。この初期混合物中に264
0重量部のL記うテックスを、70−73℃で、撹拌し
ながら計量混入する。ついで、この初期混合物に146
重量部のメタクリル酸メタクリル酸および 0.1重量部の2.6−ジ第3ブチル−p−メチルフェ
ノール の溶液を15分以内に計量混入する。
ついで、4重量部の過硫酸カリウムを190重量部の水
に溶解させた溶液を反応器に移し、この混合物をso’
cで3時間、ついで90℃で2時間重合、させる。冷却
し、フェノール性酸化防止剤を用いて安定化したのち、
この重合体を炉別し、洗浄し、乾燥する。生成物は粉末
として存在する。
生成物は、はぼ、77重量%のアクリル酸エステルゴム
、17重量%のスチレン−アクリロニトリル共重合体お
よび13重量%のポリメタクリル酸メチルよりなる。
2.2’)  2.1の回分を繰り運すが、a)  6
1.5重量部のアクリル酸n−ブチル12.5重量部の
アクリル酸第3ブチルおよび514  重量部のメタク
リル酸メチルの混合物を溶液a)として使用する。最終
生成物は70重量%のアクリル酸エステルゴム、17重
量%のメタクリル酸メチル/アクリル1ln−ブチル/
アクリル酸第3ブチル三元重合体、および13重量%の
ポリメタクリル酸メチルよりなる。
23)  下記のものを反応器に入れる:2100重量
部のラテックスIZおよび900重量部の水。
反応開始は65℃で、3.5重量部のベルオキシ二硫酸
カリウムを100重量部の水に溶解させた溶液を添加す
ることにより行う。下記の2種の溶液を個別に、4時間
以内に、反応器に流入させる。
a)270重量部のメタクリル酸メチルおよび30重歎
部のアクリル酸エチル b)410重散負の水 29重量部の不均化アビエチン酸のNa塩および 22重鏝部の IN水酸化ナトリウム溶液続いて、この
混合物を65℃で4時間重合させる4このラテックスは
固形分として37重藍%の重合体を含有する。
その後の段階において、5000重量部の水、150重
量部の苦汁塩および100重量部の酢酸を反応器に入れ
る。70℃に加熱したのち、2640重量部の上記ラテ
ックスを撹拌しながら30分以内に反応器に移す。つい
で、 150重撒負のメタクリル酸メチルおよび7重量部の下
記構造 CF(’2 = C−COOC2H400CN HC)
(*CH。
の溶液を15分以内に反応器に計量導入する。ついで、
4置火部のベルオキシニ硫酸カリウムを190重量部の
水に入れたものを添加することによりグラフト重合を活
性化する。重合は、80℃では2時間以内に、90°C
では1時間以内に完了する。冷却後、重合体を濾過し、
洗浄し、乾燥する。生成物は粉末として沈澱する。
生成物は、はぼ73重量%のポリブタジェンゴム、15
重量%のメタクリル酸メチル/アクリル酸エチルゴムお
よび12重置火の特定のメタクリル酸メチル/ウレタン
単量体共重合体よりなる63)グラフI・重合体の比敦 3.1)  実施例2.1を繰り返すが、ただ、溶液a
)として、スチレン/アクリロニトリル混合物に替えて
、675重量部のメタクリル酸メチルを用いる。
生成物は、はぼ、70.75重量%のアクリル酸ニスデ
ルゴムと30重量%のポリメタクリル酸メチルとよりな
る。
3.2)  実施例2.2を繰り返すが、第2工程段階
の単量体として、128重掖負のメタクリル酸メチル、
2698重量部のアクリル酸第3ブチル、および14.
