JPS62284827A - 軟弱地盤の基礎工法 - Google Patents
軟弱地盤の基礎工法Info
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- JPS62284827A JPS62284827A JP12621886A JP12621886A JPS62284827A JP S62284827 A JPS62284827 A JP S62284827A JP 12621886 A JP12621886 A JP 12621886A JP 12621886 A JP12621886 A JP 12621886A JP S62284827 A JPS62284827 A JP S62284827A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
産業上の利用分野
この発明は、主に超軟弱地盤に住宅の基礎を構築するた
めの基礎工法に関するものである。
めの基礎工法に関するものである。
従来の技術
従来、このような軟弱地盤において、地盤の沈下を防止
する方法として、筏l&礎工法というものが知られてい
る。例えば、特公昭48−22086号公報には、軟弱
地盤の地下水位よりも深い位1に鋼管を筏状に埋設し、
この鋼管が受ける浮力を利用して構造物の荷重を支持さ
せるようにしたものが記載され、特公昭57−7254
号公報には、構造物たる水道管の埋設に際して、この水
道管の下方に有孔コンクリートパイプを埋設する方法が
記載されている。更に、特開昭56−67013号公輻
には、土管やコンクリート管を二層以上圧いに直交状に
埋設する地盤の安定化工法が開示されている。
する方法として、筏l&礎工法というものが知られてい
る。例えば、特公昭48−22086号公報には、軟弱
地盤の地下水位よりも深い位1に鋼管を筏状に埋設し、
この鋼管が受ける浮力を利用して構造物の荷重を支持さ
せるようにしたものが記載され、特公昭57−7254
号公報には、構造物たる水道管の埋設に際して、この水
道管の下方に有孔コンクリートパイプを埋設する方法が
記載されている。更に、特開昭56−67013号公輻
には、土管やコンクリート管を二層以上圧いに直交状に
埋設する地盤の安定化工法が開示されている。
発明が解決しようとする問題点
上記の如く、軟弱地盤においては、建物等の荷重によっ
て沈下を起こし、このとき、建物の各部位の荷重差によ
り不等沈下を生じ、そのため、基礎のひび割れや建物の
不陸を生じることになる。
て沈下を起こし、このとき、建物の各部位の荷重差によ
り不等沈下を生じ、そのため、基礎のひび割れや建物の
不陸を生じることになる。
このような不等沈下を防止するための手段として、次の
ような手段が有効である。
ような手段が有効である。
■、地盤の自重を軽減し、これによって、地盤がそれ自
身の重さによって沈下するのを防止する。
身の重さによって沈下するのを防止する。
■、剪断破壊及び引張破壊に耐えられるよう地盤自身を
補強強化する。
補強強化する。
■、地盤に作用する荷重をできるだけ分散させ、局所的
に大きな荷重がかからないようにする。
に大きな荷重がかからないようにする。
更に、この種の軟弱地盤は、水分を大量に含んでいるこ
とから、この水分の蒸発による湿気が床下に上昇してこ
ないような防湿構造をとることも必要である。
とから、この水分の蒸発による湿気が床下に上昇してこ
ないような防湿構造をとることも必要である。
しかしながら、前記従来の筏基礎工法において、特公昭
48−22086号公報の発明では、パイプの浮力を利
用するものであるため、前記■の点についてはある程度
満足できるとしても、■及び■については充分とは言え
ず、必ずしも有効な沈下防止を図ることができない欠点
がある。また、特公昭57−7254号公報の発明は、
パイプによる排水効果を目的としたものであり、上記■
■ともに充分なものではない。更に、特開昭56−67
013号公報についても同様であり、いずれにしても、
建物の不等沈下を有効に防止するものとはなり得ていな
い。更に、上記いずれの場合においても、防湿に対する
充分な対策は取られていない。
48−22086号公報の発明では、パイプの浮力を利
