JPS62280637A - 試料ホ−ルダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明はガラス等の特性を測定する試料ホールダに係り
、特に凹面、凸面のガラスをセットするのに好適な試料
ホールダに関するものである。

〔従来の技術〕

第５図にはこの種光学系統図が示されている。

同図で１は光源、２は白色光を単色光に分光する分光器
、３は分光器２より出射した対照光と試料光とを試料４
に照射するトロイダルミラー、５は平面ミラーである。

試料４は平面ミラー５によって約５°の角度で照射され
る。６は積分球７の試料光の入射部の一部にセットして
光を散乱させるための白板、８は試料光が積分球７にセ
ットした゛白板６に照射するようにし、光束を収光する
ためのレンズである。９は検知器で積分球７の一部に取
り付けて、積分球７内で複反射した光を電気信号に変換
する。

このように構成された光学系統図では試料４の表面に任
意の角度で上述の試料４に照射する試料光である測定光
を照射し、反射率を測定するが。

この場合に試料４を保持する試料ホールダの従来例が第
６図および第７図に示されている。同図に示されている
ように試料ホールダは、支柱１０上にねじ１１によって
着脱自在に設けられ、その中心に測定光を試料４に照射
する照射孔を有する平面板１２と、この平面板１２上に
設置されるサポータ１３ａ、１３ｂとで構成されている
。このようしこ構成された試料ホールダでは試料４をそ
の高さ、幅が夫々適当に形成されたサポータ１３ａ。

１３ｂおよび平面板１２上に乗置し保持するので。

凹面、凸面の試料４を測定した場合の再現性がなく、ま
た試料４の端面付近の測定ができなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は試料が平面であることを前提として考案
されたので、試料の面が凹面、凸面の場合は保持するの
に問題が多かった。

本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、再現性の
ある測定を可能とした試料ホールダを提供することを目
的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、試料を保持するガイドピンを設け、その位
置、長さを調整できるようにし、かつストッパーを設け
ることにより、達成される。

〔作用〕

試料を保持するガイドピンを設け、その位置、長さを調
整できるようにしたので、試料の大きさに対してはガイ
ドピンの位置を移動すれば、その大きさに対応できる。

試料面の形状に対してはガイドピンの長さを調整すれば
、その形状に対応できる。また、ストッパーを設けたの
で、試料のずれ落ちが防止でき、試料潤定面が安定し、
再現性のよい測定ができ、再現性のある測定を可能とし
た試料ホールダが得られる。

〔実施例〕

以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する６第
１図および第２図には本発明の一実施例が示されている
。なお従来と同じ部品には同じ符号を付したので説明を
省略する。本実施例では試料ホールダを、支柱１０上に
着脱自在に設け、かつその中心に測定光を照射する基準
ミラー取付部１４を有するガイド台１５と、このガイド
台１５に約１２０°の角度で放射状に配置し、かつその
中心から外周方向に所定の間隔を介して設けた３方向の
ガイドピンホールダ１６と、この３方向のガイドピンホ
ールダ１６の夫々の方向の所定のガイトピンホールダ１
６に挿入すると共に、その同方向のいずれにも挿入自在
に形成し、かつその長さを調整自在に形成したガイドピ
ン１７と、ガイド台１５の端部に設け、かつ試料４の端
部を保持する径方向に移動自在なストッパー１８とで形
成した。このようにすることにより試料ホールダは、支
柱１０上に着脱自在に設けられ、かつその中心に測定光
を照射する基準ミラー取付部１４を有するガイド台１５
と、このガイド台１５に約１２０６の角度で放射状に配
置され、かつその中心から外周方向に所定の間隔を介し
て設けられた３方向のガイドピンホールダ１６と、この
３方向のガイドピンホールダ１６の夫々の方向の所定の
ガイドピンホールダ１６に挿入されると共に、その同方
向のいずれにも挿入自在に形成され、かつその長さが調
整自在に形成されたガイドピン１７と、ガイド台１５の
端部に設けられ、かつ試料４の端部を保持する径方向に
移動自在なストッパー１８とで形成されるようになる。

従って試料４を安定して保持できるようになり、再現性
のある測定を可能とした試料ホールダを得ることができ
る。

すなわちガイド台１５を、ガイドピンホールダ１６が約
１２０″′の角度で中心により外周に向って一定間隔で
ならび、中心に基準ミラー取付部１４を設けて形成した
。ガイドビンホールダ１６に挿入したガイドピン１７は
その下部に設けたつまみ１９を試料４の形状に応じて回
転し、試料面との当りをｙＡ整できるようにし、試料４
が小さい場合は中心付近のガイドピンホールダ１６の方
向に移動するようにした。ストッパー１８は試料４の端
面に近い反射を測定する場合に、試料４がずれ落ちない
ようにその端部を保持するもので、ガイド台１５の中心
１からの距離をｇｖｌｌできるようにした。このように
することにより試料４をその形状、大きさに応じてガイ
ドピン１７、ストッパー１８および基準ミラー取付部１
４で保持できるようになって、試料４を安定して保持で
きるようになり、平面ミラー５から照射する入射光およ
び反射光が試料面に対し常に一定になるようにする二仁
ができ、再現性のある測定を可能とした試料ホールダを
得ることができる。

第３図および第４図には本発明の他の実施例が示されて
いる１本実施例は試料４が凸面の場合である。なお、２
ｏはストッパー１８をガイド台１５に取り付けるねじで
、これを緩めるとストッパー１８のガイド台１５の中心
からの距離が調整できる。この場合も前述の試料４が凹
面の場合と同様な作用効果を奏することができる。

なお、これら実施例でガイド台１５は支柱１０から取り
外しができるようにしであるので、形状の異なる複数の
試料４の場合は、予めガイド台１５をその試料分準備し
、ガイドピン１７の位置、長さ等を調整しておけば試料
の測定を迅速に行うことができる。

また１本実施例では試料４が凸面、凹面の場合について
説明したが、これのみに限るものではなく平面の場合に
ついても実施できることは云うまでもない。

〔発明の効果〕

上述のように本発明は再現性のある測定ができるように
なって、再現性のある８１１１定を可能とした試料ホー
ルダを得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の試料ホールダの一実施例の平面図、第
２図は第１図の正面図、第３図は本発明の試料ホールダ
の他の実施例の平面図、第４図は第３図の正面図、第５
図は光学系統図、第６図は従来の試料ホールダの平面図
、第７図は第６図の正面図である。 ４・・・試料、１ｏ・・・支柱、１４・・・基準ミラー
取付部、１５・・・ガイド台、１６・・・ガイドピンホ
ールダ。 １７・・・ガイドピン、１８・・・ストッパー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、測定光を試料の表面に所定の角度で照射し、その反
   射率の測定時に前記試料を保持する試料ホールダにおい
   て、支柱上に着脱自在に設け、かつその中心に前記測定
   光を照射する基準ミラー取付部を有するガイド台と、こ
   のガイド台に約１２０度の角度で放射状に配置し、かつ
   その中心から外周方向に所定の間隔を介して設けた３方
   向のガイドピンホールダと、この３方向のガイドピンホ
   ールダの夫々の方向の所定のガイドピンホールダに挿入
   すると共に、その同方向のいずれにも挿入自在に形成し
   、かつその長さを調整自在に形成したガイドピンと、前
   記ガイド台の端部に設け、かつ前記試料の端部を保持す
   る径方向に移動自在なストッパーとで形成したことを特
   徴とする試料ホールダ。