6重量部のアクリル酸n−ブチルの混合物を使用する。
生成物は、はぼ、70.73重量%のアクリル酸ニスデ
ルゴムと29.95 重fi%のメタクリル酸メチル/
アクリル酸第3ブチル/アクリル酸n−ブチル三元重合
体とよりなる。
4) 成形用材料の製造 使用したポリアミド r 型・ 3.5の相対粘性(1重量%強度のm−クレ
ゾール溶液で、25°C′″C測定)を有するポリアミ
ド6、 If型二 Tと同様にして測定して3oの相対粘性を有
するポリアミド6とポリアミド 66との(95:5)共重合ポリアミドこのポリアミド
融解物にグラフ1へ重合体を混入し、連続二軸押出し機
中で均質化する。適宜にガラス繊維を第2の充填ノズル
を通して添加する。
シリンダ一温度は、表1に特定した材料温度が保たれる
ように選択した。融解押出し物はノズルから出る前に脱
気し、水冷し、乾燥する。
ASTM拭@試料片(実施例1.3および4)またはD
IN による小さな標準試料(実施例2および5)を上
記成形用材料から、通常の射出成形機で製造した。これ
らの試料の20℃におけるノツチ衝撃強度を、イゾッド
(1200)  (実施例1.3および4)またはチャ
ービー(Charpy )  (DIN53543、実
施例2および5)により測定した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)グラフト幹重合体としての、50ないし90
    重量部の、少なくとも部分的に架橋した微粒状のゴム、
    および (b)その上にグラフトする (b1)スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニト
    リル、アクリル酸アルキル、メタクリル酸アルキル、ま
    たはこれらの混合物の重合体80ないし20重量%と (b2)メタクリル酸アルキル、アクリル酸アルキル、
    アクリロニトリル、またはこれらの混合物の重合体20
    ないし80重量% とよりなる、50ないし10重量部のビニル単量体の重
    合体であって、重合体(b1)と(b2)とが相互に異
    なっているものよりなる熱可塑的に加工し得るグラフト
    重合体。 2、(a)グラフト幹重合体としての、50ないし90
    重量部の(特に60ないし80重量部の)、少なくとも
    部分的に架橋した微粒状のゴム、および (b)その上にグラフトする (b1)0ないし90重量部のメタクリル酸アルキルと
    100ないし20重量部のスチレン、α−メチルスチレ
    ン、アクリロニトリル、アクリル酸アルキル、またはこ
    れらの混合物との重合体80ないし20重量%(特に7
    5ないし30重量%)と (b2)100ないし90重量部のメタクリル酸アルキ
    ルと0ないし10重量部のアクリル酸アルキル、アクリ
    ロニトリル、式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 式中、 XはH、CH_3であり、 AlkはC_2−C_8アルキレンであり、RはC_1
    −C_1_2−アルキルである の単量体、またはこれらの混合物との重合体20ないし
    80重量%(特に25ないし70重量%) とよりなる、50ないし10重量部の(特に40ないし
    20重量部の)ビニル単量体の重合体よりなる熱可塑的
    に加工し得るグラフト重合体。 3、60ないし80重量部の成分(a)のゴムと40な
    いし20重量部の成分(b)の重合体とよりなる特許請
    求の範囲第1項記載のグラフト重合体。 4、成分(a)のゴムがアクリル酸エステルゴムである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のグラフト
    重合体。 5、成分(a)のゴムが、芯体としての1種または2種
    以上の共役ジエンの架橋ゴム、または共役ジエンとエチ
    レン性不飽和単量体との共重合体と、殻体としてのアク
    リル酸エステル重合体との芯/殻構造を有するアクリル
    酸エステルゴムであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のグラフト重合体。 6、成分(b)の重合体が、(b1)メタクリル酸メチ
    ルとアクリル酸アルキルとの共重合体と(b2)ポリメ
    タクリル酸メチルとよりなるか、または、(b1)スチ
    レンとアクリロニトリルとの共重合体と(b2)ポリメ
    タクリル酸メチルとよりなるか、または、(b1)スチ
    レンとメタクリル酸メチルとの共重合体と(b2)メタ
    クリル酸メチルとアクリル酸アルキルとの共重合体とよ
    りなるものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のグラフト重合体。 7、第1段階において、重合体(b1)を形成する単量
    体を、乳濁液として存在するゴム(a)にグラフト重合
    させ、 第2段階において、重合体(b2)を形成する単量体を
    、第1段階の乳濁液の凝集または完全分離により得、水
    にけん濁させた粒子にグラフト重合させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のグラフト重合体の製造
    方法。
JP12503887A 1986-05-27 1987-05-23 熱可塑性グラフト重合体 Pending JPS62285908A (ja)

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