用するものであるため、前記■の点についてはある程度
満足できるとしても、■及び■については充分とは言え
ず、必ずしも有効な沈下防止を図ることができない欠点
がある。また、特公昭57−7254号公報の発明は、
パイプによる排水効果を目的としたものであり、上記■
■ともに充分なものではない。更に、特開昭56−67
013号公報についても同様であり、いずれにしても、
建物の不等沈下を有効に防止するものとはなり得ていな
い。更に、上記いずれの場合においても、防湿に対する
充分な対策は取られていない。
この発明は、このような従来の欠点に鑑みて、上記Φ〜
■の聡てを満足し、なおかつ、床下の防湿効果をも得る
ことのできるようにした軟弱地盤の基礎工法を提供する
ことを目的としてなされたものである。
■の聡てを満足し、なおかつ、床下の防湿効果をも得る
ことのできるようにした軟弱地盤の基礎工法を提供する
ことを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、この発明では、まず両端を
閉鎖された合成樹脂パイプ(2)(3)を、各々複数の
上層側のパイプ(3)と下層側のパイプ(2)とが格子
状をなすようにして2層以上配設される。そして、これ
ら上層パイプ(3)と下層パイプ(2)とは両者の交叉
部で相互に緊結される。このようにして緊結しかつ配設
されたパイプ間には、砂利・砕石等の隙間を生ずるよう
な粒径の大きい骨材が充填され、更に、これらパイプ層
及び骨材層(7)の上方に間隔をおいて基礎(4)が構
築される0本発明において、上記基礎底面からパイプ層
底面迄の深さDは、基礎(4)底面(6)の幅Bに対し
て、B/2<D<2Bとされ、更に基礎底部より突出す
る基礎横断方向ツバイブ(3)の突出長さしが、LAD
となるよう設定される。
閉鎖された合成樹脂パイプ(2)(3)を、各々複数の
上層側のパイプ(3)と下層側のパイプ(2)とが格子
状をなすようにして2層以上配設される。そして、これ
ら上層パイプ(3)と下層パイプ(2)とは両者の交叉
部で相互に緊結される。このようにして緊結しかつ配設
されたパイプ間には、砂利・砕石等の隙間を生ずるよう
な粒径の大きい骨材が充填され、更に、これらパイプ層
及び骨材層(7)の上方に間隔をおいて基礎(4)が構
築される0本発明において、上記基礎底面からパイプ層
底面迄の深さDは、基礎(4)底面(6)の幅Bに対し
て、B/2<D<2Bとされ、更に基礎底部より突出す
る基礎横断方向ツバイブ(3)の突出長さしが、LAD
となるよう設定される。
作 用
上記構成において、各パイプ(2)(3)は両端を閉鎖
されており、これによって、このパイプ(2)(3)内
に水が侵入するのを防止して中空状態を保持し、地盤の
重量軽減に寄与する。また、合成樹脂であることから、
より軽量化されることになる。相互に格子状をなすよう
二層以上にわたって配設されたパイプ(2)(3)は、
これら各パイプ層が緊結されることにより、建物及び構
造基礎の荷重がパイプ層全体にわたって分散され、局部
的に大きな荷重が作用するのを防止する。更に、この発
明によって充填される各パイプ間の骨材は、砂利・砕石
等の隙間を生じるような粒径の大きいものを使用してお
り、毛細管現象によって下層からの水が上方へ浸透する
のを防ぎ、床下の防湿作用をもたらし、かつ、この骨材
層(7)自身が水分を含むことによって重量化するのを
防止する。また、パイプ層の上方に構築された基礎底面
からパイプ層底面までの深さDを、B/2<D<2Bと
なるように設置しているため、前記パイプが剪断破壊に
対する抵抗として作用し、かつ、パイプ端部の突出長さ
がL>Dとされているため、荷重に対する有効な抵抗力
が作用し、恰も、コンクリートが鉄筋で補強されている
ように、地盤そのものがこれらのパイプによって補強強
化される。
されており、これによって、このパイプ(2)(3)内
に水が侵入するのを防止して中空状態を保持し、地盤の
重量軽減に寄与する。また、合成樹脂であることから、
より軽量化されることになる。相互に格子状をなすよう
二層以上にわたって配設されたパイプ(2)(3)は、
これら各パイプ層が緊結されることにより、建物及び構
造基礎の荷重がパイプ層全体にわたって分散され、局部
的に大きな荷重が作用するのを防止する。更に、この発
明によって充填される各パイプ間の骨材は、砂利・砕石
等の隙間を生じるような粒径の大きいものを使用してお
り、毛細管現象によって下層からの水が上方へ浸透する
のを防ぎ、床下の防湿作用をもたらし、かつ、この骨材
層(7)自身が水分を含むことによって重量化するのを
防止する。また、パイプ層の上方に構築された基礎底面
からパイプ層底面までの深さDを、B/2<D<2Bと
なるように設置しているため、前記パイプが剪断破壊に
対する抵抗として作用し、かつ、パイプ端部の突出長さ
がL>Dとされているため、荷重に対する有効な抵抗力
が作用し、恰も、コンクリートが鉄筋で補強されている
ように、地盤そのものがこれらのパイプによって補強強
化される。
実施例
次に、この発明の工法を実施例に基づいて説明する。
第1図において、まず、地盤を掘削し、この掘削した地
盤表面(1)上に、両端を封鎖された中空の合成樹脂パ
イプ(2)(3)・・・を二層にわたって敷設する。こ
のとき、第2図で示すように、下層のパイプ(2)と上
層のパイプ(3)とは、その一方即ち下層のパイプ(2
)(2)・・・をその上方に構築される布基礎(4)と
同方向に、上層のパイプ(3)(3)・・・をこの布基
礎(4)を横断する方向に配置し、かつ、両者を相互に
直交させて格子状にする。更に、これら上層のパイプ(
3)(3)・・・と下層のパイプ(4)(4)・・・は
、その交叉部で番線(5)等により相互に緊結し、これ
によって各パイプ(2)(3)・・・を相互に一体化さ
せ、一つの網体を形成させる。
盤表面(1)上に、両端を封鎖された中空の合成樹脂パ
イプ(2)(3)・・・を二層にわたって敷設する。こ
のとき、第2図で示すように、下層のパイプ(2)と上
層のパイプ(3)とは、その一方即ち下層のパイプ(2
)(2)・・・をその上方に構築される布基礎(4)と
同方向に、上層のパイプ(3)(3)・・・をこの布基
礎(4)を横断する方向に配置し、かつ、両者を相互に
直交させて格子状にする。更に、これら上層のパイプ(
3)(3)・・・と下層のパイプ(4)(4)・・・は
、その交叉部で番線(5)等により相互に緊結し、これ
によって各パイプ(2)(3)・・・を相互に一体化さ
せ、一つの網体を形成させる。
このとき、上記基礎(4)におけるフーチング(6)部
分の底面から下層のパイプ(2)下面即ちパイプ層底面
まで深さDは、フーチング(6)下面の両端角部から下
方に向けて引いた剪断破壊!v!l 、l の交点X迄
ノffす2 B ニ対し、B/2<D<2Bとする。こ
の2Bは、フーチング部(6)のIIBの2倍に等しい
、このように、パイプ層底面までの深さDを2Bより深
くすることにより、地盤に作用する剪断破壊に対する抵
抗力が増大することが確かめられている0、また、布基
礎(4)横断方向に配置された上層側のパイプ(3)は
、その端部を、フーチング部(6)よりも外方へ突出さ
せるとともに、この突出長さしを、LADとし、これに
よって基礎(4)から地盤中を拡大しながら作用する荷
重をより強固に支持させ、これらのパイプ(2)(3)
・・・が、恰もコンクリートの鉄筋の如く地盤自身を補
強強化して、地盤の破壊に対する強固な抵抗力として作
用する。
分の底面から下層のパイプ(2)下面即ちパイプ層底面
まで深さDは、フーチング(6)下面の両端角部から下
方に向けて引いた剪断破壊!v!l 、l の交点X迄
ノffす2 B ニ対し、B/2<D<2Bとする。こ
の2Bは、フーチング部(6)のIIBの2倍に等しい
、このように、パイプ層底面までの深さDを2Bより深
くすることにより、地盤に作用する剪断破壊に対する抵
抗力が増大することが確かめられている0、また、布基
礎(4)横断方向に配置された上層側のパイプ(3)は
、その端部を、フーチング部(6)よりも外方へ突出さ
せるとともに、この突出長さしを、LADとし、これに
よって基礎(4)から地盤中を拡大しながら作用する荷
重をより強固に支持させ、これらのパイプ(2)(3)
・・・が、恰もコンクリートの鉄筋の如く地盤自身を補
強強化して、地盤の破壊に対する強固な抵抗力として作
用する。
次に、上記の如く設置された各パイプ(2)(3)・・
・間の隙間には、直径が45鰭よりも大きい砂利・砕石
等の粒径の大きい骨材を充填して、このパイプ層と同レ
ベルの骨材層(7)を形成する。
・間の隙間には、直径が45鰭よりも大きい砂利・砕石
等の粒径の大きい骨材を充填して、このパイプ層と同レ
ベルの骨材層(7)を形成する。
この骨材層(7)は、下層パイプ(2)の底面から上層
パイプ(3)の上面までの間に充填されるものである。
パイプ(3)の上面までの間に充填されるものである。
このように粒径の大きい砂利或いは砕石からなる骨材層
(7)は、各骨材間に大きな隙間を有しているため、毛
細管現象によって地中から水が上昇するのを防ぎ、地盤
自身が水分を含むことによって重くなるのを防止すると
同時に、床下に湿気が上昇するのを防止する防湿効果を
発揮する。また、地震の際には、地下で液状化した水と
砂が床下へ上昇する所謂液状化被害をしばしば発生させ
るが、上記骨材層(7)は、それらの水や砂をそのまま
直接上方へ上昇させることなく、この骨材層(7)に沿
って水平方向に流し、建物外方に排出させる機能をも併
せ備える。
(7)は、各骨材間に大きな隙間を有しているため、毛
細管現象によって地中から水が上昇するのを防ぎ、地盤
自身が水分を含むことによって重くなるのを防止すると
同時に、床下に湿気が上昇するのを防止する防湿効果を
発揮する。また、地震の際には、地下で液状化した水と
砂が床下へ上昇する所謂液状化被害をしばしば発生させ
るが、上記骨材層(7)は、それらの水や砂をそのまま
直接上方へ上昇させることなく、この骨材層(7)に沿
って水平方向に流し、建物外方に排出させる機能をも併
せ備える。
次に、上記の如く敷設された上層パイプ(3)と骨材層
(7)の上面には、不織布等の防湿シート(8)が敷設
される。この防ン易ンート (8)は、防湿効果をより
完全なものとするとともに、前記地震時の水と砂の建物
外への排出効果をより高める動きをなす。なお、前述し
たように、上層パイプ(3)と下層パイプ(2)とは相
互に密着して緊結されており、それゆえ、上記の如く上
昇してきた水と砂の圧力によってこれらのパイプ(2)
(3)が移動するのを阻止され、室外への排出効果を更
に高めることになる。
(7)の上面には、不織布等の防湿シート(8)が敷設
される。この防ン易ンート (8)は、防湿効果をより
完全なものとするとともに、前記地震時の水と砂の建物
外への排出効果をより高める動きをなす。なお、前述し
たように、上層パイプ(3)と下層パイプ(2)とは相
互に密着して緊結されており、それゆえ、上記の如く上
昇してきた水と砂の圧力によってこれらのパイプ(2)
(3)が移動するのを阻止され、室外への排出効果を更
に高めることになる。
最後に、上記防湿シート(8)の上部に良質土を埋めて
布基礎(4)を構築する。
布基礎(4)を構築する。
第3図は、上記パイプ(2)(3)の設置範囲を示した
ものであり、例えば、図のような2階建の住宅において
、2階を存する部分においては、互いに平行な布基礎(
6a) (6b)に跨って、この布基礎(6a)
(6b)によって囲まれる全面にべた状に設置し、他方
、1階のみの荷重の小さい部分においては、その一つの
布基礎(6C)部分にだけ配置している。即ち、荷重が
大きく、従って、沈下の可能性が大きい部分においては
、広い範囲に亘ってパイプ(2)(3)を配設し、荷重
が小さく沈下の可能性が少ない部分に対しては、パイプ
の配設面積を小さくしており、このようにすることによ
って、できるだけ不等沈下を起こさないよう配慮し、か
つ、パイプの使用量を少なくしてそれだけ低コスト化を
図るようにしている。
ものであり、例えば、図のような2階建の住宅において
、2階を存する部分においては、互いに平行な布基礎(
6a) (6b)に跨って、この布基礎(6a)
(6b)によって囲まれる全面にべた状に設置し、他方
、1階のみの荷重の小さい部分においては、その一つの
布基礎(6C)部分にだけ配置している。即ち、荷重が
大きく、従って、沈下の可能性が大きい部分においては
、広い範囲に亘ってパイプ(2)(3)を配設し、荷重
が小さく沈下の可能性が少ない部分に対しては、パイプ
の配設面積を小さくしており、このようにすることによ
って、できるだけ不等沈下を起こさないよう配慮し、か
つ、パイプの使用量を少なくしてそれだけ低コスト化を
図るようにしている。
発明の効果
この発明の基礎工法によれば、次のような効果が得られ
る。
る。
■1合成樹脂パイプを使用し、かつ、そのパイプの両端
を閉鎖して、中に水或いは土砂が入らないようにしてい
ることから、常に中空状態に保持されて地盤の自重を軽
減させているので、沈下防止効果が大となる。また、こ
のパイプは合成樹脂であることから、鋼管等に比較して
腐食の虞れがない。
を閉鎖して、中に水或いは土砂が入らないようにしてい
ることから、常に中空状態に保持されて地盤の自重を軽
減させているので、沈下防止効果が大となる。また、こ
のパイプは合成樹脂であることから、鋼管等に比較して
腐食の虞れがない。
0.841間の隙間に大きな隙間を生じるような粒径の
大きい骨材を充填しており、より地盤の中空化を図るこ
とができ、かつ、毛細管現象による水の上昇によりこの
骨材部分等が水を含んで重くなるのを防止でき、より地
盤を軽量化できる。
大きい骨材を充填しており、より地盤の中空化を図るこ
とができ、かつ、毛細管現象による水の上昇によりこの
骨材部分等が水を含んで重くなるのを防止でき、より地
盤を軽量化できる。
■、上記の如く、骨材層が毛細管現象による水の上昇を
防止するので、床下の防湿効果が得られる。
防止するので、床下の防湿効果が得られる。
前述したように、防湿シートを敷設すればこの効果はよ
り完全となる。
り完全となる。
■、パイプ層と基礎との間には間隔を設けていいるので
、荷重がこのパイプに伝達されず、分散されて伝わるこ
とになり、パイプそのものの直径を大きくしたり厚肉と
して強度を上げる必要がなく、経済的に実施できる。
、荷重がこのパイプに伝達されず、分散されて伝わるこ
とになり、パイプそのものの直径を大きくしたり厚肉と
して強度を上げる必要がなく、経済的に実施できる。
■、基礎の底面からパイプ層底面までの深さDを基礎底
面の幅Bに対し、B/2<D<2Bとして ′おり、ま
た、パイプの突出長さしをL>Dとしていることから、
何重による地盤の剪断及び引張破壊に対する抵抗力を増
大させ、地盤自身を補強強化して、これらの破壊による
沈下を防止することができる。
面の幅Bに対し、B/2<D<2Bとして ′おり、ま
た、パイプの突出長さしをL>Dとしていることから、
何重による地盤の剪断及び引張破壊に対する抵抗力を増
大させ、地盤自身を補強強化して、これらの破壊による
沈下を防止することができる。
■、互いに直交する上層パイプと下層パイプは、その交
叉部分で相互に緊結されて一体化されており、それゆえ
、構造物の荷重は、このパイプへ局所的に作用すること
なく分散されるので、局部的大荷重を生じて不等沈下を
おこすことがなく、かつ、前記のようにパイプを肉厚と
したり大径とする必要がなく経済的に施工することがで
きる。
叉部分で相互に緊結されて一体化されており、それゆえ
、構造物の荷重は、このパイプへ局所的に作用すること
なく分散されるので、局部的大荷重を生じて不等沈下を
おこすことがなく、かつ、前記のようにパイプを肉厚と
したり大径とする必要がなく経済的に施工することがで
きる。
第1図は、この発明の実施例を示す基礎部分の縦断面図
、第2図は、パイプ部分を上面から見た場合の要部平面
図、第3図は、本発明の基礎によって支持される建物全
体を示す概略縦断面図である。 (2)(3)・・・パイプ、(4)・・・布基礎、(6
)・・・基礎底部(フーチング部)、(7)・・・骨材
層。 特 許出願人 積水ハウス株式会社代理人弁理士
樽 本 久 幸第1図 入 !ゲ 第3図
、第2図は、パイプ部分を上面から見た場合の要部平面
図、第3図は、本発明の基礎によって支持される建物全
体を示す概略縦断面図である。 (2)(3)・・・パイプ、(4)・・・布基礎、(6
)・・・基礎底部(フーチング部)、(7)・・・骨材
層。 特 許出願人 積水ハウス株式会社代理人弁理士
樽 本 久 幸第1図 入 !ゲ 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、両端を閉鎖された合成樹脂パイプを、各々複数の上
層側のパイプと下層側のパイプとが格子状をなすように
して二層以上配設し、かつ、これら上層パイプと下層パ
イプとを両者の交叉部で相互に緊結するとともに、各パ
イプ間に砂利・砕石等の隙間を生じるような粒径の大き
い骨材を充填し、この骨材層とパイプ層の上方に間隔を
おいて基礎を構築し、更にこの基礎底面から上記パイプ
層底面までの深さDを、基礎底面の幅Bに対して、B/
2<D<2Bとし、同じく基礎底部より突出する基礎横
断方向のパイプの突出長さLを、L>Dとすることを特
徴とする軟弱地盤の基礎工法。 2、パイプ及び骨材層の上面に不織布等の防湿シートを
敷き、その上方に間隔をおいて基礎を構築する特許請求
の範囲第1項記載の軟弱地盤の基礎工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61126218A JPH0784742B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 軟弱地盤の基礎工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61126218A JPH0784742B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 軟弱地盤の基礎工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62284827A true JPS62284827A (ja) | 1987-12-10 |
JPH0784742B2 JPH0784742B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=14929661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61126218A Expired - Fee Related JPH0784742B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 軟弱地盤の基礎工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784742B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016223139A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 矢野間 敬男 | 地盤改良体およびそれを用いた液状化被害低減工法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5078104A (ja) * | 1973-11-09 | 1975-06-25 | ||
JPS5667013A (en) * | 1979-11-01 | 1981-06-05 | Atsushi Matsui | Stabilization technique for housing area, roads or ground |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP61126218A patent/JPH0784742B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5078104A (ja) * | 1973-11-09 | 1975-06-25 | ||
JPS5667013A (en) * | 1979-11-01 | 1981-06-05 | Atsushi Matsui | Stabilization technique for housing area, roads or ground |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016223139A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 矢野間 敬男 | 地盤改良体およびそれを用いた液状化被害低減工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0784742B2 (ja) | 1995-09-13 |
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